こちらは『魔転職の館』④の翻訳用テキストのページです。
多言語に翻訳しやすいように一部台詞を変更しています。
参照しやすいように、漫画の各コマにページ番号とコマ番号を挿入しています。
p1
1
冒険者A「カナスさんなら、サ=キュラナの女性と歩いてたぜ。そこに行けば何かわかるかもしれねぇ」
冒険者B「彼には相棒が世話になったからな。俺達も心配してんだ」
2
ガルナス「息子が職場で解雇されてから行方知れずとは知らなかった。彼からの手紙では順調だと書いてあったが」
ガルナス ♂ 『七剣将』
クラス
【ヒーロークラス】バトルマスター
(全ての武具・戦いに精通)
筋力S+(稀代の天才級)
統率力S(将軍の素質)
カルマ属性:善
夢:既に叶えた。
カナス(カナ)の父
3
ガルナス「なんにせよここで手がかりを得られるはずだ」
(ドアのノック音)
4
カナ「ようこそ! クラスチェンジをご希望ですか?」
p2
1
ガルナス「何っ!?サキュバス !?」
2
カナ「父さん !?」
3
ガルナス「なんだと? 父さん…?」
カナのモノローグ「何故オヤジがここに!? 私がサキュバスだって何で彼にバレた…!?」
カナ「ま…待って!! わたしっ…俺、カナスだよ!! サキュバスに変えられちゃって…」
4
(抜刀する音)
カナ「ちょっ!! 信じてくれって!! 悪いことは何もしてない!!」
5
レンダク「人を魔族化させる魔族が稀に存在する。魔族にされた人間は魂を魔神に支配された哀れな傀儡。斬るのがその者の為じゃ」
七剣将
【ヒーロークラス】ロードモンク
レンダク
p3
(触手がからみつく音)
1
ガルナス「貴様だな!? 貴様が息子を――」
p4
1
ガルナスのモノローグ「力が出ない…! 封じられた?」
2
ソラ「冒険者最強の集団『七剣将』。私では絶対勝てません♡」
「ですがあなたの息子が魔族にされていることをあなたが知れば、さすがに動きに迷いが生まれましたね」
3
ソラ「その首輪は『一夜の呪縛』♡ 」
「呪いの効力が一日しか保てないかわりに、本来なら魔力防護で呪いをはねのけられるあなたほどの強者でも無力化できるんです♡」
4
ソラ「あなたの為に特別なイビルクラスチェンジ素材を用意しています♡ さあカナ♡ 御父様にイビルクラスチェンジの儀式を♡」
・ヘイズルクの飴角(1級禁制品)
蜜より甘い乳を出す魔神獣の角!
蜜乳の強烈な多幸感と依存性によって人間は理性を失い下僕にされるんです♡
これはその蜜が固形化した飴角です!
・”非山羊”の香木(特級禁制品)
いまだ誰も討伐できぬ最強の存在『樹海を喰らう非山羊』の体の一部です!
非山羊は無数の仔を産み落とし広大な樹海を呑み込む混沌の象徴!
それと融合するということは…♡
・バーサーカーの死薬(二級禁制品)
古代のバーサーカーが用いた興奮剤です!
