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【怪異】の軌跡〜エリゼ・シュバルツァーの無様敗北確定決闘〜

いつもご支援ありがとうございます。今月もよろしくお願いします。ということで先月あまり通常更新できなかった分をガシガシやっていきます。

恒例の怪異くんシリーズですが、今回頑張って無様させてもらったのはエリゼになります。久しぶりというかちょっと珍しい。割と書けるシチュが限られていたりする子ですが、今回は乗ったのでやってみました。


私がガチギレした界の軌跡から発売一ヶ月ということで、ネタバレ含む設定も組み込まれていますのでその点をご了承の上、閲覧をお願いします。キレた分めちゃくちゃ使い倒してやる所存。


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 エレボニア帝国内の時が《クロスベル再事変》から少しばかり先へ進んだ世界から、この軌跡は始まる。

 皇太女、即ち帝国の次なる象徴として担ぎ出されたアルフィンを中心としながら、大陸随一の技術発展国となった共和国の行く末を見届ける立場にある中で、帝国内部でまことしやかに実在が囁かれる存在があった。

 【怪異】と呼ばれるモノは人の目に映らぬ文字通りの怪物でありながら、男が女に抱く欲望を増幅し餌として喰らう性質を持つ。女は知らぬ間にそれに犯されている。無論、このような噂は立つ度にすぐ消え失せて誰の記憶に残ることもない。しかし、在ったという認識により新たな怪異は顕現する。

 そして、〝それ〟は宿主を探す。怪異の影響を強く受ける男は元来から強力な性欲、及び現実では到底叶えられない嗜好を持つ。彼らは知らぬ間に【怪異】の宿主となり、その強い欲望の意志と融合を果たして現実への侵食を開始する。それは女が過ごす〝夢〟の影響と相互作用を引き起こし、時にありえない集落を引き起こす。

 此度の余興も全ては【怪異】の餌となるもの。それを知らずに、あるいはそれでも良いと男は動き出す。狙われた雌たちは、望まれた通りに無様を晒すのみである――――――――






 帝国首都に位置する《バルフレイム宮》。由緒正しい皇城の内部には、獅子の騎士たちが雌雄を決する『決闘場』が存在する。

 円状の巨大な床が一対一、孤立無援での決戦を約束する。そこに立つのは一人の男と、艶やかな黒髪と可憐な容貌を持つ少女だった。


「では、エリゼ・シュバルツァー殿……この決闘、受け入れてくださいますかな?」

「……本当に、他に道はないのでしょうか」


 黒髪の少女、エリゼ・シュバルツァーは貴族として気品のある装束を身につけ細剣(レイピア)を傍らに携えながらも、男を説得するように訴えかけた。

 決闘の場にあってなお、エリゼの心には晴れない疑問ばかりが残されていた。この決闘に意味があるとは、彼女にはとても思えなかった。


「ありません――――――おまえを切り刻んで、俺が皇太女を手に入れる。貴様のような下級貴族に、あの方の傍らは渡さん……ッ!」

「っ……」


 人が変わったように殺気を滲ませる男に、エリゼは背筋をゾクリと凍りつかせる。

 エリゼは皇太女アルフィンの友人であり、時には彼女の傍らで付き人となる立場でもあった。たしかに男の言う通り、シュバルツァー家は皇太女と比べ、その地位はあまりにも違いすぎる。しかし帝国自体が貴族制度から変わろうとしている今、地位の高い低いに何よりも固執するような態度は低次元なプライドの持ち主だと言えるだろう。

 アルフィンとの友情へ他者に嘴を挟まれる謂われはない。多くの困難を乗り越えた今、二人の関係を低次元なプライドで推し量る者などいないはずだった。

 貴族の息子という立場を利用し、アルフィンに取り入ろうとするこの男以外には。


(姫様の付き人を賭けて、武を競おうなどと……恐らく、それ以外にも理由はあるのでしょうけれど)


