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デート・ア・バルガーAnotherⅡ

いつもご支援ありがとうございます。続けてバルガーをお届けです。

今回の反省点はいつも通り三人くらいなら行けるべ、と同時に動かした結果シチュにも相応の動きがありすぎてて処理速度超えちゃった部分ですね。別行動とか素直に入れるべきじゃった……とはいえ長さは相応に保ったつもりなので、楽しんでもらえたら嬉しいです。


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 DEM社の一斉攻撃作戦によって窮地に立たされた〈ラタトスク〉。保護下にある精霊、そして狙われた霊力封印の能力を持つ少年、五河士道を守るため天宮市に張り巡らされた地下施設を利用した撤退作戦を決行した。

 士道が五河士織の姿を用いて開始した逃走は大きな撹乱効果をもたらし、作戦は順調に進んでいるようにみえたが、要である地下施設が擬似精霊〈ニベルコル〉の手に堕ち、状況は最悪の展開を迎えた。

 士織、さらに行動を共にしていた星宮六喰、誘宵美九の三人はナノマシンを投与され霊力の行使を封じられた。それどころか無意識に霊力を使おうとすると、無味無臭の特殊ガスに変換された霊力がアナルから放出する――――――つまりオナラになって吹き出すという人として、精霊として尊厳を奪われた屈辱的な立場に堕とされた。

 〈ニベルコル〉が突きつけた〝ゲームをクリアすれば特効薬を渡す〟という条件を呑まざるを得なくなった三人は、彼女が制圧したと思われる地下施設の奥へと向かっていた。


 施設内の通行券を並々ならぬ努力で取り戻した士織たちは、やっとのことで地下施設の内部へ入ることが出来た。ここまではあくまで入口。それを思うと気が滅入るが、同時に立ち向かうしかない立場である三人は〈ニベルコル〉の待つ奥地へ至るために幾つもの難関を、恥辱を乗り越えねばならないと理解した上で突き進む他なかった。


「このような場所はなかったはずじゃ……変化しておるな」

「奴らも顕現装置は使える。中身を変えるだけなら造作もないってことか」


 大きな扉をくぐり抜けると、そこは通路ではなく広場のような作りになっていた。本来、この施設は通路から様々な部屋にアクセスする作りのはず。

 その通路が排除され、代わりに広場の中央に転送装置の端末がセットされている。


『ご明察。ここは哀れな子豚ちゃんたちの休憩所。所謂セーフルームってところね。そこの転送装置を使えば、あたしが用意したゲームに挑戦できるわ。そしてクリア回数が規定値に達したら』

「おまえの元へ辿り着けるってことか、〈ニベルコル〉」

『またまたご明察♥ ゲームはたっくさん用意してあるから、何回失敗してくれても良いわよ♥ その分だけ君たちのお下品な醜態をあたしは愉しめるからね♥』

「あ、悪趣味すぎますぅー!」


 ろくでもないことを企んでいるとは思っていたが、自分たちを辱めるためだけにここまで用意周到に準備しているとは考えもしていなかった。

 〈ニベルコル〉からすれば、霊力が使えなくなった精霊を捕縛するのは容易いだろうに、敢えてゲームに挑ませている。それは慢心であり余裕でもある。もしかしたらクリア不能のゲームに挑ませて、苦しむ姿を鑑賞して愉悦に浸ろうとしているのかもしれない。

 それでもゲームをクリアする以外の道はない。擬似精霊に立ち向かう絶対的な手段を放屁に変換された哀れで惨めなチャレンジャーとして、与えられた少ないチャンスを物にする以外に方法などないのだから。


「分かった。この転送装置を使えばいいんだな?」

『そういうことー。けどその前に、ガールフレンド二人の格好を気にした方がいいかもねぇ?』


 どういう意味だ、と聞く前に士織はハッとなって振り向いた。そこには六喰と美九、二人の纏った女仙を思わせるチャイナ風の霊装とアイドル衣装を彷彿とさせる霊装が、淡い光を発している姿があった。


「霊装が乱れてっ」

「く、霊力が制御できぬ……!?」


 瞬間、士織の目の前で光のドレスは霧散した。二人の白い裸体が推しげなく晒されたと驚嘆したのも束の間、身体がぼんやりと光り輝き、その豊満なボディを再び締め付け直す。


「こ、これはなんじゃぁぁ!?♥」

「なんですかこれぇー!?♥」


 ただしそれは、可憐で妖艶な霊装とは雲泥の差があるフォルムであった。二人の声が混乱に満ちるのは当然であり、士織が絶句してしまったのは当たり前だと言えるだろう。


『あはは、霊装ってのは霊力で構成してるんだから、不安定になるのがあったりまえじゃん? だからこっちで〝少しだけ〟コントロールしてあげたわけ。素っ裸にならずに済んで良かったわね♥ あたしに感謝なさい♥』

