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前回はこちら ● 「まだまだやる気、みてぇだな?」 「はぁ……はぁ……、たり、めぇだ……」 小刻みに肩を振るわているヨシキに、リュウトは少し息を乱しながら語り掛ける。 試合はリュウトの一方的な攻勢が続いていた。そして半ば、すでに反撃もままならないヨシキをじっくり愛でるように甚振る時間と化していた。 強が...
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勝てばいい。そんな普段の試合とは格段に異なる、ヨシキとの闘い。重視するのは、結果よりも内容だ。
ヨシキを甚振るたびに、興奮が増していく。寧ろ自分の方が焦らされ、追い込まれているようにさえ感じる。
どこまでも強がり、降参しないヨシキは、それはそれで必死に反抗する小動物のようで愛らしいが……。
「はぁ……はぁ……! もう、我慢ならねぇぞ……早くギブしろよ!」
ギシッ……ミシッ……!
「ふーっ! ふーっ!」
「お前に密着しながら、お前の喘ぎとか聞いてるとよぉ……、油断したら暴発しちまいそうだぜ……早くお前ん中にブチこみてぇんだよ!!」
身もだえるヨシキは、ギブアップしない。あっけなく決着するよりはマシだが、早く自分の力に屈する涙目のヨシキも見たい。
腕に力を籠める。そして、ヨシキが悔しそうに呻く。自分が勝つのは当然だ、でなければ、ヨシキのこの魅力を余裕をもって堪能できない。
「オラァッ!! ギブアップか、ヨシ!?」
ミシッ! ギシッ!!
「ぐぁぁぁ……ノーっ! ノーっ!!」
ビクッ! ビクッ!
誰の邪魔もない、二人きりのリング。ヨシキもまた、リュウトの強さや熱にほだされそうになるのを必死にこらえ続けていた……。
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前回はこちら ● 「へっ……やっぱ、お前は喧嘩屋引退しても、そこらの格闘家よか全然タフだぜ……、俺も、そこまで手ぇ抜いてるわけじゃねぇもんな」 「ふーっ! ふーっ!」 甘い言葉をささやきつつも、攻勢を崩さないリュウト。膝を立てて必死に息を吸うヨシキの目はまだまだやる気だと言わんばかり。 リュウトはふと...
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