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本庄千景Doppel

本庄千景は何故か深夜の学校に家に帰らずにいた。友人と部活の仲間も皆帰り千景は一人部室にいた。家に帰っても一人、それにもうすぐ卒業というのも残った理由かもしれない高校の三年間という濃密な時間が彼女をここにいさせているだろう。

「…本当に素敵な時間」

千景は部室を見回し、不意に後輩の新田美奈子のロッカーが目にはいり、新田がある日話していたことを思いだす、この高校には深夜という時間にまず校舎の3階を通り、階段を下りて1階の音楽室を通り、理科室の前を通ってからまた3階に上がると誰もいないはずの教室で誰かの声が聞こえるというその声は自分と同じ声でドッペルゲンガーの声で誘われるように保健室に入るとドッペルゲンガーがいるという噂だ。

その噂を聞いた時、千景は何でそんなことをしているのか不思議だったし、興味もなかった。

それを確かめたいと言ってきたのだ。その時は近藤咲と永井加奈子が止めたが結局行ってしまったようだ。しかし、彼女は生きている。だから噂など信じない。だけど……

それはおそらく千景も同じことを考えていたのかもしらない、しかしそれを確かめたい気持ちはあるのだけれど怖いとも感じている自分がいる。

千景はその噂を思い出しながら、自分がドッペルゲンガーに出会ったらどうなるのかそんなことを思っていると千景も確かめたくなったのか、それとも、もうすぐ卒業というのがあるのか千景は部室を出て校舎に行った。

夜中の学校は怖いほど静かで廊下を歩く自分の足音だけが響いている。

「……誰もいないはずなのに…怖いわね」

千景はそう呟きながら階段を上り、3階についた。そして千景はその噂の通り3階を歩いた。

そして1階に下りて、音楽室を通ると自然と身体が理科室に向かった。千景は無言で歩く、すると後ろから誰かに見られているような気がした。その瞬間、千景は振り向くがそこには誰もいなかった。

「気のせいかしら?」

千景はそのまま歩き続け、理科室に…そして3階に上がった。すると誰かが来て…という声がした。

その声は千景と同じ声で

「まさか、本当だったなんて……」

千景は驚きながらも誘われるようにそのまま保健室に向かい、そして最後の教室、保健室の前まで来た

「ここに……ドッペルゲンガーがいるのよね」

千景はふと思った。ここで引き返したらいけない。なぜかそんな風に思った。

千景は意を決してドアに手をかけた。鍵はどうしてか、かかっておらずすんなり開いた。千景はごくりと唾を飲み込んだ後、ゆっくりと扉を開けると中に入り後ろ手で閉めた。

カーテンが引かれており、月明かりが部屋に差し込んでいるだけなので薄暗い室内を見回したが何もなかった。千景は少しホッとした表情を浮かべ

「やっぱり…噂だけね…」

とつぶやいた。その刹那、誰かが現れ、千景の手を掴んだ。突然の出来事に驚いた千景は見ると、それは千景と同じ顔をしていた。千景は恐怖に震えながら口を開いた。

「あなた……私……なの?」

そう聞くと、目の前にいる千景の姿をした女は

「あなた……私……なの?」

と……。その言葉を聞き千景は

「ドッペルゲンガー…本当に現れたのね…」

と呟くと、目の前の女は

「え?違うわ…貴女がドッペルゲンガーじゃないの?」

千景はそれを聞いて理解できないように顔をしかめて

「え?何を言っているの?私は本物よ!」

と反論すると、もう一人の千景の姿をした人物は「!?貴女こそ何を言っているの!私が本物よ!」

と言い返した。二人は睨みあいながら、掴んだ手を離して距離をとった。互いに互いを凝視する。恵まれた体、胸は大きく膨らんでいて、腰はくびれていて、お尻も大きい、顔立ちも美しい、髪型は同じ、髪の綺麗さ艶めきも全く同じ、何一つも違いはなく気持ち悪い…ドッペルゲンガーとはそういう存在なのかと思いながら相手を見ると同じ表情で自分がドッペルゲンガーだと思っている同じ顔で見てくる。

