デート・ア・スレイブ〜歌姫と焔の精霊VS【KUROMARU】
Added 2025-05-09 09:32:39 +0000 UTCいつもご支援ありがとうございます。久しぶりに出番ですKUROMARU様。今回は美九と琴里のあ相手をしていただきました。
前回の澪の前日談のような、実はそうでもないような?という感じです。やっぱりデアラは擦れた時がひたすら楽しい。
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「〈破軍歌姫〉――――【行進曲(マーチ)】!」
「焼き尽くせ、〈灼爛殲鬼〉ッ!」
美九の指が光の鍵盤を艶めかしく滑らかに撫でる。勇猛果敢な曲調に心と身体を奮い立たせた琴里が、正面の汚泥を焼き尽くす熱波を巨大な戦斧から解き放った。
強力な炎の一撃に、漆黒の汚泥がその進行を一時的に止める。だが、すぐに広い部屋の壁や天井から新たな黒泥が生成され、焼き払った部分を再生させてしまう。如何に炎が強力だろうと、巨大な海を相手に一片を燃やしたところで無意味。琴里は眉を顰めた。
「これじゃあ、キリがないわ。かと言って無視すれば私たちが呑み込まれかねない……まったく、厄介な力ね」
「もー、何なんですかこれはー! せっかく琴里さんと二人っきりのラブラブタイムだったのに、おかしなドロドロのせいで台無しですよ〜!」
「……まあ、あなたの二人きりっていう方に身の危険を感じなくもないけれど」
それでも、この泥に呑まれてしまうよりは幾分かマシだろう。
〈フラクシナス〉の検査用の一室を呑み干すような漆黒の汚泥。既に霊装を纏い、精霊としての力を振るっている琴里と美九ですら完全な除去は叶わず、身に降りかかるそれらを徹底して焼き払うだけで手一杯の状況だった。
外部との通信、脱出の手段は完全に遮断されていた。安全が保証されていた艦内での異常に、誰も駆け付けないということは普通ならありえない。空間自体をこの汚泥が呑み込み、遮断していると考えることでしか辻褄が合わないのだ。
即ちこの空間は既に〈フラクシナス〉という空中艦の内部ではなく、二人の眼前に悠々と浮遊する〝アレ〟の体内と考えるべきなのだろう。
「それにしても、一体どこの誰なのかしら。私の知り合いに、真っ黒な目玉なんて悪趣味な怪物はいないわよ?」
汚泥の上に、黒色の大きな球体。琴里や美九の体躯より巨大なソレが、難なく浮いているという超常現象は精霊に近いのかもしれないが、一緒くたにされたくはないと二人の表情に嫌悪が滲んでいる。
精霊と同質の神秘でありながら、破壊でも殺戮でもなくただ〝犯す〟という意思を内包したおぞましいモノ。それは球体の中心に作った一つ目をゆっくりと歪め、言葉を用いることなくその意思を示していた。
「う、うぅ〜。気持ち悪いですぅー! 琴里さん、本当にあの目玉さんのこと、何も知らないんですかぁー!?」
「少なくとも、か弱い女の子しかいない場所に無断で乗り込んでくる不埒な目玉なんて知らないわよ……いえ、待って」
まさか、と琴里は言葉を切り、思案する。過去の記憶を頭の中で探った少女は、戦斧を強く握りその名を呟いた。
「……【KUROMARU】」
「へ? く、クロマル……? あの目玉さんのお名前、なんですか?」
「多分、ね。つい先日、私にこの名前だけ記されたメッセージが届いていたの。その時は気にもしていなかったけれど、今に思えば宣戦布告だったのかしら。ねえ、【KUROMARU】さん?」
ギョロリと剥き上がった気色の悪い目玉の動きが敵の、正体不明の【KUROMARU】という名を担保する。
とはいえ、襲撃者の名前がわかっただけで状況が改善されるわけではない。逆に、二人だけを狙える大胆で狡猾な力の持ち主だと理解できて、どうすべきかと考えあぐねていた。
「狙いは私たち精霊、もしくはその霊力かしら。どちらにせよ、渡すわけにはいかないわ。絶対にね」
「っ……はい! 琴里さんの言う通り、あなたみたいな訳の分からない方に、渡せるわけありません!」
琴里からの目配せで美九も理解した。精霊か霊力か、正直なところ狙いはわからずとも良い。問題は、ここで自分たちが敗北すれば次に狙われるのは他の精霊と、精霊の霊力を封印できる少年かもしれないことだ。
ASTやDEM、ましてや人ですらない未知の敵に恐怖を感じないわけがない。しかし二人は、このような化け物が自分たちだけでなく大切な人を呑み込むのを黙って見過ごすことはできない。
降りかかる火の粉は払うまで。二人は巨大な戦斧と荘厳なオルガンと、身を守る霊装に霊力を漲らせた。
「でも、どうしましょー? あの泥があると、身動きが取り辛いですよー」
「考え方を変えるべきよ。この泥は恐らく、あの本体が操っている。云わば分裂体のようなもの。だから自在に操ることができる」
琴里は精霊でありながら、彼女たちを保護する〈ラタトスク〉の司令官だ。作戦の立案に加え、短期間で敵の本質を探り当てる観察眼を持つ。何度も戦斧を振るった感触から、撒き散らされた汚泥の正体が【KUROMARU】の本体から切り離された細胞のようなものであることも、しっかりと見抜いていた。
「燃やし続ければ、いつかは死滅させられるかもしれないけど、そんな悠長なことをしてる時間はないわ」
〈灼爛殲鬼〉は圧倒的な破壊力と無敵に近い再生能力、攻守共に秀でた特性を持つ強力な天使だが、その実見過ごせない弱点を抱えている。凶悪な破壊衝動だ。
それは戦闘が長引くにつれて表面化し、琴里の人格そのものを乗っ取る。そうなると見境なく暴れ始めるため、間違いなく美九を巻き込んでしまうだろう。
