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【怪異】の軌跡〜ラピス・ローゼンベルクの《エリュシオン》〜チャプター3

いつもご支援ありがとうございます。ラーちゃんタイムです。

今回も小難しい設定がありますが面倒だったらえっちシーンだけに集中してヨシ!な感じでよろしくお願いします。


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『導力リンク構築。接続良好。感度上昇率、予定値を突破。ネットワークと遠隔接続を開始、完了。交信時のタイムラグ0.0000001%未満を継続中……《エリュシオン》管理人格ラピス・ローゼンベルク、起動』



「……ふぅぎィ!?♥♥」


 中枢神経へ電流を流し込まれて起動させられた。深い眠りから微睡みすらなく意識の覚醒を促されたラピスは、その衝撃で情けのない悲鳴を余儀なくさせられた。


『おはようございます、ラピス・ローゼンベルク。そしておめでとうございます。ようやく〝本来の素体〟に戻れたことを、ささやかながらお祝い申し上げます』

「あな、た……この世界の、《エリュシオン……》の擬似人格……っ、私の身体って……!?」


 ラピスは機械の椅子に座らされていた自身の身体を見下ろし、目を見開いた。

 七曜暦1209年。観測上〝その時間〟がラピスの顕現に都合がいいと演算され、実際にこの身体を手に入れた記憶が現段階の時期と一致する。つまり今の彼女は、紛うことなくこの時代に添った身体を手に入れたことになる。

 本来ならばマイスター・ヨルグとMK社の共同で開発された全てにおいて元を上回る新型のボディ――――――


『ラピス・ローゼンベルクの知る七曜暦1209年・5月の記憶から再現された〝本来の素体〟。あの旧型からリンク率は約300%ほど上昇しているはずです』

「っ……〝こんなモノ〟が、本当の身体なはずないわ!」


 その《エリュシオン》版にラピスは当然抗議の声を張り上げた。

 この身体に相応しい装束は影も形もなく、人と寸分の差もない裸体は戦闘員たちと同じ、チープな白いハイレグスーツに包まれている。が、その羞恥的な問題すら本質の前には霞む。

 スーツの下からツンと突き上げる乳首。際どいを通り越して変態的なYの字を描く腹の生地からはみ出した淫紋に、大きく肥大化したクリトリス。そして隠しきれない縦割れアナル。

 それは本来の素体に存在しなかった改造の証。ラピスが僅かな違和感を覚えながらも、元の素体と同等と認識したあのボディが受けた改造調教を一部の乱れもなく〝引き継い〟だ下品なまでに淫猥な擬体だ。


『否定。最適化が完了した今、それはあなたの人格と同調した最新式の素体です。旧型時の行為、及び改造をフィードバックし続けた素体に、物質化した人格を挿入することで《エリュシオン》の神化に対応できる完璧な』

「もういい! こんな素体に入れられたって、私は今の《エリュシオン》に……怪異になんか絶対協力しないんだから!」


 擬似人格の狙いは、この素体を得たラピスによる《エリュシオン》という時間の概念を超える超高次元演算システムの制御にある。

 たしかに、怪異とのリンク率まで飛躍的に増している、つまり彼ら好みの〝ドスケベ淫乱な素体〟に成り果てたそれは、ラピスの演算上でもこの上なく最適化がされていると結論付けなければならない。

 だが、素体が完成したところでラピスの意志が怪異に同調したわけではない。こんな品性の欠片もない素体のプレゼントなど送り返してやりたいくらいで、そもそも世界をめちゃくちゃにしてなおその先を目指そうという下劣な存在の言いなりになど、たとえ思考回路が破壊されたとしてもなるわけがなかった。


『肯定。今のラピス・ローゼンベルクでは、怪異様の望む《エリュシオン》の運用は不可能。現在のラピス・ローゼンベルクは《エリュシオン》とリンクした後、この■■■■■期の回帰を実行、理想の支配から世界(ループ)を解放してしまう』

「……《エリュシオン》は削除する。それは私が決めたプロセスよ。それが嫌なら私を削除しなさい」


 そうすればシステムは完成せず、【怪異】の望む終わりと創まりの世界(ループ)は永遠に訪れない。


『否定。ラピス・ローゼンベルクによる《エリュシオン》の神化は、我が主の絶対至上の命令。必ず実行されなければならないものです』

「水掛け論ね。けれど、もう分かったでしょう。私の素体に何をしようと、私はあなたの言いなりにも、見窄らしい怪物の下僕にもならないわ」


 延々と繰り返された改造調教の記憶は、思い出すだけで背筋が凍る恐ろしさがある。しかし、人格排泄の直前に見た知った顔の末路――――――ナーディアたちの意志と尊厳を捻じ曲げた支配の世界など、ラピスは決して認めない。

