東雲 龍 鏡
Added 2024-01-04 18:00:00 +0000 UTC東雲龍は鏡の前で手を握りしめ鏡に置きその握った拳に額をのせ顔を鏡に近づけて悔しそうな表情を浮かべていた。
練習試合とは言え勝ったのたが、チャンスで打てなかったのだ。あの場面で打っていたらと悔やんでいるようだった。
「こんなことじゃ…」
そう言ってまた悔しがる東雲は鏡に映る自分を見つめながら呟いた。そして鏡に顔を押し付けて鏡にうつる自分にキスする本人はそのつもりはないが唇を鏡に押し当ていた。
「……んっ」
少しだけくぐもった声を出してしまったことにハッとして東雲は顔を鏡から離そうとしたが何故か鏡にうつる自分から目が離せなくて動けずにそのまましばらくじっとしていた。すると鏡の中の自分が突然動き出しこちらに向かってくるような錯覚にとらわれた東雲は慌てて鏡から離れた。
「な、なんなのかしら?今のは?」
自分でもよくわからない感覚に戸惑いながらも東雲はそれに引き寄せられるようにもう一度鏡に近づくと恐る恐る鏡にうつる自分の顔に顔を近付けた。
さっきと同じように鏡の中にいる自分がゆっくりと近づいてきて東雲にイヤらしい笑みを見せたような気がした瞬間、引き寄せられるように東雲は自分の唇を鏡に重ねると柔らかくて濡れたように瑞々しい物に触れていることに気づいた。東雲は鏡の中の東雲にキスされていたのだ。
「ん!?」
驚いた東雲は慌てて鏡から離れると鏡の中の東雲はさっきよりもさらにいやらしく微笑んでいた
「な、何よ!貴女!誰なの!?」
東雲は鏡の中の東雲に質問する、しかし鏡の中の東雲はそんな東雲を見てクスリと笑うと口を開いた。
「私は…貴女よ」
そう言って鏡の中の東雲が顔を鏡から出してきて艶やかな黒髪が流れるようにサラリと靡かせたと同時に全身、鏡から出た。その姿を見た東雲はあまりの出来事に驚いて後ろに下がる。
「わ、私……?」
目の前に現れたもう1人の自分を見ながら東雲は驚きの声を上げた。そこに現れたのは間違いなく自分自身だったからだ。
「そうよ、私は貴女…貴女は私」
東雲は妖しく笑いながら東雲を見つめる。
「な、何を言っているの?意味が分からないわ!」
混乱している東雲の言葉を聞き流し
「あまりにも貴女が可愛いくて出てきたのよ……」
「誉められても嬉しくなんかないわ!」
東雲は否定するが鏡の中から現れたもう一人の自分はニヤリと笑うだけで何も言わずジッと見つめてくるだけだった。その見透かすような視線に耐えられなくなった東雲は思わず目をそらす。
「本当に可愛いわね…」
東雲に抱きつかれる東雲、その感触は確かに人間で、そして耳元で囁かれた言葉にゾクッとした感覚を覚えてしまう。
「だ、黙りなさい!離れなさいよ!」
「嫌よ」
東雲の言葉を無視してその東雲はさらに強く抱きしめてきた。
「やめなさいってば!」
東雲はなんとか振りほどこうとするが同じ力で
「シャワー浴びたばかりで良い匂い……それに」
「ちょっ、どこさわっているのよ!」
東雲は東雲の身体を触ってくる手を振り払おうとするがなかなか離れてくれない
「大きくないけど触り心地がいいわ」
「う、うるさいわよ!いい加減にしなさいよ!」
「ふふ、怒った顔も素敵ね……」
東雲は必死に抵抗するが全く効果がないどころか余計に強く抱きしめ髪を撫でてきた。抵抗すればするほど相手の思うつぼだと分かっているのだがどうにもならない状況に東雲は次第に諦めていく。そしてついに大人しくなった東雲は静かに身を委ねるように力を抜いていった。それを感じたのか鏡の中の東雲も同じ様に力を抜いたようだ。
しばらくして鏡の中の東雲は優しく東雲を抱き寄せると東雲の手を取り自分の髪を触らせ
「サラサラでしょう?」
「だから何なのよ?」
