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裏組織Diver ~緑咲の災難~7

雅 「霞ぃ?もう良いわよぉ。お話は終わったからぁ❤」 霞 「あっ!は~い!!」  退屈そうに離れた場所で座り込んでいた霞は、雅に呼ばれ慌ててその場に戻る。そして雅は霞の肩を組み、先程緑咲にやったように耳元に顔を近づけ、そっと囁くように話し始めた。 雅 「静かに聞きなさい?あの捜査員さんの弱点は、私の大好きな腋よ。」 霞 「えっ!?こっそり聞いたんですか!?」 雅 「静かに聞きなさいって言わなかったかしらぁ?」 霞 「あっ…。」 雅 「っふふ…まあ良いわ❤実はあなたが来る前に少し悪戯っぽく彼女の身体を触ったんだけどぉ、腋の時だけ大きな反応を見せた上に、私達が彼女をくすぐると本人が知る前に触られただけで、すでに彼女は「くすぐったい」って感じてそれを口にしているのよ❤」 霞 「おぉ…!それは確かに腋で間違いなさそうですね~!」 雅 「それでも彼女は未だに腋が弱点だと認めていないわぁ。自覚までしているにも関わらずにね❤」 霞 「それは中々面白そうっすね~!つまり、腋をいっぱい責めて認めさせちゃお~って事ですね!」 雅 「そういう事❤でも、ただ腋を責めるのではなく――」  耳打ちをするようにコソコソする二人を拘束されながら眺める緑咲。作戦を立てているであろう二人に対し、緑咲もこれからの責め苦に対抗する手段を考えていた。 緑咲 (今の会話で霞って奴も私の弱点が腋だって事を知らされている筈。二人で徹底的に腋を責めて私に弱点だと認めさせようって魂胆なのも分かる。それは望むところだけど、問題は私がそれに耐えられるか。勿論絶対に笑ってなんかやらないけど、さっき触られただけで明確に感じたくすぐったさ。あれをずっと続けられたら、くすぐったいに決まってる。それでも屈しないようにするには、意地でも強がり続けるしかない。)  緑咲が改めて決意をした所で、作戦会議を終え緑咲の元に戻ると、二人はそのまま緑咲の背後に回った。背後に立たれ緑咲は、ゾクッと思わず背筋を震わせる。 霞 「さ~て、それじゃあ始めちゃいましょ~か!」 雅 「うっふふ…❤心の準備は良いかしらぁ?捜査員さぁん❤」 緑咲 「……ご自由に。」 雅 「それじゃあ…、やるわよぉ❤」  これから弱点である腋を特注の羽根でくすぐられる。どんなに平静を装ってもその瞬間の恐怖はそう簡単に隠せるものではない。緑咲は腋に神経を集中させ、目をぎゅっと瞑って刺激に備えた。そしてついに訪れたその刺激は―― 緑咲 「んぐぅぅうう!?な、んで…っくふふふふふ…!?」  緑咲の弱点では無く、左右に広げられた二の腕に訪れた。想像もしない場所に受けたくすぐったさに緑咲は大きく身体を反応させ動揺するが、反応してしまった原因はそれだけではなかった。 緑咲 (二の腕って…こんなにくすぐったいの!?)  弱点の腋に近い場所だからなのか、緑咲は二の腕が想像以上にくすぐったい事に驚いていたのだ。雅は右腕を、霞は左腕を、それぞれ独自の動きで責めてくすぐったさを与えていた。 雅 「肘の方から腋へ向かっていくようにぃ❤」 緑咲 「んいぃぃぃいいいっ!!っくっふふふふ…!」 雅 「腋に触れる前に止まってぇ、また肘の方に向かってこちょこちょぉ❤」 緑咲 「くふぅぅうううっふふふふ…!んっくっくっく…!」 霞 「私は二の腕の、特に腋に近い所を小刻みにさわさわ~❤」 緑咲 「くぅぅううううっくっくっくっく…!