笑わないレースクイーン⑨
Added 2022-07-01 09:02:45 +0000 UTC那月 「んちょっ!?あっははははははははっ、いっひひひひひ!これ以上はっ、無理だってぇ…!!きゃははははははははははははははははは!!やはははははははははははははははは!!」 恵と同様に、若葉も相変わらず人差し指だけを立てていた。そしてその人差し指を、「今からくすぐってやるぞ」と言わんばかりに動かしながら、徐々に那月のワキに近付けていく。すでにワキを責めている恵の人差し指だけですらくすぐったいのに、そこに若葉の人差し指も加わったら………。そう思うだけで、那月は更にワキがピクピクと敏感に反応してしまい、余計にくすぐったさを感じてしまう。 那月 「ひははははははははははは!だっ、ダメだってば…!あっはははははははははははははははは腋はダメぇぇええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 どれだけ必死に懇願し叫ぼうが、迫り来る若葉の両手も、ワキをくすぐる恵の両手も止まらない。ならせめて、自分のワキを閉じてそのくすぐりから逃れられないか、抵抗出来ないかと必死にもがく那月。だが今まで何度もそれを試したが、やはり拘束を外す事など出来はしない。そして、若葉の両手の人差し指も、那月の無防備なワキへ触れるのだった。 那月 「んひぃっ…!?」 つんっ、と新たにワキに触れた若葉の2本の指に、ビクッと分かりやすく反応してしまう那月。そして、その指はすぐに那月のワキを刺激し始めた。 那月 「んあぁぁぁああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはひはははははははははははははははははははは!!嫌ぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 それぞれのワキを刺激する2本の人差し指。背後から責める恵の右手の若葉の右手の人差し指は那月の右ワキを責め、左手の人差し指が左ワキを責める。つまり、左右それぞれのワキに、2人の人差し指が1本ずつ責めている事になる。 ワキを責める指が単純に増えた事に加え、別々の思考回路を持った2人の人間が責める事で、それまでの恵み1人の人差し指による責めより、刺激の種類や行動パターンが増えた事により更にくすぐったさは増し、ワキに送られる刺激に余計に慣れ辛くなってしまい、より那月を苦しめていた。 那月 「あっはははははははははははははははは、まっ、待って…、ひゃははははははははは待って待って!いやぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、わきぃ、わきぃぃいいいっひひひひひひひひ腋ダメぇぇぇええ!!」 ワキがくすぐったい。くすぐったくて堪らない。どうにかこのくすぐったいワキを守れないかと、必死に暴れ身を捩る那月。だがやはり金属の枷は那月の両手首を固定し離さない。那月の意思に反し、無情にもそのワキはくすぐりを求めるかの様に、晒されたままの状態を維持し続けていた。 若葉 「さっきまでとは反応が全然違いますね~!」 恵 「よっぽどこの綺麗なワキが敏感なのね❤」 那月 「きゃははははははははははははははホントにっ、ははははははははははははもうやめて!!ひはははははははははははははははははははは苦しい、いっひひひひひひひひひくすぐったいぃぃ!!っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 どれだけ抵抗しても、腕を下ろしワキを守る事も、くすぐる手を振り払う事も出来ない。だから那月は必死に恵と若葉に懇願した。だが2人は那月の願いなど聞き入れはしない。 恵 「何度も言わせないで欲しいわねぇ。これは那月さんの為の特訓なのよ?」 那月 「もぉいい!!っひゃははははははははははははははははもう良いからぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」 若葉 「だから~、こんなちょっとくすぐっただけで自然に笑顔が出来る訳無いじゃないっすか~!もっと無表情だったその顔に覚えさせないとダメっすよ?」 那月 「きゃはははははははははははははははははもう覚えたからぁぁああ!あっははははははははもう笑えてるからぁぁあははははははははは!!」 恵 「若葉の言った通り、笑顔を覚えたとして、それが自然な笑顔でなければ意味が無いのよ?そんな苦しそうな笑顔じゃ観客は喜ばないわ。」 那月 「ひぃいいぃぃぃいいひひひひひひひひひあっはははははははははははははははははははは、だったら一回止めてぇぇぇ!!あぁぁぁぁああああははははははははははははははははははははくすぐられてたら、ひははははははははは苦しいに決まってるでしょぉお!!?」 くすぐられる事で強引に引き出された笑顔は、自分の意思で作っている訳でも、止めれる訳でもない。それ故に、こんな特訓で自然な笑顔が出来る様になる訳などなかった。 結局この特訓と呼ばれたくすぐり責めは、単に恵の逆恨みによるイジメでしかないのだ。