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2025 1116

不機嫌な人形




出先からお嬢様が戻ってきた。

彼女は自分の部屋へは向かわず、ある使用人の部屋に足を運ぶ。

中へ入り戸を閉めると、意外な言葉が彼女の口から漏れた。


「どうしてあなたが私の部屋にいるのですか……? 私の部屋に近寄らないようにと伝えたはずです」


不思議なことに、彼女はここが自分の部屋だと主張する。

眉間に皺を寄せ、声には苛立ちが混じっている。


「私、今帰ってきたばかりで疲れているの。早く消えていただけるかしら?」


男は重い腰を上げる。しぶしぶ立ち上がると、床がきしんだ。家の本来の主は仕事でめったに帰らないため、実質的にこの娘が屋敷を支配していた。彼女に嫌われたらお終いだ。やがて他の使用人たちからも避けられ、このような朽ち部屋へと放り込まれることになった。


埃っぽい湿った空気に、オーデコロンの甘さと汗が混じって漂う。

男は彼女の背後へ回り、腰を抱えるようにして寄り添った。

男の行為に対し、彼女は抵抗することなく立ち尽くしていた。

怒りの視線は壁へ向けられ、罵倒が続く。

その瞳の奥には奇妙な紋様が浮かび、明滅していた。

彼女が体を動かそうとすると、目の奥で紋様が光る。

精密な機械が、内部で処理をしているかのようだ。


男がスカートをたくし上げる。

太ももが露になり、香水が立ち昇る。

その行為にも、気付かないようだった。


「使用人の女性たちの間でも変な噂が広まっているのですよ?

あなたの不快な視線に気づいてないと思いましたか?……」


彼女はしたり顔で男を罵っていた。

日頃抱えていた鬱憤を吐き出す。



男の手はショーツの下に潜り込んでいく。

もぞもぞとうごめき陰核に触れる

それでも、彼女の体には何一つ反応はない。

額に汗がにじみ、頬を伝う。

室内の温度は上昇し息苦しい。

それ以上にショーツの中は蒸れる、

ストッキングの生地が張り付き、空間は密閉される。


彼女は刺激の正体が何なのか認識できずにいた。

不快感だけが蓄積していく。


「なんだか本当に気分が悪くなって…… ねえ、どうにかしなさい。」


どうやら苛立ちというものは、言葉にするほど増すもので、

彼女の声は、先程よりも震えているように思える。

足の力はとうに抜けているのだが、関節が固まったように動かない。



彼女は玩弄されるだけの人形になった。


「っ……使えないわねっ……っ……お父様にっ言って…今すぐっ──!!!」


不機嫌な人形は言葉を失う。

繰り返される摩耗により、恥部の締りは緩んでいた。


暖かい流体が排出される。ストッキングの生地に染みわたり、香水の匂いも洗い流し、彼女の品格ともども床に滴り落ちていく。


「……どうしたの?何か言いなさい!」


僅かの沈黙の後、

再び罵倒が始まった。



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Mingsplosion

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Mingsplosion


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