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ロイヤルメイド長ベルファストが機動兵器に敗北してアクメビーム敗北宣言をキメるお話

最後はベルファストです。アズレンの戦闘エロは非常に捗る。余裕あったので趣味枠のオマケ入れてあります。巨大アクメビームっていつから、つい……。


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「もぬけの殻……? これは一体、どういった作戦なのでしょう」


 アズールレーンのKAN-SEN、ロイヤルメイドのベルファストは無人の母港に眉を顰め疑問の声を零した。母港は母港でも、彼女が立っているのはアズールレーン側のものではない。戦争相手であるレッドアクシズ側の母港だ。

 アズールレーンとレッドアクシズの戦争の最中、ベルファストはレッドアクシズ側の母港に単身攻め込み制圧していった。軽巡洋艦である彼女だからこそできる電撃強襲によって、母港は機能不全に陥る重大なダメージを受けた、はずだった。

 ベルファストが疑問を抱いたのは、制圧を開始してからしばらく経った頃だ。最初は複数の艦船が彼女の強襲を察知して防衛を開始していたのだが、そこからしばらく経過した段階で早々に迎撃行為を止めて撤退を始めた。

 早すぎる撤退の判断に不信感を覚えながらも、ベルファストはレッドアクシズの母港を着実に制圧していたのだが、調べていくうちに重大な事実に気がついた。


(データベースから、レッドアクシズの情報が消去されている? 母港から完全にデータを消去するのなら、入念な準備が必要不可欠なはずです)


 まさか、部隊を総括する施設からボタン一つで情報全てを消去するなど簡単にできるとは思えない。こういった情報には複数の者が関わる機密がある。それら全てを証拠を残さず不満を持たせず、ましてや襲撃の最中に消去しつつ撤収するなど不可能だ。

 つまりベルファストが触れたデータは、事前に削除されていた。或いはベルファストの襲撃を見越して、何者かが即座に削除できる準備を整えていた。


 恐らくは正解に近い答えに辿り着いた刹那、ベルファストは情報施設の壁を撃ち抜いて脱出した。直後、部屋は跡形もなく爆発した。

 ベルファストは冷静な判断で海面に着地する。艦船らしく、海の上へ優雅に立った彼女は目を細め襲撃者を見遣る。


「何者です?」


 そう、爆発は自爆ではなく何者かの襲撃によって起こされた。それを見抜いていたベルファストは、黒煙をボシュッと切り裂くように貫いた者に問いかけた。

 しかし、彼女の前に現れたのは問いかけに応えられるような者ではなかった。ソレは背中から推進剤を吹かせ、バーニアとして姿勢制御を行い降り立つ。


「……機械兵器?」


 それは所謂ロボットだった。KAN-SENが用いる艦砲や航空機といった人の形をしたモノが操る兵器ではなく、人の形をしたモノ自体が戦い動く。言うなれば機動兵器といったところだ。

 だが、この世界ではセイレーンにより旧式の機械兵器はほとんどが無用の長物となった。特に破壊を目的としたものは、艦船の存在によってその存在価値を無くしている。

 ベルファスト自身、機械兵器と口にしながらもその目で目撃したのはこれが初めてのことだった。ちょうどその時、彼女の頭に作戦前に耳にした噂話が過ぎった。


「レッドアクシズが開発していたという新型兵装……その正体は、自立型の対人ロボットでしたか」


 敵軍はある自立式兵器を開発している。今回の作戦には、その破壊も含まれているというものだ。無論、強襲作戦を実際に担うベルファストにはその件は伝えられておらず、あくまでアズールレーンの中で流れる眉唾物の噂でしかなかった。

 けれど今、ベルファストの前にはその噂が的を射るような存在が立っている。作戦が漏れていたとしか思えない鮮やかな撤退と情報操作。嵌められたのはレッドアクシズではなく、ベルファストだったのかもしれない。