「一体何が目的なの?」

と、千景が問いかけると相手も

「それは私のセリフよ…あなたこそ一体何が目的なの?」と答える。

「それは……確かめたかったからよ。新田さんの噂が本当か」

「同じよ…私も確かめに来たのよ新田さんの噂を」

二人の間に沈黙が流れる。そして、同時にこう言った。

「正直に答えて」

そう言うと、二人の千景はお互いに近づくと手を伸ばし相手の肩を掴み合った。

「貴女は私を殺すのかしら?」

「!?何を馬鹿な事を言うの私は本物よ!貴女こそ私を殺したいのかしら?」

「いいえ違うわ!本物は私よ!」

そう言い合うと二人の千景は互いの頬に手を当てた。そして顔を近づける。鼻先が触れ合う。唇まであと少しの距離。そこで止まった。息がかかるほど近い。そして目をじっと見つめあう。そのまま時間が過ぎる。永遠に続くような時。そして……

「本物は私」

「違うわ、本物は私よ」

二人は自分の本物だと信じている。だから譲らない。でもここで引くわけにはいかない。

このままではどちらか片方が消えてしまうかもしれない。だが、どちらも引かない。千景は新田がどうやって死なずにすんだのかどうやって生き延びたのか考えたがわからない、二人はずっと睨みあいを続けている。すると突然、誰か歩いてくる足音がして二人はベッドに隠れるカーテンで覆い隠して様子をうかがうことにした。

やがてドアが開かれ入ってきた人物を見て千景は驚いた。

そこには新田美奈子がいたからだ。

どうして彼女がここに?そんな疑問を抱きつつ様子を見続ける事にした。

すると彼女は

「また来たよドッペル美奈子」

「だから私が本物だってば」

抱き合いながら会話を始める二人、それを見ているとやはり信じられない。顔を近づけ二人はキスをした。舌を絡めあっているのだろう。くちゅくちゃと唾液が混ざり合っているのがわかる。しばらくすると、二人の唇が離れ糸を引き、そして

