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棗イロハのお下品改変8番出口チャレンジ

続けてブルアカで8番出口パロです。前に何度か考案したんですが、実際に書くのは初めてです。てか結構書きやすくてビックリしました。まあ小説って媒体なので、フォーカスの当て方を変えてるってのはありますが。ただ詰め込みすぎて尺関係かなりカツカツになっちゃったのは反省点ですね。


複数の子を候補にしてもらって今日の今日までめちゃくちゃ悩んでました。ミカはほぼ出ずっぱり、ならミヤコ、いやトキの気分か………………イロハや!!!!(トキで書き始めた瞬間)くらいの行き当たりばったりでした。こういう時ばっかり出番多くてごめんねイロハ……でもダウナーで可愛いからお下品なことして欲しい……。


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 白いタイルの壁と床。ありふれた広告のポスター。蛍光灯が均等に並んだ天井。

 地下鉄という駅は、子供が数多の学園を経営管理し誰もが銃を持つことが当たり前の世界であるキヴォトスにおいても、平々凡々な場所であると言えよう。効率のために画一化された駅の中で訝しむようなものはない。

 だが、人が使うはずの駅から人が消えて、あるはずのないものが現れては消える怪奇的な現象に見舞われたのなら、それは画一化された駅とは言い難いだろう。

 学園都市キヴォトスの主要な駅から人が消え失せる。そんな異常に巻き込まれた臙脂色の長髪をゆらゆらと揺らして歩くゲヘナ学園の生徒は、深々とため息を吐いた。


「また0番ですか。……どうにも厄介で面倒なことに巻き込まれたみたいですね。はぁ、先生のところでサボろうと思った矢先、サボるにサボれない場所に放り込まれるとか、最悪です」


 ――――――3週目。


 それは、棗イロハが『無限に続く駅の構内』で通路を歩き、元の場所に戻ってきた回数である。

 適度なサボりと手抜きを好むイロハは、上司兼先輩からめちゃくちゃな命令を受け取り、その中身を都合よく解釈して終わらせていつも通り先生がいるシャーレに向かっている最中、この出口がない地下鉄に取り込まれた。

 無論、怪異に喰われる経験などあるはずがないイロハは困った。彼女はサボり魔だが、人どころか娯楽がない平坦な空間で悠々と眠れるほど鈍感な人間ではない。かといってモモトーク等の通信手段は遮断されて使用できず、愛用の戦車である『虎丸』を駅に運良く持ち込めていた、なんて偶然があるわけもなく壁を破壊して脱出を図る――たとえ虎丸があったとしても、その方法では無理だろうという確信を早くも持ち始めてはいたが――ということも不可能なため、最終的に駅内をひたすら歩き続けてみたのだが、結果は〝3週目〟という虚しい現実である。

 そして『0番』という存在しない案内看板を見るのも、当然ながら同じだけの回数ということになる。


「1・異変を見つけたらすぐに引き返すこと。

2・異変が見つからなかったら引き返さないこと。

3・8番出口から外に出ること。

4・間違えると自身に異変が起きる。

……はぁ。これだけは何度見ても変わらないみたいですね」


 掲示板には、この怪奇的な地下通路の『ルール』が明記されていた。初めはいまいち理解し難いものだったが、延々と続く通路でいつの間にか『0番出口』に戻ってくるのを繰り返していれば、ルールにある異変を見つけられなかったパターンを二度引き当てているのだという推察には易々と至った。


「ループ地点は曲がり角を曲がった瞬間。試しに覗き込むのもNGですか。やれやれ、判定がシビアですね」


 一度目は異変に気づかずに戻されてしまい、二度目は確信が持てなかったため角を覗いて『0番』の表記をかなり遠目で盗み見て戻ってみたのだが、どうやら〝見つけられずに進んだ〟のと同じ判定を受けていたのか敢え無く戻されてしまった。

 脱出のためには異変を見つけて引き返すか、異変がないと判断して確実に進むか。絶対的な二者択一が必要になる。イロハが好む適度に力を抜いて挑む、ということが通じない面倒なことこの上ないシステムだ。

 しかも面倒だからと運ゲーでの突破を封じるためか、ルールにはペナルティが設定されていた。一体いつからイロハがこの場所に迷い込み、0番出口から何度やり直しになったのかはもはや定かではないが、少なくとも認識してから二度はペナルティを受けている計算になる。


