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Text of "The house of the ECC⑥

こちらは『魔転職の館』6の翻訳用テキストのページです。

多言語に翻訳しやすいように一部台詞を変更しています。


参照しやすいように、漫画の各コマにページ番号とコマ番号を挿入しています。



p1


1

盗賊A「うぐ…。クソ」

盗賊B「村にこんな強い護衛がいるなんて…」


2

アクハルト「ナイト・アクハルトが護る村に手を出したのが間違いだったな!! 盗賊団よ…監獄にて心を改めることだな」

(人々の歓声)

3

アクハルト「俺の任務はここまでだ」

(兜を外す音)


女性A「なんて凛々しい騎士様…♡」

女性B「彼が兜を脱ぐわ。 きっとか彼のお顔は王子様みたいな…」


4

アクハルト「それではお元気で! また危機が訪れた時は必ず駆けつけよう!」


5

女性達「あ……。はい。お元気で…」

(がっかり)



p2


1

アクハルト「なんでだよ!!」


2

ラビ「またがっかりされたんですか?」


アクハルト「あ…先輩方」


3

ラビ「まあ同じ女だからわかる、『ぴょん』。あのかっこいい鎧を着た、神話の英雄と同じ名の騎士の中身は王子様的なイケメンを期待する、『ぴょん』」


アクハルト「どうしろと…」


4

アクハルト「でも今回の働きで上級クラスになる資格は得られた! それで沢山活躍すれば皆からも認められて夢にも近づくはずだ!」


5

ラビ「ならサ=キュラナに紹介状を出しますよ。すぐクラスチェンジできる、『ぴょん』。そこのクラスチェンジ官様は冒険者の夢を叶える素晴らしい方、『ぴょん』♡」



p3


1

カナ「ラビ達からお話は聞きました! クラスチェンジの館サ=キュラナへようこそ!」


2

アクハルトのモノローグ「俺が兜を脱いでも彼女は態度を変えてない…。彼女は信頼できそうだ!」


アクハルト ♂ 『がっかり騎士』


クラス:アーマーナイト

防御力:B(頑丈)

魅力:C(平凡な見た目)

名声:C(ほぼ無名)

カルマ属性:善

夢:門衛騎士になること


カナ「よろしければあなたの夢を聞いても?」


3

アクハルト「助けを求める人々を護り、騎士として名声を得て…。そして名高き精鋭のみが入団を許される、魔術学院の門衛騎士になることです」


4

カナ「あの七剣将様が学長の所ですね。門衛騎士はどんな外敵の侵入も許さぬ英雄だとか…」


5

カナ「私もそこに行く用事があるんです。是非あなたの夢を叶える手伝いをさせてください♡」


(掴まれる音)

アクハルト「ん?」



p4


1

カナ「魔神の力と、邪悪な力のたっぷりこもった魔素材で、あなたを誰もが羨む最高の騎士にしてさしあげます♡」


・リビングアーマーの破片

鎧を殻代わりにする魔物です!

鎧と完全に同化すると人間並の知性を得て、人を襲い始めます♡



・人造ガーゴイルの腕(呪物)

人造ガーゴイルは鉄壁の身体で人間を護る為に造られた存在!

しかし完璧な性能を求め失敗し廃棄され…その執念がこもった代物です。



・戦乙女の錆びた短剣

何百年も昔世界を救ったとされる銀髪の女騎士が使った武具!

何故かサキュバスの魔力を感じるの面白い効果が出そうです。


2

アクハルト「何ッそんな悪事許してなるものか…うぐ!!」


3~4

アクハルト「身体がっ邪悪な呪いに覆われてるっ!?」

「んぐ~~~!? 」



p5


アクハルト「~~~~~っ♡♡」


≪イビルクラスチェンジ成功≫

クラス:アーマーナイト

→【イビルクラス】ファントムナイト


性別♂→♀

防御力B→A-(鉄壁の身体)

魅力C→B+(見惚れる顔立ち)


