裏切りと反逆12
Added 2021-06-13 13:05:40 +0000 UTC奴隷の身でマーラに反逆したシエラは、奴隷達が今後反逆しない様に地下の採掘場でくすぐり処刑を受け、見せしめにされる毎日を送っていた。多種多様の腕を持つ人造魔物ティックルマシーンに、両腕は真上に上げた状態で手首を束ねる様に、足は肩幅に開かれた状態で地に足を付けたまま足首を、それぞれの腕に捕まれ拘束されていた。拘束に長けた3本の腕はシエラに一切の抵抗や身動きを許さず、残りの数多くの腕は、シャドーティックラーを装備していたり、指先が筆の様に柔らかい素材で出来ていたり、触手になっていたりと、多様なくすぐりを行える様になっていた。 当然シエラにもソフィアと同じ呪いを掛けられており、毎日激しいくすぐりを長時間受けている所為でソフィア以上にくすぐったがりになっていた。更に創造の魔法石によって、くすぐられている間だけ肉体の疲労を回復する作用を施されている為、死ぬ事も許されず長時間のくすぐりを強いられている。あくまで回復されるのは肉体の疲労だけで、呼吸を整えさせる為、そしてくすぐりが肌に慣れない様に、定期的な休憩時間も用意されていた。 地下で採掘を行う奴隷達は、毎日シエラの悶え苦しむ姿を見せられその笑い声を聞かされていた。そのあまりにも無残な姿は、地下で採掘をしていた方がマシだと奴隷達に思わせるには十分すぎる効果があった。おまけに、採掘場には創造の魔法石で作られたセンサー機能を持つ魔物が徘徊しており、少しでも不自然な行動が見られた場合、直ちにセンサーが警報を鳴らし採掘場のいたる所に住み着く虫型のくすぐり魔物が制裁を与える仕組みとなっている。当然そこまでされて反逆する様な奴隷など現れる訳も無く、使用人による監視は無くなっていた。 シエラ 「この見せしめが始まって、どれくらい経っただろうか。磔にされて身動き出来ない状態で毎日毎日くすぐられ、もう私の精神は限界だ。まあそれも全て私が拷問に屈してしまったからか。いや、そもそも最初にここへ連れて来られてしまった事が原因か。はぁ…、正義の女騎士が随分無様な姿になったものだ…。」 この休憩時間、シエラはいつもこんな事ばかり考えていた。話し相手もおらず、解放される事など無いまま一生をこうして終えるのかと思うと、とてもポジティブな考えなど起きない。それ程までにシエラは精神的に追い詰められていた。そんな中、珍しく地下の採掘場に向かってくる足音が聞こえて来た。 マーラ 「あらシエラさん、久しぶりね。まあ、私はカメラであなたの笑い悶える姿を毎日楽しんでいるんだけどね❤」 シエラ 「わざわざ何をしに来た。私に同情して解放する気にでもなったか?」 マーラ 「そんな訳無いじゃない❤今日はお友達を連れて来たのよ?」 ソフィア 「久しぶりね、シエラ。」 シエラ 「ソフィアじゃないか!無事だったか、……随分大胆な服装になってるが。」 ソフィア 「……そうね。あなたも、何とか無事みたいで良かったわ。」 マーラ 「話はそこまでよ。今日はソフィアさんに“くすぐり地獄の刑”を与える為にここへ連れて来たの。」 シエラ 「くすぐり地獄の刑…?それはまた随分と物騒だな。」 マーラ 「そして新しい人造魔物の試運転。私は今やこの世界にくすぐり拷問を広めた第一人者。常に新たなくすぐり手段を考えるのも大変なのよね。私みたいなくすぐり好きには“責める物体”にも拘りがあるし、色んなタイプを作ればそれだけ売れるのよ❤」 シエラ 「下衆いビジネスだな。」 マーラ 「そういう事で、しばらくは2人仲良くここでくすぐられてなさいな。ソフィアさん、今回は特別にマジックハンドを外してあげるわ。精々準備が終わるまで、存分にワキを休ませておくと良いわ。」 そう言ってマジックハンドを取り外したマーラは、ソフィアにバンザイだけ指示して地下採掘場を後にしてしまった。 シエラ 「それ、全く腕が動かせないのか?」 ソフィア 「えぇ、完全に支配されてるもの。でも、こんな風に苦痛なく腕を上げてわきを晒すのは久しぶりよ?さっきのマジックハンドは、私が少しでも腕を上げたら容赦なくくすぐってくるのよ。」 シエラ 「それは大変だな。髪を洗う時とか、食事する時とか、どうしてたんだ?」 ソフィア 「勿論くすぐられたわ。髪を洗う時も、シャワーを流す時も、時間ばかり掛かったわ。食事は口にさえ入れられれば何とかなったわ。勿論入れる瞬間は辛かったけど。それより、あなたの方が辛い生活を送ってたんじゃないの?前にマーラからあなたの事を聞かされたわ。」 シエラ 「まあ、確かにな…。」 ソフィア 「ごめんなさい。私があなたに反逆なんて持ち掛けなければ…。」 シエラ 「何故お前が謝る?私は自らの意思で反逆を試みた。そうしたらお前が共闘を持ちかけて来たんだろ?いや、全てはマーラのシナリオだったか。とにかく、こうなったのは決してお前の所為では無い。寧ろ私が奴らに捕まりここに連れて来られなければ、お前はこうはなっていなかったのかも知れない。