疲労も痛みも恐怖も失う薬ですが
深刻な狂化汚染に蝕まれる為に
現在は禁止されています♡
p5
1
カナ「ではこの魔核でイビルクラスチェンジ開始です!」
「私は父さんの『一番幸せな瞬間』を今も覚えていますよ♡ それは夢を叶え理想の自分になる時! 父さんみたいな幸せな人を増やすことが私の使命なんです!」
2
カナ「魔神の下僕になることが全ての人間の幸福であり理想の姿♡」
「私が魔族になったのはその悦びを全ての人に与えられるからです!」
3
ガルナスのモノローグ「彼女の心は歪められている…。我が息子は本当に魔神の下僕にされてしまったのか…!」
「息子よ。それは違う!」
4
ガルナスのモノローグ「俺が一番幸せだった時は――」
p6
1
ガルナスのモノローグ「幸せだったのは――」
2
ガルナス「~~~~ッ♡♡」
≪イビルクラスチェンジ成功…?≫
バトルマスター
→【イビルクラス】ヘイズルベルセルク
筋力S→F-(無力化中)
指揮力S→F-(無力化中)
狂化汚染F-→C(正気)
母性侵食F-→C(無自覚)
状態異常
蜜乳分泌/一夜の呪縛/■■■■(未発現)
p7
1
ガルナスのモノローグ「変身魔法? いやクラスチェンジの儀式を悪用し呪いで俺の存在を捻じ曲げたのか!! 俺はバトルマスターから何に変えられたんだ…!?」
ソラ「魔力防護で変化は不完全ですか…」
2
ソラ「これではカナの隷属魔法も通用しませんね」
「ただ術者が常に傍にいれば、この事態を外部に漏らさぬよう口止め程度はできますか…」
3
ソラ「カナ。あなたの使命は首輪の効力が保てる一日の間に、彼女を我らの仲間に引き込むことです♡」
「それができねば、私達姉妹の命も魔神の計画も全てが終わると心得てくださいねっ♡」
p8
1
その日の夜。サ=キュラナ、カナの自室
2
ガルナス「俺は父としてお前にこれ以上罪を犯させはしない」
「この呪いの効力がなくなればすぐにお前を斬るからな…!!」
3
カナ「ならそれまでは仲良く過ごしましょう! わくわくします!」
4
カナ「父さんと一日中一緒にいられるだなんて滅多にありませんから!」
p9
1
ガルナスのモノローグ「確かに俺は仕事と夢の為に家にほとんど帰らなかった」
「今のカナスの歪みも元をたどれば俺のせいかもしれない――」
昔のカナス「もう行っちゃうの!? 明日僕の誕生日だよ!?」
昔のガルナス「すまない!! 砦をドラゴンから守る依頼が!!」
2
ガルナスのモノローグ「息子を斬る決意は揺るがない。だがこのままでは息子があまりに不憫だ。呪いがある間、俺はせめて親として傍にいてあげたい…」
3
カナ「私と一緒にいる間のわがまま聞いてくれますかっ?」
ガルナス「…わかった。俺にできることなら…」
4
カナ「カナのママになっておっぱい飲ませてください!!」
ガルナス「ダメだ!!」
p10
1
翌朝――
カナ「ママ、こっちに美味しいスイーツ屋さんがあるんです!」
ガルナス「…ちょっと待って!」
2
ガルナス「「このお腹じゃそんなはやく歩けないから…」
3
ガルナスのモノローグ「目覚めると俺は『妊娠』していた」
「カナスが言うには『そういう特性のクラス』だから問題はないと…中身も赤子でないから心配いらないと…」
「なら俺の腹には『何が入っている』? 今も俺のお腹には『何か』が胎動し生命を感じる…」
クラスレベルアップにより呪いが発現
■■■■→触手甲冑妊娠
p11
1
ガルナスのモノローグ「お腹の中の生命を感じる度、恐怖心がぼやけていきあたたかい気持ちになる…」
「息子が娘になり、俺は孕んでいる。気が狂いそうだ…」
2
ソラ「彼女を狂わせなさい♡ その為に彼女をバーサーカーに変えたんです」
「彼女の理性を失わせ、家族愛で感情を揺さぶる。それが唯一の勝ち筋です」
3
ソラ「ただし彼女に今の自分がバーサーカーだと悟られてはいけません。それで狂化解除薬を飲まれれば終わりです!!」
カナ「ママだいすき♡」
ガルナス「あっ…♡」
ソラ「彼女の母性をくすぐり庇護欲を爆発させれば、彼女は頼もしいママ…味方になることでしょう♡」
p12
1
ガルナスのモノローグ「こんなにはしゃいで。俺と一緒なのがそんなに嬉しいのか?」
2
ガルナスのモノローグ「今までできなかった分も沢山可愛がってあげないとな…♡ この子の『次の』誕生日には必ず一緒に――♡」
3
ガルナスのモノローグ「『次』はないだろう?」
「俺は息子がこれ以上罪を重ねぬ為にも呪いが消え次第斬ってやるのが父としての責任だ!!」
「俺は人々を守る七剣将として心を鬼にせねばならんのだ!!」
「でも我が子すら守れない人に七剣将の資格はあるのかしら…。彼女がこうなったのは私の責任なんだからしっかり面倒みないと…♡」
「そうよ…せめて次の誕生日までは一緒にいなきゃ…それからでも遅くはない…♡」
クラスレベルアップ!