「…はぁ…相変わらずあんたの唾液甘いや」

「…はぁ…はぁ……そっちも…甘いよ…もっと欲しいんでしょ?」

「うん……ちょうだい……」

再び激しい濃厚なキスを始めた。

それを見た二人の千景は顔を真っ赤にし、心臓がうるさい。

「あの子達……こんなことしているなんて……」

「これじゃまるで恋人同士じゃないの……」

「「それにしても…どっちが本物なのかしら」」

「「・・・」」

二人の新田は何度もキスをし続けている。少し離れて二人の千景がいることも知らずに。

「…はぁ…本当に私の事…好きだね」

「…はぁ…はぁ……当たり前じゃん……好きに決まってんじゃん」

「もう……仕方がないなぁ」

「大好き」

髪をほどき二人の髪がさらりと流れる。

「ねぇ…私と会うために髪洗ってきたでしょ?」

「……ふふっ……バレた?どう良い匂いでしょ…あんたもだけど」

「バレた?美奈子ためだよ」

そして二人は互いの髪を手に取り、くんくんっと嗅ぎ

「「やっぱり……同じシャンプーを使っているから同じ匂いだね……凄く……いい匂い」」

と、囁き合うと、互いの髪を愛しそうに撫でた。

「「サラサラだね…髪」」

二人の新田は幸せそうな表情を浮かべながら、お互いに抱きしめあっいる。

「ねえ……愛してるって言って」

「……んふふ……しょうが無いなぁ……愛してる」

「んふふ……私も」

二人は保健室から出ていった。二人が出ていった後、二人の千景は顔を見合わせた。無言で見つめあう。二人の新田の激しい口づけを目にし、身体が火照る。

「「あんなに激しい…キス始めて見た……」」

千景は、ドッペルゲンガーと新田美奈子が一緒にいた事に驚いていた。

あれは一体どういう事なのか? 本物は自分なのか?ドッペルゲンガーが本物なのか? 千景は考え込んでいるが二人の行為が浮かぶ。

「「あれだけ激しく……愛し合って……」」

意外に初な千景は互いに気づかずに互いの体を抱き締めるぬいぐるみ等を抱き締めて悶えるように。

「「あ、あんな事するなんて……」」

豊満な肉体をぶつけ合い重ね、揉みあいながら絡みつくように制服越しに肌を重ねていた。

「「ん………」」

無言で唸るようにして抱き合う二人は売りに出せそうな良い香りに包まれていることに気づく。そして

「「あんな事したら……気持ちいいのかな?」」 

「「…?…え?」」

そう呟いた瞬間、互いに目が合う。そういえば自分はベッドにいて誰といたのか…もう一人の千景…そして自分が誰を抱き締めて抱き締められているのか理解した。

二人は慌てて起き上がりベッドの端と端に離れた。

そして

「「ま、まさかあなたは私とあんなことをするために…」」

「ち、違うわよ!私は本物よ!そんなこと考えてないわよ!」

「わ、私だって、考えてないわよ!」

「「・・・」」

「そういいながらも私に欲情していたんじゃないの?」

「そういいながらも私とあんなことしたいじゃないの?」

「「ち、違うわよ!」」

二人は声を揃えて反論したが、顔を赤く染めながらでは説得力がなかった。身を守るようにしている姿はとても可愛らしく見えておかしくなりそうになる千景。こうして離れても彼女の千景の美を追求した故の香りは鼻腔を刺激してくるのだ。だが、ここで負けてはいけないだけど

「私とキスしたり、胸触ったり……いやらしい事をしようとしていたんでしょ」

「それは貴女よ!私じゃないわ!」

「貴女よ!」

二人は互いを睨みつける。ここで引き下がってはいけない。だが、ここで引けば自分の中に芽生えた感情を認めてしまう事になる。それだけは嫌だった。

「貴女こそ、私のおっぱい見てたじゃないの」

「ええ、見ていたわ貴女こそ、私のお尻をじっと見つめていたでしょ」

「「っ……ああ言えばこう言う…っ!」」

二人は同時に手を伸ばし相手の肩を掴み合った。そして顔を近づけていく。息がかかる距離まで近づいて止まる。そして睨みあったまま動かない。二人は考えていた。このまま睨みあっていても何も変わらないと、そして二人は

「…いいわよ…付き合ってあげる貴女のやりたいこと全部」

「……何を言っているの…違うわ…私が付き合ってあげるわよ貴女のやりたいことに」

二人はそう言い合うと二人はゆっくりと顔を近づけていき、唇が触れあう寸前で止まり見つめ合う。目の前の自分の顔からは良い香りがする。

こうして自分の顔を見ることになるとは思わなかったが、鏡で見るより綺麗で可愛いと感じてしまう自分がいた

「ねえ……キスしないの?」

「あなたこそ…キスしてくれないの?」

「「…」」

「「キスして欲しいんでしょ?」」

相手からキスさせようとしている二人だったが急に相手がベッドに寝て千景も連れ込まれ、千景が押し倒す形となった。

「何するの!?」

「もう我慢できないの…私。ねぇドッペルゲンガー来て…お願い」

「……っ」

キスしてこないならこんな誘惑をしてまで千景をドッペルにしたいのかと憤慨し、千景は

「…」

顔を近づけるともう一人の千景は微笑み目を閉じる同じ顔に同じ顔を重ねる唇同士が触れる寸前…

「…っ!きゃ!?」

千景はもう一人の千景と位置を変え、今度は千景が押し倒される格好となった。

千景の身体が同じ千景の身体に押し潰れ変な気持ちになる。自分の頬を撫でる自分じゃない自分の綺麗な髪がさらさらとして気持ちが良いのが気持ち悪いその髪の良い香りも千景の心を乱す。自分の髪を匂う時よりも良い匂いで心地よく感じてしまったのを隠すために千景はもう一人の千景の頬を撫でる。

