人工頭脳のお話がありましたのでアップしました。
1か月ほどしたらアンダーグラウンドに移動します。
【前回のあらすじ】
田中 由紀子は格安サイボーグ手術に失敗し脳死した。
しかし、僅かに意識がある反応があり、その原因を
究明するためサイボーグ医師 林原 美穂のいる
施設に運び込まれた。
電子頭脳に必要な機能を追加したところ
驚くべきことに由紀子の意識は正常に機能していた。
記憶の大半は失われた生体脳と共に消えてはいたが
本人と思われる意識は残され、新たな可能性が示される。
林原 美穂がサイボーグになった経緯は同性の恋人と
共に拉致され快楽人形として改造されたが、その際に
恋人は抵抗意思のあまりに脳死する結果となった。
やがて救出されたが、遺品として恋人の頭部を取得し
保管していた。
田中 由紀子の意識が格納されていた部品は自分と
恋人の脳に使われている部品が同じタイプで、
美穂は由紀子のデータをコピーして恋人の復活を試みるが
失敗する。
生体脳を使い意識の起爆剤にできないか?
誰かを犠牲にする考えが美穂を危険な方向に傾けていった。
林原先生
本部から荷物です
今開けるね
本部から届いたのは
死亡判定された脳?
左の大脳が無い・・・
損傷したのか?
実験したいと言ったが
まさか本部が生きた脳を
提供してくるとは意外だ
倫理規定違反になるぞ
意識はあるのか?
左脳は由紀子の
コピーを使って・・・
あの子のコントロール
コンバータに
繋げてみるか
起動できても
脳の意識で彼女が
上書きされないか
心配だ・・・
お願い・・・
起動して・・・
彼女を
目覚めさせて・・・
*#%$**+*+#%&&
??#%*&@*?
ギュイ
ギュイ
わぁああああああ!
わぁああああ!
突っ込んでくる?
おおおおおお
落ち着いて!
大丈夫だからぁ?
あ・・・
あれ?
ぼく潰されて・・・
潰され?
ああ・・・
君は脳だけの状態で
ここに運び込まれたんだよ
脳?
今はサイボーグになって
いるんだよ
話を聞いたが
名前もわからなず
死の直前の記憶しか
残っていないらしい
最後の実験に
その方が都合が良い・・・
意識の脳波は
一人分のみ・・・
失敗かな・・・
生体脳でもダメか
彼女はもう
残って居ないのかも
知れないな
嫌あぁああああ!
また何か!
どうした?
機械ぃ!
機械になるなんて
いやぁああああ!
あ・・・
あの時の叫び・・・
み・・・美奈子ぉ!
ギュア!
ギュイィ!
美奈子!
大丈夫なんだ
私達は解放されたんだ
美穂・・・
美穂が機械に・・・
今の機械は
大丈夫なんだ!
生体脳の人物が生前の死のショックが
引き金となり、美奈子の死の直前にあった
感情を呼び戻したと思われる。
正確なところは不明だが
一番の目的は果たされた。
脳波も二人分検知していて
もう一人の方は美奈子の激情で
気を失ったらしい。
意識が融合していなくて本当に
よかった。
大丈夫?
機械なのに?
美穂も機械だけど
大丈夫なの?
なんか美穂じゃない
みたい
今じゃ望んで
みんな機械になってる
位だから珍しくないよ
10年以上
経ってるからね
雰囲気変わってるかな?
美奈子から先ほどの脳を
取り出し電子頭脳を取り付けたが
意外と問題なく起動した。
そしていつものやつを施し
美奈子を完全に復活させた。
美奈子には悪いが
一度退場願うことにした。
ここから先はどうしても
美奈子に見せるわけには
いかない。
最後の実験は最悪の場合
一人殺すことになるのだから・・・
美奈子が感じた雰囲気の違い・・・
多分今の私は美奈子や私を機械にした
連中と同じだからだろう。
人間の部分が一切ないと知った
彼女は元の明るさを取り戻した。
今後私の庇護下に置かれる事で
生活も保障されている事かも?
・・・いや・・・それは無いだろう。
ぎゅひぃいいいい!
き・・・
気持ちイイ!
妙な違和感を残し
実験再開・・・
ちょっと!
何で裸で
うろついているの!
また?
この子林原先生の
所の子だよ!
こっち来なさい
服着るのよ!
セクハラだと同性の職員に
指摘されパンツ履く事に
なったが美奈子の分を
忘れていた・・・
職員達には
後で謝っておこう。
最後の実験として
起動後、意識を覚醒させた
状態で生体脳を死亡させる。
脳波の発生個所が
電子頭脳に及んだ状態を確認し
生命維持装置を停止。
生体脳が死んだと同時に
意識が途切れてしまえば失敗。
成功すれば
左側の視覚や感覚が麻痺するだけ。
私の望む結果はこれだ。
右脳の代わりなどすぐ用意できる。
死亡判定されたとはいえ
この子は生きている。
美奈子の恩人だ。
私は実験に関しては冷静だ・・・
脳まで機械になってしまったのか?
はっ!
