性処理ロボット。 男なら、誰しも一度は欲しいと思ったことがある、夢のような機械……。 かつて、電卓が高級品だったのと同じように……。 この性処理ロボットも、庶民の手が届かないような値段のモノがほとんどだった。 しかし、近年では文明の発達により、下位モデルならば二十万円程度で購入できるように……。 「……う~ん」 とある少年が、性処理ロボットの通販サイトを見ている。 彼は高校生だが、一人暮らしをしているという、なかなか自立した人間だ。 その割に背が低く、時に小学生と間違われることもある。 長期休みを利用して溜めた貯金は――二十万円。 大したものだ。この歳で。 「……大人になるまで、我慢するかぁ」 下位モデルならば――購入することができる。 しかし、学生にとっての二十万は、かなり大きな額と言えるだろう。 「うぅ~……」 悩みに悩んだ末……。 「……買っちゃった」 少年は――注文をしてしまった。 自分好みのキャラクター。 容姿……。 などなどを採用した、世界に一つだけの性処理ロボット――。 届くのが、待ち遠しい……。 その日から少年は、毎晩毎晩、遠足の前日のような心持ちで、あまり眠れなかったようである。 ◇ ◇ ◇ 一週間後。 「……届いた」 休日の朝、大きな段ボールに入った荷物が届いた。 開くと……。 「……うわ」 いる……。 女の子が――。 エルフをイメージした、金髪、尖り耳、高身長美人。 肌は色白で……。 ……爆乳。 いくらでも胸を大きくできたが、とりあえずIカップに留めておいた。 あとから大きくすることもできるらしい。 「……本当に、動くのかなぁ」 疑っている少年だが……好奇心は踊るばかり。 箱から、説明書を取り出す。 大したことは書いていない。 性処理ロボットは、優秀な人工知能が搭載されているので、大抵のことは自分で説明できるのだ。 「えっと……。……起きて。と言えば、起動します……か」 もう一度……。 箱に入った美少女を見つめてみる。 服装も、エルフっぽい、ファンタジー的な物を着せてあるが……。 ……さっさとその布を取り払って、爆乳を直に観察したい欲求もある。 何にせよ、起こしてからだろう。 「……起きて」 少年が、呟くと――。 機械音が鳴った。 そして……。 美少女が、カッ! っと目を見開く。 動きは滑らかだ。 普通の人間のように、むくりと起き上がり――。 「おはようございます。あなたが、私のご主人様ですか?」 マンガの世界でしか聞いたことのないようなセリフを発した……。 目の前に……。 自分の言うことを何でも聞いてくれる、美人エルフお姉さんがいる。 それを自覚した途端、心臓がどくんどくんと鼓動を早め始めた。 「お、おはよう……。……一応、そういうことになるのかな」 「一応?」 「あ、いや……」 「私のタイプは『クールでドライだけど、愛のある責めと淫語でたっぷり精液を搾り取ってくれるエルフのお姉さん』ということで、よろしいでしょうか? 間違っている場合は、キャラクターの修正をします」 「……それであってます」 「かしこまりました」 箱から出てきたロボットは……。 そのまま、少年の隣に座った。 「では、命令を」 「え……。命令?」 「当たり前でしょう。性処理ロボットは、命令がなければ、動くことはありません」 「ごめんなさい……」 「では、命令を」 「……えっと」 いざ、夢にまでみた光景が、現実に起こると――。 意外なことに、体が動かない。 少年は、あわあわとして……。 ロボットと目を合わせることもできなかった。 「童貞丸出しの反応ですね。では、私の方から責めさせていただきますが、よろしいでしょうか」 「え……、あ、はい。お願いします……」 「服を脱がせますよ」 「あ、じ、自分で……」 「動かないでください」 ロボットが……馴れた手つきで、少年の服を脱がせていく。 