マチアプやったら姉が来た
Added 2025-07-11 12:44:30 +0000 UTC※これはprskの2次創作小説です。 ※オホ声、近●相●、彰人のオナニー、モブ男の小便(音のみ)、淫語要素を含みます。 姉のいる弟はモテるという論調に彰人は内心辟易していた。 これまで培った社交性をすべてひっくるめて『姉のおかげ』と言われているように感じるからだ。しかし声を荒げて世論に反旗を翻すこともない。ただ時折この理性すらもやはり姉がいた故に得られたものなのだろうかと自問し、そして考えることをやめるまでがお決まりとなっていた。 そんな彰人も自室ではすっかり肩の力を抜き、好きなものに没頭するひとりの青少年である。片足だけ崩したあぐらだってかくし、麦茶が入ったままのマグカップもテーブルに置きっぱなしだ。もっとも、常識的な衛生観念を兼ね備えた彼は、日付が変わる前にはそのマグカップを大人しくキッチンへ持っていく。 ……最優先事項である"習慣"が終わってからにはなるが。 ――シコシコシコッ!!❤ チュコチュコチュコッ!!❤❤ 「う゛ぉ゛ぉ……ッ!❤ エマさんの新しい写真やっべぇ……ッ!!❤」 入浴を終えた彰人は、オス欲剥き出し低音呻きを響かせながらひたすらちんぽを扱いていた。もう片方の手に持ったスマートフォンにはとある女性の自撮り写真がうつっている。 彼女は、彰人が年齢を詐称して登録したマッチングアプリ内で親交を深めている女性、エマである。名前の響きに姉がちらつくも所詮はハンドルネーム、言ってしまえば姉本人でさえなければ問題はない。現に彰人もマキトと名乗り彼女とやり取りを重ねているのだから。 そんな彼女から不定期に送られてくる自撮りが最近の彰人のオカズであった。最近話題になっているスイーツショップの前で撮られたそれに、特に目立つ場所はない。強いて特徴をあげるならば、写されているのは首から下ということだけ。 では何がここまで彰人を駆り立てているのか。答えはエマから送られてきた写真の胸元にある。スモーキーピンクのオフショルダーニットからわずかに覗く、胸の谷間。ちょうどいいボリュームのそこに顔を埋める妄想をしながら彰人は手コキを加速させる。そして背筋に走る快感からフィニッシュの予兆を感じ取ると、スマートフォンをベッド上に投げ、空いた手でティッシュペーパーを数枚抜き取った。 「やっべもう出るッ!❤❤ エマさんのおっぱいマジエッロ……ッ!❤ あーッくっそ出る出る出る……ッ!!❤❤ ッオ゛ォ……ッ!!❤❤」 ――どぷッ❤ びゅるッ……びゅるッ……❤❤ びゅぶぅ……ッ❤ 射精宣言とともに彼の背は丸まり、数回の脈動にわけて尿道から精液が吐き出されていく。すばやく亀頭を覆ったティッシュペーパーで精液を受け止め終えると、重い息を吐いた。数秒かけて息を落ち着けてから、ティッシュペーパーの汚れていない部分で手のひらも拭う。 ――コンコン あまり良くないタイミングで自室の扉からノックの音が響く。あんなに感じていた気怠さが嘘のように、手が勝手に身なりを整えだした。ずらしていたスウェットを上げ、丸めたティッシュペーパーをゴミ箱に投げ入れる。しかし焦りが出たのか、それはゴミ箱の縁に当たって床に落ちた。 ――ドンドン!! すぐに反応がないことを責め立てるように追撃のノックが鳴る。先ほどまではノックとして成り立った音だったが、今響いているものは「この次はもう待たずに開けるからな」と宣告しているに等しい。浅く息をつきながらティッシュペーパーを拾い直し、今度はきちんとゴミ箱の真上から落とす。小走りで扉へ歩み寄り、ノックの主を迎えいれた。 「お風呂に毛浮いてたんだけど!? 出る前に普通確認するでしょ!?」 床を鳴らすように地団駄を踏むその人物は彰人の姉、絵名だ。まだ湿っている髪からほんのりシャンプーの香りが漂ってくるが、ときめきなどない。見慣れた顔が聞き慣れた声で喚いているという光景にため息をつきつつ、彰人がこれ見よがしに耳を塞ぐ仕草を見せると彼女はさらなる怒りをあらわにした。 「何その態度! 今日一日の疲れ流そ~って思ってお風呂入った瞬間、きったない毛が浮いてるの見ちゃった私の気持ちわかる!?」 「風呂なんだから仕方ねぇだろ。毛の一本ぐらい抜けるっての」 「無理! ありえない! あーもうだからあんたの後に入るのイヤなの! ……って……んん?」 喚いていたと思えば一転、絵名は目を細めると彰人の背後へ視線を向ける。そして怪訝な顔つきで鼻を数回鳴らし、眉間に深い皺を刻んだ。 「ねぇ、なんか部屋臭い!」 「は、はぁ? 気のせいじゃねぇの」 「気のせいじゃなくて、本当に変な匂いする!」 口では誤魔化すも、つい先ほどまでシコっていた彰人には心当たりしかない。射精後の賢者タイムに浸っていたところを突撃され、彼には消臭剤を振りまく余裕もなかった。臭い臭いと文句をつけながら何度も鼻を鳴らす姉を手で払い、彼女の半身が廊下へ戻ったタイミングで扉を閉めようとする。 しかし絵名も引き下がらない。まだ怒りがおさまっていないことを示すかのように眉尻を吊り上げ、扉を押し返す。攻防を続けること数秒、「いつも通り自分が折れてやるか」と彰人が兄貴風ならぬ弟風を吹かせてやろうと考えた瞬間―― 「手、クサッ!」 絵名の声が廊下に響く。一応ティッシュペーパーで拭いはしたものの、ちんぽを扱きあげていた手にはイカ臭さが残っていたらしい。さっさと退散させるつもりだった彰人の顔に動揺が浮かぶ。扉の隙間越しにそんな顔を見た絵名は一瞬怪訝そうな様子だったが、何かを理解したようだ。彼女の表情はこれまでの怒りから一変、完全に不快感を示すものへと染まった。 「……キモい!! 変態!!」 これまで扉を押し合っていたのが嘘のように絵名はあっけなく離れ、そのまま背を向けて走り去る。ドタドタと踏み鳴らすような足音が続き、数秒後に廊下の向こうから母の「もう、絵名。走らないのー」と窘める声が聞こえた。