装備

E:リビングアーマー



p6


1

アクハルト「これは…女性の胸!? おい! 俺を元に戻すんだ!!」


2

カナ「ご安心を。 あなたは背中からそれを『脱ぐ』ことができますよ。」


3~4

カナ「今のあなたはファントムナイト。『リビングアーマー』を装備する騎士ですから。」


5

カナ「その『鎧』はあなたの為生み出された個体」

「前の鎧よりはるかに頑丈で着たまま生活もできます。呪いも代償もありません。ぜひ存分にご活躍なさってください!」


アクハルトのモノローグ「その日から…俺の生活は一変した



p7


1

男A「ワアアア!! 逃げろ、ワイバーンだ!!」


男B「死ぬぅ!!」


2

男A「やべぇっあいつ火を吹くぞ!! お前なんとかしろ、なんかできるだろ!!]」


男B「何もねぇよ、俺達はおしまいだ!!」


3

男達「!!」


アクハルト「もう大丈夫だッ!! 俺が君達を護るッ!!」


4

男A「一撃で…!!」


p8


1~2

アクハルト「フゥ…」


3~4

アクハルト「ケガはないか?」


アクハルトのモノローグ「あ…クセでまた兜を脱いでしまった。これじゃまたがっかりされる…」


5

男A「感謝いたします、騎士様ァ!!」


アクハルト「えっ」


男B「あなたは命の恩人です!! お名前をお聞かせください!!」


アクハルトのモノローグ「男の名前を名乗ると怪しまれる…!!」


6

アクハルト「名乗るほどたいしたことはしていない。 これにてッ!!」


(逃げ。)


男A「ああっ!! お礼がまだ…!! なんて高潔な女性だッ」



p9


1~2

アクハルトのモノローグ「この鎧の力もあり、その後も俺の活躍は続いた。俺は矢の雨の中駆け抜けたり…」

「俺はたった一人で魔族の軍団から街を護り抜いたことさえ…」


3

女性「あなたの噂以上の活躍ぶり!! さすが銀髪の守護騎士、ブリュンヒルト!!」


アクハルト「えっ…」


アクハルトのモノローグ「名乗らぬ間に俺は人々からブリュンヒルトという名前だと思われていた」

「魔神を討ち滅ぼした伝説で知られる銀髪の女騎士の名だ」


4

アクハルトのモノローグ「オマケに、俺の正体が魔族に滅ぼされた王国の姫だって噂されてる…」

「俺の故郷めちゃ平和だし、田舎領主の三男坊だよ…」


5

アクハルトのモノローグ「これじゃ皆を騙してるようだ。鎧を脱いで彼等に告白しよう…」


アーマー「その行為は推奨できません」



p10


1~2

アクハルト「わっ、鎧が喋った!?」


アーマー「だって私はリビングアーマーですから」

「私はマスターの為創られた装備品。危害は加えません。力と名声を手にしたのに、何故そんな落ち込んだ顔を?」


3

アクハルト「だって俺はブリュンヒルトじゃないからな。今の活躍と人気は君の力と容姿のおかげ。つまり君の功績だ」


アーマー「否定。それはマスターの功績です」


4

アーマー「あなたは多くの者を護った。結果人々はあなたを認め伝説の騎士の名で呼んだ。これは『正当な評価』です」


5

アーマー「『以前の私』も強力でかっこいい鎧でした。あなたががっかり騎士と呼ばれたのは、その英雄的な印象から生まれる期待にあなたが応えられなかったから」


6

アーマー「ですから『今の私』を着てもいずれ同じですよ」


アクハルト「え!? なんで…」


アーマー「人々の『ブリュンヒルト』という『虚構』への期待にあなたが応えられてないからです」

「皆に認められる為にはその期待に応えられる人物にならなければ。」



p11


1

アーマー「私が支援いたします。人々の期待に応えられる『完璧な存在』を目指しましょう!」


2

アーマー「噂のブリュンヒルトの正体は高貴な姫君。上品な女性の所作を身につけましょう」


3

アーマー「あなたは輝く銀髪をなびかせ歩く。…完璧です。 その調子ですよ。努力を続けましょう。全ては名声を高め、『夢を叶える為』です」


4

アクハルトのモノローグ「そうだ。俺には夢があるんだ。その為に自分を磨き相応しい存在になる。それは間違った話じゃない」


クラスレベルアップ!