汚泥をチマチマと焼いている間に破壊衝動に呑まれては勝ち目がない。それならば、核となる本体を焼き尽くし他の細胞ごと死滅させる。
その考えを伝えた琴里に、美九はコクリと頷いた。
「わかりました……力いっぱい歌いますから、思いっきりやっちゃってくださいっ!」
「ええ、一気に仕留めるわ。〈灼爛殲鬼〉ッ!!」
それは炎の網となる。裂帛の気合いを込めた琴里に応え、焔の刃が何倍もの体積を得て、おどろおどろしい漆黒の細胞を焼き尽くした。
無論、如何に琴里の〈灼爛殲鬼〉が強大だろうと、部屋の隅々まで侵食した細胞を一度に薙ぎ払うことは不可能だ。しかし、本体である球体までの道は開かれた。
「〈灼爛殲鬼〉――――【砲(メギド)】ッ!」
跳躍した琴里の右手で蠢動した〈灼爛殲鬼〉が、少女の腕に着装する弩級の砲筒となる。さながら戦艦の砲門。その先端に琴里の纏う焔が収束する。
真紅の瞳が見下ろす先には、焔の銃口を向けられた【KUROMARU】の姿があった。本体を焼き尽くすには十分。敵を守る分裂体も直前に焼き尽くして、再生は間に合わない。
身体を強化する美九の歌声にアシストされる形で、琴里が一気に本丸を狙い撃つ(焼き尽くす)。電光石火の作戦は見事成功したかに見えた。
凝縮された炎熱の奔流が、全ての者から視界の色を奪い去る。真っ赤に染まるその一瞬――――――漆黒の球体が地面に沈んだ。
「な……!?」
琴里が驚愕の声を上げてから数秒間、周囲は粘膜を灼く熱気に包まれた。中心地は精霊の霊装がなければ生命活動すら困難な温度にまで瞬時に上昇していて、たとえ異形であろうと炎熱の直撃で生命活動を維持することは不可能だ。
【KUROMARU】だけに凝縮された光線は、そういったものだった。その体積を減らした後には、漆黒の汚泥どころか床が凄まじい熱に耐えきれず融けている悲惨な光景が広がっていた。
誰も琴里の勝利を疑わない。琴里だけは、疑っていた。
(逃がした……ッ!? けど、どこへ行ったの!?)
すんでのところで床に逃れた【KUROMARU】。その逃れた汚泥と床ごと融かしたとあらば、死滅させた可能性の方が高いだろう。
しかし、琴里は頭から嫌な予感が拭い切れなかった。空間が維持されていること。それは、支配権が未だ【KUROMARU】にあることの証明ではないか。
けれどならば【KUROMARU】はどこに逃げた。必滅の一撃から逃れたとして、無事でいられる場所など――――――
「……っ! み――――――」
ドチュンッッッ!!♥♥♥
「お゛ほお゛ぉぉぉぉん゛ン゛!!?♥♥♥♥」
「く……!?」
周囲を見渡してから気づくのでは、あまりに遅かった。琴里の攻撃から唯一逃れられる場所、それは可憐な歌声を野太いオホ声の悲鳴に変えた憐れな犠牲者。
美九の背後に【KUROMARU】が浮遊し、密かに滴らせた漆黒の汚泥から触手のような棒を生やし、彼女の霊装を突き破る攻撃を繰り出していた。
その棒は彼女のスカートの下から純白のパンストを突き破り、尻穴を穿つ。彼の技である『触手釘付け』を喰らった美九は、首を逸らして爪先をピンッと立たせた情けのないポーズで、身動きが全く取れなくなっている。
琴里が振った大技を潜伏による回避でやり過ごし、美九の背後に回って罠を設置した。それを琴里が気づいて振り向く直前に作動させたのだ。
どこまで狙っていたことかは、美九の背後に浮かぶ一つ目の大きな歪みが醜悪に告げていた。
「やって、くれるじゃない……ッ!!」
たかが球体の化け物の手玉に取られた挙句、守るべき相手への凶悪な一撃をむざむざと見逃した。
琴里は紅玉の眼で今一度【KUROMARU】を捉え、美九を救い出すために地を蹴った。
だが、それより一足早いモノたちが彼の球体から切り離されて琴里の行く手を阻んだ。黒い色の犬、或いは狼たちが琴里の元へと群がる。
「邪魔よ!」
大量召喚された黒犬を琴里は〈灼爛殲鬼〉を振って焼き払った。
「退きなさいッ! 雑魚に構ってる暇は、ないのよッ!」
二度と、三度と戦斧の焔を肥大化させて燃やしていく。しかし、球体の総体積からは想像がつかない数の黒犬には〈灼爛殲鬼〉の焔でも焼却が追いつかない。
いっそもう一度【砲】で殲滅できればと一瞬だけ考え、それを防ぐために美九の背後を取っているのだと気づいて舌打ちをする。
アレのどこに思考を巡らせるだけの脳があるのか。あったとしても最悪で最低の頭脳に違いないと琴里は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。
彼女が焦っているのは美九が拘束されたから、ということもあるが、今以上に状況が〝悪化〟する危険を考えたからだ。そして必死になって美九を助け出そうとする琴里を嘲笑うように、彼女の予感は的中した。
「ん゛お゛……ッ♥♥♥ お゛ッほほお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥ ん゛ぎょへえ゛ぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
美九のアナルを一本刺しした漆黒の触手が、ドリルのように回転を始めた。尻穴を拡張される美九ですら取り繕うことのできない途方のない衝撃で、麗しい唇が震え下品な嬌声が周囲に響き渡った。
「……く、あ!?」
途端、琴里はその場に倒れ込む。突如として足を挫いたように膝を突いてしまった少女の瞳は、驚愕に見開かれた。
(こんな時にタイムリミット……違う! これは〈灼爛殲鬼〉の破壊衝動じゃない……身体から、力が抜けていく……ッ!)