「お、おのれ卑劣な真似を!」

「こんなの裸と変わらないじゃないですかー!」


 二人の不満はよく分かる。目の前で見て分からない方がどうかしていた。


『高貴で浮世離れした女仙ちゃんはぁ、日本の文化を知ってもらうためにお祭り衣装になってもらいましたぁ♥ これから激しめのゲームに挑むんだし、お祭りと同じようなものでしょ♥』


 六喰はただでさえ肌色多めだった霊装の生地が大幅に削減され、素の手足を晒しながら霊装を薄ピンクの『法被』と『ふんどし』に変えられてしまっていた。

 法被は六喰の豊満な乳房を抑え込むには薄く小さいため、丈の短さで腹は臍まで完全露出し谷間は大胆に零れて少し動くだけで乳輪がはみ出る始末だ。

 褌に至っては短かったミニスカ以上に小ぶりかつ、肝心の回し部分の大半が削られているため、言うなれば短い暖簾を秘部前に垂らしているだけ。もちろん腰に布を結んでいるだけなので、童顔に見合わないデカ尻は『むちむちっ♥』と丸出しモロ見え。大事な金色のケツ毛が眩しいアナルは吹き曝しだった。


『超人気アイドルちゃんには相応しいアイドル衣装を贈呈で〜す♥ エッチなバラエティに出演するって思えば、このくらい大したことないでしょ♥ 枕営業みたいなもんよ♥』


 美九は煌びやな光のドレスがほぼ丸ごと失われ、手と足にタイツを着たような奇っ怪な衣装に塗り替えられてしまっていた。

 言うなれば『逆バニー』と呼ばれる概念に近い。100超えの爆乳は頼りない花柄のニップレスが乳首に張られているだけで、下半身など鼠径部を覆う剛毛がフルオープンだ。

 しかもお尻側もオープンクロッチ式、とどのつまり美九の生尻が丸見えになってしまっていた。エッチな衣装どころではない。服と呼ぶことが烏滸がましい


『オナラでいちいちスカート捲れるのもみっともないなら、初めから〝無い〟方がいいわよね、うふふ♥』

「〈ニベルコル〉! 何のつもりだ! 早く二人の霊装を元に戻せ!」

『……士織クン、ちょっと勘違いしてない? このゲームのマスターはあ・た・し♥ あたしが善意でしたことに文句つけられる筋合いは無いしぃ……自分が安全だと思ったら大間違いよ♥』

「な」


 士織の纏っていた女子制服が光の粒子となって跡形もなく消え去り、見事な女顔の情けないフルチン姿が一瞬露になる。

 そのことを慌てふためく暇はなく、士織の裸体も六喰たちと同じく光を発して異なる衣服に締め付ける。


「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?♥」


 甲高い可愛らしい女声の悲鳴が響き渡る。衣服とは言うものの、それは『身につけている』と公言しようものなら恥をかきそうな『布』であるからだ。


『一人安全だと思ってた女装男子ちゃんにはぁ♥ 可愛い水着をプレゼント♥ ピンク乳首と短小にピッタリのマイクロに♥ 誰より綺麗なアナルが丸見えの極小感♥ まあ意味は全部同じだから、所謂マイクロビキニってやつね♥ すっっっっごく似合ってるわよ♥』


 霊力を内包した人間である士織は、理屈の上では霊装を展開することができる。〈ニベルコル〉はナノマシンの操作でそれを実証してみせた。

 もっとも先述の通り、絶対の城と称される難攻不落の霊装というには『布』が過ぎた。水着と呼ぶのも憚られる。女装男子特有の薄い胸に張り付き男の乳首を透けさせ、股間の小さなモノを不釣り合いなデカ玉ごともっこりと膨らませ、生地が足りておらずパイケツには全く届いていないビキニ。

 〈ニベルコル〉が言う似合っているという賞賛は、間違いなく侮蔑と嘲笑を込めたものだった。無論、六喰と美九も同様ではあるが。


『これでゲーム中に素っ裸〜なんて放送事故はなくなったし、心置き無く集中できるわね♥ じゃ、ゲームクリアまでせいぜい汚ったない音こきながら頑張んなさい♥ きゃはははは♥』


 ブツンと通信が切れ、広場には転送装置の駆動音と頼りない衣擦れの音が響く。皆、与えられた恥の霊装に羞恥が抑えきれないようだ。


「…………行こう。これ以上、〈ニベルコル〉の好きなようにはさせられない」

「むん。彼奴の言いなりになるのは業腹じゃ……が、今は進むしかあるまい」

「は、はい。力を合わせれば、ゲームなんて、簡単ですぅー」


 結果、士織たちはお互いのエロ霊装には触れず先へ、〈ニベルコル〉の用意したゲームにチャレンジすることを決めたのだった。

 恥ずかしさで虚しくもなる励まし合いの言葉を発して、士織と六喰と美九は一斉に転送装置へ足を踏み出した。転送先で待ち構えるゲームが、自分たちに如何なる恥と屈辱をもたらすかを心から考えないようにしながら――――――――