「な、なにするのよ!」

「ふふっ……ねぇドッペルゲンガー…そんなにキスしたいならあなたがしていいわよ」

「なっ……っ…良いわよ…してあげるわ」

そして再びキスをする直前で止まり見つめ合う。

「ねえ……どうしたのかしら?……」

「あなたこそ…どうしたの本物の私にキスされるのが怖いの?」

「そんなわけ無いわよ……ほら……早くして」

「……なら目を瞑って…」

「「……」」

そして二人は唇を近づけ…唇が重なる瞬間に千景は目を開きもう一人の千景がニヤリとするのを見て、また千景は上になり

「そんなに唇を近づけて…ドッペルゲンガーはキスが好きみたいね」

「あら?そっちこそ、さっきよりも顔を近付けているわよ」

「……なんですって?」

「……何?」

「「・・・」」

「「やっぱりキスしてほしいんでしょ?」」

「「してあげようかと思ったけど…あなたからしてドッペルゲンガーさん」」

「「・・・」」

すると今度は千景が下になり千景が上になった。

そしてまた千景は上に二人はベッドの上で転がりあいながら自分が下になろうと柔らか身体を絡ませて転がる。ベッド上で揉みあいながら二人の千景は自分の良い香りに包まれながら相手に良い香りを嗅がれながら相手を良い香りで包む。

「「んん……ん……」」

「「んんん……んんんん」」

そして二人は激しく絡み合い、同じ髪を絡ませあい、良い香りを振り撒き、髪に感じる髪の感触、肌に感じる肌の温もり、お互いに激しく転がる。そして横倒しになり、二人は絡み合うお互いの綺麗な髪を見て思った。

「髪まで私に纏わりついてくるなんて…本当に私の事好きなのね」

「しっかり見て…あなたの髪の方が絡み合っているわ…隠さなくても良いのよ私のこと好きなんでしょドッペルゲンガーさん」

「「っ」」

そう言い合うと二人は髪を一房掴み、互いに見せあうように見せると互いの髪の艶めきに

「あなたの髪艶々ね、私の髪に抱かれて喜んでいるわよ」

「そう言うあなたの髪だって私の髪に喜んでるじゃないのかしら」

「「……」」

二人は相手の髪に指を這わせて、毛先を弄び始める。

「ねえ……もっと私に好きになって欲しいんでしょ」

「ええ、だから……ちゃんと私のこと愛してドッペルゲンガーさん」

「「愛して……」」

「「っ……」」

二人は同時に恥ずかしくなり動きを止めてしまう。

「な、何を言ってるのよ!私はあなたを愛していないわ!勝手にナルシストにしないで!」

「な、何を言っているのよ!私もあなたなんか愛する気はないわ!勝手にナルシシストにしないで!」

言い合っている内に互いの息に甘さがある事に気づく。

「ねえ……息が荒くなっているわよ……興奮しているんじゃないのかしら?」

「ええ……息が上がってるのは貴女も同じよ……興奮してるの?」

「「……」」

息なんてそんな感じることないのに千景のモノだと思うと甘くて良い匂いで心地よくて、それが自分の息だと分かると千景は甘い吐息が自分の息だと考えるだけでナルシストにさせられているようで嫌だった。

だが、それでも千景はもう一人の千景の息を感じると胸の奥が熱くなって、自分のもあんな風になっているんだと思うとドキドキしてしまう。

「ねえ……何黙っているの?」

「あなたのほうこそ……」

「「っ……っ……あ……っ」」

「「っ……はぁ……はぁ……」」

二人は無言のまま、ベッドの上でもつれあう様に転がり続ける。

やがて二人はベッドの上で抱き合ったまま動かなくなる。二人は顔を見合わせていた。それはまるで鏡のように同じ表情をしていた。

千景と千景は同じタイミングで口を開く。互いにお互いの息を交ざらせ、髪を交ざらせ、汗さえも交ざらせ

「「……ねえ……キスしてもいいわよ」」

同じ声が重なり合う。そして再び同じ声で

「「キスして欲しいんでしょ?」」

同じ事を言われてしまう。そして同じことを思う。同じ姿の美女にこんなに迫られているなら、キスしてしまえば良いんじゃないかと。このままキスしてしまおうか?いや駄目よと自問自答を繰り返し、千景は千景の唇が目に入る…何度見ても形が良くて綺麗な色をしているそして柔らかそうで自分と同じリップを使っているからか同じ匂いがするその唇に吸い付きたくなる。

