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『虎の王』(寅年企画オリジナル小説)

=================== 【登場人物】 浅田 伸巳(あさだ のぶき)28歳 ===================  正月休みが終わってしまった。  電車のシートには疲れた顔でスマホをいじっているスーツ姿の男女が座っている。吊革を握りながらぼーっと立っている俺も、きっとこいつらと同じような顔をしているのだろう。 「次は、××駅、次は、××駅――」  電車を下りて駅構内の通路を歩いている時、美術展のポスターが目に留まった。  自分から美術館に足を運んだこともない、アートというものにこれっぽっちも興味のない俺だったが、なぜか美術展のポスターを食い入るように見つめていた。突然立ち止まった俺を、舌打ちせんばりの迷惑そうな顔でスーツ姿の男女が追い越していく。  《世界の仮面コレクション展》  ここから数駅離れた場所にある美術館で、アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアから集められた仮面の展覧会が催されるようだ。ポスターには、独創的な造形の仮面の写真が掲載されている。  その中のひとつ――虎を模した仮面を見た途端、俺は居ても立っても居られないような妙な胸騒ぎを覚えた。手の平に汗まで握っていた。はっとしてスマホを取り出すと、始業時間が迫っていることに気づいた。  どうやら俺は、15分近くも立ち止まってポスターに魅入っていたらしい。まったく、あんなものに興味を惹かれるなんてどうかしている。会社に向かう途中でコンビニで弁当とカフェオレを買う予定だったのに、速歩きで向かわないとギリギリの時間になっていた。  仕事の後、いつもはパチンコに寄って帰るほどギャンブル中毒な俺だったが、行きたいという渇望が消えていることに気づいた。頭の中に過ぎるのは駅構内で見た美術館のポスターで、気がつけばスマホで同じ仮面の写真ばかりを見てしまっている。  ただ、仕事が終わった時間には美術館は閉まっている。俺はじりじりした気持ちで週末を待ち望んだ。 ***  土曜日。  俺は、パチンコのイベント日の時のように興奮気味に目を覚ました。何を着ていくのか悩み、黒のニット生地のタートルネック、黒のジャケット、灰色のジーンズ、黒のマフラー、黒の革靴という無難な組み合わせを選んだ。朝食を食べようと思ったが、冷蔵庫がすっかり空になっていたので、外で適当に済ませることにした。  目的は、《世界の仮面コレクション展》。自分でも自分の行動が不思議だった。パチンコくらいにしか興味がなかった俺が、美術館へと一人で出掛けることがあるなんて。どの台を打とうかとワクワクしている時と似た、独特な高揚感を覚えていた。  俺は□□駅近くのカフェで朝食兼昼食を食べてから、美術館に向かった。まだ開館してまもない時間だったが、意外にも客が多いことに驚いた。  チケットを購入し、美術館の自動ドアを通った瞬間、 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』  どこからか、意味不明な言葉がかすかに聞こえた。今まで聞いたこともない言語で、俺は誰の独り言かと思って周囲を見回した。しかし、そんなことをボソボソと呟いている奴は見当たらない。その直後、ふっと声は消えた。  幻聴じゃねェよな? 俺は心の中で苦笑する。《世界の仮面コレクション展》に入場した辺りから、ふたたび意味不明な言葉が聞こえ出した。周囲を見回すが、やはりこの声が聞こえているのは俺だけらしい。気味が悪かった。俺はそわそわとして、数々の展示物の前をうわの空で通り過ぎた。ここへ来るまでの高揚感はどこへやら、早く帰りたいという気持ちに傾いていた。意味不明な言葉がもっとも大きく聞こえるようになったのは、最後の展示スペースだった。 「あ……」ポスターで穴が開くほど眺めた、あの虎を模した仮面が目に飛び込んだ瞬間、俺は雷に打たれたように立ち止まった。 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』  俺は、どうかしてしまったようだ。    なぜかは分からない。ただ、虎を模した仮面から、意味不明な言葉が発されているのが分かった。ドッドッドッと心臓がうるさいほど強く脈を打ち、背筋からゾクゾクと何かが這い上がるような感覚がした。 「あれェ? 浅田さんじゃないっスか?」  背後から、聞き覚えのある声がした。  