『最初のゲームは【風船時限爆弾】! ルールは至って簡単。風船をギリギリまで膨らませて壊さなければクリアです!』

「……して、その風船とやらは何処にあるのじゃ」


 転送先は何かしらの検査部屋を改造した場所のようだ。即座に流れたアナウンスに、六喰が剥き出しのお尻を気にしながら法被から零れそうな爆乳のパイポジを直しながら問う。

 恐れを知らないような言葉と違って、仕草は羞恥に苛まれた少女そのもの。その姿を何処からか観ているだろう〈ニベルコル〉は、クスクスと癪に障る笑い声を発しながら言葉を返した。


『後ろをご覧下さい。今のあなた方にピッタリの風船をご容易しています♥』

「……な!?」


 言われた通り後ろを向いた三人は目を疑った。床にペタンと萎んだ風船は三人分の身体より遥かに大きいサイズ――――恐らくは熱気球と勝負をしても良い結果を残す特大の大きさであった。

 そして地面に沈むピンク風船の穴には、空気を吹き込むための器具が取り付けられている。それは三又のホース状になっており、この時点で士織たちは嫌な予感に額から汗を流した。


「こ、こんな大きな風船を、たった三人でどうやって膨らませろっていうんだ!」

『またまたぁ〜とぼけちゃってぇ♥ 今の君たちには、とっておきの〝空気〟があるでしょ?♥』

「まさか」

『ホースをつけて『ブッ♥』ってぶっこく♥ 精霊の霊力なら、特大風船でもあっという間に膨らむガスを放出できるわよ♥』

「ぜ、ぜ、ぜったい嫌ですぅー!」


 ぶぼぉ!♥


「んほー!?♥」

『そうそう、そんな風に出せば膨らむから♥ てか、学習能力無さすぎでしょ♥ 振り付け覚えるよりよっぽど簡単なのにさぁ〜♥ ……あ、可哀想だからワンポイントアドバイス♥ お腹に霊力を溜めて、一気に放つこと♥ いきみ過ぎないように注意して、爆音出して膨らませてみなさい♥』


 少し感情が高ぶるだけで、剥き出しのケツ穴からケツ毛が引っこ抜けてしまう勢いの霊力放屁が炸裂する。迂闊に負の感情を爆発させることもできない三人は、屈辱に顔を顰めるしかない。


「〈ニベルコル〉!」

『制限時間は10分。参加は自由だけど、間に合わなかったら即失格。さあ、そのホースをケツの穴にぶっ刺して♥ トイレで便意に苛まれたみたいに♥ 下品な子豚らしく踏ん張りなさい!♥ ――――――スタートよ♥』


 途端、士織たちの眼前に現れたホログラムのモニタに残り時間が表記され、それは容赦なく刻一刻と減り始めた。


「だ、だーりん……私、こんなことしたくありませんー!」

「……俺もだ。けど、やらないと……」

「むん……恐らくは、次のゲームに往くだけであろう。そして、そのゲームでも……むくたちは、放屁に関わる屈辱を強いられるのじゃ」

「ひぃ!」


 失敗すれば次のゲーム。その次も失敗すれば同じこと。クリアするまで延々と繰り返される屈辱。そして、一つでもゲームを拒否すれば〈ニベルコル〉は更なる屈辱のゲームを用意するだろう。

 いいや、下手をすれば望み通りに踊らないことで彼女の機嫌を損ね、今度こそ捕まってしまうかもしれない。そうなれば、今以上に一方的な屈辱と、仲間たちの危機が待っている。


「やるんだ、美九。やるしか、ないんだ……!」

「う、うぅぅぅぅー!」


 こんなことを大切な少女に強いるのは士織とて嫌だし、自分の力不足を心から嫌悪する。

 けれどこれは、誰か一人でも欠けたらクリアができない。〈ニベルコル〉が一人だけの犠牲を許すはずがない。どんな大きな壁でも乗り越えられる絆があるというなら見せてみろ、と露悪的な挑戦権を与えてきているのだ。


『残り時間、9分。さっさと配置につかないと、そもそも間に合わなくなるかもよ♥』

「っ……や、ります! だーりんや六喰さん、皆さんのためにも……私だけ、恥ずかしいからって辞めるのは、間違ってます、から……ッ!」


 断腸の思いで決断を下した美九の想いを蔑ろにしないためにも、士織と六喰は急いでゲームの配置についた。

 三又ホースそれぞれの口は均等な幅が用意されており、先端の床には『ここにしゃがんでください』と丁寧な書き込みがされていた。

 指示に従い三人はホースの手前でしゃがむ。剥き出しのお尻を突き出す姿勢は、まさにこれからトイレに勤しむ〝ウンチングスタイル〟だ。


『接続♥』


 どちゅんっ!♥


「「「おっ!?♥」」」


 途端、ホースはポーズを取った士織たちのアナルに食い込む。中々の太さがあるように見えたが、放屁の影響か衝撃以外の違和感は不思議と起きなかった。

 僅かな圧迫感はあるが、ホースの接続は完了した。残り時間は8分。その間に風船をギリギリまで膨らませることができれば、ゲームはクリアとなる。


「二人とも……俺が合図したら、出してくれっ♥」

「あい分かった♥」

「わ、かりましたー♥」


 敢えて自分が先行しなかったのは息を合わせねばならないと思ったからか、士織ほどの精神力でも一人で爆音を鳴らす羞恥に耐えきれないと思ったからか。

 ケツを後部に突き出したウンチングスタイルで、顔から火が出そうなくらい真っ赤になった士織と六喰と美九は、心を重ねてゲームに挑む。羞恥と屈辱が綯い交ぜになった心と身体を一丸として。