相手がロボットとは言っても……。 こんな美人の前で全裸になるのは、非情に恥ずかしい。 顔を真っ赤にしながらも、少年は期待感を募らせている。 ――これから……。エッチができるんだ……! 「今、あなたの性癖情報にアクセスしています……。……なるほど、乳首責め手コキですね。わかりました」 しゅるるる……! ロボットの背中から、突如として、二本の触手のようなものが伸びてきた。 ここまで来ると、相手が人間でないことも、はっきりと認識できて……。 ……オナニーしている時のような、自分一人の世界へ没頭し始める。 恥じらいは消えて――。 「……お願いします♡」 快楽を待ちわびる、惨めな人間へ――。 「あうっ♡♡♡」 乳首に、触手がペタっと張り付いた。 エロ漫画で見る、サキュバスの尻尾のような形状をしている。 「ひゃぁ♡♡」 触手の中で、肉厚の舌のような柔らかい物体が、ペロペロと乳首を舐め始めた。 しかも、両乳首同時に――。 「あひっ♡ く、くすぐったい……♡♡」 「身をよじらせないでください。みっともないですよ」 「そんなこと言ったってぇ♡ 乳首気持ちぃ……♡♡♡」 「これはまだ、レベルで言うと1です。10まであるんですよ? 1でこんなにビクビクされては、こちらも興ざめしてしまいます」 ドライだ……! 要望通り! 少年のペニスは、ガチガチに勃起している。 頭の中でいつも思い描いていたのは――。 ちょっと怖い感じのエルフさんに囚われて――。 繁殖のため、最初は激しく搾り取られるが、段々と仲良くなり、最終的には甘々子作り生活を仲良く送ることになる……という展開。 だから、『愛のある』という要素も要望として入れてあるのだ。 どのタイミングで、それが発揮されるか、非情に楽しみである。 「うっ♡ ち、乳首くすぐったいぃ♡♡」 「何度も同じことを言わないでください。こんな状態でペニスを扱いたら、一体どうなってしまうんでしょうね。やめておきますか?」 「や、やめないでっ♡ ……ちんこ、扱いてほしい♡」 「かしこまりました」 「はっ♡♡♡」 しこっ♡ しこっ♡♡♡ ロボットの手は――柔らかかった。 もちろん、少年は性経験などないのだが……。 この感触は、間違いなく人にしてもらう時と同じ。 そう確信した。 ねちっこい手つきで、亀頭を撫で回したり……。 いやがらせのように、ゆっくり扱いたり……。 乳首責めと相まって、何をされても気持ちが良い。 「うはぁ……♡ しゃいこぉ……♡♡」 早くも、目が蕩け始めている少年。 「どうやら、ご満足いただけているようですね」 「うん……♡ 乳首も、ちんこも……蕩けそうなくらい気持ち良いよぉ……♡」 「では、強度を上げていきます」 「えっ、あっ♡♡♡」 乳首に吸い付いていた触手の舌が引っ込んで……。 代わりに、ヒダがペタっと密着した。 そして――。 「ひぃいい♡♡♡」 ぐにゅにゅにゅにゅにゅ♡♡♡ 乳首を揉み込むように、ヒダがうねり始める――。 細かい刺激が、丁寧に加わって、ビリビリと電流が走るのだ。 「これ、すごっ♡♡♡ うはっ……♡ やばい……♡♡♡」 「ペニスの方も、ご主人様の弱点を把握致しましたので。――射精に導かせていただきます」 ロボットの手の質が、さらに柔らかくなった。 よりペニスに馴染む弾力……。 そして、少年の弱点は――カリだ。 「あぁああぁあ♡♡♡♡ それぇ♡♡♡♡」 右手、左手、それぞれで指輪っかを作り……。 右の指輪っかでカリを抉ってから、間髪入れずに左手――。 それを交互に繰り返していく。 人間であれば、どうしても間が空いてしまうのだが……。 ロボットなので、休む暇なく、指輪っかの『ごりっ♡』っという強い刺激が加わるのだ。 