そしてもう一人の自分もきっとキスしたくて仕方がないはずだ。だからこうして目を離さずにいるのだ。もう一人の自分を見て千景は思い、そして千景はもう一人の千景に唇を近づけていく。もう一人の千景も千景に唇を近づけてきて

「「……」」

視線が熱い視線が合う。

「「……」」

唇に柔らかくて瑞々しい過ぎてねっとりした感触が伝わる。千景は千景とキスをしたのだと理解したと同時に千景は唇を押し付けると柔らかい唇を押しつけてきて、あまりの柔らかさにもう一人の千景の目が蕩けるのがわかるが千景の目も蕩けていた。唇はもう離してもいいのに二人は唇を離さず、押し付け合うだけのキスをし続けた。千景の唇はぷるぷるで唇に吸い付いてくるようで、千景は千景の唇に夢中になり千景は千景とのキスを楽しんで千景と千景はただひたすらに互いの唇を貪りあった。そしてようやく唇が離れると唇に残る感触が名残惜しい。

本庄千景のファーストキスの相手は本庄千景、自分同士でファーストキスをしてしまった。その事に千景はまたドキドキしてしまって、どうしたらいいのか分からず、もう一回したいと思ったけど、そんな気持ちを悟られたら、自分に負けたようで…

「どう?私とのキスはドッペルゲンガーさん」

「ええ……悪くなかったわよ……ドッペルゲンガーさんとのキス……」

「あらそう……私もよ」

「「……」」

二人は睨み合い、そしてまた唇を近付けていき

「「んん」」

二人はまたキスをする。今度は口を開いてのキス。身体を互いに激しく絡ませあい、ベッドの上は二人の綺麗な髪と髪が乱れあって、互いの良い香りが二人の鼻腔を満たし、互いの良い香りに酔いそうになる。

互いの髪を手繰り寄せて、髪に絡ませるように撫でる。するとさらさらとした髪同士が絡み合い髪の感触にゾクッとする。

髪を絡ませあいながら頭を動かし何度も角度を変えて唇を重ね合わせる。そこで気づく唇に塗られたリップが甘い事に。それはまるで媚薬のように身体を刺激して、もっと味わいたいと思ってしまう。

「「んんん!?」」

もっと欲しいと唇を吸えば吸われ、二人は激しく求め合って、互いの髪をかき乱す。

「「っっっっっっ!!」」

ベッドの上で二人の千景は上をとり合い転がりあう。互いに髪を掴み、足を絡めて、抱きしめ合っていくうちに、肌の温もりを感じてしまい、余計に興奮してしまい、もっと感じたくなっていく。

ベッドがギシギシと音を立てる。熱情のままに唇を重ねていく度に本庄千景の肉体を理解させられているようで頭がどうかなりそうで

「「ん」」

「「っ……っ……っ」」

こうも同じ身体を押し付け合っていると自分の身体の柔らかさや魅力をぶつけられているようで、それはあまりにも甘すぎる罠のようで、どこまでも堕ちていってしまいそうで

「「っ……ちゅぱ……」」

「「あっ……んん……はぁ……ん……はむ……」」

唇を離すとすぐに唇を重ねる。

唇から感じる甘さは麻薬のようで一度味わってしまうと病みつきになってしまう。

ずっと唇を合わせていると思う唇だけでこうなるなら舌を合わせたらどうなるのかと好奇心が湧き上がり、千景は千景の口内に舌を入れようとして。

だが、それは千景も同じ事を考えていた。

「「っ……ん」」

千景と千景の舌が触れ合い、二人は思わず離れる。

「「っ!?……」」

「「し、舌まで入れてくるなんて!」」

「「ち、違うわ…入れてきたのはあなたの方よ!私じゃないわ」」

「「そっちよ!」」

「「あなたよ!」」

「「……あ……あ」」

「「……ん」」

二人は同時に顔を近づけると唇を重ね合わせていく。

「「れろっ」」

そして唇を開き、互いに相手の口に侵入させる。舌と舌を絡めるディープなキスに二人は一瞬だけビクリとして、すぐに夢中になって相手の唾液を求めて、もっと味わうために舌を伸ばしていく。

