[Infomation] this is the text of 【Succubus Princess in OTAKU-club】 series in japanese for machine translation. 【Part1】 this text was rewritten for machine translation! I recommend you using DeepL. You could use DeepL and read my works if you want! (But sometimes Translation make mistake.) p1=Page 1 ★★------------------------------------------------------★★ オタサーの姫サキュバス-① (https://alfre-tori.fanbox.cc/posts/4512195) 補足 ・オタサークルの姫とは 周りの男から姫様のようにちやほやしてもらう為に、男のオタク達だけのコミュニティに入り込む女のこと。 多くのケースでは、オタク達がその者に恋愛感情を抱き、彼女の気を引く為にメンバー同士でいがみ合うようになり、コミュニティが破綻する。これをサークルクラッシュと呼ぶ。(日本では大学生のクラブをサークルと呼びます) オタサークルクルの姫になる為に打算的に行動する者もいるが、稀に無自覚にオタサークルの姫となりコミュニティを破壊する天性のクラッシャーがいるらしい。 p1 オタサークル。それはオタクの為のコミュニティだ。 大学の講義の後に集まって共通の趣味の友人と過ごす時間は何よりも楽しく… 俺――ストツグ・サトクラはこの自分の居場所をとても気に入っていた。 だが…あの時の俺は想像もしていなかった。その居心地の良いコミュニティがオタサークルの姫によって滅茶苦茶になることを。 そしてオタク達の友情や信頼関係がサキュバスによってぶち壊されてしまうことを。 まずは…そのオタサークルの姫が現れたところから話そう。 p2 オタサークルのサキュバス姫 第一話 オタサークルのヒメサキ p3 ストツグ「やっほー。講義終わったから来たぜ~」 俺は里倉ストツグ。O大学2年の学生だ。俺の学生生活には、ある楽しみがあった。親しいオタク友達と楽しく過ごすオタサークルでの時間だ。 ストツグ「あれ…今日のメンバーはオレスギだけか?」 p4 ソトナリ「今は俺だけだ。鴨田さんはレポートがあるから来れなくて、ウッシーはアルバイトだってよ。他は…」 彼はソトナリ・オレスギ。俺と同じ2年生だ。視力のせいで目つきは鋭いが気のいいオタク。その優しさのせいで、人の悪意に気付くことができないタイプだ。 ソトナリ「あとヒメサキだ。彼女は講義終わったら来るってさ」 ストツグ「う…ヒメサキか」 p5 ソトナリ「お前って露骨にヒメサキを避けてるよな。そんな態度だと彼女が可哀想だ」 ストツグ「だって彼女は怪しいだろ!! 彼女の服装も口調もオタクの好みを狙い過ぎだし…オタク知識ゼロだし。薄い服で下着を透かして見せてるヤバイ女だぜ?」 ソトナリ「彼女がオタクかどうかに知識量は関係ないだろ? 彼女は俺のお気に入りの作品にとても興味を持ってくれるぜ」 「あと…下着が透けて見えるって話は最低だぞ…。彼女の厚手の服が透けて見えることはありえない」 p6 ヒメサキ「こんにちわー。 やっと講義終わった~。もうぐったりだよ~。ジュース欲しくなるよね!」 ソトナリ「ヒメサキ! お疲れ様! ちょうどジュースを買いに行くところなんだ。…君の分も買ってこようか!?」 ストツグのモノローグ(お前は彼女の下僕か何かか!? っていうかやっぱり彼女の服は透けてるって!! 