NokiMo
kamosika-yuuhodo
kamosika-yuuhodo

fanbox


獣人王国に滅ぼされた人間の国の特殊部隊に所属していた隊員Aの日記

∀月≠日  皇帝陛下から獣人王国に対する特殊作戦の命令を受けた。    以前より陛下は獣人…というか、異種族の人間界進出を危惧しておられた。    隣接する◯◯共和国、◯◯連邦国は数ヶ月前に今回のターゲットである獣人王国を始め魔界や天界等に存在する様々な異種族の国と同盟を結んだと報じられた。    その結果、異文化交流と称して多数の異種族が国内に流れ、人間とは比べ物にならない身体能力によってすぐに国の産業等を席巻した。そうして同盟を結んでからたった数ヶ月で異種族無しでは国の運営が立ち行かなくなる程、国力に占める人間の割合が弱体化したようだ。    皇帝陛下いわく今回の作戦が成功すれば、我が国に対して奴隷契約のような同盟を毎日のように迫ってくる異種族の国々に対して強い牽制になるとのこと。  私も陛下の国や民を思う気持ちに賛同して今回の作戦に志願した。  必ずや作戦を遂行させて帝国の未来を守りたい。 ∀月♀日  ◯◯共和国に異種族共が設置したゲートを通り獣人王国が存在する大森林へと足を踏み入れた。  今回の作戦を共に遂行する仲間は五人。 優秀で今回のリーダーを務める先輩を始め、新進気鋭の後輩二人、そして昔から志を共にし訓練を積んできた幼馴染、そして自分。   今回、五人のメンバーで作戦を遂行する。人数は少ないかもしれないが、命令された内容は王国内の情報収集と年老いた獣王の幼き娘…つまり、将来獣人王国の女王になる者の誘拐である。  私は幼馴染と共に誘拐を担当する。  獣人は人間と比べパワーや五感が優れているようだが、ターゲットは幼い箱入り娘。 深夜にスヤスヤ眠っている所を縄で縛り、大きめの袋に入れて帝国に持ち帰るだけの簡単な仕事だ。    もし抵抗されたら、傷つける事だって躊躇わないと言われている。  その状況に陥ってしまった時、幼き少女を傷つけるのは心が痛むかもしれないが、これも帝国の未来の為。自身の生まれた境遇と親の獣王を恨んでもらおう。 ∀月♧日  現在、私達は獣人王国から歩いて30分程の所にある洞窟に身を隠している。  毎日交代で獣人王国を監視し、衛兵の守備が甘くなったタイミングで突入する。    獣人王国は戦争や災害を経験していないのだろう。  私のような国内の守備に関して完全素人な者から見ても、明らかに各所に配置された守備の衛兵の数が少ないと思う。    少ないというかいないのだ。  常にどうぞ入ってくださいと言わんばかりに正面の大門が開いている。それどころか門番すらいない。塀の上にも衛兵は見つからない。  先輩はこの好機が続くようなら、明日にでも作戦を決行しようと話している。  私としてもその案には賛成だ。こんな獣臭い土地にずっと留まりたくない。はやく帝国に戻って暖かいベットで眠りたいものだ。 ∀月❊日    数日前から王国内に観光客を装って滞在している同志の手引きにより、獣人王国内へ侵入する事に成功した。  その後、同志が身を置いている街外れの廃墟へ移動した。先輩は後輩二人を連れて情報収集に勤しんでいる。  その間、私は幼馴染と共に手引きをしてくれた同志が集めた情報を元にして明日の作戦を練った。  人の形をしていても所詮は獣。  獣王の娘の部屋は街が見やすいように、獣王城に隣接する塔のてっぺんにあるようだ。  更に、獣王の娘は群れることが苦手なようで街に降りて散歩する時も護衛をつけないようだ。これでは誘拐してくれと言っているようなもの。張り合いがない。  窓から塔の高さを確認したが、てっぺんまで特別高い訳では無い。あれくらいなら夜に隠れて壁をよじ登り、獣王の娘を背負ったまま壁を降りて逃走するのも容易だろう。  失敗は許されない。今日は早めに睡眠を取り体力を回復させておく。事前に逃走ルートは確認済み。準備は万端。  私達全員が全力を尽くせば、必ずや陛下に良い報告が出来るはずだ。  