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イリヤが理不尽サーヴァントの能力で男尊女卑精神の性処理便女に堕ちるお話

いつもご支援ありがとうございます。大変お待たせいたしました。リクエスト箱から早速拝借し、約一ヶ月ぶりの新作をこちらでお届けいたします。

大変満足いく出来になりました。やはりイリヤ……イリヤは全てを解決するというかこの年齢のヒロインで唯一と言っていいレベルで書ける子!!楽しい!!でもやっぱりお尻無様させちゃう!!もはや完全に手癖でやってる。


ちなみにリクエストはまだまだ募集しています。複数個でも大丈夫なので、採用されたらラッキーくらいの感覚でお気軽にどうぞ。


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 現時刻から遡ること二十二時間前、特異点が発生した。カルデア側は即座に反応を探知、観測、処理を実行する計画を立案した。そこから十時間以上の間が実行までに開いたのは、偏に特異点へのレイシフトが困難であるという性質故であろう。

 単に難しいわけではない。むしろ、簡単すぎるという面の方が多い。特異点側からたった一つの〝縛り〟にカルデア側は判断を鈍らせることとなった。歴史修正点であるその場所には、必ず何かしらの法則が存在している。どれだけ強力なサーヴァントであろうと、特異点内に存在することを選ぶのなら逃れられないルールと言い換えてもいい。

 結論から言うのなら、今回のルールは〝女性のみを受け入れる〟特異点であったこと、だ。理屈や理由は分からないが、レイシフトが難航した理由はこれで明確であろう。

 けれどノウム・カルデアは両手でも数え切れないほどの特異点を攻略してきた少数精鋭。即座に問題点を洗い出し、条件をクリアできるサーヴァントを素早く指名する。出鼻をくじかれた形ではあったが、発生した特異点へとダイブするレイシフトは敢行された。

 ところが問題は再び発生した。レイシフト条件がクリアされた直後、内部とカルデアの通信が断絶。さらに同行したサーヴァントが散り散りになる緊急事態が勃発。必然か不運か、様々なトラブルが重なった中で、特異点発生から二十二時間後――――つまりは現時刻に話は回帰する。

 日本文化を強く引き継いだと見える特異点内で索敵中、巨大な屋敷を見つけたキャスターのサーヴァント、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、屋敷から飛び出してきたあるサーヴァントと対峙することとなった。


『イリヤさん、気をつけてください! あの方サーヴァント、しかも復讐者(アヴェンジャー)です!』

「あ、アヴェンジャー……!」


 マジカルステッキのルビーが珍しくシリアスな空気を醸し出す中、魔法少女の衣装に身を包んだイリヤがゴクリと息を呑み、男と対峙する。

 クリーム色の髪に色素の薄い白磁の如き肌。さらには十を過ぎた程度の年齢から分かる通り、子供そのものの低身長。というより、イリヤは子供なのだ。名実ともに、魔法少女という特殊な経歴を持って、その段階で擬似サーヴァントに選ばれたカルデアの中でも特異な英霊なのである。しかし魔法少女として活動してきた場数と、特異点攻略に幾度となく参加してきた経験から、少女の実力を疑う者はいない。だからこそ、この女性のみの縛りが施された特異点へと派遣された。

 しかし、そんなイリヤをして目の前の英霊は深く警戒せざるを得ない。復讐者(アヴェンジャー)。エクストラクラスの一角で、憎悪と復讐心を糧とする存在。行動原理が報復(アヴェンジ)に縛られる闇深いクラスだ。

 男は深い闇を纏い、彼を警戒し上空から見下ろすイリヤをジロリと睨みつける。


(っ……凄く強い感情。恨みとか、憎しみとか、わたしでも感じられるくらいに……でも、どうして?)


 カルデアで召喚されたことのない英霊の情報をイリヤが知る術はない。とりわけアヴェンジャーはかなり特殊なクラスであり、イリヤが知っているのはクラスそのものよりその個人。たとえばジャンヌ・ダルク・オルタなどは、理性的な面が強く復讐者とは思えないほど話が通じる。

 だが、目の前のアヴェンジャーはどうだ。とても対話が叶う相手だとは思えなかった。対峙した瞬間からイリヤに深い憎悪の感情を持っているのだ。自分への怒りに満ちた相手に対し、イリヤは持ち合わせる言葉がない。何せ、イリヤとこのアヴェンジャーは全くの初対面。特異点で初めて顔を合わせた存在なのだ。恨まれる理由も、憎まれる理由も、ましてや戦う理由すら理解し難い相手だ。


「あ、あの! 話を聞いて…………く、くれない、よね?」


 どうにかして話の糸口を作り出そうとしたイリヤだが、帰ってきたのは更なる憎悪の視線。何がどうして初対面の英霊にここまで強い感情をぶつけられるのか分からず、イリヤは目尻に涙を浮かべて困り果ててしまう。