 彼はどうやらアルフィンに強い執着があったようだ。彼女が皇太女の地位を得てからというもの、その執着は執拗なアプローチに切り替わっていた。

 立場のある貴族である以上、アルフィンへの狼藉はそうそう許されるものではない。だが何故か一向に過干渉を止めさせることができなかったため、エリゼはアルフィンを守る付き人の立場を致し方なく行使した。

 それが気に食わなかったのだろう。彼はエリゼに歪んだ嫉妬心を向け、決闘を申し込んだのだ。普通ならこのような形での決闘が認められるはずがない。しかし〝何らかの手段〟を用意していたのか、気づけばエリゼは決闘から逃げられない状況に追い込まれていたのだ。


(この決闘は多くの方が観客として招かれている。ここで私が負けてしまえば、姫様の身まで危うくなってしまうかも……それだけは、阻止しなければ)


 相手が誰であれ礼節を持って振る舞うのが貴族というもの。男にはそれが致命的に欠けていた。一方的に決闘をけしかけ、あまつさえ淑女に乱雑な態度を取るなど正気の沙汰ではないだろう。

 万が一にもそのような男がアルフィンの傍らに身を置くなど、身の毛がよだつ行為を強いるのは容易に考えつく。

 目の敵にしているエリゼの言葉で説得は難しい。止まるくらいなら、今のように立場を振りかざす行為が力を失うアルフィンを相手に無礼を働いていないだろう。


「……あくまで本気というのなら、シュバルツァー家が息女、エリゼ・シュバルツァーがお相手いたします」


 決闘場に連れ込まれた時点で、アルフィンは彼と戦い武勇を示す他なくなった。〝裏〟で何が動いているのかを見極めるためにも、エリゼは剣を握り、この決闘に勝利する以外に道はないのだ。

 幸いにも、エリゼは兄の足でまといにならないようヴァンダール流道場に通い、数年来鍛錬を重ねたことで並の相手には遅れを取らない細剣術を会得している。思い上がった貴族息子の鼻っ柱をへし折るには、十分すぎる実力を持っていた。

 決闘場からは見えていないが、男が招いた観客たちが決闘を見ているという話も彼女の耳に入っている。苦境の帝国を立て直すため邁進する姫君の発言力が、エリゼの敗北で削られる可能性は否めない。そういう意味でもエリゼが剣を握るということは、相当の覚悟を秘めたものだと言えた。


(っ……なにか、剣に違和感があるような。気のせい……?)


 細剣を握り相手へ向ける。その仕草は洗練されていて、一部の狂いもないはずだった。

 けれどエリゼの脳裏に一抹の違和感が生じる。それは彼女の〝身体の変化〟に由来しているもの。彼女が認知できない《怪異ノ夢(スレイヴドリーム)》による変化によって、剣を構える仕草に無意識な違和感を覚えていた。

 だが時は決闘の直前。彼女の違和感は反証に値しない――――――スレンダーな身体が見る影もなくデカチチデカケツのムチムチスケベボディになっていようと、彼女はアルフィンのため、シュバルツァー家の誇りを守るために剣を振るう。


「ふん、殿下に取り入った淫売の剣など取るに足らず……その本性、すぐに暴いてやる!」

「それは私だけでなく姫様も侮辱する言葉と知ってのことなら、もう容赦はできません――――――参ります!」


 そうしてエリゼが望まぬ形とはいえ、決して負けることのできない決闘が始まった。


 序章の幕はエリゼのしなやかな剣捌きによって開かれた。予想通り貴族息子の剣はキレのない。実戦だろうと通じたエリゼの剣に翻弄されるばかりだった。


(このまますぐ押し切れる……っ♥ でも、身体が、はぁ……誰かに、見られていると思うと、熱くなって……♥)


 だが意外にも息が上がり始めたのはエリゼが先だった。

 一つは彼女も意識できることにあった。この決闘が衆人環視の下で行われていると思うと、身体の芯である下腹部から熱が吹き出して妙に身体が火照ってしまう。

 もう一つは彼女の認識外。本来ならスレンダーな身体から放たれる鮮やかなまでの連続剣撃が、いちいち跳ね回るデカチチとデカケツで無自覚に妨害し、普段より余分な力が入っているからだ。