帝国の未来に栄光あれ。 ∀月✪日  作戦は成功した。  しかし、失った代償は大きい。  AM02:00  獣王の娘が住む塔の壁をよじ登った。窓ガラスの一部を切り取って鍵を開け、部屋に侵入することに成功した。  大きなベットで危機感無くスヤスヤと眠る獣王の娘。大変整った顔立ちで他の獣人とは一線を画す美貌を持っていた。   私は幼馴染と協力して獣人が抵抗できないよう手と足を縛り、更に声を出せないように口に布を巻いて誘拐用の袋に詰め込んだ  失敗したのはこの後だ。  いざ脱出しようとした時、袋の中で獣王の娘が起きてしまったのである。    彼女も一国の姫である。いくら群れるのが嫌い…護衛をつけて歩かない…という話が聞こえてきたところで、それは情報に過ぎない。  相手は五感が人間より敏感な獣人だ。  部屋の中が騒がしい事なんて簡単に気づいてしまうだろう。私より背の高さが1.5倍はあろう獣人の衛兵が二人部屋に入ってきた。  幼馴染は私に行けと叫んだ。  私は無我夢中で獣王の娘を担いだまま、塔の壁を駆け下りた。  焦っていたのだろう。着地に失敗して足首を痛めてしまった。なんとか力を振り絞り、獣人王国からの脱出に成功したが先が思いやられる。  とりあえず合流予定地である洞窟に入ったが先輩も後輩達もいない。  獣人王国の方角から鐘の音が聞こえる為、きっと今動くのは危険と判断して身を隠しているのだろう。  足の痛みが増してきている。私も少しの間動けそうにない。今は仲間達の帰還を待ちながら、この洞窟に身を潜めるしか無いだろう。 ∀月★日  足の痛みで目が覚めた。  昨日の夜から誰も戻ってきていない。  袋に動きが無かったので、開けて確認してみるとスヤスヤ眠っていた。  こんな状況でよく眠れるものだ。きっとこういう肝が座ったヤツが陛下のような強い王になるのだろう。  昼過ぎに獣王の娘は目を覚ました。相変わらず脳天気なものだ。こっちはお前を探す者達を警戒して気が気でないというのに。  不幸中の幸いか、食料は余裕がある。  人質を死なせたり、病気にさせたりしてはならないので、レーションを少し食べさせる事にした。  口に巻いた布を外し、レーションを食べさせるとムシャムシャ食べ始めた。そんなに美味しいものでは無いと思うが……  今日も誰も戻ってこなかった。明日こそは仲間と合流し、共に帝国へ帰りたい。 ∀月♢日  昨日からずっと獣王の娘が話しかけてくる。  私の生い立ちや趣味、好き嫌いや帝国のことなど、様々なことを聞いてくる。  私の信頼を勝ち取って逃してもらおうという魂胆だろうが、そうはいかない。  元来孤児であった私には、趣味も好き嫌いも無い。帝国の幸せが私の幸せである。  黙れと言っても、脳天気なお姫様の口は止まることを知らない。  しかし、このまま洞窟に籠っていると駄目になりそうだ。足の痛みも止むことがなく、むしろ悪化している。気晴らしに獣王の娘の話し相手をしてやることにした。  獣王の娘は終始笑顔を浮かべていて、なんだか気持ちが悪かった。  未だに獣王の娘の手と足を縛ったままなので、昼と夜はレーションを食わせてやった。  今日も誰も戻ってこなかった。仲間達はどうなったのだろうか…はやく帝国へ帰りたい。 ∃月≠日  洞窟に身を潜めてから一週間が経った。  獣王の娘が突然、水浴びをしたいと言い出した。それは駄目だと伝えると、なら身体を拭いてくれないかと……  確かに洞窟の中は不衛生である。私達は過酷な訓練を積んできたので、こんな環境は大したことないが、暖かい箱庭で育ったお嬢様には耐えられないだろう。  これがきっかけで伝染病になっても困る。水が入ったペットボトルを一本使って、獣人の娘の身体を拭いてやった。  拭くたびに嬌声を上げたり、身をくねらせたりする為、無駄に時間がかかってしまった。  無駄に神経を使って疲れたので、手の拘束を解き、逃げたら殺すと脅してからレーションの袋を渡した。  獣王の娘はこちらをチラチラ見ながらレーションを食べていた。  