「「じゅる」」

千景の舌が千景の舌に巻きつかれ、千景の舌が千景の舌に巻き付かれる。

「「~っ!!?」」

千景と千景は互いの舌に絡まれて、ぬめりのある感触に声にならない声を出してしまう。舌同士を擦り合わされ、それがとても気持ちよくて、頭の中に電流が流れるような感覚が襲ってきて、二人は無意識に舌を動かしていく。

「「んぐっ……ん……んん」」

互いに互いの口を塞ぎあい千景は千景の唾液を舐めとり、千景は千景の唾を飲み込んでいく。

それは甘くて美味しくて、もっともっと欲しくなり、千景と千景はお互いの口内を犯しあう。千景と千景は互いの口内で暴れまわり、歯茎をなぞったり、頬の内側をくすぐって、互いの口の中を堪能する。

千景と千景は互いの舌を絡み合わせ、互いの唾液を交換し合う。互いの同じ口の中で同じ舌で互いの舌を犯す。

「「んんん!!?」」

そして二人の千景は同時に身体が跳ねる。

「「んんんんんん!!!!!」」 

二人とも互いの指が股間に食い込んでいる事に気づいたのだ。千景と千景は互いに同じ場所を攻め合っていた。どこまでも同じ事をしてくるドッペルゲンガーがもう一人の千景が愛しくて…

「「んんん!!!」」

二人はさらに激しく攻め合う。

「「……ぷはぁ……はぁ……はぁ……はぁ」」

そして二人の千景はようやく唇を離した。二人の顔は紅潮していて、荒い息を繰り返している。

「「はぁ……はぁ……どうしてくれるのよ…私…もうまともな恋愛出来ないじゃないのよ……」」

「はぁ…はぁ…なら私が付き合ってあげるわドッペルゲンガーさん」

もう一人の千景に言われて千景は

「!?そうやって…私をおかしくさせて、まともじゃなくさせていくつもりなのねドッペルゲンガーさん」

「…何一人でまともになろうとしているのよ。あなたが私をおかしくしたのよ。責任取りなさいよ」

そう言ってもう一人の千景は千景に迫り

「ちょ、ちょっと!?」

「あなたが私をこんなにしたんだから、最後まで付き合いなさい」

そう言うと舌が唇を割って入ってくる千景の口の中を犯してくる。その感覚が千景の脳を痺れさせ、何も考えられなくしてくる。舌が触れ合う感覚に身体が跳ねしまう。舌と舌が触れ合う度に脳が痺 千景の舌が千景の舌に巻きついてくる。それに応える様に千景も自分の舌を相手の舌に押し付ける。すると相手は舌を絡ませてきて、舌同士が絡み合い、頭が蕩けそうになるほどに甘い。

「「んん……ちゅ……れろ……んん」」

千景と千景は激しく舌を絡め合いながら身体を押しつけ合い、徐々に制服を脱ぎ裸になっていく。

「「……ん……んん……ちゅぱ……んん……ん」」

そして二人は全裸になり、ベッドの上で重なり合い、身体を絡ませ合い、舌を激しく絡め合い、互いの肌の温もりを感じあう。

「「んん……ん……ちゅ……んん……ん」」

「「ん……ん……ん……ちゅ……んん……ん」」

「「ん……ん……ちゅ……んん……ん」」

「「ちゅぱっ……」」

千景と千景は唇を離すと舌から唾液の糸が伸びる。

胸やお腹を押し付けあって、足を絡ませる。千景の太腿と千景の太腿が触れ合うと、柔らかい感触と滑らかな感触で気持ちよくて、それだけでイってしまいそうだ。

「「はぁはぁはぁはぁ」」

千景と千景は相手の首筋に吸い付く。千景の髪が鼻により近づき髪に匂いを匂われ、千景の首筋には千景の吐息を感じる。そして互いに髪を匂われる。千景は自分の髪の毛の匂いを嗅がれていることに恥ずかしくなる。だけどそれ以上に強い快楽によってそんなことは気にならない。