振り返ると、そこには同じジムに通っている岡村明彦の姿があった。ジムで頻繁に顔を合わせるうちに仲良くなった、ただそれだけの相手だった。俺より四つ年下で、チャラチャラした雰囲気を纏っているが、弁護士という固い職業に就いている男だった。デート中らしく、隣には岡村と同い年くらいの細身の女性が立っていた。  俺と目が合うと、女性は何も言わずに軽く会釈した。 「まさか、こんなところで会うとは。今日は一人ですか? 誰かとご一緒ですか? あ、すいません、お休み中に声かけちゃって」岡村はそう言って、クシャッと笑った。 「あ……」  俺は、誰かに身体を乗っ取られたように声が出せなくなっていた。 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』 『 ○%▼※g△f☆▲)※◎★ 』  頭の中には、さっきの声がガンガンに響いている。頭が痛い。手が震える。喉がからからに渇いて苦しい。視界がぐにゃりと歪んで、目の前にいるはずの岡村たちの顔がよく分からなくなってくる。 「えッ、何やってんスか、浅田さん……」  気がつくと、俺は壁に展示されていた虎を模した仮面を強引に外して、それを自分で被っていた。  ――あれ? 何、やってんだ? 俺……。 「触らないでくださーいッ!!」  美術館のスタッフらしき声が聞こえた。  自分でも自分が何をしているのか分からなかった。虎の仮面の目の部分にくり抜かれた穴から、美術館のスタッフと警備員が走ってくるのを見えた途端、とんでもないことをしてしまったという恐怖感に襲われた。 「ち、違う、ォ、お、俺は、」慌てて自分の顔から仮面を外そうとしたが、両手で引っ張ってもビクとも動かない。顔にぴったりと接着されているようで、皮膚が引っ張られるような痛みが走った。「クソッ、何だこれッ、取れねェッ!!」  その時―― 『 お前を待っていた 』  はっきりと、声が聞こえた。さっきまでの意味不明な言葉が自分の知っている言語に翻訳されたように感じられた。同時に、頭の中に見たことのない映像が流れ込んでくる――暗い洞窟のような場所、人間と思わしき死体が転がり、至るところに血肉が飛び散っている。 「ァ……ァ……」  俺は頭の中に流れ込んだ映像によって欲情を掻き立てられ、カアッと全身が熱くなるのを感じた。殺人衝動、性衝動、そして人間を片っ端から虐殺していく凄惨なイメージ――自分のものとは思えない強烈過ぎる感覚、そして恐ろしい映像の数々が、フラッシュバックのように繰り返された。  自分が何者なのかさえ覚束なくなり、足元がふらついた。  いつの間にか、俺は複数人の警備員に囲まれていた。警備員の一人によって羽交い絞めにされ、そのままぐっと身体に床に押さえつけられた。 「何だッ、これはッ!! 誰かッ、誰か助けてくれェッ!! う、あッ、あッ、アアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」  頭の中に流れ込んでくるイメージを振り払うように、俺は絶叫した。  ズクンッ!! ズクンッ!! 虎を模した仮面はまるで生き物のように熱を持ち、俺の心臓の鼓動に合わせて大きく震えた。ただ顔に密着するだけではなく、まるで樹木が根を下ろしたように俺の身体と同化するような感覚がした。 「ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!」俺は顔面が焼けるような痛みに身を捩った。腹の奥底から怒りの感情が沸き起こり、その瞬間、俺は凄まじい身体能力を発揮して警備員を突き飛ばしていた。  警備員の一人は壁にまで突き飛ばされ、その衝撃で壁に展示されている仮面がガタガタと揺れた。  俺はひどく混乱していた。ここで逃げたら取り返しのつかないことになる。頭ではそれが分かっているのに、俺の足は勝手に走り出していた。  ああッ、何で俺ッ、逃げちまってんだッ、終わったッ、俺の人生ッ、終わっちまったッ!! 「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ、」頭の中がグチャグチャだった。展示スペースにいた何人かの来館者を突き飛ばし、そのまま美術館を飛び出した。周囲から奇異な視線が向けられるの感じ、俺は泣きそうになりながら美術館の裏にある公園へと逃げ込んだ。  胸をきつく締め付けられるような痛みに襲われ、俺は視界に入った公園の多目的トイレに駆け込んだ。  鍵を閉めて、それから膝から床に崩れ落ちた。  