閲覧注意 本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 https://www.pixiv.net/users/15141538 舞は言われるままに料理長の後に付いて廊下を進んだ。 幾つか曲がりくねった先に別棟の建物が有った。 此方だけ近代的な鉄筋コンクリート造のようである。 急に現実に引き戻されたような感覚になり、自分が裸である事が急に恥ずかしくなって胸を押さえながら後を追う。 (こんな姿で・・・こんな所で・・・)と不安が頭を過ったが逃げる出すわけにもいかずそのまま後に従った。 建物に入ると正面にカウンターがありその奥には地下へ続く階段があった。 どうやらこの建物は地上一階に様々な設備があるようだ。男はその階段を下りて行く。 地下の造りは鉄筋コンクリートが剥き出しになっており裸の舞には冷たく感じる。 中央に廊下が伸びており両サイドにステンレス製の重厚なドアがいくつか並んでいる。 その一つ一つが厳重に施錠されているようで鍵無しでは出入り出来ないようになっているらしい。 男は無言のまま一つの部屋の前まで来るとその扉を開けた。 スチール枠にはゴムのパッキンが嵌められている。 舞に先に入るようにと目線を送っると料理長も後から室内に入ってドアを閉めた。 レバーを廻すと外部の音が聞こえなくなった。 このドアは内部の音を遮断する為の防音機能も備えているのだ。 その部屋は壁も天井も床も全てステンレスが貼られており窓が一切なく照明の明かりだけが仄暗く室内を照らし出していた。 天井が高く広々としておりレストランの厨房のようでもある。 壁際には何に使うか分からないような器具が並べられている。 暖房も無いこの部屋は裸の舞には寒い。 それにステンレス製の床も素足の舞には冷たく感じられる。 舞は部屋の中をクルリと見回した後、部屋の中央に置いてあった一際大きなシンクに目が留まった。 舞は直感的にこのシンクのような物で躰を洗われるのだろうかと思った。 普通の浴槽で躰を洗うとばかり思っていた舞は自分がまるで料理に使う野菜や肉と同じ扱いだと改めて認識させられた。 みるみる舞の顔が青ざめていく・・・。 舞の表情の変化に気づいた料理長は 「心配しなくてもいい、これからおこなう作業はお前を最高のディナーにするための準備にすぎない。 私の仕事はお前を最高の状態で提供する事にある。その為の準備は万全だ。安心して私に任せなさい。」 安心しろと言われても舞には悪い冗談にしか聞こえなかった。 料理長は恐怖で躰を震わせている舞に手招きするとシンクに入って仰向けに寝るように命じた。