急に叫び声が・・・
君のおかげで
先ほどの体の子が
無事目を覚ませたんだ
君の脳が無ければ
助からなかったんだよ
ありがとうね
今は君の脳を
最終調整している
ところだよ
じゃ
今は別の体
なんだね
そうだよ
君に用意した
体だよ
やった~
動けるようになるんだ
楽しみ~
・・・その前に
ちょっと調整
しないとね
これから
いくつかテスト
するよ
左の電子頭脳にも
脳波が現れだした・・・
後は未プログラムの
自我コントローラーを
起動させる
おっ!
どう?
脳内の装置を起動させたけど
変な感じしない?
ぼやっとするとか
視界がはっきりしないとか
些細なことがあれば言ってね
今一瞬自分の意識が
奥に引っ張られた感じが
したけど別に何ともないよ
自我コントローラーから
脳波を検知
生命維持装置を停止・・・
なっ!
左目が見えない・・・
顔が痺れてきたよ!
どうなってるの!
おかしいよ
頼む・・・
意識が途切れないでくれ
そう願いながら経過を観察した
しかし最良の結果となり
不安も杞憂に終わった
痺れとかは残って
いない?
痺れは・・・無いかな
左目もはっきり見えるし
良かった・・・
これで脳は問題無いね
次はボディの組み立てに
移るからもう少し我慢してね
やった!
動けるようになるんだ
左脳を手早く交換しこの子の組み立てを
行うことにした。
予算の都合上、ボディはメンテナンス用の
代替ボディの中古に手を加えたものになるが
これで我慢してもらおう。
ようやく自分の体が
出来上がるんだね
楽しみだなぁ
サイボーグの体って
どんな感じなのかな?
足が付いた!
なんかきれいな足だね
元の足ってなんか毛が生えて・・・
あれ?
胸が出てる?
なんか股の中に入って・・・
うあああ!
何これ?
キモチイイイ!
ギュアアアアア?
おお・・・
動くよ
で・・・
何で女の体なの
かな?
え?
ボク
男だよ
やってしまった・・・
性別を確認
していなかった
美奈子を目覚め
させるのに夢中に
なって
すっかり失念
していた
あは・・・
女の子も
良い物だよ・・・
ふむ~
僕好みの
女の子だね
エッチしたい
くらい
気に入ったようだが
やはり男目線だ・・・
美奈子が戻ってきた・・・
あ・・・
あんた
男ですって?
あ・・・
そだよ~
美奈子と私は男の欲望の為に
この体にされた・・・
男性に恨みもあるだろう
男の為に
私は・・・
私はぁ!
ちょっ!
まって
美穂!
データの中にある
ディルドを持ってきて!
この男を
犯してやる!
え!
何で?
男に犯され
こんな体にされた恨み
こいつに
教えてやるわ!
その男の子は
女性である私の
犠牲者なんだが・・・
僕はこの子に
女として犯されるの?
これはこれで
良いかも知れない・・・
こ・・・こうかな?
そうよ!
入れるわよ
くう!
お・・・おおおぁ
入ってくる!
男のくせに
こんな胸付けて!
あんたは
私のお人形に
してやる!
はぁ
はぁ
すごいよぉ!
もっと・・・
もっと突いてぇ
あああっ!
この体凄くいいよぉ?
あんたの中
気持ちいいわよ!
もっと突いてやる
うぁっ!
な・・・なんか
来る!
くるよぅ?
ひぃあああっ!
んああああ?
いつまで
やっているのよ
いつまでって?
ずっとよ
ここは私の仕事場!
勝手にあなたたち
何やっているのよ!
それと
大事な話が
あるんだけど
大事って?
君の脳はダメージが
酷くて壊死したの
つまり・・・
あなたの脳は
完全に機械になって
人間じゃないの
え?
ボク・・・
サイボーグじゃないの?
人間の欠片も
残って居ない?
真実を知って・・・
暴走するか?
それとも?
やったね!
私と同じじゃないか
さぁお祝いにもう一発
行くわよ?
これで元男なんて
関係なくなった
完全にメス型ロボットに
なれたんだねぇ
最高だよ!
どうしてこうなる!
脳まで機械化すると
こうも変わるのかぁ?
こんなのどうやって
報告すりゃいいんだぁ!
・・・・
良くやった
見事だ
し・・・しかし
欲望が強く出て性別でさえも 軽視して・・・
君だって
機械に服は要らない と言っていたようだが?
うっ!
脳の機械化により タガが外れて 思考が少々異常に 偏っていると思われます
実験については 目的は十分に 果たされた
実験体となった子は 亜紀と名付けられ
美奈子と共に学校に通い 情操的に問題が無いか
観察されることになった
実験内容は極秘扱いで 局長より上には報告が上がらない。
政治取引で独裁を行う権力者側に この技術が流出すれば
独裁者の死により解放される者が 救われ無くなるとの事だった。
今までの被検体から
意識の仕組みを調査して もらいたい
死亡した脳から記憶を拾い、 電子脳に転写して 意識を目覚めさせる・・・
脳の再生を研究してもらいたい
局長よ・・・
それは無茶振りだよ
個人的に再生したい人 いるのかな?
被検体の観察、 通常業務さらに 研究・・・
給料と予算は増えるけど 忙しすぎないか?
おしまい