琴里にとって予想外だったのは、状況の悪化が自分自身に直接関わるものだったことだ。
自主的に制限をかけた破壊衝動へのリミットではない。全身に纏わりつく、立っていられなくなる猛烈な虚脱感。勇猛さを後押しする勝利の歌と真逆の性質を持った負の歌。
能力強化(バフ)が能力低下(デバフ)へと一気に転じたことで、肉体がその反作用に耐えられず動けなくなるほどの圧力を感じているのだ。
「み、美九! お願い、歌を、〈破軍歌姫〉を止めて! でないとあなたを助けられない……ッ!」
「お゛ッほぉぉぉぉぉぉ♥♥♥ お゛じっ、お゛じりごわれっ、ごわれ……ごわ……い゛お゛ぉ゛ッ♥♥♥♥ ご、わ……で……あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥♥」
「ぐ……っ」
尻穴を穿つ触手ドリルの影響で、美九の歌が自身を蝕む状態異常に変化している。それに気づいた琴里は彼女に呼びかけるが、アナルの激しい拡張によるオホ声で掻き消されてしまう。
無様な足ピン痙攣パフォーマンスをカマす憐れな歌姫は、自身を助けられる唯一の存在に致命的なデバフを付与した。【KUROMARU】が作り出した技のコンボは、琴里にまで伝播し最悪が連鎖する。
「きゃあ!?」
大きな黒犬が琴里の背後から襲いかかり、彼女を押し倒した。
「は、放しなさい……」
先程まで難なく焼いていた黒犬に跨られた琴里は力ずくで押し返そうとする。だが巨大な二足に背中を押さえつけられ、霊装が発する焔をものともしない巨体に意気消沈した声音しか出せない。
否、怯えているのだ。一瞬で無力な少女になったと察した身体が、体躯より大きな獣に押さえつけられ恐怖する。それは至極自然な現象であり、精霊とはいえ雌でしかないことを顕著に示す。
「ひっ!?♥」
怯えた少女に出来ることはない。仲間を救うことはおろか、そそり勃つ肉棒を直視しただけでか細い悲鳴をもらす。
「お、おにーちゃ、たすけ……っ」
ずりゅずりゅずりゅうぅぅぅぅぅっ♥
「ん゛お゛ぉぉぉぉぉっ♥♥♥」
黒犬の巨根が霊装ごと琴里の穴を貫き、彼女の声を卑猥なオホ声の仲間入りさせた。
天女の如き姿の少女が、獰猛な獣にのしかかられチンポを突き立てられる異様で淫猥な光景だが、驚くべきことは他にもある。
(う、うそっ♥ こんな♥ お……おしりのあな♥ まさか、おしりの穴を……!?♥)
そう、黒犬の肉棒は秘部ではなく肛門、琴里のアナルを犯していた。生まれてから手で触れることなどなかった尻穴に異物を挿入され、さしもの琴里といえど思考が停止する。
新しい酸素を取り込めないほど強い圧迫感が尻穴から手足に伝わり、ガクガクと震える。
パンパンパンパンパンパンパンパンッ!♥
「おっ!?♥♥ おっおっおっ♥♥ おっおっおっおぉぉぉーーーッ!?♥♥♥」
異様な感覚に対処するより早く強く、黒犬のアナルレイプピストンが始まった。犯されている琴里の方が獣のように喘ぎ声を吐き出し、側頭部から伸びた角を揺らし、ケツ穴をチンポで解されて蕩けたマヌケな面を晒した。
ドクンッ♥
「おっ……?♥」
高速ピストンの最中、尻穴で大きな脈動と共に何かが弾けるような感覚が琴里の意識を引き戻した。思い至ったことがあるのか、少女の顔は真っ青なものになる。
射精。肉棒の快感が臨界に達した際に起きる生理的現象。だが【KUROMARU】から分離したこの黒犬を人という生物学に当てはめるのは、適切とは言えない。
ドクッ♥ ドクッ♥ ドクッ♥
「は、ひ……いひゃ♥ なに、なにをして……!?♥」
腸内に何かが注入されている。それが何なのかわからず、琴里は必死に地面を這って逃げようとした。
グポンッ!♥
「ほぎゅ……ッッ!!?♥♥♥」
勝手な逃走を咎めるように、尻穴の中で風船のようなものが膨らんだ。それは肉棒の勃起だ。人の、少女の知る少年の粗チンとは訳が違う真の勃起だった。
根元の亀頭球が膨張することで、射精中に雌がよがって逃げることを封じる。先に出したのは精液ではなく、内部の滑りを良くする潤滑液のようなものだ。
そして、犬の射精は最低でも〝三十分〟は続く。
パンッパンッパンッパンッパンッパンパンッパンッパンッッ♥♥♥
ドピュッドピュドピュドピュルルルルルルルゥゥゥゥッ♥♥♥
