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麗しき水星の美姫エウロペ・雌として雄を知り淫蕩に耽る

続けてエウロペです。完全な純愛かと言われるとアレですけど、純愛寄りかつ慣れてるキャラならオリキャラ立ててこういうの普通に書けるんだなって今更の気づきを得ました。本当に今更ですね……?


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「本当に二人だけで大丈夫? 少し待ってくれたら、他の団員さんも行けるはずだけど……」

「大丈夫ですよ、団長さん。そりゃ、俺だけなら荷が重いかもしれないですけど、エウロペさんが一緒に来てくれるなら百人力です」


 不安げなジータを見て、青年は年若い少女を安心させられるよう大きく頷いた。若くして騎空団の団長を務めているとはいえ、人を顎で使うような真似には慣れていないのだろう。

 そこがジータの美徳ではあるが、時には任せることが正解だということもある。彼に同意をするように、金髪の美女が胸に手を置き、優美な仕草で言葉を継いだ。


「こちらこそ、無知な私をお導きくださいませ。そして団長様、このエウロペに何なりとお命じください。必ずや、期待にお応えいたします」


 容貌だけではない。彼女の所作、言動、全てが例外なく美しい。

 美女の名はエウロペ。青年と同じく、ジータの騎空団に所属している。人間とは思えない美しい女性だが、それもそのはずだ。彼女は人の子ではなく星晶獣という、遙か過去に星の民の手で生み出されたという造られし生命体なのだ。

 無論、理知や言葉は人間と差はなく、エウロペが自らを無知と称するのも人間社会の知識が未だ欠けていると自戒しているからだ。実際には多くのことを経験し、人と遜色ないと言えるまでになっている。


「うーん……わかった。じゃあ、この依頼は二人に任せるよ! こっちを終わらせたら、すぐに迎えに行くから!」

「ハハ、そんなに急がなくても……では、行ってきます」


 青年とエウロペに太鼓判を押されたジータは、少し迷う素振りを見せながらも決断を下した。

 二人が引き受けた依頼は、とある島の森で魔物を討伐して欲しいというものだ。街を困らせるほど活発化した魔物を放っておくことはできないと引き受けようとしたのだが、ジータを含めて他の団員は別口の依頼が立て込んでいて、すぐに引き受けるのは難しかった。

 そこで白羽の矢が立てられたのが都合よく手が空いた青年とエウロペだった。二人だけなら今すぐ依頼に向かうのは、そう難しい話ではなかった。

 危険性のある魔物討伐をたった二人で、という点に難色を示したジータを説得した青年とエウロペは、さっそく問題の森に赴くのであった。




「エウロペさん、怪我はありませんか?」

「はい、私はこの通り」


 ――――――魔物の討伐は、ジータの懸念を他所に呆気なく終えられた。

 理由は二つ。魔物が凶暴化したといっても、所詮は雑魚の群れで統率が取れていなかった。種別を問わずに暴れるだけの魔物は確かに町村からすれば脅威だろうが、騎空団からすれば烏合の衆でしかない。

 もう一つは当然、星晶獣エウロペの強大な力であろう。彼女に比べれば、青年の助力など微々たるものだった。


(正直、戦いについて行くのもやっとだった。団長さんも相当だけど、やっぱりエウロペさんは凄い……)


 一度戦いとなれば普段の温厚で美しい物腰はなりを潜め、冷徹なまでの力で敵を屠る。

 しかし戦いが終われば、こうして物腰が柔らかなエウロペが帰ってくる。その二面性すら煌びやかに見える。

 ティアラをつけた艶めかしい金髪と絶世の美貌は、御伽の国の姫君の如く。白のワンピースは清純性を感じさせながらも、白磁の肌と抜群のプロポーションを如実に晒す。時にそれは、見惚れることに罪悪感を抱くほど神々しいものであった。

 戦いが終わってもなお一切の穢れを持たないエウロペに、青年は熱っぽい視線を向けずにはいられなかった。


「? どうか、いたしましたか?」

「ああ、いえ。なんでもありません」


 一番の問題は、エウロペが己の魅力を理解していないという点だろう。彼女は人の美しいものを好むといいながら、人から見た自分がどれほど美しいものかを全く理解できていないのだ。