 マスターが不在な上、対話の手段が封じられては選択肢は二つに一つ。


『いやぁ、イリヤさんの愛らしさは見ず知らずの復讐者を嫉妬させるほどでしたか』

「絶対そういうことじゃないと思う! うぅ、ど、どうしよう」


 戦うか逃げるか、だ。未知の特異点で初めて遭遇した英霊。ともすれば、特異点内の『異常』に関わる相手かもしれない。対話が無理なら、逆に交戦することで 何かしら情報が得られるかもしれなかった。

 飛行魔法を使用できるイリヤが安易に撤退を選ばなかった理由はそこにある。さらに言えば、イリヤを見つけて強い憎悪を抱くアヴェンジャーが簡単に逃がしてくれるとは思えないという〝思い込み〟が動きを鈍らせていた。


「■■■■■■■■■■■!!」


 アヴェンジャーが言葉にならない雄叫びを上げ、イリヤに向かって飛びつくように走り出した。


「わっ!? と、飛んできた……!? ルビー、戦闘準備!」

『お任せあれー!』


 ここでイリヤは間違いを犯した。逃げられないと踏み、交戦を開始してしまったのだ。

 本来ならば、情報は必要なれど単独で未知のサーヴァントと不用意な交戦を行うのは、魔力の面を鑑みても得策ではない。情報は、撤退の判断を鈍らせることはあれど止められるものではなかった。けれど、アヴェンジャーの脅威的なまでの憎悪が、ここに留まってはならないという理性を、無意識に打ち消した。ここで倒しておかなければ、己の身が危険だと少女に決断させた。

 もし神の視点を持つのなら明らかに間違った決断だと理解できること。しかし、眼前でまさに襲われかけているイリヤから見れば分からぬこと。

 なぜ男が復讐者の霊基を持つのかすら理解できぬ少女は戦う。


 その先に待つ己の過程と結末を知らぬままに。




「こ、こういうこと言っちゃダメなのは分かるけど……」

『うーん。大したことないですねぇ』


 イリヤが敵に遠慮して言い辛いことをルビーは無慈悲に断ずる。

 戦闘開始から数分経ち、イリヤは敵との戦力比を把握した。攻撃は全て対処できる。敵対時の脅威度は低い。とどのつまり〝大したことのない敵〟ということだ。

 これならクラスカード集めの方が余程苦労した相手が多かったと、拍子抜けしてしまう実力差がイリヤとアヴェンジャーの間には存在した。


『とはいえ油断は禁物ですよ〜? 窮鼠猫を噛むと言いますし、ここはバシッと決めちゃいましょー』

「うん! 〝ごめんなさい〟……これで、撃ち落とす!」


 もはや雌雄は決し、トドメを刺すのみ――――その謝罪は無意識のもの。相手を気遣う優しい少女が、一方的な行為を好まずにいることを示す言葉。

 だが、アヴェンジャーの憎悪を頂点に撃ち上げる呪言であることを、イリヤは知らなかった。


「■■■■■■■■(雌ごときが、見下すな)」

「え……?」


 それは何十人という男の声が入り交じったような、複雑怪奇な声音のはずだった。故に聞き取れてしまったこと、その内容にイリヤは目を丸くして驚いた。

 憎悪がアヴェンジャーの器を満たし、魔力を最大まで増幅させる――――――宝具の開帳。


『……! イリヤさん、撤退です! 撤退を許可します! 早く奴から離れてくださ――――――』

「ルビー! あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


 突如として溢れ出した圧倒的な憎悪の奔流にイリヤは為す術なく呑み込まれてしまった。


 全身に邪な感情が絡みつくような不快感に悲鳴を上げたイリヤは、目を開く。瞬間、澱んだ空や果てのない暗闇の地平線を見て言葉を失った。


「…………固有、結界?」


 心象風景の具現化・固有結界。イリヤは担い手ではないが、その存在は認知していた。英霊が持つ宝具の一種であり、結界内部のあらゆるものへルールによる支配権を行使できる。

 そのルールは様々あり使用者の心象によってどれもが異なる。もちろん、結界に取り込まれた者が内容を知るのは実際に効果を受けた後のことだ。

 我に返ったイリヤは、自分が一転して危機に追い込まれていると察して焦った。慌てて相棒のステッキに声をかける。


「ルビー、お願い! ……ルビー? へ、返事して! ルビー!?」


 ルビーの権能で結界の解析を行おうとしたのだろうが、魔法少女の杖は言語中枢を喪失したように反応しない。意識そのものがない無機物だと、動こうともしなかった。

 ルビーはイリヤの勝ち筋に繋がるものであり、けれど復讐者が求めるとある行為には何ら影響を及ぼさないもの。故に意識を封印され、ただの魔力ステッキへと成り下がった。

 ここから先、イリヤは一人で戦うしかなくなった。謎の固有結界を展開した、正体不明のサーヴァントと、たった一人で打開策を打ち出さなければいけない。

 焦るイリヤに対してアヴェンジャーは、先程までの能力が追いついてこない苛烈さを潜ませて、イリヤをニヤついた目で悠々と眺めていた。宝具を展開したことで勝ち誇るように。


(とにかく、この結界から早くでないと。そのためには!)