その問いに対してクスリと笑って見せるとそのまま自分の髪と東雲の髪を結び合わせ
始めた。互いの髪の毛で編んでいき編み込んでいく……。
「ちょっと何してるのよ?」
東雲の問いかけに答えることなく黙々と作業をしていく。すると次第に2つの同じ長い髪は結び合い
「まるで今の私達を表しているようね」
「気持ち悪いわ貴女」
「あら酷いわね、せっかくこうしてあげたのに……」
そう言うと東雲は結び合った二人分の髪を持ち上げるとそれを東雲に見せつけ。
「ほら見て艶めきもサラサラさも綺麗さ全く同じ私同士の髪をこうするだけでも気持ち良いわよね」
そう言われれば髪に感じる髪の感触は優しく撫でられるように気持ち良くて東雲は気持ち悪くなるしかし東雲の身体は東雲から離れようとせず鏡から出てきた東雲に抱きつかれたままだ。
すると額と額をくっつけて顔を近づけてくる。良い匂いがする。
「ねえ、キスしたいかしら?」
そう聞かれた東雲は一瞬だけ躊躇したがすぐに反論するが。
「誰が貴女なんかと」
「嘘つきね」
東雲の言葉に被せるように鏡の中の東雲は言い放った。
「本当はしたいと思っているんじゃないのかしら?」
その言葉を聞いた瞬間、東雲は東雲の唇の感触を思い出し。
「そ、そんなこと……」
「あるはずよ」
「……ないわ」
「じゃあどうしてさっき顔を近付けていたの?無意識にそうしたのなら貴女は私が好きなのよ」
「違うわ!」
「違わないわよ、だって私の事が好きだから顔を近付けたのでしょう?」
「それは…貴女が何かしたのでしょ?」
「残念ね…私は至って何もしていないわよ」
「……え?」
「貴女が私に顔を近付ける理由なんて一つしかないじゃない」
「……どういう事よ」
「綺麗な顔は綺麗な顔を引き寄せる……それだけよ」
「そんなわけ……ないわ」
「でも現に今、私は貴女の顔に引き寄せられているわよ」
「私は引き寄せられてなんかないわよ!貴女の顔に引き寄せられる訳がないわ!
東雲は鏡の中の東雲に向かって叫ぶが鏡の中の東雲は笑みを浮かべるだけで否定も肯定もしてこなかった。
「……いい加減に離れなさいよ」
「嫌よ」
「離しなさい」
「嫌よ」
鏡の中から出てきた鏡の中の自分、東雲がしつこく絡んでくるのを振りほどけずにいる。
それどころか徐々に受け入れ始めている自分がいて困惑していた。
このままではいけないと思いながら抵抗する東雲だったがそれも無駄な行為になっていく。そして東雲は自棄になり
「貴女が離れないのであれば、私も離れないわ」
「ふふ、可愛いわね……」
東雲の言葉を聞いて嬉しそうな表情をする鏡の中の東雲はさらに強く抱きしめてきて東雲の身体の柔らかさと温かさを感じ、二人は思いっきり抱き締め合いながらしばらく動かなかった。
「…ん…気持ち良いわね」
東雲は東雲の頬に手を当てながら見つめてくる。
「…気持ちよくもなんともないわ」
東雲はその問いに答えるが
「なら気持ちよくなりましょう」
東雲は顔を密着させてきて東雲は唇を奪われる。
「ん……」
東雲は抵抗しようとするが、東雲の唇の感触に唇自身が吸い付くような感覚に吸い寄せられ、今まで感じたことのない感触に思わず力が抜けてしまう。唇の瑞々しさに東雲は離れられない
「ちゅ……はぁ……私の唇…柔らかいわ」
東雲は東雲を求めてきた。
「……やめなさいよ」
東雲はなんとか拒絶するが
「嫌よ」
東雲は再び唇を重ねてきた。
「はむっ」
東雲は東雲の唇を吸ったりしてきた。その感触に東雲はゾクッとした感覚を覚える。
東雲は必死に抵抗するがその度に東雲は東雲の身体を強く抱きしめて抵抗する力を封じていく。東雲は必死に抵抗するもその感触には抗えず力を抜かれ。それを感じたのか東雲はより一層、東雲に絡みついてきた。
「やめて!」
東雲は必死に抵抗するが