「ですが、ご主人様から与えられた任務遂行の障害となるものは、ここで掃除させていただきます」


 それでも為すべきことに変わりはない。優雅で美しく、ロイヤルの矜恃に恥じない姿でベルファストは任務を続行する。

 この人型兵器が主が示す己の道を阻むというのなら、徹底的に排除するまでのことだ。


 ――――――ベルファストに思い違いがあったとするなら、そのロボットは対人兵器ではないという点だ。


 敵対意識を感じ取ったように機動兵器は両肩に武装を展開した。その形はスピーカーに似ていた。


「音響兵器……使わせるわけにはいきませんね」


 ベルファストの反応は迅速だった。豊富な兵装を素早く使いこなす軽巡洋艦らしく、腕に装着した砲身の照準を機動兵器の肩へ定める。

 脱出時に壁を破壊した一撃だ。如何に強固な装甲でも当たれば破壊は確実だ。否、撃つことができれば、だ。


「……ッ!?」


 不意にベルファストが照準を打ち消し距離を取った。自らの異常を察したが故の素早く、素晴らしい判断力だ。

 その判断があと少し遅ければ、ベルファストはロイヤルメイドにあるまじき醜態を晒していたことだろう。そこに〝ありもしない砲身〟を頼って攻撃しようとするなど、マヌケという他なかった。


(艤装が打ち消された。再展開は不可能。魚雷も封じられていますね)


 つまり、艦装がすべて封じられている。ベルファストは機動兵器が放った特殊な電波干渉の効果に結論を下した。

 電波範囲内すべてのKAN-SENから、艦の力そのものである艤装の展開権限を略奪する。

 対人用ではなく、この機動兵器は対KAN-SEN用。それも無力化するだけではなく、殲滅することに特化している兵器だ。


「厄介ですね……ですが、破壊手段がないわけではありません」


 艤装を封じる機能は極めて危険性が高く、警戒すべきものだ。

 だからこそ、ベルファストはここで退くわけにはいかなかった。敵が撤退した理由は、艤装封印兵器がまだ敵味方の識別を付けられないからだろう。しかし仮に研究が進み、識別可能となった時の被害は計り知れない。

 ならばここで捕獲、最低でも破壊してデータを持ち帰らなければ、機動兵器の存在でレッドアクシズとの戦争にアズールレーンが敗北することになる。

 艦船の武装が封印された状況でもベルファストに動揺はなかった。艤装が表面上展開できないだけなのか、身体能力は低下している様子はない。


「ご主人様のためにも、レッドアクシズの新型兵器……討たせていただきます!」


 その高い身体能力を活かした徒手空拳。ベルファストは武術にも秀でており、機動兵器を素手で対処することを選んだ。

 ここまでの判断にミスはなかった。ベルファストは常に冷静沈着で、素晴らしい判断力を持つと主にもお墨付きの評価をもらえるだろう。

 もしも失策があったとするのなら、自身の実力を過信しすぎて、KAN-SEN殲滅兵器の機能性を過小評価しすぎていたことだろう――――――


「はぁぁぁッ!」


 海の上を駆け抜けたベルファストは、大きなメイド服とは思えない俊敏な動きと軽快な打撃を機動兵器に見舞う。風を切り裂く拳に、スカートを華麗に閃かせ放つ蹴り。徒手空拳で充分だと、自負するだけのことはあった。


(ッ、速い……いえ、これは、攻撃を読み切られた!?)


 だが、機動兵器はベルファストの攻撃を難なく避けてみせた。その動きは敵ながら鮮やかとしか言いようがない。

 反撃(カウンター)が来る。彼女は確信を持って退いた。けれど鮮やかな回避に付随した速やかな反撃を見窄らしい動きで避けきれるわけがない。


 ヒュン……ビリビリッ♥♥ たっっっぽんっっ♥♥♥


「……なっ♥」


 ベルファストの声色が初めて上擦る。それもそのはずだ。機動兵器の斬撃が掠めた胸元から、たわわな乳房が丸ごと飛び出してきたのだから。

 胸のクーパー線を気にする必要がない艦船は人のようにブラを着用しない。メイド服が切り裂かれれば、爆乳が零れて弾むのは自然なことだった。

 戦場で大胆に暴れ回るPカップのデカチチをサッと手で抑えながら、ベルファストは退く。


「まだですっ」


 しかし、即座に攻撃に転じた。無論、胸を隠しながら戦うなどという侮りを優雅なロイヤルメイドが行うはずもなく、爆乳をブルンブルンと弾ませながら拳や蹴りを機動兵器に撃つ。

 物の大きさが大きさなため、千切れそうなくらい激しく揺れて跳ねて伸びる。時には顔に当たりそうになるほど強い打撃を放つが、機動兵器は軽やかに回避してベルファストへ的確に反撃を打ち込んだ。