「私自身への『異変』ですか……はぁ。周りの異変を確かめるだけでも手間だというのに」


 失敗した分だけ自分に『異変』が起きているということに若干の不安を抱きつつ、イロハは身体を見下ろして起きているはずの『異変』を点検した。


「…………ふむ? 特にこれといって、異常はないようですが……」


 油断は禁物とふわふわの髪まで入念にチェックするが、やはりこれといった異常は見当たらずイロハは小首を傾げた。


「……ふぅ。神経質になりすぎていますね。――――――んっ♥ まあ、私自身の『異変』を気にせずに済むのは♥ あんっ♥ 助かりますが♥ 塵も積もれば、とはいいますから……『ドスケベバニーを着ながらガニ股でチクオナを繰り返し』ながら、気をつけて進みましょう……おッ♥♥」


 3週目で目に見えた異常が現状存在しないのなら、このペナルティは気にしすぎる必要がないくらい軽いものだとイロハは判断した。

 着ていた制服が消失して『恥部をハート型に露出させた赤色のバニースーツ』を着て『ガニ股の状態でチクオナを繰り返しながら探索を続ける』のは、至って普通で『気にする必要のないこと』なのである。

 こうしてイロハは〝ペナルティは軽い〟と至極当然の認識で、慎ましやかな胸に似合わぬデカ太乳首を指で擦り、もっさりと生い茂ったマン毛から愛液の糸を垂らしながら3週目の探索を開始した。




「んんッ♥ チクオナをしながら、異変を見つけようとすると、お♥ 時間が……んお♥ かかります、ね♥」


 ただでさえ乳首を擦る気持ちよさで頭がバカになりそうだというのに、その上で小さな異変を見つけるのは困難を極める。しかもガニ股で歩かなければならない手間もあって、イロハはいちいち大股を開いて、四股を踏むように先へ進まなければならなかった。


(でも、仕方がないですね♥ チクオナしながらの探索は常識ですし……まあ、割と気持ちが良くて♥ 不安も紛れますし♥)


 ならオナニーを辞めて普通の歩き方をすればいいと思うのが自然なのだが、イロハの中では『気にする必要のない』ことがガニ股チクオナ。


「ん゛……お゛ぉッ♥♥ お゛ぉぉぉぉ〜……ッ♥♥♥♥」


 時折限界を迎えてイッてしまい集中力が途切れ、それが露骨な異変の手前だったせいで見逃して『0番出口』に戻ってしまうことも多々あった。

 戻る度にイロハはまず股間に生い茂った臙脂色の縮れ毛が『もっっさぁぁ〜♥』と臍までだらしなく伸び、次にケツ穴の周辺が『もじゃあもじゃぁ♥』とケツ毛塗れになり、さらに腋の下は『もっっじゃあ〜……♥』と女を辞めているとしか思えない剛毛が生え散らかした。


「はぁぁ……んお♥ また『0番出口』ですか……まあ、大したリスクもないなら♥ 落ち着いていけば、そのうち脱出できる♥ おぉ……で、しょう♥」


 コリコリ♥ くりくりくりぃ♥ ぐにゅうぅぅぅぅ〜〜〜♥


「お゛ッほ♥♥♥♥ 乳首イキます、乳首イクッ♥♥♥♥♥」


 『イク時はイク場所の名前を報告しながら宣言する』という誰のためかも分からない常識が芽生えていたが、やはりイロハが気にすることはなかった。唇を尖らせイキ顔を晒しながら、ドスケベバニースーツでガニ股乳首アクメをキメて地下通路に潮吹きを撒き散らす。

 ともすればイロハが『異変』に見えてしまいそうだが、彼女は何ら気にすることなくイキ潮を撒き散らしながら進んでいった。

 度々絶頂で異変を見逃しかけながらも、9週目の5番まで進むことができたイロハ。そこで彼女は極めて分かりやすい異変を見つけた。


「……これは『異変』以外の何物でもないでしょう。普通、道端に小便器があります?」


 あるわけないでしょう、と呆れ気味のツッコミを入れてしまうほど異端な光景だった。

 通路に敷かれた点字ブロックの道中、不自然に途切れた場所があり、そこに堂々と置かれていたピカピカの男子小便器。女子生徒のイロハには無縁でありほぼ初めてみるものだが、これまでの中でダントツの分かりやすい『異変』だった。逆にこれが異変でないなどとは、口が裂けても言えない。