当初の目的通り姉を退散させることに成功した彰人だったが、何とも言いがたい敗北感に包まれる。 それでも一応絵名の反応を気にして消臭剤を何度か部屋に吹きかけると、ベッドへ潜り込んだ。賢者タイムの倦怠感はベッドで待ち構えていたかのように彰人へ襲いかかり、まぶたの重力を三割増しにする。部屋の電灯も消してしまおうとテーブル上のリモコンへ手を伸ばした時、放置していたマグカップが目に入った。 「はぁ……」 こういう時に見て見ぬふりできる人間ならば、きっと絵名のノックもひとまず無視して先に消臭剤を使えたのだろう。そしてちんコキ射精後の部屋や手を臭いと罵倒されることもなかったのだ。……もしものことを想像しているにも関わらず、そこに絵名がいることは確定しているという自分の思考に苦笑しつつベッドから這い出る。 廊下に出れば、既に絵名の部屋からは細い光とわずかな話し声が漏れていた。その声は先ほどの罵倒が嘘のように楽しげで、少なくとも彰人の部屋のイカ臭さなど忘れているようだ。このように絵名がもうトラブルを掘り返してこないのならば、その話は終わりにした方がいいことを彰人は身を持って知っている。 (……いや、そもそも待とうとしなかったの、向こうだし。なんでオレが気にしてんだよ) 絵名の部屋の扉を静かに閉めてやり、改めてキッチンを目指す。水切りラックに並んだ両親のコップ、今まさにシンクで洗い流した自分のマグカップを見て、この家にある残りの一つの在処をぼんやりと思い浮かべた。 しかしそれをわざわざ回収しにいってやる義理はない。ここまで考えて、彰人はようやく脳裏から絵名の顔を振り払うのだった。 ##### 「彰人、なんだか嬉しそうだな」 「そんなニヤニヤしちゃって弟くんってばご機嫌だねぇ」 「なぁなぁ、何かあったのか? オレになら教えてくれたっていいだろ?」「レンだけずるい! わたしにも教えてよ~!」 今日一日だけで何度も似たような質問をされ、彰人はそれらすべてを緩んだ口元で誤魔化し続ける。いつもより長く感じた一日を終え食卓につけば、そこには育ち盛りの青少年に嬉しいボリューム満点の夕食が並んでいた。絵名の姿がないが、あらかた寝ているか早めの外食を兼ねて既に登校しているのだろうと予想しつつ彰人は箸を大皿へ伸ばす。 白米がよく進みそうな風味を口いっぱいに抱えつつも、実のところ彼の脳内はまったく別のことで埋め尽くされていた。それは…… (エマさんに会える……! 本物のエマさん! あ~やべぇ顔にやけそう……❤) マッチングアプリで交流を深めていた女性、エマと実際に会えることになったのだ。 進展があったのは約三日前。週に数回送られてくる自撮りでシコるのが習慣づいていた彰人は、その日も自室内を忙しなく歩き回りつつメッセージの受信を心待ちにしていた。そもそもが不定期なうえ時刻もある程度の目安しかなく、今日はひとまず別のオカズで事を済ませておくべきかと諦めかけた頃。 「……!」 彰人はポップアップの通知が表示されたスマートフォンに飛びつき、かすかに震える指先でエマとのメッセージルームを開く。 まず目に飛び込んできたのは、肌色。次に大きな面積を占めるのがショッキングピンクのニーハイブーツ。細部を見れば縫合や接着面が荒く安物だとわかるが、エナメル質のそれは彼女の滑らかな肌を引き立てる一流品にも思えた。彼女はそのニーハイブーツ以外は何も身に着けずに、全真鏡に映した裸体を撮影したようだ。 裸体といっても乳首や陰部は前貼り等で隠してはいるが、少なくともこれまで送ってきていた自撮りと露出度が違う。共通しているのは顔が見えない角度であることくらいだろう。 「え……っ?」 そんな過激な写真を前振りもなく贈られた彰人は、意外にも呆然としていた。普段はニットを押し上げるバストのシルエットからヌキどころを探し出していた彼が、突然バストも鼠径部も丸出しの写真を見せられたのだから仕方ないことでもである。空滑りする目へなんとか脳から指示を飛ばし、ゆっくり情報を処理していく。脳とは裏腹にちんぽは既にスウェットの布地を押し上げ、不格好なシルエットに変化していた。 その瞬間を見計らったかのように新たなメッセージが表示される。舐めるように痴態を鑑賞したいという気持ちを必死におさえ、メッセージに目を通す。 【マキトくんに直接見せたいな~❤ エッチな姿見せ合うとすっごく興奮するらしいから、マキトくんさえよければ……どう?❤❤】 (この格好のエマさんを……直接この目で……!?) ――ぴゅるッ……!❤❤ びゅぶ、びゅぶ……びゅッ❤❤❤ 「ッお゛ぉ……ッ!❤❤」 エマとの可能性を想像した瞬間、彰人がちんぽを扱くよりも早く脳は精液通行許可を出していた。尿道をこじあけ、鈴口を割り開いた極太精液がみゅるみゅるッ❤とボクサーパンツの中で温もりを主張する。ちんぽに触れないままのノーハンド射精なのに、極上のオカズとドスケベチャンスを得たオスとしての射精は、背筋がビィ~……ン……ッ!!❤❤❤と痺れるほど気持ちよかった。 腰から脳まで一直線に走る快感が薄れるのが惜しくって、射精直後の敏感ちんぽをなんとか掴みシコる。二発抜いたのち平静を装った了承のメッセージを送り、結局その日は寝落ちするまでシコりまくった。 ……そんな眩き未来を今晩に据えた彰人の表情が緩むのも、不思議なことではない。性欲に釣られて食欲も増したのか、いつもより早く空になった自分の食器を片しリビングを後にする。 待ち合わせ時間は日付が変わる0時ちょうど。待ち合わせ場所はなんと彰人の自宅近辺にある公園の公衆便所となった。いつもならあまりにも都合のいい展開を疑う慎重さを彼は持ち合わせていたが、金玉の中の精液が人質、いや射精質にかかった今の彼にそれを期待するのは酷だろう。 せっかくのドスケベチャンスを誠心誠意楽しむためにオナニーを我慢し、時計が23時を過ぎた頃そっと玄関へ向かう。待ち合わせまでまだ1時間、されど1時間。