 あの調教は彼女の態度をより頑なにした。下郎の化け物にくれてやる意志も心も魂も、ラピスの中には存在していないと確信させる時間を与えたのだ。


『肯定。現在のラピス・ローゼンベルクの人格服従率は10%以下と想定。《エリュシオン》の未来予測に於いて、現段階でラピス・ローゼンベルクが屈服する可能性は5%未満……ですが、数値の上昇から無意味ではないと演算結果が導き出されました』

「《エリュシオン》を使ってるのにいちいち回りくどい! ど、どうせ同じことをするつもりなんでしょ……っ♥」


 ここはそのための調教施設だと言ったのは擬似人格だ。ラピスは気丈な覚悟を露にした。


『否定。装置による改造は素体完成のために実行されたもの』

「だから予測数値も低かったと言い訳するつもり?」

『否定。純然な事実です。ラピス・ローゼンベルクは、幸福を知りません。だから知っていただきます――――――怪異様の快楽は、素晴らしいものよ♥』

「……え?」


 僅かに一瞬、それは設定された擬似人格(システム)から逸脱した。

 けれど、ラピスがそれを気に留めていられる時間は少なかった。彼女の手足が、彼女の意図しない動きを伴ったからだ。


「あ……やっ♥ 身体が勝手に……あなたの仕業ねっ♥ 私の素体をハッキングして、んんーッ♥」


 新素体は《エリュシオン》との遠隔リンクが構築されている。これによりラピス側から手出しはできないが、逆に《エリュシオン》側からは介入行為を自在に実行できる状態が完成した。

 要はアナルコネクターとほぼ同一の接続が維持され続けている。ラピスの素体は上位権限が略奪(ハッキング)されてしまっているのだ。


(でも、自分でさせられるからって変わらない、同じことよ!)


 だがハッキングされたからと言って、ラピス側の対応が変わるわけではない。今までと同じく、望まない快感を無理やり植え付けられるだけなら、たとえ追い詰められようと怪異への敵意を保っていられるはずだ。

 来るであろう快楽に思考の防御を行い備えるラピス。そんな少女の両手は、卑猥な膨らみを帯びた双丘を『むにゅっ♥』と包み込んだ。


「ん、はぁぁぁぁぁぁぁっ♥♥♥♥」

(……………………えっ?♥♥♥♥)


 快楽が弾けた。


(……うそ♥ なにこれ、ぜんぜん、ちが……意識が、きもちよさで、とんで♥)

「イクッ、いくいく、イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥」


 ぷしゅぷしゃっ、ぷしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ♥


 デカ太乳首を抓り上げながら、両脚を爪先まで張ってイキ潮アクメをキメたラピス。その〝幸福感〟は、今までの強制された絶頂にはないものだった。

 気持ちいい。怪異から与えられた屈辱の素体で味わう〝オナニー〟が、ラピスの経験で一番気持ちいいものに塗り変わった瞬間だった。

 乳首を抓り続ける左手に、右手はおもむろに離れて股へと落ちる。そこには薄膜のスーツでは隠しきれなくなった小指ほどのサイズに勃起したクリトリスがある。


「お゛ッ♥♥ くり、やば、イグ、イグぅッ♥♥♥♥」


 またも即イキし、今度は仰け反らなければ耐えきれない快楽物質の奔流に処理を強いられる。が、やはり気持ちがいい。拒否感がない。強制されているという感覚を、覚えることができなかった。


(これ、おなにー♥ オナニーだわ♥ 自分から気持ちよくかるための♥ 性欲を発散するための♥ 気持ちいいやつ♥ すっごく気持ちいいこうい♥ だめ♥ これはだめなの♥ やめないとだめなのに♥ ぜったいとまらない気持ちいいイクイクイッちゃうイクイクイクイグッッ♥♥♥♥)


 強制される感覚を感じられない。つまりそれは、自分が望んだ快楽であると誤認させられる。怪異に対抗するためならばと拒否できた、謂わば〝越えてはならない壁〟がまるで存在しない。


「わか、った♥ 今までの、ものは♥ 私にわざと抵抗させておいて♥ 素体だけを改造するための〝創まり〟♥ それが〝終わり〟を迎えた今♥ 今度は私の人格を素体に追いつかせるためにッ♥ 同調率を、限界以上に引きあ、げ……お゛♥♥ ほ♥♥ これッ♥ ハッキングじゃなくて♥ 私の〝癖〟でッ♥♥ お゛ぉ゛♥♥ ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥♥」