 しかし、この二つを差し引いても男がエリゼに圧倒されているのは素人目でも分かる。上がった息を一度整えるためエリゼが距離を取る頃には、雌雄をは決していたと言っても過言ではなかった。


「ふぅ……もうあなたに勝ち目はありません。もし先程の言葉を撤回し謝罪するのなら、この場は剣を引き納めましょう」


 学園では学生会長を務めているエリゼは、引き際と折衷案をよく理解している。男の安っぽく高いプライドが敗北を許さないとしても、これ以上落ちぶれることはしたくないはずだと考え、謝罪による解決を提案した。

 エリゼ個人はともかく、シュバルツァー家と皇族を侮辱する発言は撤回せねば取り返しがつかないことになる。これは、事ここに至っても男を案じるエリゼの慈悲であった。


「く、クク。そうやって調子に乗ってろ……その方が〝ギャップ〟になるからなぁ」

「……? それは、どういう」


 慈悲を受け入れないだけならまだしも、先程の打ち合いで実力差を未だ測ることができていないとは思えない。それでも余裕の笑みを浮かべる男の態度に、エリゼは首を傾げ困惑の声を零す。


「だがまあ、そろそろいいだろ……殿下の前座としては、充分〝引き出した〟よなぁ?」


 そんなエリゼの前で男はある道具を取り出した。その道具は、男の言葉に応えるように異様な気を発しているように思えた。


「ARCUS……いいえ、形が違う?」


 男の手にある道具は現在主流である導力端末《ARCUSⅡ》と似ていながら、明らかに異なる形状のものだ。

 少なくともエリゼの記憶に《ARCUSⅡ》以外でそれらしきものは該当しない。だから似ているが見覚えがない。

 それもそのはずだ。本来なら〝この時間〟に存在しない第六世代最新戦術オーブメントである《Xipha》。そのプロトタイプにして【怪異】とのリンクを極度に高める特殊な改造を施された専用端末であるのだから。

 〝この先〟のエリゼならともかく〝今〟のエリゼが欠片でも理解し得る理由はない。


「さあ、こっからが本番だ。全部がハイライトになるよう、徹底的にヤッてやるよ」


 そして彼は、密かに手に入れた驚異的な未来技術を用いることで己の障害となるエリゼ(邪魔な雌)の蹂躙を開始した。


「っ、消え……!?」


 瞬間、男の姿がエリゼの視界から忽然と消え失せた。エリゼは慌てて周囲を見渡し索敵するが、全く捉えることができず困惑する。


「へへ、遅いなぁ。止まってみえるぜ」


 ――――――正確には、霊子装片(シャード)技術によって発動した新型シャード戦術《ZOC(ゾック)》によって、彼からすればエリゼが止まって見えるほど遅くなっているのだ。

 声はおろか、姿さえ捉えられない。エリゼが眼球を動かして目的の場所を見る頃には、男はその正反対にいる。故にエリゼは残滓すら感知することができなかった。

 言うなれば〝時間停止〟に片足を踏み込んでいる。この戦術が成り立つのは高度なシャード制御の技術が必要とされるが、怪異とのリンクに特化することでこのザイファは男の未熟な制御技術でも万能に等しい力を振るうことができる。

 男はほとんど止まって見えるエリゼの背後に回ると、服の上からとはいえ乳房を躊躇いなく鷲掴みにした。


「下級貴族の割には中々いいもん持ってんじゃねぇか、ええ?」


 大きなリボンの下に慎ましく谷間が覗くデザイン〝だった〟それは、今や100センチに迫る爆乳の谷間がパツパツに張った卑猥な局部と化していた。これも夢の影響によって、エリゼが知らぬ間に爆乳となっている証左だ。

 男はその淫猥豊満な乳房を我が物顔で揉みしだくと、エリゼのロングスカートをまくり上げた。時間の流れが異なる影響で、外部では一瞬の露出でもスカートから手を離せば男の目には捲れた状態で止まってみえる。


