いつもは億劫に感じていたお昼休み後の掃除の時間が、昨日から密かな楽しみとなっていた。
理由は至極単純、体育館の共用トイレの掃除は二人組で行う、つまり彼女と二人きりになれるからである。
古田ひなみは学年で一番どころでは収まらない程の美少女だった。
◯学生らしからぬ整った顔立ちに同学年の男子の平均より少し高い位の上背、そして目のやり場に困るほどの発育のいい体…
普段はカッコつけて異性に興味の無いふりをする僕も、彼女の前ではそんな虚勢を張ることは難しかった。
僕はトイレ掃除用のデッキブラシを握りしめつつ、◯年生になって彼女と同じクラスになれたこと、新しい担任が名字の五十音順の掃除当番制を採用したこと、そして自分が藤井と言う名字の家に生まれたこと感謝していた。
「ゆうき君、どうしたの?」
つい手を止めて見とれてしまっていた。
「あ…ご、ごめん、何でもないよ」
我に返り掃除をしようとするが、すぐ彼女の胸に目が行ってしまう。
気にされないようにデッキブラシで床をこするが、視線は彼女の胸から離せない。
見すぎないようにしようと掃除に集中する。
…まあ、彼女は僕を含めた男子の視線をまるで気にしていない様だが。
彼女は、自身の容姿と発育の良さに自覚がない節があった。
誰にでも分け隔てなく接し、男子女子関係なく距離感が近くて…そして色々と"隙"が多い。
昨日の体育の時も、男子が完全に教室から出ていく前に体操服に着替えを始めだしたのには先程以上にドキドキさせられた。
「トイレの掃除って結構大変なのに先生2人でやりなさいって言うんだから…せめてあと1人欲しいよね」
「そうだね」
とんでもない、と心の中で思ったが声には出さない。
そんな感じで他愛もない会話をしながら掃除を続けていると、今度は彼女の手が止まった。
「どうしたの?」
「…ちょっと掃除続けてて」
彼女はデッキブラシを壁に立てかけて、まだ掃除が終わっていないトイレの個室に入って行った。
彼女が何をしようとしているのか分からなかったが、言われた通りに掃除を続けようとした、その時。
ぷしっ じゅいいいっ…
勢いの強い水音。
しゅうううぅぅぅっ…
ばちゃばちゃっ
水が跳ねる音。
しゃあああぁぁぁっ…
しゅいっ…
ひなみちゃんが個室内で放尿していることを僕が理解出来たのは、水音が弱まり彼女の気持ち良さそうな吐息が聞こえてからだった。
「ふぅ…♡」
僕は困惑した。
扉を隔てているとは言え、僕が近くに居るのに…
あの可愛いひなみちゃんがトイレで用を足しているのが、何となく信じられなかった。
突然のことに固まっていた僕だったが、昨日の体育の時間の様に男子に少し位肌着を見られた程度では気にしない彼女のことだから、それ程気にしないのだろうと納得し、掃除に戻ろうとする。
ぷぅ…
突然響く控えめな破裂音。
え?
掃除に戻ろうとした僕は再び驚きで固まる。
あの可愛らしいひなみちゃんが、おならした?
それにおしっこはもうし終えたはずなのにトイレットペーパーを巻き取る音も、トイレの水を流す音もしない…
もしかして、これって…
ブッ
みち にちち…
僕が結論にたどり着くよりも先に、粘土質の塊がひり出される音がした。
学校のアイドル的存在である、あの古田ひなみが、この薄い扉一つ隔てた先で、うんちをしている。
「ぅん…ん…♡」
ぽちゃ…
便器に張られた水の上に固形物が落ちる音。
そして個室の扉越しに漂い始める便臭。
僕は困惑しつつも、同時に興奮も覚えていた。
扉の先で、下着を降ろして便器にまたがる彼女の姿を想像してしまう。
可愛い彼女にはまるで似つかわしくない強烈な匂いに気まずさと倒錯感を覚える。
(恥ずかしくないのかな…?)
