コミッションイラストとイラストを元にあむあむさんに書いて頂いたショートストーリーです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生前ワンドロ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
短い茶髪に虚空を見つめる瞳。
まるで、勇ましい少女の姿は、今や見る影もなくなっていた。
折り曲げられた腕、痛々しい切り傷が無数に刻まれた白い肌。
何より、地面に転がった生首。
見開いた瞳からは光が失われ、虚空を見つめていた。
晴天の路上に堕ちた一つの異常。
チョークで床に書いてある文字からは、いかにこの惨状の『犯人達』が、彼女の身体を愉しんだかよく理解できた。
首切り、命乞い、腕折り。無理矢理脱がされたであろう衣服から露わになった恥部から血と、白濁液が溢れている。
彼女は、これから怪異との戦いに向かう最中であった。
油断していたわけではない。
だが、彼女の力を奪う『何者』かの手により、肉体は年相応の少女にまで堕とされた。
黒のバンに押し込まれ、拘束された彼女は手始めに処女を奪われた。
恐怖に震え、怯える程、犯人の行為は苛烈になっていく。
彼の手を握るはずだった手で陰茎を扱き、彼の唇と重なるはずだった唇で陰茎を咥え、彼と一つになるはずだった陰部に異物を挿入され。
性欲を発散し終わった後、彼女は痛めつけられる。
土下座による謝罪の強要。
靴を舐めさせられ、犬の鳴き真似を強いられる。
それでも「下手糞」という理由で腕を折られた。
もっといい声で鳴いてみろ、と肌を切り刻まれ、悲鳴を上げた。
今まで、幾度となく切り刻んできた『無銘』『名無』に自身の肌を刻まれる運命だった。
逃げる考えなど頭には残らず、彼女は生き残ることだけ考えて服従を続ける。
だが、その小さな願いさえも届くことはない。
いや、最初から犯人達は小粒程の希望を与えながら、無様に平伏す女の様を愉しむことが目的であったのだから当然だろう。
最後は、全てを諦め、虚無になってしまった彼女を「飽きた」といい首を跳ねる。
コロン、と可愛らしい音をならし地面を転がり綺麗に着地する生首。
犯人達は、壊れた玩具を見るような無関心な視線を向けると、その場に放置して逃げ去った。
殺されることが「救い」になってしまい、金切り声が鳴らなくなって、不必要になった時、彼女と犯人達の目的が「死」と一致したからだ。
一つの命で、一つの快楽が満たされる。
犯人はまだ、捕まっていない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サイン入り版
御依頼ありがとうございました!床のラクガキは何回射精したか、何をしたかを示唆しているつもりで描きました。最初は気丈にふるまっていたリンネも、何度となく犯され腕を折られ、命乞いをしながら首を落とされた・・・という。ちょっと分かりにくいかもしれませんがお気に入りの思い付きです!
あむあむさんにばっちり拾っていただけてニッコリでした。
渡里laboratory
2022-05-08 15:37:39 +0000 UTC渡里laboratory
2022-05-08 15:35:36 +0000 UTCだいふくさん
2022-05-07 00:07:29 +0000 UTCEmerald Acid
2022-05-05 13:25:24 +0000 UTCふぁけもん
2022-05-05 12:52:29 +0000 UTC