 だから青年の視線がどういう意味を持つのかも気づかず、無垢に首を傾げて問いかけることができる。

 彼は誤魔化して首を振った。星晶獣である前に同じ団員であるエウロペを邪な目で見るような不埒はできない。青年の中にあるのは、エウロペに対する淡い憧れだけなのだ。

 そうして、魅力的すぎるエウロペに芽生えかけた劣情を押さえ込んだ青年は顔を上げ、ハッと目を見開いた。


「危ないッ!」

「え……ッ!?」


 植物型の魔物が、動き出していた。

 二人で確実に仕留めたはずの相手だった。実際動けるのが不思議なくらい瀕死の状態ではあるが、魔物は最後の足掻きとばかりに攻撃を仕掛けてきたのだ。

 警告を受けたエウロペは振り向き、咄嗟の判断で氷の障壁を展開した。だが植物型の魔物が放ったのは花粉。それも自爆めいた爆発力で、周囲一帯を包むほどのもの。


「きゃあ……!?」

「エウロペさん!」


 さすがのエウロペでも咄嗟に広範囲を防ぐだけの障壁は展開しきれず、花粉は勢いよく二人へ吹き付けられた。


「けほっ、ごほ……っ! え、エウロペさん、大丈夫ですか!?」


 広範囲への拡散を優先したためか、花粉の残留時間はおよそ十数秒程度で済んだ。吐き出した植物型の魔物も、今度こそ力尽きて完全に沈黙したようだ。

 青年は、息を止めて花粉が晴れるのを待った後に自分より近くで花粉に直撃したエウロペの元へ駆け寄る。


「はぁ♥ はぁ……っ♥」


 案の定、近距離で直撃したエウロペは青年よりも明らかに効能が早く、深く出ていた。その場にペタンと座り、両手で身体を抱え込むようにしている。呼吸も極めて荒く、急を要する事態だとハッキリわかった。

 しかし、エウロペがそのような状態だというのに、何故か青年は一瞬その場に踏みとどまった。肩を震わせて呼吸を荒らげたエウロペの様相に、普段とは異なる魅力を抱いたとばかりに生唾を飲んでしまう。


(っ……こんな時に、何を考えているんだ俺は!)


 身体が異様なほど熱せられて、油断すると下半身の一点に血が滾ってしまいそうだ。

 気を抜いたが最後、エウロペの前で情けのない血流の収束を見せることになる。歯を食いしばって堪えながら、青年はエウロペの肩を掴んで揺さぶった。


「大丈夫ですかエウロペさん、気をしっかり保ってください!」

「あっ♥ い、いけません、今♥ そのようにされては……んあぁぁぁぁぁ♥」

「ッ!?」


 途端、エウロペはより激しく身を震わせるとその場に倒れ込んだ。


「か、からだが♥ 熱い……わたくしの、身体が……炎のように……っ♥ み、水が、燃え上がって……ッ♥ お腹の下が、切なくて……ん、あぁぁぁぁっ♥」


 何が起きているのか、自分でさえ分かっていないのだろう。エウロペは転んだまま、全身を痙攣させながら得体の知れない感覚に戸惑うような声を漏らす。その声色には、戸惑い以外の感情も入り交じっていた。

 だが、当人には分からずとも傍目から観察すれば症状は明白であった。ワンピースの薄い生地に浮き上がる固くなった乳首と、疼く股をしきりに抑える痙攣した両手。時に逃れるようにピンと張り詰める扇情的な両脚。


(……媚薬だ。あの花粉にこの症状、間違いない!)


 魔物が最後の悪足掻きに吐き出した花粉は、発情作用を引き起こす媚薬成分の塊だったのだ。

 エウロペは星晶獣で子孫繁栄の生殖機能は持たないが、人間のように交合うことはできる。つまり人とセックスができ、快感を快感と認識する機能も有している。完全に無機能ならば、青年が発症するだけで済んだのだが、人に近しい機能を保有していたエウロペまで発情してしまった。


(ど、どうする……? 正直、俺もそろそろ限界だぞ……!)


