「この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものであり、実在する団体、人物などとは一切関係ございません。」 https://www.pixiv.net/users/15141538 男性スタッフの一人が手錠を持って現れた。 舞はその男性スタッフに背中をみせると両手を後ろに回した。 男はその彼女の細い両腕に手錠を掛け拘束する。 更にもう一人のスタッフは長い鎖を持っている。 彼は手錠で拘束された彼女の上半身を更に鎖で結束してゆく 鎖の交差部分は簡単に外れないように南京錠を使ってロックされる。 従って彼女はこの南京錠も針金のみで外し鎖を解く必要があるのだ。 普通の人間なら難しい作業だが彼女にとってはさほど難しくはないはずだ…… しかし今回は後ろ手に手錠を嵌められているので難易度はいつもより高い。 司会者の男が彼女に言う「さあ、これで完全に自由を奪われたわけですね。 普通の人ならこの状態から抜け出す事すら不可能でしょう。 しかし彼女はこの後更にこの状態でこの狭い鉄の檻のような水槽に入りしかもその水槽を水で満たすというのです。 どれ程危険なマジックショーになるのか想像できません。」 普通ならば絶望的なシチュエーションだろう…… だが彼女にとっても今回のテレビ出演は彼女の名前を世間に売り込む絶好の機会だと思っていた。 なので多少の危険は覚悟の上である。 チェーンでの拘束が終わるとスタッフの男性が舞の手のに1本の細い針金を手渡した。 この針金だけが舞の命綱である。彼女は取り落とさないようにしっかりその針金を握りしめた。
andypandy
2022-01-06 10:13:05 +0000 UTC