「ふふ、もっと楽しみましょ」
東雲はそう言ってさらに深く東雲を求めてくる。
「やめて…私にそんな趣向はないわ!」
東雲は必死に抵抗するが
「私だってないわよ」
東雲はクスリと笑うと東雲の耳元で囁いた。
「貴女は私で私は貴女なんだから……」
東雲は東雲の胸と自分の胸を合わせ
「甘い味と良い匂いのする自慰よ」
東雲はそう言うと自分の指先を口に含み舐めるとそれを自分の胸に塗ったくって東雲に押し付けてくる。
「何するのよ!?」
「ほら、気持ち良いでしょ?」
東雲は東雲の感触と自分の感触を同時に感じてしまい。
「うぅ……」
東雲の身体は東雲から逃げようとするが東雲の身体はそれを許さない。
「逃がさないわよ」
東雲は東雲を離そうとしない。そのまま唇を奪いキスをしてくる。唇を重ねるだけのキス、同じ唇の感触を同じ唇に伝えてくる。東雲はそれに嫌悪感を抱くが、形の良い唇同士のキスはキスしやすくて気持ち良いと感じてしまっていた。
「ほら、私の身体を味わいなさい」
二人はお互いを離さずキスをしながら互いの身体を擦り付け合う。二人の身体が重なり合い身体の柔らかさを伝えあう。身体を揺すり、身体を揺らされ、身体を擦らせ、身体を絡ませあい、その感触を全身で感じる。艶めく黒髪のカーテンが互いをまるで世界は二人しかいないように思わせてくる。
「ふふ、可愛いわよ……」
「うるさい……黙りなさい……」
「可愛いわよ……とても」
「だから……」
「可愛いわよ……貴女が可愛くて愛しくて仕方がないわ」
「!?んぐっ!」
東雲が呆気に取られている間に、口の中に舌を入れられ唾液を流し込まれる。東雲は拒もうとしたが、いつの間にか両手を押さえつけられていて動かせない、すると今度は舌を押し入れてきて強引に東雲の口をこじ開けようとしてきたので東雲は思わず東雲を受け入れてしまった。
「んん……」
そして互いに舌を突き出して絡め合わせてしまった。生暖かい感触を感じながら東雲は自分の意思に反して東雲と唇を交わしながら濃厚なキスを交わす羽目になってしまった。
「んん……ん……んん」
東雲は息苦しくなりながらも東雲から離れられずにいた。
(な、なにこれ……こんなの知らない)
東雲は東雲の舌使いに翻弄されていた。
「ぷはっ……どう?私の唾液…甘いでしょ」
「そんなわけないじゃない……ただ苦しいだけよ」
そうは言いながらも東雲の唾液は甘くて美味しいと感じていた。
「嘘つきね……本当は私とのキスが気に入っているんでしょう」
「違うわ」
「素直になりなさいよ」
「率直な感想よ」
東雲が否定すればするほど東雲は興奮した様子を見せてきて。
「ならもっと…東雲龍を味わってももらうわ」
東雲の口に入ってきた東雲の舌は東雲の歯茎の裏から上顎まで余すことなく蹂躙していく。そして東雲の舌に吸い付いてきて吸われる感触は東雲の頭を真っ白にさせるほど気持ちよかった。
「ん……ちゅ……はぁ……はむ……」
東雲はまたもや抵抗しようとするが東雲は東雲に覆い被さるように体重をかけてきて押し倒される。
「んん!?」
東雲は驚いて目を見開くが鏡の中の東雲は全く意に介さずにさらに東雲の唇を貪ってくる。
「ちゅ……はぁはぁ……はぁ……好きよ……ちゅ……大好き……ちゅ……」
「ちゅ……はぁはぁ……はぁ……好きよ……ちゅ……嫌いよ……ちゅ……」
「「ちゅ……はぁはぁ……はぁ……あむ……ちゅ……」」
何度も唇を重ね合い、互いの身体を擦りつけ合い、身体をまさぐりられ。その度に東雲は甘い感覚に襲われて身体を跳ねさせる。東雲の身体は東雲が思う以上に敏感になっていた。それは今まで感じたことのない感覚だった。二人の同じ口内で唾液が淫靡な音を立てる。
東雲の身体はどんどん熱を帯びていき、その感覚に戸惑っていた。
(なんなの……この感覚は?)