んっふふふふふふふ…!!」  雅は肘から腋の直前へ、そして今度は逆に腋の直前から肘までなぞりながらくすぐる動きを繰り返していた。戻るときはまだ楽なのだが、肘から腋の直前に向かう時は腋へ刺激が押し寄せてくるように感じてしまい、くすぐられてもいない腋までくすぐったく感じてしまうのだ。一方、腋の直前をずっとコソコソとくすぐり続ける霞。こちらの責めも質が悪く、腋に匹敵するのではないかと思う程くすぐったい所を永遠とくすぐられ、気の休まる瞬間が何も無いため、より精神的にダメージを受けていた。 緑咲 「腋を…っくっふふ…、くすぐるんじゃ…っくくく、なかったの…?」 雅 「腋をくすぐるのはこの“焦らし責め”の後❤」 緑咲 「焦らし…責め?っくふふふふふ…!」 雅 「そう❤こうやって腋を敢えてくすぐらず近くの二の腕を責めて焦らす事でぇ、腋を敏感にさせているのよぉ❤❤」  これが霞に耳打ちしていた雅の作戦だった。二の腕を責める事で腋への責めを焦らし、腋には触れずにくすぐったさを想像させる事で、間接的に腋を敏感にさせているのだ。 緑咲 (焦らされる事で腋が敏感になる…?でも、確かに触れられていない筈の腋がむず痒くて、くすぐったい…!) 「んくぅうっふふふふふ…!腋を、っくふふふ、くすぐるなら、っふっふっふ、さっさと…くすぐりなさいよぉ…!んくっくくくく、じれったいぃぃいいい…!」 雅 「うっふふ…❤これでかなり敏感になったんじゃないかしらぁ?あなたの弱点である…わ・き❤」 緑咲 「確かに…、んふふふふふ、じれったくて…、っくふふふ、敏感には、なってる…、かしら?っくふふふ、んっくくくくくく…!」 霞 「雅さ~ん、もう腋くすぐっちゃいましょ~よ~!」 雅 「そうねぇ、私も我慢できなくなってるしぃ、……やっちゃいましょうかぁ❤❤」 緑咲 (く、来る…!)  ここまで散々焦らしてきたが、何よりも一番我慢の限界を迎えていたのは雅だった。霞の一言でその欲求を爆発させた雅はついに腋への攻撃を許可した。それを聞いていた緑咲もいよいよ訪れる腋への刺激に備える。そして、雅と霞の持つ羽根は、同時に緑咲の半開きの腋に触れる。 緑咲 「んいぃぃぃぃいいいいい!?」  腋に羽根が触れた瞬間、緑咲は動けない身体に力を入れ必死に抵抗する。自分が予想していた弱点への刺激は、焦らし責めによって敏感にさせられた腋はその想像を遥かに超える程くすぐりに弱くなっており、まだくすぐられてもいない緑咲は大きく反応してしまったのだ。そして無情にも腋に触れられた二本の羽根が撫でるように動き始める。 緑咲 「いひひひひひひひ、ちょっ…!ちょっとぉ…っふふふふふふふ、きひひひひひひひ…!」  雅の操る羽根は右腕の付け根付近を上下にサワサワと動き、霞の操る羽根は左腋、その下側の袖口をなぞるように動かしてじれったいくすぐったさを与えている。 霞 「おぉ…!すごい反応!!やっぱりここが弱点で間違いなさそうですね~❤」 雅 「そうねぇ❤でもすごいのはこれを笑わずに耐えているって事ねぇ❤流石は強気に振る舞っていただけの事はあるわぁ❤❤」 緑咲 「んふふふふふふ、あたり、前よ…!んっくっくっくっくっくっくっく、絶対に…っひひひひひ、屈したり…、しないわよ、っふふふふふふ…!」 雅 「そうかしらぁ?とってもくすぐったそうだけどぉ❤❤」 緑咲 「くっくっくっくっく、そうね…、くすっ、くすぐったい…っひひひ、わね…。んふふふふふ、だけど…、っくふふふ、所詮、くすぐったい、ふふふふふふ…だけよ…。」 