「いっせーのー、で!」


 羞恥心は幾らでも吹き上がる。普通に天使を扱うよりも遥かに簡単で呆気なく、少女たちは遂に尊厳とプライドを自らの意志で捨てた。


 ボッッッブブブブブゥゥゥ!♥ ブバババブチチチブボビィィィィィィィィィッ!♥ ブボボボブボォォォォッ!♥


「「「ンホー!♥♥」」」


 排泄ではないのに、排泄よりも汚らしい音。霊力放屁特有の物理的作用を伴う解放感に、揃ってマヌケな声を張り上げる。

 霊力のガスが凄まじい勢いでホースを駆け抜けると、巨大な風船が『ぷくっ』と僅かに膨らんだ。大きさを考えれば一度の放屁でそれは充分すぎる結果と言えるが、後ろを見た三人は〝僅かな〟膨らみに頬を引き攣らせた。


「ぜ、全然膨らんでませんー!」

『はい、あと7分でーす♥』

「く、くそぉ……ここまでやって、失敗してたまるもんか……!」


 ぶっぷぅぅぅぅぅぅぅっ♥


「っ゛っ゛……あ……ぐ……♥」

「主様、無理をするな。ここはむくが……出すッ!」


 ぶっぼぉぉぉぉぉぉぉぉッ!♥


「ぬほぉぉぉぉぉッ!!?♥」


 霊力の保有量と制御力にガスの放出量が直結するため、膨大な霊力を持ちながら〈封解主〉という独特な能力を完璧に使いこなす六喰の放屁力は凄まじく、反動で仰け反りながら目を剥いてしまうほどだった。


『きゃはは、主様のために健気に溜めた霊力を使えて良かったじゃん♥ それでぇ……アイドルちゃんは、二人に協力してあげないのぉ?♥ それともまだ恥ずかしいですぅ〜って可愛子ぶって、おんぶにだっこかにゃ〜?♥』

「ば、馬鹿にしないでくださいー! わ、私だって、だーりんの力になれます……ん゛ぅッ!」


 ぶッッッッッぼ!♥


「はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……ッ♥」


 放屁の羞恥と解放感に、言葉にならない声を上げる。愛する人を守るためにある霊力が、濃密で下品で汚らしい音に変えることを強制される屈辱感は、無言で耐えられるものではない。

 それでも三人はゲームクリアのため力を合わせ、誰一人サボることなくアナルに込めて霊力を解放し続けた。


「ふッ♥ ぐおッ♥ お♥ んおぉ♥」


 ぷっ♥ ぷすっ♥ ぷすす、ぶぷぅぅぅぅ♥


「はぁ、ふぅ♥ 主様の手前で、このような……ンほぉぉぉッ!♥」


 ぶぼぼぼぼぉぉぉぉぉぉ!♥


「フーッ♥ フーッ♥ ふんっ、うぅぅぅぅぅ……うほー!!?♥」


 ぶッッッッッッッ!♥ ぶぼぶぼぶぼびィィィィィィ!♥


 時に反動と極限の羞恥に悶え、ケツを揺らしながら爆音を風船の中へと届ける。行為と音だけでここまで下劣さを出せるのは、普通ならありえない。

 だが羞恥と戦った努力は無駄ではなく、巨大風船は限界量のおおよそ半分ほどまで膨らんでいた。このまま順当に進められれば、ギリギリまで膨らませられるだろう。


『残り時間は3分で〜す♥ あららぁ?♥ 最初にトロトロし過ぎちゃったかなー?♥ このままだと、間に合わないかもしれないわねぇ〜♥ きゃはははははは♥』


 目下の敵は時間制限とそれを煽る〈ニベルコル〉の声であった。

 ギリッと苛立ちで奥歯を噛み締める士織たちだが、その怒りで放屁を加速させたとしても間に合う保証はどこにもない。


「……わ、私が何とかしますー!」


 美九はそう言いながら、空いていた両手で巨大な尻臀を掴んで左右に広げて息を吸う。それは『声』を出す時の仕草を含んだもので、士織と六喰は目を見開いた。


「み、美九、何をするつもりだ!?」

「……時間がないのは、私のせいですっ! だから、それを取り返せるくらい……お、大きなの、出しますー!!」


 ブッビィィィィィィィィィッ!!♥ ぶぼぼぼぶぼぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!♥ ブブブブボォォォォォォォォォ……ッ!♥