 宝具は英霊の切り札だ。何が起きるか分からない以上、手をこまねくのではなく即断即決でなければならない。

 男が勝ち誇るのは早すぎる。固有結界を解除する方法は二つ。そのうち一つは固有結界の保有者を倒すこと。単純明快だが、イリヤなら容易い。

 結界が展開されたからと言って、イリヤとアヴェンジャーの埋め難い実力差が覆るわけではない。どれだけ強力な神秘でも、対人戦に持ち込めば勝機はあるはずだとイリヤは物言わぬカレイドステッキで魔力を練り上げた。

 ステッキ自体の能力まで制限されたわけではないことは、飛行魔法が健在であることから明らかだ。ならばと、イリヤは全身全霊の魔力を込めた。


「砲撃(フォイヤ)!」


 シンプルだが強力な魔力砲撃でアヴェンジャーの意識を奪う。地面を容易く砕ける破壊力に、マスター抜きでも暴力的な魔力量を誇るイリヤならではのシンプルな破壊魔法は――――――パンッ、となんとも呆気ない音を立て弾かれた。


「ふぇ?」


 イリヤが素っ頓狂な声を上げたのは、致し方なきことだった。

 結界が展開される前までは軽い砲撃で怯み、簡単に吹き飛ばされていたアヴェンジャーが、ピクリとも動かずに魔力砲撃を弾き飛ばしたのだから、理解できずに驚くのは当たり前のことだ。


「え、え……ふ、砲撃(フォイヤ)!」


 もう一度全力で魔力を込めるが、結果は同じだった。歩き出したアヴェンジャーをその場に留めることすら叶わない。


「斬撃(シュナイデン)! し、散弾(ショット)!」


 攻撃の形を変えてみても同じことが起きた。斬撃は真っ二つにされ、散弾は一撃も掠めることなく暗い色の地面に吸われていった。


(魔法が効かない!? 魔力が打ち消されて、それとも他に……と、とにかく、何とかしなきゃ!)


 もしや魔力を無力化する結界なのか。だとしたら飛行魔法が使えるのはおかしい。アヴェンジャーの周囲だけ無力化するのか。

 様々な疑問が浮かぶが答えには至らず、アヴェンジャーが悠然と歩いてくる光景にイリヤは動揺した。


「魔力砲撃が駄目なら……『限定展開(インクルード)』、バーサーカー!」


 狂戦士の巨大な石斧を片手で軽々と持ち上げ、急速落下による速度を付けてアヴェンジャーへ向かって振り下ろした。


「やあぁぁぁぁぁぁ!」


 純粋な物理破壊ならどうだと、イリヤは接近によるリスクを承知の上で持てる最大火力を直接叩き込む。能力が分かる前に接近するのは愚策であるというのは、動揺からリスクを承知する上で忘れてしまっていた。

 ただ、仮に固有結界の能力が判明していたとしても、イリヤが攻撃結果を予想することは不可能だったと断言できる。


 パァンッ♥


「…………へ?」


 戦斧を振り下ろした音にしては、やたら甲高く力を感じない音だとイリヤも気づいた。

 それもそのはずだ。切っ先は空を切っていた。つまり攻撃が当たった音ではない。

 代わりにイリヤの白い肌が風を浴びていた。ほんの僅かな膨らみの乳房に、ピタリと閉じた股間のスジ。片手で掴めてしまいそうなプリっとした小ぶりな尻に、作り物と見紛うピンク色の皺穴。即ちそれは――――――魔法少女の衣服が弾け飛び、イリヤの胴体を丸裸にした音だった。


「い、あ? やっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


 戦斧を振り下ろした勇ましい声から一転し、イリヤはお手本のような悲鳴を上げた。戦斧が消失したのかさせたのか、ステッキだけの身軽な両手となった途端に衣服が弾け飛んだ身体を必死に隠す。

 まだ性知識のない、目覚めてもいない年頃の少女だが、人前で肌を晒すことが恥ずかしいという羞恥心は当然持っているようだ。

 なまじ両手のグローブと両足のブーツだけは無事な分、まさに裸に近くありながら魔法少女のままという歪な光景が生まれていた。あるいは意図して偶然そうなったのかもしれない。甚だしく矛盾した表現ではあれど、この固有結界の中でなら成立する。

 可憐な魔法少女の裸体。戦いの場で盛大に恥を晒して赤面したイリヤに対し、アヴェンジャーは何をするわけでもなく嗤っていた。いやらしい醜悪な笑みを浮かべてイリヤを見ていた。


「ひっ!?」


 イリヤはその顔が、強力な一撃を受けるよりも恐ろしくて堪らなかった。勇猛果敢な攻勢から踵を返して逃げ出したのは、芽生えた恐怖心に支配されたが故の行動だった。

 飛行魔法を使うことも忘れて走り出したイリヤは、自分が敵の陣地だと目される屋敷に飛び込んでしまったことを後悔する暇もなかった。


(逃げなきゃ! 勝てない! 分からないけど……あの人には、挑んじゃダメ!!)