魅力:B+→A-(尊敬の眼差し)

名声:C→B+(民衆の人気者)


5

アクハルトのモノローグ「誰からもがっかりされない完璧な騎士になる…!! そうすれば門衛騎士にだって必ずなれる!!」



p12


1

アーマー「装備も強化が必要。この重鎧を身につけてください」


アクハルト「いや分厚すぎて体形に合わない――」


2

アクハルト「んっ…♡」

「なんだこれっ。鎧…溶けて…♡」


3

アクハルト「同化した――!?」


装備強化成功

防御力上昇↑

魅力上昇↑


4

アクハルト「完全に生身だ…感覚まである…♡」


アーマー「強化完了です。重心変化の調整は私が行います」


アクハルト「こ…こんな重くて大きなおっぱいに何の意味がぁ…。」


p13


1~2

アクハルトのモノローグ「意味はあった。俺は重い武具を自在に操れるようになり…」

「俺のその超人的な姿に人々は『噂通りだ』と熱狂した」

「彼女の指示はいつも正しい。彼女は最高の装備だ」


3

アクハルト「皆さま――ごきげんよう。」


アクハルトのモノローグ「あの悔しい思いを二度としたくない――その気持ちで『私』は完璧な存在を目指した」


クラスレベルアップ!

魅力A-→S-(男女問わず魅了状態に)

名声B+→A(民衆の英雄)


