16菌活、最終週に向かって 「おはようございます、三島さん」 社屋ビルのエントランスでニヤつく浜松に呼び止められた。 「おう。おはよう」 軽く袖を摘ままれ人のいない隅まで引っ張られる。 「いや~、昨日は凄かったですね~」 昨日とは日曜日のこと。 浜松と、土曜に続いて連続になる袋井君の二人がほとんど同時に俺の部屋にやって来た。 目的は言わずもがな。 互いに舐め合い、咥え合い、射精し合いのセックスで盛り上がった。 途中、菊川くんと彼の同僚の島田くんまでやって来て「明日、配達日っすけど我慢できなくて!」「俺も、菊川から話を聞いてるうちに三島さんが気になってしまって」と、欲望に膨らんだ股間を俺に向けた。 「――いやぁ~、5人でって、なかなか体験できないと思うんですよ~。3Pまでなら無きにしも非ず、って感じっすけど」 「狭い俺の部屋に5人も入れちまったせいで随分窮屈だったけどな」 だいたいは俺が真ん中になって「チンポ化乳首」をしゃぶられ、マンコとアナル両方にチンポをぶち込まれ喘がされっぱなしだった。 そのお陰で菊川くんに会ったら確認しようと思っていた事まですっかり忘れてしまった訳だが。 「それにしても袋井君っていうお隣りさんの彼も凄く良いカラダでしたね~」 袋井君もボディモッドのお陰で筋肉が肥大しており俺に匹敵するマッチョボディになっているからな。 「む? 俺から袋井君に心変わりか?」 「やだな。そんな訳ないでしょう? 俺は三島さん一筋に決まってるじゃないですか~」 『おい浜松。三島には俺って男がすでにいるんだ。横からちょっかい出すなよ?』 降ってきた声に振り向けば、藤枝がムスっと立っていた。 「藤枝か。朝っぱらから何むくれてるんだ?」 「……聞こえたぞ? お前ら5人も集まってサカり合ったんだろ? 俺だけ除け者にしやがって」 「いや、除け者にしようとした訳じゃなくたまたま、勝手にこいつらが俺んちに来ちまってだな――って、あれ?」 隣りにいた浜松が消えている。 アイツ……、藤枝に恐れを成して光の速さで逃げやがった。 「くそぉ~、俺も混ざりたかったぜ。例の件のセッティングさえ無きゃ確実に行ってただろうに」 「例の、って、ああ、あれか」 金目副部長との「取り引き」案件だ。 「……まぁな。とにかく昨日と一昨日、駆けずり回ったおかげで実行に移せる目途が付いた。でもって、俺の首が繋がっているうちになるべく早く仕掛けようと思う」 これ以上はさすがに社内では話せないと言い残して藤枝はエレベーターの中に吸い込まれた。 ◇ 「こんばんわ~! いよいよラストウィークっすね! こちら先週お飲み頂いた報酬です!」 帰宅すると程なく菊川くんが4週目の『ボディモッド』の配達にやって来た。 でもって、貰った報酬の多さに驚いたがそれよりも、だ。 「聞きたい事があるんだけど――」 『ボディモッド』によってカラダに起きた新しい異変。 乳首がチンポになったり会陰にマンコが新しくできたり、常識的にはより一層「あり得ない変化」が起きていることを問い質した。 「う~ん、お答えする前に一つ、俺からも確認させて欲しいんですが、三島さんはそれらの変化が起きたことでのマイナスってありました?」 「マイナス?」 「はい。例えば、誰かに気味悪く思われたとか、誰かとセックスする時に邪魔になった、みたいな」 「……いや、それは無かったな」 むしろ、袋井君にしても藤枝にしても、それにほぼ初見にちかい後輩の浜松にしても俺の異変に興奮するばかりで「引き」はしなかった。 「でしたら、三島さん。もちろん三島さんの受け止め方次第ですけど問題視する必要はないのかな、って」 「今まではたまたま不気味に思う奴がいなかっただけじゃないか?」 「でしたら『ボディモッド』を飲むのをやめて、精液も飲まないようにすれば以前の三島さんに戻ります。俺としては最後まで飲み続けて欲しいんですが、強制はできませんし」 「菊川くんも『ボディモッド』を最後まで飲んでいたんだろう? だとすると君も乳首がチンポになったりはしないのか?」 「もちろんなります。三島さんに先入観を持たせないようお知らせしてなかったんすけど、俺も乳首はちんぽにできますし、会陰にマンコを追加できます。 実は……、本当はまだ言うべきじゃないんですが、最後まで『ボディモッド』を飲むとコントロールできるようになります」 そう言うと菊川くんは制服の半袖ポロシャツをたくし上げて乳首を出すと、おもむろに「ジュブルンッ!」と乳首を巨根に仕立て上げた。 「こんな風に、です。チンポに変えるとやっぱり興奮しちゃいますけど自力で戻せるようになります」 菊川くんの乳首チンポの亀頭が「ヤダヤダ!」と頭を振りながら、それでも「ギュプ、グチュル!」と大胸筋に引き戻され元の小さな乳首に。 「飲む飲まないは三島さんにお任せします。今の俺をご覧になってもまだ拒否感が強いのでしたらさっき言った通り『ボディモッド』も精液も飲まずに数日過ごして頂くだけで元通り。