「はっ、もう濡れてんじゃねぇか。この痴女がよぉ」


 タイツと貞淑なショーツが丸見えになると、そこに滲み出た愛液が日の目を浴びることになった。衆人環視の中、秘めたる嗜好によって興奮した証が男という白日のもとに晒されてしまう。

 ついでにエリゼのびしょ濡れマンコも下着越しに手でいじくり回して刺激を与える。たらされた感覚は《ZOC》により制御されるため、エリゼへ正常に伝わるのは男の時間感覚では相当後のことになる。当然、それによって何が起こるかは明白だった。

 男は体感で数分間に渡ってエリゼの爆乳と敏感マンコをいじくり回した後、彼女の眼前に戻ってからシャード戦術を解除した。


「……え?」


 見失ったはずの男が、いつの間にか目の前に残っていた。目を見開いたエリゼのマヌケな顔を楽しむためにわざわざ戻った、というだけではない。


「――――ん゛ひィ!?♥♥♥♥」


 《ZOC》中の刺激が解除されたことで制御を外れ、全て解放された。とどのつまりエリゼは、別の時間軸の数分間を今から一気に味わうことになる。

 夢で開発され鋭敏化した身体が得た数分間のセクハラ愛撫、それが一斉にエリゼの脳天をイキ狂わせた。


「んッお゛♥♥ あ゛♥ お゛ぉ♥♥ イグッ、イグイグイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ♥♥♥♥♥」


 傍から見れば突如として痙攣し、大きく仰け反りながら失禁したようにも見える。舌を突き出して首を反らし、ガクガクと腰を震わせながらロングスカートから染み出て床に滴る激しいイキ潮を噴射したエリゼ。


「は、はひ?♥ あ♥ 私、この人の前で、こんな場所で♥ ど、どうしてイッ♥♥ イッてぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥」


 さっきまでの凛々しい美貌が絶頂に呑まれて惨めなアヘ顔に変わる。邪魔な雌とはいえ、アルフィンの横に並んでも見劣りしない美しい少女の醜態に男は嗜虐の笑みを浮かべた。


「急に漏らしたようだが……ふふ、俺の恐ろしさにやっと気がついたか?」

「あっあっあ♥ ひぅぅ……っ♥♥ はぁ、はぁ……♥ い、一体♥ 私の身体に何をしたんですかっ♥」

「そのくらいは気づくか。思ったより察しはいいようだな」


 男がザイファを用いて何かを行ったことまでは理解したようだが、まさか時間の流れを操作され、知らぬ間にセクハラ愛撫を受けてイカされたとは夢にも思うまい。


「だがいつまで立っていられるかな…………そら、またイクぞ」

「な……ッ♥ そ、そんなはずが――――――イクッ♥♥♥♥ イグイッてイグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥」


 相手が素人だろうと流れの異なる時を動く男に対抗する術があるはずもなく、エリゼは瞬く間にイキ狂わされていった。




「はっ♥ はっ♥ ぅひ♥ はぁ……ふぅ……♥」

「ふん。どうやら勝負はついたな。もうおまえに勝ち目はない」


 数分後、エリゼは肩で息をして細剣を支えにしなければ立っていられないほど消耗させられた。ロングスカートは愛液と潮吹きを吸って、暴雨に殴り付けられたように変色し、重量を感じさせる水をポタポタと流している。

 《ZOC》の力で何十回とイカされたエリゼは、もはや剣を振るうこともできないほど腰砕けになっただらしのない姿を決闘の場で晒してしまっていた。事情を知らない者からすれば、エリゼが独りでによがり狂う淫乱娘にしか見えない構図というのも彼女のプライドを傷つけている。


