正義のヒロイン、レイナの弱点④
Added 2021-10-24 07:48:21 +0000 UTCレイナ 「だっ、だから、一体何をしようってのっ!?あんたらの魔力どころか、物理的な痛みすら効かない私を、一体どうやって苦しめようって言うのよ!?」 不敵な笑みを浮かべるクリスに大きな不安を抱くが、それを悟られないように必死に強がって見せるレイナ。しかし所詮は強がりでしかない。そして何より、拘束されている相手に何も恐れる事など無いティナとクリスは、レイナの気丈な振る舞いなど特に気にせず、今後の責め方を考えていた。 ティナ 「……そう言えば、クリス。ずっと気になっていたんですが、彼女は先程少し様子がおかしかった様に見えましたが…、あれは一体何故でしょう?」 クリス 「私がこれから言葉でじっくり責める事でぇ、マスターにも分かると思うわよぉ?うふふ…❤それじゃあ私は彼女をたっぷり煽ったて焦らすからぁ、マスターは私の指示通り動いてくれるかしらぁ?」 ティナ 「そうですね。その手の責めはあなたの方が私なんかより上手の様ですから、私はあなたの指示で直接彼女を責める事だけに専念します。」 クリス 「じゃあ私はテレパシー能力でマスターに指示を出すわねぇ?」 『こんな風に…❤』 ティナ 「…!?」 (これが、テレパシーですか。便利ですね。) クリス 『残念ながらこっちからの一方通行でしか話せないけどぉ、指示通りに行動して貰えば大丈夫だからぁ。よろしくお願いねぇ?マスター❤』 ティナ 「了解しました。」 レイナ 「ちょっと!聞いてんの!?こんな無駄な事して何になるのって言ってんのよ!!」 自分の言葉を無視する様な敵の態度に、レイナは再び強気に振る舞い声を荒らげた。それにようやく反応したクリスは、ティナにテレパシーで指示を出す。そしてそれを受けたティナは、無言のままレイナの前までやってきた。 レイナ 「なっ、何よ…。」 ティナ 「これから貴女にはたっぷりと苦しんで貰いますが、その前にもう少し準備が必要との事なので、私はあなたの後ろで少し待機しています。」 レイナ 「はぁ?さっき準備は終わったって言ってたじゃない!これ以上何の準備をするってのよ!?」 クリス 「それは私が答えてあげるわぁ❤」 レイナの目の前まで再び飛んできたティナがそう告げると、その場で魔力を発動し、大きな椅子を呼び出した。まるで魔族の大王が座っていそうな雰囲気のその椅子に座りながら、クリスはレイナにしゃべりかけ始めた。 クリス 「さて問題❤これから私はあなたに一体何をするでしょう?」 レイナ 「なっ、何が問題よっ!こっちがそれを聞いてんのよっ!!」 散々この不安な気持ちを抱きながらそれを隠そうとしているレイナは、いつまでもその不安を拭えずつい怒りを露にする。だが動けないレイナなど怖くもないクリスは、マイペースに話しながらレイナを煽り続ける。 クリス 「だからぁ、問題だって言ってるでしょぉ?つまりこれから私がヒントを出してあげるからぁ、それを元に考えてみなさぁい?」 レイナ 「……はぁ。何で私がいちいち考えなきゃいけないのよ…。」 (そうか、こうやって散々引っ張って、私を怒らせようって訳ね。それが苦しみに繋がるか分からないけど、大げさな事をして脅しているだけだと思っておいた方が良さそうね。どうせ私には何も効かないんだし。) 不安な気持ちが表れ余裕がなくなっていたレイナだが、それこそ相手の思うツボだと感じ、一度大きく呼吸をして自分の気持ちを落ち着かせた。