「ん゛ぅぅぅぅぅぅっ!?♥♥♥♥ お゛っ♥♥♥ ひ♥♥♥ や、やめ……おぉぉぉぉぉぉぉっ!!?♥♥♥♥」
黒犬に後背位で犯されて、デバフで完全に力負けして振りほどくことも出来ず、アナルに膨らんだ亀頭球を引っ掛けながら射精ピストンされる。
その屈辱と羞恥と快感が綯い交ぜになった表現し難い貌で、琴里はアナル射精地獄に陥った。
「やだっ、やだっ♥♥ い、犬なんかにっ♥♥ 犯されて……っ♥♥ おに、おにーちゃ……あ゛っ♥♥♥ お゛ぉぉぉん゛ッ♥♥♥♥」
ピストンと射精と、獣めいた少女のイキ声がしばらくは響き続けることだろう。
その一方で美九は、触手のアナルドリル責めにようやく終わりが近づいていた。回転が少しずつ弱まってきたのだ。
目の前が明滅し続け、思考が弾け飛ぶような激しさがなりを潜め始めると、美九は最悪の状況に後悔の念を募らせた。
(私のせいで琴里さんが、あんな目に……っ! な、何とか、しないと)
アナル拡張の衝撃で制御を誤った〈破軍歌姫〉で、琴里の動きを制限してしまった。直前まで美九の声に耳を傾けていたばかりに、デバフはモロに琴里を戒めてしまう結果となったのだ。
【KUROMARU】の技はもうすぐ途切れる。その隙に本体に一撃でも与えられれば、琴里を犯す黒犬の動きを乱せるかもしれない。
近接戦闘が苦手な美九に与えられたチャンスは一度だけ。尻穴を回転責めする下品な技の感覚を堪えながら、美九は呼吸を整えるための息を吸う。
ドププドプゥゥゥゥゥ♥♥♥
「あひぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜ん♥♥♥」
しかし、吸い込んだ息は情けない悲鳴に変わった。それですら美しい声音によって、とてつもなくスケベな嬌声になる。
回転していた触手が不意に消失したかと思えば、美九の体内に液体が注入された。アナル釘付け拘束から開放されたにも関わらず、美九は立っていることが精一杯だった。
役目を終えた技は消えるか、次の技へ移行する(コンボを繋ぐ)。そして『アナル釘付け』は苛烈な拘束に過ぎない、つまり分類は後者。
触手は瞬時に液体となり、腸内から美九の身体に強制吸収された。小型とはいえ触手は【KUROMARU】の細胞で出来ている。分離した細胞が彼の意思を代行していることは、汚泥の動きから想像がつく。
【KUROMARU】の細胞を取り込まされた。事の重大さをその身をもって思い知らされるのは、精霊と言えど例外ではない。
「はぁ、はぁ……ンンッ♥♥♥ ンンンゥゥゥゥーーー!?♥♥♥」
美九がその場で悶え始める。すると、煌びやかなドレスを思わせる霊装の〝中身〟が急速に変質を始めた。
谷間を開けて豊満さを主張していた胸が最初に変化したムチムチィと肥大化し、霊装を弾き飛ばしながら『たぽんっ♥』とエロティックに揺れる。さすがに大きすぎるためか、確かな張りがありながらヘソの近くに落ちる有り様だ。
片方だけで小顔の何倍はあるかという乳房は、露になった乳輪を大皿のようなサイズでぷっくらと膨らんだ卑猥なものに、乳首を親指の三倍はありそうな分厚く太いサイズに変えた。
アイドルとして妥協のないスタイルが胸から崩れると、他の場所も堪えきれないと変化を顕著にしていった。
腰の曲線美が淫肉に犯され崩れた。尻肉が何倍にも肥大化し、霊装のパンストでも抑えが効かなくなると、押し上げられたスカートがミニスカのように浮き上がり、これまたムッチムチの分厚い太ももが完全に露出した。
歌って踊ることなどできるわけがない。一部の無駄もなく、無駄を尽くした贅沢な淫肉の塊を身体に纏った美九は、あまりの事に言葉を失った口をパクパクと開閉させていた。
「は、は……?♥ わ、私の身体……い、いったい、なにが……?♥」
一目でわかるだろうことを美九はマヌケに問う。そんな彼女に対して【KUROMARU】は目を歪めることで、クツクツと嘲り笑った。
ただ太らせたわけではない。性的に下品で、性的に惨めで、性的に滾る身体を『KRMR細胞』の力で与えた。
『ドスケベエロボディ化』を受けた相手は、一定時間現実を受け入れられず無防備になる。
彼は再び球状体表を流動させると、漆黒の肌を持つ男の身体を作り出した。人型の分裂体を作る程度、訳はなかった。
