ティックリー・アドベンチャー 3-3
Added 2021-04-08 12:12:30 +0000 UTCアカネ「………んっ……い、痛っ、くぅ……」 崩れた足場と共に落下したアカネは、気を失っていたらしく目を覚ました途端に身体に走る僅かな痛みを感じた。魔力のお蔭で大きな怪我にはならなかったが、かなりの高さから落下したらしい。上を見上げその高さを確認すると、まだ完全に覚めきっていないぼんやりとした状態でもその高さが良く分かった。魔力による軽減が無ければ確実に死んでいる高さだった。 アカネ「……こ、こりゃ、登るのが大変……、…あ、あれ……?これは…私の、………腕っ!?」 上を見上げながら脱出方法を考えつつ、少しずつ意識が覚醒していく中でアカネは見上げている自分の視界に、何故か自分の両腕が見える事に気が付いた。見上げている状態で自分の両腕が見えている。という事は、自分が両腕を天に掲げる様に伸ばしているからだと理解できる。そしてその不自然さに驚きようやく意識が完全に戻り、自分の置かれている状況を確認した。 アカネ「何で腕を上げて…、って、何これっ!?」 両腕はバンザイするように上げ、機械仕掛けの鉄枷のようなアームに掴まれていたのだ。そして両足は何故か靴が脱がされ素足のまま正面に伸ばした状態で、横長の木製の板に開いた2つの穴に左右それぞれの足首を通して拘束されていた。 横から見るとL字の様なポーズで手首、足首を枷が取り付けられたアームに掴まれ拘束されていたのだ。さらに言えば、お尻や脚は地面に着いておらず、自身の腕を掴んでいるアームに吊るされる様に持ち上げられていたのだ。 そして、自分が落ちる直前の状況を思い出したアカネは、自分を拘束している物の正体を確かめるために背後を確認する。 アカネ「んっ、く…!やっぱり…、あの壁の魔物…!!」 拘束され満足に身体を捻る事も出来ない上に、自身の腕で顔を左右に動かす事も困難な状況でようやく確認すると、予想通り、そこには地割れを起こし自らと共に自分を落下させたプレート型の壁の魔物の姿があった。いや、そのアームや拘束具を見る限り、この壁の正体は機械魔物と言うべきであろう。仕組みまでは分からなかったが、どうやら機械魔物の側面から4本のアームが出現し、自分を捕らえているのだと判断出来た。 アカネ「くっそ!こんな所に落として、こんな拘束して…、一体私に何する気よ…!!」 自分の言葉に対して、機械魔物が答える訳は無いと思っていたが、目的を確かめずにはいられ無かったアカネ。しかし、声に出してしまった事で、アカネはふと嫌な予感を感じてしまった。 アカネ「…!!ちょ、ちょっと待って…!?バンザイさせて、靴を脱がせた状態で、拘束されて…。まさかこの機械魔物…、私を……、くすぐる気じゃ…!?」 急に感じてしまった嫌な予感。それは、この旅を始めてから散々自分を苦しめてきた魔女とその使い魔による攻撃手段、くすぐりだった。使い魔を戦闘不能の状態にまで追い込み、しばらくは無いと思っていたくすぐり攻撃。使い魔達が回復出来る程時間は立っておらず、その攻撃はあり得ないという安心感があったのだが、この“いかにも”な拘束をされると嫌でも思い出してしまうのだ。 アカネ「う、嘘だよね…?使い魔達はしばらく戦えない筈だよね…!?ミツキだってそう言ってたし、実際ライカだってあいつらの魔力なんか感じてないし…!!」 まだくすぐられるとは決まっていない。それに何より使い魔達の仕業でないのは明白だった。しかし、自分の中にある恐怖心は強くなる一方で、アカネは必死にそれを抑えようと自己暗示をかけるように言葉を発する。すると、機械魔物がアカネに答える様に、起動音を立て始めた。 アカネ「なっ、何…!?何が起こってるの!?」 アカネの背後で機械が軌道する音は聞こえるものの、両腕を真上に上げさせられている事で自らの腕が邪魔をし、後ろの様子を確認することが出来ない。それがより不安を煽り、アカネは必死に抵抗しようともがき続ける。 アカネ「ちょ、ちょっと!!何するかぐらい教えっ――いひぃぃいいいい!?」 怪しげな機械音。その音の正体、機械の目的をアカネは身を持って理解させられる事となった。 アカネ「あっはは、なっ何して…っはははは!!」 機械魔物の側面から、機械で出来た骨組みの様な形の手が先端に取り付けられたマニュピレーターが、左右から1本ずつ伸びアカネの伸ばされた両腕を優しく撫でまわしたのだ。アカネはその優しい刺激にくすぐったさを感じ、僅かだが笑い声を上げてしまった。 アカネ「何でっはははは、くすぐってくるのっ!?あっはははははは使い魔はいないのに、何でぇぇぇえええ!?」 今回の旅で自分を苦しめて来たくすぐり。それはティックラーと呼ばれていた魔女の使い魔が仕掛けてくる攻撃手段だった。しかし、その使い魔は戦える状態になく、実際姿を現していなければその魔力も感じない。にも関わらず、突如仕掛けられたくすぐり攻撃にアカネは戸惑いながらも、その攻撃に抗う事も出来ずに笑わされていた。 