どんなアクシデントがあるかわからない以上、余裕をもっておくべきだ……本当は、楽しみすぎて自室にいるとシコってしまいそうだから早めに待ち合わせ場所へ向かうことにしたのだが。 「あら、どこか行くの?」 スニーカーの靴ひもを何度も結びなおしていると、リビングから母が出てくる。彰人は万が一見つかっても怪しまれないよう傍らに準備していたリュックサックをさりげなく背負って振り向いた。 「冬弥が近くまで来てるらしくて、ちょっとCDとか貸してくる」 「明日学校で渡すのじゃだめなの? それか、もう時間も遅いしうちにあがってもらったら?」 「えっ、い、いや……その、向こうが大丈夫っていってたから」 目的は赤の他人である女性のエロコス生鑑賞。自宅に連れてこられるわけがない。口早に応えつつ、これ以上の追及でボロを出さないよう彰人は会話を切り上げた。 一方、母の顔にはまだ心配の色があったが、年頃の息子であることを考慮し時間が遅いから気を付けるようにとだけ付け加える。これで出発できると彰人が安心したのもつかの間、母は新たな質問を投げかける。 「ところで絵名から連絡来てない? まだ帰ってきてないんだけど……」 「絵名?」 壁の時計を見ると、時刻は日付が変わるまであと四十分。確かに夕食時にいないのは認識していたが、まだ帰ってきていなかったとは。 オナペットであるエマと会えるという期待で頭はいっぱいだったが、この時間まで女子校生である姉が連絡もなく出歩いているという事実に胸が少しざわめく。普段憎まれ口を叩いたり使いっ走りにされようと、同じ家庭で育った者同士なのだ。 「学校帰りにどこか寄ってるとか? 母さんにも連絡してないならコンビニあたり?」 「それにしても遅くて心配で……」 悩まし気に眉を下げる母を邪険に扱うこともできず、玄関の扉に手をかけたまま秒針の音を聞く。結局彼は「冬弥と会うついでに探してみる」と母に告げ、家を後にした。 この時間に寄り道できる場所など限られており、彰人はどうせ近所のコンビニエンスストアあたりを探せば見つかるだろうと考えていた。とっとと見つけて追い返し、自分はエマとの逢瀬へ向かうという完璧なプランのために歩み出す。 手始めに彰人は最寄りのコンビニエンスストアを訪れた。店内はわざとらしい程白い照明を燦燦と光らせ、彼を迎え入れる。夜勤店員の間延びした挨拶を聞き流し、区切られた棚の列をそれぞれ覗いたが絵名の姿はなかった。 店内にかけられた時計は既に約束の時間まで残り二十分であることを示している。最後にもう一周だけ確認をし、彰人はコンビニエンスストアを後にした。照明が漏れる店前にてため息をつく。しかしため息をついたところで絵名が飛び出してくるわけもない。スマートフォンを起動し、絵名とのチャットルームを開く。時刻が一分進むのを見た彰人は苛立ち交じりにメッセージを綴った。 『今どこにいる? シブヤ?』 ただでさえ彰人の扱いが雑な姉のことである。既読などすぐにはつかないと思っていた。しかし彰人が送信したメッセージは数秒後に既読になり、さらには返答もあった。 『家のすぐそば』 「なんだよ、じゃあオレがわざわざ見て回った意味ないじゃねぇか」 彰人は口で悪態をつきつつも、膝の力が抜けるような安心感を覚える。 『じゃあもう家につくんだな?』 『もうちょっとかかる。日付は越えるかも。お母さんに言っといて』 『自分で言え』 『誰が言ったって同じでしょ』 『ならなおさら自分で言え』 ああ言えばこう言う……東雲家ではすっかりお馴染みのやり取りだ。ヒートアップしかけるも、本来の目的を思い出した彰人はメッセージアプリを閉じる。早足でコンビニエンスストアを後にすれば、目的地へはすぐにたどり着いた。街灯に照らされる遊具を横目に公衆便所へ向かう。 昼間とはまったく違って見える空間にわずかに心拍数が上がるが、目隠しである衝立を過ぎた彼はすぐとあることに気が付いた。二つある個室の内、一つの扉が閉まっている。用を足しているような音はないが、出てくる気配もない。 (この中に……エマさんが?❤) ごくりと生唾を飲んだ彰人のスマートフォンに新たな通知が届く。受信したのはマッチングアプリ内のメッセージだ。 『来てくれたんだね❤ 嬉しいな❤』 ハート付きのメッセージのあとに一枚の画像が表示される。それは個室内の彼女が撮ったであろう写真だった。 しかしいつもの自撮りの構図ではない。どちらかといえば三日前に送られてきたものと近い……まるで彼女の視界にうつっている情景を切り取ったような構図だ。 まず一番大きく映っているのは閉じた扉。まさに今自分が目にしている扉と同じ色味だ。影の具合から、おそらく便座に腰かけたまま撮影しているのだろう。 そして壁に備えられた手すりへ、ショッキングピンクのニーハイブーツを纏った足を乗せている。テカテカな両足とは裏腹に、写り込んだ腹部や胸元は素肌のまま。写真に他の衣服が写り込んでいないことからエマはどうやら既にあの痴女コーデに身を包んでいるようだ。 夜の公衆トイレでニーハイブーツオンリーのまま大開脚し男を待つとは、痴女の中でもトップクラスだろう。撮影の画角故に陰部が絶妙に見えないのも、逆にエロスを引き立てている。 『私だけだと恥ずかしいし、マキトくんも脱いでほしいな?❤❤』 しかし続いたメッセージを読み、股間を揉み込んで気持ちよくなり始めていた彰人が止まる。エマの痴態を見る為にやってきたのであって、自分がそういうことをするつもりはなかった。 しかし彼女から送られてきたメッセージ、そして例のエロ自撮りのサムネイルは今の彰人にとってちんこ脳を司どる絶対的な存在である。元々時間が迫っていた焦りもあり、結局彼はその指示を受け入れてしまった。 (時間も遅いし、こんな便所を使うヤツなんていないだろ。平気、平気……。っつか、エマさんの方から脱いでって言われた❤ エマさんもオレのちんこ見たかったのかよ……❤❤❤ い、言ってくれればよかったのに!!