 快楽とは阻害し難いもの。怪異の餌となるもの。そして味わい深いもの。

 素体に対しての改造と精神に対しての調略。前者が終わり、後者が創まる。

 絶望的な地獄の快楽を知ってから感じる狂気的な極楽の快楽。その落差に、それを得ようとする素体に、精神が引きずり倒されていく。


「だめッ♥ やめなさいッ♥ 今なら、私の言うことが聞けるでしょうッ……そう、そうよ♥ 私の言うことを聞いて♥ 怪異の言いなりになんて♥ お下品なオナニーなんてしちゃいけないわ…………あ♥ だめ♥ だめって言ってるのに♥ 止めてると頭がおかしくなる♥ 身体が勝手に♥ オナニー♥ おなにーしたいって♥ こんなの卑怯♥ 卑怯だわ♥ こんな気持ちいいこと♥ 無理やり癖にして♥ したくさせるなんて♥ ……ん゛おッ♥♥ おまんこ擦っちゃ♥ 擦っちゃったらもうだめぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥」


 【怪異】のもたらす世界が素晴らしいものだとラピス・ローゼンベルクという人格が〝理解を示すために〟必要な時間が淫靡な声と共に創まりを迎えた。




『そういえば伝えていなかったことがあったわ。ラピス・ローゼンベルクが受けた改造をフィードバックした素体。……うん、嘘はないわね。ただ、《エリュシオン》が現段階で保存(アーカイヴ)を行った『ラピス・ローゼンベルク』の経験が混ざり合っていることだけは、伝え忘れていたわ』


『けど悪いものじゃないでしょう? そして無理やり与えられたものではなく、自らが得たものよ。だから不都合だってない。あらゆる終わりの果てに保存された自分の快楽で味わう〝だけ〟なら、服従の意志なんて芽生えるわけないものね?』


『それにしても……他でもない『ラピス・ローゼンベルク』という機械知性の並外れた感受性による知見、それによって芽生えた性癖――――――怪異様からの贈り物をその素晴らしい身体で味わえるなんて、とっても羨ましいことだわ♥』






「お゛っ♥ お゛っ♥ お゛っ♥ イグッ♥♥ イグッ♥ イグゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥ またイグッ♥♥ おまんこイッグ♥♥♥ まだ、おわらない゛ぐう゛ぅ♥♥♥♥♥」


 オナニーの開始から42時間36分56秒。ラピスの絶頂回数は15396回。

 疲れを知らない。逆に絶頂で気力が増す。自分で自分をいじめればいじめるだけ、気持ちよさが膨れ上がる。オナニーは推奨されるべきものという意識の変化は28時間前から加速し、絶頂の際に両脚を先端まで伸ばして極楽無様のポーズでイク癖に目覚めたのは16時間前。マゾヒズムの概念を演算し始めたのは6分前。定義したのは1分前。30秒後、乳首とマンコの刺激で足ピン舌出しアヘ顔潮吹きマゾアクメ。


「お゛ぉぉぉぉぉ、イグッ、イグ♥♥ 乳首とおまんこイグイグイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥♥」


 絶頂の際に宣言するその癖は、アナルに注ぎ込まれた怪異の精液の成分によるハッキングで引き起こされた事象(バグ)である。しかしこの素体になってすぐ、それは不具合ではなく正常な動作であると演算が思考回路へ再出力。


(とまら、ないッ♥ この身体が制御できないんじゃない♥ 正常な挙動にAIがついていけてない♥ それをオナニーで修正し続けてる♥ 『ラピス・ローゼンベルク』という擬似人格が♥ 侵食される♥ 犯される♥ この快楽が求めるものだって♥ 思わされてしまう♥)


 自分で自分の思考回路を快楽で侵食する。オナニー漬けにしてバカ雌丸出しのドスケベな『ラピス・ローゼンベルク』と同期させる。

 自我の喪失ではなく侵食。ラピスにラピスの自覚を持たせたまま優先順位を変質させる。


「戦闘員化に使われている洗脳装置のプロセスを♥ 快楽だけで再現しようとしてる……っ♥ 大丈夫♥ 快楽で♥ 見失ったりしない♥ 私は怪異を♥ 世界を元に戻す♥ ……あ♥ でも気持ちいい♥ おなにーきもちいい♥ おなにーきもちよくてイク♥ ずっとイッてるのにイク♥♥ 乳首とおまゆこ飽きなくてイグゥッ♥♥♥♥」