菌活前の三島さんに戻れますから」 菊川くんはここで口調を変えて藤枝に関して聞いてきた。 「ところで、俺から聞くのは申し訳ないんですが藤枝さんは大丈夫なんでしょうか?」 「――実は、藤枝を陥れようとしていた奴がついに判明してな。いよいよ反撃を開始しようとしている状況だ」 菊川くんにかいつまんで事のあらましを伝えた。 「なるほど。真理恵さんは藤枝さんにひと目惚れしてたんですね。彼女は彼女なりに自分のプライドと折り合いをつけようとしていたんだ……。ただ、まぁ嘘は嘘ですし藤枝さんや三島さん、そして会社に迷惑を掛けたのも事実ですんでしっかり反省はしてもらいたいですね」 「とは言え、だ。真理恵嬢の気持ちを利用して焚き付けた奴が一番悪い。それに、藤枝からその気がないと告げられてショックを受けているだろうし、今はそっとしておいてやろうぜ」 「三島さん、やさしいっすねぇ」 「そうかぁ? 藤枝と一緒に諸悪の根源を容赦なく成敗してやろうとしているんだが」 「成敗?」 「平たく言えばそいつを無理矢理犯して『取り引き』しようって計画してんのさ」 俺がニヤッと不敵に微笑むと菊川くんも負けじと小悪魔な微笑を返す。 「ほうほう、それはそれは。良い事を聞いちゃったっす。だったら俺も参加させてもらえないっすか? 藤枝さんほどではないっすけど嫌な思いはしましたから」 「確かに菊川くんにも懲らしめる権利はあるな。OK、藤枝に伝えておくよ。菊川くんもヤツに一矢報いたいって」 「ありがとうございます! そうだ、ついでに島田も一緒にいいすか?」 「島田、って菊川くんの仕事仲間の島田くんかい?」 体格は菊川くんよりデカいけど無口で大人しい彼についてはセックスがやたらと上手かった印象しか無い。腰遣いがマジでエグかったんだよな。上手い上に容赦ない突き込みで何回もイかされていた。 「そうっす。アイツもたまにはただの人間を相手にしたいってボヤいてましたから。口は堅いんで安心して下さい」 「ただの人間て、客ではなく一般のヒトって事?」 「あっ! そうそう、そうです。お客様以外のって意味です!」 いやに慌てる菊川くんに微妙な違和感を感じたが、相変わらず寒空の下で真夏の恰好をさせられているのだから言い間違いくらいはあるだろう。 「察するに、島田くんも相当性欲がデカそうだな」 「そりゃもう! 三島さんもビックリするくらいエロいヤツです!」 「はは、そいつは凄い。だったら彼ともアドレスを交換しておこうかな?」 うっかりしていて交換しそびれていた。 「いいっすねー! 島田も喜びます!」 ここでまた声をワントーン低くした菊川くんが俺の股間をさわさわ撫でて潤んだ目を向けてきた。 「ところでぇ~、三島さぁん? 俺ぇ、今日は三島さんちが最後の配達先なんでぇ~、時間が余ってるんですけど、……ダメ?」 卑猥な撫で方をされて俺のムスコはすぐに反応を返す。俺もすっかり淫乱になったもんだ。 「ダメだって言えないカタチにしてるくせに? イヤラシイ配達員だよまったく」 「三島さんがどんどん俺好みになっていくからじゃないですか。ダメだと言われたって押し倒します」 「それもアリだな。菊川くんに襲われ無理矢理ぶちこまれるってシチュもグッと来る」 「分かりました。じゃぁ――」 「ちょ!? お、おい!」 菊川くんにハグされ、持ち上げられたままベッドに運ばれる。 マッチョになって20キロは重くなったカラダをいとも軽々と。 そして素っ裸にされた俺に菊川くんがニンマリと下唇を舐めた。 「こんなにチンポをビンビンにさせちゃって……。もう我慢できないっす。先に三島さんの精液を搾らせてもらうっすよ!」 俺の上に乗っかった菊川くんが俺のチンポを掴んで自分のアナルへと挿入していく。 ズブズブと飲み込まれて見えなくなっていく俺のチンポ。 根元までケツに収めると、カラダを動かすことなくアナル内部の収縮のみで俺をグチュグチュ犯し始めた。 「んふぅっ! そ、それっ! 菊川くんのぉ! やっべぇ! ぉ゛ふぅぅ! ん゛ぅぅっ!」 「良いでしょ~? んふふ、三島さんのチンポだってやばいっすよ~! 俺の中でビクンビクンしちゃって! もっと俺を感じて気持ち良くなって欲しいっす!」 「くぅぅぅっ! ぅあ゛ぁっ! も゛! もうイグぅ! イグイグ! イ゛っちまうぅぅーーーーーっ!」 あっけなく一発目を放出した俺のチンポを抜かず、抜かずの二発目を求める菊川くん。腹筋をグネグネ動かしアナルで精液を飲み干すと、またもや腸壁をグニュグニュさせ俺のチンポから精液を搾ろうとする。 「ちょ!? あ! 待って! んなテクいことされたら! あ゛ーーーっ! またイグ! イグゥゥーーーーーッ!」 「イって! イってください! 俺に精液を! 三島さんの極上精液をもっと堪能させて! 人間の精液を! もっともっとぉぉーーーーっ!」 この後の俺は、またもや乳首をチンポに変え、会陰を割いて女性器を出現させては上も下も菊川くんに責められ、狂ったような快感に飲み込まれていた。