【怪異】の軌跡・スレイヴドリーム〜ローゼンベルク人形が味わう原初の快楽と未知の絶頂〜
Added 2024-09-05 06:31:54 +0000 UTC続けて上位リクエストの更新です。軌跡シリーズのヒロインを書き始めて久しいですが、実は単独では書いたことがなかったラピスになります。元は人形だろうが怪異くんなら余裕です。都合良すぎてほんま好き。
今ラピスでもう一作書けないかな〜と模索中だったりします。他にもラピスにやらせたい無様だったり下品なことがあったら教えてもらえると私が喜びラピスがひどい目にあいます。ちなみにアナルゼリーは義務教育とばかりにやりました。知らない気持ちいいことやってもらうのは義務みたいなところある。
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「はぁ、はぁ……!」
人気のない街中で、一人の少女が必死に走り続けていた。迫り来る【怪異】から逃れるために。
少女の名はラピス・ローゼンベルク。かの偉大なるマイスター・ヨルグの精巧な人形に、かつてシンギュラリティを起こした《エリュシオン》の中核たる人工知能を宿した者。一時は人形の器から望まぬホロウに囚われていたラピスだったが、八つ目のゲネシスを巡る事件の中で救い出され、今は記憶を完全に取り戻して新たな人形の器に心を宿し、次なる軌跡を迎えるはずだったのだが――――――それに目をつけた【怪異】がラピスを〝ここ〟へ引きずり込んだ。
「うぅ、まだ追いかけてくるの!? もう、いい加減にしなさい! ナーディアをあんな目に遭わせて……絶対に許さないんだから!」
いいや、正確にはラピスだけではない。この空間への同行権利を持つ少女、ナーディア・レインも共にあったのだ。
故に困惑はあれど冷静ではあった。頼りになる仲間、家族のような存在が一緒なら大丈夫だと。ナーディアもラピスとゲネシスを巡る一件で成長したことで精神状態に雲泥の差があり、たとえラピスと二人きりであろうと何の問題もなく状況を打開できるはずだった。
ここが人の欲求を糧とし創られし夢想。【怪異】にとって極上にして不滅の空間でなければ。
(あの魔物は普通じゃない。ナーディアが一瞬で、しかもあんなふうにやられちゃうなんて……!)
空間に取り込まれた二人は、とある魔物と戦闘になった。辛うじて人の形こそしているが明らかに常軌を逸した気配を纏う者。まともな成形がされておらず、ラピスからの評価が限りなく0点に等しいそれは悪意を以て害を成した。
だが、ラピスたちの戦いは戦闘というより蹂躙といった方が正しいものだった。無論、ラピスたちが一方的に嬲られるという点で、だ。
たとえるなら行動の順番が永遠に回ってこないとでも言うべきか。二回行動、三回行動、四回行動。延々と繰り返される怪異の行動(ターン)に、ラピスとナーディアはわけも分からず翻弄された。
翻弄されているだけならまだ良かったのだが、ラピスを庇ったナーディアが敵の大技(Sクラフト)を受け、あられもない(頭から地面に埋まり失禁)姿で戦闘不能に。一人残されたラピスは、これ以上ナーディアが負傷しないよう敵を引き付けながら撤退する他なかった。
要となる演算装置を自ら破棄したとはいえ、ラピスが未だ群を抜いて高性能なAIであることに変わりはない。状況の不利と味方の生存を察知し、戦闘から逃走するという選択肢は実に正しいものだったと言えるだろう。もっともその答えすら、この空間でなければという注釈が必要となるのだが。
「はっ、はっ! 隠れられる、場所は……はぁ、はぁ……!」
無人の街が普通ではないことは百も承知していた。が、いくら分析を重ねても地形の一切を把握できないのは、ハッキリ言って異常という表現を超えている。
その上、怪異は無尽蔵の体力でラピスを追いかけ続ける。頼りにできるナーディアがあんな無様にやられた後では、否が応でも恐怖を掻き立てられる。自分もあんなふうになってしまうのかと、ラピスは理解不能な地形の中を必死に彷徨うことを余儀なくされた。
