今回も漫画本文作成について、振り返ります。
前の反省の記事を書いていて、振り返る工程が多くて書きにくかったので、
今回は以下2つを対象にします。
・ラフ(下書き)
・ペン入れ
<取り組んだこと・意識したこと>
①ラフの線を削って描き足して下書きとしたこと(レイヤーを分けなかった)
②下書き後にフキダシ・枠線追加をしたこと
③②の後、第三者に試し読みをしてもらったこと
④背景は下書き工程まで何も書かなかったこと
⑤キャラデザを下書き工程で詰めたこと
⑥ペン入れはキャラ→背景と段階的に行ったこと
<良かったこと>
・フキダシをつけた後、修正の融通が効きやすかったこと
→②関連。フキダシをつけた時に下書きの表情や構図が微妙な時に、まだ下書きなのですぐ修正できたこと。ペン入れ工程の後なら、修正が面倒かったと思う。
・下書き+フキダシで第三者にスムーズに読んでもらえたこと
→③関連。背景がない状態だったが、2人に読んでもらい読みづらさはなかったとのこと。表情のこだわりとフキダシは手打ちなのがよかったのかも。
・全体通して作画ブレがなかったこと。
→⑥関連。キャラのペン入れが全部終わってから、背景のペン入れという風に段階的に描いた。聞くところによると、1ページ単位で仕上げまで完成させて、次に移るという手法があると聞いたけど、自分がそれをやると、クオリティが均一にならない可能性があると思った。(最初は丁寧、終盤は〆切に追われて雑な仕上げ)もちろんSNSに随時投稿できる強みはあるが、自分の読みたい本を出すのが目的だったので、丁寧に段階を追って仕上げた、今後もこの手法で書いていく(仮にSNS用の漫画を投稿するときはページ単位で仕上げるのもいいかも)
・背景ラフの前に、背景の見取り図を作成したこと。
→簡単に部屋の間取りやテーブルの色どりなどを簡単に紙に書いて、それを横目に背景を描いた。多分考えながら描いてたら、モノの配置に矛盾が生まれたり、悩む時間が多くなってたと思うので、やって良かった。
<良くなかったこと>
・フキダシの枠線を描くのに苦戦
→他の漫画を参考にすると手書きでフキダシ線を書いていたので、クリスタのフキダシペンで最初描いたけど、出っ張りとかゴミが出て見栄えがよくないため、諦めました。(なのでフキダシツールを使用)ただツールを使うと声の震えとかのニュアンスが伝わりづらくなるので、要所で苦戦しながら手書きをした。ただ後から知ってよかったのは、制御点の削除機能。これで変なでっぱりが解消できたので、今後も活用したい。それと、最初の段階で悩んだらすぐネットで調べるべきだった。。
・ところどころ線画に落とし込みづらいコマがあったこと
→のちの線画で苦戦しないよう、かなりラフで詰めた。ただそんなに大事じゃないコマや背景の書き込みがあまくて線画にするのに時間かかるコマがちらほら。それもあって背景のペン入れは予定より時間が多くかかった。なので「ラフでもっと詰める」「背景の書き込みをもう少し控える(そんなに重要じゃないのに書き込みすぎ)」を意識したい。
・キャラデザに特徴が薄い。作画コストを下げ過ぎたこと
→キャラデザについて、プロット段階から大まかには決めていたが、かわいくない!とか言いながら時々変えて決まっていなかった。それでペン入れの時に確定をさせた。なのでキャラデザに費やす時間をちゃんと取っていなかった。それもあって、デザインがあたり触りないようになったし、あと描きやすさを重視してしまい、手癖で書いてしまった。以下が具体的な反省点。
(1)体の書き込みに対して顔の線が少ない
(2)動物感が薄い、毛感が少ない、
(3)服の模様がない。単色で味気ない
作画に関して、一番の課題は(2)なので、今の輪郭の描き方はいい感じだと思うので、それに毛感をくどくならないよういい塩梅で追加する。そのために、他の人の絵を観察、実際に練習をすること。
・キャラにベタが少ない。トーンを抜いたら白い
→漫画書き終わるぐらいに認識して対応できなかったこと。他の人の漫画を見た時に「トーンがないのにもう見栄えがいいのはなんでだろう」と思った時にベタの有無が決め手だった。完全にベタ入れを失念していたので、次はちゃんと入れていきたい。あと入れ方も忘れているのでベタ入れ上手い絵描きさんの絵を改めて確認。
・小物のパースがおかしい箇所がちらほら
→テーブルの上の食事とか皿のパースが多少気になった。まあ個人的に背景はわかればいいので、そこまで大事じゃないが気になった。パース定規とか持ち込むと無駄に時間がかかるし、雰囲気漫画でない限り、そこまで背景は重視する必要はない。
・背景や服など、なんとなくで書いた箇所がある
→資料を見ずに描いたため、説得力が少ない絵があること。公園の木やペットボトルやカトラリーなど。資料見ながら描いたものもあるが全体的に詰めが甘い。なんで、今後は描き狎れていないものについて、少しでもいいから資料や写真を見て、説得力を増すようにする。
・構図に関する画力不足。
→構図の手数が少ない気がする。クロッキーをもっと取り組む。現状のクロッキーの取り組み方が30sdrowingで一発描きだが、全体を十分にとらえられない。(頭から描いて足でタイムアップとか)
あと全体をとらえる色面を塗る方法について、塗り方も気にする必要がある気がする(筆のタッチの方向、影だけ濡ればいいのかetc)そこはプロのやり方を意識的に見ること。
<これ以降取り組むこと>
・下書き後にフキダシ、枠線を書く
・段階的に作業すること(クオリティの平準化)
・手書きフキダシは制御点でゴミを調整。他の人の描き方も情報収集
・ラフ段階でちゃんと書き込むこと。変に手を抜かない(後で苦労する)
・キャラデザの時間を設けること。あと動物感、毛感を増すこと。※キャラデザ練習をファンボックスに上げるのもいいかも
・もっとベタ入れをすること。入れ方はプロを参考
・背景を描く前に設定資料を紙に用意。簡単でok
・書き慣れていないものを描く時、少しでもいいから資料を見ること
・クロッキーの仕方を見直すこと(全体をとらえる、プロを参考)