きっと私の気が緩むタイミングを見計らっているのだろう。絶対逃しはしない。お前には帝国の人質として存分に役に立って貰わないといけないからな。  今日も仲間は戻ってこない。相変わらず足が痛む。置き手紙をここに残して、一人帝国へ戻り任務を遂行してから治療を受けるべきかもしれない。 ∃月*日  ここ最近、何やら獣王の娘の様子がおかしい。  私に熱の篭った視線を向け、フーッと荒い息を吐いている。  気づいたときには手を自身の胸や下腹部に伸ばしている。目障りなので、再度手を縛った。  彼女に私の名前を教えたのは間違いだったかもしれない。  ずっと◯◯様◯◯様と私の名前を叫んでは、地面に身体を擦り付けている。  正直言って気味が悪い。  レーションを食べさせようとしたら、私の手をベロベロと舐めてくる。  そこに、獣王の娘としての可憐さは一切無い。ただ目の前の餌にありつく家畜の様な…    やはり獣王の娘と言っても本質はこんなものである。  少しの間、野性的な生活をするだけで獣に逆戻りだ。  相変わらず足も痛む。もしかしたら仲間達は既に帝国へ戻っているかもしれない。  明日獣王の娘を連れて私も陛下の元へ向かうことにしよう。 ∃月※日  油断していた。獣人の力を甘く見ていた。  獣王の娘は手と足の拘束を引きちぎって、私に襲い掛かってきた。  抵抗しようとしたが、彼女の力は想像の何倍も強く押し返すことすら叶わなかった。  私を押し倒し、着衣している隊服を力任せに破られた。帝国の特殊部隊の隊服は特別製の為、少女が片手で破壊できるような代物ではないはず。  私は生まれて初めて種族の差を感じて恐怖した。私の胸に顔を埋めて乳首を舐めたり、匂いを嗅ぐ獣人の娘によって……  ズボンを脱がされると、彼女は私の性器を口に咥えた。  恥ずかしい話だが、ザラザラとした感触をした長い舌と彼女の蒸れた獣の匂いによって私の性器は簡単に反応してしまった。きっと任務によって結構な期間、禁欲していた事も原因に上がるだろう。  彼女は私から遺伝子を搾り取った。  抜いてくれと懇願しても、彼女は聞く耳を持たず無理矢理中に出させた。  どれくらい犯されていたか分からないが、彼女が満足して私の上から退き、横になって眠りに付く頃には、身体中に痛々しい咬み跡が残り、彼女のヨダレや愛液等の体液まみれになっていた。  ここで放心してる訳にはいかない。もう彼女を連れ帰るなど不可能。一度帝国へ戻り、作戦を練り直すべきだと考える。  彼女を起こさぬよう、極限まで音を殺して洞窟を逃げ出す事にする。  衣服は観光客に扮する用の物がある。ゲートを通って◯◯共和国まで行き、共和国内にある帝国の大使館まで行けば何とかなるはずだ。  陛下には残念な報告をすることになるが、必ずや獣王の娘を……今度は手と足を切り落としてやるくらいの気持ちで挑まねばならない。 ∃月♭日  痛む足を引きずって何とかゲートの前まで辿り着いた。    私はここまで来てミスをしたことに気が付いた。少し考えれば分かる事だったはず。  既にゲートの前には多数の獣人がいて、掲示板には私の指名手配書がこれでもかと貼られていた。  きっと仲間達も捕まったのだろう。せめて私だけでも帝国へ戻らなければならない。  ゲート前にいる多数の獣人達を振り切って、何とか共和国へ入る方法は……  考えても考えても良い案は思いつかない。他のゲートへ行こうにも、徒歩で1ヶ月以上はかかるだろう。  仕方が無い。こうなれば死なばもろとも。なけなしの閃光弾を投げ込んで、決死の覚悟でゲートに飛び込み、帝国大使館へ逃げ込むしか無いだろう。  いくら異種族といえど、同盟を結んでいない帝国の大使館の中までは追ってこれないはずだ。道は頭に入っている。  私の足はどうなっても良い。今はとにかく陛下に獣人の危険性を伝えなければ…… ∃月♡日  ◯◯様を捕まえました。  まさか、お仲間を待たずして洞窟を発ってしまうとは思いもしませんでした。  ですが、私という番を冷たい洞窟の中に置いて出て行った罰が当たったのでしょうね。  ◯◯様は我が国の兵が常駐しているゲート前に閃光弾を投げ込み、単独で◯◯共和国への逃走を図ろうとしたようです。  この日記を読むに、◯◯様が信じてやまない皇帝陛下に我々の危険性を伝えようとしていたようですが、よもや帝国が滅んでいるとは思いもしなかったのでしょう。  兵隊長の報告によると、更地になった◯◯帝国大使館の前で膝をついて放心していたようです。  その後、獣王城にて私の顔を見た◯◯様の顔と言ったらもう…身体中の毛が逆立ち、子宮が降りて、一瞬にして愛液で下着を汚してしまいました……  現在、空気の通りが悪く湿気た洞窟の中で、二週間ほど着続けた私の汗と愛液と発情臭にまみれる、嗅ぐと顔を歪めてしまうような刺激臭を放つ衣服を◯◯様の顔面に押し付けて固定しています。  拷問師の話によると、三日程このまま放置すれば効果的だそうです。  おちんちんも元気になっていますし、きっと私達は相性が良いんでしょう。あとで◯◯様が褒めてくれたザラザラの舌で、おちんちんをゾリゾリしてあげますからね  今日は、んごっ、んぉっ、という◯◯様の喜びの声を聞きながら眠ろうと思います。  これからいそがしくなりそうです。 ∃月✧日  元◯◯帝国に関する問題が山積みで困ってしまいます。  どれもこれも一筋縄では行かないものばかりで、議会にて話し合いを重ねる必要がありそうです。  とりあえず、◯◯様のお仲間であった方々は、各自捕獲した者達の好きにして良いと通達いたしました。  この◯◯様の日記を見るに、先輩と呼ばれていた方は黒豹のライアの元へ。  幼馴染の方は私の守護隊長である黒狼のソフィアがその場で捕獲。自身の主が目の前で拉致されているというのに、助けることもせず主の部屋にて捕獲した人間と交尾を始めたと言うのですから腹立たしい限りです。  性欲と自身の立場どちらを最優先しなければならないのか改めて確認させないといけません。  新進気鋭の後輩二人は捕獲の際、衛兵に向かって銃を連射したため地下牢の拷問部屋に投獄されたそうです。  後輩のお二人以外は幸せな人生を歩めそうなので、この国の王女として私も鼻が高いです。  一番の問題は旧◯◯帝国の国民達をどうするかです。  旧◯◯帝国の帝王陛下と呼ばれていた人間は正式に国外追放処分が決定しました。  国外追放と言っても、彼が運営していた◯◯帝国という名前の国そのものがこの世界の地図上から消え去りましたので、事実上の島流しと言った方が正しいかもしれません。  旧◯◯帝国の国民は約5000万人。  そのうち3000万がオスで2000万がメス。    異種族の人間に対する庇護欲や独占欲の炎は、この世界と人間界を繋ぐゲートが開かれてからというもの、燃え尽きる事を知りません。    実際、獣人王国の希望した国民に一人ずつ配るのはどうかという案が昨日出ました。  それを聞いて、直ぐに獣王軍内でアンケートを取りましたが、一瞬で5000万の人間の枠が埋まってしまいました。これでは国民に供給する事ができません。  何か良い方法はないものか……  明日も明後日も議会の話し合いの予定で埋まっています。    お婿さんを迎えたお祝いにと、妖精の国に住む友人のアルラウネさんから特殊な媚薬をいただきました。  何でも粘度や効果が他の物と比べ物にならない程濃く、揮発した香りを嗅ぐだけで龍族ですら絶頂してしまうとか。  明日◯◯様の頭の上から垂らしてみましょう。今からでも心が躍ってしまいます。 ∃月✻日  もう考えるのが面倒になったので人間の管理は人間に任せることにしようと、本日の議会で正式に決定しました。  捕虜の人間に対して周辺に存在する人間が統べる同盟国への自由な移動を許可しました。格好の獲物を逃すのか…という意見が多数上がりましたが、勿論タダで逃がすはずがありません。  同盟国に対しては二国間を通じての獣人の自由な移動や不逮捕特権など様々な特例措置を結ばせます。これで獣人族共通問題である旦那不足も解消されるでしょう。獣人王国の更なる発展が期待できそうです。  