 小便器とはトイレの中にあるもの。小便とはトイレの中でするもの。当たり前の常識を持っていれば気づくことは最も容易い異変であろう。実際、イロハは問題なく気づいた。彼女の中で『小便器がトイレの中にある』ということは常識だったからだ。


 ならば当然、小便はトイレの中にある小便器でするもの――――――


「……ああ♥ でもちょうど、用を足しておきたかったところでした……誰も見てないですし、構いませんよね♥」


 イロハはガニ股のままピカピカの小便器に愛液塗れの超剛毛おまんこを突き出した。もじゃもじゃの毛を手で掻き分けて、尿道を露出させて小便器の内側に狙いを定める。

 すると、不自然なくらい膀胱におしっこが溜まってみるみるうちに膨らんでいき、すぐに尿意が電気信号になって限界を訴えた。


(おかしいですね……ここに来る前、飲み物はほとんど飲んでなかったはずなんですが……まあ、いいタイミングだったということで♥ ……あれ? でも、どうしてお手洗いが道のど真ん中にあって、私はそれを使おうとして……処理するなら、もっと他のやり方があるは)


『男子小便器があったら女の子がおしっこしたくなるのは常識』

『おしっこは尿意を感じた時に必ず出すもの』

『便器がトイレ以外にあるのは不自然なことではない』

『排泄はオナニーと同じくらい気持ちよくて解放感がある』

『棗イロハはイク度に危機感が薄れる』


「んお?♥♥♥ ……あれ?♥ 何か考えて、いたような……気のせいですね♥ そんなことよりおしっこです♥ もう我慢ができなさそうですし、是非ここで出していきましょう♥」


 怒涛の勢いで思考が押し流された気もするが、きっと『気にする必要のないこと』だとイロハは切り替え、思考も身体も『おしっこを気持ちよく解放したい』という衝動に染め上げられる。


『おしっこはオナニーと同じ。だから同じように宣言しなければならない』

「棗イロハ!♥ 男子小便器におしっこします!♥ おしっこデルー!♥」


 ぷしぷしぷしぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥ じょろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♥


「ふおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ♥♥♥♥」


 溜め込まれた尿意の大きさを表したように極太の黄金水が、真っ白な小便器に吸い込まれるように発射されていく。滝を作りながら排水口に滴り落ちるその勢いは、発射から衰えるどころか増していった。


「いひっ、いひひッ♥♥ 立ちション気持ちよすぎます……っ♥♥♥ おしっこを出すのがこんなに気持ちいいだなんて、うひょおぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥ すっごいの出ますッ♥♥ 出しながらイキます、おしっこデルー!♥ おしっこイクー!♥♥♥♥」


 鼻の下が伸びて口が半開きになったみっともない蕩け顔で、剛毛を弾き飛ばす猛烈な放尿を小便器に浴びせかけるイロハ。彼女らしからぬ知性の欠片もない解放感への歓喜の声は、おおよそ一分以上は続いた。

 潮吹きと愛液が混ざるせいで排出時間は膨れ上がり、やがて排水口が吸いきれない量と勢いとなって端から道に溢れ出るが、イロハは底抜けの下品アクメ顔で知ったことかとばかりにおしっこを垂れ流してしまう。その勢いが少しずつ弱まる頃には、小便器の周りに黄金色の水溜まりができて、周囲にアンモニア臭を漂わせていた。


「はぁー♥ はぁー♥ 男子小便器におしっこを出すのが、こんなに気持ちイイことだなんて……癖になったらマズいですし、さっさと退散しましょうか♥」


 濡れた剛毛から残尿を垂らし、チクオナを再開しつつガニ股のまま歩き出すイロハ。その足はもちろん『異変などなかった』と先へ進んでいた。


「それにしても、どうして私は男子小便器があることを『異変がある』なんて勘違いしてしまったのか……便器がトイレ以外にあるなんて、よくあることでしょうに♥」


 おかしなことがあるものだ、とイロハは自嘲しながら異変無しと判断を下して先へ進んだ。

 その先は当然ながら6番ではなく無情な『0番目』の出口表記が記されていたが、おしっこでイッて頭が妙に〝スッキリ〟していたイロハは、さして気にすることもなく探索を続けるのだった。




