※ゲームのネタバレを含みます。
下記のページからダウンロードできますので、
まだプレイしていない方はぜひ遊んでみてください
「https://www.freem.ne.jp/win/game/21459」
今回は「首に難あり」の神社関係の話を書かせていただこうと思います。
「しゅなん じんじゃ」または「くびなん じんじゃ」です。
どちらの読み方でもいいです。
異界にいた間の記憶は、現世に戻るときに消えてしまいます。
それなのになぜ朽縄様が「五年後にまた来い」と言ったのかというと、
それは三人の中に一人だけ記憶を現世に持ち帰ることができる者がいたからです。
記憶が消えた二人と、記憶を維持できたライラの相違点は、
二人は生きていて肉体があり、ライラは死んでいて魂(霊体)だけの存在だということです。
生者と霊では、記憶の仕組みが異なるのかもしれません。
その点がライラだけが現世に戻っても記憶を保ち続けられた理由です。
それを考えると、「BAD END」では記憶があるライラが一番ショックを受けていたはずです。
「BAD END」は半端なバッドにはしたくなかったので、
他の要素や設定と矛盾しない範囲で最も残酷なエンドにしたつもりです。
何も考えてなさそうな顔をしていますが、
彼女は自分が納める土地の人間のことを色々と考えてくれています。
しかし彼女にも限界はあり、何でもできて誰でも救えるというわけではありません。
せめて、自分の所に助けを求めてくる人間は救いたい。
そう思って、彼女は自分ができる範囲で最も良い結果を生む可能性を示してくれています。
「TRUE END」では、
トルクは、父親の死の真相を知ることができ、悲しみを少し乗り越えることができました。(首が回ったおかげで、神社に来れた)
トルネは、自分の首の呪縛から精神的に解き放たれました。(首が治るだけだったら、心を病んでいた)
ライラは、成仏できないまま孤独に彷徨う運命から逃れられました。(願いを叶えられないと知った後、二人がいなかったら立ち直れなかったかもしれない)
そして三人の間には絆が生まれました。
三人が違うタイミングで神社を訪れて、単純に個々の願いが叶うよりもいい結果になったと思うのですがどうでしょうか?
朽縄様はトルクの父親の願いに対して、「トルクの首を回転させる」ことで応えました。
このことから朽縄様は願いを歪んで叶える存在のように思えます。
ですが朽縄様は通常ならこんな歪んだ願いの叶え方はしません。普段はちゃんと願いを叶える存在です。
というかトルクの首が回った時点で、「父親の本来の願い」はちゃんと叶えられています。
ではなぜ、首を回すという余計なことをしたのか。
それは前の項目で述べたように、朽縄様が納める土地の人々のことを考えているからです。
トルネ、ライラを孤独から救って、トルクが悲しみに沈みすぎないようにするために一計を案じた結果、トルクの首を回して彼女を神社へ導くことにしたようです。
まあそれでも、父親の死で落ち込んでいる時に首を回すのはなかなか酷いですね。
因みに朽縄様は、トルクが試練に失敗しても首を元に戻すつもりでした。
自分の計画のために強引に巻き込んだわけですから、そこら辺の配慮はしているようです。
なので「BAD END」でトルクが神社から去ったあと、彼女の首の回転は止まっています。
あと、トルクほど強引ではありませんが、トルネとライラにも朽縄様からなにかしらの導きがありました。
もしも二人がその導きに従わず、もしくは気づかずに神社を訪れていなかった場合でも、朽縄様はトルクの首を止める予定だったようです。
結果的に三人は神社を訪れて試練をクリアしました。
しかしトルクだけは、本来受ける必要のない目に遭い、その解決のために願いを潰してしまっています。(首を勝手に回されて、首を治すために願いを消費させられたわけですからね。)
これだとトルクがあまりにも損な役回りになってしまうので、朽縄様から何かあるかもしれません。
トルクには今後何かいいことがあると思います。
異界に連れていかれるタイミングには時差があります。
今回は最後に願掛けをした人に合わせて異界に連れて行ったようです。
因みに、異界にいる間の時間は、現実時間ではほんの一瞬です。
異界にどれだけ長くとどまっても、現世に戻ったときに時間は全く進んでいません。
例:12:00に異界に連れていかれる。→異界で1時間過ごして現世に戻る。→現世の時間12:00
今回はここまでです。
次回は「神社編 その2」を書くと思います。
次回もよろしく!さよなら!