「この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものであり、実在する団体、人物などとは一切関係ございません。」 https://www.pixiv.net/users/15141538 「ガチャ!」 出入り口のドアが開けられると、三人の体格の良い男たちが入ってきて、瞑想している舞のもとにつかつかと歩み寄って来た。先頭にいたミュージシャン張りのロン毛の金髪男・リチャードとその右後方のやや太めの短茶髪の男・トーマスはジュラルミンのアタッシュケースを持っており、左後方のもう一人の金髪男・ジョセフは大きな器材用と思しきケースを乗せた台車を押して来ていた。 今回の対面は向こう側からの依頼であり、ここは舞のスタジオである。約束の時間とはいえ、舞は面会の準備をしていたわけでもなく、男たちにはお構いなしに瞑想した状態のまま男たちを迎えたのである。正に本格的なヨガ・インストラクターらしい舞なりの「おもてなし」であった。