実際そっちの方が自分の本来の強気な性格も保てると気が付いたレイナは、しばらくその茶番に付き合う事にした。 レイナ 「まあ良いわ。こっちが何度聞いても教える気は無いみたいだし、どうしても私に答えさせたいって言うなら、さっさとヒントとやらを出しなさい。」 クリス 「考えてくれる気になってくれて嬉しいわぁ❤それじゃあまずはぁ、そうねぇ……。さっきから言ってるけどぉ、あなたを苦しめる為に行うこの行為はぁ、そうやってあなたを拘束しておかなければ意味が無いの❤」 レイナ 「……それ、ヒント?そんな事こっちが何度も質問してたわよ。何の為にこんな拘束までさせたのよ、って。」 クリス 「だからそれにはしっかりとした理由があるんだからぁ、それを考えてみなさぁい?まぁ、もう少し具体的に言うならぁ、そういう体勢で拘束する必要があるって事かしらねぇ❤」 レイナ 「ただ拘束するんじゃなく、この体勢にする必要があるって事…?」 (そうか、だから私の手がギリギリ届く高さに調整したのね。って事は……。) その理由を改めて考えた時、レイナは再び自分の状況を思い出してしまい頬を潮紅させる。そしてそれと同時に、またレイナの中で不安が募ってしまう。改めて考えると、後ろ手に手錠で拘束されたり、ロープで腕と身体を一緒に縛られる様な拘束であれば、動けないのは同じでも身体に力を込めて身構えたり、腕が自分の身体に触れているという安心感が多少なりとも生まれるものである。だが、こうして両腕を真上に上げた状態で拘束されてしまうと、レイナのスタイルの良い華奢な身体のラインが露になる上、腕が胴体の両サイドに触れていない事でモロに空気が触れる感覚を受け、ゾクッと寒気を感じずにはいられなくなる。それは単純に腹部や身体のラインが大胆に露出して素肌が見えているから、という理由だけでは無く、嫌な予感から来る悪寒である。つまり、より“無防備”という感覚を味わう事による不安、と言う事だ。そんな不安や恐怖を敵に見せない様にと、何とかその感情を抑え込み強気に振る舞う為に、レイナは冷静に言葉を紡いだ。 レイナ 「それってつまり、こうやって私が腕を上げていなければ、苦しみを与えられない方法…、って事かしら?」 クリス 「そう…、正解❤」 レイナがその答えを出す前に僅かな羞恥心を抱いた事に気付いたクリスは、喜びを感じ不敵な笑みを浮かべながら立ち上がると、拘束されたレイナに顔をグッと近づける。 レイナ 「なっ…、何よ……。そんな顔を近づけないでくれる…?」 無言のまま不敵な笑みを続け顔を近づけるクリスに、レイナは強い嫌悪感を抱き無防備な身体のラインが再び寒気を感じ、思わず身体が震えてしまう。 クリス 「そんな事よりぃ…、あまりにも綺麗で思わず見とれちゃうわぁ…。あなたのぉ…、こ・こ❤」 レイナ 「うひぃぃいっ…!!?」 レイナを見つめる様に顔を近づけていたクリスが次に狙いを定めたのは、ジャケットを脱がされた結果ノースリーブ姿にさせられ、その状態のまま腕を高く上げるこの拘束を強いられた事で、初めて露になった腕の付け根。透き通る程白く綺麗で柔らかそうな肌触りの、レイナの腋だった。そこを見られてる事に気が付いたレイナは思わず悲鳴に近い声を上げ、ビクッと反応してしまったのだ。 クリス 「そんなに驚く事ないじゃなぁい。実際ぃ、これだけ綺麗なワキを見せつけられたらぁ、私じゃなくたってついつい視線を向けて見惚れちゃうわよぉ?」 レイナ 「だ、だからってジロジロ見ないでよっ…!それに、自分から見せつけてる訳じゃないし…!!」 クリス 「えぇ?