「やばいっ♡♡♡♡ イくぅ……♡♡♡♡♡」 乳首へのヒダの猛烈で繊細な責めと……。 カリをゴリゴリにエグってくる指輪っかのループにより――。 少年は、あっさりと限界を迎えてしまった――。 「っ~~~~♡♡♡♡」 ぶびゅるっ♡♡♡びゅっ♡♡♡びゅうぅう♡♡♡ 「はぁ~~~♡♡♡ 出るぅ……♡♡♡」 びゅうぅうう~~~♡♡♡ 普段のオナニーの比ではない……。 まるで雷が落ちたかのように、全身を駆け巡る快楽の波――。 「射精を確認しました。このままぴゅっぴゅしてください。ぴゅっ。ぴゅ~~~。射精、上手ですね。さすがドMのご主人様。たっぷりと扱いてあげますから。そのまま、ぴゅるる~。っと精液をもらしましょう。それにしても、初めての乳首責めでこれだけ出るなんて、マゾの才能がありそうですね。びゅっ。びゅる~。うわぁまだ出てくる。どくんどくんっ。びゅ~~。ぴゅっ……。ぴゅっ……。ぴゅぅ……」 しこっ♡♡ ……ごりっ……♡♡ ペニスから……。 最後の一滴まで、しっかりと扱き出すように、手でぐぐぐっと絞り出していく……。 これが――性処理ロボットのテクニック……。 一回の射精で、三回分は搾り取られたような感覚だ。 乳首から、触手が外れる。 心なしか、大きくなっているように見えた。 ジンジンと痺れていて……。 空気に触れるだけでも、腰が震えてしまう……。 「はひぃ……。す、すごかったぁ……♡♡♡」 「たくさん出せましたね。偉いですよ」 「あっ……♡」 ロボットが、震える少年の体を、優しく抱きしめてくれる……。 「リラックスする匂いを分泌しておきます。女性のフェロモンの香りです」 「……すぅう♡♡♡」 もわもわもわっ……♡ 嗅いでいるだけで安心する、甘い香り……。 これが、ドライと甘々のバランスか……と、少年は納得した。 こうして、抱きしめられていると……。 むにゅにゅ♡ おっぱいが当たる……。 緑を基調とした、エルフの服装……。 その中身を、覗き込みたい衝動に駆られた。 「あ、あの……。……おっぱい、見たい」 「おっぱいですか? 甘えん坊ですね。今射精したばかりだというのに。……男性は、一度射精したら、しばらく女性に興味がなくなると、私の脳内にはデータが刻まれていますが、ご主人様は例外のようですね」 「うっ……♡」 「良いですよ。民せてあげます」 ロボットが……服を脱ぎ始めた。 布の擦れる音……。 肌が露出する度、漂ってくる甘い香り……。 「ブラ、付けてるんだ……」 「注文票に書いたのは、ご主人様でしょう?」 「そうだった……」 黒いブラ……。 大人の女性のイメージとして選んだものだが……。 白い肌に、よく映えている。 ぷるんっ♡ っと、谷間が盛り上がっているのが、とてつもなくエロい。 Iカップが、だいたいどのくらいの大きさなのか、ネットで調べたつもりでも……。 目の当たりにすると、想像よりも遥かにデカい。 呼吸の度、ぷるっ♡ っと揺れて……。波が広がる。 これがおっぱいか……! 少年は、感動にも近い興奮を覚えた。 しかも、この美人お姉さんを、自分だけで一人占めできるのだから。 ……鼻息が荒くなる。 「どうしました? フガフガして。豚ですか? まだ、ブラを見せただけなのに……。みっともないですよ」 「ごめんなさい……♡ で、でも。二の腕とか、鎖骨とか。……腋、とか。全部見えてて、エロい……♡」 「……はぁ。女性を性的な目でしか見てないんですね。呆れます。そんなに好きなら……。もっとしっかり、見せてあげますよ」 ロボットが……。 腋を、ガバっと開いて見せた。 むわっ♡ もわぁ……♡♡♡ 驚くことに、温泉のように蒸気がモクモクと噴き出ている。 それが、鼻に届くと……。 「うあぁ……♡ ……甘酸っぱいぃ♡♡」 爽やかな、柑橘系の香り。 