 エウロペよりは離れた位置で浴びて、息を止めたとはいえ吸ってしまったことには変わりない。発情に苦しんでいるのは青年も同様だった。


「はぁ、ふぅ……ご、ご心配、なく♥ わたくしは、平気、です……っ♥ お、御身のことを、慮ってくださいませ♥ ん、はぁぁぁ♥」


 だがそれ以上に何よりも、だ。淡い憧れを抱いていたエウロペが身を震わせ、発情に悶える艶姿に青年の理性は限界に達していた。

 彼は最後に残った理性でバッグから緊急時の野宿に使うシートを引っ張り出し、放り投げるように地面に敷いて、そこにエウロペを寝かせると、自らは煩わしい衣服を脱ぎ捨てた。もちろんそれは、はち切れんばかりに怒張したモノを辛うじて抑えていたズボンと下着も例外ではなかった。


「く……!」

「あっ……♥」


 予想通り、常軌を逸した勃起だった。反り返った肉の棒は血管を浮き上がらせ、全身の血流がそこに収束しているかのようだ。

 野外でペニスを晒す倫理の欠片もない行為だというのに、青年は得も言えぬ高揚感を得た。

 その高揚感を差し置いてせり上ってきたのは、雄としての優越感だ。エウロペの視線は、青年の肉棒に注がれていた。碧眼には困惑と劣情。どちらも彼女には似つかわしくないと思うのに、肉棒の興奮は優越感と共に加速した。

 剥き出しの亀頭から粘り気のある我慢汁がドロリと滴る。今すぐにシゴいて気持ちよくなりたいという極限の衝動を抑えることができたのは、エウロペという最上の相手が眼下に存在していたからだ。


「ごめんなさい、エウロペさん……!」

「あ、んっ♥ んんぁっ♥」


 青年は謝罪をしながらエウロペの衣服を剥ぎ取った。白いワンピースとその下にあるものを、合意を待たずにシートの外へと放り投げる。

 エウロペは官能の吐息を漏らした。素肌を暴かれることに恥じたのではなく、外気に触れることに身悶えしたのだ。やはり彼女の身体は発情作用によって、全身が鋭敏な性感帯めいた状態だった。

 ブーツを残してエウロペの裸身は露になる。背徳的な姿だ。それだけでなく、女神が如き姿だ。普段ならその曲線美だけで畏れ多いと、畏敬や神々しさを覚えるだろう。しかし、彼の興奮はそのような甘言に惑わされることはなかった。

 今すぐ怒張した肉棒をハメて、彼女の膣内で射精がしたい。それ以外に何も考えたくなくなる、途方もない衝動に駆られる。

 だが、発情に戸惑うことしかできないエウロペにいきなり肉棒を挿入しては、彼女が耐えられないかもしれない。純粋に彼女を気遣ったのか、或いは心から惹かれる雌の裸体を貪りたいと訴えたのか。どちらにせよ彼は、発情の赤みを帯びたエウロペの身体に手で触れた。


「あぁっ♥♥ は……あぁ……っ♥♥」


 憧れの美女が持つ乳房は瑞々しく、そして感慨を抱くほど柔らかく、驚くほどに大きかった。清楚な容貌からは想像できなかった美巨乳の感触に、手はこれまでにない感動と興奮を覚える。

 この世にエウロペの胸を揉みしだく以上の幸福があるとは思えなかった。そして、乳房を愛撫されて艶めかしく震える唇が、青年はどうしても欲しくなった。


「ん、ちゅ……っ♥ あ♥ 口、づけ……は……ちゅ、ちゅっ♥♥」

「いいから。エウロペさんは、この感覚に早く慣れるんだ」


 エウロペも口付けの、愛の意味は知っているのだろう。しかし抵抗はあまりにも弱々しい。いや、何も同然だった。

 青年は桜色の唇を何度も奪いながら、乳房を両手で弄ぶ。蕩けた顔で身を委ね、愛撫の度に裸体を痙攣させるエウロペに、我慢の限界が着実に近づいてくる。

 怒張したペニスに急かされて、青年はエウロペの艶肌を次々に弄り始めた。飽きずに啄んでいた唇からようやく離れると、固くなった色素の薄い乳頭を口で吸い、歯で軽く刺激した。