「「んっ!?」」

千景と千景の秘所に手が滑り込む。二人は秘所を指先でなぞられ、ビクッとする。

千景と千景は秘所の割れ目をなぞり合い、そして互いの膣内に指を入れていく。

「「あっ!?!?」」

互いの指が中に入り込み二人は身体をビクンと跳ねさせる。二人の指が千景の中で暴れまわり、互いに秘所を合わせて互いの肉壁を擦り付け合う。

「「はぁはぁはぁはぁ!」」

二人の指が激しく動き回り、二人はあまりの快感に声が抑えられない。

「「ああん!!ああ!!」」

指を出し入れされれば、互いの指が奥に当たり、千景たちは腰を動かして悶える事しか出来ない。

「「んん……!ふぅううん!!」」

「「ああ……だ、だめえぇ!!」」

二人とも限界に達してしまいそうになったその時唇を防ぎ合い互いの口内で喘ぎを響かせる。

「「~~~~!!!!!」」

声にならない声を出し千景は全身を跳ねさせて絶頂する。千景と千景は互いの指で愛液を噴出させてしまう。

「「……んはぁはぁはぁはぁ」」

唇を解放し、荒い呼吸を繰り返す。千景と千景は互いの身体を抱きしめ合い余韻に浸る。

「「……」」

「「はぁはぁ……はぁはぁ」」

しばらくして、落ち着いた二人は身体を少し離す。そして、互いの瞳を見て思わずキスした。それはまるで鏡を見ているような気分だった。

互いの顔を見れば、自分が今どんな表情をしているのか分かってしまう。

だから二人の千景は理解した。

千景と千景は睨み合い、二人は身体を起き上がらせると、ベッドの上で膝立ちになる。二人の胸が揺れ動く。

目の前にいるのは自分だ。だから何しても構わない。そんな考えが生まれてきて、千景と千景は互いの髪を掴むと引き寄せて強引に唇を奪う。

「「んむっ!?」」

二人の舌が再び絡み合う。

「「んぐっ!?」」

歯茎を舐められ

「「ちゅば……じゅぷ」」

互いの唾液が混ざった液体を飲み干していく。

「「んん……くちゅ」」

互いの口に侵入させて舌同士を絡み合わせる。

「「ちゅぱっ……れろ……ん」」

「「んん……ん……ちゅ……れろ」」

「「んん……ん……れろ……んん……ん」」

千景と千景の口内は唾液で満たされ、それが口から溢れ二人の胸にこぼれ落ちる。

「「ちゅぱっ……」」

ようやく口を離した二人は千景は左胸の乳首を舌で転がしあい、同時に千景の右の乳房を鷲掴んで揉みあげる。千景の胸が千景の手の動きに合わせて形を変える。そして千景も同じように千景の胸を弄ぶ。

「「んん……ちゅ……ん……ん……ん……ん」」

「「ちゅぱ……れろ…あん…ん……ん……ん……ん」」

千景と千景は身体を密着させると、相手の太腿に股間を押し付け、前後に動かし、擦り付け合う。

「「んん……ん……ん……ん……ん」」

「「ちゅぱ……ん……ん……ん……ん」」

千景と千景の秘所から溢れる愛液が潤滑油となり、滑らかに擦れる。

千景と千景は相手の背中に腕を回して抱き寄せ合うと、胸を潰し合って、その柔らかさと温かさを感じあって千景と千景は唇を重ねながら、さらに激しく擦り付け合う。

「「んっ……ちゅぱっ……」」

「「んんっ……」」

二人の千景は唇を離すと、今度は胸をこすり合わせ、千景と千景の胸がぶつかり合う。胸が上下に弾かれ、互いの胸の突起がコリっと刺激される。

「「んあっ……」」

二人は甘い吐息を漏らすと、再び唇を重ねる。

「「ちゅ……ん……ん……ん……」」

胸を揺らしながら、千景と千景は唇を求めあう。何度も唇を重ねては離し、重ねる。千景と千景は夢中で唇を合わせ、互いを強く求めていく。

「「ん……ん……ん……ん……ん……」」

千景と千景は身体を横にずらしていき、千景と千景は互いに脚を絡ませ合った。そして太腿を秘所に近づけると、互いの秘所に太腿が触れ合い千景と千景は身体をビクッとさせる。