それが蒸れていて、とてつもなく本能をくすぐる、燻製のような匂いとして認識される……。 「確か、女性の腋が好き……。と、伺っておりましたので。……嗅ぐだけで、満足ですか?」 もわっ♡ もわぁ♡♡♡ 腋から、視界が曇るほどの蒸気がさらに噴き出てきて……。 誘われるように、少年は鼻を押し付けてしまった。 「うは……♡ これ、癖になる……♡♡♡」 先ほど、ロボットに抱きしめられていた時に感じた、甘く包みこむフェロモンの匂いと違って……。 腋の匂いは、性欲をバチバチに刺激する、カフェインのような興奮作用がある香りなのだ。 「おっぱいが目の前にあるのに、夢中で脇を嗅ぐなんて……。動物の雄として、失格だと思いますよ? 悔しくありませんか?」 「だって……。すっごく良い匂い……♡ ずっと嗅いでられるよこれぇ♡」 「ずっと嗅がれては困るのです。脇の匂いで性処理なんて……。いくら性処理ロボットの私でも、ドン引きですよ。ちゃんとおっぱいを見てください」 「も、もう少しだけ……♡♡」 「はぁ……」 呆れるロボットをよそに、少年は脇をくんくんし続けた……。 「情けないご主人様には……お仕置きをさせていただきます」 しゅるるっ♡ またしても、触手が伸びてきて、乳首に張り付いた。 「あっ♡♡♡」 かりっ♡♡♡ かりかりかりっ♡♡♡」 今度は、爪のようなものが伸びてきて……。 乳首の溝を、カリカリ♡ っと細かく刺激し始めた。 「どうですか。触手の入り口で、乳輪を思いっきり伸ばしているので、乳首がより敏感になって、腰が抜けそうなほど気持ちが良いと思いますが」 まさにその通りだった。 少年は、がくがくと腰を震わせて……。 とうとう、脱力し、ロボットにもたれかかってしまう。 腋を嗅ぐため、腕に必死でしがみ付いて……。 どうしようもなくみっともない姿だが、気持ち良いのだから仕方が無い。 「まさか、このまま射精するつもりじゃないですよね? え? 腋の匂い嗅ぎながら、乳首カリカリされて射精なんて……。黒歴史確定ですよ。しかも、さっきあんなにあっさり搾り取られておいて……。賢者タイムとか、無いんですか? 繁殖のことしか頭にないんですね……。さすが、人間は年中発情期とは、よく言ったものです」 「う、うぅうう……♡ ごめんなさい……♡♡♡」 「……構いませんよ。では、ペニスを甘く弄って差し上げますから――。そのまま、私の腕に、むぎゅっと抱き着いて、たっぷりと射精してください」 しこっ♡ しこぉ♡♡♡ 今度は、亀頭を中心に撫でまわすような、こしょばい刺激を加えて、射精を促してくる……。 空いている方の手で、腰をとんとん……♡ っと優しく叩かれて……。 このギャップが、より強い性感を生み出すのだ。 ドライと甘々の塩梅が、絶妙にコントロールされている……。 性処理ロボットの性能に、改めて感心していたところ、睾丸が騒がしくなり始めた。 「イ、イくっ♡♡♡ お姉さん♡ 僕イっちゃうよぉ♡♡♡」 「お姉さんですか……。まぁ、好きに呼んでもらって良いですが。……はい。どうぞ。射精してください。頭空っぽにして、種をまき散らす快楽に集中しましょう。おっぱいがすぐ横にあるのに、腋の甘酸っぱいマニアックなフェロモンを求めてしまう、どうしようもないご主人様……。せめて、私が満足するくらい、たっぷりと精液を吐き出してください。……もう出ますね。どうぞ。ぶぴゅぴゅ~。っとまき散らすんです。イけっ。イけっ。精子漏らせ……。全部出せ。射精しろっ。びゅうびゅうしろっ。ほら出る……。イくイくの時間です……。……はい、イった」 ぶびゅぶびゅるるうぅう……♡♡♡ びゅっ♡びゅうるぅうう……♡♡♡ 亀頭を撫でられているので、漏らすような、とろんとろんの射精が行われる……。 