3・雄体熟成 アナルを突かれる「初めて」のキモチヨサに悶えてチンポから何度も射精していた。 「そっち」の世界に詳しい訳じゃないが「トコロテン」ってヤツだろう。 股間の『バナナ』をまさぐりながら、『バナナ』の一部が変形して出来ている擬似チンポによって掘られる快感に酔い痴れる。 いつの間にか上半身も素っ裸の全裸になっていて、ベッドの上でカラダをまさぐってはよがり狂う。 だらしなく涎を口から零し、「あ゛あーーすっげぇ! チンポすげぇ! ケツん中マジキモチィィ!」と連呼していると、脳内にぼんやりと見知らぬ男が浮かんできて、そいつにアナルを犯され、チンポをぶちこまれてる妄想が広がっていた。 そんな妄想を抱いた自分を否定することなく、男のほうが女よりも興奮できんじゃねぇか、と大量の先走りを『バナナ』に漏らしながら新しく生まれ変わった自己を肯定していた。 さて、『バナナ』によってアナルを貫かれ、初めてケツだけの快感で射精に達してしまった訳だが、話はここで終わりじゃ無い。 快感によって男に対する性的覚醒を促し、意識の「変革」と「固定」が完了したと感知した『バナナ』は、 今度は俺の肉体を適した状態に更新するため次の段階へと進んだ。 ――Optimize The Body For The Banana―― ――バナナのために肉体を最適化します―― 作物を栽培しやすいように土壌を改良するようなイメージか。 ともかく、メッセージは『バナナ』からのものである事に間違いない。 生き物のようであり機械のようでもある『バナナ』 こいつの正体は一体何なんだろうな……。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 股間で金色の輝きを放った後、ドクンッ! ドクンッ! と心臓のように脈打ち始めた股間を覆う黄色いペニスケースの『バナナ』 『バナナ』から植物の根のように屈曲しつつも放射状に拡がって浮かび上がる幾筋もの血管に、『バナナ』は俺を作り変える成分を注入した。 ケツの中ではチンポの形態になったまま小刻みに振動し、高濃度の快感を絶え間なく与えながら。 「あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、いい、気持ちイ、良いよぉ、すんげぇ感じる、ケツが、グチュグチュって、 鳴って、い、イヤラシィ……いひっ、ぐひひひっ」 ドロドロと血液に混ぜ込まれた肉体改造成分が血流に乗って全身に送り出される。 脳に至るとそれは成長ホルモンを大量に分泌させ、筋肉に至った場合は筋繊維を一旦破壊した後、瞬時に超回復させ筋肥大させていく。 骨格、内臓、呼吸器、消化器、全てが強化改造され、全てが『バナナ』にふさわしい強靭さと逞しさを備える成熟した「雄」の肉体へ移行する。 「…………ふ、ひひひっ! そ、そうかぁ、そんなアイテムだったんだなぁ、『バナナ』ってのはぁ!」 最適化が進んだ脳には『バナナ』についての情報まで流れて来た。 そして、『バナナ』によって俺がどのようになるのか最終的な姿も浮かび上がっていた。 「おおお! 良いぞ! 成熟が進んで完熟した俺、すっげぇエロいっ! かっこいいっ! 最高じゃん! ひひひっ! ああ! 早く! 早く完熟した雄の俺になって、他の奴らにも『バナナ』の素晴らしさを教えてやりてぇ!」 ――ボゴンッ! 「ッグァ! ギヒィッ!?」 さして特徴の無かった両肩の筋肉が一気に膨れ上がった。 ミシミシ、ギチ、グチ、グブンッ! 「ン゛ア゛! グ! グァア!」 肩から続く首や腕の筋肉が音を立てて太くいかつく発達。 ズグググ……ベキ、ベリベリ、ググ、グ、グボォッ! 「ブフォォ! ヌオ゛! オ゛オ゛オ゛ッ」 大胸筋がどんどん発達し、凄まじいバルクを持つ「高まり」へとビルドアップする。 ズブッ! グブブッ! ブゴンッ! ボゴンッ! 「ヌ゛ヒィッ! アヒッ! グ、グフゥッ!」 薄っぺらだった腹筋が一つずつ激しく隆起し、やがて八つの筋肉パックを形成した。 グボ! ボグンッ! ズモモ……メリメリ……、ボコォッ! 「ダヒィ! ブヘ! ッグォォォォ! ウオ!」 大腿筋が見る間に鍛え上げられたラガーマンの如く成長し、下腿の筋肉も太もも同様にマッシブな姿に。 俺はベッドに横たわりながら全身の筋肉を順にマッチョ化させていく。 『バナナ』にふさわしい肉体へ。 『バナナ』が俺を、以前とは全く異なる「雄」のカタチへ仕上げて行く。 