多目的トイレの扉の向こうから、人がぞろぞろと集まってくる気配が伝わってくる。  どうしてこんなところに逃げ込んでしまったのか。後悔をしたのも束の間、俺は全身を貫くような激しい鼓動を受けて激しい苦痛に苛まれた。脈を打つたび全身にビリビリと痺れるような感覚が走った。 「男はここに逃げ込んだのか?」――「鍵を開けてェーッ、おとなしく出てきてくださーいッ!」――「早くッ、こっちだッ、警察ッ、警察は呼んだかッ!?」――「浅田さんッ! 浅田さんッ! どうしちまったんスかッ! 今ならまだ間に合います、自首してくださいッ!」  感覚が過敏になっているのか、外から聞こえてくる声が頭の中にガンガン響き、俺は思わず「うるせェッ!!」と怒鳴っていた。  何なんだ、この感覚は? それは、自分の肉体の中で何か別の人格と同居しているような恐怖感に近かった。俺は、自分の中に流れ込んでくる性衝動や殺人衝動を振り払うように、「出ていけッ!! 俺の身体から早く出ていきやがれッ!!」と声を張り上げ、虎を模した仮面を片手で殴りつけた。頬に鈍い痛みが走る。それでも仮面は外れなかった。 『 《虎の王》に選ばれたことを喜ぶがいい 』  どこからか、ざらついた男の低い声が聞こえた。  虎の王? 何だそれ? 疑問を抱いた瞬間、虎を模した仮面からドス黒い感情が流れ込んでくるのを感じた。今まで感じたことのないマグマのような巨大なエネルギーで、それは心臓の鼓動とともに爆発的な勢いで膨れ上がっていくようだった。  俺はふたたび、さっきと同じフラッシュバックに襲われた。殺人衝動、性衝動、そして人間を片っ端から虐殺していく凄惨なイメージ――。  さっきよりも、俺は、それらのイメージに対して、頭が痺れるような感覚とともに、涎が垂れてきてしまうほど欲情していた。 「アアッ、俺モッ、殺シテェッ!! 何デモイイ、片ッ端カラ人間ドモヲブッ殺シテェッ!! ンデモッテ、犯シテッ、犯シテッ、ブチ犯シマクリテェッ!!」  俺は自分のものとは思えないドス黒い感情に支配され、ジーンズの上からガチガチに硬くなったチンポを押さえつけながら腰を震わせた。 「アア”ッ、ア”ッ、アアアアアアアアアアアアアアアッ、ア”ッ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッッ!!」  俺は絶叫した。  筋肉と骨格がギシギシと軋む音が鳴った。関節の節々に鋭い痛み、そして筋線維が焼け千切れるような激痛に襲われた。血肉がボコボコと泡立っているように感じられ、全身の毛穴から大粒の汗が噴き出す。耳の中に指を突っ込んだ時に聞こえる音を似た、ゴオォォッというくぐもった音が迫って聞こえた。全身の血が沸騰しているようだった。  俺は床に膝を突きながら上半身を起こし、両手で頭を押さえた。ゴキンッ、ビキビキビキッ、ミシッ、ギギギッ、ビキンッ――激痛と快感が頭の天辺から手足の末端に向かって交互に突き抜けていく。  胸筋はミシッミシッと逞しく盛り上がり、腹筋が引き締まっていく感覚がし、首から肩にかけて筋肉が山形に連なって肩幅が広くなり、腕はかすかに震えながら一回りも二回りもぶッ太くなり、背中はおびただしい蟻が這いまわっているようなむず痒い感覚とともに筋肉の分厚い鎧で覆われ、太股と脹脛もまたみるみるうちに太さを増していき、チンポはジーンズの硬い生地を限界まで押し上げていた。  気がつけば身に纏っていた衣服ははち切れそうなほどパツパツに膨らんでおり、俺は拘束具を纏っているような不快感を覚えた。  次の瞬間、黒のジャケットは肩と背中の辺りからビリッビリッと裂け、黒のタートルネックのニット生地は荒い網目状に引っ張られ、肌着もろとも破れ、ベルトのバックルの金属はガキンッと音を立てて壊れ、太股と脹脛を覆っていたジーンズの生地はブチッブチッと縫い目から裂け、ボクサーパンツの腰回りのゴムもまた千切れ、革靴も爪先の辺りから破れ落ちた。  俺は衣服の残骸を剥ぎ取って、立ち上がった。  頭のすぐ近くに天井が迫るほど背丈が伸びていた。 「フゥーッ!! フゥーッ!! フゥーッ!! フゥーッ!! フゥーッ!! フゥーッ!!……」荒々しい呼吸とともに、分厚く盛り上がった逞しい胸板が上下する。幾重もの筋肉の鎧によって身を包まれているみたいだ。背中の筋肉、腕の筋肉、胸筋とがモゾモゾとぶつかり合う感触がした。  俺は自分の身体から発散される熱気で曇った鏡を手の平で拭い、そこに自分の肉体を映し出した。髪の毛をはじめ、全身の体毛は濃いオレンジ色に染まっていた。血走った目の瞳孔は黄色の輝きを放ち、やや釣り目になって威圧感を誇っている。