おしっこならともかく、近くに人がいるのにうんちをするのは男の僕でも正直やり辛い。
それが異性なら尚更だろう。
それに個室で姿が見えないとは言っても音や臭いは感じてしまう。
現に彼女のうんちは個室越しでも臭いによってその存在を大いにアピールしている。
「ぅ〜ん…♡」
ぶりり みち みちちちっ…
そんな僕の考えなどお構い無しに、彼女は排便を続ける。
よほどの大物なのか、彼女の口からは甘いいきみ声が漏れている。
ぼちゃんっ…
「はあぁ…♡」
気持ち良さそうな声。
どうやら出し切ったらしい。
カラカラカラ…
バシャアアアァ…
トイレの水を流す音で掃除をしていなかったことに気が付き、急いで掃除をしていた振りを始める。
彼女が用を済まして個室から出て、手を洗いに行く。
戻ってきた彼女は、開口一番に
「スッキリした〜♡」
と眩しい程の笑顔で言った。
僕が先程まで何となく覚えていた、他人がすぐ近くで排便していることに対する不快感は完全に吹き飛んでしまった。
彼女の笑顔はさっきの音や匂いが信じられ無い程、可愛らしいものだった。
さっきまでの出来事は何かの間違いとも思われたが、彼女が入ったトイレから発せられる残り香が、個室内で起こったことを雄弁に物語っていた。
僕はこの状況になぜか興奮していた。
この時は気づいていなかったが、この時点で僕の性癖は捻じ曲げられてしまっていたのだ。
それから僕は彼女がうんちをしたトイレから発せられる残り香にくらくらさせられつつも、出来る限り平静を保ちながら彼女と掃除をした。
流石にそのトイレは彼女が自発的に掃除をしに行った。
トイレ用洗剤を使って掃除され、匂いが消えたときは、不思議と残念な気持ちになった。
この時も彼女と何か会話していたような気がするが、正直上の空で何を話したかあまり覚えていない。
「ご飯食べてしばらくするとよく出したくなるの」
しかし、うんちなんて絶対しなさそうな可憐な笑顔で言っていたこの言葉だけは頭にこびり付いていた。
確かにうちの学校は給食後、昼休みを挟んで掃除をするからちょうど今の時間にしたくなるんだな、などと興奮で上の空になりつつも考えていた。
掃除を終えて、教室に戻る。
その間ずっと、僕はずっとドキドキさせられていたのだが、幸いにも彼女には感付かれていないようだった。
それから、数日間は悶々とした日々だった。
他人がうんちするとこに興奮するなんて、絶対におかしいと思ったが、彼女と目が合うたびにあの日扉の先でうんちをしていた彼女の姿をつい想像してしまう様になってしまった。
掃除の時間も何となく気まずかったが、それは自分だけで、そのことに気が付いていない彼女は無邪気に話しかけてくるので、ちょっと困っていた。
僕の性癖が完全にねじ曲がってしまったことを自覚するハメになったのはそれから3日目の夜だった。
彼女がうんちする所を、夢で見てしまった。
起きてから、その夢の内容をあまり覚えていないことに落胆しつつも、痛いぐらいに膨れた股間と、興奮して早くなった鼓動によって、自分がどうしようもない変態になってしまったことを自覚した。
そして、その日の掃除の時間、その夢は正夢となった…いや正夢にしたと言った方が正しいかもしれない。
その日の彼女は朝から何時もより静かだった。
掃除の時間、2人きりになっても会話が弾まない。
僕は彼女のことを心配したが、彼女は大丈夫と力の無い笑顔で言うだけだった。
ただ、彼女の調子が悪そうな理由はすぐに分かることになる。
ふとした時にお腹をさすっているのだ。
(お腹痛いのかな?)