「どうする? これまでの無礼を謝罪するのなら、この場で剣を納めることを許してやらんでもない。俺は寛容だからなぁ」

「ッ……!」


 有利だと思い込み、上から叩きつけた通告を露悪的に返されたエリゼは屈辱に歯噛みをして打ち震える。


「ま、まだですっ! 姫様に、私が至らぬからと……恥辱を耐え忍ばせることだけは……ッ!」


 これ以上の屈辱は耐え難い。しかし、自分が折れて負けた未来はアルフィンの屈辱なのだと、エリゼは己を奮い立たせて剣を握った。

 両脚は生まれたての小鹿のように震え、切っ先も定まらない無様な姿でも、友人を想う闘志は失われていなかった。


「……ちっ、邪魔くせぇ。だったら、二度とテメェが殿下の前に立てないようにしてやるよ」


 アルフィンを狙う男からすれば煩わしいことこの上ない姿だが、握ったザイファから伝わる思念は〝凛々しく立ち上がる雌を辱めろ〟と男に命じた。

 知らぬ間に男は【怪異】の意志を実行する。そしてエリゼは、なまじ気品があったばかりに取り返しのつかない恥辱に取り込まれてしまう。


「おらよぉ!」

「な……あぐっ!?♥ か、身体が、動かない……ッ!?♥」


 特殊なシャード領域を展開し、不可視の力はエリゼを一瞬にして拘束した。当然この時代にシャード制御へ対抗する手段は皆無、エリゼでは拘束を振りほどくことはおろか、何をされているのかさえ分からない。

 エリゼの身体は両手を上げた格好で浮遊し、ぐるんと視界が反転した逆さ吊りの状態にされた。


「いやぁぁぁぁっ!?♥」


 そのせいでスカートは捲れ上がり、ずぶ濡れのタイツとショーツが今度は大衆という白日のもとに曝け出された。普通ならこれで充分に屈辱だが、エリゼを心底憎む男はそれだけでは終わらせなかった。


「そのくだらないプライドで、俺の慈悲を無為にしたこと……一生かけて後悔するがいい」


 そう言うと、男はザイファを操作してエリゼの直上、逆さまになった彼女の真下に異なる空間に繋がるシャード領域を生成した。それは少女くらいなら軽々と呑み込むことができる『孔』のようでもあり、理解が及ばずとも何かしらが起きることを察したエリゼはその顔を青くした。


「さあ、堕ちろ」

「きゃ……ッ!?♥」


 刹那、エリゼの身体はシャードによる制御を解かれる。瞬時に重力の影響下に引き戻された彼女は、何の抵抗もできずに孔へ向かって真っ逆さまに落下した。


「やっ――――――お゛ぼぼォッ!?♥♥♥」


 そうして孔に堕ちてしまったエリゼは、想像していたどの衝撃とも異なるものに包まれた。

 落とし穴に落ちたというより、プールの中に頭から入り込んだような感覚。それでいて水より粘り気があって匂いも強い。さらには浸かるだけで伝わってくる強烈な思念。

 誰かを支配したい。跪かせたい。犯したい。溜まりに溜まった思念が液体という形で吐き出された。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?!!??♥♥♥」


 つまり孔の内部は男が妄想の中でアルフィンを犯し吐き出した〝精液溜まり〟ということ。性臭と共におぞましい思念波をダイレクトに浴びたエリゼは、表現し難い苦痛に悶絶し暴れ回ろうとする。

 だが、重い精液にまとわりつかれた上半身は孔の中では身動きできない。ならばと下半身に力を込めるが、腹部から下が取り残された〝外側〟は、上半身とは異なる苦痛に苛まれていた。


「下級貴族の逆さ埋め無様敗北姿か……ようやく下級の貴族に相応しい〝オブジェ〟になったじゃないか」


 孔に上半身が墜落した直後、シャード領域が収縮したことでエリゼの下半身は決闘場側に取り残された。

 その結果エリゼの両脚は股間の下着類を丸出しにしながらガニ股でジタバタともがく、あまりにもみっともない〝オブジェ〟と化してしまっていたのだ。

 どうにかして精液溜まりから抜け出したい。そんな少女の意志を帯びた美脚がもがき暴れる度、空中を泳ごうとするような見苦しく無様な姿を晒す。スカートが重力を浴びて腰まで完全に捲れているせいで、エリゼはずぶ濡れの股間を見せつけながら情けないバタ脚泳ぎを披露する羽目になっている。


