「この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものであり、実在する団体、人物などとは一切関係ございません。」 司会者は舞の隣に立つと彼女がボールギャグで喋れないことを良い事に 「只今より、舞さんをこの気球を使って天使のように空高く舞い上がって頂きます。今の心境は如何ですか?」 「フンギャ・フンギャ(何で脚に結んだロープの端を気球のフレームに括っているのよ?)」 「成程、今から始まるマジックで既に興奮しているとの事です」 「フンギャ・フンギャ(馬鹿、このままだと私逆さ吊りになっちゃうじゃないの???!!!)」 「え?観客の皆様方も是非応援して欲しいそうです。私もカメラマンと一緒にヘリに乗って応援に駆け付けますからね。」 「フンギャ・フンギャ(ボケ、人の話ちゃんと聞いてよ。私の言っている事分かる?)」 「それでは気球の固定ロープを外します」 舞は慌てて、叫んだ 「フンギャ・フンギャ(ちょっと待って!まさかロープ1本だけで私を吊り下げるなんて事はしないわよね。) 気球に結び付けられたロープがスルスルと空中へ引張上がられると同時に舞の足首に縛り付けたヒモ引っ張らんれ 舞はあっと言う間に気球に逆さまに吊り下げられてしまった。 「フンギャーーーーー???」