「中々出てきませんね、随分頑固な陥没……仮性との話ですが、これは直接絞り出したほうがいいですね」 治療師の一人がそう言うと、シオンの乳輪にそっと指先を添えてきた。 「ぁぐっ!?くっ、ひぃぃ!」 それだけでシオンは軽く達してしまう。 しかしそんなことを気にした様子もなく、治療師はグッと乳輪の中に埋もれている突起を絞り出すべく、チューブを圧迫するような要領で力を込めてきた。 「ほら、出してください?」 「先っぽが少しだけ見えていますよ。これで隠してるつもりですか?」 「♥……っ!」 ぐっと指先に力が込められる。 「シオンさんの恥ずかしいところ、出してください?」 シオンの乳首は内部で勃起していて、乳肉の部分に引っ掛かっていた。 抗戦の構えを見せる乳首に治療師たちは乳輪の上から圧をかけて、出現を促していく。 「さっさと出てください」 「淫魔ハンターのくせにこんなに卑猥な弱点持ってるなんて、本当は負けたかったんじゃないですか?」 「出しなさい」 「出してください」 シオンの喘ぎ声がワントーン高くなった。 絶頂が近いと感じた治療師たちは声を徐々に高圧的に上げ乳輪を絞りあげる。 「出せ」 「出せ」 「出せよ乳首マゾ」 にゅぽんっ、と勢いよくシオンの弱点がその姿を現した。 「~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!?」 その衝撃で巨大なアクメを迎えるシオン。 快楽に火照った身体が、二度、三度と大きく跳ね上がった。 自身の身体の中でも一番の弱点、そこで迎える絶頂の快感は絶大で、シオンはあまりの感覚の密度に華奢な腰をへし折れそうなほどに反り返らせる。 それはコンプレックスを観察され、屈辱にもそこ単体で果てさせられるという被虐の性感。 女王級淫魔によって脳に刻み込まれた乳首絶頂のマゾ回路が活性化する。 幾度となく堕落と屈伏を繰り返してきたシオンの乳首はオーガズムの衝撃によってビクビクとまるで生き物のように跳ね上がり痙攣を繰り返していた。 ガックンガックンと全身が大きく痙攣を起こし、股の間からは真っ白に白濁した濃厚なアクメジュースが噴き出した。 「感度良好。痙攣、絶頂、多量の潮噴きを確認。しかし、反応としては問題ありませんので、このまま続行致します」 絞り出された乳首は完全に勃起しており、中に芯が通ったようにツンと上向き気味に立ち上がっていた。 屹立していながらも、調教済みであることを示すような色合いをしている巨大な乳首は、恥じ入るように、それでいて羞恥に快楽を見出しているようにジクジクと疼き、大仰に打ち震えている。 高すぎる感度故に纏わりつく空気の流れにさえも愛撫されているといった有様だ。 空気の流れだけでイキ果てるような恥辱を晒してなるものかと、シオンは手の先をぎゅっと握り締める。 歯を食いしばり全身を強張らせるシオンが絶頂を耐えているのは明白だった。 それをじっくりと観察する治療師たちの視線。 シオンは強烈な羞恥に身震いを起こした。 「随分不細工な乳首ですね。色も薄汚く辛うじてピンク色ではありますが、胸の大きさを考えてもアンバランスに中太りした樽型。垢が溜まって不衛生。まだ触ってもいないのに、ビクビク震えちゃって……敏感なんですね」 「容姿が良いくせに、乳首だけこんなに醜いだなんて……とても素敵なコンプレックスですね」 淡々とした声で屈辱の事実を囁かれ、シオンはビクビクと新たな痙攣を引き起こした。 熱い吐息が耳朶を撫でる。 被虐の快感が確実にシオンを歪め、壊していく。 頬は一気に紅潮し、シオンはその屈辱に必死に耐えていた。 しかし、乳首を露出させられたことでより身体の感度が跳ね上がっている。 そんな状態で女はシオンの乳首に軽く指先を這わせた。 「ンギィィイイイッ!?」 乳首に触れられただけで恍惚を堪えていたシオンはあっさりとイってしまう。 シオンの乳首は過去の女王級淫魔の調教によって剥き出しの快楽神経の塊のようなものになっている。 