霞 「くすぐったいのは、腋が弱点だからじゃないんですか~?」 緑咲 「さ、さあ…?んぐふふふふふ、どうかしら…ね。」 雅 「それじゃあ、もう少し強い刺激を与えてみましょうか❤」 緑咲 「っえ…?んっくっくっくっくっくっく…、つ、強い刺激……って?」  雅の言葉を合図に、二人が動かしている羽根の動きが変化する。今まではそれぞれ独自の動かし方でくすぐっていたが、今度は二人共腋の窪みを中心にその周りをなぞるように腋全体をくすぐり始めたのだ。 緑咲 「んふふふふふふふふ、あひひひひひひひひひひひ…!」  ただ一つ違うのは周りをなぞる向きだった。雅は羽根を時計回りに、霞は反時計回りに動かしてた。その違いが不規則に刺激を与え、緑咲はよりくすぐったさを感じていた。 緑咲 「いっひひひひひひ、やっやめ…あひひひひひひひひひ、んんいぃぃぃいいいっひひひひひひひひひ…!」 霞 「もうしゃべるのも大変そうですね~❤」 緑咲 「んくぅぅうううっふっふっふっふっふっふ…、そんな事っ…ひひひひひひひひひ、きっひひひひひひひひひひひ…!」  霞の言う通り、いよいよ耐えるのも限界に近い程のくすぐったさを味わっていた。少しでも口を開けてしゃべろうとすると、そのまま笑いだしてしまいそうになり、強がりを言う余裕すらなくなっていたのである。 霞 「もう認めちゃった方が良いんじゃないですか~?」 緑咲 「きっひっひっひっひっひっひ…!んくぅぅうううっふふふふふふふ、別にぃっひっひっひっひっひっひっひ、こんなっ…ぁひひひひひひひひひひ!!」  強がろうと言葉を出そうとするが、やはりくすぐったさに耐えられなくなりすぐに口を閉じ歯を食いしばってしまう。自分でも我慢の限界を感じ始めた時だった。 雅 「霞、一旦手を止めるわよぉ?」 霞 「えっ?は、は~い。」  何故か雅の合図により腋責めから一時的に開放された緑咲。笑い声を抑えようと我慢していた緑咲は、ようやく力を抜く事ができ必死に深呼吸を繰り返していた。 雅 「どうかしらぁ?腋が弱点のあなたには大分効いたんじゃないかしらぁ?私達の腋責め❤」 緑咲 「っはあ…、っはあ…、っはあ…、その、程度なの…?はあ…、はあ、大した事、無いわね…。……何が…、っはあ、はあ…、腋、責めよ…。はあ…、はあ…。」 雅 「あなたも強情ねぇ。相当辛そうだったのにぃ、まだそんな強がりを言えるのねぇ❤」 緑咲 「はあ…、はあ…、言った筈よ…。はあ…、はあ…、くすぐったいだけよ、こんなの…。っはあ…、はあ…、はあ…。」 雅 「なら、最後にもう一度確認するわよぉ?腋が弱点だと、認めないのねぇ?」 緑咲 「……どうかしらね。」  あくまで惚け続ける緑咲。その緑咲に、雅は再び顔を近づけると小さな声で囁いた。 雅 「腋が弱いですって、認める“だけ”で良いのよぉ?」  まるで悪魔の囁きのように、“だけ”という言葉を強調して緑咲に認めさせようとする。だが当然緑咲の対応は変わらなかった。 緑咲 「……あっそ。」  強気に、そして素っ気なく返答する緑咲。しかし緑咲本人も気が付かない内に、雅のその言葉が潜在意識に残り続けていた。「認める“だけ”で良い」という言葉が…。そしてそれも全て雅の作戦である事に緑咲は気づいていなかった。というより、気付く術など無いのだ。本人が気付かぬ内にその作戦にハマってしまっていたのだから。 雅 「それじゃあ、そろそろ本格的な刺激を与えようかしらぁ❤」 緑咲 「本格的な責め…、ね。