「ンホー!!♥♥♥」


 美九は『声』を由来とする能力を持つ精霊。引いては音に関わるエキスパート。

 総霊力は六喰に劣るが、放屁霊力の出し方は彼女を上回っていた。そんな美九が全力を込めて解き放った霊力ガスは、元の三人分を優に超えるものだった。


「ンホー!♥ ンホー!♥ ンホー!♥」


 その代償に美九は寄り目で唇を尖らせたブサイク顔を晒し、意味不明な喘ぎ声をひたすら吐き出す羽目になる。頭がおかしくなりそうな羞恥心と特大霊力放屁の反動は凄まじく、美九自身がコントロールできていなかった。

 しかし加速が必要な状況においては、これ以上なく最適解であるのは火を見るより明らかだった。


「……主様。むくは、美九の気概に応えようと思う」

「六喰、まさかおまえも……ッ!」


 ブボオオオオオオオオオオオオオッ!♥


「ぬほオー!!?♥♥♥ ぬ、おほー!♥ ンッホー!♥」


 六喰の美九に習い、卑猥なまでに大きな尻臀を開いて全力を超えた霊力放屁を噴射させた。反動で寄り目のブサ顔を愛しの家族に晒すことも厭わずに。


「ッ……二人だけに、恥をかかせてたまるか……!」


 ぶっぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!♥


「オホーーーーーッ!!♥♥♥」


 三人で霊力を全力解放すれば巻き返せる。互いを想い合う愛くるしい絆が――――――多種多様な爆音放屁を奏でる侮辱的な光景に〈ニベルコル〉は笑う。


『きゃはははは♥ すごいすごーい♥ 一気に巻き返してるじゃん♥ やばぁ、これなら逆に余裕すぎるかも……規定値まで3……2……1……とうちゃ〜く♥』


 部屋の天井に張り付きミチミチッと音を鳴らす巨大風船。誰が見ても破裂寸前だという領域まで、三人は残り時間を優に残して到達した。


『でもぉ……そんな気張って、ちゃんと止められるのかな?』


 そう、到達はした。けれどクリアではない。〈ニベルコル 〉の提示した条件は〝ギリギリまで膨らませる〟ことだ。ここで放屁を止めれば万事上手くいく。


「ンホー!♥ ん、ンホー!?♥ と、とまら……ん゛ッホーー!?!?♥♥♥」

「い゛がん゛ンー!?♥ 霊力の制御ができ……ンホー!!♥♥♥」

「か、勝手に、オナラがぁ……ンホー!?♥♥♥」


 しかし放出は天使の制御より遥かに楽だが、抑え込むのはその真逆だと事ここに、致命的な場所に至ってから三人は気がついた。

 容易にひり出せてしまう霊力がとめどない解放感をもたらす。羞恥が先行しているうちは抑えが効いていたが、自らとてつもない霊力の塊を放出した三人は、咄嗟に〝止める〟という制御が叶わなかった。

 マヌケな声を上げてケツ穴から霊力放屁を爆発させ、ギリギリまで膨らませた風船に過剰な空気を送り込んでしまう。姿のない〈ニベルコル〉の唇が愉しげに歪んだような気がした。


『げーむ♥ おーばー♥』


 ピンク色の風船が限界を超えて膨らみ、三人の霊力色が複雑に絡み合う極彩色の輝きを発した刹那、ホースの腹に当たる中間部分が『ぼこんっ♥』と音を立て三倍以上の大きさに膨れ上がり、過剰分の霊力が一気に〝逆流〟した。


「のほおぉぉぉぉぉっ!?♥ こ、これは、なんじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?♥♥♥」

「うッホーーーーーーーーーーーーーー!!?♥♥♥」

「お、おしりが、焼けるっ♥ あつい!?♥ き、気持ちイイィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜!!?♥♥♥」


 六喰、美九、士織と三者三様の驚愕が弾けるが、ホースの接続部がバチッと音を立て切られると、三人ともケツを押さえてみっともなくのたうち回り始める。

 過剰に膨らませたら〝破裂する〟はず。その固定観念があった少女たちは、まさか風船から霊力ガスが〝逆流〟するなどと夢にも思っていなかったのだろう。


『だから、初めに言ってあげたじゃん。は・か・い、したら駄目だってさ♥ この風船は内側に特別な塗料が塗られて絶対に破けないようになってるの♥ その代わり、入れすぎた空気はホースに逆流するってわけ♥』


 逆流の原理は理解できる。が、アナルに走る理解し難い快感の熱は何なのか。そう訴えるように股を広げビタンビタンと身体をのたうつ無様な少女たちを哀れに思った〈ニベルコル〉が説明を重ねる。