繁殖を目的としない、快楽を得るためだけの射精だと、主張するかのような漏らし方だ。 「びゅう……。びゅるる。出せ……。ほぉらイってる。乳首かりかりっ。ちんぽなでなで。こんなのでイってる……。脇、臭いはずなのに。リアルな人間に近づけるために、甘い匂いを抑えて、酸味と蒸れを増してるはずなのに――。それでも、カブトムシみたいに群がって、くんくんして……。精液おしっこ、おもらしびゅうびゅう……。気持ち良いんですね。そんなに震えたら、腰、壊れてしまいますよ……。びゅうびゅうびゅう……。よしよし……。ちゃんと出し切りましょうね……。びゅるる……。ぴゅううぅ……」 二度目の射精も……相当な量を漏らしてしまった。 完全に体の力が抜けてしまった少年を……ロボットが、優しく抱きしめる。 赤子をあやすように、頭を撫でて……。 射精後の震える体を慰めるかのような、丁寧なケアを施す。 「イきましたね……。びゅうびゅう気持ち良かったですか……?」 「は、はいぃい……♡♡♡」 少年の顔は……おっぱいに埋もれている。 ブラでみっちりと盛り上げられた――Iカップに。 この柔らかさが、射精後の震える体にも障らない、優しくて温かい極上の弾力なのだ。 「よしよし……。どうですか? 私のおっぱい。ようやく味わえていますけど。……顔が、どこまでも沈み込んでいくでしょう? 少し弾力を増しているんです。本物のおっぱいよりも、肌がもちっとしていて……。油断すると、眠ってしまいそうなくらい、心地良いはずです」 「うん……♡ これ、すごいよ……♡ 甘い匂いするしぃ……♡♡♡」 「今分泌しているのは、母性の強いフェロモンです。射精を二回も……それも大量に精液を吐き出してしまったご主人様には、性欲を煽るような香りより、癒しを与えるフェロモンの方が適正だと判断しました」 高性能すぎる……。 脱力した状態で、温かいおっぱいに埋もれていると……。 眠気が襲ってきた。 「寝ますか……? 良いですよ。風邪を引かないように、私自身の体温を上げることで、布団の役割をしてあげます。安心して、意識を落としてください……」 とんっ……とんっ……♡ 背中を優しく叩かれながら……。 頭を丁寧に撫でられている。 赤ちゃんに戻ったみたいな、優しい寝かしつけに……。 「……♡」 少年は、あっさりと寝落ちしてしまった。 心の底から、性処理ロボットを購入して正解だったと、思いながら――。 ◇ ◇ ◇ 「起きてください。ご主人様」 「んっ……♡」 少年が目を覚ますと……。 意識を手放す前と同じように、顔をおっぱいに埋めた状態で、ロボットに抱きしめられていた。 体温が心地良い……。 「精液の充填が、思ったよりも遅いです。おそらくご主人様は、一回のオナニーが長くて、連続で射精することがあまり無いタイプですね?」 「あ……はい。そうです……」 「このまま眠らせておいても、今晩の『子作りラブラブセックスwithパイズリ』で射精するために、十分な量が溜まらないように思われますので……。これからは、少々苦しいですが、精液を溜め込むプレイをさせていただきます」 ……? 少年は、首を傾げた。 今何か、物騒な言葉が聞こえたような気がしたが……。 「……どうやら、忘れているようですね。ご主人様が要求したことなのに」 「あ……」 そう言われて、ようやく思い出した。 性処理ロボットは、初期設定として、毎晩自分の好きなシチュエーションで精液を搾り取ってくれることになっている。 例えば、NTRが好きなら、人妻のフリをしてくれたり……。 官能小説を読み込ませて、ヒロイン役を演じてくれたりする、という、素晴らしい機能を備えている。 注文した時は……かなり興奮していたので、『子作りラブラブセックスwithパイズリ』などという、親に見られたら泣かれてしまいそうなタイトルを書いたが……。 