だがラピスの身体は人形だ。最新式の技術も取り入れられ、エネルギー効率は以前と比べ飛躍的に増している。相手の体力が如何に無尽蔵であれど、すぐに捕まるということはない――――それにしては〝息切れ〟が激しいことには、ラピス自身気がついていた。
「はっ……は……けほ、こほっ! ど、どうして、こんなに…………息が、つづかな……っ!」
(呼吸が苦しい。この程度で、動けなくなるはず、ないのに)
元があまりにも精巧な形を描いていたため、ラピスは今になってようやく身体の不調に気づいた。
もっとも、それはラピスが思うような不調などではない。小柄な体躯で捕まらないよう必死に、全力で走り続ければ当たり前のように感じる疲労感。〝人の身体〟であればあって然るべきモノ。彼女風に言うなれば生身には疲労という機能が備わっているわけだ。
当然、歩幅に大きな制限がある中で慣れない生身の疲労まで重なれば、いくら恐怖に煽り立てられようがラピスの足は止まる。息を整える時間がどうしても必要になる。
ラピスを延々と追いかけ続けていた怪異が、そんな隙を逃す理由はなかった。
「ひ……ッ!」
人型でありながら異形と見紛うおぞましい四肢にラピスは背後から絡め取られた。自分もナーディアのようにされてしまう。
けれど、ラピスの脳裏を過ぎった優雅の欠片もないイメージは、幸運にも現実にはならなかった。
何故ならかの人形少女には、ナーディアとは比べ物にならない無様と下品のショーに出演する義務があるからだ。
怪異に押し倒されたラピスは、さながらプロレスのように相手の両脚で身体ごと押さえ付けられる。尻もちをついたラピスの細く華奢な両脚の内股が屈強な両脚に固定され、ラピスは股関節を大きく開いた格好を余儀なくされた。
「きゃあぁぁぁぁぁ!? な、なにするの、変態! 私は誇り高きローゼンベルク人形なのよ! こ、こんな恥ずかしい格好、しちゃいけないんだからぁ!」
少し懐かしさを覚えるフレーズを思わず口に出してしまうほど、ラピスは羞恥から動揺を露にする。人の身体であることを如実に表す赤面が幼い容貌にハッキリと浮かび上がっていた。
まんぐり返しを彷彿とさせる姿勢、所謂〝恥ずかし固め〟にされたラピスは、当然ながら何も隠すことができない。両手も頭の後ろに無理やり押し込まれ抵抗を許されない。
スカートは完全に捲れてはだけ、白いニーハイソックスと鮮やかなコントラストを生む黒いパンティがじっくりと観察できるくらい曝け出された。が、怪異の男はそんなものに興味はないとばかりにラピスの下着を一瞬で破り捨てた。
「え……」
まんぐり返しの体位は恥ずかしいと感じていたラピスだったが、その行為には理解し難い感情を覚えたのか呆然とした声を零した。
ナーディアが無様に倒されたように、自分もおかしなことをされてしまう。そう思い込んでいた人形の少女は、自身が性的な意味で食い物にされるなど想像もしていなかった。エリュシオンとは異なる形でシンギュラリティに至った存在の本質など、ラピスは知る由もなかったのだ。
露になったのはピタリと閉じたピンクの陰裂と、皺に囲まれた小ぶりな穴。怪異の手は迷うことなく後者に伸びた。指は逡巡すらなくラピスの尻穴を突いた。
ぬぷぷっ、ぬぷぅぅ♥
「んん……ぅおぉぉっ!?♥」
ゆっくりとだが、確実な圧迫感が不意に襲いかかった。先ほどとは別の意味で息が止まりかけて、ラピスは腹の底からおかしな声を漏らしてしまった。少女特有の高い声とは真逆、成人男性にも迫る野太く下品な声がラピスの口から初めて発せられる。
「そ、そこっ♥ お、おしり……排泄の穴、なのに……っっ♥」
元が人形であるラピスの身体には排泄という機能は存在していない。ただ人の身体であるなら必要だろうと、模した穴が付いているだけだ。
しかし、ラピスの得たこの生身は精巧な人形のボディに限りなく近づけられている。ボディが限りなく人に近く、生身がそのボディに程近い。この空間に閉じ込められた後、逃げ出して息切れを起こしてようやく感覚の違いを覚えたほどに、ラピスは身体に違和感を持たなかった。