『ちなみに、自分と別の霊力と混ざった霊力のガスって、超つよーい媚薬みたいになるのよね♥ 君たちは三人分だけど、種類で言ったらそこの士織クンが、たっくさんの霊力を持ってるわけだからぁ……♥』


 後は言わずとも分かるだろうと〈ニベルコル〉の解説は途切れた。


「オホーーっ!♥♥♥ ほぉぉぉっ!♥ お、おにゃら止まらないっ、イくのとまらにゃいぃぃ!♥♥♥ おひっ、止まれっ、止まれぇぇ!♥ ンホーッ!♥♥ オナラでりゅぅぅ、ケツ穴イクー!♥♥♥♥」

「いやっいやぁぁぁぁっ!♥ 出ないでください!♥ お願い出ないでくださいぃーっ!♥ オッホー!♥♥♥ 私!♥ アイドルなのにオナラ出ちゃいますぅ!♥♥ オナラでっ、イっちゃいますぅぅ!♥♥ ブリブリ止まってぇ!♥ ンッホーー!♥♥♥ アナル捲れりゅぅぅ!♥♥」

「主さま! 美九……ムホォォォ!♥♥♥ なんじゃ、駄目じゃ、屁がずっと出続けて、頭が、肛門がおかしくなりゅぅぅ!♥♥ ンホー!♥♥♥ 汚い屁で果てるなど、菊門気持ち良いのじゃぁぁ!♥♥♥♥」


 ブビッブボボボボププピィブボボボブボビィィィィィィィィッ♥♥♥♥


 残されたのは、自分たちの放屁霊力を浴びて過敏になったアナルを御しきれず品性下劣な音を響かせアヘ顔で苦しむ無様な少女たち。無論、ゲームはクリアできずじまい――――――恥を晒しきった挙句に失敗に終わるのだった。






 初回のゲームを〈ニベルコル〉の策略によって、自分たちの無様なオナラアクメショーに変えられた士織と六喰と美九は、息も絶え絶えの様子でセーフエリアに送り返された。

 当たり前だが、クリアとして認められることはなく規定値には程遠いままであるため、身体を休めた後は再び転送装置で異なるゲームに挑むことになった。

 またおぞましいゲームが待っていると想像し震える三人。そんな少女たちを転送装置の先で出迎えたものは――――――


「トロッコ……?」


 レールの上に置かれた一台のトロッコであった。形はバラエティ番組などで見るトロッコと遜色ないが、背部に縦三つの穴が露骨に付けられていて、それが士織たちの悪寒を掻き立てる役目を果たしていた。


『続いてのゲームはぁ、題して【トロッコ元気に押せるかな】で〜す♥ ルールはとっても単純明快。トロッコに乗って、オナラぶっこいて先に進めばいいだけ♥ 時間までに辿り着けたらクリアになります♥』

「性懲りも無く捻くれたゲームを用意しおって……ッ!」

『嫌なら帰っても良いけど? 他のゲームがこれより簡単なんて保証はないけどねぇ』


 声だけでニヤつき具合が分かって、六喰は返す言葉をなくし悔しげに歯噛みする。諦めて帰ったところで、これ以上の難易度と屈辱度を取り揃えたゲームに挑まされるということは嫌でも理解できた。士織と美九も〈ニベルコル〉に反論できないのは同じだった。


『さあさあ、文句がないなら乗った乗った!』

「……分かりましたよー」

『あ、ちなみに穴はケツデカ順だからよろしく♥ もし間違えて突っ込んだら外れなくなって大変だよ。特にヒップ103のアイドルと95のロリっ子は、小ぶりな女装少年クンの可愛いお尻の穴と間違えないよう注意してね♥』

「「「なっ♥」」」


 おそらくIDカードの際に把握されたヒップサイズを一斉に辱められ、揃って相手の顔を見ることができなくなる。

 〈ニベルコル〉の話術に付き合うだけ無駄な時間になると判断した三人は、大人しくトロッコに乗ることにした。当然、ニベルコルが言った自分用のサイズは守らなければいけない。

 一番大きな美九が下に。次に大きな六喰が中間に。そして一番小さな士織が上に。身体を積み重ねながらお尻を穴に突き出すと、想像以上のフィット感に気味が悪くなった。

 正面は運転のため仕切りが付けられておらず、先の光景がハッキリと見える仕組みになっていた。


『接続完了ー。ちなみにこれが君たちの今の姿♥ いやぁ、見事な鏡餅だねー♥』

「ッ……そ、そんなの見せなくていいんだよ!」


 〈ニベルコル〉が鏡餅、と称するのも分かる美しい比率だった。

 踊る度にばるんばるんと揺れていたであろう美九のデカケツを下に敷き、これからの成長が頼もしい六喰のムチケツを中間に挟み、最後に士織の小ぶりなプリケツを上に置く。

 紫紺の剛毛ケツ毛のセピア色と。金色の剛毛ケツ毛の小豆色と。パイパンの薄ピンクが均等な距離を保ってトロッコから突き出した姿が空中に映し出され、士織たちは恥ずかしさにアナルをヒクヒクと蠢かせる。士織は特にビキニに包まれた短小デカタマが目立ち、美九と六喰は彼を守るためケアを惜しんだ結果のジャングルが目に入る。お互いに触れてはならない領域を無理やり映し出されて、良い気分になるわけがない。