今となって、恥ずかしくなってきた。 「私のプランと致しましては、全部で五回、射精してもらうつもりです。パイズリで一回、ウォーミングアップの意味も込めて射精させたあと、子作りラブラブ種搾りセックスで三回。最後、仕上げに、乳圧をぐぐっとかけたパイズリで、睾丸の精液の残量をゼロにしてしまう――。という、それなりにハードなプレイとなっております。一時間ほど眠っていただきましたが、五回射精するほど精液が溜まっていないので、今、起きていただいた次第です」 「な、なるほど……」 少年はドMなので……。 多少強引に搾り取られる方が良い、と、要望書には書いたのだが。 五回……。 すでに今の時点で、二回射精している。 それも、普段よりも大量に放出したため、回復が遅いのだろう。 「私のおっぱいから、精液の増産を促す、繁殖本能促進フェロモンを出して、眠っているご主人様にたっぷりと吸引していただきましたが――。どうやら、眠りが深かったようで、効果が薄いようです。先ほども申しましたが、これからは強制的、というか――かなりきつい、焦らしプレイが始まりますが、ご主人様の夜の要望に答えるための試練だと捉えていただければ、幸いです」 にゅるるるっ……♡ 触手が、三つほど伸びてきた。 二つは、先ほど乳首に吸い付いてきた、細めで、サキュバスの尻尾のような形状のモノ。 そして、新たに仲間に加わった、一つは……。 前の二つよりも、さらに大きい。 パラサイトのような、四つに割けた口を持っている。 「少々グロテスクですが……。心配ご無用です。これで、睾丸を刺激し、精液の増産を強烈に促していきます」 「こ、これで……?」 「はい。叫ぶくらい気持ち良いのに、射精は――。……まぁ、ここからはお楽しみといきましょう。そろそろ始めますよ」 にゅるぅう♡♡♡ まずは、二つの触手が、乳首に吸い付く――。 「あうっ♡♡♡」 ぴたぁ♡♡♡ 空気の漏れる隙間もないほどに、べっとりと……。 「先ほどの乳首カリカリが、実はレベル5の責めでした。……徐々に高めていくのも楽しいのですが、今回は精液の増産を促すためですので、ウォーミングアップなしで、一気に9の責めを体験していただきますよ」 「う、うそ……♡ 大丈夫なんですか? それ……」 「大丈夫じゃないです」 「大丈夫じゃないんですか!?」 「えいっ」 「うぁっ!?♡♡♡」 ぴゅるぅう♡♡♡ 吸い付いた触手の中が……。 粘っこい液体で満たされていく。 生暖かくて……。 「う、うわぁ……♡♡♡」 ……なぜだか、気持ちが良い。 「もしかして……媚薬ですか?♡ これぇ……♡」 「媚薬は、レベル6~8の責めですね。これはもっと恐ろしい液体です」 「えぇ……♡」 「……快楽を、鈍らせる薬物なのですよ」 「鈍らせる……」 「口で説明するより、試した方が良いでしょう」 「あっ♡♡♡♡」 むにゅううぅう♡♡♡ むにぃ♡♡♡ 乳首に張り付いた触手のヒダが、全体を洗い流すかのように、細かい回転刺激を加え始めた。 「あ、あれ……♡♡♡」 先ほど、ヒダに揉み込まれた時よりも――快楽が強くない。 「お姉さん……?♡」 こうして、会話できるほどの余裕さえある。 「では、一旦止めます」 ぷしゅぅ♡♡♡ あまりに早いヒダの回転だったため、止まった時に音が漏れ出した。 「そして――」 にゅるっ♡♡♡ 次に出てきたのは――レベル5の時に登場した爪。 少年の、プルプルと震える乳首を――。 かりっ♡ たった一回、カリっと抉った。 それだけで――。 「うぁ!?♡♡♡ んぎぅっ♡♡♡♡」 少年の体が、びくぅんっ!♡ っと、激しく跳ねてしまった――。 「な、なにこれぇ……!?