私という存在が、お前を巻き込んだのかも知れない。すまなかった。」 ソフィア 「それこそあなたが謝る必要無いわ。あなたはただの被害者じゃない。王国に裏切られ犠牲にされて、こんな生き地獄を味わわされている。」 シエラ 「それも私の強すぎる正義感が原因だ。まあ、全てはマーラが原因という事だ。」 ソフィア 「強いのね。」 お互いを気遣い合い謝罪の言葉を漏らす2人。そんな思い空気の中、ソフィアの足元に大きな魔法陣が展開された。その魔法陣を見て、2人共それが転移魔法だとすぐに気が付いた。 ソフィア 「いよいよその準備って言うのが整ったみたいね。一体どんな魔物にくすぐられるのかしら。」 シエラ 「大きな魔法陣だな。私を責めてくるこの機械の類かも知れない。」 そして光輝く魔法陣から現れた魔物が、勢いよくソフィアに襲い掛かった。 ソフィア 「ひっ…!?なっ、何よこれ…!?」 長い身体のその魔物はソフィアの両足に巻き付き、バンザイ状態の腕を、上から大きな口で飲み込んだ。そしてそのタイミングを見計らったかの様に、支配の力から解放された。しかし当然、腕はバンザイのまま歯の無い大きな口に飲み込まれ、脚は太い身体に巻き付かれ拘束されている以上、動く事は出来ない。やがて足元の眩い光が治まると、ソフィアを拘束した魔物の姿が露になる。 ソフィア 「うっ…、気持ち悪い…!!」 それは大きなムカデのような虫型の魔物であった。一般的なムカデと違うのは、口が大きくトンネルの様になっている、所謂ワームと呼ばれるモンスターの形状である事。そしてムカデ特有の無数の脚の一部が“手”を模しているという事。その気色悪い姿に、ソフィアは大きな嫌悪感を抱きながら恐怖していた。 シエラ 「ワームの類か…!?確かにこいつは見た目からゾッとするな。」 ソフィア 「こんなのにくすぐられるなんて、冗談じゃないわ…!」 思わず身震いし何とか拘束を解こうと身を捩るも、やはりマーラが作り上げた魔物は拘束に特化しており、びくともしなかった。そうこうしている内に、すぐにムカデ型魔物は次の行動に移った。 ソフィア 「んひぃぃいっ!?ちょっ、ひひひひひひひひひひひひ…!きっひひひひひひひひひひひひひひひ、いきなりっ、何するのよぉ…!んふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ…!」 正にムカデの様な脚が数本、突然ソフィアの二の腕や脇腹といった身体の側面や、お腹や太ももと言ったくすぐりに敏感な部分を責め始めたのである。それはくすぐるというよりは、擦るという動作に近いのだが、くすぐりを行う為に生まれたモンスターの脚が身体を擦るだけでくすぐったさを生む。それでも何とか笑い出さずに耐えられるのは、ソフィアは2度に渡る呪いの力で腋だけが極端に敏感なったのに対し、その腋にだけは触れられていないからである。 ソフィア 「んひひひひひひひひひひ、くすぐったぃぃいいい…!!」 シエラ 「気を付けろソフィア!くすぐり地獄の刑だ、こんな生易しい物では――っははははははははははははははははははきゃははははははははははははははははははははは私もかぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!?」 ソフィアを気遣っていたシエラにも、突如いつものくすぐりが開始された。シエラが受けているくすぐり処刑は、機械が睡眠時間や食事の時間を除き、完全にランダムに行っている為、常にシエラは突然激しいくすぐりを受ける事になる。しなやかな指でこちょこちょとくすぐり、指先が筆になっている物はコソコソと優しく撫で上げ、触手がポリポリと掻くように、シャドーティックラーが激しくわしゃわしゃと責め立てたりと、その特徴を生かしたくすぐり方でシエラを苦しませた。 ソフィア 「きっひひひひひ、何よ…あれぇぇえ…!シエラは、っくくくくくくくく、毎日あんなくすぐりを…っぷふふふふふふ、受けていたの…!?」 自分が焦らす様な責めを受けている間に始まったシエラのくすぐり処刑。その壮絶なくすぐりを目の当たりにし驚愕していた。そして、これから自分がそれと同等かそれ以上のくすぐりを受けるのかと思うと、恐怖を感じずにはいられなかった。 ソフィア 「きっひひひひひひひひひひひひひ、いっ、嫌ぁあ!っくふふふふふふふふふふふふふふふふこれ以上、くすぐったいのは……ひゃひぃぃいいいい!!?」 思わず弱気になったソフィアに対し、ムカデ型の魔物は追い打ちをかけた。弱点の腋だけを避けるように責めていた脚が、突然そのがら空きの腋にも触れたのである。そして、間髪空けずにその腋にも触れた足を優しく引っ掻き始めたのだ。 ソフィア 「ひははははははははははははははははははははははははそれダメぇぇえええっへっへっへっへっへっへっへ!!きゃぁぁぁぁあああああっはははははははははははははははははははははそれくすぐったいぃぃいいいいいい!!」 