人型は形ばかりではなく、本物の人間と変わらない動きで美九の正面に立つ。彼女が正気に戻ったのは、目の前に立たれた後だった。
「あ……っ♥」
バランスなど取れるはずもないデカチチデカケツで、逃げられるわけがなかった。人型が突き出した手を美九は受け入れるしかない。いや――――――受け入れてしまおうと思った。
(へ?♥ 私、どうしてこの人の手を受けていいなんて、思ったんでしょう……?♥)
その手は明らかに胸を揉むために向けられている。〝タンク〟になった美九のウシチチを陵辱するために近づいたモノに、どういうわけか嫌悪感を感じられない。
違和感だらけの状況に答えが出ないまま、人型は美九の爆乳を愛撫した。
「はぁぁぁぁっ♥♥♥」
頬が蕩けて感銘の吐息が溢れ出た。【KUROMARU】は肥大化した目を見張るサイズに惑わされることなく、ある特定の場所だけを丁寧に、徹底的に刺激する。
そこはスペンス乳腺と呼ばれる場所。そこを刺激すると母乳が貯まりやすくなる。しかし、妊娠していない美九が母乳を噴き出すことはできない……はずだった。
「はぁぁんっ♥♥♥ あっ、はぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」
だが、腰をくねらせ尋常ではない官能の嬌声を響かせる美九は、そのまさかを想像させるに足る様子だった。
母乳を貯めさせる動きと同時にあまりにも気持ちいい感触が、美九の脳を震わせる。そこに絶大な安心感が伴われれば、美九が鈴の音を思わせる美声で喘いでしまうのは無理もないことだった。
だがなぜ、どうして【KUROMARU】の生み出した人型に安心感を得てしまうのか。肉体を変化させた細胞がそうさせるのだろうか。いや、それでは心まで安堵を得ることを説明できない。
「はっ、あぁんッ♥♥♥ ふぁぁぁ〜〜ん♥♥♥ こ、こえ、でちゃいますっ♥♥ でちゃいますぅ〜♥♥♥ こんなの、だーりんに撫でてもらってる♥♥ みたいに…………ッ!!?♥♥♥」
まるで、愛する少年の手に包まれているような安心感に、美九は息を呑んだ。
「だ、だーりんの手……なん、ですかっ♥♥♥ ひやっ♥♥ だーりんじゃないのに、だーりんの手が♥♥ 私のおっぱい♥♥ もみもみしてますぅ〜〜〜♥♥♥」
体内に潜り込んだKRMR細胞が脳の記憶と感情を読み取ることで、精霊にとって欠かせない〝好感度〟を知った。
言葉では語り尽くせない雌の本能を支配する雄の存在を知った【KUROMARU】は、醜悪な笑みで利用した。美九の身体が無条件に感じる〝身体〟を作り出したのだ。
本能に染み付いた極限まで高められた好感度によって、正体に気づいていても逆らえず愛撫を受け入れてしまう。この仕組みに逆らえる精霊は、少年に近ければ近いほど少なくなっていく。
「はひっ、あひ♥♥ ひぃ、んッひ♥♥♥ あぁぁぁ、あはぁぁぁ♥♥♥ ……お゛ッ♥♥♥♥」
そして、愛する少年の手でスペンス乳腺が貯め込むという動作を繰り返し、美九は貯まりに貯まったそれを噴き出す準備が整ったことを察して声を上げた。
身体に似合うオホ声合図を聞いた人型の手は、美九の爆乳を左右から『ベチンッ♥』と引っぱたくように挟んだ。優しい少年ならありえない行為だが、本能には何ら関係はない。
ボビュッ♥♥♥ ボピュルルルブッピュルルゥゥゥゥゥ〜〜〜〜♥♥♥♥
「う゛ッほォーーーーーーッ♥♥♥♥♥」
艶やかな喘ぎ声を捨て、母乳噴射アクメのイキ声を響き渡らせる美九。母乳になった霊力が、蛇口を全開で捻ったシャワーのように噴き出す。
「ほ♥♥♥ おほ♥♥♥ ほひっ、ほっ♥♥♥ う゛ぅお゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥♥」
押さえつけられながらプルプルと暴れる爆乳からの抑えきれない快感に、美九は目を剥いて吠えることしかできなくなる。
「イグイグッ、イグゥゥゥゥゥゥッ!♥♥♥♥ ぬお゛ッほぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ ぐお゛ぉっ♥♥♥♥ イグイグゥゥッ!!♥♥♥♥♥」
ドボビュッブッビュブッビュブビュルルルルルルッ♥♥♥ ボビュルボビュルッ♥♥♥ ブボッブビュブビュウゥゥゥゥゥ――――――――