 絶対に勝てない。だから逃げないと。本能的で理屈も何もない。だが、決して間違った判断ではないと何故か確信できた。

 実のところそれは、イリヤの中でとある精神が根付く始まりの一歩であった。


 幸いだったのは屋敷には人影はなく、敵対するエネミーも存在しなかった。イリヤは思う存分、追ってくるアヴェンジャーから逃げることができた。


「はぁ、はぁ……こ、ここまでくれば、もう追ってこない、よね」

「■■■■■」

「ひぃぃ!? な、なんでぇ! やだ、来ないでぇ!!」


 迷路のような屋敷中を走り回り、安堵し、すぐに追いつかれるという悪夢のような追いかけっこを思う存分堪能できたというわけだ。

 固有結界の中であることが原因なのか、イリヤはいつまで経っても、どこまで逃げてもアヴェンジャーの前に引きずり出されてしまった。

 屋敷の中が駄目だと考え、魔法で天井や壁を撃ち抜こうともした。撃ち抜く度に、アヴェンジャーが向こう側から現れてイリヤは腰を抜かしそうになって諦めた。

 走って走って走って、見つかって見つかって見つかって。全身汗だくになっていくイリヤと引き換えに、アヴェンジャーは言葉の様相を呈していない笑い声を上げていた。裸体を晒したみっともない格好の魔法少女が、自分から必死に逃げ回る姿を見るのが楽しすぎると言わんばかりに嗤っていた。


(だれかっ、誰か助けて! 誰でもいいから……!!)


 レイシフトで特異点にやってきたのはイリヤだけではない。なら、魔力のぶつかり合いを感じ取って誰かが近づいてきても良いはずだ。

 根源的な恐怖に駆られたイリヤは、もはや自分の力だけでは解決できないと思い込んでしまっていた。だから、アヴェンジャーが眼前に現れ慌てふためいて踵を返す度に、何処かへ誘導されているなどとは気づきもしない。

 やがて知らぬ間に、イリヤは屋敷の地下へと足を踏み入れた。


 彼女の知識にない補足となるが、この屋敷に地下は存在しない――――――特別不思議ではない結論となるが、そこは固有結界によって具現化した空間である。


「は……ひ、ぃ……ッッ!」


 イリヤは思わずへたり込む。地下は、太い柱に支えられた空間だった。問題は、その柱から〝お尻〟が飛び出していた。何の比喩でもない。壁から尻が、下半身がガニ股を広げて飛び出しているのだ。

 紅いヒールを履いた壁尻。左右非対称となる靴下とニーソが特徴的な壁尻。ひときわ巨大で紫がかった毛が菊門まで覆っているドスケベな壁尻。他にも幾つか、どういうわけか下半身だけでもイリヤが見覚えのある尻肉が柱から滲み出ている。

 そして全ての尻には『負け犬』という焼印が施されていた。それはイリヤの知る尻肉たちが手に入れたイリヤが知る由もない刻印。敗者の証。この固有結界内で敗れたサーヴァントたちの、無様すぎる醜態の証であった。


 おまえもすぐにこの『負け犬』どもの仲間に入ると光景だけで宣告していた。


「あ、あぁぁぁぁぁ、ひぁぁぁぁぁ……♥♥♥」


 ぷしぃいぃいぃぃぃぃぃぃぃ……♥


 水が激しく散るような音が響いた。イリヤの股間から黄金色の水が噴き出して、床に飛び散っていく。

 無力感と恐怖が一定の値まで到達したことで、少女は限界を迎えた。魔法少女は情けなくお漏らししてしまった。

 しかしまだ気づいていなかった。その失禁が、ありえないほどの気持ち良さを孕んでいたことに。よりにもよって失禁で初めて固有結界の感覚変換を受けたことで、イリヤは異常を察することができない。

 そうしてみっともない小便を漏らしていると、背後からおぞましい気配が襲いかかってきた。


「やだあぁああぁぁぁぁぁぁ!!」


 四つん這いで逃げ出したイリヤだったが、逃げる少女を嘲り笑う時間はアヴェンジャーの中で終わっていたのだろう。小柄な体躯で慣れているわけがない四つん這いで逃げるイリヤを片手で捕まえた。それこそ、子供を否応無しに脇に挟んで抱え上げるように。


「イヤッ、イヤァァァァァァァッ! やだ、はなしてっ、はなしてぇぇっ!!」


 小ぶりなお尻を丸出しでジタバタと暴れるイリヤに、アヴェンジャーは上げた手のひらを振り下ろした。そう、まさに〝おしりペンペン〟だ。


 バチィィィィィィィンッッ♥♥


「ほぎゃあ゛ァーーッ!?♥♥♥」


 無論、曲がりなりにもサーヴァントの平手打ちは掌底というれっきとした攻撃に該当する。イリヤは凄惨な悲鳴を上げた、ようにはとても見えなかった。


(は、れ?♥ な、なんでえ……♥)