狂化汚染C+→B(思考の異常化)
母性侵食C+→B-(思考のママ化)
p13
1
ガルナスのモノローグ「俺の思考がいつもと違う!! 今の俺は精神汚染を受けているに違いない!」
「魔力防護は機能してる。だから原因は外部でなく内部。理性の喪失と…イビルクラスチェンジ…」
「今の俺はバーサーカークラスに変えられているんだな?」
「一日という時間は罠だ。俺に『待てば勝てる』と思わせて狂化させるのが目的か。狂化の解除薬を飲まなくては!!」
2
ガルナス「なあカナス。贈り物をしたいんだ。あの小物屋に寄るから待っててくれるか?」
カナのモノローグ「小物屋…? あそこなら解除薬は売ってないから…」
カナ「わかりました! お店の前で待ってます!」
3
ガルナスのモノローグ「俺はあらゆる武具に精通している。バーサーカークラスのものもだ」
ガルナス「この匂い袋をひとつくれ」
4
ガルナスのモノローグ「バーサーカーが解除薬を失った緊急時のお守りとして持ち歩いている『匂い袋』」
「中身の香料は薬にも用いられ食めば即席の解除薬にもなる」
「これで俺を惑わす偽の感情は消えて…」
5
ガルナスのモノローグ「…この『我が子を斬りたくない』って葛藤は俺の感情だよな…? もしその感情が失せたら俺は…最低の悪魔だぞ…」
p14
1
ガルナスのモノローグ「そうだ…あと数時間で呪いはなくなるんだ。無理に急ぐ必要はない…」
「このカナスへの愛情と一緒にいてやりたいという気持ちが偽の感情のはずはない…だって俺は親なんだから…♡ 大丈夫…あと数時間正気を保つぐらい…」
カナ「おかえり!」
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ガルナス「すまないカナス。俺はお前を斬りたくない。本当なんだ。だが悪魔に堕ちたお前を野放しにはできない。その覚悟も本心だ」
3
カナのモノローグ「さすが手強いですね。もっと庇護欲をかきたてないと」
カナ「…わかりました! その時は抵抗しません。だから今だけは――」
4
ガルナス「だから呪いの効果がなくなるまでは一緒にいたい…。お前のわがままもきいてやる! だ…だから…」
p15
ガルナス「だからそれまでぇ…私があなたの『ママ』になる…♡ だからママのおっぱい飲んでもいいのよ~?♡」
ガルナスのモノローグ「この愛情は本物♡ 否定するなんて正気じゃない!!」
「親が子を愛する気持ちは絶対に本物の感情…。大丈夫。正常に判断できてる!」
判断失敗(理性値の不足)
クラスレベルアップ!
母性侵食B-→A(言動のママ化)
狂化汚染B→A(無自覚の狂気)
理性B-→D-(欲望に忠実)
★『カナスの父』から『カナちゃんのママ♡』に変化しました
p16
1
カナの自室
ガルナス「ママのおっぱい美味しいかしらぁ~?♡」
「あらあら~♡ そんな安心した顔しちゃって♡ かわいいわぁ♡」
「ああっ私パパなのに♡ 男なのにママになるなんておかしいことなのにぃ♡」
「おっぱい飲まれるとおかしくなっちゃうぐらい気持ちがママになっちゃう♡」
2
ガルナスのモノローグ「こんな無垢で素直な子を殺さなきゃいけないなんて正気とは思えない…。あら~?」
「そうよ…ママが子を殺すなんて狂気♡ 狂ってる♡ 異常♡」
「危うく正気を失うところだった♡」
p17
1
(扉の開く音)
ソラ「やってますね♡ 私も仲間に入れてくださいっ――ママ♡」
2
ガルナス「え…? あなたは私の子じゃないわよね…?」
ソラ「私はカナの姉です。顔もあなたの娘そのものでしょ?」
ガルナス「あれ…え? 確かにそうね…?」
3
ガルナス「んんっ~~~♡♡」
「そうね!? カナちゃんのお姉ちゃんってことならあなたは私の娘よね???♡♡」
「精神汚染がかなりひどくなってるみたい! あやうくあなたのことまで忘れるとこだったわ~???♡♡」
クラスレベルアップ!