「はぁぁぁぁぁ……っっ♥♥ んあっ、や、あぁぁぁぁ〜〜♥♥♥」


 聞いたことがないエウロペの声が鼓膜を震わせ、過剰な興奮を止めどないものにしてしまう。

 快楽の二文字を感じたばかりのエウロペが、全身性感帯になり、中でも最たる過敏な部位である乳首に強めの刺激を受けた。

 変化は顕著に現れた。汗ばんだ乳肌に埋もれていても、鈴の音の声色が官能に蕩けている。だから彼女の艶やかな表情まで伝わってくる。

 くびれた腰が浮き上がる。恥毛が濡れた膣を差し出すように動いたのだと分かると、青年は指を入口に当てた。


 ぬちゅっ♥♥♥


「はぅぅ……っ♥♥♥」


 明らかな水音。そしてエウロペは身を震わす。一抹の恥じらいと、隠しきれない快感に。

 彼女にもうこれ以上の切なさは感じさせたくない。独善的な思考に後押しされた青年は、エウロペの乳房を口で味わいながら膣口に指を差し込んだ。


「んんッ♥♥ い゛ッ♥♥ は、はぁっ♥♥ あっ♥ あぁっ♥ ん♥ ふぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜♥♥」


 乳首を舐め回し、膣のごく浅い入口を軽く掻き回す。どちらも小さな刺激で、女との経験値が薄い青年の愛撫は衝動的で上手いとは言えない。貪るようで気遣うような軽めの刺激だが、発情したエウロペには充分だった。

 時折飛び跳ねるような声を上げ、同時の刺激に腰をくねらせる。指先に至るまで美しい所作のエウロペが、男の性を煽る仕草をした。そのギャップで中枢神経から頭が破裂するような指令が下される。

 何があってもこの女を、雌を手に入れる。この機を逃したら、もう絶対に手に入れられない。後に何をどう咎められようと構うことはない。

 生殖機能があろうがなかろうが関係ない。彼はこの美しくドスケベな美女とセックスをして、子種を思う存分注ぎ込みたかった。

 彼は身を捩るエウロペの膣から指を引き抜いた。指と股座の間に『ねとぉーー……♥』と恥汁の橋がかかる。それはシートに滴るまで途切れることはなく、エウロペの発情を如実に語る。


「エウロペさん、セックス……しよう!」

「んっ♥ あ♥」


 それが返答であるかなど、もうどうでも良かった。垂れた糸が切れた時、彼の理性は頭の隅に追いやられていた。

 エウロペの太ももを掴んで股を拡張し、限界を超えて隆起したチンポの先端を膣にあてがう。憧れていた美女との生ハメ、さらに初体験、彼女の艶姿。留める理由は一つとして浮かばず、彼は自らの腰を押し込んだ。


「ぐ、うぅぅッ!」

「おっっ♥♥ お、おぉぉ……ッ?♥♥♥」

「や、ば……なんだこの、絡みつくマンコ……! まだ入口なのに! ヤバいだろこれ!」


 エウロペは水流を司る星晶獣だ。故に熱とは無縁のはずだが、彼女の膣穴は人間の膣と遜色ない温度を持っている。否、人間のそれより熱を帯びて、恐ろしいほど心地が良かった。

 青年が入口だけで名器だとチンポを伝って感じる中で、エウロペは両手を上げて腋を晒し、背中を浮かせて差し出すように腰を上げる。チンポを迎え入れるが如く、おまんこを突き出したのだ。


「うっ!? ぐうぅぅぅ!!」

「お゛ぉ゛ん゛ッ゛!!♥♥♥♥」


 遂には首さえ仰け反り、舌をだらしなく突き出したエウロペ。青年のチンポが子宮を穿ち、奥底までの挿入が果たされた時のことだった。

 魔物の遠吠えより野太く濁った耳を疑いたくなる嬌声だ。しかし現実に、エウロペの口から溢れ出たものだと分かる。その事実が、膣壁に包まれた肉棒をより激しく歓喜させた。

 エウロペほどの女を獣のように喘がせたこと。雌の本性を剥き出しにした艶声を引き出したこと。彼女ほどの代物ならば、汚らしい声ですら興奮の材料となること。それは単なる歓喜ではなく、狂おしいほどの興奮。狂喜ですらあった。


「ふーっ! ふぅッ! エウロペさん、動くよ、いいね!?」

「おッ♥♥ ほ♥♥ ほ?♥♥♥ ほ、おぉぉぉぉ……っ♥♥♥」


 一応は声をかけるが、返事はない。発情の根元とも言える子宮をぶっ叩かれたようなものだ。目が裏返ってないだけマシな状態で理知を扱う余裕は全く残っていない。見事なアヘ顔を晒したまま、脚先のブーツがみっともなく『しゅぴーんっ♥』と伸びている。快感の処理が追いつかず、全身を反らして逃そうとする。