 不可思議な感覚に応えたのは言葉ではなく、二度目の尻叩きである。


「はぎィーッ!?♥♥♥♥」


 小ぶりな尻が一気に腫れ上がった。瞬間、イリヤは爪先をピンッと立たせて膣穴から透明な液体を噴射した。痛いのに、痛覚が機能しているはずなのに、頭の中で〝キモチイイ〟感覚が電流のように流れてイッた。

 足先を品性なく尖らせて股間から淫らな臭いの汁を飛び散らせ、口から官能の色が混ざった悲鳴を響かせる。


 絶頂という十を数えたばかりの少女が知るはずのない雌としての到達点に、イリヤはスパンキングで辿り着いてしまった。


「ひぎゃっ、あ゛ぎゃアァ゛♥♥♥♥ やべっ、やべでぇ゛♥♥♥ お゛ぎょお゛ォ゛ン♥♥♥♥ へ、変な声、でるっ♥♥ だめっ、ひぎゃあぁぁあぁぁあぁあああぁ♥♥♥♥」


 尻肉に当たって響く音と言葉の上では悲鳴であるのに、汁が飛び散る音と吐き出す声は淫猥だ。イキ潮と嬌声を尻を叩かれ吐き出してしまう。男の脇に抱えられビクンビクンと痙攣するイリヤは、無垢な魔法少女にあるまじき姿で絶頂を重ねる。真っ赤に腫れたケツを丸出しにした変態魔法少女へのおしりペンペンが、幾度となくイリヤをアクメに導いた。

 アヴェンジャーは手をより一層大きく振りかぶり、渾身の力で引っぱたく。


 パヂィ゛イ゛イ゛ン゛ッ゛ッ゛!♥♥♥♥


「う゛ほお゛お゛お゛ッ゛♥♥♥♥♥」


 甲高く鈍いという相反する音が鳴るほど、尻を全力で殴打される人生初の経験は脳が揺さぶられて白目を剥きかける衝撃となり、可憐な少女の声が成人男性顔負けの野太い雌イキ声に変わる破壊力を発揮した。

 痙攣が激しさを増して空中でのたうち回るような挙動を露にしたイリヤを、アヴェンジャーは無造作に放り投げた。


「ぶげッ♥♥」


 可愛らしさの欠片もない豚の如き声を上げたイリヤは地面に倒れ、腫れ上がった尻を労わるように掲げながら、恐れるように両手で隠した。惨めで無様な姿にアヴェンジャーの嘲笑が降りかかる。


(っ、ッ〜〜〜〜♥♥ わ、わかんない♥ わかんないけど、もう関わったらだめ♥ あ、頭おかしくなっちゃう♥ 痛いのにキモチイイの♥ 意味がわからないよぉ♥ は、はやく、早く逃げないと……わたしが、わたしじゃなくなっちゃう!♥)


 本来なら快楽に繋がりようのない行為で絶頂、イリヤからすれば意味の分からないキモチイイ感覚を味わうのは異常以外の何物でもない。

 恐怖で逃げ回り続けたイリヤは、アヴェンジャーへの感覚が間違っていないことを察した。そして事ここに至って、ただ逃げるだけでは対処になり得ないということも。

 イリヤは根源的な恐怖によって対処法を再考した。ステッキを握りしめて、起死回生の一撃に魔力を費やす。


「筋系、神経系、血管系、リンパ系……疑似魔術回路変換」


 いつもはルビーが担当する魔力回路の変換を自力で行う。イリヤの裸体に荘厳な光の翼が開いた。乙女の恥を晒した裸体であることが、逆にその神秘的な容貌を支えているかのように美しい。

 最大の切り札である『ツヴァイフォーム』を解放したイリヤは、杖という砲身をアヴェンジャー――――ではなく虚空へ向けた。狙いは固有結界のもう一つの攻略方法。世界そのものを破壊すること。

 全身のあらゆる器官を魔力回路であると誤認させて放つ、最強最大の魔力砲撃。捨て身に等しい上に対人宝具がどこまで固有結界へと影響を及ぼすかは分からないが、やらないより遥かにマシだとイリヤは現界していられるギリギリの魔力を残し、全てを賭けた。

 アヴェンジャーは油断している。自分に魔力砲撃が効かないことを知っているのだ。攻撃が無駄に終わって絶望するイリヤを見てみたいとでも考えているのだろうか。


「わたしはもう、絶対に諦めない。これが今できる全て――――――『多元重奏飽和砲撃(クウィンテットフォイヤ)』!!」


 極彩色の魔力が極光となり、固有結界を包み込んだ。




 アヴェンジャーの話をしよう。彼が強力なサーヴァントではない、というのは紛うことなき事実である。何故なら彼は真っ当な英霊などではなく、無数の人間の思念が混ざり合った怪物。怪異とも言うべき存在であるからだ。