違和感はなく知識もあるならば、ラピスは不浄の穴を指で穿られることに羞恥を覚える。それが恥ずかしいことである、屈辱的なものであると理解し感情を発露する。
初めて感じる言葉にならない羞恥。そして初めて感じる知らない感覚。
「あっあっあ♥ やだ♥ う、動かさないでっ♥ おしりの穴♥ ゆび、動かさないでったらぁ♥」
アナルに入った指が緩やかに動き出す。呼吸が止まりそうな強い圧迫感が、その動きによって少しずつだが弱くなっていく。括約筋が解されて、指の大きさがじっくりと馴染み出す。
異物を追い出すためにすべき当たり前のことを知らないラピスは、あっという間に括約筋を絆されてしまい、指に自由な動きを許した。
ラピスの声が段々と上擦り、どこか気持ちよさそうにも思える甲高い懇願を発する。
「はぁ、はぁーっ♥ ふーっ、ふーっ、ふー……っ♥」
だが、その声も次第に変化していった。尻穴を穿り回される時間が増えるに連れて、ラピスの美貌に浮かぶ赤面が面積を増し、さらには堪えるように奥歯を噛み締めた表情になる。
尻穴を穿る音も最初に比べて『ぬちゅ♥』や『ぐちゅ♥』といった卑猥に聞こえる音が増えつつあった。完全な均整が取れていたラピスのマンコが割れて、愛液をじわじわと滲ませ始めた。尻穴からも腸液が同じように滲み出ていた。
男は空いた指でラピスが滲ませた天然のローションを掬い上げると、菊門の周辺を滑るように撫で上げた。
「あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜ん♥♥♥」
甲高い興奮声を響かせたラピスが、尻をビクンッと跳ね上げながら淫汁を吹き出した。恥ずかしいから我慢しなきゃいけない、などという感情論は圧倒的な快楽の奔流にねじ伏せられる。
(……今の、なに?♥ 知らない♥ 私、こんなの知らない♥ おしりの穴って、不要になったモノを排泄するための穴じゃ、ないの?♥ なんでこんなに恥ずかしいのに、気持ちいいの……?♥)
尻穴は不浄な場所、恥ずかしい場所。そういった基礎知識はあったのだろうが、ラピスは快楽というものを知らなかった。厳密には、人間の性交に置ける興奮物質の分泌とオーガズムの関係を知識でしか知らなかった。
それがようやく紐付けられた。彼女の身体はアナルで気持ちよくなった。不浄の穴で快楽を覚えた。そうあっていいのだと知り得た。
「おっ♥♥ んおぉ……っ♥ おぉぉぉ、ぅうんッ♥♥ あおっ♥ だめ♥ おしり♥ へんなこえっ♥ でちゃお゛ぉ♥♥」
外側を整備される気持ち良さに気を取られたラピスを腸壁から伝わる快感が叩き起す。
指先は快楽を擦り付けるかのように腸壁を突く。その度、ラピスは腹の底から下品な声が溢れて尻肉が飛び跳ねる。弾けるが如き尻の快感に、ラピスは次第に口の形が『お』と『ほ』の形に固定化されていった。
「お゛っ♥ ほ♥ ほ♥ ほぉオ゛ッ♥♥ ん゛ぉぉぉぉぉほ♥♥♥」
無理に口を閉じようとすると、余計に汚い声が溢れ出てしまう。
怪異は物を語らない。故に周囲に響く野太く濁った声は、間違いなく誇り高きローゼンベルクの肉体を再現したラピスから発せられたものだ。獣の咆哮めいた自身の声にラピスは我を忘れ、焦点の位置すら自分で決められなくなり、美貌にあるまじきブサイクな寄り目を描いた。
ずりゅりゅっ、ごりゅっっ♥♥♥♥
「う゛お゛ッほ♥♥♥♥」
指先が、それを待っていたとばかりにアナルのGスポットを突いた。
アナルで性的な刺激を受けた際に、最も感じるとされる普遍で特徴的なものとされる場所は子宮の裏側。直腸と子宮の両方を同時に刺激される瞬間、雌は何も考えることができないオーガズムに達する。
現在の技術を超えた高性能なAIであるラピスも、定められた雌の概念から逃れ得るモノではなかったのだろう。一段と野太く低い声を響かせたラピスは首を仰け反らせ、指をさらに深く喰い込ませるように尻肉を突き出した。