 そのうちの一撃が、ベルファストのスカートを真下から半分に切り裂くように打たれる。


「しま――――お゛ぅ゛う゛ぐッ!?♥♥♥」


 艦船は人間と似た構造を持つ。差があるのは耐久力だが、どうしても強度が弱い部分は似通っている。

 股間を『コッチ〜〜ン♥』と直撃するカウンターに、ベルファストは白目を剥きかけ鼻水を噴き出しながら、両手で股間を抑えて悶絶する。痛みを堪えるために噛んだ下唇が、彼女の華美な顔をとてつもなく無様なものに変えていた。

 そうしてへっぴり腰になったベルファストの背後を機動兵器は容赦なく狙う。胸に劣らずスケベに巨大なケツ肉を、スカートを引き裂いて瞬時に晒す。露になったのは大人びた白いガーターベルト付き純白パンティ――――――そこにみっともない皺穴が浮かぶように機械は指で貫く。


「う゛ッッッお゛!!!?♥♥♥」


 大人の色香を消し去るようにカンチョーがブスッと刺さり、ベルファストは唇を尖らせ野太い悶絶声を響かせた。しかし、機械兵器の攻撃はここからだった。


 バチバチバチバチバチィィィィィィィッ!♥♥♥


「お゛ぎゃッッががががががが!!?♥♥♥♥ あ゛べべぺべぺえ゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!♥♥♥♥♥」


 なんと尻穴から電流を流し込み、ベルファストを色白い電撃で包み込んだ。爪先を立たせながら仰け反り悲鳴を上げる美しいメイド長。

 電撃には艦船の感覚を狂わせるある物質が含まれていた。そのせいなのか、悲鳴を上げるベルファストの口が勝手に言葉を紡いでしまった。


「イ゛ぐイ゛ぐイ゛ぐう゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!♥♥♥♥♥」


 ぷしゅぷしゅぷしぃぃぃぃぃぃぃ……♥♥♥


 快楽電流による強制絶頂で、ベルファストは潮吹きと放尿が混ざりあった恥汁で装束を思いっきり濡らしてしまう。清らかな海に優美な艦船としてあるまじき淫らな液体を滴らせた彼女は、屈辱と羞恥で何とかカンチョー電流から脱出した。


「はぁ、はぁ……でやぁぁぁッ!」


 ボロボロになりながら、不屈の闘志で機動兵器に立ち向かうベルファストだったが、爆乳と汚れたパンティを曝け出して戦う彼女の抵抗は全て避けられていく。

 傍目から見る分には、優雅を謳うロイヤルメイドより機械兵器の方が優雅に戦いを進めている。逆に言えばベルファストはロイヤルメイドにも関わらず、みっともない動きを晒してしまっているのだった――――――――




「はっ♥ はっ♥ はぁっ♥ はぁーー……っ♥」


 数分後、ベルファストはボロボロになったメイド服と荒い息を晒していた。対して機動兵器は全くの無傷。大口を叩いておきながら、一撃も与えられないどころか完全に返り討ちに遭っていた。


(こ、このままでは……やられて、しまう……っ♥)


 いや、既に敗北は決定している。機械兵器の快楽攻撃は的確にベルファストの体力を削り、もはや撤退すら許さぬ状態に彼女を追い込んでいた。

 そのことにはベルファスト自身、そして機動兵器も察知していた。だからこそ兵器は、決して彼女が避けられないと計算し初めて先手を取った。


「な……手足が分離して……!?」


 手足が分断されてアームとなって伸びると、ベルファストの手足を掴んで拘束する。そのまま宙に浮かべて無力化した。


「く、放しなさいッ!」


 ベルファストはもがくが、散々反撃を受けてきた彼女に振りほどく体力は残されていなかった。大の字で囚われた彼女は、機動兵器の本命攻撃に目を剥く。

 胴体が全く異なる形に変形し、KAN-SENが保有する艦砲を遥かに超えるサイズの砲身をベルファストへ突きつける。チャージは即座に開始され、ピンク色のエネルギーが収束していく。


「……ッ♥」


 粒が肌に触れるだけでわかった。これは、決して受けてはならないものだと。その巨大な『アクメビーム』を艦船が受ければ、絶対に無事では済まないことをベルファストは察して息を飲んだ。