仮に私の弱点が腋だとして、その弱点を責めているにも関わらず、未だに笑わせる事も出来ないで、よくそんな苦し紛れな事を言えるわね。」 雅 「苦し紛れぇ?うっふふ…、こっちは我慢できる限界の刺激を与えているだけよぉ?だからこれから本格的な刺激を与えるんじゃなぁい❤」 緑咲 「それでも所詮はその程度の刺激よ。私を笑わせる事も出来ない、ただの子供の悪戯。何が拷問よ、くすぐり拷問だなんて、馬鹿馬鹿しい。」 雅 「くすぐり拷問が…なぁにぃ?」 緑咲 「弱点であろう所を責めても笑わせられない、馬鹿馬鹿しい拷問だって言ってるのよ。」 霞 「さっきから聞いてれば、随分強気ですね~!」 雅 「そうねぇ、お陰で興奮が抑えられないわぁ❤優しい刺激にしてあげているのに、我慢するのに必死でぇ、にも関わらず挑発するような事言っちゃって❤❤」 緑咲 「だったらさっさとその本気を見せてみなさいよ。私の腋を、好きなだけくすぐれば良いじゃない。時間の無駄でしょうけど。」 雅 「そこまで言うなら、もう遠慮はいらないわねぇ❤霞、始めるわよぉ❤❤」 霞 「は~い❤❤」 緑咲 (責め方をどう変えるかは知らないけど、所詮は羽根で責めるだけ。そんな責めぐらい耐えきって見せるわ。)  改めて腋への刺激に備える緑咲だったが、雅と霞が羽根を“その場所”に触れさせた瞬間―― 緑咲 「んいぃぃぃぃいいいいいいい!?」  今までの腋責めとは比べ物にならない程の刺激が襲い掛かり、緑咲は身体を大きく反応させてしまった。雅と霞が羽根を触れさせたのは勿論腋である。しかし何故ここまで反応が違うのか、それは腋の“窪み”に触れさせたから、ただそれだけである。 緑咲 「んんぃぃいいいっひひひひひひひ…!んぐぅぅうううっふっふっふっふ…!」 (何…?腋の…窪み!?ただ羽根が触れてるだけなのに…、何でこんなにくすぐったいの…!?) 雅 「想像以上の刺激に戸惑っているようねぇ?どうやら腋は腋でも、その中にある特にくすぐったいポイントがあるって事を知らなかったようねぇ❤」 緑咲 「んぎぃぃぃいいいいっひっひっひっひっひ…!?」 (腋の中の、特にくすぐったいポイント…?それが、腋の窪みって事…?)  腋の中でも窪んでいる部分は、皮膚が薄く特にくすぐったく感じる。くすぐりフェチである霞は勿論だが、その中でも特に腋をくすぐる事が好きな雅がそれを知らない筈がなかった。そして、くすぐりという行為に比較的無縁だった緑咲はそれを知る由もなく、想像を絶するくすぐったさに襲われていた。それも、先程まで敢えて腋の窪みを避けるようにくすぐっていた為、焦らし責めの効力も効いており、よりくすぐったく感じてしまっているのだ。 緑咲 「んふいぃぃぃいいいいいいっひっひっひっひっひっひっひっひっひ…!!あひひひひひひひひひ、んふぅぅうううっふっふっふ、きっひひひひひひひひひ…!」  いよいよ本格的に、歯を食いしばり口を開けて笑い出さないようにする事しかできなくなってしまった緑咲。いや、それも限界に近い程のくすぐったさを味わっていた。それでも必死に耐えていたのは、強気に振る舞い続けくすぐり拷問を馬鹿にしていた手前、それに屈するのはプライドが許さない…。というのもあるが、ここで我慢できなければこの先の拷問にも屈してしまうかもしれないと思っているからである。 緑咲 「いっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ…!んあぁぁっく、っひひひひひひひひひひ、あっふふふ、きひひひひひひひひひひひひひ…!」  