「お゛ほおぉおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ♥♥♥♥♥」
ぷしぷしっ、ぶしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥
噴水を連想させるイキ潮がラピスの股から派手に吹き上がった。指がGスポットに押し込まれたまま、ぶしゅぶしゅっと何度も音を立て断続的に吹き上がるそれは、ラピスがアナルで深く絶頂した証だった。
彼女は自身の知識に刻まれたエクスタシーの感覚を、よりにもよって排泄の穴で記録した。まんぐり返しで固められた華奢な脚先が『ピピーッン♥』とみっともなく立ち、とてつもない深イキを感じていると顕著に語っている。
頭の中が真っ白になり、視界の端が桃色を帯びる。絶頂で色ボケた高性能な頭脳が『気持ちいい』の一言を固めたオホ声しか導き出すことができない。ラピスの初ケツアクメは数十秒かけてたっぷりとその高度な頭脳に、決して消えることのない形で刻みつけられた。
「はァー♥ はっ、はっ……ぅお゛ぉッ♥♥♥」
ぬぷっ、とアナルから指が引きずり出される感覚で、ラピスは眉間に皺を寄せながら唇を尖らせて吠える。
「……ッ゛!!」
だが、無意識下で隙を伺っていたラピスは拘束が緩んだその瞬間を見逃さなかった。
人形の身体と変わらない感覚に落とし込むためか、ラピスの関節は人より恥ずかし固めから抜け出しやすい構造をしていた。少女はそれを利用し、怪異の手から離れて再び逃げ出すことができたのだった――――――――
◆
「……ここまで来れば追って来れないはず」
ラピスは使われていない廃墟を見つけ、小柄な身体を活かして奥の部屋に潜り込んだ。ついでに古びた家具をバリケードにして壁を塞ぎ、簡易的な立て篭り部屋にすることで安置を作った。
安住の地を得たことでようやく安堵の息を吐いたラピスは、膝をつきながらこれからのことを思案し出す。
「どうしよう……ナーディアを助けなきゃいけない。でも私一人じゃ、アレには勝てない」
恐らくナーディアを助け出しても同じことだ。アレには勝てない。ここではそういう法則が敷かれている。アレはまさしく【怪異】だ。エリュシオンとは異なる進化を遂げた負の特異点。ラピスの身が少女の、雌のカテゴリーにある限り、たとえどんな力を以てしても太刀打ちは叶わない。そういう生き物、あるいは伝承なのだとラピスは既に答えを出していた。
「うぅぅぅ……ルーファス……」
そしてラピスが頼る人間でも結果は似て非なれど同じことだ。関わることができなければ、それは解決策がないも同義。
ラピスは単独でも並の機械を遥かに上回る演算能力を持っている。感情より先に出した答えを、高すぎる壁を乗り越える力が自分にはないと察してしまった。
いっそ蹲り膝を抱いて絶望に浸りたい気分のラピスだが、それはできない。
「ぅう〜〜♥ お、おしりがウズウズしてる……♥ き、気持ち悪い♥ なんで、わざわざあんなことしたのよぉ♥」
精神的な問題ではなく、物理的な意味の問題だ。
陵辱されたラピスは下着を破られてノーパンで、しかもアナルをじっくりと開発されたばかりだ。未だ絶頂の余韻が引かないのか、ヒクヒクと蠢く尻穴に異物が触れるようなことは少しでも避けたかった。自分が出したものと信じたくないあの声をまた、というのは二度と御免蒙る。
「私は誇り高きローゼンベルク人形よ! あ、あんな恥ずかしい醜態は、二度と晒さないわ!」
演算結果に従って絶望し、怪異にすべてを明け渡すことだけはしない。ラピスの知る人間たちは、エリュシオンの未来予測を悉く塗り替えた。なら、ラピスの演算をラピスが塗り替えることだってできるはずだ。
ラピスには人と同じ魂がある。思考がある。なら、絶対に勝てない敵が相手でも、ナーディアと逃げる術くらいは諦めずに導き出せる。誇り高きローゼンベルク人形はそう心に誓った。
ぎゅるるるる……♥