「っ゛っ゛っ゛♥♥♥ っ゛〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥」

「無駄だ。どれだけ暴れようとおまえは〝オブジェ〟から抜け出せない。そして〝オブジェ〟になった以上、人としてここで終わってもらう」


 男は無防備なエリゼの下半身にシャード斬撃を放ち、下半身を包むブーツ、タイツ、ショーツを細切れにする。

 肌に傷一つ負わせることなくエリゼの下半身だけを一糸まとわぬ姿に変えた男は、続けざまにザイファでドローンを展開して周囲にモニタを表示する。そこには、今し方裸にされたエリゼの下半身が映り込んでいる。果たしてその映像が、誰に向けて流されているのか。


「皆様、よくご覧ください。この女こそ殿下を謀る悪女、エリゼ・シュバルツァー……そして、このような姿になりながら皆様の視線を受け発情する変態貴族であります」

「っ゛ッ゛ッ゛!!?!?♥♥♥」


 そう、遠目からこの決闘を鑑賞していた観客の男たちである。

 プライドばかり高い貴族息子に取り入ろうとする者たちだけあって、下世話な欲望は彼に負けていない。映像越しとはいえ、そのような男にこの姿と素肌を晒していると知ったエリゼは、より大きくバタ脚でもがくが孔の入口はビクともしない。


「私が殿下を想う高潔な心で決闘に臨んだというのに、あまつさえこの女は股を濡らしています。その証拠をじっくりと確かめてください」

「っ゛♥♥(ち、違いますっ♥ これは、この男が、私をっ♥)」


 精液の溜まりに突っ込まれ口で否定できないエリゼの醜態を男は大仰に、自分を立てながら好き放題語っていく。

 エリゼは何とか身体の動きだけで否定しようとするが、下半身は語る口を持たない上半身より雄弁だった。

 ドローンカメラを向けられていると、些か処理が物足りない縮れ毛が流れるオマンコが『ひくっひくっ♥』と脈を打ち、発情の汁を勢いよく撒き散らした。

 それだけではなく、別のドローンカメラにはチロチロとケツ毛が生えただらしのないアナルが映し出されると、エリゼは恥ずかしさと気持ちよさが堪えきれず皺をひくつかせ『ぶぼびゅっ♥』と腸液混じりの放屁をひり出してしまった。


「っ゛っ゛ッ゛!!?♥♥♥ ッ゛っ゛!?♥♥♥」


 どちらもエリゼの意志ではない。だが身体は、まるで露出狂の如くこの徹底的に辱められた自分に興奮を隠しきれない。素を曝け出した脚指が、愛液と腸液が吹き出す度にビクンビクンと見るに堪えない開閉を繰り返す。時には『しゅぴーん♥』と伸びて張り詰めて、私は見られて気持ちよくなっていますと口と違ってハッキリと物を語っていた。


「さあ理解ができるでしょう! 淑女にあるまじき露出狂の女と私……どちらがアルフィン皇太女殿下の隣に立つのが相応しいのか!」

「ッ゛ッ゛♥♥♥(違います、ほんとうにちがう゛んですっ♥ いや、震えないで♥ いやらしいお汁♥ 出さないでぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥)」


