女騎士のくすぐり受難5
Added 2022-09-27 11:50:06 +0000 UTC5、実験1:弱点耐久実験 どれぐらい気を失っていたのだろうか。懲罰拷問地獄の刑を受けている間に気を失った私は、ふと目を覚まし重い瞼をゆっくりと開ける。見えた景色は相変わらずの機械造りの壁が広がる部屋だった。解った事は、少なくともさっきまで懲罰拷問地獄の刑を受けていた場所とは違う部屋だという事だけだった。そして辺りを見回そうと横を見ようとしたが、それが阻まれる事で始めて理解した。それは私の拘束方法だ。調査の時は水平に、そして懲罰拷問地獄の刑の時は斜め上に伸ばす様に拘束されていたが、今度は両腕を真っ直ぐ上に伸ばし“万歳”をするように拘束されていたのだ。つまり、自分の両腕が邪魔で横を向けなかったのだ。そしてこの拘束は結果として、今までで最も腋を大きく晒した状態となる。 アレイス「腋ががら空きじゃないか…。」 あまりに無防備な格好で、つい独り言を呟いていた。とりあえず“腋”という恥ずかしワードは完全に声に出せるようになったらしい。さて、現実を受け止めて、改めて自分の拘束状態を確認するとしよう。私は壁に寄りかかるように立たされている。両腕は頭上、それもかなり引っ張られるように上に伸ばされ、両手首を枷によって拘束されている。その枷同士が別の部品か何かで繋がれていて、それが壁と繋がれているようだ。腰にも大きな枷が付けられていて、壁と密着するように拘束されている。両足は揃えられ、膝と足首も腰と同じように枷により束ねられた状態で拘束されている。まるでIの字のように壁に磔られている訳だ。如何にも腋をくすぐってやるという強い意志を感じる。 セシア「あら?もう起きていたのね。流石は王国のトップ騎士って所かしら?」 私の正面に見える部屋のドアが開き、セシアが何やら工具箱のような物を持って入って来た。言葉から察するに、そこまで長い事気を失ってはいないようだが、実際どれぐらいねむっていたのかもよく解らない。 アレイス「私はどれ程気を失っていた?」 セシア「五時間ぐらいかしらね?」 五時間か。確かに目が覚めるには早い気がする。もう少し眠っていたかったぞ。いや、できればあのまま死にたかったぐらいだ。 セシア「という訳で、早速本題の実験を始めるわよ❤」 アレイス「はぁ……。」 だよな。もうくすぐったいのは嫌だ。腋だけはもうくすぐらないでくれ。 セシア「もしかして昨日の懲罰拷問地獄の刑で終わりだと思ってた?あれはただのお仕置きよ~?」 アレイス「解っている。…それで?私をくすぐってどんな実験をしようと?」 素直に答えてくれるとは思っていないが、どうしても聞かずにはいられなかった。 セシア「良いわ。教えてあげる。まず最初の実験は“弱点耐久実験”よ❤」 弱点耐久…?それって気を失うまで永遠と腋をくすぐるって事か…? アレイス「くすぐるのか…?」 セシア「はぁ?当たり前じゃない。他に何すると思ったのよ。」 アレイス「…お笑い動画を見せるとか?」 セシア「懲罰拷問地獄の刑が足りなかったかしら?」 アレイス「冗談です。ごめんなさい。」 そうだよな…。解っていたよ!ただちょっと現実逃避しただけじゃないか! セシア「何よ、随分丸くなっちゃって。まあそういう素直なアレイスちゃんも好きだけど❤」 お前に好かれても嬉しくないとさっきも言ったはずだが?いや、声には出していなかったか。 アレイス「だってくすぐったかったし。」 いつか絶対お前にも味わわせてやるから覚悟しておけ。ちなみに豆知識として言っておくが、“味あわせる”と良く使う者がいるが、文法上では“味わわせる”が正解だ。とはいえ“味あわせる”と使う作品なども多く、一概に間違いとも言えないらしいぞ。 セシア「懲罰拷問地獄の刑の効果絶大じゃなぁい❤流石のアレイスちゃんもくすぐりがどれ程辛いか身に染みたようね?」 アレイス「あぁ。