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シャルロット・デュノアの転入理由


 インフィニット・ストラトスとは、世界中の軍事バランスを一気に崩壊させ、人権を女尊男卑へと塗り替えた驚くべき超兵器の名称である。通称『IS』とされるその兵器を運用する条件は一つ、女性であることだ。

 それが世の中の軍事バランスのみならず、男女のパワーバランスを一変させたのは言うまでもない。だがIS学園と呼ばれる舞台に於いて、とある例外が誕生することになる。そう、ISを扱うことのできる男の登場である。

 その触れ込みは世界中に知れ渡った――――――が、IS学園で働くある男性教師には関わりのないものだった。少なくとも、その触れ込みがもう一つ増えることになるまでは。


「すまんなデュノア。部屋が空くまでは、むさ苦しいだろうが俺と同室で我慢してくれ」

「そんなことないです。先生と同じ部屋で助かりました」


 あはは、と部屋の椅子に座った金髪の少年が見るからに愛想笑いを返した。成長期とはいえ男としては身長が低めの少年が、筋肉隆々で高身長の男性教師と向かい合ったせいで、気後れしているのかもしれない。


 シャルル・デュノアはIS学園に転入してきたフランスの代表候補生。中性的な容姿に加え、世界で二人目の男性IS操縦者ということもあって今朝学園中が盛り上がっていたばかりだ。

 それが何故、学園の教師である男と同室にいるのかといえば事は単純だ。女子生徒が九割以上を占める都合上、シャルルに合う部屋がすぐには見つからなかった。何せ貴公子と早くも呼ばれるほどの美男子と、初対面の少女たちからいきなりルームメイトを宛てがうなど学園側も考え無しではできない。

 かと言ってもう一人のIS学園男子は既にルームメイトがいる。そちらと都合がつくか、あるいはシャルルのルームメイト候補が定まるか。どちらかでも決まるまで、男性教師と暫定的に同室となった。

 同性で、何かしら問題が起こったとしても教師の責任で対処できる。妥当な判断だろうと、男も思っている。


「そうか? ま、男同士なら気にするほどでもないか。織斑みたいに可愛い女の子と一緒になれなくて残念だったな」

「い、いえ、そんな……」


 少しばかり気まずそうな顔で頬をかくシャルル。同性とはいえ、やはり歳が離れた教師というのは勝手が大きく違う。すぐに打ち解けるのは難しいだろう。


「まあ気楽にやって行こうぜ。男が少なくて肩身が狭いかもしれないが、織斑の方もすぐ話をつけてやるさ」

「あ、はい。よろしくお願いします!」


 織斑のことを話題に出すと、シャルルは大きく食いついて頭を下げてくる。男性教師と違って同級生の織斑とは、昼間のうちに交流を深めていた。彼とルームメイトになれば、万事上手くいくということになる。

 男は教師としてシャルルの肩に手をやり「今日は疲れただろ。ゆっくり休めよ」と声をかけて一度部屋を出る。

 教師としてやることも多い男は、突如女だらけの学園に放り込まれて気苦労の多いだろう少年を労わってやろうと考えた。


「……なんて、な」


 と言い訳を立てるには、彼の表情はいやらしく歪み過ぎている。そして、ホッと息を吐く端正な顔を舐めるように視線を向けていた。

 何やら他のことに意識を向けねばならぬシャルルは――――――シャルロット・デュノアという少女は、その視線に気づく素振りすらなかった。




 二人目の男性ISパイロットの衝撃から数日が経過した。シャルルは男性教師のフランクな態度に未だ慣れぬようだが、最初のようにどこかビクビクとした態度は見せなくなっていった。織斑一夏とルームメイトになる、という話も順調に進んでいると知らせてやれば、なおのこと警戒する必要はないと考えたのかもしれない。


「その辺はまだ甘ちゃんのガキだな」


 放課後、男は部屋に戻った。もちろんシャルルとの部屋に、だ。

 落ちかけた太陽が夕暮れとなり窓から部屋へ差し込む。その部屋の中にシャルルの姿はなかった。

 代わりに軽快な水音が入口の傍から響いている。潤沢な予算によって組まれたIS学園の寮に備わっているシャワールームを、シャルルは決まって男性教師が不在の間に使用する。男が戻ってくるまでに髪を乾かし終えているという徹底ぶりだ。

 放課後すぐにシャワーを浴びるのも、男が教員として仕事を終えて戻るまでの時間を逆算してのことなのだろう。

 あまりに露骨なやり方に、男はシャルルに――――――シャルロットに〝隠す気があるのか〟と問いかけたくなったくらいだ。


 もっとも、それを含めてすぐに分かることだ。男はニヤリと笑うと、シャワールームの戸を開けた。戸を開く音は激しいシャワーの音にかき消され、何より油断しきったシャルロットの耳には届きはしない。

 仕切りから深い金髪を解いた背中が透けて見えた。その金髪でも隠しきれないような豊満なフォルムも、当然ながら明け透けだ。

 男はゆっくりと近づき、仕切りを開けて声をかけた。


「よう」

「…………え?」


 シャルロットが呆気に取られた声を上げた次の瞬間、男は彼女を背中から抱きすくめて、豊満な乳房を鷲掴みにした。


「ひゃあぁぁぁぁぁぁっ!?♥」


 普段意識しているのだろう低めの声音を出す余裕があるはずもなく、シャルロットは甲高い悲鳴を上げた。

 しかし男子が住まう部屋の、まして男性教師がいる寮の近くに人はいない。男がそう仕向けたのだからいるはずがない。

 男は浴びた熱い湯の玉を瑞々しく滴らせる巨乳を揉みしだきながら、驚愕と恐怖に歪んだシャルロットの唇を己の唇で奪った。


「んんんっ!?♥」


 キスされた、と理解するまで彼女は数秒を要した。その数秒でキスはディープなものに変化した。

 少年のフリをした少女が、この手のことに関して百戦錬磨の男の舌から逃れられる理由はない。さらにISを展開しなければか弱い女の力など、真っ当に鍛えた男の筋力の前では勝負にすらなり得なかった。


