「この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものであり、実在する団体、人物などとは一切関係ございません。」 もはや水槽は完全に水没した状態となり今度こそ本当に水槽内には何処にも空気は無かった。 水没してから更に時間過ぎて行く。1分・2分・3分 呼吸停止から又も4分が過ぎた。 まだ頭上の扉の鍵を開けることは出来ないでいた。その間彼女は全く呼吸が出来ないでいる。 水中で息を殺し、指先に全神経を尖らせた。 しかし訓練で常人より呼吸が長く止められるとはいえ、そろそろ息が続かなくなってきていた。 ついに彼女口からもゴボゴボと空気の泡が漏れ始めていた。 彼女自身の呼吸の限界が近づいていたのだ。 司会者の男もマイクを握りしめ 「本当に大丈夫でしょうか?もう、彼女を救出した方が良いんじゃないんですか!!!!」と叫んだ。 観客たちの中にも心配の声を上げる者が現れ始じめた。 そんな声援の中舞は最後の力を振り絞って最後の難関を乗り越えようとしていた。 いったい彼女は何分息を止めている事が出来るのか・・・。 普通の人間ならとっくに溺死していてもおかしくない。 「舞ちゃん!!凄いぞ!!頑張って!!」観客達の熱い声援が会場中に響き渡った。
andypandy
2022-03-01 15:27:18 +0000 UTC