「う゛ぅ……っ!?♥」
ところが可愛らしい体躯に反した確たる英雄(ヒロイン)の覚悟を決めたラピスは、腹からそれに見合わない音を響かせた。
ぎゅるるるるる〜♥ ぐぎゅぐぎゅっぐぎゅるるるるるるるぅぅ〜〜♥
「う゛あ゛ぁ……お゛ごぉ……お゛お゛ぉ゛お゛お゛……♥♥」
ラピスが下腹を押さえて蹲ると、その音は次第に大きくなっていった。
腸の蠕動運動が極端に激しくなり、それが腹痛になる。ラピスの知識にはあるが、これも知らない感覚。少女の頭脳はこの痛みの先にあるものを速やかに導き出した。
「まさ、か……これが、便意……ッ♥ と、トイレ、なの!?♥」
どんな最底辺の尊厳であれ人が持っている権利。奪われてはならないモノ。他者に暴かれた時、絶大な羞恥の塊となって心を挫く行為。
少女の花摘み。広義的にトイレと称され、品のない言い方をすれば排便とされる。
ぐぎゅごろごろごろごろ……ごぎゅるるるるるる♥
「ん゛ごぉお゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛お゛〜〜〜〜っ゛♥♥♥ う、うんちだめえ゛え゛ぇ゛ぇ゛え゛〜〜〜〜っ゛♥♥♥」
ラピスの口から出すべきではなかった品性下劣な言い方をすれば、そうなる。
野太い声を上げながら痙攣したラピスの尻穴が、腸壁を乱暴に引っぱたかれたことでめりめりっと穴を広げ始めた。もはや一刻の猶予もなく、それはひり出されることであろう。
「だん゛ッめえ゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛っ゛♥♥ ん゛っぎぃぃぃいぃいぃぃぃいぃぃぃ♥♥♥」
人の身体を持つラピスは、それが一番恥ずべきことだと理解して本能で抗った。歯を食いしばって尻穴を窄める。便意を堪えるのに最も適した行動を反射で行った。
力加減が分からず歯茎を剥き出しにしながら鼻水を噴く無様を晒したが、その甲斐があって体内の排泄物が尻穴から頭を出す最悪の事態はギリギリで避けることができた。
しかし、ラピスを襲う腹痛が解消されたわけではない。鼻の穴をおっぴろげた無様な踏ん張り顔を晒して、何とか脱糞だけを防ぐことができただけ。ラピスは自分が何をひり出そうとしているかも、全く理解できていないのだ。
「お゛っ♥ お゛なが……ごりごりっで♥ こ、こんなのが、便意なのぉ゛……♥ く、苦しいのに、き、きもちいいのに……みんな、耐えてるのぉ……?♥」
もちろんそんなわけはない。そして、この空間で生身の肉を得たとはいえラピスが突然普通の便意に悩まされることはまずありえない。
下腹をポッコリと膨らませた原因は、怪異の仕込んだ〝追尾装置〟だ。逃げ出した対象が一定の範囲から出た際、ある固形物が腸内で急速に膨張して擬似的な便意を催す。そして、異物を排するために身体は強烈な排泄欲求の信号を掻き鳴らす。
ラピスは人工知能の冷静な判断力と人の羞恥を掛け合わせ、排泄欲求に何とか抗っているが、生理現象を堰き止めておける理由にはならない。
異様な物質が腹の中で暴れ回る未知の感覚が、ラピスの中に刻まれた〝アナルは性感帯〟という価値観と勝手に結び付けられる。痛いだけの便意がそれによって心地良さを帯びると、ラピスの我慢はより一層限界に近づく。
ぶすっ♥ ぷすぷすぷすぅ〜♥ ぶびっ、ぶびびびびっ♥
「ひっ♥」
締め上げていた穴からその音が漏れ始めるといよいよ我慢の限界をラピスは計り知れない羞恥心で悟った。
ぶぼぼっ、ぶっっっぼぉぉぉ♥
「も、もう……我慢、できないッ♥♥」
内股で震えていたラピスが不意にしゃがんでスカートを捲る。
バリケードを退かして外に出てトイレを探す時間はとっくになくなっていた。なら、人に見つからないこの部屋でもう、誰かに見られる前に事を済ませるしかないと判断した。決して冷静な決断と言えないのは、それだけ便意の限界が迫っているということだ。
ここで判断を下さなければラピスは排泄ではなくお漏らしをすることになってしまう。些細とはいえ、自尊心を保つ最底辺の差がある。