くすぐったがりには耐えられる刺激ではなかったぞ。だからもうくすぐりは勘弁――」 セシア「する訳ないでしょぉ?そういう約束であなたの後輩ちゃん達の安全を保障してるんだから。」 そうだった。私はカナとミナの身代わりでこいつらの実験に付き合っていたんだ。セシア、お陰で精神力は取り戻せたぞ。実験内容を知った今、尚更カナとミナにこんな拷問のような実験を受けさせる訳にはいかないし、二人が悶え苦しむ姿など見たく無い。たとえセシアを煽る事になろうと、私は強い精神力を持って気丈に振る舞わなければならないのだ。 アレイス「おい、実験をするなら――」 セシア「まあ実験は懲罰拷問地獄の刑程辛くは無いから安心しなさい?」 折角強気に立ち向かおうとしたのに、気が緩むような事言うなよ。 セシア「所で、“実験をするなら――”何かしら?」 アレイス「…お手柔らかに頼む。」 …まああれより辛くないのならまだ頑張れるだろう。 セシア「えぇ、じゃあ始めるわ。…ふふ、今回はぁ~、弱点耐久実験なんだけどぉ~、アレイスちゃんって、どこが弱点なんだっけぇ~?」 こいつ、まだ私から“腋”と聞きたいのか?あんまり調子に乗るなよ? アレイス「惚けるつもりか?」 セシア「惚けてる訳じゃ無いわよぉ~?忘れちゃったから教えてくれないかしらぁ?」 お前は腋が弱点の奴が好きなんだろ?なら忘れるはず無いじゃないか。 アレイス「散々くすぐっただろ。調子に乗るな。」 セシア「うふふ、別に調子に乗ってなんかないわよぉ?アレイスちゃんこそ、散々くすぐられてたんなら、解るわよねぇ?」 どうしても私から“腋”と言わせたいらしいな。だが、お前の思い通りになると思うなよ? アレイス「そうだったか?さっきの懲罰拷問地獄の刑が激しすぎて記憶が一部飛んでしまってな。悪いが私には答えられん。」 セシア「ふぅ~ん、そんな事言っちゃうんだ~❤懲罰拷問地獄の刑が相当効いたと思ったんだけど、違ったみたいねぇ?」 アレイス「あれは相当効いたぞ?だからこそ忘れてしまったと言ってるんだ。そんなに知りたければ、この無防備な身体をくすぐり回してもう一度探すんだな。」 私はセシアと同じように惚けて気丈に振る舞う。だが私はもう負けはしない。カナとミナの為なら何でもやってやる。どんなに苦しいくすぐりが待っていようが私のこの気持ちは変わらんぞ。 セシア「あっそう。まあ良いわ。素直なアレイスちゃんも好きだけど、やっぱり強気なアレイスちゃんの方が好きよ❤❤それじゃあ、じっくりと調べさせてもらうわね❤❤」 そう言ってセシアは持って来た工具箱の中を物色し、中からある物を取り出し私に見せつけてくる。 セシア「これ、何か解るかしらぁ?」 …は?解るも何もないだろ。 アレイス「ただの鳥の羽根じゃないか。」 そう、セシアが取り出したのは少し長めの、黒い鳥の羽根だ。逆に解らない奴がいるのか?見ただけで誰でも答えられると思うのだが。というかそれをどうする気だ…? セシア「そうよ?これはアレイスちゃんをくすぐる為に用意した、ただの鳥の羽根よ?」 やっぱりか。だが、鳥の羽根がそんなにくすぐったいのか…? セシア「これでアレイスちゃんの体中を撫で回してあげるわ。さ~て、アレイスちゃんの弱点はどこだったかしらぁ?」 アレイス「うっく…!」 わざとらしく知らない振りをして私の弱点探しを始めるセシア。そして最初に左の二の腕を羽根で撫でるようにくすぐり始めた。セシアが持つ羽根は、私の二の腕にギリギリ触れるかどうかという程優しい触れ方で上下に動いてくすぐってくる。指でくすぐられるのとはまた違った感触でくすぐったいが、見た目通り刺激は優しいものだった。 アレイス「んん…っ随分、んっふふ…優しい、くっ…くすぐりじゃないか。」 などと余裕を見せてはいるが、羽根によるくすぐりはゾクゾクとした刺激がなかなかにじれったい。懲罰拷問地獄の刑の時の焦らし責めを思い出してしまい、腋が少しずつ敏感になっていくのが実感できる。