とある日の深夜、勉強していて小腹が空いてしまい、夜食を買いにコンビニに出かけました。
そういえばこんな深夜にコンビニ行くなんて初めてかも、実家に居た頃は門限等もあってこんな時間に外に出るなんて出来なかったなぁ…
自宅を出て少し歩くと近所のコンビニが見えてきました。
住宅街の中の比較的大きめの道路に面している店舗で、この辺りに住んでる人が良く通っていて私も利用しています。
深夜で周りの住宅の電気も消えた中に、コンビニの看板と店舗内の照明が煌々と輝いています。
店舗の中に入ると入店のメロディーとやる気なさげな「いらっしゃいませー」という声が聞こえ、そちらを見るとアルバイトの大学生くらいなのかな?といった感じの男性がたばこの補充をしていました。
日中に来るといつもお客さんがいる印象がありましたが、住宅街の中にある店舗ということもあって、主な客層もこの周りの住人なので、当たり前に皆が寝静まった深夜には店内には誰もいませんでした。
深夜のコンビニってこんな感じなんだ…
それから私は夜食用のお菓子を選んでちょっと雑誌を立ち読みしたりして、店内の時計をふと見るとお店に入ってから十分以上経っていました。
あれ、もうそんなに時間たってたんだ…
その間、誰もお客は来ず店内には私とアルバイトの店員さん一人だけでした。
こんなに人来ないんだ…
そんな中でアダルト雑誌コーナーの露出物雑誌が目に入りました。
露出…
人がいないなら…もしかしてコンビニで出来るんじゃ…
監視カメラもあるけど何かあった時しか確認しないっていうし…
レジでさりげなく、「お客さん、この時間あんまり来ないんですね」となんとなく聞いてみたら、「そうですねーこれだけ夜が深くなると殆ど来ないですよ。楽でいいですけどね」なんて言っていて、その後、私の頭の中はコンビニでの露出で悶々として家に帰っても勉強には手がつきませんでした。
それから何度か深夜のコンビニの様子見をして、お客さんがあまりいない時間をある程度絞り込み、露出内容を決めると遂に決行の日を迎えました。
深夜2時近くのコンビニ前の道路、コンビニから溢れる光に晒されながら、私は立ち止まっていました。
すぐに入ればいいのに、今の私にはそれが出来ない…
コンビニで露出するつもりでここまで来たというのに。
その理由は私の服にありました。
着ているのはブラウスとミニスカートそれと小さめの黒のハンドバック、何もおかしくはない、コンビニに入っても問題はない筈の服…
問題はただ一つ、それが全てシースルーの素材で出来ている変態の為の服で、全裸の上に直接着ているということ…
深い息を吐いて、自分の体をきつく抱きしめる。
あんなにドキドキして楽しみにしていたのに…いざコンビニを前にすると恐怖が湧いてくる。
本当に…この恰好でコンビニに入るの?
しかもここは近所のコンビニなのに…
しかし、自宅からこの格好で歩いてきた私の体は…完全に露出の快楽に溶かされて、もう抑えられそうにありません。
何回もこのコンビニは来てるから、髪型も化粧も変えて…眼鏡も掛けてきた…何かあっても身バレはしない筈…
きっと大丈夫…
だから…やるんだ…
私は火に飛び込む愚かな羽虫のように、ついにコンビニへと足を踏み出しました。