「……お゛……ほ……へぁ〜〜……ッ♥♥」
ぷっぴ……ぽびゅ……ぶぷぴゅ……♥
再現された指先に引き絞られたデカ乳首から、少量のミルクが漏れ出る。立っていることができなくなり、ひっくり返ったカエルのような格好になった美九の霊力は、これで根こそぎ搾り取られた。残っているのはその身に纏う霊装だが、それもほとんどハリボテに等しい。
母乳霊力を吐き出しきった本人は、鼻水と涎を垂らしたアイドルとしても女としても終わっているアヘ顔を晒していた。
びゅっぶびゅるっぶびゅぶびゅうぅぅぅぅ……♥
「おっ♥♥ お♥♥ おぉ……おに……ちゃ……たす、け……♥♥」
琴里は未だ続く黒犬の射精ピストンで理性が飛んだのか、虚ろな目で兄に助けを求め続けていた。足腰は立たず、破壊衝動など盛り上がるわけもないアナル快楽漬けだった。
誰がどう見ても戦えない。そんな精霊が二人、地べたに転がり這いつくばっている姿を【KUROMARU】は見下ろした目で嘲り笑う。
彼にとって異世界の特別な少女を陵辱し犯すことが悦び。その悦びが彼に無類の力を宿す。いつか神をも、母なる君さえ支配する力の片鱗が今、五河琴里と誘宵美九の無様な姿で覚醒する。
邪な情欲によって溜め込まれたエネルギーが新たな技となる。漆黒の球体がグパァと穴を開いた。
「へ……え、ひゃあぁぁぁ!?♥♥♥」
「ひ、ひぃぃぃぃぃ!?♥♥♥」
その瞬間、膨大な吸引力で美九と琴里を引き寄せていく。咄嗟に床を掴んで耐えようとした二人だったが、美九のドスケベエロボディですら浮き上がる猛烈な吸引力に耐えられるわけもなかった。
「お゛ぶぶ……ッッ♥♥♥」
「ぶぎゅう゛ッ♥♥♥」
上半身がバクンッと呑み込まれ、拡張されたみっともないアナルと犬にレイプされた情けないアナルをそれぞれ曝け出した格好で、二人はジタバタともがいた。だが、既に技が極められた以上、何があろうとキャンセルさせることはできない。そのようなシステムは【KUROMARU】にも、二人にも搭載されていない。
「う゛ぶ……だずげ……だ、……り……っ♥♥♥」
「お゛にぃぢゃ……ごめ……や、だ……ぁ♥♥♥」
やがて、尻肉すら汚泥に包まれて最後に残った足先さえ飲み干すと、諸悪の根源は妖しい笑い声を零しながらこの空間から姿を消してしまう。
精霊が【KUROMARU】に犯されたという痕跡すら忽然と消失した。精霊の敗北は彼だけが引き起こし、彼だけが知る事象であればいいのだと語るように。
◆
人の世界とも精霊の住まう隣界とも異なる隔絶した空間。それは【KUROMARU】に選ばれた者だけが招かれる場所であり、敗者が送り込まれる一つの異世界。
トドメの技をかけられたヒロインは抗えない。抗う力を削ぎ落とされた上で極められた技は、彼が満足する(敗北確定演出を終える)まで、決して揺らぐことも閉じることもない。
琴里と美九は漆黒の体内で手足を汚泥に絡め取られ、ガニ股でお尻を突き出すような恥ずかしすぎる格好で固められていた。
その股間には触手状の汚泥が下着代わりに張り付いていて、何かを二人の子宮へ流し込んでいた。
「いやぁぁぁぁぁっ♥♥ 入ってこないでぇ!♥♥ もうやめてくださいぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜♥♥♥」
「はぁ、はぁっ♥♥ いや、あぁぁぁっ♥♥ からだ、からだが、こいつのモノに♥♥ なっちゃうぅぅぅ♥♥♥」
雌の弱所に流し込まれた『KRMR細胞』によって、二人の身体は見る影もなく下品なモノに成り果てていた。
琴里はデカチチデカケツに身体が肥大化し、ロリ顔にアンバランスなドスケベエロボディに開花し美九に追いついたかと思えば、二人揃って髪色と同じ腋毛が『もっっっさぁぁぁ〜♥』と生い茂り、ヘソ上まで直線が伸びるマン毛が生え、ケツ穴を覆い隠すようなケツ毛までもっさりと生い茂ってしまっていた。
だらしないではすまない超絶下品な身体を二人は前屈みで覗き込むように見てしまう――――――顔が隠れるデカチチの隙間から、とてつもない〝行列〟が出来ている、というところもだ。
「や、やめてくださいっ♥♥ ……う゛お゛っほ!!?♥♥♥」