アカネ「やめろぉぉぉおおっははははははくすぐったいってばぁぁああっははははははははは!!」 堅い機械の指で優しく撫でられている二の腕。普通の人ならばこそばゆいと感じるだけで、決して笑い声を出すような強い刺激では無い。それが弱点ならば話は別だが、もちろんアカネにとってもそこは弱点と呼ばれる場所では無い。しかし、元々くすぐったがりな上にくすぐりという行為に大きな苦手意識を持ってしまった事で、その軽い刺激ですら耐えがたいくすぐったさに感じてしまっているのだ。 アカネ「ぷぐぅぅううっふふふふ…!むっふふふふふ…、くぅぅぅうううあっはははははははは嫌っはははははははははは!!」 何とか笑い声を堪えようとするアカネだったが、やはり一度“くすぐったい”と感じてしまうとより意識してしまいすぐに笑い出してしまう。そんな中で、機械魔物はマニュピレーターを動かし始め、ゆっくりとくすぐる手を下降して来たのだ。 アカネ「うひひひひひ、ひえぇえ!?っはははははちょっと待ってっははははははは待って待ってぇぇぇえええ!!」 二の腕からくすぐる手が下降すれば行きつく先はただ一つである。くすぐったい場所の代名詞の一つであり、くすぐりに強かったミツキの唯一の弱点である腋だ。そこもアカネにとっては弱点では無いのだが、二の腕より敏感なその場所は例え弱点で無くともとてもくすぐったいと感じてしまう場所である。そんな腋をくすぐられる事に感ずいたアカネは必死に身を捩るが拘束は一切振りきれず、無情にも腋は無防備に晒されたまま機械魔物による腋責めが始まった。 アカネ「ぷひゃあああああっはははははははははははははダメっははははははははははは嫌ぁぁぁぁああっはははははははははははは!!」 腋をくすぐり始めた機械の手は、二の腕の時の様な撫でるようなくすぐりでは無く、こちょこちょと激しく指を動かしてくすぐって来たのだ。急激な刺激の変化にアカネは1秒たりとも耐える事が出来ず、すぐに大きな笑い声を上げてしまった。 アカネ「腋やめてぇぇぇえええっへへへへへへへへへくすぐったいってばぁぁぁああっはははははははははは!!そこくすぐらないでぇぇえええ!!」 敏感な部位をくすぐられたアカネは必死に懇願する。すると、機械魔物はそれを承諾するように腋から手を離しくすぐりをやめた。 アカネ「っはあ!はぁ…!はぁ…!はぁ…!はぁ…!はぁ……、はぁ……はぎぃいい!?」 短い時間ではあったものの、抵抗できない状態でのくすぐりからようやく解放され息を整えていたアカネ。しかし、油断しきったその身体に再び刺激が襲い掛かる。 アカネ「いあぁぁあああっははははははははははははは脇腹ぁぁぁあああっははははははははははは!?」 腋から離れた機械の手は、アカネが呼吸を整えている間に脇腹まで移動していたのだ。そしてアカネが油断しきっているタイミングを見計らって再びくすぐりを開始したのである。 アカネ「あっははははははははははダメっダメぇぇぇえええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 骨組みの様な細くて長い機械の手の指は脇腹を多い尽くす程広範囲まで広がり、その堅い指先で引っ掻いたり、アカネの引き締まりつつも柔らかいくびれにグリグリ押し込む様なくすぐりを与えてくる。当然くすぐったがりなアカネに耐えられる刺激では無く、再び笑いながらも暴れて抵抗する。が、何度その行為を繰り返してもやはり拘束はびくともしないのだ。 アカネ「きゃっはははははははははははははそこやめぇぇぇええっへへへへへへへへへへへ!!お腹やだぁぁぁぁあああっはははははははははははははは!!」 抵抗できないアカネに容赦なく攻め手を変えていく機械の手は、脇腹からアカネのお腹に移動させて素早く指先で引っ掻く様にくすぐり始めた。違う部位で違うくすぐったさが生まれた事でまた大きく反応したアカネ。 アカネ「嫌ぁぁぁああああああっははははははははははははくすぐったい!!くすぐったいくすぐったいっはははははははははははははははははくすぐったいってばぁぁぁあああああ!!」 全身敏感なアカネがくすぐったさの刺激にすぐに慣れると言う事は無いが、機械の手は攻め方を目まぐるしく変化させて刺激していく。時には引き締まったお腹をマッサージするように、時にはなぞる様に優しく刺激するように、時には可愛らしいおへそをほじくるように、常に“くすぐったさ”だけを的確に与え続けているのだ。 アカネ「もうやめてぇぇぇぇぇえっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!お腹くすぐったぁぁぁああっはははははははははははははきゃぁぁぁあああっはははははははははははは!!」 しばらくお腹周りをくすぐった機械の手は、再び移動を開始する。今度はホットパンツから大きく露出された太ももを撫でる様にくすぐり始めたのだ。 アカネ「うぎゃっははははははははははははははははははははそこダメぇぇぇええええ!!