東雲は必死に理性を保とうとするが、次第に思考力が奪われていく。
「はぁはぁ……もっと欲しいわ」
「はぁはぁ……ダメよ……これ以上は」
「いいじゃない……」
「良くないわよ」
「じゃあもっと気持ちよくなりましょう」
「なに言ってるのよ」
「私をもっと受け入れなさい」
東雲の耳元で囁いてくる東雲、その声は自分と同じ声なのに脳が蕩けそうになり更に思考を奪っていく。
「ん……ちゅ……はぁ……はむ……」
染みこんでくるように口づけされ濃厚に舌を絡ませていく。東雲の身体は快楽に屈し始めていた。それを察してか東雲は東雲の身体を強く抱きしめてくる。
東雲もそれに応えるように東雲を力強く抱き締め返していた。二人は互いの身体を密着させ合い。さらに強く求め合う。
「「はぁはぁ……はぁはぁ……」」
「「ふぅふぅ……ふぅふぅ……」」
二人は呼吸を荒くしながら互いの唇を求め続け。
「「んん……んん……」」
唇を重ねる度に二人の胸の鼓動は激しくなっていく。身体を擦り合わせている内に二人は自分の身体の秘所が濡れていることに気付いた。
(なにこれ……)
東雲は自分の身体の変化に戸惑いを覚えた。しかし、その変化は心地よいもので不快ではなかった。
(何これ……)
東雲の身体が小刻みに跳ね始め、その感覚が全身を駆け巡っていく。
(怖い……)
未知の快感に対する恐怖を感じるがそれを上回る幸福感が東雲の心を満たしていた。
「大丈夫よ……」
東雲の耳元で東雲がそう囁いた。すると安心感を覚えて、恐怖心が消えていった。
そのまま東雲は東雲を受け止め、東雲も東雲を優しく受け入れる。同じ舌が絡まりあい、お互いの口内を犯し続ける。
(ああ……)
東雲は抗うことなく、されるがままに身を委ね、全身の力が抜けて脱力してしまう。だがそれでも東雲は東雲を抱き留めて離さない。
「「んん……んん……んん……」」
「「はぁはぁ……はぁはぁ……」」
長い時間、口付けを交わしてようやく口を放した二人の間には銀色の糸が伸びていて、切れて落ちる。
「可愛いわよ……私」
「……」
「…まだ…抗っているのね。貴女からキスしてきて…」
そう言ってキス寸前で東雲を見つめる東雲そんな東雲に対して
「…するわけないわよ…」
そう言いながら東雲は目を逸らす。そんな東雲を見て東雲はクスリと笑うと
「強情ね……なら私にも考えがあるわよ」
そう言うと東雲は息をかけてくるもう何度も匂わされた息だ。その息はとても良い匂いで頭がクラクラしてくる程、甘美なものだった。
「……やめなさいよ…そんなことでキスなんてしないわよ」
「嫌よ」
そう言いながら東雲は東雲の顔に息を吹きかけてきた。息が当たるたびに東雲の身体はビクビク跳ねてしまう。
「ふーっ……」
髪から唇から至るところから良い香りがする。東雲はその匂いから逃れることができずにただ嗅ぐしかなかった。甘い香気に包まれているだけで頭がおかしくなりそうになる。東雲は顔を真っ赤にして悶えていた。その姿を見た東雲はますます興奮してきたのかさらに東雲を責め立てる。
東雲はなんとか逃げようとするが東雲の身体は動かない。もう唇が触れる寸前で息を吐いてくる。もう甘くて甘さに溺れそうになる。東雲は逃れられない絶望感を感じた。
「ほら……早く私を受け入れなさい」
「い、いやよ……」
「いい加減に諦めたらどう?」
「そっちこそ……」
息をかけられ続けて
「本当に強情ね…」
「それはあなたよ…良いわよそこまで誘惑してくるなら…」
ついに反撃するように東雲の首に腕を回して息をかけると東雲も甘さに蕩ける仕草をし
「…っ…息甘いわ…嬉しいわ私……もっと私を吸って」