見せつけてる訳じゃないのぉ?だったらどぉしてそんなにワキを見せてるのかしらぁ❤」 レイナ 「あんたねぇ…!私が好きで見せてる訳無いでしょ!?そもそも、あんたらの所為でこんな格好で拘束されてるから、仕方なく晒してるだけじゃない…!!」 クリス 「うっふふ…、そうだったわね❤隠したくてもぉ、隠せないのよねぇ?あなたの両手はバンザイされた状態でぇ、しっかりと枷で拘束されちゃってるから…、ね❤❤」 レイナ 「分かってる癖に…!何が言いたい訳!?良いから離れなさい…!!」 自分の意思とは裏腹に、見せつける様に晒されたレイナの透き通る様に美しく白いワキ。まじまじとそこを観察するクリスに、レイナは顔を真っ赤に染めて恥ずかしがる。だがそれも仕方の無い事だろう。このワキこそが、レイナが恥ずかしくて隠しておきたかった部位なのだから。 以前レイナはジャケットを着ておらず、ノースリーブ姿のまま戦っていたのだが、銃を構えたり戦いの最中に激しく動いている間に、何度も魔族からイヤらしい視線をそのワキに向けられていたのである。それどころか、そこに集まっていた一般のギャラリー(男性)すら思わずそこに視線が向いてしまう程、そのワキは美しく男達の性癖を歪ませ虜にしていたのだ。ただでさえワキなんて堂々とは晒したくない部位。どれだけ綺麗に手入れされえようが、そんなワキに視線が集まっていると分かってからレイナは羞恥心を感じる様になり、いつしかそのワキを隠す為にジャケットを羽織る様になったのだ。 そんな見せる事に極度に羞恥心を感じるワキを、こんな目の前でじっくりと見つめられては、相手が例え女性型の魔族でも恥ずかしくて堪らないのである。 クリス 「何でそんなに嫌がるのかしらぁ?これだけ綺麗なんだからぁ、いっそもっと自分から見せつければ良いのにぃ❤」 レイナ 「そんなのどうでも良いでしょ!?そもそも…、んわっ…わ、腋なんて…、見せつけるもんじゃないわよ…!!」 (どいつもこいつも、何でそんな私の腋ばっかり見てくんのよぉ…!) クリス 「もぉ、そんなに怒らなくたって良いじゃなぁい。折角の雰囲気が台無しになっちゃうわぁ。」 レイナ 「……な、何よ雰囲気って。別に、怒ってもないし、あんたがめんどくさい絡み方してきてるだけでしょ…?」 クリスの言葉でレイナはまた自分がまた取り乱している事に気付かされた。クリスもこれ以上レイナの怒りに触れるのは止めよう、といった態度で拗ねながら椅子に座り直した。レイナも怒りと羞恥心を再び沈め、何とか平静を取り戻し静かな怒りだけを露にする。 クリス 『マスター?どうして彼女の様子がおかしかったのか、これで分かったんじゃなぁい?彼女はぁ、ジャケットを脱がされた事でぇ、腕を上げる事に羞恥心を抱いていたのよぉ❤』 ティナ 「…!!」 (そういう事ですか。彼女は腋を晒す事が恥ずかしくて、ずっと腕を上げられなかったんですね。……そうか、もしかして彼女は……。) クリスによって自ら体験した苦しみ。ふとそれを思い出し、それが腋とリンクした時、ティナはある事に気が付いた。そして自分が気付いた事をクリスに伝える為に、レイナの後ろから気付かれないようにこっそりと両手を伸ばした。その手をレイナの腋のすぐ近くまで移動させると、何やら指をワキワキと開いたり閉じたりする仕草をクリスに見せたのだ。 クリス 『そう、そういう事よ❤それで彼女を苦しませる事が出来るって訳❤でもぉ、まだ責めちゃダメよぉ?』 ティナの予想は的中し、クリスが見破ったレイナの弱点を確信したのだ。