もはや彼女の意思一つでどうにかすることは不可能。 淫気の暴れ狂った乳首の神経がシオンの全身の神経を焦がしていき、脳には致命的な敗北の回路が焼き付いていく。 そんなシオンの様子を見て治療師たちは、やはりここが最大の弱点であることを確信した。 そのまま指先で乳首を挟み込むと、くにくにと揉み解す。 「あああ、だ、駄目っ、感じすぎて、うううあああああ!!」 乳首の根元から先端までの感度を確かめるように……野性的な勘の良さでその乳首の全てを調べ上げていく。 途端にシオンは背中を仰け反らせて悶え狂う。 「あ、あ、あ、あっ! ちくびぃいいっ! だめぇっ! おっぱい感じすぎて……うぉああっ!!」 治療師たちの絶妙な指使いに翻弄される。 左右同時に責められる快感に、Iカップの爆乳がぶるんぶるんと激しく揺れ動いた。 「乳首がビンビンに勃ってますよ」 「まるでクリトリスみたいな敏感乳首……クリが3つもあるなんて羨ましいです」 乳首の周囲を撫でまわされたことで、感度を引き上げられ痙攣を起こす。 転がし、押し込み、扱いたりと、視線をそちらに向けていないとは思えないほど正確に頂点の芯を玩具にする。 シオンは足をびくびくと震わせて堪らなそうに身体を悶えさせていた。 「ああっ! あっ、あっ、あっ! イク!」 先っぽをくりくりと弄ばれては悶絶。 「はあぁう!? うああ!! イグゥ!?」 キュッと大粒の肉果実を摘ままれては狂ったように喘ぎ鳴いた。 余ったもう片方もくりくりと執拗に転がされてしまう。 絞り出された乳首はひりひりとした僅かな痛みを訴えてくるが、ここに至っては快楽を彩りこそすれ、遮るものではなかった。 弄ばれる快感。それはシオンから見悶えを引き出し続ける。 その情けなく甲高い声が、再度の絶頂が近いことを告げていた。 「イグゥゥウウウウウーーーーッッ!!!!」 一際大きな絶頂を迎えると同時に、シオンは盛大に潮を噴出させた。 それは噴水のように高く上がり、治療師たちを白く染め上げていく。 シオンの頬に付着した潮を治療師は指先で拭うと、それを赤い舌先がぺろりと舐め上げた。 「あああっ、刺激強すぎてあああああ、強い! ムリ! 無理いいいいぃ!?」 乳首から脊髄を通って刺激が脳に叩きつけられていく。 「はぎひいいい!? 熱いぃ! 焼ける、ぅああああああ乳首焼けるぅぅ! い、いぐうううう!?」 シオンは何度も破滅的な威力を宿した快楽で絶頂していた。 がくがくと体が揺さぶられ、頭がちかちかと明滅する。 粒状になった汗があたりに飛び散り、壁の間際まで体液が撒き散らされる。 部屋中に美女の淫臭が漂い、絶叫が響き渡りその快感の激しさを物語っていた。 「イィイィィイ゛ィいいいぃ゛ィいぃいいい゛イィいいグうううううううううううううううううううううううっ!!!!!?」 ピー! ピー! ピー! それからおよそ十分。 シオンは意識を失っていた。 先ほどまで拷問のような快楽を受けていたその身は力なく項垂れ、力を完全になくしている。 時折、何もしていないのにビクンッ!ビクンッ!と体液に塗れた身体を跳ねさせ、激しい治療の余韻か、時折不規則にその美しい身体を震わせていた。 その様子を冷静に見定める二人の治療師。 「数値は?」 「乳首に関してだけで言えば常人とは比べ物にならない数値です。快楽神経の量と密度が異様に発達しているようで、肥大化もその影響でしょう」 無遠慮にシオンの身体へと手を這わせる治療師。 シオンの乳房は先ほどの責めで、より一層敏感になっていた。 彼女の身体はそれだけで大きく跳ね上がる。 意識がないにも関わらず時折堪えきれなかった喘ぎが零れ、小刻みにその身を痙攣させている。 いまだに勃起した乳首は、空気に触れるだけでも感じ震えるほどの曝け出されたシオンの極点だ。 その感度はもはや発情した雌の陰核だろうとGスポットやポルチオだろうと比肩することのできない次元の性感帯へと堕ちていた。 もはや淫気が抜けてもその乳首が弱点である事実は生涯変わることはないだろう。