閲覧注意 本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 料理長は先程のマネージャーとは違い厭らしい目で舞をみる事は無かった。ただ単に食材を見る目そのものの様である。 「サンドラ様、確かに素晴らしい食材ですね。躰のバランスや肉付きも良さそうだ。」 それから先程マネージャーが下調べした資料に目を通すと舞の横に屈むみ腹部を押さえながら何かを考えているようだが舞にはそれが何かなど恐ろしすぎて想像もつかった。 料理長はサンドラの横に来ると舞に聞こえないように小声でサンドラに話しかけた。 「臓器をメインにとのお言葉でしたが、全体的に非常に良い肉質だと思いますので。臓器摘出後にバーべーキューにするのも良いのではないかと思いますが如何いたしましょうか?」 「そうね・・・貴方がそう思うのであればそうして頂戴。全ては貴方に一任するわ。でも丸焼きにするのは見た目に大丈夫かしら?」 「大丈夫です。腹部は切り裂く事になりますが、内臓を取り出した後、躰の美しさを保つために内臓の代わりに他の食材を詰め込んで再度縫合すれば済む事です。 そうすればテーブルに飾った時の見栄えも宜しいでしょう。」 「成程、素晴らしい趣向だわ、ではそうして頂戴」 「承知いたしました。」 舞は2人何を話しているのか分からなかったが、いずれにせよ腹を切り裂かれるのかと思い身震いした。 「それではこの娘の洗浄作業に移りますのでいったん失礼します」 そして洗浄作業のため処理室へ移動するよう舞の背中を押しながら 「さぁ、こっちに来るんだ」と命じた。 サンドラは2人を見送りながら 「躰の洗浄作業が終わったら、この娘のを今日のゲストの皆様方に披露する事になっているの。 其れまではくれぐれもこの娘の肌に傷を付けないで頂戴ね」と料理長に頼んだ。。 料理長は全て了解済みというように軽く頷くと、舞の背中を押しながら一緒に部屋を出ていった。 サンドラは二人を見送りながら考えていた。 何て素晴らしい素材なんだろう。 サンドラは心の底から舞のことを気に入ったのだ。今迄何人もの人間を見てきた彼女だが、 これほどまでに一食材に興味を持ったことは無かった。 彼女を一目見た時から彼女の美しさに魅せられていたのかもしれないが。 ただ、今までのどの女性よりも健康的な美しさと肉質の良さを兼ね備えていた。 きっとゲストの皆様方も満足していただける素晴らしい料理になるに違いない。 これが成功すれば美食倶楽部の会員からも評価され更に資金が集まるに違いない。 そうなれば更に高品質な食材を手に入れることも容易になるだろう。 ああ早くあの娘の料理を見てみたいものだ。 サンドラはそう思うだけで躰の疼きを抑えられなかった。
andypandy
2022-05-22 14:51:47 +0000 UTC