下着も乳首も見えるだろ!! タトゥーまであるし…何で皆は気付かないんだ!?) p7 ヒメサキ「いいの? ありがとう! ソトナリくん大好き! じゃあイチゴミルク買ってきてね!」 ソトナリ「わっ…わかった!! さっそく行ってくるよ!!」 彼女はマイン・ヒメサキ。先月入部したての1年生だ。絶世の美少女でフレンドリーな、自称オタク。そんな彼女が現れてから部員は皆この調子だ。 p8 ヒメサキ「あ~疲れた。 隣座ってもいいかな~?」 ストツグ「なんでだよ!! 他にいくらでも席あるだろ!?」 ヒメサキ「だってゲームやってるじゃん。 見せて!」 姫埼は俺の隣に座り肩を寄せた。俺のスマホを覗き込み…ふよんと胸が俺の腕に当たる。 彼女の花のような柔らかい匂いが俺の鼻孔をくすぐる。…誘惑する為に露骨すぎるんだよ。 ヒメサキ「あっ『ソーマトラベラー』やってるの? ストツグくんが好きなモカちゃんって、可愛いよね。」 p9 ストツグ「お前さ。前に『ソーマトラベラー』に興味あるって言ってたけど…。何章までやったんだよ」 ヒメサキ「え? あ~…。私にはちょっと難しくってぇ。今は2章で止まってるの~」 ストツグのモノローグ(絶対嘘だ…) ヒメサキ「それに~皆からスマホゲームを沢山勧められてて~。私はゲーム下手だから――」 (電話の着信音) ヒメサキ「――!? えっ何で今!? えっと…あ…ごめん!! 電話だからっちょっと部屋を出るね!! またあとで!!」 p10 ストツグ「なんだ? あんなに慌てるヒメサキは初めてだ。…すっげー最低な発想だけど、今がヒメサキの正体を探るチャンスかも?」 「今まで楽しくオタクの話ができたこの部だが、今じゃ皆が彼女に夢中ですっかり変わっちまった。もし彼女がちやほやされたいだけの『姫』なら…証拠を掴んで皆に明かさなきゃいけない!!」 p11 ストツグ「いた…ヒメサキだ。空き教室にいたのか。 ん。部屋の中に霧がかかってる…?」 ヒメサキ「もしもし…ママ!? 昼に電話はやめてよね!! え…? そうよ。オタク男子共のとこ」 「…遊んでるわけないでしょ!! 試練の為よ。オタク共って適当に話合わせるだけで、私に魅了されて貢いでくれるんだから!」 「…ええ。ちゃんと全員下僕として従えて帰るから。ママは安心して待ってればいいの!! じゃあね!!」 ストツグのモノローグ(なんだって!?) p12 ストツグ「…聞いたぞヒメサキ。俺達をどうするだって?」 ヒメサキ「え…。な…なんのことかなー?」 ストツグ「俺達を下僕にするってお前は言ったろ!! 俺は最初からお前は怪しいと思ってたんだ」 ヒメサキ「今の会話が聞こえてたの!? ありえない――」 ストツグ「露骨に俺達を誘惑して惑わしやがって!! その下着丸見えの服とタトゥーもその為なんだな!!」 ヒメサキ「――え? あなた…これが視えてるの?」 p13 ヒメサキ「…なるほど。 防音術が効かないのもそれが理由ね。」 ストツグ「え…ヒメサキから…黒い霧が!? 一体何が――」 ヒメサキ「あなたが私を警戒してたのは知ってた。 だから大胆な行動は取らなかったの。だけど…あなたが『蛹』なら話は別ね。」 「見せてあげる。私の本当の姿を。 そして――あなたの『本当の姿』も。」 p14 黒い霧がヒメサキの体を包むと彼女に変化が起きた。肌がみるみる青く染まり――蝙蝠のような羽根が広がり。桃色の尻尾が生えゆらゆら動く。 酔って失神しそうなほどの甘い香りが部屋中を包む。俺は驚きとその香りで力が抜けてへたりこんでしまう。 p15 ストツグ「人間じゃない!? ――悪魔ッ!?」 ヒメサキ「悪魔? いいえ…私はサキュバス。 人間の精気が大好物のえっちな種族よ。そして――何故正体を明かしたかわかる?」 「あなたをここで最初の下僕にすると決めたから。 一番面倒そうな人が一番簡単に済むなんて素敵ね。」 