 故に〝彼ら〟は、意識を一つとするためにとある価値観を共有している。男は優れ、女はそんな男に仕えるべき存在であるという、要するに時代錯誤な男尊女卑の精神だ。

 しかし彼らには力がなかった。男尊女卑など意識ばかりで、逆に虐げられて見下される能力しか持たない。女に負ける側の男たち。それが意識集合体アヴェンジャーの正体なのだ。

 であるならば、男尊女卑の精神のみで融合した怨念のモノたちの心象風景は。一つとなり無視できぬほど肥大化した宝具の能力はどのようなものであるのか。答えはそう難しいものではない。彼らの思想と固有結界の在り方を鑑みれば、むしろ推察は容易であるとさえ言える。


 男が上で、女は下。雄は勝利し、雌は敗北する。彼らは彼女たちを辱める権利を持ち、彼女たちは彼らを悦ばせる義務を得る。


 男尊女卑の固有結界こそが、醜悪極まりない思想の具現化こそが、意識集合体復讐者(アヴェンジャー)の全容である。






(……あれ? わたし、どうなっちゃったの?)


 解き放った極光の中で意識を失ったイリヤは、不可解な感覚を覚えて目を開いた。

 見渡す限りの暗闇で上下左右の感覚が薄く、しかも身動ぎどころか指一本動かすことができずに困惑する。呼吸もし辛い。頭に血が上って苦しい。

 なぜか両足だけは動かすことができる。ただ、地に足がついていないせいでジタバタと虚空を切るようにバタつかせることしかできない。ツヴァイフォームの翼で飛翔しようにも、何かに引っかかって動かない。というより〝下に向かって飛んでいる〟ような奇妙すぎる感覚を覚えた――――――――


「むぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?♥♥」

(わ、わたし、もしかして――――――頭から埋まってるぅぅっ!!?♥)


 イリヤは、床に埋まっていた。壁から飛び出した尻たち同様、いやそれ以上にみっともない〝地面から生えた翼を生やした股間丸出しの少女〟という、今生で類を見ることはないであろう屈辱姿を晒していたのだ。

 埋まっているのか生えているのか、甲乙が付け難い見事な刺さりっぷりで首と手首から先が地面へ綺麗にハマり、両足が逆M字を描いて濡れたスジマンからケツの穴まで曝け出されたマヌケ極まる格好へと成り果てていることに、イリヤはようやく気がついた。

 なぜ、どうしてと何度目かの疑問がイリヤの中で芽生えるが、事は彼女が考えるより単純だった。


 固有結界を破壊しかねない強力な魔力砲撃で、イリヤは勝利を確信した。

 だが、男尊女卑の固有結界は女の勝利を断じて許しはしない。そして、女は恥を晒すことが面目躍如なれば――――――砲撃の反動で地面に突き刺さり、無様を晒す運命もあって然るべきものとなる。

 雌は雄に勝ってはならない。何があろうと、たとえ聖杯の器という絶大な魔力を秘めたる魔法少女だろうと、そのような思い上がりが許されて良いはずがない。そして恥をかけば良い。雌とは雄を悦ばせるために生きているのだから。


「んぐぅうぅぅぅ〜〜〜〜♥♥♥♥」

(た、たすけてぇえぇぇえぇ!♥ こんな恥ずかしい格好やだ、イヤッ、イヤァァァァァァァッ!♥)


 イリヤは少女の短く細い御御足をデタラメにジタバタとさせ、光の翼を乱暴に羽ばたかせる。しかし、首と手首は地面の穴にすっぽりとハマっていて、イリヤの無様な抵抗にビクともしない。

 往生際の悪い両足は、やがて誰かの両手でガッチリと掴まれてしまう。


「むごぉ!?♥」

(ひっ、やだ、やめ)


 アヴェンジャーは毛の一本も生えていないパイパンマンコを足蹴にした。


「ん゛ぎょッ♥♥♥♥」


 繊細な秘部を踏みつけられてイリヤの意識が白く染まって飛びかけるが、すぐにそれどころではなくなった。

 靴の裏が極めて連続に近しい断続的な踏みつけを行う。マンコで足踏みをするような、振動を与えるように踏み付ける。


 ズドドドドドドドドドドッ♥♥♥♥


「う゛ッほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?♥♥♥♥♥」


 所謂〝電気あんま〟と呼ばれる児戯だ。子供のイリヤに相応しく、けれど子供らしからぬ野太い声が地面を貫いて響いた。


「う゛ごおおぉおぉおおぉおおおぉお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ ほぎょへべえ゛ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」

(あ゛あ゛ァ゛ーーーーーーっ♥♥♥♥ アソコっ、こわれ、こわれりゅ♥♥ 踏まれてこわれりゅうぅうぅぅぅぅ♥♥♥ どべでっ、どべでぐだざい゛♥♥♥ かんべんじでえ゛ぇ゛え゛え゛ぇ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥)