スカートを捲って露になったラピスのアナルは真っ赤に隆起しており、今にも大きく盛り上がって中にある何かがひり出されてきそうだった。品性の欠片もない空気の音は断続的に漏れ続けている。これが続くようならいっその事、とラピスが意を決して肛門の神経を緩めようとした。
「…………え?」
その時だった。ラピスの鼓膜が廃墟に響く足音を拾い上げたのは。
ナーディアのものではない。人のものと考えると不自然だが、そうでなければ自然な足音――――――怪異が近くまで来ていると察して、ラピスは咄嗟に口を手で押さえた。
(うそ、どうしてここが……ま、まさかさっきの、私のお尻から出た音を、聞いて……♥♥)
マヌケ極まりない原因に辿り着いたラピスは、今までにないほどの羞恥に打ち震えた。尻穴から吹いた品性下劣な音で居場所を探知されたなど、ローゼンベルク人形としても元エリュシオンの管理人格としても、とてもではないが誇ることのできない無様下品な醜態だ。
だがラピスは汚らしい音で探知されたことを気にしている場合ではなかった。幼くも美しい身体が爪先立ちで股を開いた排便姿勢を取り、力を抜いてしまったアナルから放屁以上に汚い音がひり出される寸前なのだ。
ぶぶうぅぅぅっ♥ ぶぶぼぼっ♥ ぶぼぉぉぉっ♥
「ん゛ーッ!♥ ん゛ぅーーッ!♥♥」
アナルは塞いだ口より雄弁に居場所を伝え続ける。羞恥に震えた真っ赤な可愛い顔に見合わず、生々しい音をひり出すラピス。
彼女がこの時、イヤイヤと首を振る前に素直に出していれば最悪のタイミングにはならなかったかもしれない。だがラピスは、知らなかった極大の羞恥心に惑わされて最底辺の中にある最上のタイミングを逃した。
故にラピスは最悪のタイミングで初めての排泄を味わう。本質的な実体の存在しない怪異は、バリケードなど崩すまでもなくくぐり抜けてくる。
ぶぴッ゛♥♥♥♥
「あ゛ッ♥♥♥♥」
ラピスは現れた怪異に背を向けた、つまりは尻肉を突き出したまま出してしまった。
オッドアイで寄り目を作って一瞬の虚脱に大きく喘ぐ。盛り上がった尻穴から飛び出した水色のゼリー――――――アナルゼリーの排泄が始まった。
ぶりゅ♥ ぶりゅぶりゅぶりゅ、ぶりゅぶりゅぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜〜〜〜〜〜♥
「お゛ほ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜っ゛っ゛♥♥♥♥♥」
それはラピスからすれば、初めてのケツアクメに勝るとも劣らない衝撃だった。
指を引き抜く時とは訳が違う。脱糞の解放感とはこういうものだということを、尻尾のように伸びたアナルゼリーがラピスの中枢神経に叩きつける。生々しい音も気にならないくらいの快楽に放尿混じりのイキ潮が床に飛び散っていく。
「だめぇ゛♥♥ みないお゛ほぉ゛ッ゛♥♥♥ ふぎっ、ふぎゅう゛ぅ゛う゛う゛ぅ゛〜〜〜〜♥♥♥♥ ん゛ッほお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥ どまらな゛ッ゛♥♥♥ うんぢみられでるのにィ゛♥♥♥ ぎん゛もぢい゛い゛ーーーーーーーーーーーーーッ゛ッ゛!!♥♥♥♥♥」
とても口を塞いでなどいられず、ラピスは四つん這いになってゼリーがひり出される絶大な解放感が織り成す原初の快感に雄叫びを響き渡らせる。
尻穴から出す感覚を嫌でも覚える。否、悦ばしく思えるくらい刻まれる。足をピンッと立たせて四つん這いになり、思考の中核を穿つ快感をひり出すケツ穴に全神経を集中させられるその姿勢で、ラピスは屈辱羞恥であり解放と極上の快感に身を費やした。
ぼりゅぼりゅぼりゅっどりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥
「う゛ッ゛ホ゛お゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!♥♥♥♥♥♥」
今のラピスに可能な渾身のオホ声絶叫。脱糞アクメをキメたケツ穴から『ぶっっっぽ♥』と情けない音が響いて、アナルゼリーの根元が飛び出した。
どぐろを巻いた水色ゼリーが山のように積み上がる。腹のどこにそんなものが入ったのか、と疑問に思う極太の排泄物をひり出しきったアナルは、皺の形が分からなくなるくらいぽっかりと開ききってしまっていた。
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
そして最後の絶叫に全てを費やしたラピスは、ぽっかりアナルを閉じる力もなく床にぐったりと倒れ込む。カエルのように四肢を開き、ケツ穴からほかほかといやらしい湯気を上げ、床にちょろろろと力のないお漏らしをした。
失禁を止めようという力すらない。精魂尽き果てるまで〝出す〟感覚を刻み込んだラピスの身体を、怪異は抱え上げた。
「はへぇ……?♥」
膝の裏側をガッチリと固め、そのまま蕩けた顔も両手で挟み込む。怪異の上半身にフルネルソンで固められてしまう。
だが、その固めはまだ完成していない。先のようにラピスを逃がさないためにはもう一つ必要なものがある。
出す感覚と気持ち良さを学んだのなら、改めて挿入る感覚の最大値を刻み込んでやらなければ帳尻が合わない――――――ぽっかりと開いたアナルを剛直が穿いた。
ごりごりごりごりごりゅりゅりゅ♥
「う゛ッほーーーーーーーーーーーーー!?!?♥♥♥♥♥」
いきなりペニスを挿入されたラピスは、盛大なイキ潮を噴射しながら意識を覚醒させられた。普通なら仰け反るところを頭を両サイドから固められて身動ぎすら叶わず、代わりとばかりに限界を超えた品性のないオホ声を白目を剥きかけ鼻水を噴き舌を突き出したブサアクメ顔で響かせる。
ラピスと相性の良い肉棒が根元までみっちりと差し込まれたことでその固めは、アナル固めは完成した。これでもうラピスは、怪異が満足するまで一方的に責め立てられるだけの本当の意味での人形となった。
ずぢゅっずぢゅっずぢゅっ♥ ずりゅずりゅずりゅ♥ ずりゅずちゅずりゅずちゅっ♥
「のほぉぉぉおぉおぉ♥♥ お゛ッぎょ♥♥♥ ん゛ほぉおぉぉぉぉぉぉぉ……っ♥♥♥♥ お、お尻から、あたまがしびれりゅうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
固められた身体が上下する度に肉棒が直腸を快楽で擦り上げ、脳天が突き上げられるような絶頂をラピスは感じる。強烈すぎる『挿入て』『出す』快感に、寄り目のオッドアイの大半を白く反転させながら嬌声を上げた。
「おほぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ おっおっおっ、お゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥ おしりえぐれるっ、とけりゅ、とけちゃうぅぅぅぅ〜〜♥♥♥ かっ、感じすぎて♥♥ おしりの穴♥ ペニスでガツガツッて掘られるのッ♥♥♥ きもち、よすぎて……溶けちゃうのほおぉおおぉおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥」
固められた足の先が常にピンッと立ったまま、マンコからイキ潮が吹き出し続けたまま、寄り目のアヘ顔からずっと戻らないまま、オホ声を吐き出し続けたまま。
ラピスの処理能力は絶頂で固定されたままの身体に限界を超える。
「許してッ♥♥♥ もうゆるしてぇぇぇぇぇぇ♥♥♥ わかったから、気持ちいいの分かったから♥♥♥ おしりの穴が性感帯でッ♥♥ 私の一番弱くて♥ おかしくて♥ 下品な穴だってこと♥♥♥ わかったわかったわかったのぉぉぉぉ♥ 許してッ♥♥ 私のケツ穴こわれちゃうからっ゛♥♥ もう゛♥ ゆるじでぐだざい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