「「あっ!?」」

秘所同士が擦れ合うと、千景と千景はその感触に身をよじる。

「「ああ……はぁはぁはぁはぁ…ああ」」

二人の秘所からは愛液が流れ出し、それが千景と千景の秘所の間で混ざり。そして秘所が押し付けられると、秘所の形がはっきりと分かる。二人の秘所の形は全く同じで違いはない。

「「あ、相性が良すぎるわ…」」

 「わ、私、私が好きになっちゃう!」

「す、好きになってっ!!」

「「ああああ!!んんん!!!!」」

そして唇を重ね合わせる。そして舌を絡ませ、口の中に広がる相手の唾液を飲み込み、相手の舌をしゃぶるように吸い付く。

「「んん!!んんん!!」」

((あ、頭おかしくなる!!))

「「んんん~~~~~~!!!!!」」

どこまでも唇に吸い付いてくる唇、どこまでも舌に絡みついてくる舌に千景は頭がおかしくなりそうになる。そして二人の千景は身体を密着させ、乳首を押しつぶす様に乳房を合わせる。

すると、千景たちの乳首は潰れ、そこから電流が流れるような快感が生じる。

「「ふぁぁ!!」」

乳首から生じる快感で千景は腰砕けになり、身体を支えられなくなり倒れ込む。千景たちは倒れた拍子に体勢を入れ替える。千景は千景の上に乗る様な形になった。

「「はぁはぁはぁはぁ」」 

二人は荒い呼吸を繰り返しながら、互いの顔を見つめ合う。

二人の瞳にはお互いしか映っていない。

「「……はぁはぁ……」」

「…来て…」

「…ええ…」

互いに受け入れるようにキスをする。

「「んっ!?ちゅぱっ……ん……れろ……んん」」

二人の舌が激しく絡み合う。

「「んん……ちゅぱっ……れろ……ん……ちゅぱっ」」

二人は舌を動かして互いの舌を舐め回す。舌を絡め合い唾液を交換して飲み干していく。互いの唾液が混ざった液体を飲み干せば、それだけで絶頂してしまいそうなほど甘くて。

「「ちゅぱっ……れろ……ん……ん……ん……」」

二人は唇を離すと、互いいの顔を眺め合う。

「「……」」

千景と千景は無言で見つめ合う。そこには相手に対する嫌悪はなく、ただ愛情だけがあった。

「「……」」

二人はゆっくりと目を閉じていき、唇を近付ける。唇を重ねた。二人の口元はリップは取れて、互いの唾液で艶やかに輝いていた。

そして二人はそのまま口付けたまま寝てしまった。それはとても幸せそうだった……

翌朝 千景が目を覚ますと目の前には千景が二人の髪は絡まりに絡まり合って淫乱なオブジェのようになっていた。

二人が離れると唇から糸を引く。そして千景はもう一度寝てしまった。


そして次目を覚ますと、もう一人の千景はいなくなっていた。

その日の夜、千景は校舎の3階を通り、階段を下りて1階の音楽室を通り、理科室の前を通ってからまた3階に上がると誰もいないはずの教室で誰かの声が聞こえるというその声は自分と同じ声でドッペルゲンガーの声で誘われるように保健室に入るとドッペルゲンガーがいるという噂をやらずに直接保健室に向かおうとすると千景は誰かに腕を引っ張られて違う教室に連れ込まれてしまう。

「…待ってたわドッペルゲンガーさん」

千景を違う教室に連れこんだのは千景で

「…私もよドッペルゲンガーさん」

一目散に二人は抱き合いキスをする。



そして月日はたち…卒業して数ヶ月、千景は彼女と会えずにいた。そんなある日…


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