 声に出していたらさぞアヴェンジャーを悦ばせられただろう哀願は、これはこれで彼の機嫌を上げる品性下劣なオホ声絶叫へと変わる。残念ながら懇願にはならないため、イリヤのマンコは延々と電気あんまで責め立てられる。


「う゛ほお゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ♥♥♥♥♥」


 足首の絶頂運動でブーツに拵えられた羽の意匠がバタバタと動き、こびり付く靴跡を洗い流すように股間から潮が吹く。体液が足りなければ魔力を噴射すればいいとばかりの勢いだ。

 未熟な淫口をイカせ続ける靴裏にイリヤの頭はバカになるほど快楽の火花を散らし、まともな思考が遥か彼方へ飛び散っていった。


「……ォ゛っ♥♥♥ ォ゛ホ……♥♥♥♥」


 手を離しても両脚が逆さガニ股を解かず、靴跡が消えなくなった股間から壊れた蛇口のように水を垂れ流しにするイリヤ。電気あんまで数え切れないほどイカされたイリヤは、もう絶頂して声を吐き出す余裕すらないようだ。が、アヴェンジャーを構成する男尊女卑の思想は、女が失神したから手心を加えるなどという考えは一切持たない。

 アヴェンジャーは己の逸物を露出させる。サイズとしては並程度だが関係ない。この固有結界は、雄が雌をイカせようとして触れるだけで、堪えることすらできずに絶頂させる。それがどこであれなんであれ、アヴェンジャーの望みである女を辱める行為に相応しくとも、快楽に繋がらないはずの行動、行為ですら例外はない。


 それは――――――少女の排泄穴に肉棒を挿入するという蛮行であっても、だ。


 ごりゅっ、めりめりめりめりぃ……ずりゅりゅりゅりゅりゅッ♥♥♥♥


「お゛ッほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!?♥♥♥♥♥♥」


 真上から叩きつける釘打ち機(パイルドライバー)が如き勢いでアナルレイプされたイリヤは、電気あんまの絶頂すら上回る限界低音ケツアクメ声で叫んだ。

 ケツ穴は皺が見えなくなるほど拡がり、挿入の瞬間から腸液を一気に噴き出した。マンコはイキ潮を再開させ、足先は三度と言わずに何度でもピンッとみっともなく立つ。


「もほっ♥♥ う゛ほ♥♥♥ お゛ッほほぉおぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥ お゛っお゛っお゛っ、お゛ほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」


 絶頂という概念が初めて与えられたものだと言うのに、そこから排泄の穴で絶頂する変態的な概念まで知ってしまった。イリヤは快楽の視点を確実に、念入りに、悉く破壊された。二度と元には戻れない、雄なしでは生きていけない価値観を植え付けられる。

 それは即ち男尊女卑――――――イリヤスフィール・フォン・アインツベルンという少女に、時代錯誤な精神を植え付ける下劣な行いに他ならない。


「も゛お゛っ、ん゛お゛っ、お゛っ♥♥♥♥ んホオォオオオォ゛オ゛ン゛♥♥♥♥♥ も゛っ、も゛ほっ、う゛ほ♥♥♥ ほっ、ほお゛ォオ゛♥♥♥♥♥ お゛ッほほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 無論、雌を見下すために生きているアヴェンジャーが、幼気だろうが雌は雌だと断じるのは至極当然だ。釘打ちのようにアナルへ肉棒を叩きつける。そうして、射精。


 どぴゅっ、どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどびゅるるるるるるるるるるるるッ♥♥♥♥


「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥ っっ、っ♥♥♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 排便のためにある出口をザーメンの入口にされたイリヤは、遂にアヴェンジャーにすら劣る、否、勝る言葉にならない悲鳴を響き渡らせた。

 排泄の穴から異物を注ぎ込まれる感覚を十数歳の魔法少女が知るはずもないが、変態魔法少女であるイリヤはイッてしまう。下品な音を拡張されたケツ穴の隙間から響かせながらアクメをキメてしまう。

 致命的なオーガズムに達したイリヤに、アヴェンジャーは再び肉棒を動かしてアナルを突き穿つ。


「お゛ッ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥♥」


 断末魔を彷彿とさせる唸り声が迸る。ぶびっ、ぶりっとザーメンが隙間から溢れ出すが、アヴェンジャーは構わず腰を振り落とした。

 アヴェンジャーの精力は無限である。少々語弊はあるが、そうとしか言いようのないほど底はない。

 男尊女卑の精神が彼の力となる。己を見下した女への復讐心は言うなれば魔力の代替品。


 ――――復讐すべき強い女が結界の中に在る限り、彼の魔力と精力は尽きることがない。

 女に対するあまりに理不尽で不条理な存在は、イリヤの精魂が尽き果ててもなお彼女を犯し続けた。逆さに埋まったマヌケな魔法少女が渾身の力を振り絞って敗北を認める瞬間まで、アヴェンジャーは尻穴を犯して尊厳を冒涜することを止めない。止めるわけがなかった――――――雌は雄に屈服するために生きているのだから。