そうとも思ったが、どうも違うらしい。
お腹をさすりながら、デッキブラシで床掃除をしていた彼女の手が、ふと止まる。
ん゛すぅ〜…
小さいながらも静かなトイレの中に響いたすかしっぺの音。
そして漂い出す強烈なおならの匂い。
「えへへ…ごめん、おならしちゃった…」
素直に申告して謝るところに、彼女の性格が出ている。
「うんち、何日か出てないの」
彼女は3日前のあの日から、うんちをしていなかったのだ。
彼女が出した悪臭に興奮しながら、期待感を抱く。
(今、うんちするんじゃないか…?)
その予想は当たることになる。
再開されていた掃除の手がまた止まる。
デッキブラシを壁に立て掛け個室に入ろうとしながら、こちらを振り向く。
「えっと…出そうだから…ごめん、掃除続けてて!」
「ちょっと時間かかるかも!」
そう言った彼女がトイレに入り、扉を閉めたのを見て…
僕は無意識に彼女が入った一つ後ろの個室に入っていた。
(僕は何をしようとしてるんだ?)
体育館のトイレは古く、個室間の仕切りの下にはまあまあの大きさの隙間がある。
少ししゃがみこんで顔を覗かせるだけでその隙間の先でこれから起こることを全て見ることが出来る。
当然、覗きが良くないことなのは理解している。
個室に入ったのは完全に無意識での行動だった。
(こんなことしちゃ駄目だ…でも…)
見たい。
この壁の隙間の先で、文字通り夢にまで見た、彼女が、古田ひなみが便器に向けて、うんこを放り出す所がどうしても見たいのだ。
葛藤。
彼女が…する所を見たい…でも覗きなんて…でも…
ガサ…ガサ…
布がずれる音。
彼女が薄壁一枚隔てた先で、ズボンとパンツを下ろしているであろう音に、僕の自制心は完全に働かなくなった。
僕は自分が最低なことを自覚しながら、バクバクと鳴る自分の鼓動に合わせゆっくりとしゃがんだ。
(他人の前であんな音と匂いだしてうんちした方が悪いんだ)
とんでもない逆恨みなのは分かっていた。
ただし、僕の性癖ねじ曲がってしまったのは確かに彼女のせいでもあった。
ほとんど床に顔をくっつける様な形になって、うえっとなったが、それが目に入ってからはトイレの床に顔を付けることなど気にならなくなった。
じゅいいいいいぃぃ…
目に飛び込んできたのは、まんまるなシミ一つない綺麗なお尻と、放尿を始めた彼女の秘所だった。
(すごい…)
彼女の黄金色の水が、勢いよく便器に叩きつけられる。
ほんのりとおしっこの香ばしい匂いが漂い出す。
しゅいいいいいぃぃ…
じょろろろろ…
彼女のきれいな割れ目から止めどなくおしっこが出てくる。
我慢していたのだろうか?
しょろろ…しょわ…
長いおしっこだったが、次第に勢いが弱まって行く。
しょろ…
終わったみたいだ。
勢いよく放出されていたおしっこが終わったので、改めて目線が彼女のお尻に向く。
真っ白でとても柔らかそうなお尻と、おしっこが滴る一本の筋、そして鮮やかなピンク色をした、綺麗な…肛門。
見とれていると不意に彼女のその肛門が盛り上がり始める。
ぶっ ぶうぅ〜…!
(熱っ!…くっさい!!)
彼女が出した熱風が壁の隙間越しに直接顔に吹き掛かる。
すんでの所で声を出してしまいそうだったが、何とかこらえた。
その匂いは3日前に嗅いだ扉越しの匂いとは比べ物にならないくらいに臭かった。
彼女の内に存在する…うんちをかいくぐって出てきた匂い。
普通の人間なら、この匂いを嗅げば校内1の美少女に幻滅するだろうが、彼女によって性癖を捻じ曲げられてしまっている僕は当然、これ以上ない程に興奮していた。
「んぅ…ぅんん…♡」
彼女の可愛らしいいきみ声に合わせて、肛門が開いては閉じてを繰り返す。
ぷっ…ぷっ…と小さなおならが漏れ出る。
(便秘のせいで中々出ないんだ…)
「はぁ…はぁ…」
いきみ疲れた彼女が甘い吐息を出す。
(もしかして、今日も出ないのかもしれない…)
(見たい…ひなみちゃんがうんちするとこ見たい…!)
