閲覧注意 本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 ホールでは数人の来客たちが談笑していた。 男性たちは皆正装しており。女性たちもドレスアップしている。 今日は舞の父親が経営する会社の関係者だけでなく投資家も沢山招待されているのだ。 舞は知らない人達ばかりの中ソファーに腰かけたままぼんやりと恋人のジャックの事を思い出していた。 舞はあの晩の事を思い出して一寸顔を赤らめてしまった。 「早くジャックに会いたいな~」舞は天井を見つめながらそんな事を考えていた。 その時だった。 舞は何処からともなく自分に視線が向けられているのに気が付いた。 尤も、舞はパーティー会場でも男性たちからの熱い視線を感じてはいたのだが、 今度の視線は熱い視線と言うよりゾッとするような冷たい視線だった。 そして舞はその視線に何故か邪悪に満ちた何かを感じずにはいられなかった。 刺すような視線の正体を探しソファーから立ち上がり辺りを見渡した。 振り向いた彼女はギョッとした。 そこには薄暗いホールの隅に立ち、舞の事をじっと見ている一人の中年女性が居たのだ。