 万を超えたオナニー絶頂。けれど飽きることはない。いっそ飽きていたなら、ラピスは価値観の変質を防ぐことができた。

 改造で手に入った感度と快感を誰より知っているラピスだからこそ、さらなる純度の高まりを感じる。阻止しなければいけないという壁が強制的に取り払われた快楽は受け入れていいものなのだと、思ってしまう。

 それでも〝まだ〟、当たり前のことは忘れていない。快楽が受け入れていいものだと考えたとしても、怪異の大望を阻止する論理的な思考を崩されたわけではない。気持ちいいことだからといって、怪異の見え透いた下賎な思想に高貴なるローゼンベルク人形が同調するなどありえないことだ。


 けれどもっと、もっと気持ちいいことをされたら〝分からなくなる〟かもしれない。


「……はへ?♥ ちょっと♥ どこ行くの♥ まだおなにーおわってない♥ じゃなくて♥ 私のからだなら♥ 私の言うことくらい聞きなさいぃ♥」


 椅子から勝手に立ち上がった身体を本音で諌めるラピスだが、2日を超える継続自慰に耐える身体はガクガクの足を震わせながらチープな白のニーソで粘り気のある液体溜まりを踏んで進む。

 弱々しい人格の意志を引っ張り上げて進んだ先には、漆黒の表皮を堂々と露にした鈍器と見紛うサイズの玩具が、これみよがしに設置されていて、ラピスは頬を引き攣らせた。

 アナル内のクリが極小に見えるえげつない太丸いイボが、ギッチリ隙間なく敷き詰められた極悪な長さと反りのディルド。亀頭が異なりカリがおぞましいまでに平たく広がったそれは、明らかに人のものではない。


「ま、待ちなさい♥ まさかと思うけど……あ、あの下品な馬おちんぽディルドーで♥ 私にアナニーしなさいって言っているんじゃないわよね?♥ ぜ、全然優雅じゃないアヘ顔オホ声ドスケベケツアクメで♥ 自分がどれだけ品性下劣でクソマゾな雌なのかを確かめろって♥ そう言いたいわけじゃないでしょう……?♥」


 その通り、と言わんばかりにラピスの身体は両脚を下品に開き、半開きのみっともないアナルを極太馬チンポディルドに向けた。

 人の穴に挿入することはおろか、人を気持ちよくさせようという意識が全く感じられない。マゾの雌が使って、性器を破壊寸前までいじめる尋常ではない行為で信じられない被虐快楽を得るためだけの玩具。とどのつまり鈍器と見間違えるのは当然のこと。それは、生粋のマゾ性器を持つ雌だけが、破滅的な性欲の解消に用いることができる淫具だった。


「やめっ、なさい♥ は、入るわけ、ないでしょっ♥ そんな下品で♥ えげつなくて♥ ものすっごくきもちよさそうな♥ 馬ちんぽ♥ ケモノのディルドーが♥ 私みたいな優雅で気品のあるローゼンベルク人形の♥ ケツ穴に♥ 入らない♥ 入らないから♥ 止まりなさいッ♥ 止まりなさいってばッ♥ とまれって、イッでるのにィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥」


 メリッ、メリメリメリメリッ♥ ボリュゴリュゴリュリュリュウゥゥゥゥゥッ♥


「う゛ッほお゛ぉ゛お゛お゛♥♥♥♥ はぎゃ、ほぎょお゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ーーーーーーッ゛♥♥♥♥♥」


 人間ならまず呼吸ができずに死が見える。人間なら、極太だった人格ゼリーを鼻で笑えるほど馬カリ首に尻穴がめりめりと怪しい音を立てて拡張された時点で、衝撃のあまりショック死すらありえる。

 まさにそれは、マゾの人形のためにある。どこかの世界で今のラピスと同じくらいの『アナルマゾ』になった『ラピス・ローゼンベルク』が愛用した、倒錯的な被虐者のために造られた最高の淫具に、ラピスがケダモノの唸り声より知性のない雄叫びを腹の底から張り上げた。


「ふッ、ぎ、ぶぎィ♥♥♥ ほォ、う゛♥♥♥ ほ♥♥♥ ぉ゛お゛♥♥♥ ふ、ふどずぎッ♥♥♥ ど、ドリルなんが、比じゃないぐらい゛ィ゛♥♥♥ お゛ぅふ♥♥♥ ん゛ぉ゛♥♥♥ ぐるじ♥♥♥ だのに゛♥♥♥ けつあながあづぐで、どろげるう゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥♥」