「んゅ…うんんん…!」
彼女が再びいきみ出す。
心臓がバレないか心配な程にバクバク鳴る。
「ぅん…うんん…!」
もっ
(あ…)
茶色いうんちが、彼女の可愛らしい肛門から頭を出した。
「ぅあ…でる…」
彼女が呟く。
ぷっ…ぷすっ…
小さなおならの音に合わせて、彼女の肛門が広がっていく。
しかし、すこし出かかった所でうんちが戻っていってしまいそうになる。
「ぅ〜…」
彼女は再度お尻を突き出し、いきみ始める。
ぶりり
もりっ…
ゆっくり、ゆっくりと、文字通り夢にまで見た彼女のうんちが、便器に向かって降りていく。
もりもりっ みちちっ…
ぶりりり…
「ぅ〜ん…」
ぶりっ…
ぼちゃんっ…
うんちの重さを感じさせる着水音。
「んはぁ〜…」
心底気持ち良さそうな声。
うんちをした後、少し浮き上がっていたお尻が、また便器に向かって突き出される。
それと同時に肛門が広がる。
ぷっ ぷぴっ
ふっすうぅぅぅ〜…
(熱…!)
また顔におならが吹きかかる。
今度は可愛らしい音と濃ゆいすかし。
鼻が鳴らないように気を付けつつも、できる限り多くの気体を吸い込もうと、深く呼吸をする。
1度目のおならに負けない強烈な匂いだ。
(これ、まだ出すんじゃないか…?)
悪臭と興奮でくらくらしつつも彼女の肛門の動きでそう感じる。
「ん…」
みち みちっ…
むりり…むすすすっ…
予想通り、もう一本うんちが出てくる。
1本目のうんちと違い、少し柔らかめで色の明るいバナナうんち。
栓をしていた便秘うんちを出し切ったため、今度のうんちはスルスルと便器の中に産み落とされて行く。
みちちちっ…
むりっ…むりり…
ぼちゃっ…
1本目より少し長いぐらいのバナナうんちが便器に落ちる。
(すごい量だな…)
ぼふうぅぅぅ〜〜〜…
うんちの量に驚く僕に対して、彼女は今までで一番の風圧のおならをする。
「はぁ〜…♡」
うんちを出し切ったことで、匂いが今までに比べ少しマシになるかと思いきや、そんなことはなくこれまでのおならと同じか、それ以上に凄まじい温度と匂いのおならが顔に吹きかかってくる。
便器に産み落とされたうんちとあっついおならの匂いに、僕は人生で一番と言っていい程興奮していた。
(でも…そろそろバレないように掃除に戻らないと…)
「んぅ…」
ぶっ…ぶふっ…
覗きをやめて掃除に戻ろうとした所、放屁をした彼女の肛門が再度開き始める。
(え…?)
まさか、まだ出るのか?
恐らく1本目だけの時点で普通の人が出す1回分のうんちより多そうだったのに…。
ぶりりっ…
僕の心配など他所に、彼女は3本目にもなるうんちをひり出し始める。
ぶぷぷっ
みりりっ… むりりりっ…
「ぅ…ぅうん…」
何なら今勢いよくひり出されているそれは今までで最も太く、最も長そうだ。
ふっというんちがとぐろを巻いて排出される。
みちちち…ぶりっ ぶぅ…♡
ばちゃんっ…
「ぁ〜…出たぁ〜…♡」
今日一番の気持ち良さそうな声。
カラカラカラ…
トイレットペーパーを巻き取る音。
(今度こそ完全に、うんちし終えたんだ)
トイレットペーパーで拭くところも見たかったが、僕はバレないように個室から抜け出し、普通に掃除をしていた風に見せかけようとする。
鼓動は早いままだし、股間は膨れたままだが、個室とは逆の方向を向いてごまかすことにする。
ガチャリ
「すごいいっぱい出た!」
軽く振り向いて彼女の方を見ると、さっきまでの静かさとは打って変わって、いつも以上にハイテンションな彼女の姿があった。
(あれ…?)