『はいはい、それじゃあ位置についてぇ……よーい、ドン!』

「「「ッ……♥」」」


 動力の存在しないトロッコを動かす手段は考えるまでもない。


 ぶッッッッ!♥ ぶぼぉぉぉぉッ!♥ ぶっぴぃぃぃぃぃッ!♥


「「「ンホー!♥♥」」」


 先のゲームで感度が上がっただけでなく、より勢いがついた霊力放屁である。各色のアナルが一斉に狭窄し、目に見えない物質である霊力を噴射する。

 それをエンジンにトロッコは動く。だが三人分の重量を乗せたトロッコは、如何に凄まじい霊力の放屁でも簡単には進まない。


「「「ンホー!♥ ンホー!♥ ンホー!♥ ンホー!♥ んほおぉぉぉおおおお!!♥♥」」」


 レール上の車輪を回すため、裂帛の気合いで放屁を放つ。本人たちは無意識なのだろうが、間の抜けた喘ぎ声はすっかり癖になり、放屁時の掛け声にも似たものになっていた。

 そうまでして先に進もうという気概は大したものだが、トロッコの車輪はノロノロと中々上手く回りきらない。


「む、むんっ♥ もっと霊力を込めねばならぬというのか……ッ!♥」

「いや、息を合わせた方が進みやすいかもしれない!♥」

「で、でもあんなの、恥ずかしくて何度もできないですぅー!♥」


 吹き曝しのアナルから品性の欠片もない音を響かせながら作戦を練る士織たちだが、汎用性のない放屁に変換された霊力だけで進むには、排出量を上げる以外に方法は見つからなかった。

 しかしお尻はトロッコの穴に固定されて、両手の届かない位置にある。風船と同じやり方は使えなかった。


『はい残り時間あと5分〜。いやぁ、苦戦してるみたいねぇ。おケツ揃えてなっさけない音出してるのに、全然進めなくて可哀想でちゅね〜♥』

「だ、だまれ、それ以上の狼藉は許さぬお゛ッほぉぉぉぉ♥♥♥」

『ぷぷ、ひっどい声♥ ま、このまま何のメリハリも無しで失格されたら興醒めだし、あたしがちょっと手伝ってあーげーる、と!』


 ノロノロと動くトロッコの背部に〈ニベルコル〉が顕現する。

 その手には特徴的な古式銃が握られており、士織が目にしていれば正体に気づけたであろうことが想像に難くない代物だった。


「なっ、今度は何を企んでる!」

「言いがかりはやめてよね。君たちのことを手伝ってあげるんだからさ……勢いが足りないなら――――――〝倍の回数〟霊力を吹けばいいのよ」


 〈ニベルコル〉の手で引き金が三度引き絞られ、ドン、ドン、ドンと同じ回数の衝撃音が響き渡った、瞬間。


 ぶッッッッぶッッッッ!♥ ぶぼぉぉぉぉぶぼぼぉぉぉぉぉぉ!♥ ぶぴぶぴぶぴぃぃぃぃぃぃぃッ!♥


「「「おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?♥♥♥♥」」」


 アナルから爆音が響き渡るが、それはレールをビリビリと振動させるほどの轟音でもあった。何しろさっきまでと明確に異なり、音が〝二重になって〟聞こえる速度で放屁を繰り出したのだ。爆音を超えるのは何ら不思議ではない。

 少女たちのアナルは超高速で蠢動し、数倍の速さで放屁を連発する。それは〝時間を早めた〟としか思えない高速霊力放屁だった。


「おっおっおっお!?♥♥ な、な、なんりゃこへぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?♥♥♥ イクゥゥゥゥゥゥッ!♥♥♥♥」

「おほ!♥ おほ!♥ おほーーーーッ!♥♥ おじりのあながおがじぐなっぢゃいまずぅぅぅぅぅぅぅー!!?♥♥♥♥」

「ぬッほぉぉぉぉぉぉぉぉう゛ぅ!♥♥♥ ほ、放屁が♥ 凄まじい放屁がとまらぬう゛ぅぅぅぅぅぅぅッ!!♥♥♥♥」


 ヒクヒクヒクッと超速開閉を繰り返し、恐ろしい回数の爆音を常時響き渡らせる。敏感になったアナルの解放感と快楽まで加速しているのか、士織たちは白目を剥きかけながらイッてしまう。三段重ねで丸見えの性器からイキ潮、白濁液をトロッコの後部に撒き散らして進む。

 さすがに数倍は硬い霊力放出量が功を奏し、トロッコは比べ物にならない速度で車輪を回転させて前方へ加速する。甲高い音を立て火花を散らすその勢いは、ケツ並べトロッコという倒錯的な絵面ではあるが人力では到達できないものだった。