さっきまで侮っていたが、そう考えるとこの羽根も相当くすぐったい。 セシア「これはまだ序盤だもの。さ~て、アレイスちゃんの弱点はどこかしらねぇ~?」 相変わらずわざとらしいセシアは筆を少しずつ下へ動かしていく。つまり、私の弱点である腋だ。セシアは羽根の触れ方はそのままに、私の腋への責めを開始した。 アレイス「くふぅんっ…、んっくく…!」 セシア「あらぁ?こんな優しい刺激なのに随分くすぐったそうねぇ?アレイスちゃんの弱点は腋の下だったかなぁ?」 アレイス「んくっくく…!べ、別に…くすぐったく、など…っくく、ない…!」 セシア「なら、このまま腋の下をくすぐってても、い・い・わ・よ・ね❤」 アレイス「ふ、ふん…っくく、好きなだけ…っく、くすぐれ…!」 そう、こいつは所詮、知らない振り、忘れた振りをしているだけだ。結局は私の弱点である腋をくすぐりたいだけなのだ。 セシア「アレイスちゃぁ~ん?自分の弱点を思いだしたら遠慮せずに言ってねぇ?それまで腋の下をくすぐっててあ・げ・る❤❤」 余計なお世話だ。別に好きなだけこの魅惑的な腋を堪能するが良い。どうせ腋をくすぐられる運命なのだ。ならば自分の意思でくすぐられていた方が精神的に余裕が出来ると言うものだ。どんなにくすぐったくても私は耐え抜いて見せるぞ。 アレイス「っくく、んっく…、この…程度、か…?」 セシア「えぇ、だからこんなのアレイスちゃんなら余裕で我慢出来るわよねぇ?弱点でも無いんだし❤」 アレイス「んふふ、もちろん…だ…っくく…!んっくくく…!」 気のせいだろうか。何だかさっきよりくすぐったくなってきている気がするぞ…?羽根の動きは先ほど同様、ギリギリ触れるかどうかという優しいくすぐりだ。 アレイス「んんっくくく…ふっふふふふふ、んっく、んふふふふふふ…!」 セシア「少しずつ効果が出てきたみたいねぇ?アレイスちゃん、だんだんくすぐったくなって来たでしょぉ?」 アレイス「くひぃぃいっくく…、まあ…、っくくくく、少し…だけっくく、くすぐったい…かも、な…!」 やはりこいつの仕業か。一体どんなトリックを使ったんだ…? セシア「実はね、これがもう一つの焦らし責めなのよぉ?さっきの方は、あえてくすぐらない事でくすぐりを意識させる焦らしだけど、今回のは優しい刺激を与えることでそこを直接敏感にしていく焦らしなの。」 そういえばさっき焦らし責めには二種類あると言っていたな。これがその焦らし責めか。確かにこの優しい刺激は何ともじれったい…! セシア「だから早めに弱点を思い出さないとぉ、どんどん腋の下が敏感になっちゃうのよね~❤まあでも、腋の下は弱点じゃないって言うんなら、これぐらい大丈夫よねぇ?」 アレイス「んっ…、んふ…っくく、こん…なの、ふふ…じれったいぃ…だけだ…!」 それにしてもじれったい…!これはさっきの焦らし責めよりも辛いかもしれない。腋を直接刺激されるのはやはりくすぐったい。でも不思議な感覚だな。腋をくすぐられるのは辛いのだが、こうもじれったい刺激を送り続けられていると、寧ろ腋をくすぐられた方が気が楽になる。まあそれはさっきの焦らし責めもだったが、今回は特にそう思う。腋はくすぐったいが、一思いにくすぐられた方がどれだけ楽か。 セシア「それじゃあ少しだけくすぐり方を変えてあげるわ❤」 くすぐり方を変える?どういう事だ? セシア「この羽根は私がくすぐり用に厳選した物なんだけど、その理由がまず羽根の羽毛の部分ね。ここがとっても軟らかくて弱い刺激を与えるのに適してるわ。そしてもう一つ、この羽根の軸がとってもしっかりしていて、バネの様な跳ね返りを持ってるからなの。」 軸?羽根の軸がくすぐりとどう関係があるんだ? アレイス「っくく、それ…が、っふふ、何だと…ん、言うんだ…?」 セシア「つまりね…?」 セシアは羽根を強めに私の腋へ押し当てる。それだけですでにくすぐったい。 