 チャージは着実に進み続けている。このままでは、後十秒も経たずにビームがベルファストを呑み飲む。何とかして脱出しなければならないが、彼女は武装も出せなければ体力もなく装備までボロボロだ。

 下品なデカチチやデカケツ、果ては失禁して濡れたマン毛までだらしなく晒した無様メイド長に、打つ手がないことは明らかだった。


「……なるほど。これがレッドアクシズ、そして機動兵器の力。感服いたしました」


 だが、ベルファストはロイヤルメイド隊のメイド長。いついかなる時も、冷静沈着で狼狽えることはしない。それは最期を迎える時まで、気丈な態度を崩さず貫くことで成し遂げられる。

 身体は無様に落ちぶれようと、心までは屈しない。ベルファストは最期まで優美なメイド長であらんと真っ直ぐに殺意の光をその目に収めた。


「ですが、これだけは覚えておいてくださいませ。私一人を討ったとしても、アズールレーンは反逆の光に屈することはありません。まして、このように品性なき機動兵器になど、膝を突き頭を垂れることは、決していたしません!」


 兵器とレッドアクシズを挑発したその直後、ベルファストはありえないほど巨大な光に身を包まれた。

 呆気に取られる彼女は、それが超極太のアクメビームであること、そしてビームは巨大であればあるほど発生する破壊力が増すことを知る。

 破壊力とは勿論、絶頂の大きさに他ならない。


 ヴオ゛……ッッッ!!♥♥♥♥


「あ゛――――――へえ゛え゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?!?!?♥♥♥♥♥♥♥」


 全身を呑み込まれる形でビームの直撃を喰らったベルファストは、直前までの態度が吹き飛んだ。ロイヤルメイドの矜恃、プライド、気品。優雅に関わる全てが、圧倒的な絶頂の前では塵に等しい。


「う゛ほお゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーーーーーーーーーーッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥♥♥♥」


 白目を剥いたベルファストのメイド服がアクメエネルギーで消し飛ぶ。本来破壊能力を持たないビームだが、束になって超高出力化した状態でのみ物理的な破壊現象を引き起こすのだ。

 服が吹き飛ぶ超高濃度アクメエネルギーをモロに受けたベルファストは、意識を保っていられなかった。正確には意識が飛んだ次の瞬間、強烈な絶頂を味わう次の意識が目覚める。失神と絶頂を一瞬のうちに何百回と繰り返す状態に陥った。

 仰け反り体液という体液を、全身の穴という穴から吹き散らかすベルファスト。身動きが取れないまま悲鳴を上げて絶頂し続ける。

 殺人的な絶頂信号は途絶えることはない。KAN-SEN殲滅用兵器の名に恥じることなく、絶頂で艦船の神経や思考が使い物にならなくなるまでイかせるのだ。


「イ゛ぐイ゛ぐイぐイ゛ぐイ゛ぐッッッッ!♥♥♥♥♥♥ またイグーーーーーーーーッ゛!♥♥♥♥♥ やべ、やべでぐだざい゛まぜえ゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーッッッ!!!!♥♥♥♥♥♥」


 如何なベルファストと言えど、精神の均衡をロイヤルの誇りへ重きを置き続けるというのは、絶対に不可能なのである。


「ごべん゛なざい゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ ゆ゛っ、ゆるじ、ゆるじでえ゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!♥♥♥♥♥ こーふぐじま゛ずっっっ♥♥♥♥♥ ごーぶぐじゅりゅう゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥♥♥」


 もう必死でしかなかった。メイド長としての尊厳などかなぐり捨て、一刻も早くこのアクメ地獄を終わらせたいと野太く下品な雄叫びで敗北を宣言する。声を制御し淑女として勤めを果たす、なんて言葉は今のベルファストには通じない。いや、このアクメビームを受けた者には誰であろうと通じるわけがない。

 しかし、機動兵器はベルファストの敗北宣言を一切聞き入れることなく、それどころかビームの出力を引き上げていく。これが限界ではなかったのかと、ベルファストは仰け反りアクメをキメながら絶望した。