❤) 扉のすぐ先にいるエマを想像しながら、まずはリュックを置ける場所を探す。過度な潔癖症ではないが、公衆トイレの床への直置きは論外だ。悩んだ挙句手洗い場のカウンターへ乗せることにした。 ジャケットから腕を抜き、その下のTシャツも捲り上げれば、ついに彰人の胸板が晒された。手早く畳んだそれをリュックへ詰めていく。 続いて下半身……纏っていた衣服を脱ぐ度、喉の血管が強く脈打つのがわかる。最後にボクサーパンツから足を抜けば、公衆トイレの中で素っ裸になった己の姿が鏡に映った。 (うわ……いま、オレすっげぇ変態じゃん……!❤❤❤) 鏡の中の彼は細身ながらも程よく締まった身体を惜しげもなく晒し、公衆トイレにいることさえ除けばまるでモテる男の佇まいをしている。放り出したちんぽが時折揺れるのはちんピク故か。 『0時ちょうどに開けるから、かっこいいおちんちんがよく見えるようなポーズにしてね❤ マキトくんのおちんちん丸出しな、エッチでかっこわる~いポーズが見たいなぁ❤』 エマからのメッセージに無言で何度も頷きながら足を肩幅に開く。この扉の向こうにいるエマを喜ばせる為に、なんと彰人はスマートフォンを己の額へあてがった。そして腰をくいっ❤ くいっ❤と前後に振り、フル勃起ちんぽを腹筋へべちべちと打ち付ける。 煌々と輝くスマートフォンを額に掲げ、鼻の孔を膨らませる全裸でフル勃起の男……きっと彼女の望んだ『エッチでかっこわる~いポーズ❤』を叶えられるだろう。今の自分が如何にみじめかを考えるだけで、鈴口でカウパーがぷっくり❤と膨らむ。 ――べちん……❤ べちん……❤ ――ガチャ、ガタ……ッ 無様なちんペチ音を奏でていると、扉の向こうから物音がかすかに漏れた。スマートフォンを額へ持ち上げた故に時間の確認ができない彰人にとって、これはカウントダウン代わりだ。扉の先にいるエマを喜ばせるために、さらに腰ヘコを加速させる。 ――ヘコッ!❤ べチンッ!❤ ヘコッ!❤ べチンッ!❤ 「ふぅッ!!❤ ふぅ……ッ❤ ふぅッ!❤」 ――ギィイ……ッ 「!!❤❤ あッ……!!❤❤」 誰かに見られたら人生終了間違いなし❤ 弱点丸出しのおバカポーズ❤な彼の前で、少しずつ扉が開いていく。外開きのそれは焦らすような遅さだったが、彰人は腰ヘコフルチン❤ スマホはおでこ❤の全裸キメポーズを崩さない。 まず写真で見えた通りのニーハイブーツが現れた。手すりの上にお行儀悪く乗せられた靴底にはMという文字が刻まれており、彰人が意識するより早く金玉がキュッ!❤とせりあがる。普通に考えればサイズ表記としてのMだとわかるが、最早脳みそまで精子ファースト思考に染まった彼には性欲をかき立てるための要素にしか見えない。ブーツの履き口から素肌が見えた瞬間射精しなかったのを褒めてもらいたいぐらいだった。 ――ギィッ……!! 古めかしい蝶番から悲鳴じみた音が漏れ、それに追従し扉も一気に開く。 期待で目をガン開いていた彰人の視界にいたのは――大股開きでおまんこ丸出し、ピン❤と尖った薄めの褐色乳首を見せつけるように手を頭の後ろに汲んだ脇見せポーズの絵名だった。 「は!? ……絵名!?」 「えッ!? あ、彰人!? な、なんで!?」 「なんでじゃねーよ!! お前何してんだよこんなとこで!! 気持ち悪いことしてんじゃねえよ!!」 「それはこっちのセリフ……ぎゃーッ! 汚いモン見せないでよッ!!」 両者ともに性欲でだらしなくとろけていた表情は瞬時に険しくなり、唾を飛ばす勢いで互いをなじり始める。秘部こそ慌てて隠したものの、素っ裸の男女が深夜の公衆便所内で罵り合うのは異質な光景だった。 「つーか、エマってお前かよ! ほぼ本名じゃねえか! メッセージにもハートマークとかつけてんじゃねーよ!!」 「私だってあんたが相手だってわかってたらあんなの送らないから!! っていうかあんただってマキトとか名乗ってたでしょ!! 人のこといえないじゃない!」 相手がマッチングアプリで欲情アピールしていたことを指摘するも結局同じ内容で非難を返され、二人のやり取りはヒートアップする。 しかし内股で股間を隠す間抜けな格好だった彰人が、ふと何かに気が付いたように公衆便所の入り口へ視線を向け口を噤む。絵名は静かになった弟へ得意げにドヤ顔を向けるも、彼の思いもよらぬ行動に目を剥いた。素っ裸の彰人が勢いよく個室内へ駈け込んで来たのだ。 「ちょっと!? 何入ってきて……むぐっ!」 「いいから黙ってろ……ッ!!」 ただでさえ狭い個室に彰人が入り込んだことで絵名は手すりに乗せたままの足を降ろせなくなり、思わずまんこを隠していた手で彼につかみかかろうとした。しかし彰人はその手を容易く払いのけ、さらには声を潜めさせるため己の手で姉の口を覆う。 おまんこ大開脚ポーズの絵名が頭上の弟を睨みつけようとした瞬間、見知らぬ声が公衆便所内に響いた。 「――酒を~飲んだぁら、しょんべんよぉ~っと♪」 この場に不似合いな上機嫌な歌声、やけにリズミカルな足音。どうやらひとりの酔っぱらいが公衆便所を訪れたらしい。男は調子の外れた鼻歌を口ずさみながら便所内を進む。やがて目的の小便器にたどり着いたのか、金属音を鳴らしながらベルトを外した。 ――じょぼぼぼ…… 数秒後には勢いよく用を足す音が公衆便所内に響き渡る。ため込んでいたものを一気に出す心地よさにうっとりしていた男とは裏腹に、個室内で全裸の身を寄せ合った姉弟は眉をしかめる。なお、便所の使い方としては男の方が正解であり、変態露出プレイに勤しもうとしていた二人には批判する筋合いなどない。 「うぅ、他人のおしっこの音聞かされるとか最悪……!」 「おい、静かにし……――」 彰人が咎めるも遅かったようだ。身なりを整え終えた男は背後の個室が閉め切っていることに気が付き、よろめく足で扉の前へ立つ。そして軽く握った拳で楽しそうにノックしだした。 ――とん! とんとん! 