水を流す音がしていない気がする。
視界の端に茶色い物が映る。
「すっごいの出たんだよ、見て見て!」
彼女に服の端を掴まれ、ぐいと個室側に引き寄せられる。
そこには、彼女が今しがたひり出した大量の極太便秘うんちが便器の中に盛り上がっていた。
頭が真っ白になる。
自分から見せてくれるなんて、完全に予想してなかった。
「あ…え…?」
「過去一番のうんちかも?すごくない!?」
何なら彼女は誇らしそうにしている。
3日間溜めたストレスの元を全部出したため、ハイになっているみたいだ。
「…」
「…あれ…?…どうしたの…?」
「………」
本来ならその巨大なうんちを一緒に賞賛したり、笑ってあげる必要があるのだろう。
しかし、今の僕にそんな余裕がある訳が無かった。
今までにない興奮と、彼女の全てを覗き見てしまった罪悪感に今更襲われながら、僕は股間を膨らせて黙って立っていることしかできなかった。
僕の様子がおかしいことに彼女が気が付いたらしい。
誇らしげだった顔をだんだんと赤くなって行く。
笑顔は保っているが、段々と恥ずかしさを覚えているらしい。
思いっきり勃起していることも気が付かれたかもしれない。
気まずい時間が流れる。
「…ぁう…ぇ〜っとぉ…」
恥ずかしさがピークに達したのか、彼女が何か振り絞るように喋ろうとしている。
そんな中でも僕はその巨大なうんちに釘付けにされ、動くことが出来ない。
「…ごめん、やっぱナシ!今の忘れて!」
僕の視線に気がついたであろう彼女が、沈黙を破って個室内に振り返って戻り、少し屈んでトイレのレバーをグイグイと押す。
ザバアアアァ…
しかし、彼女の3日分は余りに重く、中々流れてくれない。
「うぅ…早く流れてぇ…」
彼女が消え入るような声で呟く。
そんな中僕は、強い波に押されながらも、そこを動こうとしない立派なうんちと、屈んだことで強調された彼女のお尻とを交互に見ながら。
(このお尻からあんな物が出て来たんだな…)
と、一周回って冷静になって感想を考えていた。
後で気がついたが、このとき僕は興奮と罪悪感、いつもあっけらかんとしている彼女がすごく恥ずかしがっているのを見て覚えた倒錯感、そして便器の中からする便臭によって、手も使わず射精をしていた。
ザアアアアァ…
ザバアアアァ…
何度もレバーを押して、ようやくうんちを流しきったようだ。
「やっと流れた…」
彼女は赤面したまま俯いていたが、振り返って言う。
「ごめんね、今日のことは絶対忘れてね…」
「う、うん…」
ずっと黙っていた僕だったが、ぎりぎり正気を取り戻し、なんとか返事をする。
気まずさの中で、僕たちは掃除を再開する。
いつも以上に時間がかかってるから、終わらせ切ることは出来なかったが、明日に回して教室に帰ることにした。
彼女は自分がうんちをしたトイレだけは念入りに掃除していた。
「昨日ちゃんと掃除できなかったから、今日は張り切ってきれいにしないとね!」
翌日、掃除の時間に話しかけて来た彼女の様子がいつも通りだったことに心底安心した。
忘れて、と言った通りに彼女は昨日のことを話題にも出さなかった。
僕もその空気を感じ取り、いつも通りに振る舞う。
彼女との日常が壊れなかったことがとても嬉しかった。
ただ、申し訳ないのは、約束とは裏腹にあの日のことを僕は絶対に忘れられないことだ。
あの日の夜、僕は覚えたての自慰を6度もした。