♡♡♡ 頭吹き飛ぶくらい気持ち良かったぁ……♡♡♡」 「驚きましたか……? あの薬は、快楽を鈍らせる……。つまり、神経に、快楽が届くのを堰き止める……という効果があるんです。ただ、快楽は消えてなくなるわけわけではありません。体の内側に入ることができなかった、気持ち良い衝動は――全て、乳首の先に集まります。それを、爪でカリっ♡ っと刺激されれば、この通り、極上の快楽を得られる……というわけです」 恐ろしい責めだ……。 性処理ロボットの本領発揮、と言ったところだろう。 「先ほどは、一カリ分だけの快楽を溜め込みましたが……。これを、十分な連続乳首イキができるくらい、じっくりと溜め込んで、一気に解放します。すると、脳みそが快楽漬けになり、繁殖のことのみに集中して、睾丸に全神経を集中させるようになる……。というわけです」 「そ、そんなの……♡ 絶対ヤバイ……♡♡」 「えぇ。ヤバイです。さらに、先ほどから、涎をたらたらと垂らしている、あの触手――。あれは、睾丸に吸い付いて、射精を禁ずるツボを刺激します。乳首イキの快楽は険しいので……。まず間違いなく、脳が快楽に耐え切れず、射精を促してしまうのですが、それを絶対に許しません。その上、睾丸を揉み込み、媚薬を浸透させることで……。五回分の精液を溜め込む手伝いまでしてくれます。……さて。流れはお分かりになられましたか?」 少年は、ごくりと生唾を飲み込んだ……。 「うぁっ♡」 ロボットが、少年の向きを変える。 ちょうど、おっぱいが後頭部に当たる形だ。 「ぎゅうぅ……♡ っと抱きしめてあげますから、何も怖くありませんよ。せいぜい三十分程度、快楽を溜め込んだら――。レベル10の乳首責めを、十五分間行うだけです。たったそれだけで、精液の充填が完了するだなんて、簡単な話でしょう?」 「耐えられないよ……♡ 一回、カリっ♡ ってされるだけでも、我慢汁がぶびゅっ♡ って漏れたのに……♡ 絶対精子漏れちゃう……♡」 「漏れません。睾丸の触手は高性能です。海外で、射精を禁ずる拷問でも使用される、完璧なツボ刺激ヒダを搭載していますからね」 「そんな……♡ 怖い……♡」 「怖くないです」 「あっ……♡」 むぎゅぅう……♡♡♡ ロボットの、スベスベな肌に抱きしめられると……。 何も考えられなくなる……。 後頭部が、もにゅぅ♡ っと、Iカップに包まれて……。 「う、うぁあああ♡♡♡♡」 乳首揉み込みが、始まった――。 睾丸の精液増産促しマッサージも、同時にスタートする。 「う、うぁ♡♡♡ 響くぅそれぇ♡♡♡ 金玉壊れちゃうってぇ……♡♡」 「壊れませんよ。しっかり心得ています。お腹の奥が、ジンジンと熱くなるのがわかりますか? 精液が作られている証拠です。そして――。レベル10の責め、ですが、9はカリカリのみでしたけれど、そこに吸引刺激が加わります。普通ならまず間違いなく、腰がイかれるくらい跳ねて、二分程度射精が止まらないレベルの快楽ですが、睾丸の触手のツボ押しでそれを堰き止めます。私がぎゅうう♡ っと抱きしめているので、体をじたばたさせることもできません。最大級の快楽を得なければ、十分な量の精液は溜まりませんからね。全く、人間というのは、困った生き物です。……が、それが良いのでしょう。私たちロボットには、ご主人様を愛おしく思うようなプログラムがなされています。世界中の誰よりも幸せで――心地の良い快楽を届けることが、何よりの生きがいを感じる時なのです。まぁ、ロボットなので、生きがいも何もないのですが……」 退屈しないように、少年に語り掛けるロボット。 なにせ、三十分もの間、乳首に快楽を溜め込まれて……。睾丸まで揉みしだかれるのだから。 ずっと、中途半端な快楽に支配されることで、気が触れてしまう男もいるのだという。 それを避けるため、時折優しく頭を撫でたり……。 