「あぁん? 誰かいんのかぁ? 個室にいるってことはぁ、うんこかぁ~? ぎゃははは!……ひっく」 ご機嫌な男と対照的に二人の顔は青ざめる。蒸し暑さすら感じ始めた個室から逃げたくとも、扉前に男がいては不可能だ。 彰人の着替えはリュックサックの中、そんな彼の後ろから全裸に負けず劣らずな変態ファッションの絵名が出てくれば、さすがの酔っ払いでも異常を察するだろう。 それに加えここは自宅から近い公園、相手がもしも知り合いだった場合は取り返しがつかない噂が出回る可能性も高い。 「ちょっと、なんとかしなさいよ……!」 「わかったから黙ってろ……!」 こんな時でも指示を出してくる姉に辟易しつつ、彰人は喉を数回鳴らす。狭い個室内で少しでも絵名に触れないよう壁に手を突っ張り、必死に思考を巡らせてから口を開いた。 「ちょ、ちょっと腹の調子が悪くってぇ~。たまたまトイレ見つけたんで助かりましたぁ~」 「わはは! やっぱりそうかぁ~! しっかり踏ん張れよぉ!」 「は、はは……どうも……」 自分は腕を突っ張って全裸の身体を支え、そんな自分の腕の下には便座に座ったままおまんこ大開脚をする姉(ニーハイブーツのみ着用)。情けなくて涙が出そうになり、彰人は現実逃避をするかのようにへらへらと笑った。 しかし、そんな彼のとある場所からは既に"涙"が出ていた。それは――ちんぽの先端。鈴口で先走りがぷっくりと膨らんでいるではないか。くわえて、彰人本人は認めたくないが絵名の顔を見た後もなぜかフル勃起をキープしていた。 そんなビキビキ亀頭と精子交じりの先走りを嫌でも見せつけられる場所にいるのが絵名である。便座から動けない彼女は眼前で時折揺れるチン先から必死に顔をそらしていたが、亀頭で煌めく先走りを見てからはただひたすら『絶ッッ対に垂らさないでよ!!』と胸中で叫び続けた。腕を突っ張って前傾姿勢になりすぎないよう耐える弟の努力を考慮する余裕は、今の彼女にない。 「それにしてもよぉ、最近の若者ってのはぁ……」 「こ、困りますよねぇ~……っつつ……やべ、足、痺れて……ッ」 ……運命とは残酷なもので、次第に彰人の身体のバランスが崩れ始める。歯を食いしばって耐えようとする彰人の下でちんぽは荒ぶり、絵名の視線をこれでもかと引き付けた。なんと鈴口で膨らんだままの先走りも、揺れに合わせて少しずつ形を変えようとしているではないか。 弟のちんぽから先走りが垂れた場合、落下地点はおそらく彼女の素肌……よりによってまんこ近辺だろう。もとはと言えば全裸ニーハイブーツなどという格好をしていた彼女が悪いのだが、今更そんなことを言っても仕方ない。 弟のフル勃起ちんぽが目の前で揺れているという異質な状況、先走りが己の身に垂れそうなことへの恐怖、さらには全裸の姉弟が狭い個室に閉じこもったままというストレス。すべてが合わさった結果、絵名の心身が焦りで満ちていく。 (外のおっさんはいつまでいるワケ!? あいつさえさっさと帰ってくれればひとまず離れられるのに……!! しかも人生で初めて生で見るフル勃起ちんちんが弟とか! 最悪!!) 彰人が聞けば「そんなこと言ってる場合かよ」と思わずぼやいてしまいそうだが、当の本人は限界を訴え出した足腰を支えるので必死である。ダンスで鍛えた部分とは違った筋肉にばかり負担がかかり、彼の眉間には深いしわが刻まれていた。 しかしそれも終わりが訪れる。汗で湿った手のひらとともに身体全体が揺らめき、なけなしの表面張力で耐えてきた先走りがあっけなく鈴口から飛び立とうとする。その光景が、絵名の目にはスローモーションのように映った。 (うそッやだ!! 垂れちゃ……ッ!?) それ以上考えるより早く、絵名の身体は動いていた。窮屈な個室の中でろくに手足を動かせない彼女が差し出したのは――己の唇だった。 ――かぷっ!❤ ……ぢゅぅう~~ッ!!❤❤❤ 「ッお゛ぉおッ!?❤❤❤ お前ッ何してッ!?❤❤❤」 険しい顔のままちん先へぢゅぅッ!❤と吸い付き、絵名は先走りを根こそぎ吸い上げる。先走りを垂らされたくないばかりに亀頭ごと咥えこんで吸うという自分の奇行に涙ぐむも、ここまでやってしまった以上中途半端に吸っちゃって結局垂らしちゃいましたとなっては冗談では済まない。 やけくそレベルのバキュームで弟の亀頭を吸い付くし、唇の隙間からヂュゥ~~~ッ!!❤❤❤と爆音バキューム音を漏らす。完全に覚悟を決めたジト目バキュームフェラである。吸っても吸っても金玉から際限なく供給される先走りのしょっぱさに、時折絵名の眉頭がピクピク震えていた。 一方、完全に不意打ち亀頭責めを食らった彰人は完全に喉を傷めるタイプの力任せな低音で呻き、慌てて下腹部へ視線を向ける。そこにはフル勃起ちんぽに頬を凹ませて全力で吸い付く女――絵名の姿があった。彼女が息む度間抜けな呼吸音が反響し、亀頭には終わりのないバキュームを与えられる。 駆け巡る快感が限界に達するのと、彼の脳が状況を理解し終えるのはほぼ同時だった。 「うお゛ッ!?❤❤❤ ッほ!❤❤ あやっべやっべやべ出る出る出るッ!!❤❤❤」 元々射精する気満々で金玉に精子を詰め込んできた彰人に、戦慄く腰を制御することなど不可能だろう。その衝動は凄まじく、相手のことなど一切考慮せずに腰を突き出してしまう。 ため込んだ精液を吐き出すべく竿がビクビクと跳ね、金玉も竿の下へ張り付きそうな程持ち上がった。 ――ぶびゅーーーッッッ!!❤❤❤ びゅッ!!❤❤ びゅるるる!!❤ ぶっぴゅ!!❤❤ びゅぶぶぶッ!!❤❤❤ 凄まじい勢いで駆け上がった精液は、本来ならばその速度を活かし空中を舞うはずだった。しかし実際は、今日一番の腰ヘコどっぴゅん❤オス欲丸出しグラインド❤を受けても頑なに離さなかった絵名の口の中へ注がれていく。彼女自身も文句をつけようとはしたものの、先走りとは違う新たな液体が注ぎ込まれた瞬間唇を離すという選択肢を捨てざるをえなかったのだ。 