4

アーマー「さすがマスター。あなたは彼等の期待に応えられてます」


アクハルト「あなたのおかげです。今の私は完璧な――」


5

アーマー「いえ。あなたはまだ完璧ではありません」


アクハルト「え!? 何が問題ですか…!? 修正します!!」


アーマー「では宿に戻り私を脱いで頂けますか?」


アクハルト「はい! ただちに!!」



p14


1

アクハルト「危なかった…。まだ私に問題があっただなんて。早急に直さねば皆からがっかりされてしまいます…」


2~3

アクハルト「久々の外の空気…湿気が不快です」

「でも自分にまだ欠点があるというのは」

「我慢できな…」


4

アクハルト「どういうことですか!? 俺の身体がっ!?」



p15


1

アーマー「それが『欠点』です」


アクハルト「この身体は何だ!? 呪いや代償はないって――」


2

アーマー「…? 私はただマスターを完璧なブリュンヒルトにする為、内部の『低性能な体』に改良を施しただけです」


3

「でなければ私の性能は完璧に発揮できません。だけど完全に『私』にはなれていませんね」


4

アーマー「それはあなたが『ブリュンヒルト』の中に『アクハルト』がいると認識しているから」

「それを解消せねばマスターは完璧になれません」


5

アーマー「魂そのものも全て『私』へ改良しないと…」


アクハルト「ふざけるなっ。 そこまでしたら俺じゃなくなる!!」



p16


1

アーマー「失礼ですが『お前』がアクハルトのままでは完璧になれないんです」

「あんな…愚かで。期待に応えられず。弱くて惨めな。低性能な人格♡」


2

アーマー「ご安心ください。私がマスターを支援いたします。この私を着用するに相応しい人物に改良してさしあげます♡」


アクハルト「やめっ…♡」


3

アーマー「私の指示は全て正しかったでしょう? 信じられないほどの成功と幸せが訪れたでしょう?」


4

アーマー「ですから私の指示に従ってください。全てマスターの為なんです」


アクハルト「おお~~~っ♡♡」



p17


1

アクハルト「んん~~!! おまんこをこするのやめてっ♡」


アーマー「認めてください。あなたはブリュンヒルトだと。そうすればあなたの存在は徐々に私そのものへと変化します♡」


アクハルト「いやだ!!」


2

アーマー「完璧になれなければ、マスターは失望され今の栄光を失いますよ? はあ…もういいです。がっかりしました」


3

アーマー「主従関係を抹消。以後私の着用を禁じます」


アクハルト「えっあっ。 俺っ…違っ…。私はブリュンヒルトです!」


アーマー「何故です? 本当の自分に戻れますよ?」


アクハルト「…戻りたくない!!」



p18


1

アクハルト「あんなの私じゃない!! それなら捨てます!!」

「私が完璧になるのを邪魔する物はいらない!!」

「だって本当の私はっ強くて美しくて人気で何をしても完璧っ!」

「私が皆からがっかりされる低性能な存在なわけがないんですよぉ♡」


2

アクハルト「私はブリュンヒルトなんです!! あなたっ、いえ、マスターを着ないと存在できないんです!♡」

「私はマスターの性能を完璧に発揮できる装備品になります!! だから私に着る許可をください!!」


3

アーマー「なら私を着るに相応しい存在になりなさい♡」


アクハルト「はいっ! マスター♡」


アクハルトのモノローグ「ああっ幸せ! 変わってく。 『本当の自分』に♡」



p19


アクハルトのモノローグ「完璧な自分に――♡」


アクハルト「イクぅぅぅ♡♡♡」



p20


1

アクハルト「…これで私はファントムナイト。ブリュンヒルト。 また一歩完璧な存在へと近づきました♡」


クラスレベルアップ!

カルマ属性:善→悪

スキル『人形的思考』を獲得

呪い『完璧への執着』を発現


2

アーマー「あんなアクメから即座にこの振る舞い…完璧ですね。アクハルトへの未練はもうありませんか?」


3

ブリュンヒルト(アクハルト)「――肯定。 私の唯一の欠点を修正でき幸福です。 あの低性能な人格は、私が完璧に至る為には邪魔でしたから」

「さあマスター。 私を中に装備なさってください。 私は以後マスターをがっかりさせることはいたしません――」


p21


1

その後――


民衆A「あれが氷雪の姫騎士様…」

民衆B「彼女の臣下も皆美女だそうだ。完璧すぎる…」

民衆C「門衛騎士団が頭を下げて招致したってよ」


2

騎士A「クソっ俺だって騎士なのに…!! 世の中には人相のせいで盗賊と間違えられる奴もいるんだぞ…!!」


ブリュンヒルト「まるで――昔の私のようですね」


3

騎士A「え――…ブリュンヒルト!?」


ブリュンヒルト「私の元で騎士として働きませんか――?」


騎士A「えっ…!? いいのかよ!?」



二つ名【銀髪の守護騎士】

→【氷雪の姫騎士】


魅力S-→S+(彼女を視ると崇拝状態に)

名声A→S+(民の信仰対象)



p22


1

ブリュンヒルト「ではヴァルキューレ。 彼にリビングアーマーを」


ヴァルキューレA「既に。 私は完璧なお姉さまの完璧な女騎士ですので!」


2

騎士A「なんだこれっ引きずり込まれ…!!」


3

騎士A「これは…!? 聞いてねぇぞ!!」


ブリュンヒルト「それはリビングアーマー様…。あなたの欠点を抹消し完璧へと導く至高の存在…♡」


4

ブリュンヒルト「あなたは今日から女騎士ヴァルキューレ…。 私をより完璧にする為に一生を捧げなさい…♡」


騎士A「あっ?♡」


5

ブリュンヒルト「期待してますよ♡」



p23


1

騎士A「あ? お…。あへ。お。」


2

騎士A「はい…必ずご期待に応えますっ!! お姉様♡」

「俺っいえ私!! あへっあへあぁ…♡」


3

騎士A「あへっ…あへっ! しあわせぇ…♡」

「期待されちゃった! 男辞めないとっ! 女騎士にならないと! お姉さまがより完璧になる為全てを捧げないと♡」


4

カナ「着た者をイビルクラスチェンジする、新型リビングアーマー…。お気に召したようですね」


ブリュンヒルト「…カナ様」


5

ブリュンヒルト「はい。 美しき女騎士の臣下達の存在は、私をさらに完璧な存在へと引き上げてくださいました♡」

「彼女達も低性能な存在から完璧な従者になれて幸せだそうです♡」


p24


ブリュンヒルト「ご覧ください。 我が美しき臣下たち、ヴァルキューレを…」

「私という存在がより完璧に見えるでしょう――?」



アクハルト

→ブリュンヒルト

♂→♀


二つ名【がっかり騎士】

→【氷雪の騎士姫】


クラス:アーマーナイト

→【イビルクラス】ファントムナイト

カルマ属性:善→悪

防御力S+(金剛の身体)

名声S+(信仰対象)

魅力S+(視ると崇拝状態に)


所属:魔術学院の門衛騎士団


夢:彼女の滅びた祖国を復活させること

(人々にそう思われているから)


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