p16 ストツグ「俺っ逃げなきゃ!! あれ――扉が開かない…!?」 ヒメサキ「つかまえた。 黒い霧が扉に絡みついてるでしょ。これはサキュバスの能力」 「誰も部屋を開けられないし、どれだけ大声を出しても外に聞こえないの。」 ストツグ「そんな!! 離せっ…俺の服を脱がすなっ…やめろおお!!」 p17 ストツグ「俺の体が黒い霧で縛られてるっ…!?」 ヒメサキの放った霧は俺にも絡みつく。それは縄のように硬く、身動きがとれない…!! ヒメサキ「ふふ。ストツグ君の身体、美味しそうな匂いがする。 健康な雄の匂い!」 p18 ストツグ「離せ、この化物!! あと俺の胸をやらしく触るな…俺は男だぞ!?」 彼女は俺の胸を撫で回し…乳首を指先で弄る。こそばゆい感覚はあれど、嫌悪感と化物への恐怖が勝っていた。 ヒメサキ「私に乳首を弄られた男は皆そう言ったわ。これから乳首いじりが大好きな変態になることも知らずに…!!」 p19 ストツグ「――ッ!? お前、今なんて言って…うわっ!? …何だっ!?」 「何って…電撃を指に纏わせて、あなたの性感帯を刺激しただけだけど?」 「あなたの恐怖心と男のプライドよりも、乳首の快感が勝っちゃったね」 「必死にこらえてる! 情けない弱い雄の発情顔で可愛いね!」 p20 ストツグ「だっ黙れ…ッ!! こんなのは少しも気持ちよくない…うっ!?」 ヒメサキ「気持ちよくて勃起してるじゃん。 もしかして乳首を毎日弄ってた?」 ストツグ「そんなわけないだろッッ!?」 ヒメサキ「じゃあストツグ君は初めて乳首弄られたのに、それだけで興奮して勃起したの? 天才的な雌の素質じゃん!」 p21 ストツグのモノローグ(ふざけるな!! 俺は男だぞ!! サキュバスの能力とやらで感じさせられてるんだ!!) ヒメサキが乳首を弄る度に、頭に痺れと快感が蓄積していく。全身が熱くなり体が無意識に快楽を受け入れてしまう。 こんな恐ろしい存在が現実にいただなんて!!なおさら彼女の野望からオタサークルの皆を守らないと!! p22 ヒメサキ「じゃ…美味しそうになったし――君のおちんぽ食べちゃおうっと」 ストツグ「わあああああっっ!? なんだこれっ…粘膜がっ!?」 その時彼女の尻尾が俺のちんこをくわえこんだ!! 湿った粘膜はオナホのようにちんこをぴっちり覆って締め上げる。その感触は今まで感じた全ての快楽より勝っていた――!! p23 (射精の音) ストツグ「~~~~っ!! …射精しちまう!」 p24 ヒメサキ「ん~美味し。 ストツグ君の精液すごく精気に満ちてる。 家畜向きね!」 ストツグ「はーっ…はぁーっ…。う…うるせぇ」 ヒメサキ「私の下僕になればいつでもこんな快楽が味わえるんだよ? 毎日愛してあげる。 人生も体も魂も全て私に捧げると誓ってよ!」 ストツグ「誰が誓うか!! そうやって部員の皆を下僕にする気なのか…!?」 p25 ヒメサキ「そうよ。『サキュバスに魅了され完全服従を誓った者』は永遠に主人に逆らえない眷属サキュバスとなる。それがルール。」 「私の試練は正体を隠したまま一つの集団を眷属サキュバスに変える事」 ストツグ「だったらこれで失敗だな!! 俺は魅了されてないし服従も絶対誓わない。そして皆にも警察にもお前の正体をバラしてやる!!」 ヒメサキ「ええ。だから今まであなたを警戒して動いてきたの。――あなたも『普通の人間』なら、その過程が絶対に必要だから」 p26 ヒメサキ「極稀に…先祖がサキュバスと交わり『因子』が体に定着した人間がいるの」 「それはただの人間と変わらない。だけどサキュバスと関わった時『それ』が活性化し一時的に特殊能力が発現するのよ」 「ストツグ君…私の服が透けて見えるって言ってたよね? それはサキュバスの透視能力。