 ――――――20週目。0番出口。


「んー♥ まあ、別に構いませんが、なかなか出口に辿り着けませんね……んお♥ イク♥ 乳首イク♥ ……というか、さっきから1番の表記すら目にできていないような……?♥」


 0番出口から先へ進めないということは、イロハは『異変』となるものを全く見つけられていないのと同義だ。

 だというのに妙に落ち着いているのは、イク度に頭が〝スッキリ〟して危機感が薄れていっているからだ、ということにイロハ自身何となく気づき始めていた。


「はぁ♥ さすがに分かりますよ♥ これだけ判断力が鈍っていたら、私に何かしらの『異変』が起きていると捉えるべき……まあでも、それを考えるのは、この乳首でイッてからでも良いですよね♥ んほ♥ 乳首またイキます!♥ 乳首イグッ!♥♥♥♥ お゛ほぉ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ ……はれ?♥ 何を考えて、いたんでしたっけ?♥ ああそうでした、私自身の『異変』のことです――――――まあ問題ないでしょう♥ 『バカサイズのウシ乳』になっても違和感はほとんどないですし♥ 『ガニ股チクオナ』にも支障がないです♥ さっきはミカさんとミヤコさん似のハイグレ女が『ハイグレ!♥ ハイグレ!♥』と叫んで踊って煩わしかったですが、合わせてハイグレ!♥ ハイグレ!♥ していたらいつの間にか0番出口まで自動で戻されて、ハイグレ気持ちイイ〜♥ って気持ちで満たされて幸せですし♥ それから……それから……色々ありすぎて忘れてしまいましたけど、結局8番出口に辿り着けれさえすればいいんです♥」


 もう18周目と19周目より前の記憶が断絶するくらいイキ晒しているが、イロハは尚も脱出できると楽観しきっている。


 18周目では牛のポスターを見て、チケオナ中の慎ましやかなおっぱいが『135センチUカップ』のデカ乳輪デカ乳首デカ雌ウシ乳に変化したが、違和感がなかったのでそのまま先へ進んだ。結局〝何かしらの異変〟があったようで戻されてしまったが、どうせリスクは軽いのだからと大して気にしなかった。


 19周目ではシャーレの当番でよく顔を合わせている聖園ミカと月雪ミヤコによく似た女と遭遇したが、さすがに極薄ピンクのハイレグスーツという品性の欠片もない格好でマン毛をはみ出し、腋毛を晒す『ハイグレ!♥』なる珍妙なダンスをアヘ顔で踊る女と彼女たちを見間違えたりはしなかった。代わりに、ピンクのドスケベハイレグスーツに着替えると、鼠径部に手刀の上下を行いVの字を大きく描いてデカチチを揺らして『ハイグレ!♥』と口にしたくなったのでイクまで踊っていたら、いつの間にか0番出口まで戻されていたが、ハイグレ絶頂が気持ちよかったのでさっきまでハイグレし続けていたくらいだ。というか今もしている。


「ハイグレ!♥ ハイグレ!♥ ハイグレ!♥ ハイグレ!♥ ハイグレハイグレハイグレハイグレ!♥ ……ふぅ♥ 最初は目を疑いましたが、これは素晴らしいダンスですね♥ サボる方が勿体ないです♥ 脱出したら本物のミカさんとミヤコさんにも是非教えてあげましょう♥」


 爪先立ちになりながらスーツから溢れ出るデカチチを手刀で揺らして踊る『ハイグレ!♥』の気持ちよさをおかしな笑みを浮かべながら堪能したイロハは、遂に20週目となる無地下通路の無限ループを解消すべく探索を開始した。その顔は、もはや解決する気があるのかも怪しいほどだらしがなかった。

 再び0番出口からスタートとなり、もう脱出など不可能に見えるが、あらゆる『異変』を見逃してしまう状態のイロハでも〝運が良ければ〟進むことができる。常に異変が起きていないパターンだ。

 つまり極めて〝運良く〟異変のないパターンを引き続けたイロハは、遂に8番出口の手前である7番目まで辿り着いた。そしてまたも〝運がいいことに〟、あからさまな『異変』を見つけることができた。


