コミッションイラストです、おなじみあむあむ先生によるショートストーリーと合わせてお楽しみください!
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違和感に気が付いたのは、家の扉を開けて直ぐの事であった。
夕日が差し込む穏やかな時間が不気味に思える程、荒れ果てた家内。
タンスは空けられ、食器は散乱し、外に干していた衣服は散乱としている。
──悪寒がした。
家族が帰ってくるまで、まだ時間がある。
そうだ、早く警察に通報しなければ。
彼女は慌ててキッチンにある電話を取りに駆けた。
だが、廊下を走り、扉を開けた瞬間、彼女の足はピタっと止まる。
「ひッ……」
「なんだ、帰ってきちゃったのか」
我が物面で部屋の中央で胡坐を掻く中年の男と視線があった。
男は、自分の下着を顔に押さえつけ、下半身を露出させているような変質者。
あまりにも非日常的光景に、思考は停止する。
その一拍は、致命的であった。
「見つかっちゃったなら、仕方ないよね」
勢いよく自分に襲い掛かってくる男に対し、彼女は身動きを取ることができない。
押し倒され、男の持っていた下着が周囲に散乱した。
「止めて下さい、警察を呼びますよ!」
「警察? それは困ったな。だったら、口封じをしないと」
窓から差し込んだ夕日に照らされ、振りかぶった右手に掴まれた『ある物』を鮮明に映し出す。──細長く、そして、鋭い牛刀。
ようやくと理解した、この男は完全に狂っていると。警察を呼ぶ、なんて脅しは通用しないタイプだと。
しかし、気が付いた時にはもう遅い。
悲鳴を上げようと、声帯を震わせるが、音は既に鳴らなかった。
ストン。
まるで、まな板を包丁が叩いたような音が耳に入る。
あの牛刀で、何を切ったのだろう。
疑問と同時に、彼女の意識は一瞬にして闇の中へと沈んでいった。
「へへ、抵抗するからこうなるんだ。このビッチが、俺を誘いやがって」
胴体と分離した頭に向かって、男は告げる。
はぁはぁ、と初めて殺人を実行した興奮をぶつけるように、男は彼女の下着を脱がし、恐ろしい程反りたった狂根を挿入し、身を震わせた。
「ずっと、ずっとこうしてやりたかったんだ、お前をなッ!」
胸を揉みしだきながら、腰を振るい叫ぶ男。
夕日の差し込む部屋の中で、光を失った瞳が自身を犯す男の顔を見つめていた。
Emerald Acid
2022-05-17 00:33:09 +0000 UTCふぁけもん
2022-05-16 15:05:30 +0000 UTCSe AKi
2022-05-16 14:48:51 +0000 UTC