あなたは…『因子』が定着した者」 ストツグ「だ…だから何だ!? 俺は人間だ!!」 p27 ヒメサキ「彼等はサキュバスと関わると因子が活性化する…つまり私に魅了されなくても、私に完全に屈服しなくても、あなたは簡単に眷属のサキュバスになっちゃうの!」 ストツグ「――は?」 ヒメサキ「あなたは…人間の体の殻をまとった『蛹』なのよ。 キッカケを与えれば…美しいサキュバスに羽化するってこと!」 p28 ヒメサキの翼がばさりと大きく広がり、俺の身体を包み込んだ!! それは尻尾と同じように粘膜状で俺の身体をぴっちり締めつける。 ヒメサキ「理想のあなたの姿を想像してみなさい――」 ストツグ「嫌だっ離せ!! お前の眷属にはなりたくない!!」 粘膜は徐々に広がり俺の下半身を覆っていく――!! p29 ストツグ「んひっ!? やめろっ…乳首を弄るな――!!」 ヒメサキ「あなたの乳首の弱さもサキュバスの素質があるからね。 メスの才能ってこと。」 ストツグ「嘘だっ…あんっ!? 俺は…お前みたいな奴とは違う…!!」 ヒメサキのモノローグ(まだ抵抗心が強い。なら彼を『その気』にさせちゃわないとね。) p30 ヒメサキ「いいえ? あなたはサキュバスになる為に生まれてきた…選ばれし存在。 漫画の主人公みたいに特別な血が覚醒するのって…素敵でしょ?」 ストツグ「う…ぐ…!! ちっとも素敵じゃない…!!」 ヒメサキ「あなたの肉体はただの蛹の殻。偽物。本当のあなたじゃない。 だから――脱ぎ捨てちゃうのが正しい事なの。」 p31 ストツグ「身体が変だ…何かが俺の中にいる…!!」 ヒメサキ「全身でサキュバスの粘膜に触れているもの。 あなたの『因子』が完全覚醒し…あなたの中に『本当のあなた』が作られ始めたわけ。」 「男として最後の射精の準備はいい? 人生最後のオスのアクメ。 雄の精気ぜーんぶ吸わせてもらうから…。えいっ!」 p32 (射精音) ストツグ「ああぁあああぁっっ!? 駄目だっ、射精しちまう――!? なんだこれっ止まらないっ…あああぁぁあっ!?」 「吸われるっ俺が全部吸われてるぅ!! か…体が…裂け…」 p33 (身体が割れる音) p34 ストツグ「あっはあぁああああぁ!!!!!!」 p35 ストツグ「はぁーっ。 はぁーっ…。 なにが…起きた?」 意識が飛ぶほどの快感の後…俺は大きな体の違和感を感じた。体の調子が異常に良い。視界を長い髪が塞ぐ。今の女声も…俺の声か? ヒメサキ「――サキュバスとしてのお誕生日おめでとう! 私の眷属ちゃん!」 p36 ストツグ「――はぁ!? 俺の身体が女になってる!! ていうか俺の声っ…『ソーマトラベラー』のモカそのものだ!!」 体の変化で頭がいっぱいなのに、自分の声でさらに困惑する!! このとろけるような甘い声は俺のお気に入りキャラのボイスそのものだ! ヒメサキ「変化する時って本人の嗜好が反映されるからね! ストツグ君は無意識のうちに、モカちゃんのような可愛いふわふわ系女子になりたいって望んだってこと!」 p37 ストツグ「望んでない! んんんっ!! 乳首をっつまむな! さっきより感じる――!!」 ヒメサキ「サキュバスになって、姿も発情顔も可愛くなったわね。 でも――『姫の眷属』になる者はただの可愛い女の子なだけじゃ相応しくないの!!」 p38 ストツグ「~~~~~っ!? 俺の胸が!?」 ヒメサキ「これでよし。 姫の眷属は、誰よりも淫乱な肉体と精神を持ってほしいからね。 この巨乳で雄のちんぽを苛々させてね!」 ストツグ「ふざけんじゃねーよ!? 俺の胸を元のサイズに戻せ! 違うっ! 俺を人間に戻せ!」 p39 ヒメサキ「無理よ。あなたが人間に、男に戻る方法はない。だから新しい本当の人生を楽しみましょう!」 ストツグ「そんな…!? 家族になんて話せばいいんだよ!? 