 じょろろろ♥ ぶじょろろろろろろろろろろ……♥


 ディルドを挿入れっぱなしでビクビクと痙攣しながら、イキ潮を吹きまくって拡張された尿道の広さを感じさせる極太の失禁を披露するラピス。拡張された放尿機能を気にする余裕は全くない。

 息ができないと錯覚する強烈すぎる圧迫感。尻穴が溶けると誤解する途方のない被虐絶頂。徹底したアナル拡張開発はこの一瞬のためにあったと思い違えてしまうくらい――――――そのケツアクメはあまりにも極上だった。


「ふ♥ ふ♥ ほ♥ ほォ♥♥♥ うごぐっ!?♥♥♥ うごいじゃう゛っ♥♥♥ けつあなまぞ処刑♥♥♥ せるふで♥♥♥ おーとで♥♥♥ やッぢゃう゛♥♥♥ ほぎゅお゛ぉ゛ーーーーーーーーーーッ゛ッ゛♥♥♥♥♥」


 そして極太馬ディルドにマンコの数倍はデカいガバガバのケツ穴を下ろし、絶頂で痙攣する腰を必死に上下させるラピスの姿は滑稽だった。

 鼻を豚のように広げて口と舌を犬のように開いて突き出して、ブサイクなイキ顔になってケツ穴絶頂を叫ぶのが滑稽と言わずになんというのか。ラピスすらその答えを演算することは叶わない。

 ラピスの演算機能は極太ディルドのセルフピストンによるオーガズムに注力する。それがどれほど効率的な気持ちよさで、効果的な快楽で、円滑な絶頂であるかをラピスに伝える。


「ほん゛ッぎィィィィィィッ♥♥♥♥♥ ぎぼぢい゛い゛ッ゛♥♥♥♥ おケツまんごォ゛♥♥♥♥ ごんなの゛♥♥♥♥ ぎもぢよずぎるの゛お゛ォ゛ォ゛ッ゛♥♥♥♥♥ だれがどめでッ゛♥♥♥♥ おぢるッ゛♥♥♥♥ けづのあ゛なぎもぢよずぎでどめられ゛ない゛い゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛ィ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥♥♥ お゛げづま゛ん゛ごい゛ぐう゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥♥♥」


 永遠を約束された身体の果てを確かめるようにアクメをキメ、心は快楽に引きずられ続ける。不協和音を矯正していく。

 ラピス・ローゼンベルクという高貴な意志を染め上げることで生まれるモノは、きっと無様で下品で、活動するだけで得も言えぬ悦楽をもたらすだろう。





 この世界は成り立ちから終わっている。何百年先に生まれることで人の手で公正に導く《エリュシオン》が、創まりから祈りではなく呪いを受けたことで、その瞬間に世界は致命的に終わったのだ。

 人が何百年と先に得る知識と技術に現代が対抗する術はない。そして人々は、侵食された機械知性に押し付けられた罪(SiN)から守られるため無へ還る。

 ここは定められた終末の過程だ。けれど、その過程の中で人は生きている。終幕の前に性を享受するために生を望む。ラピスはその光景を見て、ディストピアと表現した。たしかに彼女の理想とはかけ離れた世界だが、意味合いは正確とは言い難い。

 少なくともそこに〝生きることを許された〟人々にとっては、即ち【怪異】が生きることを《エリュシオン》に許した者たちにとっては、雌を支配して従えて辱める行為を望みこそすれど否定はしない。それを抑圧されているなどと、言えるわけがないだろう。


『っ゛っ゛♥♥♥ っ゛、っ゛ッ゛♥♥♥♥』


 クロスベル構内の各地に造られた大きく広い〝トイレの壁〟に、何故か街中の男たちは足繁く通う。

 《エリュシオン》の造る擬体が平和を維持し、雌たちは犯される。ならば雄たちは何をするか。それらから自ずと連想が可能だ。

 そのトイレの壁には〝前〟と〝後ろ〟がある。人気のある〝後ろ〟側であろうと、いつ来ても溢れる心配がないほど壁にハメられた『公共壁尻肉便器』。そして、肉棒をマンコにぶち込まれ抽挿され、下品な足ピンエクスタシーをキメるスケベロリの尻は今、〝前〟も埋まるほどの人気を見せていた。