 青年は、快楽に慣れるまで耐えていたことを忘れて、エウロペの腰を掴み抽挿を始めた。


「お゛ぉッ♥♥♥ ん゛ぅ〜〜〜〜♥♥♥ ほ、お゛っ♥♥♥ おぉぉぉぉーーー……ッ♥♥♥♥」


 エウロペとの初体験、初セックス、初交尾。劣情の上に興奮と歓喜を積み重ね綯い交ぜにして生まれた狂喜が、青年にただただチンポを振らせた。絶世の美女のマンコを貪らせた。

 仰け反り、言葉にならない声を上げてエウロペは絶頂する。立っていることさえできなかった発情状態で、あまつさえ今は中心地点を乱暴に突かれているのだ。当たり前と言えば当たり前の話だが、結合部からイキ汁を弾き飛ばす憧れの美女の下品な姿を見た感情は、形容し難いものだった。


「くッ! こんなの止まるわけないっ! 止められるかよ! エウロペさん、このまま続けるからな!」

「んお゛っ♥♥♥ ほ♥♥ お゛♥♥♥ おっおっおっ♥♥♥ ん゛ひお゛ぉぉぉぉっ♥♥♥♥」


 返事の代わりにエウロペはよがり狂う。彼女の尻肉に腰を食い込ませ、美巨乳を揺らしながらマンコの奥をチンポで突く。あらゆる意味でたまらなく良い。

 倒錯的な快感を咎める声はある。あるのだが、腰は止まらなかった。手もエウロペの肌を掴んで離さない。チンポの気持ちいい時間を邪魔されたくない、失いたくないとエウロペのマンコを徹頭徹尾で突き揺らす。

 そんなことを繰り返していると、挿入の時点で限界を感じ、強引に先送りにしていたモノがやってきた。怒張がさらに肥大化し、ドクンドクンと音に聞こえるくらい脈動する。

 彼はその瞬間、エウロペに覆いかぶさった。唇を三度奪うと、腰を目一杯に押し込んで子宮に亀頭を密着させる。それでも足りないとグリグリと捻るように押し付けた。


「んんんぅぅぅぅッ♥♥♥♥ んお゛ぉぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥♥」


 想像を絶する熱量の塊が、エウロペの子宮に注ぎ込まれた。それを二人は同時に感じた。エウロペの本能にも刻みつけられた。子宮に雄の精液が注入されるこの時こそ、雌に許された一番の悦びであるのだと。

 寄り目を上擦らせ、美貌にできる限界スレスレの無様アヘ顔を見せてエウロペは両脚がピンッと張り詰め、ビクンビクンと絶頂の震えを走らせた。唇を通して全身の痙攣が、悦びようが伝わってくるようだった。

 青年は堪らず腰を押し付けた。これ以上はもう無理だと言う抵抗すらねじ伏せて、マンコの奥に注ぎ込む。快楽に翻弄される雌を手懐けるように、彼は子宮に精子を吐き出し続けた。


 発情した身体は数度の絶頂で収めることなく、二人は何時間と交尾を重ねてしまうのだった。








「んちゅっ♥♥ ちゅぱちゅりゅうぅ……んちゅっ、ちゅっ♥♥ ぢゅうぅっ♥ んは♥ はっ♥ んんんん……ッ♥♥」


 ねっとりと、いやらしい口付けの音が川のせせらぎに混ざって響いている。

 あれから一晩立ち、濃厚なセックスで発情成分が抑えられた二人はドロドロの身体や投げ捨てて汚れてしまった衣服を洗うため、そして頭を冷やすために近場の水源に身を寄せた。

 掃討した魔物が寄り付く心配はなく、また水を操るエウロペの権能で足を踏み入れても問題がない緩やかな流れによって、二人は服を洗って干し、汗と体液で濡れた裸体を清めた。

 そして、何の言葉もなく一糸まとわぬ肌同士で抱き合い、唇を重ね合わせて、今に至る。


「はむ……ん、ちゅ♥ ちゅ♥ ちゅっ♥♥ ん゛ちゅうぅぅぅ♥♥♥」


 気づけば両手は指を絡めて恋人のように重なりあっていた。エウロペの方から積極的にキスを求めて、豊満な胸を青年の胸板に押し付けて擦る。純然たる求愛の行動は、既に三十分は続いているように思えた。