 マンコとアナルから決定的な証拠となる液体を吹き、男の思うがままに弄ばれる。

 これはもはや決闘相手への戦い方ではない。一方的に嬲る陵辱。徹底的な尊厳破壊の番外戦術だ。

 エリゼはこの戦いで自慢の剣術もアルフィンの誇らしい友人としての立場も奪われて、逆さ埋めで尊厳を破壊される無様な雌のオブジェにまで堕ちてしまった。


「……皆様、お決まりになられたようですね。それでは、このマゾ女が敗北する様を共に見届けようではありませんか!」


 男はそう宣言すると、ジタバタと暴れるかビクビクと痙攣するかの無様な二択を選び続けるエリゼの両足首を掴み、Vの字を描かせるように伸ばして押さえつける。

 さらに片足を上げ、靴の裏をエリゼの股間目掛けて思いっきり振り下ろす。


「ほぎょッ゛!?♥♥♥」


 ズドンッと股間を踏みにじられたエリゼは、孔の中からくぐもった悲鳴を上げる。掴まれた足首の先が『ピピーッン♥』と伸びて悶絶を露にした。

 男の靴裏はエリゼのマン毛をグリグリと踏みにじるように擦って退けると、触れたマンコを何度も蹴りつけ始めた。


 ズドドドドドドッ!♥


「ん゛ッお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!?♥♥♥♥」


 所謂『電気あんま』と呼ばれる子供の児戯。犯すまでもない。興味のない雌に対する行為など子供の遊びで充分だと言わんばかりに男は激しい振動でエリゼのマンコを責め立てた。

 電気あんまは小刻みに踏みつけられる痛みの責めであるのだが、無自覚な露出癖の影響でずぶ濡れになったマンコには想像以上の効果を発揮していた。


「う゛ほーーッ♥♥♥ う゛ッほォ゛ォ゛♥♥♥♥ ふぐぬ゛ほオ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ーーーーーーーッ!!♥♥♥♥♥」


 孔の中から吹き出して響く野太く下品な雄叫びと、ビクンビクンと震える度に勢いよく吹き散らかされるアクメの淫汁。自身に見向きもしない男の足裏による児戯で、エリゼは何度も何度もイカされる。文字通り一蹴されてしまった。

 孔の中に埋もれた顔の美貌がどれだけ歪んでいるかを容易に想像できる電気あんまアクメをキメまくったエリゼ。男が足を退けると、彼女のマンコは縮れ毛がぐっちゃりと張り付いた猥りがわしいものに変わり果てていた。


「……ぉ゛……ぉご……ぅ゛ぅ゛……っっ♥♥♥」


 両手首が解放されてももがく気力は残っておらず、カエルのように開いたガニ股を痙攣させながらマン汁をお漏らしさせる醜態の極みに堕ちていた。

 逆さ埋めにされ股間を丸出しにして露出狂であることを暴かれ、挙句の果てには子供の児戯でイカされた。これが醜態の極みでなければ、尊厳の破壊でなければ何なのか。


「さあ、敗北のオブジェを完成させましょう」


 答えは決まっていた。エリゼの人生が完全な敗北で終わる道中だ。

 道半ばの敗北オブジェを完成させるために男が手にしたのは、逆さ埋めの直前にエリゼの手から離れていたレイピアだった。

 男はそれをおもむろに拾い上げ、股を開いてビクビクと震えるエリゼの尻穴に狙いを定めて柄を突き刺した。


 ずぼぉぉぉっ!♥


「…………ッ゛ッ゛!?!!?!?♥♥♥♥」


 羽の意匠が施されたレイピアの柄をケツ穴へ無理やり捻り込まれる。それは同じく子供の児戯である『カンチョー』と似通っていた。即ち、声を上げてイキ潮など上げれば人生の終わりと同義の恥を晒す。


「んッッッひィィィィィッン゛♥♥♥♥ う゛、う゛、う゛ほ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 ぷしっぷしっぷしぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥


 エリゼは、声とイキ潮どころかゴリラもかくやの雄叫びと失禁を披露した。

 自分の剣の柄をケツの穴に捻り込まれながら絶頂し、あまりの恥に堪えきれず小便を漏らした。被虐心を完全覚醒させられたエリゼは、カンチョーアクメをもって失禁と共に己の敗北を口よりも明確に示したのだった――――――――