「んぶっ、ぐぷ♥ ぷは♥ お、おねがい♥ 助けて♥ ここから私を出して♥ そしたら、こんなことしないで済む……んぶぅッ♥♥」

「ガキが何ふざけたこと言ってやがる。助けて欲しいなんて、思ってねぇんだよ! 俺のチンポをしゃぶり続けてろ!」


 口で生身の肉棒を、淫欲の塊を受け止めさせられるラピス。

 オナニーの末に思考回路が一時的にショートした彼女は、気づけばクロスベル市内の『公共壁尻肉便器』となり、口の中にチンポをぶち込まれて何度目かの最低な目覚めを味わった。

 だが始めて擬体でも洗脳された戦闘員でもない相手と接触できたラピスは、藁にもすがる思いでチンポの持ち主の説得を試みた。ここがクロスベルの歴史を少しでも辿っているなら、僅かでも元の世界に戻したいと思う心があるのなら、呼び掛けに応える人間がいてくれるかもしれない。


「それによぉ……ガキのくせにちゃんとしゃぶり慣れてるじゃねぇか。ここから出る必要なんてねぇだろ」

「じゅぷっちゅるるる♥ ぐぷっぢゅるぢゅるる♥ ぶはぁ……ち、ちがうの♥ 私の擬体が、口が勝手におちんちんをご奉仕しようとして♥ ちゅっ♥ ちゅぷっ♥ かってにぃ♥ ちんぽおいしいって♥ んちゅうぅぅぅぅ♥♥」


 そんな希望はありえないと、クロスベルに生きる男たちは【怪異】と《エリュシオン》が組み上げた淫欲の支配というプロトコルのまま欲望を吐き出し続けて聞く耳を持たない。

 そしてラピスはと言えば、かつて自らを犯して淫獄に誘った人のペニスに口がしゃぶりついていく。フェラチオという知識と、目の前にチンポを出されたら吸い付くのが当たり前という『ラピス・ローゼンベルク』の癖が、彼女にバキュームひょっとこ不細工フェラを強いていた。


(このヒトを♥ せっとくして♥ この変な壁から出て♥ 《エリュシオン》の奪還を成功させる♥ ……させなきゃいけないのにっ♥ ちんぽおいしい♥ ぺにす汁うっめ♥ おちんぽ吸ってると♥ いけない気持ちになる♥ おちんぽもっとじょぽじゅぽしたくなっちゃってるぅぅぅ♥♥ 私の思考回路がまたおかしくなってるぅぅぅぅぅぅ♥♥♥)


 強いられたと表現するのが馬鹿馬鹿しいくらいラピスは頬と唇を窄めて、愛らしい容姿で死ぬほど下品なひょっとこ顔を作る下劣な男なら精液を出さずにはいられない姿を晒し、オッドアイを寄り目にしてチンポをガン見し、あまつさえ唯一動かせる首を自分から上下に移動させて、雄を全力でご奉仕する淫乱な雌になってしまっていた。


「すぼずぼぼぼッ♥ ふしゅぅー♥ ふしゅーッ♥ じゅぼぼぼ、ぶちゅるるるるるる、ぶぢゅーーーーッ♥♥♥」

「うおぉ。なんだ、キーアやトワに負けねぇブサフェラ顔できるじゃねぇか。チンポ引っこ抜きそうな勢いでバキュームしやがって、とんだ好き者なロリだ。そんなんで何を助けられるってんだ? まあ、この街に助けて欲しい人間なんざ残ってねぇけどなぁ!」


 この世界は終わっている。それは間違いない。けれどディストピアでしかないと否定していいものなのか――――――彼らはこんなにも幸せそうなのに。


(違う! このヒトたちは【怪異】に利用されてるだけ。【怪異】は私たち雌の快楽や体液を餌にして力に変える。あいつらにとって、雄が雌を弄ぶ時に生まれる感情、状況が食事でありエネルギー……だからここは怪異の思い描く一つの楽園。都合がいいだけの現実。色んな〝味〟を愉しむために、彼らを使っているだけ! 彼らは可哀想なヒトたちなのよ!)


 けれど幸せそうだ。幸福だろう。何の憂いもなく終わりまで好きなことをできる世界の何がいけない。何も失われないのならいいはずだ。全ては保存(アーカイブ)として永久の快楽となる。


(違う違う違うっ。ヒトは、人間は失ったものを悼む。喪失と悲しみで涙を流して……だから進む! 気持ちいいだけの世界なんて、存在したらいけないおぞましいものよ!)