そしてこれから自分がどうやって責めるのかも理解し、コクっと頷いた。そしてまたティナは、暫く2人のやり取りを静観する事に努めるのだった。 クリス 「ふふ…❤まぁ、改めて考えるとあなたが怒ってるのもそれはそれでぇ、この後の責めを受けたあなたのギャップが楽しめてぇ、意外と良いのかも知れないわねぇ❤」 レイナ 「は…?何よギャップって。…そんな事より、さっさと次のヒントを出しなさいよ。この体勢、結構辛いんだから…。それに、さっさとそれを行って、やっぱり私には無意味だったと理解した上で諦めて欲しいんだけど?」 クリス 「勿論ヒントは出してあげるわぁ?だからそんな風に怒ったりぃ、睨んでくれる程この後の責めを受けたあなたの表情のギャップを想像するとぉ、堪らなくなるって言ってるのよぉ❤」 レイナ 「意味分からないんだけど。」 クリス 「そぉ?ツンツンした表情から“笑顔”に変わったらぁ、より興奮出来るって言ってるのよぉ?❤」 レイナ 「え、笑顔…?」 クリス 「そ❤私はあなたの笑顔がみたのよぉ?だからぁ、これからたぁっぷりと、笑顔にしてあげるわね❤」 レイナ 「何よそれ…?何であんたに笑顔なんか見せなきゃいけないのよっ!それに、あんたらは私を苦しませたいんじゃなかったのかしら?」 クリス 「そうよぉ?私はあなたを苦しませるの。だ・か・らぁ、あなたを笑顔にしたいのよぉ❤」 レイナ 「……はぁ?なっ、何…?言ってる意味がさっぱり分からないんだけど…。」 魔族の目的は苦しみを与える事。なのにその苦しみとは真逆であろう、笑顔を要求してきたのだから、レイナが疑問を抱くのも無理はない。 クリス 「分からないかしらぁ?これも立派なヒントなんだけどぉ?」 レイナ 「これが…、ヒント…?」 クリス 「そ❤つまりぃ、私達はあなたを笑顔にさせて苦しませるのよぉ❤」 レイナ 「だ、だから…、それが意味が分からないって言ってるのよ!何で私がこんな状況で楽しく笑わなきゃいけないの?しかも、それで何で私が苦しむ事になる訳?」 クリス 「あー、それはちょっと違うのよねぇ。」 レイナ 「何が違うってのよ。私が楽しく笑いながら苦しむって――」 クリス 「だからぁ、そこが違うのよぉ?」 レイナ 「は……?」 クリス 「確かにあなたには笑って貰うんだけどぉ、少なくとも…、楽しくはないと思うわぁ?苦しめる事が目的だし❤」 レイナ 「楽しく、ない…?楽しくもないのに、何で笑わなきゃいけないのよ…!そもそも、こんな拘束された状況じゃどっちにしたって笑えないって言ってるじゃない!」 クリス 「いいえ?寧ろこんな状況だから笑えるのよぉ?あっ、それもちょっと違うわねぇ…。こんな風に拘束された状況だからぁ、“笑わされちゃう”、が正解かしらぁ❤」 レイナ 「笑わされる…?えっ…?私が…?」 クリス 「うっふふふ…❤つまりぃ、これから私達が笑わせるの❤枷でしっかり拘束されて無防備になった、笑いたくもないあなたを…、む・り・や・り…、ね❤❤」 レイナ 「は…、はい?なっ、何言ってんの…?私の事を無理矢理…、笑わせる?一体何をする気…!?」 笑わせるという言い方にも不安が過るが、無理矢理という言葉はもっと大きな不安を募らせる。どうやったら笑いたくもない人間を無理矢理笑わせると言うのだろうか…。と、再びレイナは恐怖を感じてしまい身体に悪寒が走った。 クリス 「それはまだ言えないわぁ❤というより、その方法をあなたに気付いて欲しくてぇ、こうやってヒントを出してるんだからぁ❤」 レイナ 「……だったらもっと分かりやすいヒントを出しなさいよ…!