恥も外聞も失ったラピスが許しを請う。アナルが気持ちよすぎて死んでしまうと無様すぎる宣言を遂に言い切った。
その瞬間、怪異の肉棒から大量の精液がラピスの腸内を蹂躙した。
どぴゅるるるるぶびゅぶびゅぶびゅるるるるるるるるるっ♥ どびゅどびゅどびゅっぶびゅぶびゅびゅるるるぅううぅううううううううう!!♥♥♥♥
「お゛ほ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛♥♥♥♥ いぐう゛ぅ゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥♥」
目を完全に裏返して射精を受け止めたラピスは、ありったけを絞り出すような無様すぎるオホアクメ声を響き渡らせた――――――――
◆
その日、ラピスは何事もなく目を覚ました。異なる記憶を植え付けられて、二度と目が覚めない人形になることはもちろんない。けれど、夢の出来事は全て忘れて目を覚ましたのだ。
「あれぇ……? なーでぃあ、どこにいったのかしら……」
人のように寝ぼけまなこを作ったラピスは、自身があの夢で許しを請うた後も延々と犯され、最後にはナーディアと同じ逆さ埋めの屈辱無様を味わったことなど覚えていない。その後に幾つもの夢を、男たちの欲望を生身の肉体で巡り続けたことなど露も知らない。
昨晩一緒に寝たはずのナーディアがいない。何も無い場合、ナーディアは人並み以上にだらけて眠りこけているはずなのだが、珍しいこともあるものだとラピスは首を傾げた。
「変な匂いがするような……?」
それに昨晩とシーツが変えられていることに気づいて、ラピスの疑念はさらに深まった。
だが、変えられたシーツの下からラピスが知らない、けれど知っているような匂いが僅かだが漂ってくる。顎に指を当てて思案を巡らせるラピスだったが、どうしても思い出せずに頭を振った。
怪異の作る夢を体感した者は、その影響を現実でも少しずつ露にする。ラピスは人形のボディであるため、怪異の影響を他の者より受け辛い。しかし女である――――――数多のリクエストを受けてしまった雌である。
「ナーディアを探しに行かなくっちゃ」
事情があって二人で行動しているため、彼女とはぐれてしまうのは良くない。
ラピスは寝間着から一緒に選んでもらった優雅で可愛い衣装に着替え始める。
そして下着を着用しようとしたその時、少女の指は無意識に尻穴を突いた。人形のラピスには精巧な飾りでしかない不浄の穴へ、何となしに指を入れた。
ぬぷっ♥
「おっほ♥♥♥」
軽く指が入っただけで、ラピスはケツ穴をカンチョーで激しく突き上げられたかのように爪先立ちで尻を跳ね上げた。さらに、どこか馴染み深い汚声が大きく溢れ出る。
「な、なに、今の……♥♥ 私、どうして〝ケツの穴〟なんか……♥」
尻穴に指を入れ、あまつさえおかしな声を上げた。ラピスは指を入れた意図も分からなければ、こんな汚い声を上げてしまった理由も分からず、一人で恥ずかしがる。
尻穴を『ケツの穴』などと無意識に下品な呼び名を使い、作り物とはいえ違和感なく指を挿入できたことには疑問を持っていなかった。
「あれ、ラーちゃん起きてたんだ……あれぇ? 下も履かないで、何してるのかな〜」
「きゃっ!? な、なんでもないの! そ、それより、ナーディアこそどこに行ってたのよ。……もしかして、変えたベッドのシーツを洗ってたのかしら?」
「えっ♥ あ、あはは、そーそー。朝起きたらちょっと汚れちゃってから、気持ち悪くてね〜。私……なーちゃんってば綺麗好き〜」
そして変な声を出した少しの恥ずかしさも、何やら様子のおかしいナーディアが気になって自然と霧散していた。
違和感はもう現れない。次の夢を見る時まで、僅かに染み付いたそれは違和感足り得ない――――――数千数万の雄に無様で下品なローゼンベルク人形のアクメを晒したなどと、ラピスは知る由もなかった。