行列の先頭が、その肉棒で容赦なくアナルを犯した。マンコが雌の弱所ならば、アナルは精霊の弱所。慈悲などかけられるわけもない。
さらに【KUROMARU】の細胞で生み出された人型の肉棒は、一本一本の形状が専用のものだ。
「う゛ぎぎぎ……ほッ♥♥♥♥ ほォ゛ッう゛ぅ゛♥♥♥♥ う゛ッほお゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥♥♥」
美九のガバガバ拡張アナルをピストンする肉棒は、タワシのように細く硬い毛を竿に付けて、前後の度に腸壁をこそぎ落とす。ドリルとも異なるとてつもない感覚に、寄り目を裏返しかけ鼻水を垂らしたブサイク面で、美九が悶絶の声を響き渡らせた。
「め゛ぐれる゛っっ♥♥♥ お゛じりのア゛なぁ゛♥♥♥ め゛ぐれりゅうぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
琴里のアナルには玉のように連なった竿のチンポが入り込む。しかも単なるパール型ではなく、出し入れする度に玉チンポが大きくなっていき、入口を捲って強い排泄感で彼女を責め立てる。
そして最大まで拡張した時を見計らい射精をし、直径を縮めてしまえば。
ぶびっぶぼぼぼぶぼびぃぃ♥♥♥ ぶっぼぉぉぉぉ……♥♥♥
「ん゛ッぎィ゛……ッッ♥♥♥♥」
ぽっかりアナルに出来た隙間から精液が逆流し、放屁紛いの音を立てるザーメン噴出で琴里に筆舌に尽くし難い羞恥絶頂を味わわせた。
「はひぃ♥♥ ほ、ひ……お、おわっ、た……?♥♥」
「ふぅ〜♥ ふ、ふぅぅ……お、おわり、ですよね?♥ も、もうお尻の穴、限界ですぅ……♥♥」
射精が終われば人型は退く。これは美九でも琴里でも変わらない。
何故なら次のチンポが、二人のアナルを犯す準備を万全に終わらせているからだ。
ごりゅごりゅごりゅっ♥♥♥
「「お゛げぇ……ッッッ!!♥♥♥♥♥」」
ぷしぃぃぃぃぃぃ……♥♥♥
極太巨根チンポでアナルの性感帯を突き穿たれ白目を剥き、潮吹き用の触手パンツから失禁をしてしまう。
あらゆる形のチンポで精霊の弱点を犯す。抵抗はできない。逃げることも許されない。屈服という敗北に至るまで、少女たちは延々とクソ雑魚アナルをレイプさせる。
弱所を高々と晒したその姿は肉便器。『強制肉便器化』を敗北(フィニッシュ)まで受け続けること。それが二人に課せられた終わりの舞台だ。
「ゆるじでぇッ♥♥♥ もっ、やめ、やめでぐだざいッ♥♥ たすっ、け……あッ♥♥♥♥ あはぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん♥♥♥♥♥」
細い棒が連なり変幻自在に動き回る。美九は弱点の中の弱い場所をカリカリと優しく擦られ、鮮烈な快感に蕩けた顔でマヌケなケツイキ声を響き渡らせた。
「こ、こんなことするっ♥♥♥ こんなことする下品なヤツなんかに♥♥♥ ぜったいに屈しないっ♥♥♥ 屈してたまるも――――――お゛びょ♥♥♥♥ おびょびびょっ♥♥♥♥ イグイグッ♥♥♥♥♥ イグゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥♥」
強制絶頂信号を発するチンポによって琴里は負け犬の遠吠えを自らの悪目声に掻き消され、自動で収縮して相手を射精に導く無様なケツイキをキメた。
終わりの見えない人型の列。【KUROMARU】の意思を体現したチンポが、美しい霊装ではとても包み切れない下品な身体のクソ雑魚アナルをぶち犯していく。それが何時間、何十時間、何百時間続いただろう。
琴里と美九は、何者かに抱き上げられる感覚で目覚めた。絶望の中で感じた〝安心感〟に、どうしようもなく身を委ねてしまった。
「だーりん……来て、くれたんですね……♥」
「遅いわよ、おにーちゃん……待ってたんだから……♥」
なのに顔を上げようとしないのは、わかっているからだ。助けなど来ない。屈服という名の敗北に至るまで、自分たちが助かることはありえないのだと。
だから伏せたまま夢見心地な言葉を漏らす。そんな見苦しく、そして愛おしい少女たちの両脚をガッチリと固めさせて、デカすぎるお尻の下側から【KUROMARU】が用意したとっておきのチンポを勃起させた。
ブルンッッッ!!
