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キャラと葛藤と貧乳

僕のキャラクターの中だと、あぜなちゃんが特別人気で、あとはまぁ・・・みたいな感じなんですが、その理由で少しアハ体験的なもの(違うかも)をしたので覚書として残しておきます。


 夏のコミケも終わり、少し時間に余裕が出てきました(夏コミレポは後で書きますね)。コミケ後はモチベが上がり、筆が乗って描きまくるか、影響を受けて描けなくなるかの二択が多いのですが、今回は前者よりの後者でした。困りました(前回も同じような話を描いた気がする)。

 そういうこともあってお絵かきはアニメ見ながらじゃないと出来ん!てことでアマゾンプライムビデオを漁っていたらありました、サイコパス・・・!

実はSF描きなのに見てなかったんですよね・・・。五話までタダだったのでその先はdアニメで見たんですが、これが面白くて最後まで見てしまいました。なんというかキャラが濃い・・・。わかりやすいうえに説明もしっかりしてるんですよね。

主人公が新任ということもあって、舞台設定も先輩のキャラ情報も全部ストーリー上で自然に扱うんですよね。SFは絶対にながったるい説明をしなければいけない運命なので、これはめっちゃよかった。僕なんか夏コミでそれだけのページ作ってましたからね・・・。

 この説明の段階で、主要キャラは主人公と他ののキャラの会話内や過去話でその時の葛藤と今ここにいる理由が説明される訳ですが、ここがちゃんとしてることによってキャラに厚みが出て「良いキャラ」になってるんですよね。そのキャラが過去一番葛藤したエピソードがあれば、どんな心境でこの場面を生き抜いているかわかるからです。

 キャラデザももちろんキャラが立っていることが大事なのは間違いないですが、キャラを立たせるために必要な過去の葛藤は、漫画・アニメ等と違いストーリーの無いイラストで表現することは難しいです。その点でキャラデザと葛藤がサイコパスの中で一番際立ってたのが「宜野座伸元」という伊達メガネ+髪長め+クソ真面目というデザインのキャラで、伊達メガネは最終話で目元がコンプレックス(父親のせい)と説明されていましたが、髪が長いのも目元を隠すためだと思っています。というか僕がキャラデザだったら短くはしません。

そういう意味で、キャラの外見と過去(と現在)の葛藤が結びついているキャラは、イラストであっても説明することができます。その葛藤を見た人に伝え、共感してもらうことができる。

 僕の今までのキャラクターの中で、それが一番できていたのがあぜなだったんだろうと、遅ればせながら気づいたところです。僕が貧乳が好きなのは一概に言えませんが、一番大きな理由は「不憫だから」です。貧乳というだけで巨乳に蔑まれ、男にからかわれる・・・かわいそうですよね。でもそこの葛藤を感じて、共感して、見た人の中でのキャラクター像が浮かび上がってくるわけです。この貧乳の例は一般的なキャラクターにも言える話ですね(龍驤ちゃんとか)。

 あぜなの一番のトレードマークは、銀色のツインテールですが、なんでツインテールなんでしょうか。これは僕がただ好きだったからなんですが、それは僕自身が目立ちたがりで、描きたくなった女の子にもそれが乗り移ってしまった。目立ちたがりというか、自分を見つけてほしいというか。これは同人誌を買っていただいている方はもう思い出している設定かもしれませんが(ありがとうございます)、あぜなちゃんって記憶喪失なんですよね。自分がエインヘリヤルになる前に何があったのか、生前はどんな女の子だったのか。知りたいし、自分を誰かに見つけてほしい。でも自分は特殊な存在すぎて共感してくれそうな相手もいない。そんな気持ちがツインテールに表れているのかも知れません。

 つまり、ツインテールと貧乳を合わせることで「不憫で自分を探してる」女の子像が浮かび上がるわけです。さすがにここまで伝われとは思いませんが、表情を見るとちょっとわかって頂けるのではないでしょうか・・・・??

つまりここまでで何が言いたいかというと、キャラクターの葛藤と外見が結びついていれば、見る人もちゃんと共感してくれるのではないかな?ということです。僕は王道なキャラデザインをしているキャラを描くことが得意ではない(というか現実でも普通でキャラのない女子は苦手です)のですが、この話を飲み込んで新たに考えれば、自然と描けるようになるのではないかな?とポジティブに考えています。今後の僕のキャラデザ、見ものですよ♡

キャラと葛藤と貧乳

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