互いに息をかけ合い互いの間は、とんでもない甘い香気が漂う。東雲達はその匂いに酔ってしまい。お互いに抱き合って身体を擦り合わせ始めた。
甘い快楽が全身に駆け巡り東雲の思考が蕩けていく。
やがてその香気に耐えられなくなったのか、ついに、その誘惑に逆らえなくなった。
そしてついに ちゅ
東雲の唇が東雲の唇に触れてしまった。
その瞬間、東雲の中で何かが弾けた。
ちゅ……
その音を聞いた東雲は自分が東雲にキスしてしまったことを理解した。
気付いた時には東雲から唇を重ねていた。東雲の唇の柔らかさと温かさを感じ、真似をするように舌を絡め合うが東雲の舌使いは絶妙で東雲は瞬く間に夢中になってしまう。
ちゅ……
東雲は我に返ると東雲の唇から離れようとしたが、東雲に頭を押さえられて離れることができなかった。
「ん!?」
「んん」
脳まで舐められているかのようなキスの気持ちよさに夢中になり二人は、さらに濃厚に求め合い始める。
二人の唾液を交換し合い、交換した唾液を飲み込み、また唾液を交換するという無限ループに陥っていた。
しばらくすると二人は自然と唇を離す。すると二人の口の間には銀色の橋が出来上がっていた。それを見ていると体内から犯されている気がして東雲は互いを自分のものにしている気がして快楽に呑まれてしまい、抵抗することを忘れてしまっていた。東雲はトロンとした表情を浮かべている。その顔は快楽に屈服しかけていた。そんな東雲を見て東雲は妖艶な笑みを浮かべた。
「気持ちよかったでしょ?ねぇ……」
「う……うるさいわね……こんなのっ……」
無意識に東雲はキスを求めてしまい唇を重ねていた。自分から積極的に東雲を求める。東雲の口内を蹂躙するかのように激しく攻め立てていく。東雲もそれに応えるように東雲の舌を絡み合わせる。
互いに甘い息を奪い合い、混ざり合った唾液を呑み込む。東雲達は舌を絡ませながら激しくキスをする。何度も舌を絡ませる度に東雲の身体は痙攣し、身体が跳ね上がるりしかしそれでも東雲は東雲を求め続ける
「「んじゅるるるるるるるる、んちゅうう」」
舌同士を絡ませたまま、口内で暴れ回る。舌と舌が絡まりあうたびに東雲の身体は小刻みに跳ね、快感に身を委ねていた。
「「んんんんんん……んん……んん」」
東雲は東雲を抱き締めながら舌を絡ませ続ける。東雲はもう何も考えられなくなっていた。ただひたすらに東雲を求め続けた。東雲もまた東雲を求めていた。二人だけの世界に酔いしれていた。
「「んん……んん……んん」」
どれくらいの時間、キスしていたのだろうか。時間感覚さえ曖昧になってしまっていた。もう東雲には分からなかった。大量に自分の自分じゃない唾液を飲まされ続けている。その甘美すぎる味に東雲はもう逆らう事が出来なかった。
(もっと欲しい……)
その一心で東雲は東雲に唾液を流し込み続けていた。東雲はそれを受け止め喉を鳴らして飲み込んでいた。もう限界だと思っていた東雲だったが東雲が与えてくれる甘美な快楽に溺れている内にどんどん欲張りになっていた。東雲は東雲に流し込まれる大量の唾液を飲んでいるだけで絶頂を迎えそうだった。だがそれだけでは満足できず東雲は東雲の唾液を吸い出していた。
「「んっ……!」」
突然の刺激に驚いた東雲は口を放してしまう。それを見た東雲は慌てて東雲を抱き寄せて無理矢理、唇を重ね、東雲の口内を犯し、東雲の口内は先程とは比べ物にならないほど甘かった脳内がおかしくなっているのかと思うほどだった。
そして、東雲は東雲を押し倒してその上に覆い被さり東雲の唇を貪っていた。押し倒し東雲の唇を塞ぎお互いの唾液を交換しあっていた。東雲達は互いの存在を確認しあい、さらに求め合っていた。