他にも問題が――」 ヒメサキ「大丈夫! 人間の考える悩みなんて些細なことよ。それよりも見てみなさい――」 p40 ヒメサキ「生まれ変わったあなたの姿を。」 ストツグ「!!」 p41 ストツグ「…これが俺…!?」 ヒメサキが黒い霧を生み出すとそれは鏡に変わった。そこには…俺に抱き着くヒメサキと、困惑顔のサキュバス…俺が映っていた。 か…可愛い。さらさらの髪。すべすべで白い肌。男の欲望が具現化したようなデカさのおっぱい。恥ずかしさからか胸のドキドキが止まらない。 p42 ヒメサキ「今あなた、『俺って超可愛い~』…って思ってたでしょ?」 ストツグ「は!? 思ってない! こんなの恥ずかしいだけだ!!」 「俺はお前の下僕…眷属にされたんだろ!! 終わったならもう解放してくれ!!」 ヒメサキ「――まだ終わってないわよ?」 ストツグ「…え? でも既に俺はサキュバスになったんじゃ」 p43 ヒメサキ「あなたの化粧とヘアメイクがまだだもん。 確かに私達は素顔でも美人だけどね。」 ストツグ「ひゃっ!? なっ…撫でるなぁっ。 俺はっ男だっ化粧なんていらない――!!」 ヒメサキ「その発想は『姫の眷属』に相応しくないわ。メイクやファッションも全て活用して、己の魅力を表現しきってこそ一流のサキュバスと呼べるもの~!」 p44 ヒメサキ「だからサキュバスは例え王族でも、メイクの技術を念入りに教え込まれるの。それが戦う為の武器になるのだから!」 ストツグ「わかったから、股間を弄るなっ! お前の指で触られる度に、全身が痺れて変になる!」 俺の股間をヒメサキは執拗に撫で…その度に俺は全身が跳ねるような感覚を味わう。 頭が回らず――俺はつい頷いてしまった。それが…俺の内面を大きく変えてしまう最初のきっかけになるとは知らずに。 p45 ヒメサキはどこからともなく大量の化粧道具を取り出した。 ヒメサキ「化粧覚えるまでは私がしてあげる。一度『本当に磨かれた自分』を知ったら戻れなくなるよ!」 「自分が最高に可愛いというだけで充実感と幸福感に満たされる…。ストツグ君はその感覚に耐えられるかな?」 p46 ストツグ「俺は別に可愛くなりたくなんか…うわっ!?」 俺の反応を無視してヒメサキは髪を弄り始めた。ドライヤーをかけたり謎の機械で俺の髪を挟んだり…!! ヒメサキ「ストツグ君は~モカちゃんが大好きだよね~。あのおっとりして優しそうな顔。 ふわふわにカールした髪。」 「それじゃあさ~。ストツグ君。モカになりなよ!」 p47 ストツグ「はぁ!? なりたくなんてない――」 だがヒメサキはやっぱりガン無視し俺にどんどん化粧を施していく。謎の液体や謎の粉を塗りたくられたり眉毛を剃ったかと思えば鉛筆で書き込んだり何がなんだかわからない。そしてヒメサキの物と同じ首輪が俺にも嵌められる。 ヒメサキ「そのチョーカーは身分証だから絶対外さないであなたがサキュバスだと示す大事な物だから。」 p48 ストツグ「え…? お前って正体を隠してるんじゃ」 ヒメサキ「それは試練のルールってだけ。法的にはサキュバスだと一目でわかるチョーカーと角型髪飾りを着用する必要がある」 「ほぼ全ての人類はサキュバスの存在すら知らないから、それが何なのかわからないだけ。今度…街に出た時通行人をよく見てみなさい。」 「…そうだ。 あなたにはモカちゃんっぽく黄色いリボンも結んであげる!」 p49 そのままヒメサキは俺に化粧を施し続けた。俺は例えサキュバスにされても可愛くなる気なんてない。 それよりもヒメサキが俺のことをいつもの偽りの態度でなくサキュバス仲間として親しげに話すことが気に入らない。 俺はお前みたいな男を弄ぶ悪魔とは違うんだ!! 身体が変わっても心は人間のままでいると決意し… ヒメサキ「できた。 最高に可愛い。 鏡を見てごらん!」 