 お互いの唾液で口元は酷い有り様だ。水に足をつけているのにちっとも熱が引かない裸体に、汗と涎がダラダラと滴っている。チンポはエウロペの下腹部にズリズリと擦り寄せられて、彼女のマンコからは『ねとぉぉぉーーー……♥』と劣情の深さを感じさせる銀色に輝く糸が垂れ落ちていた。

 自分たちが冷たい水に身体を浸していることを忘れそうになる膨大な熱。発情が収まったからと言って、なくなったわけではなかった。

 むしろエウロペは、知ってしまった快感に――――――雌の悦びに衝動が止まらないようだ。


「ん、んんっ……ぷはっ♥♥」

「……エウロペ、さん」

「はぁ、ふぅ、ふぅ〜〜♥ も、申し訳、ございません♥ このような、はしたないことを……♥ 自らの感情を制御でず、あなた様に、忸怩たる思いを……っ♥」

「う、ううん。俺はいいんだ……気持ちよかったからさ」


 正直、交換し合った唾液を拭わずに気恥ずかしげな面持ちのエウロペに、青年はまた押し倒して身体を味わいたい衝動に駆られていた。彼女ほど発情花粉を吸い込んでいなかったため、辛うじて抑え込んでいるだけだ。

 返した言葉は慰めではなく本気だ。キスを拒まなかったのも、指を絡めて手を繋ぎあったままなのも、エウロペが拒絶しないのならというある種の期待を持っている証拠だ。

 エウロペは潤んだ碧眼を彷徨わせて逡巡を見せる。しかし、青年の手を強く握りゆっくりと言葉を紡いだ。


「先程の行為は、人の子の生殖行為とお見受けいたしました♥ 美しい愛を囁き合う者同士が、子を為すための行いなど……しかし、私とあなた様の行為は、快感を貪るだけの♥ ケダモノが如き行い――――――けれど、私はそれを否定できないのです♥」


 人の子のとても美しいとはいえない一面。情欲をぶつけ合う生々しい交尾。しかも青年とエウロペは合意もなければ、子を為すためでもなく、身を昂らせる火を鎮めるためにお互いを求めた。

 美しくはなく、けれどエウロペは本能が否定できなかった。彼と彼がもたらすモノを。


「お願いいたします♥ どうか今一度だけ、私にあなた様の寵愛を……注いで、いただきたいのです♥」

「一度だけでいいんだ?」

「あっ♥ そ、それは♥」


 快楽に堕ちたエウロペは、彼が憧れていた気品のある美女からは程遠い姿かもしれない。だが、それがいいと彼の雄は求めていた。


「けど、ダメだよ。もし欲しいなら、こう言わなきゃ――――――」


 最初の返答に拒絶されたのかと震えるエウロペの手を握り返した青年は、彼女の耳元で言葉を重ねる。

 意味が正確に伝わったのかは分からないが、エウロペは頬を鮮明に火照らせた。

 近場の岩に手をついたエウロペは、恥じらいながらも染みがくっきりと滴る脚を開いて形の良い尻を突き出す。両脚を大きく、おまんこを『くぱぁ♥』と広げて、艶姿でセックスをアピールする。


「お、お願いいたします……お、おまんこを♥ 私のおまんこ♥ おまんこに……おちんぽ様をハメて、くださいませ♥ おちんぽ汁を私のドスケベな子宮に、たくさん注いで、気持ちよくイカせてくださいませぇ……♥♥♥」


 淑女の口から出していいものではない全力のチン媚び口上。チンポにこれ以上なく媚びたセックスアピールの体位。

 雌の懇願に雄はチンポを挿入し、激しく抽挿する以外の答えを持たなかった。


「んお゛ッ♥♥♥ オッオッオッ♥♥♥ ん゛お゛ぉ♥♥♥ あ゛ッ、はぁぁぁぁぁん゛♥♥♥♥」

「そんな声も出せるんだ。締め付けも強くなってるけど、もしかしてこっちの格好の方が好き?」

「わ、わかりませんっ♥♥ おちんぽが気持ちよすぎて、おッ♥♥♥ わ、わからないのですッ♥♥♥」

「あー、それ良い。エウロペさんの口から下品な言葉出るの、めっちゃ滾る……ッ!」


 雄を誘う形をしている美尻に腰を打ち付け、後背位で突く。何時間と彼女を抱いた彼は反応の差を感じていた。

 締め付けが強くなっているし、腰が迎え腰だ。とどのつまりエウロペは、本能的に自分から腰を振っているのだ。


「げ、下品、お゛ォッ♥♥♥ わ、わたくしは、はしたない女、なのでしょうか……ッ♥♥」

「うん、すっごくね。けど、それが気持ちいい! 分かるでしょ?」

「はい……ッ♥♥ は、はしたないことが、お下品なことが♥♥♥ 好きです♥ 好ましいと、思ってしまいます♥♥ あなた様とおちんぽ様の寵愛に♥♥♥ おまんこが悦んで……ん゛ッほ♥♥♥♥ お゛ぉぉぉぉぉぉぉぉッッ♥♥♥♥♥」