モミアゲから顎にかけて濃く短い髭が生え揃い、全身の体毛はいっそう濃くなり、胸や肩や背中といった場所にもチクチクと濃く短い毛が伸びていた。 「アー……スッゲッ……カッケェッ……」俺は自分の新しい姿を見て、うっすら涙目になるほど興奮していた。オレンジ色の陰毛の茂みに聳え立つ立派なイチモツは、トクン、トクン、とかすかに脈打ち、ジュクジュクと黒っぽい濃厚な先走りでどろどろになっていた。臍を優に越える長さ、ひと差し指と親指を輪っかにして竿を握ろうとしても指の先が届かないほどの太さを誇り、もはや凶器と呼ぶべき逸品だった。陰嚢もまたずっしりと重量感を増していた。何で俺のザーメン、黒くなってんだろ……? 一瞬だけ疑問に思ったが、そんなことはすぐにどうでもよくなった。  精液の匂い、汗の匂い、独特な体臭が混ざり合い、雄の濃厚な匂いが鼻を突く。ガチガチに硬くなったチンポに軽く触れただけで、足の裏から腰にかけてゾクゾクとした快感が駆け抜ける。心臓が力強く鼓動を刻む音、力を入れた時の筋肉のぐっと強張る感覚、チンポを握った時の総毛立つ快感によって、俺はこれが自分の肉体であることを再確認した。  俺は、壁に頭を凭せ掛け、腰を屈めながら、自分自身の肉体を染め上げるように真っ黒い精液を勢いよくブッ放した。  ドシュッッ!! ドシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッ!!!!  それからはもう、止まらなかった。 「ア”ッ、ア”ッ、ア”ッ、アアアアッ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ、」  俺は片方の手でチンポの竿の根元の辺りを、もう片方の手でチンポのカリの辺りをぐちゅぐちゅと扱き続けた。快感のあまり口の端から涎が落ちた。まるで肉体の変容に伴い、精神もまた変容を迎えたようだった。自分は特別な存在なのだ、という根拠なき全能感が身体じゅうに満ち、俺はナルシスティックな興奮に声を張り上げた。 「アー……スッゲッ、スッゲッ、スッゲ、スッゲ、イイッ、キモチイッ、キモチイッ、キモチイインダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァッッッ!!!!」  射精を繰り返す度に、俺の肉体はますますデカくなっていく。全身の骨格と筋肉は獣のニュアンスを帯びたものに進化し、オレンジがかった金色の毛と白色の獣毛を覆われ、黒色のぎざぎざした縞模様が浮かび上がり、鼻は形を変えながら前に迫り出し、口の中は歯茎の疼く感覚、そして血の鉄臭い味とともに鋭い獣の歯へと生え変わり、耳は髪の毛を巻き込むように上方へと移動して形を変え、手足は分厚く鋭い爪を持ち、足の裏には肉球のようなざらざらした感触が生まれ、尾てい骨の辺りから太く逞しい尻尾が生え出した。  それは、世界がひっくり変えるような劇的な体験だった。理性を揺るがすほどの快感の渦に放り込まれたようで、《虎の王》の強大な力に酔い痴れながら何度も何度もイキまくっているうちに、俺は自分の意識と虎を模した仮面の意識とがぴたりと重なるのを感じた。  その瞬間、《虎の王》が君臨していた何百年も前の時代の光景が次々と蘇った。  ガシャッ、と虎を模した仮面の割れる音で我に返った。  目的を達したと言わんばかりに、虎を模した仮面は顔から外れて床に落ち、ちょうど真っ二つに割れていた。  俺は、自分自身が《虎の王》の精神と肉体を引き継いだことを完全に理解した。  俺――浅田伸巳の意識と、虎を模した仮面に宿っていた《虎の王》の意識は互いを侵食し合うように融合し、もはや俺はどこまでが浅田伸巳で、どこからが《虎の王》なのか線引きできなかった。浅田伸巳であると同時に、俺は《虎の王》だった。《虎の王》であると同時に、俺は浅田伸巳だった。  ただ、今の俺たちの欲望は、見事に合致していた。  ――腹が減った。  ――ヒトが喰いてェ。  そして、警察官たちの強行によって扉が開かれる――。 【完】 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 今年は寅年ということで、オリジナル企画小説に取り組みました。 久しぶりの読み切り短編はいかがだったでしょうか? これまでファンボックスを継続できたのは、応援してくださる皆様のおかげです。 本当にありがとうございます!!


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