「「あ♥♥♥♥」」
ぶびっ、とケツ穴から噴き出した腸液がねっとりと絡まり、チンポの威容を彩った。
それは、言葉も思考も必要なかった。好感度すら掌握した彼が用意した絶倫巨根チンポ――――――自分たちをイキ殺す専用ペニスが、アナルに挿入されようとしていたのだ。
抗うべきかどうかとか、そういう次元ではない。だから言葉は出せず、ただ吐息を零して尻穴から下品な音を噴いた。顛末が、敗北しかないことを察した無様すぎる姿だった。
少年に身体を固められる安心感と、目にした彼の粗末なモノと比べ物にならない破壊的なチンポ。彼女たちの精神は遂に限界を迎えた。
ごぢゅッッッッッ!!♥♥♥♥
「「お゛ッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥♥♥♥」」
二つを同時に与えられた好感度がバグを引き起こす。それはいつか神と相対するために必要なモノ。その代償は。
「「ケツ穴イ゛グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ♥♥♥♥♥♥♥♥」」
無様なアヘイキ顔と声――――――【KUROMARU】にとっては、至極の悦びである。
◆
五河〝士織〟は定期検診を受けるため〈フラクシナス〉にやってきていた。先に検査を受けているはずの琴里と美九が終われば次は彼の番になるが、スマホで時間を確かめると眉を下げる。
「ちょっと早く来すぎたな……って、あれ?」
転送装置に回収してもらうのだから、もっと後の時間でも良かった。そう思いながら顔を上げた士織は、通路の先からやってきた紫紺色の髪と赤色の髪をそれぞれ靡かせた少女たちを見て、小首を傾げた。
美九と琴里だ。時間的に検査はこれから始まるはず。直前に確認したはずの記憶を間違うわけがなく、士織は疑問を抱きつつ二人に声をかけた。
「二人とも、もう検査は終わった……の、か……?」
――――――美九と琴里の身体は、こんなにも〝ドスケベ〟だったろうか。
士織は、自分自身の頭に浮かんだその疑問に、重ねがけるように疑問を呈した。そうだ、と。彼女たちの身体は、初めからこんなにスケベなものだったはずだと。
ブラのサイズが合わずに、セーターがはち切れんばかりのデカチチを揺らす美九。軍服のスカートがデカケツで盛り上がり、極ミニスカになってしまっている琴里。
アイドルである美九が、妹である琴里が、士織の中に感じたことのない興奮を抱かせた。ずっと前から見ていたはずなのに、今初めて目の当たりにしたような絶大な興奮。
それは五河〝士織〟という存在自体の矛盾によって、何事もなく消失した。
「あら、士織じゃない♥」
「あら、って。二人とも、検査はどうしたんだよ」
「実はもう終わっちゃいました〜♥」
予想していなかった答えに士織がまたしても首を傾げた。検査の時間を前倒しするなんて連絡は、当然ながら届いていない。
果たしてどういうことなのかと問おうとした矢先、士織は二人の唇に白い何か、黒い何か、二色の液体がこびり付いていることに気づいた。
「なあ、唇に何かついてるぞ」
「……ああ♥ これ?♥」
話題に挙げると、二人ともその液体を指で掬って、舌を出して舐め取る。その仕草が妙に艶めかしく、士織はゴクリと生唾を呑んで、下半身に血を巡らせてしまった。
「んふっ♥ 検査室でぇ、と〜っても美味しいお菓子を♥ もらっちゃったんですよー♥ ……ほんとうは上じゃなくて――の口からもらうのが、一番美味しいんですけど♥」
「ええ……んッ♥ はぁ……♥ 今までの飴とは、比べ物にならなかったわ♥ こんな飛び散った残しでも♥ ん♥ 綺麗に舐め取らないと♥ 勿体ないくらいに♥」
「そ……そうなのか……」
常に飴を舐めている琴里が、それより遥かに美味しいというのだから、それはそれは美味なるものだったのだろう。
あまりに艶めかしい実感を込めた言葉、仕草に士織は思わず前屈みになってしまう。スカートを履いているため、いくら小さくても反応させると否が応でも目立つ。
「そ、それじゃあ、俺も検査を受けに行くよ……♥」
妹がいる前で居た堪れない反応をしてしまった士織は、そそくさと検査室へ向かうことにした。
「隅々までしっかり検査してもらいなさい♥ 何も出ないとは思うけどね♥」
「終わったら、だ……士織さんにも、甘〜いお菓子をプレゼントしてあげますね〜♥」
士織を見送った琴里と美九――――――そのスカートが、肉厚に負けて捲れ上がる。
ドロドロの精液と、漆黒の液体に塗れた淫猥な巨尻とケツ毛とマン毛。彼女たちが〝過去〟からそうだったと、定義されたモノがある。そして、半開きで戻らないアナルから垂れた白黒の液体が、精霊たちを熱する。
「は、はひっ♥♥ しゃかりゃいません……ッ♥ と、時が♥ 来たら♥ 必ず裏切りますっ♥♥ さ、差し出しますっ♥♥」
「く、くろ、KUROMARU様のために♥♥ 私たちは、戦いますぅ♥♥」
奪われ裏切る憐れなる敗者たち。勝者の侵食は未来から過去へ、誰にも知られることなく着実に――――――――
Comments
声でバフするならアヘ声でデバフをかけられるということ……!
いかじゅん
2025-05-12 09:23:57 +0000 UTCありがとうございます!
いかじゅん
2025-05-12 09:23:34 +0000 UTC私も書いていて実に楽しかったですねぇ! 琴里もそうですが、美九のこういった利用のされ方は本当にエロいので度々擦りたくなります。今度はこれを主題に書きたいくらいですw
いかじゅん
2025-05-12 09:23:27 +0000 UTC美九のへなへな声で連鎖堕ちする流れが美しい。 国民的アイドルの口から響く嬌声たまりませんわ!
タコよっちゃん
2025-05-11 05:50:49 +0000 UTC好き❤
koinj
2025-05-10 05:42:21 +0000 UTCお久しぶりのkuromaru様の大活躍感謝です! 異形に犯される精霊達の姿はやはり大変抜けますね…!頭脳派でもある琴里が汚い喘ぎ声を出していると、思考を埋め尽くすレベルでアナル快楽に染まっているのが分かるので大変好みです! デート・ア・エレンでもそうでしたが、サポーターである美九を先に捕らえてしまえば、デバッファーとして活用出来てしまうの精霊側のどうしようも無い弱点って感じでいいですね…!
vrx45
2025-05-09 11:35:49 +0000 UTC