セシア「この状態で羽根を少し下に下げようとすると――」 アレイス「んっく…!?」 羽毛が少し擦れてよりくすぐったくなったが、羽根そのものは下に下がることは無く、私の腋に先端を押し込んだまましなるように留まり続けた。 セシア「こうやって折れ曲がることも無くしなるわ。これで羽根を腋の下から離す様に軽く引くと――」 アレイス「んひぃぃいいい…!!」 セシア「羽根の軸が真っ直ぐに戻ろうとして引っ掻くように羽毛を擦る。これがバネのような跳ね返りよ❤」 これは人力では出せない独特な刺激だ。くすぐったい!唯一の救いはこの刺激を生み出すのに準備が必要だと言う事か。これを永続的に続けられていたらまた精神が崩壊していた所だ。 セシア「それにしても、今良い声出てたわねぇ❤」 アレイス「んんっふふ、ぅ…っるさい…っくく…!」 私を挑発しながら再び羽根を私の腋に押し当てる。これも焦らし責めの効果なのだろうか。押し当てられただけで先程の刺激を想像してしまい、くすぐったさが蘇ってくる。 セシア「うっふふ❤それじゃあ、もう一回❤❤」 アレイス「ふひぃぃいいいん…!!」 今回は羽根のくすぐり方の説明が無い分先程より早いペースであの強烈なくすぐったさが襲ってくる。 セシア「はいもういっか~い❤❤」 アレイス「くひぃぃぃいいいい…!!」 ちょっと待て。ペースが速い…!準備も時間かかっていないし、あんな早いペースでやっているのに羽根の離し方が絶妙だ。このままじゃ本当に―― セシア「はいもういっか~い❤❤❤」 アレイス「んいいぃぃぃいいいいい…!ちょっ――」 駄目だ。精神が崩壊する! セシア「はいもういっか~い❤❤❤❤」 アレイス「ふわぁぁああ、わ、わかった…!わかったから――」 もう限界だ。流石に素直にならないと―― セシア「はいもういっか~い❤❤❤❤❤」 アレイス「んいぃぃぃいいいいっひひ…!お、思い出した!腋が弱点だ…!!」 あっけなく精神崩壊してしまった。くすぐりって恐ろしいんだな。こんなの耐えられる訳ないだろう。 セシア「うっふふ❤何で忘れたなんて嘘ついていたのかしらぁ?」 アレイス「うっ…、というか、嘘を付いていたのはお前もだろう…!?」 セシア「ん?何か言ったかしらぁ?」 アレイス「くひぃぃいいっ…!?」 まるで自分の悪行をごまかすように再び腋をくすぐってくる。 アレイス「やめろぉ…!お前だって腋をくすぐるのが好きなんだろ…!」 セシア「もぉ、そんなに怒っちゃって~!ほら、笑顔笑顔❤」 アレイス「んぎいぃいいいっひひ…!調子に乗るなぁぁああ!」 私は素直になった上で正論を言っているだけだぞ。卑怯な奴め。いつかくすぐり殺してやる。 セシア「わかったわよぉ。アレイスちゃんが最初に言ってくれないからちょっと遊んだだけじゃなぁい❤」 悔しい事に、完全にこいつに弄ばれている。というか、結局まだ実験を始めてもいないのにすでに散々腋をくすぐられたのだが!? アレイス「わかったから…、実験でもないのにくすぐらないでくれ。」 セシア「さっきの羽根責めも実験の内だから大丈夫よぉ?」 何が大丈夫なんだ。実験だった事は良しとしてやるが、実験だからって余計に精神力を使わせるような事するな。 セシア「それにしても、アレイスちゃんの腋の下って、本当に綺麗よねぇ❤」 アレイス「いひぃぃいっひひ…!さ、触るなぁぁぁあ!!」 セシアが人差し指で私の腋を軽くなぞっただけだが、散々焦らし責めを受けていたが為に変な声が出てしまった。私の腋に魅了されるのは仕方がないと思うが、そんな触り方をするな!というかくすぐるな!! セシア「私もワキには自信あるけど、冗談抜きに私より綺麗かも❤こんな腋の下をくすぐれるのは嬉しいけど、ちょっと悔しいわねぇ。」 アレイス「うっはは、くひぃいいっひひ…、いいから、っはは、触るなぁああ…!んっふふふふふ、くすぐるなぁああ…!」 くすぐられているのは辛いが、悪い気はしないな。