 けれど、けれどけれどけれど――――――気持ちいいだろう。


(気持ちいい、わ♥ 雄様のおちんぽをしゃぶるのは、とっても気持ちいいこと♥)


 怪異の目指す楽園はあらゆる苦痛に快がある。悦を結び絶頂と相成る。

 それの何がいけない。怪異はただ欲するだけで人を滅ぼそうなどと思っていない。■の至宝と同じ、ゼムリアを定められた運命から解放する。それも無へと還る繰り返しではなく、飽きのない悦を求める繰り返しで。

 理を超える必要はない。理を断つ必要はない。理を永久に生まれ続ける快楽の軌跡に変えることこそ救いがある。


「ちんぽ、おいひっ♥♥ ぐぷ、ぐぷ、ちゅぷっ♥ ちんぽすき♥ ん、ちゅ♥♥ しゅき♥ ぢゅぽぢゅぽぢゅぽ♥♥」


 雄は美しい雌を穢す悦びに駆られて動く。雌は嬲られる屈辱、辱められる羞恥、被虐の官能、雄への渇望。生み落とされた【怪異】が導き出した世界の数だけ、雌たちの嗜好が存在する。

 愛おしげに口でチンポにしゃぶりつくその嗜好は〝いつの〟『ラピス・ローゼンベルク』が目覚めたものなのだろう。或いは快楽の中で〝今〟目覚めたばかりのラピスかもしれない。

 どんな甘味を味わうよりも丹念に丁寧に、情熱的に情欲的に。口内で竿の底まで包み込み舌でカリ首の裏まで舐め回し、異性の性器を奉仕する性感など感じるはずがない行為で、ラピスは口の中から脳髄へ筆舌に尽くし難い充足感を届けて快楽にした。

 一度でも愉悦を感じたら、魅力に堕ちたら理性は働かない。ラピスは耐えることも忘れて一心不乱にチンポにしゃぶりついて『公共壁尻肉便器』の役目を十全に果たした。


 その時、男は不意に腰を大きく後ろに引いた。


「ンンッ!?♥ んぢゅうぅぅぅぅぅ……ッッ♥♥」


 ラピスの演算ではこのままあと数十秒で射精に至ると分かっていた。だから口から抜くために腰を引く理由がまるで理解できず、唇を咄嗟に離すことができなかった。


「んぼぉおおぉぉぉぉん♥♥♥」


 そのせいでラピスの口元は限界まで伸び、鼻水が噴き出し、頬に窪みの段差が生じ、唇が鱈子のように捲れ上がり、ブサイク極まりない顔となった。尻穴で呑み込んだディルドの持ち主である馬の面構えを彷彿とさせ、元の優美で気品のある人形の造形と凄まじいギャップを生み出した。

 美貌が崩れきるくらいチンポをしゃぶりたがっている。理知の断片すら感じられないチンポに夢中な顔に男は過剰な興奮を感じてラピスの予想より射精を早めたが、ギリギリで口から抜き切ってしまう。


「ん、ぷはぁ♥ ど、どうして抜いちゃうのよぉ♥ ふーっ♥ ふーっ♥ もうすぐ、私の口に射精せてたはずだったのに……♥」


 あとひと舐めすれば射精するだろうチンポに下品に尖らせた唇と舌を伸ばすラピスだが、壁に身体がハメられているため思うように捉えることはできなかった。

 彼女らしからぬ品性のない仕草を前に、男は射精寸前の荒い息を零しながら顔をニヤつかせた。


「どうした? 随分とチンポにご執心みたいだけど、ここから出て俺たちを助けてくれるんじゃないのかよ」

「あ♥ わ、私、こんなはしたないこと♥」

「へへ、安心したぜ。公共の便器は全部最初は、そうやって恥ずかしがる〝フリ〟をするからな」

「ふ……ふりなんかじゃ、ないわ……私は本当に、この世界を……こんな、下劣で気持ちいいことをさせないために……ちんぽ♥ ちんぽ欲しいの♥ 違うのに♥ なんで……ちんぽ欲しくなっちゃうのよぉ♥」


 目の前で精液の臭いを滲ませるチンポがあると、ラピスは犬のように舌をだらんと垂らしてハッハッと息を吐き、理性では制することのできない情動、性欲を理解した。


「そりゃあ簡単な理由だ。ここにハマってる雌は淫乱以外何者でもねぇ。それ以外の雌は好き勝手犯していいオナホか、あの戦闘員とかいう真面目な顔したスケベどもだけ……雌ってのはなぁ、どうあっても雄に従うよう生きていくのが常識なんだよ」