ストツグ「だからっ…俺は可愛くなりたくなんか――」 p50 ストツグ「――え?」 p51 その時――鏡に映る少女が自分自身だと認識できなかった。 キラキラで大きな瞳。おっとりして優しそうな顔。 ふわふわにカールした髪型と大きな黄色いリボンは俺の大好きなキャラのモカちゃんそっくり。 やがて…鏡の中の困り顔の美少女が俺と同じ動きをすることから…これが――俺自身なのだと理解した。 p52 ストツグ「えっ俺…? えっ? この子が? あっ…。 指先まで化粧が…」 自分自身であることを確認しようと手を動かした時ネイルに気付く。光沢感ある綺麗なカラーは目の前の子をさらに輝かせた。 ストツグ「本当に鏡? え…え!?」 慌てた顔が可愛い。喉から出る甘い声が可愛い。 鏡の前の俺は――何をしても全てが可愛かった。 p53 ストツグ「あっ…可愛い…。 やばいぃ。 鏡見るだけで…ドキドキするっ。 これが…俺?」 ヒメサキ「そう。 これがあなた。 何をしても可愛いと言われ、何をやらかしても可愛いから許してもらえる」 「男共はあなたに魅了され微笑むだけで貢いで貰える。それが…あなたなの。」 「生まれ変わったストツグ君にはサキュバスとしての名が必要ね。 そうだ。 今日からあなたの名前は――」 p54 ヒメサキ「――モカ・サクラちゃん!」 p55 違う。俺は里倉ストツグだ。本来ならそう答えるはずなのに。 モカ・サクラという名前は渇いた砂に浸みこむ水のように俺の心に馴染んでいった。 ストツグとは別人の姿だから? サキュバスになった影響? 理由はわからないが…納得してしまった。 「ああ…俺はモカ・サクラなんだ」 モカ。それが俺の名前。 可愛い。 名前まで可愛いなんて。 なにこの…満ち足りた幸福感は。 p56 ヒメサキ「じゃあモカちゃん。 可愛くなったことだし、私の試練を手伝いなさい。 オタサークルの皆をあなたのように可愛いサキュバスにしてあげるの。」 …!! それを聞いて俺は正気に戻る。そうだ。俺は彼女の野望を止めたいんだ!! モカ「い…嫌だ!! 俺は絶対お前の正体を皆に話すんだ」 ヒメサキ「――男の喋り方禁止」 p57 モカ「…はい。私は男の喋り方を禁じます」 あれ? 何か違和感を感じます。でも…私はヒメサキの命令には絶対だから男の喋り方を禁じるのは当たり前ですよね…? ヒメサキ「私達の正体を誰にも話してはいけない。あなたは私の試練の邪魔をしない」 モカ「はい。私は誰にも私達の正体を話しません。私はあなたの試練の邪魔をしません」 ヒメサキ「最初の命令はこんなところね。じゃあ…私の眷属であることを示すサキュバスタトゥーを刻みましょう!」 p58 ヒメサキ「…よし。 これであなたは完全な眷属ね。 でも私は私のママみたいに、可愛い『妹』を人形のように扱うことはしないわ。 一流のサキュバスである私の眷属も、一流のサキュバスに育ってほしいもの…!」 「よし…起きなさい。 命令を記憶したまま今の会話は忘れてね。」 p59 モカ「あれっ!? 私寝てました!? …私の喋り方がなんか変です! 私…男の喋り方をしてはいけない気が…?」 ヒメサキ「ねえモカちゃん。私達の正体のこと…皆に話すんだっけ?」 モカ「勿論話しません!! あれ!? 絶対に話しちゃいけない気がする…?」 「でもでも!! ヒメサキには絶対に従いません!! 私は今までのような平和なオタサークルが好きで」 ヒメサキ「じゃあ好きに過ごしてなさい」 モカ「…えっ!? わかりました…? あれ…?」 p60 どういうことでしょうか…? 私を下僕にしても、彼女に私を無理矢理従わせる力はないとか…? それなら好都合です! 何故なら私は誰にも私達の正体を話しませんし、ヒメサキの邪魔もしないんですから!! ヒメサキ「ところで…サキュバスになったからにはそれに相応しい服装をしてもらうから。 