途中何度も口が開いてしまいそうになるのを必死に堪えるも、緑咲の気力も体力も限界を迎えていた。そして精神的に追い詰められてしまった緑咲の脳裏に、雅の“あの言葉”が過った。 『腋が弱いですって、認める“だけ”で良いのよぉ?』という、悪魔の囁きが…。 緑咲 (腋が弱いって、認める“だけ”で良い…。こんなバレバレな弱点を、ただ認めるだけで…。)  弱点を認めるだけで良いという雅の言葉は、追い詰められた緑咲に救いをもたらす様な言葉だった。何故なら、もう緑咲に弱点を認める事のデメリットなど無いからである。雅も霞も自分の弱点が腋である事は理解している。それ故にこれだけ集中的に腋を責められている。これが仮にまだ可能性程度しか思っていなければ、耐える意味はあるが、責め手はもう確信を持って弱点を責め続けている。ここまで責められている弱点をただ認めれば、一時的にでもこのくすぐったさから解放されるのだ。 緑咲 「いひひひひひひひ、わ、わかぁぁあっはは、んぐぅぅうううっふふふふふふふふふふふふ、わかったっふふふふふふふふふふ、認めるぅっふふふふふふふふふ…、きっひっひっひっひっひっひっひ!!」  その唯一の救いを求め、緑咲は腋責めに屈し腋が弱点だと認める道を選んだ。いや、これは確信されている弱点をただ認めただけである。決して腋責めに屈した訳ではない。それが今の緑咲の思考であり、そう思わせるのも全て雅の作戦だったのだ。屈した訳ではない、というのがポイントで、そう思わせる事で緑咲が認めやすい状況に追い込んでいたのだ。しかし、雅のこの作戦はこれで終わりではない。 雅 「認める?何を?」 緑咲 「あひひひひひひひひっひひひひ、わきぃっひひひひひひ、わきぃぃぃいいいっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!!腋がぁああっははぁ、っふふふふふふふ弱いのぉぉお!!」  何振りかまわずこのくすぐったさから解放されたいと願う緑咲は、ついにその言葉を口にした。しかし、このシチュエーションを楽しみたい雅は、まだ緑咲をくすぐりから解放せず煽り続ける。 雅 「腋が弱い?腋をどうされるのが弱いのかしらぁ❤」 緑咲 「んぎひひひひひひひひひひ、だからっ…ぁぁああっふふ…!腋をっふふふふ…、くすぐられるのにぃぃいいっひっひっひっひっひっひっひ、弱いのよぉ…!!」 雅 「って事はぁ…、こうやって敏感な腋をこちょこちょされてるとぉ、どう感じちゃうのかしらぁ❤」 緑咲 「んぐぅぅうっふっふっふっふっふっふ、くっくくくく、くすぐっ…、っひひひひひひひひ、くすぐったい…!きひひひひひひ、くすぐったいのぉ…!」 雅 「うっふふふふふ…❤何で腋がそんなにくすぐったいのかしらぁ❤❤」  緑咲の苦悶の表情と、求めていた言葉を何度も聞きたくて興奮が収まらない雅。緑咲もくすぐりから解放されたい一心で素直にしゃべりながら、この無限ループの様な質問攻めに気が付いた。このまま質問された言葉にだけ返していても、またその理由を聞かれるという事に。 緑咲 「あっひっひっひっひっひ、くす、っぐりにぃぃひひひひ、一番弱いっひっひっひっひっひっひ、わきっひひひ腋の、窪みを…、んふふふふふ、こちょこちょって…っへへへへへ、くすぐられてるからぁぁああ!!」  このループを止めるには、雅の求めている答えを全て同時に言わなければならない。そう感じた緑咲は、腋が弱点であると認めると共に、自らの状況を細かく伝えた。