もっと私の腋を褒めると良い。 セシア「しょうがないじゃなぁい、すっごいすべすべなんだもぉん❤ずっと触ってたいわぁ❤」 アレイス「いっひひひひ、だから…っく、くすぐるなぁぁああ…!」 やっぱりくすぐったいのは辛すぎる。褒めなくても良いからくすぐるのだけはやめてくれ。それに私の腋は綺麗ですべすべなだけじゃないんだぞ? セシア「ふふ、本当に敏感な腋の下ね❤」 アレイス「っはあ…、はあ…、んっく、っはあ…、はあ…、っくく…っん…、っはあ、はあ、はあ…。」 私の切実な訴えをようやく汲み取ってくれたのか、セシアは私の腋から指を離してくれた。まだ腋がムズムズする。何だか触れられてもいないのに腋がくすぐったい。必死に呼吸を繰り返し息を整えたいのだが、わずかなくすぐったさがそれを邪魔する。そして息を整えるのと同じぐらい大事な事がある。 アレイス「んん…っふぅ、お、おい…、っはあ、はあ、お前に…んふ、言っておく…事がある…!」 セシア「なぁに?腋の下をくすぐるなって言うのは無理な話よ?」 アレイス「そんな…事じゃな、い…!散々、私の腋の事を言っていたが…!」 セシア「もしかしてそんな綺麗なワキで謙遜する気ぃ?私を含めてあなた以下のワキを全否定する気かしらぁ?」 アレイス「私の腋を侮辱するなぁ!!」 セシア「……はぁ…?」 アレイス「私の腋を綺麗ですべすべ程度の褒め言葉で済ませるなと言っているんだ!」 セシア「ちょっ…、アレイスちゃん…?一体何を――」 アレイス「私の腋は“誰もが憧れを抱き見る者全てを魅了し虜にしてしまうような魅力とエロさを兼ね備えた筋肉により窪みが強調された黒ずみのない綺麗で滑らかかつセクシーな自慢の腋”だ。覚えておけぇえ!!」 すっきりした。ようやく私の自慢の腋をちゃんと伝える事ができた。もう悔いはない。…あ、“セクシー故に異常なほどくすぐりに弱い超敏感な腋”という説明をし忘れた。 セシア「……何て?」 お前、私の腋の完璧さに気付いていながら今の説明が理解出来なかったのか? アレイス「“誰もが憧れを抱き見る者全てを魅了し虜にしてしまうような魅力とエロさを兼ね備えた筋肉により窪みが強調された黒ずみのない綺麗で滑らかかつセクシーな自慢の腋”だ。」 セシア「一字一句全部あってる…?」 当たり前だ。コピペしてるからな。でなければ流石の私もこんな完璧すぎる腋は説明できん。 アレイス「あ、さっき伝え忘れたが、正確には“誰もが憧れを抱き見る者全てを魅了し虜にしてしまうような魅力とエロさを兼ね備えた筋肉により窪みが強調された黒ずみのない綺麗で滑らかかつセクシー故に異常なほどくすぐりに弱い超敏感な自慢の腋”だ。」 セシア「最後にくすぐりに弱いっていうのが追加された事だけは解ったわ。っていうかくすぐりに弱いのも取り柄にしちゃったのね。」 アレイス「私の腋の感度は9なんだろ?もうここまできたら取り柄じゃないか。」 くすぐりに弱いのは困りものだが、私の腋の感度はある意味世界一に匹敵するレベルと言って良いだろうからな。 セシア「とりあえず私はそんな長いの覚えられないから“くすぐられ好きなワキ”って呼んであげるわ❤」 アレイス「あっひ…、んっくくく、や、やめろぉぉおお…!」 再びセシアは私の腋を人差し指で優しくくすぐり始める。くすぐりたい気持ちも解るし、実験というものがある以上くすぐられなければならないのも覚悟の上だ。だが何故くすぐられ好きになってるんだ。私の自慢の腋を覚えられないどころか、変なアレンジを加えているではないか! セシア「あ、そうそう。アレイスちゃんは“ワキ”と“腋の下”の違いって知ってるかしら?」 アレイス「くひぃぃいっひひ…、知る、かぁぁあっはは、んっふふふふ…!」 そんな違いは知らないが、確かに気になるな。“腋”は普通に腕の付け根、つまり腋の事だとは思うが、ならば“腋の下”とはどこの事を言うのだろうか。