ぬめる口内へ注ぎ込まれる彰人の精液は、最高潮だと思われていたエロ自撮りオナニーが霞む程濃く、ちんぽへの直接奉仕によってかき立てられたオス欲を表すかのように大量だった。 当然口内に貯め込める量ではなく、絵名は苦渋の選択の末に喉の奥へ流し込む。初フル勃起ちんぽだけでなく初フェラ、初ごっくんまでもを弟に捧げたという現実を突きつけるように、鼻から青臭さが抜けていく。 そんな一心不乱に頬を凹ませて先走りだけでなく精液の最後の一滴まで吸い上げる姿は、姉として弟の粗相には責任を取る……そう語っているようにも見えた。 「ふぅッ!!❤ ふぅッ!!❤❤ ッうぉやッべすっげぇ出た……ッ!!❤」 ――ぢゅるぢゅるぢゅるッ!❤❤ ぢゅうぅぅッ!!❤❤❤ 「おっほッ!?❤ 先っぽ舐めんなッ!!❤❤❤」 それでも鼻の下を伸ばしながら腰を震わせる弟の姿に腹が立ったのか、絵名はひと際激しく亀頭にバキュームを繰り出す。張り出したカリを上唇でこそぐように刺激し、未だ脈打つ裏筋を舌で摩擦するのも忘れない。姉のお怒りバキュームフェラを受けた彰人のちんぽはあっけなく再度勃起する。 ……姉に勝てる日など来ない。突き出したちんぽから早くも二発目の精液を搾り取られながら、彰人は蕩ける思考の隅でそんなことを思うのだった。 ##### 深夜のキッチンに影がふたつ。軽い夜食でもないかと冷蔵庫を漁っていた彰人が足音に目を向けると、そこには絵名が立っていた。 何度も見たことのあるTシャツは胸の膨らみによって影が強調され、短すぎるショートパンツから生白い太ももが伸びている。細い手に持ったタンブラーから察するに、切らした飲み物を補充に来たタイミングがちょうど彰人と被ってしまったということだろう。 庫内から伸びる青白い光に照らされながら立ち尽くす彰人とは対照的に、彼女は距離をつめる。フローリングとうちあう裸足からペチペチという音が聞こえた。 絵名の手が彼を押しのけようとしたところで、冷蔵庫は控えめながらもいやに耳に残る機械音を発する。長時間扉を開けっ放しにされては困るというそのサインに彰人が反応するよりはやく、絵名が少し乱暴に応える。約一、二秒待ってから彼女が扉を開けるのを眺めつつ、彰人は鳴ったあとまたすぐ開けたら意味ないんじゃないかという言葉を飲み込んだ。 ……近所の公園で変態マチアプ露出プレイに励んでから早一週間。帰宅以降、覚悟していた罵倒は意外にもなく、彰人は不自然な程平穏な毎日を過ごしていた。愛しのエマ……いや、姉である絵名から送られてくる自撮りもなくなったことで、時間が過ぎるほどあの日の出来事は夢だったのではないかと思えた。 そんな完全に忘れ去る心の準備ができた頃になって、まるであの夜を彷彿とさせる時間帯に二人きりになってしまった。気まずそうに距離を取る彰人へ、絵名がため息をつく。 「同じ家に住んでるんだから、顔ぐらい合わすでしょ」 「そりゃあそうだが……」 青白い光を浴びる絵名が麦茶のポットを取り出し、持っていたタンブラーへ注いでいく。薄暗いキッチンには小気味いいような、それでいて湿った水音が小さく響いた。 姉の権力を振りかざされることの多い彰人はそのまま背後のシンクに腰を軽く乗せ、彼女が去るのを待つ。寒くも暑くもないキッチンならば待つことも苦痛ではない。底からわずか数cmの麦茶を残しポットは戻され、青白い光もすぐに断たれた。……その量の麦茶を残すなという言葉が喉まであがったが、なんとかこらえる。 しかし彰人の予想に反して彼女はなかなか立ち去らない。タンブラーを両の手で持ったまま口元に押し当てるだけで、嚥下する素振りもなかった。見慣れたはずの姉の背中は記憶より頼りなげだ。まるで腕を伸ばせば、冷蔵庫の扉と自分の身体の間に彼女を封じ込めることもできそうである。 (何考えてんだ、オレ……) 言葉にしがたい動悸を見て見ぬふりしつつ、用が終わったなら戻ってくれないだろうかと姉の背に願った。すると思いが通じたのか、絵名はタンブラーの中身を一気に飲み干し、それをシンクへ置く。 ようやくゆっくり冷蔵庫を漁れると思い腰を浮かせた彰人の動きが不意に封じられた。温もり、柔らかさ……手で触って確かめるまでもなく、彼の上半身に絵名が抱き着いたのだ。腰に回された腕はひんやりと冷たい。 「おい! 何して……!?」 少し前に冷蔵庫の青白い光を浴びたのにくわえ、動揺した彰人の目に絵名の表情は読み取れない。嫌悪感というには顔が熱く、ときめきというにはなんだか居心地が悪い。そんな感覚が湧いた彼はまず絵名の身体を引きはがそうとした。幸い力では自分の方が上だ。 怪我をさせないようある程度手加減しながらまず肩を掴む。想像していたよりもずっと細く薄いそれに一瞬躊躇すると、その隙を待っていたように絵名の指が這う。腰から辿るようにのぼり、彰人の部屋着の上から胸板を目指しているようだ。 ――すり……❤ 「ッぐ……❤」 やがてたどり着いた先は彰人の乳首だった。これまで興味もなかったはずの自分の乳輪が粟立ち、布越しのじれったい刺激を敏感に感じ取る。綺麗に整えられた爪先は繊細なリズムを刻み、いつしか彰人の手から力が抜けていった。悪ふざけと呼ぶには生々しいそれが少しでも早く終わることを願い、彰人は目を閉じる。 (本当、意味わかんねぇ……ッ❤ せっかくこっちがあの日のことはなかったものとして扱おうとしたのに、こいつは……!!❤❤) 「……ねぇ」 「っん、だよ……!」 自分の胸板に顔を埋めたまま呼びかけるその声はくぐもっており、表情と相まって意図を読み取ることはできない。かわりに絵名の指が彰人の手を絡み取り導いていく。たどり着いた先はなんと彼女自身の胸の膨らみだった。Tシャツ越しとはいえ柔らかい肉の感触に、目の前の姉はブラジャーをつけていないのだと気が付く。男である自分には到底想像もつかないが、夜間は寝苦しいから外しているのかもしれないだろうと必死に仮定を組み立てて意識を逸らす。 