 アヴェンジャーの固有結界は究極的には女を支配する権能だ。勝利を認めず、無様な敗北を促す。その根本にある男尊女卑の精神を形から植え付け理解させる――――――最後には女は彼らの信念までも理解するに至る。

 男尊女卑の精神が根付いた雌の行動は単純明快、隷従のみ。


「こ、こんにちは〜♥ ご主人様の性処理便女のイリヤスフィール・フォン・アインツベルンで〜す♥ 雌便器の癖に無駄に名前が長くてごめんなさ〜い♥」


 アヴェンジャーの腕で両脚の膝裏を戒められ、両手でヘラヘラと笑った小さな顔を挟まれ、フルネルソンで固められた魔法少女イリヤスフィールの哀れな姿があった。

 相変わらず中途半端な変態魔法少女姿のイリヤは、全身に『淫乱魔法少女♥』や『沢山踏みつけてイカせてまんこ♥』、しまいには名乗りの通り『性処理便女イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』の刻印が下腹部に入れられた無様すぎる状態だった。なのに少女は笑っている。ケツ穴からザーメンを『ブビィッ♥』と汚ったない音を響かせ噴き出しても、アヴェンジャーに媚びるように笑っていた。


「わたしは女の癖にご主人様に逆らった悪い子です♥ お仕置きでたくさん焼印を入れられちゃったわたしは♥ これからケツ穴をぶっ壊してもらいま〜す♥ ケツ穴でしかイケなくなるくらいおちんぽでズボズボしてもらって♥ 十一歳で女としての人生終了しちゃうんです〜♥ パパ、ママ♥ マスターさん♥ ケツ穴で人生終了する変態魔法少女でごめんなさい♥ でも気づいちゃったんです♥ 女として生まれたなら、ご主人様に女の人生終了ケツファックしてもらうのが当たり前だってことに♥ わたしは教えてもらえたのぉ♥」


 固有結界内で心の底から敗北した女は精神が完全に目覚め、二度と戻ることはない。霊基どころか座に登録されたデータ、イリヤに至っては〝元の人生を歩む本人〟にすら侵食が行われる。


「ケツ穴を壊してもらったら、負け犬として他の皆さんと一緒に壁尻にしてもらいまぁす♥ 雄様のための永久肉便器になるの♥ 楽しみすぎて考えただけでアナルが熱くなっちゃう♥ はやくファックしてほしい〜♥ おケツマンコイクイク〜♥ 雌丸出しのオホ声ケツアクメしたいよ〜♥ イリヤの女やめてるクッソブサイクな声をご主人様に聞いて欲しいのぉぉぉぉぉぉぉ♥」


 そして英霊(サーヴァント)であるイリヤは、座に戻ることはない。アヴェンジャーが退去するその瞬間まで、固有結界の中で生きていく。男尊女卑の信念を貫くアヴェンジャーのために生きるのだ――――――隷属の変態マゾ少女として。


「あーイクッ♥ イク♥ 絶対イッちゃう♥ ご主人様のおちんぽでケツ穴ぶっ壊されてイクイクイク――――――」


 どっっっっちゅんっっっ!!♥♥♥♥


「う゛ッほーーーーーーーッッ♥♥♥♥ け、ケツ穴イグッ♥♥♥♥♥ おけつまんこでイ゛ッぐうぅうぅうぅううううううううううううううううううううううううッ♥♥♥♥♥♥」






◆◆◆◆


【最終霊基・解放】


『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(男尊女卑フォーム):キャスター Lv.1』


『キャラクター詳細:ごく普通の少女。ただ雄に媚びるのが大好きで。ただ男と女の上下関係を深く弁えていて。ただ雌としてのプライドが一切存在しない男尊女卑の精神に染まった、哀れで無様で変態的な少女。けれど彼女は哀れでも無様でも変態的でも構わないと思っている。だからごくごく普通の魔法少女である』


『skill 1【全裸至上主義 B】

男の人の前で服を着るなんて恥ずかしいことです♥』


『skill 2【男尊女卑精神 EX】

女は男に服従するために生きているんだよ♥』


『skill 3【ケツ穴でしかイけません EX】

女として存在価値なし♥』


『宝具【雌の分際で宝具とかあるわけないじゃないですか♥ 身の程を弁えろよ雌豚♥】』




Comments

ありがとうございます!イリヤは好きなんですが時と場合によるのと、似合うシチュがあんまり浮かばないんですよねぇ。こういうタイプの方が常識改変より書きやすいなぁと感じるくらいです。

いかじゅん

ありがとうございます!

いかじゅん

丁寧に恐怖を植え付けていく過程が見えたところや、最後の肉便器宣言は今までのイリヤの歩みを台無しにしてるのが良かったです。 イリヤはあまりやっていなかったように感じたので、今回のお題箱に入った時に珍しいなと思いました。 最終的には長めに書いていただいたようなのでありがとうございました。

ケイ

好き❤

koinj


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