世間一般のイメージは腋と同じ場所を指しているようだが、ならば腋の上とかもあるのだろうか。 セシア「結論から言うと同じ場所を指すんだけど、それも必ず同じ場所を指すのが正解っていう訳でもないの。」 アレイス「ふいぃっひひひひ、んっ、っくくくくく…!」 言っている意味が解らない。そしてくすぐりながら説明するな。くすぐったすぎて説明があまり頭に入って来ない。 セシア「まずは“ワキ”から説明するわね。ワキっていうのは腕の付け根から身体の側面全体、つまり脇腹も含めてワキと言う場合もあるわ。そして“腋の下”は腕の付け根から胸の横、つまりぃ、ここから――」 アレイス「ひぃぃいいっ…!?」 セシア「ここまでが腋の下と言われる場所よ?」 アレイス「きっひひひ…!」 セシアは私の腕の付け根から胸の横までを人差し指でゆっくりとなぞる様に動かして具体的な説明をする。 セシア「だから細かく分けるとしたら腕の付け根がワキ、胸の横が腋の下って感じね。ちなみに私が統一して“腋の下”って言ってるのはそれが世間一般で一番腕の付け根の事だと理解してくれるからよ。それに私の担当場所の“腋の下”って括りの中に腕の付け根と胸の横が入ってるからね。ちなみにアレイスちゃんは腋の下よりワキ、つまり腕の付け根の方が苦手みたいね❤だから私もこれから“ワキ”って言わせてもらうわね❤❤」 呼び方なんてどっちでもいいから腋をくすぐらないでくれ。 セシア「じゃあ説明が済んだ所で、実験再開といきましょうか❤まずはやっぱりアレイスちゃんの笑顔をまた見たいわよねぇ❤」 そう言って私の腋をくすぐるセシアの人差し指が加速する。私の特に敏感な腋を人差し指で何度も何度も引っ掻くように。 アレイス「んぁぁああっはははははははやめっははははははやめろぉぉおお!きゃはははははははそれくすぐったぁああっははははははくすぐったいぃぃぃいい!!」 セシア「この実験が終わったらやめてあげるからそれまで頑張ってねぇ❤」 アレイス「あっはははははははふははははははいつ終わるんだぁぁああっははははははは!!」 相変わらず絶望しか感じない事言われながら淡々と腋をくすぐられ続ける。いくら暴れても微動だに出来ない状態での腋くすぐり。それも今回は腕を真上に伸ばした状態の為、腋はより無防備になっているからか、人差し指によるくすぐりが我慢できない程くすぐったい。 セシア「アレイスちゃんが腋くすぐりに耐えられなくなって失神するまでがこの実験よぉ?」 アレイス「そ、そんなのっはははははは無理ぃぃいいいっひひひひひひあっはははははははは無理だぁぁぁあああ!!」 弱点耐久実験とはそういう事か。私の弱点、つまり腋だけをくすぐられてどれだけ失神せずにいられるか、という実験だ。こんな実験を受け続けていたら失神する前に心身共に狂ってしまう。 セシア「何で無理だなんてそんな弱気な事言うのかしらぁ?アレイスちゃんは懲罰拷問地獄の刑を受けたっていう立派な実績があるのよぉ?」 アレイス「きゃははははは知るかぁぁあっはははははは無理なものはっははははは無理なんだぁぁあああ!あっははははははくすぐったいくすぐったぃぃぃいいっひひひひひ!!」 懲罰拷問地獄を受けたからなど全く関係ない話だ。刺激の強さや量では無い、ただくすぐったい感覚を受け続けるのが辛いのだ。 セシア「人差し指でのくすぐりですら相当くすぐったがってるのにぃ、やっぱり流石はアレイスちゃんね。疲れが全然見られないわぁ❤」 当たり前だ。私は王国でもトップクラスの魔法騎士だぞ?そう簡単に疲れるような軟なスタミナじゃない。だがそれ故に普通の女性より失神するまでに時間を必要とするため、くすぐられる時間が長くなってしまう。腋が異常なほどくすぐったがりだったり、普通よりスタミナがあったり、自分でも私はこいつらの実験に適していると思えてくる。 アレイス「あっはははははは嫌だぁぁあああっははははははもう無理ぃぃいっひひひひひひ腋くすぐったぁぁああっははははははは!!」 