「……同じように、彰人もやって」 普段の気の強さとは正反対の、少しかすれた声。絵名の指が彰人の乳首へ戻り乳輪をなぞる。かと思えば時折乳首をカリカリカリ……ッ❤と素早く擦りあげた。摘まむのではなく、かといって引っ掻くと呼ぶのも憚られるようなわずかな刺激。日常生活ならば気付きもしないような刺激は今確かに布越しに伝わり、適温の空間にいるはずの身体を火照らせる。 「ふ、ぐ……ッ!❤❤❤」 「……」 むず痒さに耐えようと身をよじる彼を見る、絵名の目尻がわずかに吊り上がった。これまでしおらしく彼の胸板におさめていた顔をあげ、への字に曲げた唇を彰人の耳に寄せる。 「はやく、やりなさいよ……❤ 彰人、いうこときけ……ッ❤❤ 私がやってるの真似しなさい……❤❤❤」 「……ッなん、だよそれ……❤」 今度は高圧的な口調とかすれた声音。ミスマッチなそれは時折絵名が見せた癇癪のように不安定で、そしてまるで彰人に言い訳を与えているようでもあった。絵名が言うから仕方ない、そんな魔法の言葉に身を任せて目の前の女体を貪る権利を満喫する。この世の大抵の男が望んで仕方ないご褒美だろう。なんといっても姉は気こそ強いが外見にかなり気をつかっており、通りすがった大抵の男たちが数秒間話のタネにしてしまうぐらいの可憐さをもっているのだから。 彰人の手が完全に絵名の肩から離れ、胸元へ降りていく。自分よりも大きく硬い手の持ち主を従えたのだと察した彼女は口元を歪めて笑う。あくまで彰人を"使う"のは自分であり、彼もそれを受け入れている。上下関係など最早確かめ直す必要もなかったのかもしれない。……そう考えているのは自分だけだとも気付かずに。 「わかったよ、やればいいんだろ」 聞き慣れた、少し投げやりな声。きっといつもの呆れたような顔をしようとして、姉のおっぱいに鼻の下を伸ばしているであろう情けない表情を見てやるべく顔を見上げる。 からかおうとした絵名の視界にうつったのは、獣のような荒々しい欲を潜ませた瞳。汗ばんだ肌から直に伝わる体温と鼓動が絵名の膝を震わせ、恐怖という本能に訴えかける。 (何、その顔――) これまで姉に仕方なく従っていた"弟"ではなく、目指すものに向かって立ち向かう"彰人"でもない。獲物を追い詰めたという喜びに歪む、正真正銘オスの顔だ。 ――キュウゥ~……ッ❤ 「あんッ!?❤❤ ちょ、ちょっと、強くするんじゃなくて、優しく……ッ!❤❤❤」 彰人の指先は絵名の乳首を器用に摘まみ、Tシャツ越しに引っ張った。てっきり自分の真似をしてカリカリ甘擦り❤ とろとろ乳首責め❤をするものだと思っていた絵名は反射的に嬌声をあげてしまう。慌てて口元を抑えつつ睨みつけるも、彰人が悪びれる様子はなかった。 「かったい乳首擦り付けてきたんだから、摘まんでやってんの……ほら、もっと引っ張ってやる……❤❤」 ――ギュゥ~……ッ!❤❤ 「あッだめッあッあッ!❤ それだめ……ッ❤❤ ッお゛ッキク……ッ❤ やばいやばい……ッ❤❤❤ ッほぉ~……!❤❤」 ――乳首引っ張られながら腰ヘコヘコッ❤ 弟のもっこりおちんちんに擦り付けて無意識クリオナ❤❤ 乳首伸びちゃうのッやだやだっ❤❤ 勃起乳首ごと引っ張られてTシャツも伸びちゃう❤❤❤ エッチな乳首してるドスケベ女だってバレちゃう、弟に乳首いじられて間抜けなオホ顔晒すド変態お姉ちゃんってバレちゃうぅ~ん……❤❤❤ 「乳首引っ張られただけでバカみてぇな声出してんじゃねぇよ……❤」 「だ、出してないぃッ……❤ あんたのいじり方が下手でッ❤❤ 痛がってるんでしょぉ……ッお゛ッお゛ッお゛やべやべやべ……❤❤❤」 「あっそ。じゃあ……」 つっけんどんな口調とは真逆に絵名は腰を擦り付けつつ、なんとか彰人への乳首責めを再開しようとする。このまま主導権を握られるのは気に食わない彼女なりの行動だ。 脇腹から再度震える手を登らせ、ついに目的の胸板へたどり着く。その間も弟に"バカみてぇな声"と揶揄られたオホ鳴きをこぼしつつ、絵名の指が彰人の乳首を捕らえた。 仕返しとしてちょっと爪を立ててやろうかと一瞬考え込んだ瞬間、彼はまた絵名を追い詰める。 ――カリカリカリカリ……ッ!❤❤ 「お゛ぉッ……!!❤❤ おんッおんッおんッ……!❤❤ あき、とぉ……ッ!!❤❤❤💢 やっべッ……イグッ……❤❤❤」 散々引っ張られて熱を持った乳首の先端を、爪先が素早く往復する。控えめながらも的確に刺激を与え続けられ、絵名はひと際強く腰を突き出した。しかしよく見るとその腰は痙攣と見間違うほど小さく前後に揺れており、乳首イキによる身体の硬直と追いクリ磨りオナニーを求める性欲の狭間に陥っていた。 一方、あの日自分がしていたはずの本能丸出し腰ヘコ❤を姉からされる側になった彰人は黙って乳首カリカリ責めを続行する。股間は既に熱く滾り、絵名のクリコキオナニーをサポートする硬度に不足はない。 暗いキッチンに立ったまま、二人の腕が自然と互いの腰に回る。絵名はイッたばかりのまんこを、彰人は硬いままのちんぽを薄い布地越しにこすり付けあった。普段何気なく使っているキッチンの床に足を踏ん張り、下半身を突き出す。布の奥に確かに存在する"肉"を感じる度、二人は興奮をぶつけるように相手の乳首を責める指を強めた。 ――カリカリ……❤ ヘコヘコ……❤ 「お……ッ❤ やっべ、絵名、それやっべ……❤❤❤ ちんこの裏、こすってくんのマジでやめろ……ッ❤❤❤」 「あんたこそッ、ちんちん硬すぎて……クリやばいんだけど……!❤❤」 結局互いに舌を出した間抜けな姿で腰ヘコを続け、快感を貪る。いつまでたっても食い下がらない彰人を責め立てようと絵名が激しく腰を振ったが、ショーツの中でビンビンに勃起したクリトリスは摩擦によって即白旗アクメを遂げてしまう。そんな絵名を小馬鹿にしてやろうとするも、彰人自身も金玉から沸き上がる射精欲を必死にこらえるのに必死で膝をパカパカ開く間抜けな動きを繰り返した。 