それをきっかけに雅は霞に合図を送る。そして緑咲はようやく腋責めから解放されるのだった。 緑咲 「っはあぁ…、っはあぁ…、っはあぁ…、っはあぁ…、っはあ…、っはあ…、っはあ…、っはあ…。」 雅 「やっと自分の弱点が腋だって認めてくれたわねぇ❤」 緑咲 「っはあ、っはあ、っはあ、別に、っはあ、っはあ、今更…、っはあ、っはあ、隠す必要無いと、思っただけよ…。」 霞 「まあ私達が反応を見た瞬間にバレバレでしたけどね~!」 緑咲 「…っはあ、っはあ、っはあ、だったら、何よ。っはあ…、っはあ…、所詮、バレバレな弱点を…認めただけよ。っはあ、っはあ、こんな責めに、屈した訳じゃ無いわ…。っはあ、っはあ…。」 雅 「そうかしらぁ?」 緑咲 「……なっ、何よ…。っはあ、っはあ、っはあ…、はあ…。」 雅 「今の責めに屈し、解放されたかったから弱点を認めた。そんなあなたがこれから始まる本格的なくすぐり拷問に耐えられるのかしらぁ❤」 緑咲 「くっ…!」  一見バレバレな弱点を認めただけの行為であり、緑咲もそれで責めに屈したとは思っていなかったが、くすぐったさに耐え切れず弱点を認めたのは事実。つまり、自分が知られて困る事も、相手に何か情報を与えた訳では無くても、負けは負け、つまり責めに屈した事に変わりは無いのである。それを自覚してしまい、緑咲は何も言い返せなかったのである。  そして、これこそが雅の作戦の目的だったのだ。負けを認めやすい条件を出し、一度でもそれに屈してしまった相手は、その責めに恐怖を覚え責めに屈しやすくなる、つまり負け癖が付いてしまったのである。今の責めに耐えていれば、気持ちを強く持ち、精神的に追い込むのも難しくなるが、すでに精神的に負けている相手を屈服させる事など容易なのだ。 雅 「まぁ、あれでも笑い出さずに耐えた我慢強さは賞賛に値するけどぉ、それも限界だったから認めちゃったのよねぇ❤」 緑咲 「うるさい…!……っはあ…、っはあ…、はあ…、確かに腋は弱点だし、っはあ…、はあ…、その腋は想像以上に…、はあ…、はあ…、くすぐったかったわ。でも、だからってくすぐり拷問なんかに屈しない…。例え、くすぐったさに耐えきれず無様に笑わされたとしても、絶対に負けないわよ。」 雅 「ふぅん…、それは楽しみねぇ❤」  強気な姿勢の緑咲に対しニヤリと笑みを浮かべる雅。すると突如、雅は隠し持っていた布を緑咲の口元に被せた。 緑咲 「…!?な、何を…!?んっ、やめ…、んんっ…んんー!っん、………………。」  雅が緑咲の口元に被せた布。それは緑咲が捕らえられる際にも使われた物で、雅が独自に作り上げた催眠薬が染み込んでおり、それを吸い込んでしまった緑咲は立ったまま気を失ってしまった。 雅 「せいぜい秘密を吐かないように頑張ってねぇ、捜査員さぁん❤❤」

裏組織Diver ~緑咲の災難~7

Comments

ありがとうございますm(_ _)m この作品はまだこれからが本番なので、どうぞお楽しみに✨️

こーじ

そういえばまだ少しだけ残っていましたね……。 近いうち、公開いたします。

こーじ

腋を意識させる二の腕への焦らし責め、いいですね。 露骨に拷問対象を煽るような言葉をかけているのも個人的に刺さるものでした。 責められている緑咲の心情の独白も徐々に"責めから逃れたい"という思いがますます強まっていくようで、個人的に好きな展開でした。

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