セシア「やっぱり腋だけで失神させるにはもっと激しくくすぐらないとダメかしらぁ?っふふふ…❤良い事思いついちゃった❤❤」 絶対にそれは良い事ではない。確実に私にとって悪夢でしかない事だろう。 セシア「アレイスちゃん?残念だけど私の指使いじゃ多分アレイスちゃんを失神させることは出来ないわ。だから懲罰拷問地獄の刑の時みたいにマジックハンドで激しくくすぐるしかないんだけどぉ、私はこのままず~っとアレイスちゃんのワキをくすぐっていたいのよねぇ❤」 何が言いたい。私としても激しくされるよりは今の方が…って、お、おい…まさか…! セシア「だからぁ、“ワキをもっと激しくこちょこちょしてぇ~”ってお願いしてくれたらぁ、考えてあげるんだけどなぁ~?」 やはりか…!このまま失神できなければ、こいつが疲れ果てるか飽きるまで永遠とくすぐられてしまう。それを避けたいのなら、自ら激しくくすぐられたいと願わなければならない訳だ。本当に私にとっては悪夢でしかない。 セシア「別にセシアちゃんがどぉ~しても私のくすぐりが良いって言うんなら別に言わなくても良いのよぉ~?」 アレイス「ひぁああっはははははははははふざけるなぁああっはははははくすぐったいぃぃいいっひひひひひひ!!頼むからっははははははもうやめてくれぇぇえええ!!」 セシア「やめて欲しいならぁ、ちゃんとお願いしなくちゃねぇ?何て言うんだっけぇ~?」 懲罰拷問地獄の刑の時の“腋”とは比べものにならないくらいの恥ずかしワードだが、そんな事言ってる場合ではない。とにかくこのくすぐりから解放されたいのだ。 アレイス「あっはははははは腋ぃぃいいっひひひひあっははははは腋もっとはははは激しくぅぅうあっははははははこちょこちょしてくれぇぇええええ!!」 セシア「あらぁ、さっきと違ってすぐに言えちゃうのねぇ。ちょっとがっかりだわぁ。」 アレイス「きゃはははは言ったんだからっはははははは早くしろぉぉぉおお!!」 セシア「わかってるわよ。マジックハンド、起動…!」 それはとんだ近未来現象だった。セシアの声に反応し、私を磔にしている機械仕掛けの壁が音を立てると、左右から懲罰拷問地獄の刑の時と同じマニピュレーター、いや、奴らの言う所のマジックハンドが合計四本現れ、私の無防備な腋に二本ずつ配置され、私の腋をくすぐるセシアの二本の人差し指と入れ替わるようにマジックハンドが激しくくすぐり始める。 アレイス「ひやぁぁぁああああっはははははははははやだぁぁあっはははははははははくすぐったいくすぐったいっははははははははは何だこれはぁぁあああ!!」 セシア「何って、激しくこちょこちょしてくれって言うからその通りにしてあげたのよ?」 どうやらくすぐりから解放されたい一心で勘違いをしていたようだ。それを言えば解放されるのではなく、解放される準備が整っただけなのだ。 アレイス「きゃはははははははそれやめ、っはははははははくすぐったいぃぃいいいっひひひひひひひ!それくすぐたぁぁぁあああっはははははははははは!!」 私の露出したワキと腋の下をくすぐるマジックハンドの内、腋の窪んでいる部分、そこを激しい動きでくすぐるマジックハンドが特にくすぐったい。そのマジックハンドは動きの激しさとは裏腹に触り方が優しく、五本の指からはくすぐったさだけが生み出されていく。 アレイス「ひゃはははははははははダメっははははははははくすぐったすぎだぁあああっはははははははは!!助け、っははははははは助けてくれぇぇぇえええ!!」 セシア「だから失神するまでくすぐるって言ってるじゃない。自分の体力量を恨むのね。」 アレイス「きゃぁぁあああっははははははははは嫌だぁぁぁああああっはははははははははくすぐったいぃぃぃいいっひひひひひひひ腋くすぐったぁぁぁああいひひひひひ!!」 それから私は失神するまで永遠に感じる長い時間、腋をくすぐられ続けるのだった。