あなたの服、私の能力で改造しちゃった。」 p61 モカ「ひゃっ…!? これっ…女性用の…!?」 黒い霧に包まれると…私の体はレースがあしらわれた女性用の下着を身に着けていました…!! モカ「待ってください!! あっ…可愛い…。 じゃなくて!! 私はこんなの嫌ですぅ~!! 私のいつものパンツを返してくださいぃ!!」 p61 モカ「ひゃっ…!? これっ…女性用の…!?」 黒い霧に包まれると…私の体はレースがあしらわれた女性用の下着を身に着けていました…!! モカ「待ってください!! あっ…可愛い…。 違う!! 私はこんなの嫌ですぅ~!! 私のいつものパンツを返してくださいぃ!!」 p62 ヒメサキ「別にいいよ? あなたが人間の男用のパンツ履いても。でもサキュバスってちょっとした事で体液とか母乳とか出ちゃうのよね~。」 「この下着は最高の吸水性と防臭性があるけど…。別にいいよ? あなたが公衆の面前でおもらしみたいに体液を漏らしてメス臭漂わせる変態女になる気なら。」 モカ「そんな!? それは…嫌です!! でも…うう…恥ずかしいですぅ…」 ヒメサキ「本当にそうかな~?」 p63 ヒメサキ「本当のあなたは、『自分がもっと可愛くなった』って思ってるんじゃないの?」 モカ「そ…それは…っ。」 ヒメサキ「その通り!! ただでさえ可愛いあなたは大人っぽいランジェリーを身に着けてさらに魅力が増した!」 モカ「あっ…。 撫でまわさないで…。 可愛いって言わないで…変になる…!」 ヒメサキ「事実を言って何がいけないの?」 p64 ヒメサキ「モカちゃんは最高に可愛いよ。 可愛い。 可愛い。 可愛い。 可愛い。」 モカ「だめっ…。 私が…可愛い…?。 ゾクゾクする…なんかっ…変! 頭が変になる…。ダメっそれ以上は」 p65 ヒメサキ「可愛い、可愛い! モカちゃんは生きてるだけで可愛い。 何をしても許される可愛さ!」 モカ「~~~っ!! やめてっ脳が蕩ける!! 戻れなくなるっ!! やめてっ~~~~!!」 p66 モカ「おおオおおおおっ!? なんかやばいっ~~~~~~っっ!!」 ヒメサキ「アクメの時は『イク』って言いなさい。」 モカ「イクッ!!」 p67 モカ「はぁ~っ…。まだっ…頭の中イってます…」 ヒメサキ「サキュバスのアクメだもん。 当然よ。しばらくそこで天国のような気分を味わってなさい」 「落ち着いたらオタサークルに戻るからね。ソトナリ君待たせちゃってるし」 モカ「わ…わかりました…。えへっえへへっ。私…可愛いんだ…」 p68 ソトナリ「ヒメサキさんもストツグもどこ行っちまったんだ? 心配だな。イチゴミルクも温くなっちゃうし…」 ヒメサキ「ソトナリくん! 急にいなくなってごめん。 代わりに良いニュース持ってきたから。」 ソトナリ「あっ…ヒメサキさん!!」 p69 ヒメサキ「実は~私の『友達』がここに入部したいって。」 ソトナリ「それは大歓迎だよ!! それで『友達』って――」 ヒメサキ「うん。 さあ自己紹介して…モカちゃん。」 p70 モカ「ひゃっ…!? はじめまして…!! モカ・サクラ…です。まいんちゃんと同じ『1年生』で…」 ソトナリ「――ッッ!」 ソトナリのモノローグ(嘘だろ!? ヒメサキさん並の美少女だ…!? 緊張してるのかな? 顔が真っ赤だ…) p71 モカのモノローグ(うう…!! まさか私もモカとして入部だなんて!! 彼が私のおっぱいガン見してる…鼻息荒すぎ…) ソトナリ「…歓迎するよ!! 俺はソトナリ・オレスギ。2年生だ」 「…びっくりした。君はソーマトラベラーのモカちゃんそっくりだ。声も似てるし…あ!! いやごめん!! ゲームの話なんだ」 「ストツグはどこ行ったんだ? あいつ絶対喜ぶぞ!!」 