閲覧注意 本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 水槽の液体は冷たく舞は躰をすくめた。 「アルコール系の消毒液も入っているため水温を上げる事が出来ないのだよ。ちょっと冷たいだろうが直ぐに慣れる」 そう言いう料理長は此処での作業に慣れているようであった。 舞は軽く首を縦に振って答えた。 「消毒薬の入ったシンクは滑りやすいから注意しながら仰向けに寝るんだ。まず最初にシンクの上で膝立ちになってごらん」 舞は言われた通りにゆっくりと足を滑らせないように気を付けながら膝立ちになった。 確かに舞は先程から体が少し火照った状態だったので、それほど冷たさを感じない」 それどころかアルコールの匂いで更に酔ったような感じになっていく。 舞は静かに頷きながら 「そうよね。お風呂では無いんですものね。大丈夫です。小さい頃から水泳教室に行っていたので冷たい水には慣れてますから。」 と少しだけ微笑んでみせた。 そんな舞の様子を料理長は冷静に判断していた。 どうやら少しづつでは有るが精神的に安定しつつ有るようである。 人間極限状態に置かれるとパニックを起こすが この薬剤入りの水槽を使用することで脳をコントロールし精神状態を安定させ、この後の処理をスムーズに行う事が出来るのである。