くすぐり方はその他の場所の同じように、擦る様に引っ掻いているだけ。しかし、極端に敏感なソフィアの腋はその刺激にも耐える事は出来なかった。 ソフィア 「うははははははははははははははははははははははそこっ、っははははははははははははははははははははわき引っ掻かないでぇぇええあはははははははははははははははははははははははははそこくすぐったぁぁぁあああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 ただムカデ型魔物の脚が1本ずつ、両腋を優しく引っ掻く責めが増えただけで、ソフィアには耐えがたい刺激が与えられていた。 シエラ 「ひぎゃぁぁぁぁぁあああああああははははははははははははははははははははははははははははくすぐったぃぃいいいいい全部くすぐったぁぁぁああああああああははははははははははははははははははははははは!!早くぅうううあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは止めてくれぇぇぇええええへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 一方、シエラを責める機械も独自の業を発揮して絶えず強いくすぐったさを与え続けていた。多種多様な刺激を与えている事、それをランダムにローテーションさせくすぐる場所を目まぐるしく変化させている事、シエラの身体が敏感になり過ぎた事、今現在もどんどん敏感になり続けている事、創造の力によって肉体の疲労が回復している事、これらの要素は全てシエラがくすぐりに慣れない様に、機械に搭載されたAIが構成しプログラムされているのである。そのプログラムは、その時のシエラの体調や精神状態をも感知し、呼吸困難、酸欠が起きる前に停止するようになっている。だからすぐに開放される事もあれば長時間責め続けられる事もある。だからこの責めがいつ終わるのか、それはシエラには分からない。ただ1つだけ言えるのは、シエラが限界を迎えるまでは止まらない、という事だけである。 シエラ 「んはははははははははははははははははははははははもう無理だぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは脇腹もっははははははははははははははははははははは!!二の腕も、っきゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは全部くすぐったぁぁああははははははははははははははははは!あひゃははははははははははははは腋ぃぃいいいい!?っはははははははははははははははははははは腋は、やはり1番ダメだぁぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 ソフィア 「わきダメぇぇぇぇええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへわきぃぃいいいいいいひひひひひひひひひひひひひ!!もうくすぐらないでぇぇええええぁははははははははははははははははははははははははは!!んひゃぁぁあああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!?だからわきぃぃいいいいいいいっはははははははははははははははははわき嫌ぁぁああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 まるで機械の魔物とムカデ型の魔物が張り合うかのように、今度はソフィアをくすぐるムカデ型の魔物が更なるくすぐりを開始した。といっても、新たに2本の脚を左右の腋に1本ずつ追加して責め始めただけである。だがその硬さと動きは絶妙にソフィアの腋に耐えがたいくすぐったさを与える。それが倍に増えれば、更にくすぐったく感じるのも当然である。 ソフィア 「それキツいぃぃいいいいいキツいってばぁぁぁぁああああはははははははははははははははははははははははは気持ち悪いぃぃいいいい!!くすぐったいぃぃいいいいいははははははははははははははははははははははははははははは!!」 このムカデ型の魔物の脚によるくすぐり。その真骨頂は虫が這うような悍ましい感覚すらくすぐったさに変換させられる事にある。勿論虫が這うだけでくすぐったく感じる者もいれば、それがただ気持ち悪いと感じる者もいるだろう。だが気持ち悪いという感覚の中にも、ムズムズする様な痒い様な、くすぐったさに似た感覚は必ずある。実際、蚊が腕に止まっても、それを感じ取れる人はそうはいない。逆にダンゴムシや大きな蟻が腕を這うように動けば、むず痒い感覚に気が付くだろう。この魔物は、虫と同じ様な質感でありながら虫ではありえない程の大きさ、太さの脚を持つ事で、しっかりと存在感を人間の肌に感じさせる事でくすぐったさを強く与えているのだ。 