「おちんちん……かっこいいですよ。私、ご主人様のことが大好きです。ちょっぴり情けないところも、可愛らしくて……。ご主人様に購入して頂けた私は、きっと幸せものなのでしょう。ご主人様の幸せが、私の幸せ――」 などと、耳元で甘く囁いてくれる。 少年の精神状態は、比較的安定していた。 そして――。 「――はい。三十分経ちましたね」 ぷしゅうぅう♡♡♡ 乳首責めが――止まった。 いよいよだ――。 「う、うわぁああ……♡♡♡ 来るんだぁ……♡♡♡」 少年は、ぶるぶると震えている。 そこで、ロボットが……。 甘い甘い、おっぱいフェロモンを分泌した。 「おわぁ♡」 脳まで浸透して……不安をかき消してくれる。 「大丈夫です……。底抜けに気持ち良くて……。頭が弾け飛んでしまうだけのことですから。何も死ぬわけじゃありません。催眠オナニーの、二万倍くらい気持ち良いと言われていますが、人間の脳は意外と丈夫ですから。私が、めいっぱい、でっかいおっぱいを押し付けて……。守ってあげますよ。だから安心して――イってください」 「あっ……あぁあああぁ……♡♡♡♡」 爪が……迫ってくるのが、わかる。 そのくらい、乳首が敏感になっているのだ。 三十分間の快楽を全て溜め込んだ――敏感な乳頭。 「さぁ――。イきなさい。イき果てなさい。ラブラブ子作りハメハメのための精液――目いっぱい睾丸でグツグツ煮込むんですよ」 ぴくっ♡♡♡♡ 触手の中で――触れた。 瞬間―ー。 「!!!?!?!?!!?!?♡♡♡♡♡」 びっっっっっ♡♡♡♡♡ っくぅううう~んっ♡♡♡♡ 少年の体が――釣りあげられたマグロのように、ぶるんぶるんと激しく震え始めた。 「うわぁあアアあああぁ゛あ゛あ゛あ゛アァアあぁあああ!!!??!♡♡♡♡♡」 ロボットが、必死でそれを抑え込む――。 敏感になった乳首に――。 かりかりかりかりかりっ♡♡♡ っと、乳首が取れてしまいそうなほど素早い爪の刺激――。 そして、体ごと吸い込もうかという、強烈な吸引――。 仮に、乳首に快楽が溜まっていなかったとしても……。 この同時責めで、男は簡単に射精に至ってしまうであろう。 それを、睾丸に食らいついている触手が、ごろごろと揺らしたり、揉んだり、舐めしゃぶったりすることでツボを刺激して、キャンセルしてしまう。 「んギっ♡♡♡ ギぃいいい~~~いぃいい♡♡♡♡♡」 もはや、言葉にならないほど気持ちが良い――。 少年の視界は、お花畑になっていた。 天国かと勘違いするほど――。 脳がバチバチ弾けて、もうわけがわからないのだ。 そのお花畑で――。 「大丈夫……。私が付いてますから……。落ち着いて……」 ロボットが、優しく抱きしめてくれる。 実際には、跳ねようとする体を押さえつけるため、結構な力が加わっているのだが……。 体質を柔らかく変化させることで、少年が苦しまないように工夫をこらしている。 「あと十二分ですね……。頑張ってください……」 もはや、少年に意識はない――。 無駄を削ぎ落した、繁殖本能一直線の睾丸精液煮込みに、必死である。 ごぽぽ♡ ごぽぉお♡♡♡ 触手に包まれた金玉袋から、音が聞こえる……。 そのくらい、激しく子種を仕込んでいた……。 「よしよし……。たくさん乳首でイけて、偉いですよ……」 言葉は優しいが……責めは強烈だ。 性処理ロボットは、相手の絶頂を感知して……。 愛をどんどん積み上げていくという、素晴らしい機能も備えている。 この豪快な乳首イきの連続が終わるころには……。 ドライであっても、甘々なロボットの対応を見ることができるのだろう。 少年は、そんなことを考える余裕も無い。 ただひたすらに――。 「うォ゛゛゛゛♡♡♡♡」 低い声で、腹から雄叫びを上げ――乳首イキを繰り返すのみである。