やがて、肉体の変化が静まったのでカラダを起こして鏡で確かめてみた。 「!? ひ、うひひひっ! な、何だこれぇ! これが俺のカラダ? すっげぇなぁ! 凄ぇよ! マジ、カッコイイじゃん! ボディビルダーばりのマッチョな筋肉! なのに、なんだよこのエロさは! 雄の色気、半端ねぇ!」 ――The BananaBody Was Completed―― 「『バナナボディが完成しました』って? っへへ……すっげ、最高じゃんこのボディ」 自分の裸体に欲情するなんてナルシシズム極まれり、って感じだが、どっからどう見たって今の俺のカラダは「エロ」さが爆発しているのだからしょうがない。 しっかり日焼けしたみたいに褐色になっている肌。 バキバキの筋肉が巻き付いた両わきを上げれば張り出した広背筋がカラダの前からでも窺え、少しくらい頭を下げても腹部が見えないほど大胸筋は盛り上がっている。そして、マッチョな大胸筋の縁に突き出ている乳首は下に向き、以前の何倍にも肥大している。 これぞ淫乱な雄! これぞ成熟した男! ついに俺は身も心も完熟したのだ! おっと、待て待て、最も大事な一か所についての確認がまだじゃないか。 脳に流れ込んできた情報通りに「そう」なっているかをチェックしないとな。 鮮やかな黄色いペニスケース、『バナナ』に覆われた股間を注視する。 一見しただけでは着けた時と何も変わりないようだが、中身は大きく変化していた。 「――ふぅっ!」 意識して股間に力を込める。 ……ズ! ズププ! ググ、グプ! グブグブ、ヌプ! ズビュゥッ! グビュルルル! ズブウンッ! 「す、凄ぇ……、ああ、スゲェよ……、なんかもう、凄ぇとしか言えないじゃん……」 ペニスケースごと弓なりに突き出し、天に向かって猛々しく聳える「超」巨大なチンポ。 先端まで黄色いバナナみたいなイチモツの亀頭は顔の高さに到達している。確実に1mはあるだろう。 太さは俺の筋肥大した太ももと大差ない、とんでもない超極太&超巨大チンポ。 チンポと同じで黄色い膜に包まれたタマは、一つ一つがサッカーボール並みのメガサイズになっている。 サオに両手を添え、意識を亀頭に向ける。 すると、クリームホワイトの亀頭が顔を覗かせ黄色い包皮がズルズルとカリまで下がり、「グパァ」と鈴口が口を開けた。 「すっかりチンポとバナナが同化しちまってるんだなぁ」 開いた尿道口からドプンと先走りが溢れ出す。 甘くフルーティな香りを伴う先走りは、強烈な催淫作用を持つ雄のフェロモンの塊でもある。 「ふへへ……いいぞ、これだけ強けりゃどんな野郎もたちまちセックスしか考えられなくなるだろうな」 今度はチンポの奥に意識を集中させる。 すると、チンポやタマと融合していた黄色い物質だけが体内に浸み込んで消え、アナルを犯していた『バナナ』の擬似チンポも周囲の腸や肛門の組織の中にドロドロ溶けてしまった。 残ったのは浅黒いマッチョボディと超巨大チンポ。 「ん~、でも、チンポがこれだけデカいと、初見の奴には引かれちまうか……」 再びチンポに力を込める。 すると、前の俺のチンポより大きいものの、メリメリと縮んで20cmサイズへ小さくなり、 タマもチンポに引きずられるように「少し平均より大きい」程度になった。 「……ふぅ。まぁ、こんなもんか」 だが、挿入されていた『バナナ』チンポが無くなってしまうと、ケツがどうにも寂しい。 電動バイブのように振動し、ケツに快感を与え続けていた存在が無いと、どうにも物足りない。 俺のケツはすっかり淫乱なケツマンコと化してしまった。 「やっぱ欲しいよな。ケツが疼いて仕方ねぇ。だが、また自分のバナナでケツを掘るってのも芸がないよなぁ。 ……お! そうだ! 自分じゃなくても良いじゃん!」 外に出て他の男を、他のヤツのチンポを味わってやろう。 そう決めた俺はカラダから黄色い粘液を滲み出させ上半身はTシャツ風に、下半身はジーンズを穿いているように皮膚を作り変えた。 ここまでマッチョなカラダじゃ部屋にある今までの衣服は全部着ることができないのだが、「バナナボディ」として成熟した俺には、こう言う擬態も可能になっていた。 「見た目は着ているようでも実際には全裸と変わりないんだよな」 靴はサンダルであれば履けるサイズがあったので、そいつを履くことにした。 そんじゃぁ、早速美味そうなチンポを持っている奴を「収穫」しに行ってみようか!