「これは……えっと、おまる……です、よね?」


 それは小便器を初めて見つけた時よりも、呆れが勝った声色だった。

 曲がり角の間際の床にポツンと置かれていたのは、アヒルの頭がついた幼児用の簡易便器。所謂『アヒルのおまる』であった。ポータブルトイレとして利便性はあるが、先述の通りあくまで幼児用。いくらイロハが小柄なとは言っても、それに跨って用を足すというのは人生に汚点を残す恥を受けいる、ということに他ならない。

 何より今まで無かったものが忽然と設置されているのは、明らかな『異変』であろう。危機感が低下したイロハでさえ、はぁと露骨な落胆の息を零した。


「最後の最後で締まらない異変でしたね。こちらとしてはサボれて楽ですが…………おや?」


 そのままおまるを通り過ぎて『8番出口』から脱出しようとしたイロハ。だが、不意に立て看板を見つけて足を止めて目を向けた。

 粗悪な木の板で作られたそれは、現代的な地下通路には似つかわしくなく、それも『異変』だと言わんばかりの作りだった。


『このおまるを使って〇〇ゼリーを排泄すると、今すぐここから出ることができる』


 木の看板には見え透いた罠、幼稚極まりないトラップだろう内容が記されていた。

 何十回とループして0番に戻った者なら誰もが知っている3番目のルール。ここは8番出口から出なければならないという基本的な法則に真っ向から反した条件。

 しかも、イロハは現時点で7番目の通路にいる。このおまるにわざわざ座らずとも、引き返して8番出口から出れば脱出できるのだ。

 3番目のルールを思い出せるだけの記憶力があるだけで、否、まともな常識と危機感を持っている者なら誰でも回避は容易な仕掛けである。


『便器がトイレ以外にあるのは不自然なことではない』


『排泄はオナニーと同じくらい気持ちよくて解放感がある』


『棗イロハはイク度に危機感が薄れる』



――――――『身体に起きる『異変』は気にする必要のないことである』



「……ま、まあ♥ この長い道を引き返す必要がないなら、それに越したことはないですよね♥ ガニ股でチクオナしながら歩くのが妙に疲れて仕方がないですし♥」


 イロハは、彼女が嫌うはずの〝ただの怠惰〟を選んでしまった。危機感がないも同然の思考は、排泄の気持ちよさを脱出より無意識のうちに優先してしまったのだ。

 彼女は言い訳をしながらおまるに跨り、アヒル頭から飛び出した取っ手を握った。その瞬間、イロハの中で猛烈な便意が爆発的に膨れ上がり、ケツ毛アナルを『むりむりっ♥』と急速に盛り上げた。


 ぶっ♥ ぶぽ♥ ぶビィ〜♥ ぶぶぶっぶぼぶびっ♥ ぶっすぅぅぅぅぅ〜♥


「ふお゛っお♥ も、もう出ちゃいそう、でず♥ おなが、ぐるじ……ッッ♥♥」


 出したくて出したくてたまらないとアナルが下品な音を響かせ始める。尿意と同様の現象だが、排泄欲求はアレの比ではなかった。今すぐアナルから排泄しなければ、頭がおかしくなってしまうという途方もない欲求だった。

 全身から脂汗を吹き出したイロハは、取っ手を握って小さなおまるの排泄口に剛毛アナルを突き出し、今まさに排便するというポーズを取る。


「ん゛お゛ぉぉぉぉ、でるッ♥ でるッ♥ でりゅううぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」


 もりゅっ、と頭部のヘイローそっくりの色をした、排泄物と似ても似つかない〝ゼリー〟が頭を出した。


『棗イロハは人格ゼリーを排泄するその瞬間、意識に関わる『異変』から解放される』


 刹那、異変を踏み抜いたペナルティがイロハを襲う。それをペナルティであると〝認識できるようになった〟時点で、彼女の人格はケツの穴から音を立ててひり出されていた。


「……へ、え?♥ あ゛ッ、やべッ♥♥ やべぇ゛え゛♥ やだやだやだやだやだや、だずげ、せんせ――――――お゛ッほ♥♥♥♥♥」


 むりゅむりぶぼぼぼぼッ♥ ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりぶりぶりぶりぶり゛り゛り゛り゛り゛ぶっびゅう゛ううぅぅぅぅぅぅぅぅぶりりりりりりりりりりりりりりりりりッ♥♥♥♥♥