行為がエスカレートし、ついに二人は下半身を露出し向かい合う。ちんぽのもっこり触感でオナニーに励んだクリトリスとショーツ越しまん肉に何度も種をぶぴゅりかけた亀頭はそれぞれ包皮から顔を出し、性欲バトルにおいて臨戦態勢であることを惜しげもなく晒していた。 「……そろそろ、部屋に戻らないとまずいでしょ」 「あぁ……母さんたちが起きてこないとも限らねぇしな」 視線は互いの性器に釘付けなまま、二人が頷く。彰人はちんぽを、絵名はTシャツ越しのビンビン乳首を揺らしながらどちらともなくキッチンを後にする。家族に見つかることを恐れていたわりに下半身を露出したままな状態だが、それにツッこむ者はいない。 ――ガチャ そして当然のように二人そろって彰人の部屋に入っていく。くわえて後ろ手に絵名が鍵を閉め、弟のこだわりある自室を姉弟専用ヤリ部屋へと変化させた。 ベッドにたどり着くよりもはやく噛みつくように互いの唇を奪い、背を搔き抱き、何度も唾液を交わす。甘くとろけるようなキスとは程遠いが、ベッドに膝をつくのが惜しいと言わんばかりに足を絡ませあう仕草はまるで恋人そのものだ。 「言っとくけど、ゴムはつけてよね。……はぁ、なんで彰人なんかと、こんなこと……❤❤❤」 ――くぱぁ~……っ❤ ついにベッドに押し倒された絵名が、不満げな口調に似合わぬ仕草――まん肉セルフくぱぁ❤を見せる。彰人は口の中で「言ってることとやってることが噛み合ってねぇだろ」などと小さく呟くも、その目は絵名の膣穴をガン見していた。 臨戦態勢ちんぽをキープすることに限界を感じ始めた彼が、ベッド付近に転がっていたリュックサックに手を伸ばし。さらにその内ポケットから小さな包みを取り出した。ショッキングピンクのラベルを慎重に剥がすと、平たい容器の中からコンドームを摘まみ上げる。 「あれ、あんた……そのリュックサックってもしかして……」 目ざとい絵名の質問に一瞬彰人の動きが止まった。すぐに彼がベッド下にリュックサックを投げ込むが、既に絵名は記憶の中の物と一致させたあとだ。"エマ"との逢瀬の際に持ってきていたリュックサック、そこから取り出されたコンドーム……彰人がどんな期待を込めてあの日公衆便所へ飛び込んできたのかを察した絵名が勢いよく吹き出す。 「あんた、エッチする気満々だったんだ!? あははっ! エッチな自撮り送ってくる、顔も知らなかった女と!? やばすぎでしょ!!」 「……」 図星を突かれた彰人はジト目で睨みつけるが、普段自分に常識人面をしてくる弟が持っていたちんぽ脳に姉はベッドの上で笑い転げる。シーツをぱたぱたと踏み、膝をばたつかせて生まんこを惜しげもなく晒した。 「あんまでっけぇ声出すなよ……」 「あははっ、あー笑った……怒った? ごめんってばぁ……ぷくく」 ひとしきり笑って満足したのか、様々な種類の羞恥が重なって赤く染まった弟の頬を絵名が撫でる。むず痒そうな表情にまた喉を震わせつつ、絵名は再びベッドに背を預けた。 なんとかコンドームを装着し終えた彰人が振り返ると、普段自分が使っている枕を姉が抱きしめているという光景が目に入った。よく見る物とよく知る相手が組み合わさった結果、これから自分が姉とセックスに励む状況になるなど想像もしたことなかった。 そんな彰人の思いなど知らずに、絵名は枕を自分の顔の前に掲げる。今の状態に至るまでの肉欲剥き出しムーブとちぐはぐな照れ隠しととらえた彰人が、枕の端を掴んだ。しかし彼女は枕を頑なに離さない。 意図を読めず困惑する彰人の視界で少しだけ枕がずれ、絵名の顔が見えた。そして、まるでいたずらっ子のように目を細めて囁く。 「ほら、こうやって顔を隠せば……愛しのエマさんとエッチできますよー、なんてねっ❤」 ##### 「お゛ぉぉ~……ッ❤❤ ッほぉ~ん……ッ!!❤❤❤」 ――ビク……ッ❤ ビク……ッ❤ ――ジョパッッ!❤ ブジョーーッ!!❤❤❤ 使用済みコンドームがこれでもかと散ったベッドの上で、絵名はうつぶせのまま潮を噴き全身を痙攣させていた。尻肉には何度も鷲掴まれたであろう指の跡が残り、膣穴から泡立ったまん汁が垂れる。普段短めながらも丁寧に編み込んでいる髪も乱れ、事後であることは誰の目にも明らかだった。 そんな彼女の横にいるのは、今もなおちんぽをシコっている彰人である。使用済みコンドームが散らばった光景、そして情けない余韻イキを繰り返す絵名の様子から、コンドームを使いきってしまい仕方なくセルフでシコるに至ったのが窺える。 彼はうつ伏せの絵名の頭を跨ぐ様にしゃがみ、唇を尖らせながら息を漏らす。 「おッやっべ出るぅ……ッ❤ おい、絵名、ぶっかけるからな……ん゛ぉッ!!❤❤❤」 ――びゅるッ!!❤❤ びゅッ……びゅる……❤❤ とぷとぷッ……!❤❤❤ そして銃口でも向けるかのように亀頭を絵名の後頭部に押し当て、先端から精液を発射した。 既に今晩だけで何発も射精したからか精液自体はかなり少量だが、若さを証明するかの如く飛距離は立派なものだった。大部分を絵名のショートカットに残しつつも最長発射距離は背中を優に越え、尾てい骨に振りかかる。それを慌ててティッシュペーパーで拭うべく彰人は前かがみになった。 ――へにょ~ん……❤ 頭を跨いでいた彼が体勢を変えたことで、金玉が絵名の頭部に乗る。そのなんともいえない感触にくすぐったさを感じた絵名が顔を起こした。 ――ぺちょ❤ 「……くっさ❤❤」 当然、今度はその鼻先が金玉に触れる。飛んだ精液を拭うどさくさに紛れて手マンし始めた彰人の股下で鼻を鳴らしつつ、絵名はまんこでもまん屁を奏でた。 この晩以降二人は夜な夜なセックスに励むこととなった。ある時は彰人がダンスを活かした高速腰振りで絵名を連続足ピンアクメさせ、また別の日は顔が見えないことを利用したシックスナイン中に絵名が全力玉揉みカリ責めを繰り出しわずか二十秒で射精させる。しかしどんな夜も、必ず最後には結合部が泡立つ程のガチイキ濃厚セックスを決めたという。