「ほん゛ぎょへえ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥♥♥」


 マヌケすぎるイキ声が響き渡る。ビームはベルファストが完全に壊れるまで、照射され続けるのだった――――――――




 ロイヤルの前線部隊とレッドアクシズ側の前線部隊衝突まで残り僅かと迫る中、防衛ラインの維持を担うイラストリアスとフォーミダブルは一抹の不安を顔に浮かべていた。


「イラストリアス姉さま、この布陣で大丈夫なのでしょうか……KAN-SENの艤装を封じる兵器。そんなものが本当にレッドアクシズ側にあるのなら……」

「……確かに、悪しき光が大きくなっています。けれどフォーミ、不安にならないで。指揮官様と私たちの力を合わせれば、レッドアクシズの野望を必ずや阻止できる。そう信じましょう」


 ロイヤルメイド長との連絡が途絶えてから、もうかなりの時間が経っている。

 作戦が予定通り進んでいれば、レッドアクシズの補給路は奇襲によって絶たれて戦力は大きく低下している。しかしそうでない場合、アズールレーンは予測にない戦力に押し潰されることになる。

 さらに、軍部で噂が広がりつつある対KAN-SEN殲滅用の機動兵器が部隊の不安を無用に煽っていた。そんな懸念を抱えるのは妹のフォーミダブルだけでなく、姉のイラストリアスも同じようだ。


「指揮官様はレッドアクシズの戦力を充分に警戒し、決戦計画艦の出撃を決定しているわ。彼女たちの力があれば、たとえ噂の兵器が使用されようと対抗できるはずよ。だからフォーミ、不安になったらいけないわ。私たちが指揮官様の采配を信じられなければ、皆まで不安にしてしまうわ」

「姉さま……ええ、そうですわね。不安になり、気持ちで負けてしまっては駄目ですわ! レッドアクシズの野望は、絶対に阻止してやる……んですわ!」

「ふふ、ええ。その意気よ」


 決戦計画艦はネプチューン、プリマスといった強力なロイヤル艦が複数投入されている。レッドアクシズがどんな秘密兵器を抱えていようと、ロイヤル陣営の戦力を削り取ることは難しい。


 これから始まる戦争を前に士気を上げていくイラストリアスとフォーミダブル。視界の端に、おかしな影が映ったのはその時だった。


「……え? い、イラストリアス姉さま、上空に敵影! あれは、艦載機……じゃない!? なんですのあれは!」

「艦砲が、浮いている……?」


 空中に浮く巨大な砲身。それは艦載機や航空機の類ではないこと、ロイヤルの警戒網を容易くくぐり抜けてきた驚異的なステルス性を持つことだけを明らかにした。

 慌てて迎撃しようとする姉妹だったが、艤装を展開できないことに気づいて顔色を青くする。


「艤装が……出せない! ま、マズいですわ!」

「まさか、あの新型兵器はレッドアクシズの……あ、悪しき光が、あんなにも濃く……!」


 砲身にピンク色の光が収束し、辺り一帯を包み込む極太の光線が照射される。


「い、イラストリアス姉さ――――――」

「いけないフォーミ、逃げ――――――」


 ヴオ゛ォ゛ン゛ッ゛!♥♥♥


 凄まじい音を響かせながら戦場を光が包み込んだ。当然、イラストリアスとフォーミダブルもその輝きに全身を呑み込まれる。


「お゛ほお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛ッ゛!!!?!?♥♥♥♥♥♥」

「の゛ぎょほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!???♥♥♥♥♥♥」


 姉妹の美しく気品に溢れた姿は、その瞬間に消滅した。美貌は絶頂に染まり、ドレスは刹那の間に膨大なアクメエネルギーで消滅する。

 光の中でアヘ顔を晒したイラストリアスとフォーミダブルは、豊満な裸体のボディと下品なイキ声だけを外にしろしめす。

 ロイヤル側の戦場全体がそのような有り様だった。アクメビームが照射され続けること数分後、ロイヤル陣営全体を包み込んでいた絶頂の光が止んだ。


「「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥♥♥」」


 各地には、剥き出しのケツとガニ股の足が海中から逆さまに浮き上がり、絶頂の余韻でイキ潮を噴射していた。

 こうしてロイヤル陣営は戦争に敗北した。それは僅か数分の間に決した、アズールレーンとレッドアクシズの戦争開始以来最速で、最大の無様な終結であった。





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