「お゛ほ゛お゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!?!?♥♥♥♥♥♥♥」


 イロハの人格を内包したゼリーが、アナルから爆音を響かせておまるの中へ放り込まれていった。

 人格の排泄というヘイローが砕ける死より屈辱的で残酷で最低最悪の終わりを、直前になって戻された理性で、下品な剛毛デカチチの身体で、味わう。


「ぬほひい゛ぃい゛ぃぃぃぃぃい゛お゛ほほお゛ぉぉおおぉおおおぉおおぉおぉお゛お゛ッ!♥♥♥♥ ぶ、ぶりぶりイグッ!♥♥♥♥ ケツ穴からうんこ、じながら、イグゥ゛!?!?♥♥♥♥♥ やだ、やだあ゛ぁ゛ぁ゛ッ゛♥♥♥♥ だずげで、じぬ、ぢぬう゛ぅ゛う゛う゛ッ゛!♥♥♥♥ うんちしながらぢん゛ぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ゛っ゛!!♥♥♥♥♥」


 必死におまるから手を離そうとするが、既にその機能を使える人格が外へひり出されてしまっていた。下品すぎる人格排泄アクメでイキ潮を吹き散らかし、絶望と快感が綯い交ぜになったアヘ顔を晒して雄叫びを上げるしかない。汚らしい排泄音を響かせ凄惨な悲鳴を響かせ、そして終わりの悲鳴が始まる。


「ん゛びょほお゛ぉぉぉぉぉおぉおぉぉおおお゛お゛……ッ゛♥♥♥♥ わたしの、イロハのうんぢどまんねっ、おほ♥♥ ぶりぶりうんちするの、ぎんもぢい゛い゛ぃぃぃぃぃ…………はりぇ?♥♥ イロ、は?♥ せんせ……たすけ、だ、れ……あ、きもち、い……い……♥」


 ぶりっ、ぶぼ、ぶっっっぽぉぉぉッ♥


「お゛びょぺッッ♥♥♥♥♥」


 アナルゼリーの根元がおまるの中にすっぽりと収まり、イロハが素っ頓狂な声を上げて白目を剥いた。

 頭のヘイローがフッと消失し、代わりに現れたのはおまるの中に収まったヘイローそっくりの色をしたゼリーの〝上〟。


『ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?♥♥♥♥♥』


 ビクビクと震える身体と跳ねるヘイロー付きゼリー。あまりにも奇っ怪な光景だった。けれど、この地下通路ではよくあることだ。ぶちまけられた人格が『異変』に襲われて〝戻る〟ことなど、珍しくも何ともないのだから――――――――




 8番出口。そこから出ることができれば何もかもを忘れて外の世界に戻ることができる。できなければ、地下を彷徨う『異変』と成り果てる。下劣な『異変』を纏った生徒が、脱出を目指す生徒の前に現れることになる。






「……8番出口、ですか。長期任務も終わり、先生に甘え……ご褒美をいただこうと思ったところで、奇妙なミッションが始まってしまったようですが、問題ありません――――――コールサイン04、飛鳥馬トキ。これより8番出口の攻略を開始します」


 イロハの〝次〟も、遠からず『異変』に呑まれた姿を見せることになるだろう。その時は何かの『異変』と成り果てた彼女の姿もまた、目にすることができるに違いない――――――――――




Comments

説明しながら内容を使いこなせたでかなぁ?みたいに思ってたのでちゃんと伝わっていて安心しました!

いかじゅん

ややこしい設定を読みやすく文章におさめられていて素晴らしい! ダウナーなイロハの末路が最高でした!

タコよっちゃん

こちらこそリクエストありがとうございました!遅くなって申し訳ない。 小説という文体ならではの『常識書き換え』が想像を超えてマッチしますね。見逃した時が小説は分かりにくいというネックをスマートに解消していて、私も非常に書きやすかったです!気付かされた時には、気づかなかった方がマシな状況っていうのが大好きなので、お気に召していただけて嬉しいです!

いかじゅん

リクエスト採用ありがとうございます! やっぱり8番出口エロはいいですね…明らかに異常が発生していてどんどん詰んでいく状況にも関わらずイロハ本人はそれを自覚することすら出来ないのが本当に良かったです!

おたかつ


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