そんな仕組みをソフィアが理解する事など無いだろうが、この魔物のくすぐる手段はこれだけでは無い。このくすぐったさに考えを巡らせられないソフィアに、その最後のくすぐりを仕掛けた。 ソフィア 「んぎぃぃいいいいいいいあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!?何ぃぃいいいいいっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くすぐったいぃぃいいいいくすぐったいぃぃいいいいいひひひひひひひひひひひひひあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 この魔物は脚の一部が“手”の形になっている。それはつまり脚では出来ない、こちょこちょと激しくくすぐる為に用意された物に他ならない。その余っていた手達が、一斉にソフィアの大胆に露出した肌を埋め尽くす様にくすぐり始めたのだ。 ソフィア 「ひあははははははははははははははははははははははははははうはははははははははははははははははははははははははこれヤバいっ!!!あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはくすぐった過ぎぃぃいいいいいひひひひひひひひひひひひひひ、あぁぁぁぁあああああはははははははははははははははははははこれ止めてぇぇぇえええええ!!」 爪の様な硬い物に引っ搔かれる刺激と、人間と同じ様な器用な指使いでこちょこちょとくすぐる2つの全く違う刺激。それを初めて経験したソフィアはシャドーティックラーの時以上に激しく悶え苦しみ笑い声を上げる。それもその筈である。創造の魔法石さえあれば、そのシャドーティックラーと同じ能力を別の魔物に流用することぐらい訳無いのだ。つまり、この“手”を模した脚はシャドーティックラーと同じ、いや、それ以上にくすぐりに特化するよう進化しているのだ。その力は呪いなど使わずとも、“誰もが必ずくすぐったく感じる”というコンセプトで作られている。その結果、人並み程度だったソフィアの腋以外の部位にも異常なくすぐったさを感じており、それが呪いの力でどんどん敏感になっている為、ソフィアにとっては今までで最も苦痛を受けているのだ。 ソフィア 「ダメぇぇぇええええダメぇぇえええええええへへへへへへへへへへへへへへへこれくすぐったいぃぃい、くすぐったいぃぃいいいいいいひひひひひあはははははははははははははははははははははははは全部くすぐったぁぁあああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!んあぁぁあああああああっはははははははははははははははははははははははははははやっぱりわきぃぃいいいいいいいいいひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!??」 全身に激しいくすぐったさを受け、どこがどうくすぐったいのかも分からず混乱している中、腋をくすぐる手が増えた事で、露骨にくすぐったさの強さが変わり、再び自身の弱点を再確認させられる。そしてはっきりと「くすぐったい」と認識させられた事で呪いの力が強く働き、更に腋を敏感にさせる。これを繰り返される事で、ソフィアはシエラより早いスピードで身体が敏感になっていく。 シエラ 「んぎぃぃいいいいああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはもう限界だぁぁぁああああああああはははははははははははははははははははははは!!早くっふふふははははははははははははははははははははははははは止めてくれぇええええええ!!いやぁぁぁぁあああああっはははははははははははははははははははははは!!全部くすぐったいんだぁぁぁあああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 多種多様なくすぐりで慣れる事の無いくすぐりに限界を感じるシエラだが、自分でも本当の限界は理解できていない。だから限界を感じようが、すぐにこのくすぐりから解放される訳では無い。AIが限界だと認識するまで、その地獄は終わらないのだ。 シエラ 「ひははははははははははははははははははははんぁぁあああああっははははははははははははははははは!!?その触手…っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはそれで腋はくすぐるなと、っははははははははははははははははははははいつも言ってるだろぉぉおおおおおあははははははははははははははははははははは!!それ1番、っきゃははははははははははははははははははくすぐったいんだぁぁぁあああああ!!!!」 何日もこの処刑を受けているシエラは自分でもこのくすぐりでマシな配置と、最も辛い配置が分かっていた。