他にも今回の事件にて残った問題は小さいものがいくつか残っているとはいえ、とりあえず八割型片付いたと言っても良いでしょう。  ソフィアもあの日以降、自身の屋敷に篭って幼馴染さんとの交尾に励んでいるようですし、私も今から◯◯様と沢山交わって彼女よりも先に跡継ぎを作り、あのクールな美顔に吠え面をかかせてあげましょうかね。  その為に友人のアルラウネさんから頂いた媚薬を私の衣服に顔を巻かれた◯◯様の鼻のあたりに垂らしてみました。  粘土が濃いと忠告されていただけあって、瓶を逆さまにしても垂れてくるのはピンク色の水飴のような液体。  私もねっとりと垂れてゆく媚薬に顔を近づけすぎたせいで揮発した空気を吸ってしまい、一瞬にして絶頂の電撃が走り腰を砕かれその場に座り込んでしまいました。  脳が思考を許さず身体は引き続き絶頂を繰り返すのみ。数分後やっと落ち着いたときには既に遅く、媚薬の三分の一が◯◯様に掛かってしまっていました。  ◯◯様は心配になるほど身体を震えさせたかと思いきや、突然途切れたように動かなくなりました。  でもよく考えてみれば当たり前ですよね。  獣人である私が匂いだけで腰砕けになってしまったのです。弱小な人間である◯◯様は原液をそのままですもの。未経験の圧倒的な快楽に脳が耐えられるはずがありません。きっと爆発的な快楽を受け、気絶と覚醒を繰り返して快楽を区切ることで自身が廃人にならないよう無意識に身体の防衛本能が働いているのでしょう。  まぁ、そんな無意識の努力も虚しく全て無駄になるまで壊してさしあげますがね。  この数日、熟成された高級肉のような姿を晒し芳しい香りを放つ◯◯様のせいで、私の下半身は大変なことになっておりました。一人の可憐な少女の人生をダメにした責任を取ってもらわなければなりません。  私の匂いだけでイケるようになるまで滅茶苦茶にしてあげますから覚悟してくださいね。 ∃月‖日  大変良い事を思いつきました。今回の事件の被害者となった多数の居場所の無い人間の子供達を集めて学校を作ることにしました。  その名もポプラスクール大森林  ちょっと名前が子供っぽいかな〜と思いましたが、親しみを持ちやすい気がするので、まぁ良いでしょう。  人間一人につき一人から三人の同い年の獣人をタッグとして付けることで、幼い頃から種族としての違いを共に学び、生物として心と身体を成長させようというコンセプト。  今日の朝七時に内容を公開して生徒の募集をかけたというのに、朝九時の時点で既に定員超えの状態となっています。まぁ、正直予想はしていましたが…  孤児の人間とタッグを組んだ獣人はそのまま自身の家で暮らしてもらうのもありかもしれませんね。もしかしたらエスカレーター式に付き合って結婚してなんてことがあるかもしれませんし…というか、そもそも長年付き添った相手をみすみす逃すような獣人がこの国にいるとは思えませんし…  勿論孤児だけでなく人間側からも多数の入学申込みが来ています。人間側は何人居ても困ることは無いので全員合格にしておきましょう。もし素行の悪い人間がいた時は生物としての差を分からせてあげるだけですからね。  話は変わり、◯◯様との結婚式は来週になりました。◯◯様の両親…つまり私のお義父さんとお義母さんも大変喜んでくれました。  ご実家を訪問した際、少しお義父さんの機嫌が斜めだったようで庭に足を踏み入れた瞬間石を投げられたのですが、少々おいたが過ぎると思い腕を反対方向に曲げてあげたら素直に歓迎してくれました。お互いの実家との関係も大変良好で私と◯◯様は幸せな番になれること間違いありません。  未だ子供がデキませんが、そろそろ発情期ですし今の調子でシていれば確実にデキるでしょう。  私と◯◯様の結婚報道によって、獣人と結婚することへの人間の抵抗意識を削り取ることができると確信しています。  一年後、今以上に栄えた獣人王国を見るのが楽しみです。

獣人王国に滅ぼされた人間の国の特殊部隊に所属していた隊員Aの日記

Related Creators