モカのモノローグ(目の前にいます!! でも私は正体を明かしちゃダメですぅ) p72 モカ「――えっ嘘!? ソトナリさん、それ見せて!! あなた、今のイベントのルートボックスで『騎士正装チナツちゃん』が当たったの!? 私持ってないのに!! ずるいですぅ~!!」 ソトナリ「うわっ近い!! 君って大人しい子じゃないの!?」 ソトナリのモノローグ(あっ…彼女の胸が俺の腕にあたってる…デカすぎっ…やばっ) モカ「ん…? なんだか良い匂いがします。美味しい匂い…」 ソトナリ「モカちゃん。よく見てみなよ。」 p73 モカのモノローグ(え――? 私、オレスギの服が透けて見える? 私はサキュバスになって…ヒメサキ以外の人にも透視能力が使えるようになった?) そして私は驚愕しました。つい『いつもの調子』で友人に近寄って話しただけで、彼は勃起していたのです。 私は…サキュバスになっても皆と普通にオタク話がしたかっただけなのに…。 …いけません!! これでは私はヒメサキと同類です!! 健全な友人として過ごしたいって言わないと…!! 1年生の…モカとして!! p74 モカ「…ソトナリ…センパイ!」 ソトナリ「えっ!? せ…センパイ? そうだ、俺って先輩だった!!」 モカ「私…普通にセンパイたちと楽しくオタク話できたらそれでいいんですぅ! お友達になってくれますか…?」 ソトナリ「もっ勿論ですとも!! あっそうだお菓子があるんだ! 一緒に食べない?」 p75 モカ「やったぁ~! ありがとうございます…センパイ! 私ぃ~同じ趣味の友達と楽しく過ごしたいって思ってたんですぅ。 実はすごく不安でぇ~」 ソトナリ「ひゃ…はひ…」 ヒメサキ「…モカ。おいモカちょっとこっち来なさい」 p76 ヒメサキ「え…ちょっとあの。今の何?」 モカ「えっ!? 私はいつも通りにあいつと話しただけで…」 ヒメサキ(え…無自覚なの? 怖い…。今のあなたが男友達の距離感で彼等に接してきたら、か弱いオタクはあなたに恋するに決まってるじゃん…) (彼女が服従させた人間も私の眷属となる。この子がいれば…試練は簡単に達成できそうね!) p77 ヒメサキ「あ…そうだ。私達サキュバスって精液飲まないと飢えて死ぬよ」 モカ「えぇっ!? 嘘ですっ! ヒメサキだって普通に食事してたのに」 ヒメサキ「ミルク系なら腹の足しになるけど、不十分よ。私は毎日精液を『専用サーバー』で飲んでるもの。」 「モカちゃんは…あと1週間以内に精液を飲めないと――死ぬってわけ」 モカ「そんなっ!! 私は精液なんて飲みたくありませーん!!」 p78 モカ「…でも死ぬぐらいなら飲みます…。私にもそのサーバーを使わせてください…」 ヒメサキ「ダメよ? 『私専用』だし。頑張って自分で採りなさい。獅子は訓練の為に我が子を谷に落とすって言うでしょ」 モカ「それって…!! 私に男とセックスしろって言ってるんですか!?」 ヒメサキ「そうよ」 p79 こうして俺…ストツグ・サトクラは、ヒメサキの眷属サキュバス『モカ・サクラ』になったのです。 私は…サキュバスになっても皆と今まで通りに過ごしたいだけなのに…。 精液を飲まなければ死んでしまう。ですから私は生きる為に男とセックスしなければいけません。 ああ…本当に。男だった頃の私は想像もしていなかったのです。 p80 その居心地の良いコミュニティが…『私達』オタサークルの姫によって滅茶苦茶になることを。 そしてオタク達の友情や信頼関係が…『私達』サキュバスによってぶち壊されてしまうことを。 今のが…そのオタサークルの姫…サクラ・モカが現れた時の話でした。 p81 モカ「次は私が部員さん達とセックスした時の話をしますね」 つづく ★★------------------------------------------------------★★