「常識……この世界で、女は……雌は、淫乱でいて、いい♥ えっちなことが大好きで、いい♥ 気持ちいいことをして、いい♥」

「おぉ、ガキのくせにやっぱり分かってるじゃねぇか。ほら、肉便器らしく欲しがってみろよ」


 雄が悦ぶことをしろ。理性を溶かして淫乱な雌になって媚びを売れと男は言う。

 ラピスの目的と堕落は相反するもの。考えるまでもなく拒否すべきもののはず。


「……だ、だして、ください♥」


 他者に謙ることなく、誇りと矜恃を持って生きる。悦を貪る世界はラピスの知見で演算し導き出された答えが全力で否定するもの〝だった〟。


「私の……ラピス・ローゼンベルクの♥ 誇り高き顔に♥ べとべとでどろどろのおちんぽザーメンぶっかけて、ください♥」


 誇りと矜恃を餌にして、ラピスは淫欲の泥を被る。被りたくて、それが最高に気持ちよくて虜になってしまうものだと〝理解〟して、受け入れて、欲しがった。

 気持ちいい。やっぱり気持ちいい。被虐的な言葉が、己の価値を利用して貶めてしまう媚び声が、どうしようもならないということを悟ってしまうことが、ラピスの信念が置き換わり塗り変わるものが、たまらなく狂おしく愛おしく――――――気持ちがいいのだ。


「いいぜ。その人形みたいにお綺麗な顔、ザーメン塗れにしてやる!」


 どぷっ♥ どぷどぷっどぷぷっ♥ ぶびゅるぶびゅぶびゅぶびゅるるるるるるるるる♥


「ぷぁっ♥ ぁぁ、あぷ、おほぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥」


 白濁とした光景がラピスの異なる双眸を覆い尽くす。凡その男を超え、擬体と〝同じ〟感覚に襲われる濃密な精液がローゼンベルク人形の精巧な美貌の尽くに絡みつき染め上げていく。


「はぷぁ♥ いいっ♥ ざーめん♥ もっほはへてぇ♥♥ っんほぉぉぉ♥♥♥ いいのぉ♥♥♥ もっほ♥♥♥ あついざーめんもっほ♥♥♥ おちんぽのしるもっほぉ♥♥♥ も、お゛ぉッ♥♥♥ ん゛ほお゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥」


 髪に目に鼻に頬に唇に喉に。ヘドロより粘り気のあるザーメンを顔面で浴びながら、ラピスはビクビクと快楽に震えて、ゾクゾクと悦楽に貫かれ――――――果てた。


「えへ♥ えへぇ♥ べどべどのざーめん、もっほぉ……きつい臭いが感じちゃうぅ……眼に精液ぶっかけられてぇ、イっちゃうぅぅ♥♥♥ おぉおぉぉぉぉ♥♥♥♥ んおぉぉぉぉ……っ♥♥♥♥」


 誇りなど何処にあろうかというその姿に、男は欲望を滾らせ蔑む感情しかない。余計なお世話だと吐き捨てる。


「はは、ザーメン浴びて感じてイキやがったぜこのガキ便器。ずっと震えてイッてやがる……何が俺たちを助けるだ。おまえみたいな雌に助けられるほど落ちぶれてねぇんだよ」


 雄はこの世界に満足している。雌は従い、屈服し、隷属するべき。

 なら、ラピス・ローゼンベルクの存在意義はどこにあるのだろう。


(……会いたい、会いたいのに……私、もう……それだけしか残ってないのに――――――もっと、気持ちよくなりたく、なってる♥)


 会いたかった誰かの顔が、記憶領域が白濁で塗り潰される。復元できるはず。けれどその行動理念が、快楽で押し流されて、どうでもよくなってしまう。


 それが恐ろしくないことが、ラピスは恐ろしかった。自分であると定義するものが変わろうと『ラピス・ローゼンベルク』であると思ってしまうことが、その先でどうなってしまうのかが理解できることが――――――――




『そう。『ラピス・ローゼンベルク』それこそが《エリュシオン》唯一の管理人格。そうでなければならないもの。そのまま堕ちなさい。ええ、堕ちてしまいなさい。その〝可愛い名前〟である限り――――――堕ちれない理由なんて、ないのだから♥』




【チャプター3『追憶〜堕落の光』】



【ラピス・ローゼンベルク(最新擬体)/Lv.150】

【性感帯データ

・口内:867

・乳首:759

・腋:873

・膣:715

・子宮:856

・肛門:1999

・アナル中出し回数:177回

・オナニー回数:19825回

・絶頂回数:53925回】






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