こんな意味不明なヒントで分かる訳ないじゃない…!」 (何なのよ…。無理矢理笑わせるとか、意味分かんない…。) クリス 「そぉ?結構良いヒントだと思うけどぉ?なら次のヒントね?上半身だけで良いからぁ、あなたが素肌を晒してる部分を言って御覧なさぁい?」 レイナ 「な、何でよ…?」 クリス 「それがヒントだからよぉ?」 レイナ 「だ、だとしても…、わざわざ自分で言わなきゃいけない理由がどこにあるってのよ…!」 クリス 「もぉ、仕方ないわねぇ?なら私が代わりに言ってあげるわぁ❤まあ顔や首、鎖骨のライン、胸元なんかは普通の服を着てても露出する部分よねぇ?そこまで胸の谷間は見えない事が殆どだと思うけどぉ❤」 レイナ 「どこ見てんのよ…!良いでしょ別に…!」 クリス 「えぇ。問題はそこじゃないものぉ❤まず大事なのは胸の下…、つまりあなたの引き締まったウエスト。お腹やくびれた身体のライン、それから縦に伸びた可愛らしいおへそ…❤」 レイナ 「へそ!?さっきから、私の身体見てばっかり…。」 クリス 「そして何よりぃジャケットを脱がせた事で露になった二の腕と、透き通る様に綺麗な、ワ・キ…❤」 レイナ 「んっく…!……また、腋の話…?お腹とか、へそとか、わ…、腋とか…、さっきから何なの?」 ここで恥ずかしがって慌てる訳にはいかない。先程まで散々翻弄されたレイナはそれを学び、僅かに頬を潮紅させ反応するも、グッと気持ちを抑え込み冷静に言葉を返した。 クリス 「つまりそこが見えてなきゃいけないって事なのよねぇ❤」 レイナ 「……まあ、それは大体分かるわ。じゃなきゃわざわざジャケットを脱がせる意味が無いんだし…。でも、それが何だって言うの…?」 (腋を晒すようにしたのは、やっぱり私が見せるのが恥ずかしいってのを知ってた訳じゃなく、苦しませる事に関係があったからなのね…。でも、お腹とか腋が見えてるからなんだっていうの…?確かに痛みを与えるなら素肌の方が圧倒的にダメージはあるけど、まさかこいつ、私の痛みを防ぐバリアが服に付いてるとか思ってる訳…?だったらこっちは助かるんだけど…。) どれだけヒントを聞いて考えを巡らせても、レイナは自分を苦しめる手段が分からなかった。 クリス 「まだ分からないのぉ?これ以上どんなヒントを出せって言うのよぉ?」 レイナ 「そんな事言われたって…。分からないものは分からないわよ。」 クリス 「じゃあそろそろ…、気付いて貰う為に大ヒントをあげようかしらぁ❤あぁ…でもぉ、この楽しい時間が終わってしまうかと思うとぉ、それも切ないわねぇ。どうしようかしらぁ❤」 レイナ 「……良いから早く言いなさいよ。こっちはもうこの時間に飽きてんのよ。」 クリス 「それってぇ、早く笑わされたいって事かしらぁ❤」 レイナ 「ちっ、違うわよっ!何でそうなるのよっ!…そもそもその笑わせるって、意味わかんないし。絶対にあんたなんかに笑顔なんか見せてやらないんだから!」 クリス 「いいえ?絶対にあなたは笑わされる事になるわぁ?それがあなたの弱点なんだしぃ❤」 レイナ 「じゃ、弱点…?私の…?……何言ってんのよ。私の能力とそれを応用したスキルは無敵よ?そんな私に弱点なんかある訳無いじゃない。」 クリス 「それはあなたが忘れてるだけなんじゃないかしらぁ?きっとそれは、随分昔の…、子供の頃にしか受けなかっただろうから❤」 レイナ 「子供の頃…?そんなの何であんたが知ってんのよ…。」 クリス 「普通は大人になる程それを受ける機会なんてなくなるからよぉ?」 