 決闘は決着した。これにより貴族息子の願いを受け入れざるを得なくなったアルフィンは、事実上彼の皇妃としての立場を取らざるを得なくなった。

 これにより帝国を牛耳った貴族息子は、ザイファの力で帝国中の雌たちを支配し、時にはエリゼと同じように決闘で下していくことになる。

 無論、そのようなことで国の繁栄が取り戻せるわけもなく、栄華を誇る帝国は〝その時〟が訪れるまで暗黒の時代を迎えた。


「っ゛♥♥ ッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥」


 そのあまりに短い帝国史にケツ穴に剣の柄を差し込まれた〝無様負け犬マゾオブジェ〟の姿があったことを、きっと誰かが覚えている。







【怪異ゼムリア時空XXXXX期の回帰が開始されました。………………永久因果対象の探知を開始。調律者による強制保存(スレイヴアーカイヴ)対象より除外。怪異式《エリュシオン》の強制権限を発動――――――因果永久保存(グランドスレイヴアーカイヴ)、開始するわ♥】








 ある日、ある時間、ある〝期〟からそれは建っていた。

 誰が建てたのかも分からない。けれど欲望に触れる資格がある者をそれは拒まない。夢を映す導力の絵とは異なる。永久不変の〝オブジェ〟を飾るためだけに在る場所。

 だがそれは殆どの欲望には意味を成さない。それを為した者、或いはそれを目撃した者でなければ価値を見出せない。ある意味では、分かる者にしか分からない芸術品と同じだ。

 

 その一例が、展示品としてズラリと並んでいた。奇っ怪言う他ないのが、それらの展示品は生きている。生身の両脚が孔の中から飛び出しガニ股を描いているのだ。

 逆さま敗北オブジェたちにも名前がある。孔の手前に《氷の乙女》、《鋼の聖女》、《黄金蝶》、《白銀の剣聖》、《黒兎 》、《月の舞姫》といった〝名〟が並んでいる。否、それ以前に周囲に展示された写真が、穴の中の映像が、彼女たちが何者であるかを如実に語っていた。

 それでも意味がない。彼女たちは■■■■■期の存在であり現■■■■■期の存在ではない。故に消えることなく途絶えることなく死ぬこともなく残り続ける永久不変の敗者たちでありながら、その証を認識できる者はいない。彼女たちはただの無様なオブジェとして飾られている。それと自在に相手を選べる導力の映像、どちらが欲望を引き出せるかは語るまでもない。

 この場所は【怪異】による局所的保存領域。欲望を持つ者を拒むことはないが、受け入れたところで彼らが得るものはない。この世界で生きる美しい雌たちと〝少し似ている雌〟が敗北の無様を晒し続けるだけの場所――――――もしこの場所に意味を見出せる者いるとすればそれは、この〝因果〟を為した者ではないだろうか。


「く、クク……そうだ。そうだった。俺は殿下を、いやアルフィンを手に入れるんだ……この女を踏み台にして、あの至宝を俺のモノにしてやる!」

「っ゛♥♥ ッ゛ッ゛、っ゛♥♥♥」


 ――――――前期において『無様負け犬敗北オブジェ』となりエリゼ・シュバルツァーの因果永久保存領域の前で、欲望を蘇らせた男は笑った。

 スレイヴアーカイヴは雌たちの保存領域であり、彼らの存在はわざわざ再利用せずとも構わないと【怪異】の干渉以前まで回帰する。彼は本来ならばこの期で何もない存在だった。

 だが、怪異の従える高次元演算システムが回帰から取り除き回収し、保存する価値ものと進言した敗北の証を生み出せる男の欲なら――――――恐らくはより優れた因果を次の期でも紡ぐはずである。

 

「ッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥(みられて、るっ♥♥ イグッ♥♥♥♥ 恥ずかしすぎてイグッ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!♥♥♥♥♥♥)」


 逆さ埋めの無様敗北オブジェの一体がガニ股でイキ潮を噴射した。男が全てを思い出したということは、自分を見ているということ。

 ケツ穴に剣の柄を刺して埋まり続ける無様な己のアクメ顔まで〝展示〟され鑑賞される永遠の尊厳破壊を受けて、〝いつか〟のエリゼ・シュバルツァーがマゾイキ潮を吹き出した。


 ここは男の欲を操り喰らう怪異にとってのセーフィーであり、無様な展示品となった雌にとってのカタストロフィー。永久に消えぬ無様の証を生きたまま飾り続ける場所――――――――――――





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