内容
・ちょっといい値段の液タブを購入したら、大きさに敗北した話
・液タブで描いたOCのイラスト
こんにちは、炭水です!
絵を描き始めてからの2年間、ずっとiPadで描いてきた私ですが……
この度、液タブを購入しました!!!!
↓買ったもの↓
XP-PEN Artist Pro 14 (Gen2)
https://www.xp-pen.jp/product/1386.html
・XP-PEN社のフラッグシップモデル、Artist Proの14インチモデル(でかい!)
・某wa◯om社製の液タブに比べるとかなり安価
・5000円くらい(らしい)の左手デバイスもついてくる
最近、ありがたいことに、イラストリクエストサービス(Skeb、pixivリクエスト)以外からも、絵のお仕事をいただける機会が増えてきました。
(それと反比例して自由に絵を描ける時間が減っているのですが……)
プロの方でもiPadでイラストを描かれる方も多くいらっしゃいますし、
私も、少なくともweb用のイラストであればiPadで十分以上の性能で、
印刷物用のイラストを扱う場合は最終的にPCでRGBからCMYKへの変換をすればいいかなという認識でした。
そして、iPadの直感的な操作感に慣れすぎたせいか、家電屋さんで液タブを試したときに操作がやたら難しく感じたので、「次に買い換えるならCPUがすごいらしいiPad Proかな〜」と呑気に考えていました。
しかし、先日、とあるiPad絵描きトラップを発見してしまったのです。
それは
『お絵描きソフトclip studio paint(以下、クリスタ)のiPad版では一定以上のサイズのイラストが描けない』
より正確にいうと
『印刷物で一般的な解像度350dpiの場合、作成できるキャンバスサイズは最大145cm × 145cmまで』
ということです。
「1辺145cm以上の絵?そんな大きな絵なんて描くことある?」と思われるかもしれませんが、
たとえば抱き枕カバーの場合、長辺の推奨サイズは160cm以上ですし、
等身大パネルの場合は更に大きくなる場合があります。
つまり、iPadとクリスタの組み合わせでは実は抱き枕カバーや等身大パネルが原理的に描けないのです…….
そして、ちょうど大きなサイズの絵を描くお仕事がいただけたタイミングだったので、急遽、液タブに乗り換えることにしました。
(その直前までずっとiPad Proに買い換えようとしていましたが、今思うと買い換える前にiPad版クリスタのサイズ制限に気がつけて本当によかった……)
トラップに気づいたその日にprimeで注文したので、次の日から早速液タブに切り替えました。
1日目
以前に家電屋さんで感じたのと同様に、多少の違和感はあるものの、思っていたよりもずっと描きやすい気がしました。
左手デバイスでズームやキャンバスの回転が出来るはずなのに、謎の挙動をして機能しなかった。
タッチ操作に慣れ過ぎたせいか、わかっていても画面をタッチしてしまう癖が出てイライラしました。
しかし、スケジュールを考えると1日も無駄に出来ないので、とりあえずその日はPCのキーボードショートカットとトラックパッドを駆使して操作することにした。
2日目
割と普通な自分の環境(MacBook Pro + クリスタ)で左手デバイスが使えないはずがない、絶対に理由があるはずだと思いました。
色々検索してたどり着いた某知恵袋には
「XP-PEN左手デバイスは、Photoshopの標準ショートカットに対応させてあるので、クリスタで使う場合は個別にショートカットを割り当てないとダメ」
とありました。
......当たり前ですね。
画像編集、お絵描きのワールドスタンダードはPhotoshopなわけですし、そもそもショートカットというものは個々人が使いやすいように自ら設定するものですね。
というわけでゴニョゴニョして、
その日から左手デバイスが使えるようになりました!
一方、画面をタッチしてしまう癖は一向に治りませんでした。
3日目
嫌な予感は1日目からあった。
私は1日目の「多少の違和感」の正体に気がついてしまった。
いや、おそらく最初から気がついてた。
ただ認めたくなかっただけである。
「画面がでかすぎる......」
アジアやアラブからの移民が多く住むフランスのアパルトマンで、
孤独を紛らわせるために美少女を描きはじめてからの2年間、
私は10.2インチiPadの画面のうち、
半分に資料、残りの半分にキャンバスを表示するスタイルで絵を描いてきた。
そのようなミクロな環境に慣れきったことで、
線を引く腕のストロークは小さく細かくなり、
視野は極少の世界を見るように順応していたのである。
(そしてひどい猫背になっていた!)
その結果、14インチに合わせた慣れない大きなストロークで引かれた線は蛇行を繰り返し、目線は画面の端から端へと泳いでいた。
XP-PEN社はArtistシリーズというArtist proシリーズよりも小さめなサイズでより廉価なモデルを販売している。
もちろん私も
「せっかく買うのだから......」
「絵の仕事を受けるのだから......」
「数万円の差でproと名前がついているものが買えるのだから......」
そう自分に言い聞かせて、同社で2番目のサイズの大画面液晶タブレットを購入した。
敗北の足音が近づいてくる。
私は己の過ちを認めた。
clip studio paintのウィンドウの端を掴み、
ワークスペースの表示サイズを慣れ親しんだ10.2インチiPadと同じにした。
驚くほど描きやすくなった。
実家のような安心感である。
「大は小を兼ねる」とはよく言ったものである。
その日も画面をタッチしてはイライラしていた。
というわけで、まとめると
「iPad絵描きが(そこそこ)大画面の液タブを買うと、画面がデカ過ぎて描きにくくて、結局表示サイズを小さくすることになるので、別に小さいやつでもいい」
ということがわかりました。
ちなみに、それから二週間くらい描いたら大きいサイズで表示してもそこそこ描けるようになりました!
あと、思いっきり大きく資料を表示しても普通に絵が描けるのでめっちゃ便利!
液タブの練習用にヌードポーズ集でクロッキーをして、いい感じに描けたやつをOCのみうらさんに変換しました!
色味がiPadとだいぶ違ってて難しい......慣れない......
「こういうポーズどう?」というのがあったら、(手持ちのヌードポーズ集デッキにあれば)参考させていただくこともあるかと思うので気軽にコメントしてください👍
それではまた次回👋
S1e73n
2024-10-17 00:49:25 +0000 UTC