脚は嫌ぁぁぁぁあああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 足の付け根を強く刺激されたり、太ももを撫でられたり、内腿をこそばされる中で、アカネはこれから自分に降りかかる魔の手に気付き始めていた。 アカネ(この機械の手…、だんだん下に降りて来てる!?) 二の腕から腋、脇腹、お腹、太ももと、くすぐりながら移動する機械の手が徐々に下がってきている事に気が付いたのだ。そして、それに気が付いた事でアカネは更なる恐怖を予感する。 アカネ「きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはもう下がっちゃダメぇぇぇぇえええええへへへへへへへへへへへへへ!!」 くすぐる手が徐々に下がっているという事は、その手の最終目的地は身体の末端である事は間違いない。つまり、アカネが最もくすぐりに弱い足の裏が最終的な目的地になるという事なのだ。それを感じつつあるアカネは、機械の手の動きに恐怖していたのだ。 そして、その恐怖を更に煽るかのように機械の手がくすぐる場所を再び移動させた。 アカネ「あっひゃぁぁあああっははははははははははははあっはははははははははははははもうやめてぇぇぇええええっははははははははははははははははははははははあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 太ももの次は膝だった。当然アカネもそれを予想出来ていたが、だからと言ってその刺激に耐えられる程アカネはくすぐりに強くない。寧ろ“くすぐったがり”と自覚している上で膝への刺激が想像出来てしまう事で、より敏感になってしまっていたのだ。それが原因で、優しく膝を撫でられているだけで大きく反応してしまっているのだ。 アカネ「もうダメっははははははははははははははははこれ以上はぁぁああっははははははははははははははははははははははは移動しないでぇぇぇええええええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 太もも、膝をくすぐられた後に残るのは足の裏だけ。アカネもそれに気付いて、いっそ膝をくすぐり続けて欲しいとまで思っていたが、その膝も堪らなくくすぐったいのだ。アカネ自身知らなかった事だが、腋やお腹周りよりも、太ももや膝の方がくすぐりに弱かったのだ。 アカネ「膝ぁぁあっはははははははははははははくすぐったいっはははははははははははははくすぐったいってばぁぁああああ!!ひあぁぁああっはははははははははははははははくすぐったいくすぐったいぃぃぃぃいいいいっひひひひひひひひひひひひひひ!!」 拘束された状態で膝をくすぐられた事など無い上に、腋やお腹、足の裏と言ったくすぐったい所の代名詞では無い所が想像以上にくすぐったかった事に、アカネは笑わされながら戸惑い激しく抵抗していた。その反応を見て機械の手は、くすぐり方を変えながら膝を集中的にくすぐり回していた。 アカネ「膝やだぁぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!もうくすぐらないでぁああっはははははははははははははははははははははははははははははは!!移動して良いからぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは膝くすぐるなぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 くすぐったがりなアカネが特に弱い脚、その膝をくすぐられ続けて耐えられる訳が無い。そしてついに自らくすぐる場所を懇願してしまうのだった。次に機械の手が移動する場所は自分の最も苦手とする足の裏であると分かっていても、今の刺激から解放されたい一心でそう口にしてしまっていたのだ。そしてただの偶然なのか、アカネの願いを聞き入れたのかは不明だが、機械の手はアカネの言葉を聞き入れたかのようなタイミングでくすぐる場所を移動させたのだった。アカネの最大の弱点である、足の裏に。 アカネ「ひゃぁぁぁぁあああああああああああっはははははははははははははははははははははははははははははははははははダメぇぇぇぇぇぇえええええええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっ!!足の裏やばぁぁぁぁあああああいっひひひひひひひひひひひひひひひ、きゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはくすぐったすぎだってぇぇぇえええええ!!」 膝への刺激に耐えられず自ら場所を変えて欲しいと懇願した結果、地獄の到来を早めてしまっただけだった事に身を持って気付かされたアカネ。足の外側から抱え込むように指を出して足の裏をくすぐる機械の手は、絶妙な力加減でくすぐってくる。 アカネ「んはははははははははははははははははははははははははははははくすぐったぁっははははははははははははははははははははははははくすぐったいくすぐったいくすぐったい!!っひゃははははははははははははははははははははははははあっははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 ここで機械の手は敏感な足の裏の中の更なる弱点を探り始めた。側面の辺りから踵へ移動すると、そこを指先だけ触れる様に素早くくすぐり出したのだ。 アカネ「いやだぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは踵くすぐったぁぁぁあああっははははははははははははははははははははははは!!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃダメだってぇぇぇええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 ちょっとでも足を動かしてくすぐりから逃れようとするも、足を正面にピンと伸ばした状態で拘束されては、脚を引くどころか膝を曲げる事も出来ない。今のアカネに出来る抵抗は足先をバタバタ動かしたり、指に力を込めて足の裏をキュッと縮こませる事だけだった。しかし、くすぐられているのは踵であるが故に、そんな事をしてもくすぐったさが和らぐ事など無く、アカネは足の裏に襲い掛かる地獄を味わい続けていた。 アカネ「わははははははははははははははははははヤダぁぁぁぁあああっはははははははははははははははは嫌だってばぁぁぁぁあああ!!っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはくすぐったい!!くすぐったいっ、からぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 どれだけ脚を動かそうともがこうが、足先をバタつかせようが、決してその機械の手からは逃れられない。それを良い事に、機械の手は淡々とアカネの踵をくすぐり続けるのだった。 アカネ「足の裏やめぇぇぇええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!きゃっはははははははははははははもう無理ぃぃぃいいいっひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 踵以上の反応を求める為に、機械の手は更にアカネの足の裏を探り始めた。そして、その手を足の裏に触れさせたまま踵から少しずつ手を上昇させたのだ。 アカネ「きひぃぃぃぃいいいいいいいっ!!?ふっひひひひひひひひひひひひひひ、くははははははははははははははまっ…待ってぇ!!あっははははははそこは――」 踵の少し上に機械の手が移動しただけでアカネは大きく反応してしまった。それはくすぐったさが上昇した事に加え、その先にある自身の最大の弱点をくすぐられてしまうと意識してしまい、それに恐怖を抱いたからである。 アカネ「きっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、そこはダメぇぇぇえええ!!はっははははははははははははははははいぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やめっ…やめてぇぇぇえええ!!」 必死に静止を求めるが、機械の手はアカネの言葉など聞き入れず、アカネの敏感な部分を求め移動を続ける。そしてついに、全身くすぐったがりなアカネの特に弱い足の裏、その中の最大の弱点である、土踏まずに辿り着いた。 アカネ「ひぎゃぁぁぁあああああっはははははははははははははははははははははははははははははそこはダメだってばぁぁぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!土踏まずぅぅううぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはくすぐったぁぁああっはははははははははははははははははははははは!!」 いくら足の指に力を込めて縮こまらせても土踏まずを守る事は出来ず、アカネは必死に脚を動かそうと暴れ出す。といっても、その足の裏は機械魔物にくすぐられるのを望んでいるかのように晒し出されている。 アカネ「ぷひゃぁぁぁぁあああああっはははははははははははははははははははくすぐったいぃぃぃいいいい!!!っははははははははははははははははもうやべでぇぇぇぇええええええくすぐらないでぇぇぇぇええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 アカネの反応が大きくなったのに気が付いた機械魔物は、土踏まずこそがアカネの最大の弱点だと判断した。そして今度は土踏まずをどのようにくすぐるのが1番効果的かを探り始める。機械の手は、左右それぞれ人差し指1本だけを使って優しくなぞり始めた。 