 実体化を一瞬で解いた〈ニベルコル〉は、管制室からその凄まじい速度をケタケタと笑いながら観察する。


『おー、これなら余裕で間に合いそう。良かったね…………あ、そうそう言い忘れてた。今回のゴールは線路の終わり際にあるから、行き過ぎるとコースアウト♥ 脱線にはご注意くださ〜い♥』

「「「のほぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!?♥♥♥ とめてとめてっ、とめへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!?♥♥♥♥」」」

『……もう聞こえてないか。一応あたしは忠告したよ? 止められないくらいオナラこくのが好きじゃなければ、充分止められる距離で、ね♥』


 爆音を掻き鳴らしながら突き進むケツ鏡餅たちを乗せたトロッコは、少しすると〈ニベルコル〉の言っていたゴールに差し掛かって――――――そのまま飛び出した。


「「「あ……♥」」」


 スポッ♥ とケツが穴からすっぽ抜けるマヌケな音とマヌケな悲鳴と、品性下劣な放屁音を響き渡らせながら少女たちは虚空へ真っ逆さまに落下していったのだった――――――――





 地下施設の最奥。改造された管制室内に拍手の喝采が沸き起こっている。無数の飛行カメラの映像を網膜情報に転写し続ける〈ニベルコル〉が、まるでその場に立っているように士織たちの無様醜態を観察しているのだ。


「あっはは〜♥ これマジで傑作じゃない?♥」


 彼女の網膜にはたった今ゲーム内で自爆敗北した三人の姿が映し出されている。落下した少女たちは、地面のクッションによって怪我一つ負わずに生還した。


『『『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!♥♥♥♥』』』


 ただし勢い余って頭からクッションに墜落したためか、上半身が完全に埋もれていて地面から下半身だけが突き出したようなみっともない『オブジェ』と化していた。

 自力で抜け出すことができないのか、ジタバタと両脚を振り乱しながら暴れているが、しばらくはアナルから下品な音を響かせるだけに終わるだろう。

 美九は元より、六喰もふんどしが重力を浴びて捲れてしまい剛毛のマンコが吹き晒されている。士織が一番露出度が低いということになるが、彼は彼でムッチリ盛り上がった短小デカタマが惨めに揺れて情けないことこの上なかった。

 霊力を封じられた三人の逆さま敗北オブジェ姿を目にしているのは〈ニベルコル〉――――――そして、管制室の壁から生えた尻の〝中身〟たちだ。


「どお?♥ お仲間が君たちのために必死で頑張って醜態晒してる、そのお味は♥ なかなかのもんでしょ?♥」


 お尻の部分だけが壁から飛び出し、どの尻穴にも管が差し込まれてどこかに繋がっている。それぞれの上部の壁には〈プリンセス〉、〈ナイトメア〉、〈ベルセルク〉、〈ウィッチ〉、〈エンジェル〉、〈シスター〉といった識別名を表す文字が刻まれており、どうやら声もしっかり聞こえているのか何人かが否定するように辛うじてお尻を左右に振った。


 ブボッ!♥ ブブブブボォォォォ……!♥


「あはぁ♥ ケツの穴は口より正直みたいねぇ〜♥ クッソ気持ちよさそうにオナラこいちゃって♥ ……自分たちの霊力が何に使われてるのか、分かってんのかなこのマゾどもはさぁ♥」


 この壁尻たちにも士織たちと同じナノマシンが投与され、霊力が強制的に放屁へ変換されている。もちろん快楽も同じで、壁の下はイキ潮を吹き出した跡がぐっしょりと、常に新品のまま残っている。

 埋め込まれた中でこの尻たちにも〈ニベルコル〉と同等の情報が共有されている。故にこのマゾケツたちは残された希望が潰えていく様を見て、興奮して放屁をぶっこき、その霊力を全施設の稼働用エネルギーとして吸い上げられているのだ。

 〈ニベルコル〉が誰かの尻を『ぺちっ♥』と叩く度、その尻は『ぶぼぉッ!♥』と霊力を物凄い力で放屁し絶頂し、さらには彼女たちの仲間を辱めるための道具を提供している、ということだ。


「大丈夫♥ 君らの期待通り、他の子もすぐここの仲間に加えてあげるから……あそこで伸びてるケツ穴どもも、ね♥」


 ――――――ブッボォォォォォォォォッ!♥♥♥♥


 画面の中で爆音を吹き散らかすマヌケな女たちが、この壁穴に加わるのは、もうさほど遠くない未来なのかもしれない。



Comments

こちらこそ感想ありがとうございます!バルガーはなかなかに扱いが難しい位置ですが、次も是非浮かべたいとは考えていますので、気長にお待ちください!

いかじゅん

三者三様のリアクションと放屁を読むことができて満足です! 大変な苦労お疲れ様です。おかげで素晴らしい作品を堪能できました。 ありがとうございました!

タコよっちゃん


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