母性侵食A
→A+(他人を自分の子供だと認識)
p18
ガルナス「ああっ幸せぇ♡ 娘二人におっぱい吸われてるうぅ♡」
カナ&ソラ「ママっ♡ だーいすきっ♡」
ガルナス「ママも2人がだいすきぃ♡♡ 世界で一番だいすきなのっ♡ お別れなんてしたくないっ♡」
2
ガルナス「こんなに幸せなのに、呪いがなくなったら終わりなんてやだ♡ ずっとママでいたいぃ♡」
「なるっ、なります♡ 男辞めてっ♡ 一生ママになるぅっ♡」
「くるっ、きちゃう! 私っ!」
p19
ガルナス「ママになりますぅうう!!」
p20
ガルナス「――魔族になった娘を殺さなきゃいけないなんて『狂ってる』♡」
「人間は狂ってる♡ ああ♡ 危なかった。魔族のおかげで…『愛しの魔神』のおかげで――ママは『正気』を取り戻せた♡♡」
p21
ルナ(ガルナス)「大好きな娘たち…♡ もう一生離さない♡ ママがず~っとあなた達を愛してあげるわ♡」
クラスレベルアップ!
狂化汚染S+(狂化解除不能)
母性S+(子への狂気的な執着)
★禁忌『魔物出産』により
カルマ属性が狂悪になりました(永続)
p22
1
ソラ「やったー! カナのおかげです! 『一人目の七剣将』は完全な賭けでした! これで魔神の計画が一歩進みます!」
2
ソラ「七剣将は最強の冒険者であり人々の希望♡」
「もしそれが全て敵に回ったら、人々は希望を失い魔神に従うほかに生きる術はありません♡」
3
ソラ「魔神の為に、冒険者と七剣将をイビルクラスチェンジさせて人間の世を絶望で満たす♡」
「それが私の使命であり私の『夢』なんです♡ それの為にその魂と人生を全て捧げてくれますかっ?」
4
カナ「もちろんですっ♡ 私は魔神の下僕ですから♡」
ルナ「『娘』の夢を手伝えるなんて私はなんて幸せなのかしら~♡」
p23
1
七剣将レンダクの城
モンクの修練場 トクァルパレス
レンダク「こ…これは!?」
2
レンダク「ワシが留守の間に弟子たちを襲うとは…!!」
「一流の冒険者として腕が立つ者たちすらことごとく…!!」
「貴様は魔族でなく人間だろう!! それほどの強さなら、正しき道に立てば多くの者を救えるだろうに…!! なにゆえこのような凶行に及ぶかッ!!」
3
ルナ「あらあら~♡ 怒らないで♡ 『全員生け捕りにして♡』って愛する娘からお願いされたらママ断れないもの~♡
「それに~『七剣将同士』の私闘は厳禁だったでしょ? 一回あなたと本気でやりあってみたかったのよ~♡♡」
p24
1
レンダク「七剣将だと? 貴様何者…!?」
ルナ「安心して♡ ちゃんと教えてあげる」
2
ルナ「私は元七剣将ガルナス♡ 七魔隷姫のルナよぉ♡」
「さあ♡ あなたもイビルクラスチェンジしてもらって、魔神の下僕になりましょうね~?♡」
ガルナス→ルナ
♂→♀
二つ名『七剣将』
→『七魔隷姫』
クラス:
【ヒーロークラス】
バトルマスター
→【イビルクラス】
ヘイズルベルセルク
カルマ属性:善→狂悪
狂化汚染S+(解除不能)
母性侵食S+(狂気的執着)
理性F-(理性完全喪失)
筋力■(上限突破)
カナスの父
→カナちゃんのママ
夢:娘の夢を叶えること♡
つづく