だからそれらしい理由を付けて、恵の気が済むまでこの責めを止めない様にしているだけなのである。 恵 「苦しいのなら、残念だけどまだまだ特訓が必要ね!」 那月 「嫌ぁぁぁああああっはははははははははははははははははははははお願いだから、っはははははははははははははははははははははもう止めてぇぇえええええ!!!」 いくら懇願しようが、そのワキを襲う2人の指は決して止まらない。それでも拘束されワキを守る事が出来ない那月は、必死に自分の苦しみを訴えるしかなかった。 だが、やはり恵は那月をもっと苦しめてやらないと気が済まず、若葉は恵の指示に従いこの状況を楽しんでいるだけ。状況は何も変わらなかった。 若葉 「にしても、ホントにくすぐったがりですね~。まだ人差し指しか使ってないのに。」 恵 「そうね。でも、ただこうして人差し指でくすぐってるだけじゃ、その内慣れてきそうよね?もっと責め方を考えないと、特訓にならないわね❤」 若葉 「あっ、それ面白そうっすね!色んなくすぐり方を試してみますか!」 那月 「待って待って!あっはははははははは充分くすぐったいから、っはははははははははははははははははははははこれ以上変な事、ひははははははははははははは、しないでぇぇぇぇええ!!」 わざとらしく2人は会話を続けるが、那月の言葉だけは聞こえないふりをし、あえて那月にだけは返事をせず、2人だけの空間であるかの様に楽しんでいた。 若葉 「それじゃあ……、つん❤」 那月 「あひぃ!?っんははははははははは、ちょっ…、やめ…!」 恵 「あら、随分良い反応じゃない❤一体何をしたの?」 若葉 「さっき先輩がやってたみたいに、ただ人差し指でつっついただけですよ!一瞬だけビクッてしたのが良いっすね❤」 恵 「あらあら、相変わらずそんな事で敏感に反応しちゃうのね❤いや、寧ろさっきより敏感になってるのかも知れないわね。」 若葉 「なるほど、じゃあもっとやればより敏感になって、特訓になりますね!」 恵 「そうね、もっとやってあげなさい❤」 若葉 「それじゃあいきますよ、見てて下さいね~?…………つん❤」 那月 「うひぃぃぃい!?」 恵 「うっふふ❤ホントに可愛らしい反応ね❤」 若葉 「ですよね~!那月さん、ワキ弱すぎっす!」 恵 「もし、こんなワキを2人で何度もつっついたら…、どうなるのかしらねぇ❤」 那月 「ひっ…!?や、やめ──」 若葉 「あっ!それ面白そうっすね❤」 恵 「でしょ?思いっきり、やっちゃいましょ❤」 那月がどれだけ訴えようが、恵と若葉はその手を決して止めない。背後から迫る4つの人差し指が、無抵抗な那月のワキに徐々に襲いかかる。 那月 「ちょっと!ホントに腋は待って!もう腋だけはやめ──」 どれだけ叫ぼうが、手足に力を込めようが、身体を捩ろうが、この特訓と言う名の暴力は止まらない。 那月 「んあっ──」 そしてその無防備なワキに、最初の人差し指が優しく触れた瞬間、その刺激は突如始まった。 那月 「ひゃぁ!?んっく、んあっ!っちょ、きひっ!?ひゃあ、あ、ちょっと…!んひゃあ!!あひっ!ひはははは!ひゃははは…!やっ、やめ!んっははははは!あっはっはっ!きゃっはははは!!」 好き放題に自分のワキを責める恵と若葉に抵抗しようと、最初は必死に堪えていた那月だが、その敏感すぎるワキに何度も指が触れる内にすぐに耐えきれなくなり、あっさり笑わされてしまった。 恵 「ふふっ…❤何これ、すっごい楽しいじゃない❤」 若葉 「ですよね!何度も同じ様につっついてるだけなのに、毎回身体がビクッてなるの、めっちゃ良いっす!」 何度も何度もワキに襲いかかる不規則な刺激。その刺激そのものは一瞬なのだが、次々に訪れる新たな刺激によりくすぐったさから解放される時間が無く、ただひたすらに笑わされてしまう。 指が触れる度に身体が反応してしまい、それを何度も行われれば、ビクッ、ビクッ、と刺激に合わせ頻繁に反応する。そんな那月の姿を楽しみながら恵と若葉はつっつき責めを続ける。 那月 「あひっ!んっひひひ、ぷぐぅっ…!あっははははは!きっひひ!やめっ!ひゃははは!く、苦しっ…!んぎっひひ!あっはっはっはっは!苦しいぃぃい!いっひひ!もうやめっ!んははは!くすぐったいからぁ…!あっひひひひひひ!」 休息も許されずただひたすらにワキをつっつかれ、那月は呼吸もままならないまま、必死に恵と若葉に訴える。 恵 「確かにこれも面白いけど、そろそろバカ笑いさせたいわよねぇ?」 那月の苦しみの声は恵には届いてはいなかった。そんな恵は那月が疲弊している事など気にもせず、寧ろ更に苦しめる責めを行う。 恵 「若葉、そろそろ指全部使って責めるわよ。」 若葉 「あ、やっちゃいますか〜!」 那月 「いや、んぎぃっ!?きっひひひひ!待って、あひひひ、もうやめ──」 息を吹きかけられたり、突っつかれたり、人差し指で軽くなぞられただけで、疲弊し笑わされてしまった那月にとって、これ以上の責めなど耐えられる筈がない。那月は慌てて静止を求めるが、2人の指は止まらない。背後からワキワキと蠢く2人の指が、那月のワキへとゆっくりと近づき、激しく責め立てた。