東雲は東雲の太股に足を絡め、東雲の頭を両手で掴んで固定させ、東雲の口内の隅々まで犯していく。東雲も東雲の首に腕を回し、東雲を逃さないように抱きしめていた。
「「んっ……んっ……んっ……」」
東雲達の行為はさらに激しさを増していき、互いに快楽を与え合っていた。
「「んっ……んっ……んっ……」」
東雲達は夢中で互いの口を犯し合う。互いの甘い唾液を味わい合い、東雲達は互いの甘い息を嗅いでいた。それは甘く濃厚な香りで思考がドロドロと溶けていく。その甘さは抗えず、もっと深く混じり合おうと互いに犯し合い続ける。顔中を互いの唾液まみれになりながらも東雲達は一切の躊躇いもなく、むしろ喜んで互いに相手の身体を汚していく。
二人の東雲は互いを求め合い、口づけしたままユニホームを下着を脱ぎ全裸になって身体を擦り合わせていた。東雲は全身を使って東雲を包み込むように愛撫する。東雲は全身で東雲を感じるように激しく腰を動かしながら身体を擦り付けていた。東雲の身体の柔らかさが全身で感じられ、その柔らかさに全身が蕩けそうになる。その快楽に耐え切れず東雲は東雲にしがみつく。
「「んじゅるるるるるるるる」」
互いに溢れる唾液を交換し合い、混ざり合った唾液を飲み込み、また混ぜ合わせる。東雲達は身体を密着させて全身を使い互いを愛し合いながら、同時に口内を犯す。自分の唾液の甘さに味覚が壊されていくような錯覚を覚える。しかしそんなことはどうでも良かった。鏡の自分とキスをする事に夢中になっていた。
鏡の匂いに夢中になり、鏡の自分の吐息に夢中になる。鏡の自分の甘い香気に呑まれて、ただただ快楽を享受していた。
「「んっ……んっ……んっ……んっ」」
二人は身体を揺すり、快楽を享受し合う、舌を絡ませ合いながら互いを犯す。舌で口内を蹂躙しあい、互いの唇をバキュームする
「「んんん!んんんんん!!!!!」」「「んっ!!……んっ……んっ……んっ……」」
声にならない悲鳴を上げ二人は唇を吸い合う互いの頬が凹むほど強く吸われ
「「ちゅぷぅうううううう!!!!!」」
キスをしすぎて唇が麻痺して感覚がなくなってきた。それでも東雲達は唇を求め続ける。
「「んんんんんん!!」」
転がりながらも唇を吸い合い、バキュームをやめ、唇を離そうとするも舌を絡ませ唾液を交換する。東雲達の身体は痙攣し続ける。何度も何度も絶頂を迎えているのだ。しかしそれでも東雲達は止まる事はなかった。
「「んん!!んんんんん!!!」」
何度も何度も絶頂を迎える。しかしそれでも足りないと言わんばかりに東雲達は求め合った。
「「んんんんんん……んん……んん」」
もう舌すら動かさせないほどにキスをし、二人はそのまま見つめ合う。お互いを見た東雲は自分の唾液を飲み干すと、東雲もそれに応えた。互いに上下を変えながら唾液を交換し合って
「「んん……んん……ごく……んく……こく……こく」」
喉が鳴る音が聞こえるたびに二人共普通ではあり得ない量の唾液を生み出していくそしてお互いの存在を確かめるように肌を合わせる。東雲は東雲の柔らかい胸に自分の胸を埋めて乳首同士をこね回すように動かして刺激し、その快感を分かち合って
「「んん!んん……ぷっはぁぁ!」」
「「はぁはぁ……はぁはぁ……はぁはぁ……」」
二人はようやく離れた。二人は並んで寝転び東雲は呼吸を整えようと必死に息を吸い込み吐き出している。東雲も同じように荒い息を吐いていた。
「「はぁはぁ……はぁはぁ……」」
東雲は仰向けになっている東雲に覆い被さるように倒れ込んだ。二人の東雲はそのまま抱き締めあって唇を重ねると東雲はそのまま寝てしまった。
「ずっと…一緒よ…私」
ずっと繋がったままの唾液に濡れた黒髪を撫で唇を重ねたまま…
「鏡を壊して出口を。壊さないと…」
彼女も寝てしまった。