アカネ「うひゃはははははははははははははちょっ…っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはそんなくすぐり方ぁああっははははははははははははははやめてぇぇぇぇえええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!くすぐったいぃぃいいっははははははははははくすぐったいからぁ!!」 弱点を探していた時は5本の指で撫でる様に、今度は人差し指でなぞるように。指の数は減ったが刺激は撫でるよりは強くくすぐった事で、より一層アカネの反応が良くなったのを機械魔物は見逃さなかった。アカネには強い刺激の方が反応が良いと考え、機械魔物は人差し指でのくすぐりをもっと強い刺激に変えるべく、今度は引っ掻く様にアカネの土踏まずをくすぐり始めた。 アカネ「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ嫌ぁぁぁぁあああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!それダメぇぇぇぇええええええええええ!!きゃぁぁぁああああっははははははははははははははくすぐったいくすぐったいくすぐったぁぁぁああああい!!」 機械の手による堅い指で激しく引っ掻くくすぐり方は、アカネが最も苦手とする刺激だった。それを最大の弱点に受けているアカネのその暴れ方を見れば、死ぬよりも辛い刺激を味わっている事など一目瞭然だが、無情にもその足の裏は機械の手にくすぐられる為に差し出されているかのように拘束されている。無我夢中で足先を動かして抵抗したり、指に力を込めて抵抗するが、やはりその刺激が軽減される事は無い。そこへ追い打ちをかけるように機械の手はアカネに更なるくすぐったさを与えて来たのだ。 アカネ「うぎゃぁぁぁああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはそれヤバぁぁぁあああっはははははははははははははははははははははくすぐったすぎぃぃぃいいいっひひひひひひひひひあっははははははははははははははははははははははは!!お願ぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはそれだけはやべでぇぇぇぇぇええええええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 先程まで人差し指1本だけで土踏まずを引っ掻く様にくすぐっていたが、それを今度は5本の指全てを使って激しくくすぐって来たのだ。それまでも経験した事の無い程の強烈なくすぐったさだったが、それを更に凌ぐ程の地獄の様なくすぐったさに、アカネは目を見開きながら涙を流し、満足に呼吸も出来ない程笑わされ悶え苦しんでいた。 アカネ「うひゃぁぁぁぁあああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはくすぐっだいっくすぐっだいぃぃぃぃいいいいいい!!きゃはははははははははははははははははははははははは苦しいっはははははははははははもう笑いたくなぁぁぁぁあああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!ぐるじいってばぁぁぁぁああああああはははははははははははははははははははははははははやべでぇぇぇぇぇえええええええええ!!」 機械魔物の細長くて堅い指は、それぞれが独自に動いて足の裏を刺激している。人間の手ではありえない角度から攻撃を仕掛けて来たり、その指が細長いが故に広範囲に広がるくすぐったさが、無数の指に足の裏全体をくすぐられていると錯覚させてしまい、アカネはよりくすぐったさを強く感じてしまっていた。 アカネ「くすぐっだぁいっははははははははははははやぁぁぁああああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは誰かぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはミツキぃぃぃぃいいいいっひっひっひっひっひっひっひっひっひライカぁぁぁあああああっははははははははははははははははは助げでぇぇぇぇえええええええっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!!」 自分ではどうしようも出来ないくすぐり地獄を前に、アカネは崖の上にいる仲間の名を叫んび助けを求めた。だが、この時のアカネは気付く事など出来なかった。いや、その余裕すらなかった。ミツキとライカなら、アカネが機械の魔物と共に崖に落ちた時点で心配し声をかけるか、すぐに崖に下りてきて助けに来る筈である。しかし、どれだけ笑い悶えていても、泣き叫んで助けを求めていても、未だ2人は駆け付けて来てはいないのだ。その理由はただ1つ。2人も、同じ目に遭っているからである。