その最も苦手な配置、沢山の極細の触手が激しくちょろちょろと腋の上を踊る様に責めるくすぐりが、シエラの中で最も苦手な責めなのだ。ローションの様な滑りの良くなる液体を分泌するその触手が、敏感な腋をのた打ち回るこのくすぐりが行われる度に、シエラはこうやって訴えていた。だが処刑を行う機械がその訴えを聞く訳が無く、シエラはその腋を無防備に晒しくすぐられる為に捧げる事しか許されないのだ。 シエラ 「いい加減にっ、ひひひひひひひひひひひひひひ、きゃはははははははははははははははははははははははあぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはしてくれぇぇええええええへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!もうダメっははははははははははははあははははははははははははははははははははははくすぐったいくすぐったいくすぐったいぃぃいいいいいいいいいっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!!」 シエラもソフィアも耐えがたい苦痛を受け続け、笑い叫んでいた。地下の採掘場に響き渡る悲痛な叫び。それが止んだのはくすぐりが始まってから2時間後の事だった。シエラが限界だと判断したAIがくすぐりを止め、それに合わせる様にムカデ型の魔物もくすぐりを止めたのだ。 ソフィア 「あっひひ、あはぁ…っはあ…、っひひひ…、っはあ…、っはあ、っはあ、きっひひひひ…!!」 シエラ 「あひぃいい…、ひぃぃい…、っはあ…、ひひぃぃぃ…、っふはあ…、っはあ…っくく、くひひっ…!」 くすぐりから解放された後も、2人は呼吸を整えながら、笑わされていた。それはくすぐったさの余韻が残っている事に加え、2人の身体に異変が起こっていたからだ。 ソフィア 「まずいわ…。っはひひ、肌が…、わきが、くふふふ…、空気に触れる、だけで、っひひ、くすぐったい…!」 シエラ 「私もだ…。っぷふふ、どうやら…、呪いの力がっひひひひ、働き、過ぎたらしい…。」 ソフィア 「きひひひひ、こんな事…うっふふふ、あり得るの…?」 シエラ 「きししし…!ただの、余韻だと、良いんだけどな…。っくくくく、今までこんな事はなかったからな…。っくっくっくっくっく、多分、くすぐりに弱く…っくふふ、なり過ぎたんだろうな…。」 2人に起こった異変、それは呪いの力で体中、特に弱点の腋が敏感になり過ぎてしまい、僅かな空気の動きを肌で感じるだけでくすぐったくて仕方がなくなってしまったのだ。 ソフィア 「これから私達…、っくくくく、どうなるのかしら…。」 シエラ 「流石の私も、っひひひひひひひ…、これは想定外だ…。っふふふふふふ、困ったな…。」 疲弊しながらその状況に困惑し恐怖を抱いていると、すぐに地獄の瞬間が再び訪れた。 シエラ 「んなぁ!?おっおいぃいっひひひ、もう…くすぐるのか…!?」 ソフィア 「もうやめなさい…!っきひひひひひひひ、それ、っくっくっくっくその動き、見るだけでくすぐったいぃいい!」 背後から手を伸ばしたティックルマシーンとムカデ型の魔物。今からくすぐるぞと言わんばかりに、その指をワキワキと動かす。その動きを見るだけでもくすぐったく感じてしまい絶望を抱く2人。 シエラ 「きっひひひひ、やっ、やめろぉぉおおお!まだ休憩がっはははは、いひひひひひひ…、足りないっ!!」 ソフィア 「こんな状態でくすぐられたら、っひひひひひひひひ、んっくっくっくっくっく…!本当に耐えられない…!!」 絶望を抱く中、必死に懇願するもその訴えは空しく、地獄のような責めが再び始まった。 シエラ 「んがぁぁぁああああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはやめっ、やめぁぇぇええあははははははははははははははははははその触手っはははははははははははははははははははははダメだと言ってるだろぉぉぉおおおおおおお!!ひゃはははははははははははははははははははははそれで腋くすぐなぁぁああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 ソフィア 「きゃぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは無理ぃぃいい、無理ぃぃいいいいいっひひひひひひひひひひあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!わきはやめてぇぇぇえええええっへっへっへっへっへっへっへっへ!!それくすぐたいのよぉぉぉぉおおおおおおお!!ひあははははははははははははははははははははははははくはははははははははははははははは!!」 世界を支配した悪女の手に堕ちた2人の地獄は、まだまだ始まったばかりである。いや、寧ろ終わりが見えない程の地獄の未来が、彼女達を待っているのだった。