レイナ 「ちょ、ちょっと待って…!?じゃああんたが言う“私を苦しませる方法”って、小さな子供が経験する様な事なの…!?」 クリス 「そうよぉ?これは殆どの子供が経験するじゃれ合いの様なものだから❤」 レイナ 「はぁ…?大人を苦しませる様な事を子供が経験してるってどういう事よっ!しかもじゃれ合い…?そもそも、誰も子供の頃にこんな拘束なんてされた事ないわよ!」 クリス 「そうね。でもぉ、その拘束があるから大人でも苦しみを味わのよぉ?拘束しないとぉ、簡単に抵抗されて苦しみを与えるまでにいかないじゃない❤」 レイナ 「なっ…、何なの…?余計に意味が分からない…。拘束されてるから苦しい…?さっきから何の事を言ってるのか…、さっぱり分からない。」 クリス 「仕方ないわねぇ。じゃあこれが最後のヒント❤私達は抵抗出来ないあなたのその無防備な身体にぃ、“とある刺激”を与える事でぇ、あなたを強引に笑わせて苦しめるのよぉ❤」 レイナ 「とある刺激…?」 クリス 「そ❤ただこの指を、その素肌に触れて刺激するだけの、とっても簡単な方法よぉ❤❤」 そう言いながらクリスは右手の人差し指を立てたかと思うと、それをクニクニと折り曲げたり伸ばしたりする動作を繰り返した。レイナに、「こうやってあなたの身体に刺激を与えるのよぉ❤」と伝える様に…。 レイナ 「指を素肌に触れる…?」 クリス 「そうよぉ?例えばぁ…、さっき言ったあなたの素肌が露出してる部分。ワキとかに、こうやって指が触れたらぁ、あなたは思わず笑っちゃうわよねぇ?」 レイナ 「……えっ?ちょっと待って…!?」 (腋に指を触れた状態で動かすって、まさか…!?) そのヒントにレイナは全てを理解した。指を触れさせて刺激を与える事で“笑い”を誘発する行為で、子供の頃に経験しているお遊びやじゃれ合いの様な事。腋やお腹といった今のレイナが素肌を晒したまま拘束されている事によって、そこに指を触れさせる事でその苦しみを味わう事になるという行為。レイナが子供の頃から本当に苦手としていた、唯一の弱点。今思うとクリスのヒントは全てそれを示していたのだ。 クリス 「うっふふふふ…❤どうやらやっと気付いたようねぇ?」 レイナ 「まっ…、待ちなさい…!!本気で言ってるの!?」 クリス 「本気に決まってるじゃなぁい❤さ、私達はあなたに一体何をするでしょぉか❤❤」 レイナ 「う、噓でしょ…?冗談よね…?私を苦しめる方法って、……まさか、………く、“くすぐり”…って、事…?」 クリス 「ん?」 レイナは自分が気付いた自身を苦しめる方法を答えた。それに対し、クリスは惚ける様な素振りで返した。 レイナ 「いや、だから……、こんな風に拘束された私の事を…、その…、くっ…、くすぐって…、無理矢理笑わせる…、なんて言わないわよね…?」 クリス 「んふふ…、大正解❤❤私達が行うのはぁ…、くすぐりよぉ❤❤」 レイナ 「くっ、くすぐり…!?ほ、ホントにくすぐる気っ…!?」 そう、レイナの唯一の弱点にして、能力やスキルでも防ぐ事が出来ず、笑いながら苦しみを伴う責め。クリスの最も得意で大好きな行為。それは“くすぐり”だったのだ。
Comments
ありがとうございますm(_ _)m くすぐりが分かるまでのシーン、今回もかなり焦らしました🎵
こーじ
2021-10-24 11:17:02 +0000 UTCとても素晴らしかったです! 5章も楽しみにしております!
オッカ
2021-10-24 09:49:54 +0000 UTC