閲覧注意 本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 舞の目の前の水槽は一般的なシンクとは違い広くて浅いステンレス製のシンクだった。 そのシンクには既に無色透明の少し鼻を突くようなアルコールの匂いのする消毒液が張られている。 浴槽というよりも食材を洗う厨房のシンクそのものである。 元々は死体を洗う事を前提にデザインされているからなのかもしれない。 料理長は舞に「タラップを登って水槽で入るんだ」と命じた。 お酒に弱い舞は少し顔がポーっと火照った感じを感じながら踏み台を上っていった。 その踏み台は階段の部分がステンレス製の丸パイプで作られている。 アルコールの匂いに少し酔った舞は足元が少し覚束ない。 料理長の男は舞に手を差し出し補助した。 「この階段は濡れていると足元が滑りやすいから注意して」 この後この男に調理されると言うのに何だか悪い冗談にしか聞こえない。 舞は男の手を借りながらそんな事を考えていた。 舞はそういえば先程料理長とサンドラが食材に傷を付けるなとか話をしているのを思い出した 料理長は私がころんっで膝に擦り傷などが出来るのが嫌なんだろう。 と言う事は今の所は酷い事をされる心配無いのかもしれないと少しだけホッとした。 舞は覚悟を決めてそのシンクに片足を入れた。 シンクに張られた液体は冷たかった。
gozilaz
2022-05-26 14:47:40 +0000 UTC