 エウロペがあられもなく感じている姿に全能感に似たものを覚える。憧れが優越と支配という好意に変わる。お互いを求めるだけの関係が、雄と雌の単純な関係が、たまらなく愛おしくて。


「ふぅ、うッ! エウロペさん、また出そうだ……ッ!」

「んあッ♥♥ は、はい♥ かしこまりました♥ で、ではあなた様♥ 手を♥ 手を握ってくださいますか♥♥ 私の手を引いて♥♥ おちんぽ様の汁を♥ 子種を♥ 私の膣内に、注ぎ込んで……ッ♥♥♥」

「ああ。一緒にイくぞ……ッ!」


 懇願に応えてエウロペの手首を引く。これで彼女を支えているのは、名実ともに彼の手とチンポだけだ。エウロペは、されるがまま精液を受け止める。それしかない状況に自らを追い込んだ裸身の美女は、高々と仰け反る。


「あぁっ、イく♥♥♥♥ イくが、キますッ♥♥♥♥ おちんぽ様で♥♥♥ 私のおまんこにイくが……イくッ、イ゛ぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーッッッ!!♥♥♥♥♥♥」


 獣の如く交わる二人は魔物よりも獰猛だった。それは花粉の効果が切れるまで、飽きることなく続けられたのだった。




 魔物の討伐を終えたことで、二人はグランサイファーに無事の帰還を果たした。

 数日を使っての魔物討伐は、村人に大層感謝をされる結果になった。話を聞くに、どうやら〝激しい獣の声〟が昼夜問わず聞こえて、青年とエウロペの安否が気が気でなかったらしい。

 別件依頼を終えて迎えに来てくれた団長にも、そんなにも危険な依頼を任せてしまったのかと真っ青な顔で謝られ、二人が言い訳に苦心することになったのだが、とにかく無事の帰還には変わりない。

 しかし、激しい戦いになったとはいえ二人で危険な依頼を遂行しきったことも確かだ。それが周知された日から、船の中で青年とエウロペが時を共にすることを訝しむ者はいなかった。


 発情を催す花粉はもう体内に存在しない――――――必要もなかった。


「エウロペ、またエッチな身体になったね?」

「はぁ、ふ、ふぅ♥ さ、様、に、ございますか……?♥ 私、自分のことはあまり、わからないのです♥」


 本能に刻まれたモノは消えない。裸で手を結び脚を絡ませ、お互いの腰と股を打ち合わせる。そんな日々が度々、いいや毎日のように続いていた。

 すっかり快感の虜となったエウロペは、才能が開花したようにいやらしい身体になった。美しさには余分だった贅肉が、雄を誘うのに丁度いいくらい実った。むっちりとした太もも、揺れる爆乳、巨尻。そして雌のフェロモンを放つためとばかりに濃密な股の茂みを付けたエウロペは、気品のある姫君から淫乱ドスケベな雌として相応しい色香を帯びた。


「そうだったね。エウロペは俺のチンポにしか目がいかないスケベな星晶獣だった」

「はい♥ 私はあなた様と、おちんぽ様を敬愛せし……雌でございます♥」


 エウロペは心を許した相手に猜疑心無き敬愛を捧げる。たとえ快楽に溺れて穢れようと、エウロペは純真なのだ。

 純真を淫らに染めるは倒錯的な快楽だ。自らを雌だと教えてくれた雄にいやらしい身体と愛を捧げるエウロペに、青年は激しくマンコを突いた。

 理屈も倫理観も必要ない快楽を追求するだけの関係がそこにはあった。


「オッオッオッ♥♥♥♥ イぐ、イくがキますッ♥♥♥♥ おちんぽ様でおまんこがイくぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥」


 なれどそれは、単に愛を誓い合うより深く強い淫靡な繋がりであった。





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