「ん、んんっ、ちゅる♥ んちゅう……ん、ちゅうぅ♥ んんーっ♥♥」


 裸を見られ唇を奪われ、胸を揉みしだかれている。どれを恥ずかしがれば良いのか分からない。いや、全て恥ずかしがるべきだ。けれど自分は男のフリをしなければ。

 無数の大きな戸惑いが身動ぎになって現れる。男の手の中で柔らかい肌を震わせるシャルロットに、彼はより一層の情欲を抱く。

 この〝女〟を自分のものにしたいと狙い済ましたのは、正しかったと確信するだけの情欲だ。


「F、いやGはあるか。クク、予想以上のデカさだな」

「っ……ぷはっ♥ な、なんで! なんで……!?」


 胸のサイズを推し量られてやっと我に帰れたのか、シャルロットが疑問の声を上げる。その真っ赤に染まった端正な少女の顔を見下ろしながら、男は求める答えを返してやる。


「なんで? まさかバレてねぇとでも思ったのか。そんな雌の匂いがプンプンさせて、本気で隠してるつもりだったとはなぁ」

「な!?」


 滲み出ていたとも、所作の全てから。シャルルを名乗る雌の肉体全てから。その精神が疑いようもなく少女のそれであることなど一目見た瞬間から分かっていた。

 彼にとってこの時代は決して悪いものではない。相応の態度を取っていれば、付け上がった馬鹿な雌たちが男を甘く見る。IS学園の男性教師という立場が、如何に使いやすくヤリ安いものかを無知な雌どもは知る由もない。だからシャルのように男を騙して生きていけると傲慢な考えを持つ少女を逆に謀る程度、造作もないことだった。

 あるいは謀るつもりはなく、致し方ない事情で男を名乗ることを強いられているのやもしれない。けれど、そうであろうと構わない。IS学園という彼にとっての理想郷、雌の箱庭にぶち込まれてきた以上は、どんな理由が提示されようが見逃す理由がないという話だ。

 男はたわわな乳房を思いっきり揉みしだく。下手をすれば英国の金髪美少女より豊満という我が儘な裸体を大いに楽しんだ。それはシャルの正体を暴いた男が得た特権だ。


「あぁっ♥ や、め……ひ、人を、呼んで……!♥」

「はっ、呼んでみろよ。その時はテメェが破滅するだけだ。性別を偽ったスパイ女と、真面目な男性教師。果たしてどっちが信頼されると思う?」

「ッ! そ、それは」


 分が悪いのはシャルも分かっているのだろう。振り解けないなりに込めていた力を霧散させた少女は、奥歯を噛み締めて立場と状況の悪さを自覚した。

 そう。彼はいくらでも言い訳ができる。IS学園の男性教師という、信用がなければ決してこなせない職業を持っていることが理由になる。逆に、シャルは自分は襲われたたちばだと声高に叫んだところで、男に扮してスパイ活動を行っていたという事実が拭えない。女尊男卑の世界では女同士の醜い蹴落としが横行する。まして相手が好きに叩いて良い罪過を持っているのなら、想像に難くない現実がシャルを待ち構えているだろう。


「安心しな。俺は教師だぜ? 生徒を好き好んで破滅させたいなんて思うわけがねぇ。それが可愛くて抱きご心地の良い女なら、尚更だ」

「抱き……!? さ、最低!」

「何とでも言え。俺の前におまえを差し出した実家を恨むんだな」


 スパイが本命だったのか、別の理由があるのか。どちらにしろ、男が少ない環境下だからと油断して送り込んだのが運の尽きだ。残念ながら運命は、年端もいかない少女たちを抱きやすく染めやすい雌としか思っていない男性教師をシャルと巡り合わせてしまった。


「さて、話の続きだ。反応を見るに、生娘だが無知ってわけじゃあなさそうだ。なら、俺が言いたいことは分かるよな?」

「……見逃して欲しいなら、大人しくしてろってこと?」


 中々話が早いが、理解度としては足りていない。男はシャルの腰を抱くと、ニヤついた笑い顔を少女の顔に近付けた。そうして厚かましくキスを落とす。


「続きはベッドの上でしてやる。なに、悪いようにはしねぇさ。俺のやり方をじっくり教えてやるよ」

「本当に、最低な人。私は……ううん、僕は、あなたの思い通りにはならないよ」


 自分はあくまで男で、男性教師の淫行に付き合って乱れてやる義理はないと言いたいのだろう。

 人によってはシャルがただのスパイではなく、自己を持った少女であると感じる。彼女は流されてここへやってきたが、下衆な男に清らかな身体を好んで明け渡す趣味はないと。

 たとえ関係を迫られて仕方なく身体を自由にさせようと、心までは奪われないとその顔は言いたげだ。甘ったるい考えだな、と男性教師がガキらしいと一蹴する。


「いいぜぇ。そういう頑なな態度の女は嫌いじゃない……すぐ懇願する姿が様になるからな」


 この金髪巨乳美少女をどう泣かせて喘がせ、こちら側に来たいと都合よく引き込んでやるか。初めから決まっていたプランをシャルの引き締まった生尻を撫で回しながら、改めて妄想する。

 胸や尻を撫で回され眉を顰め、唇についた涎を拭いながら嫌悪の視線を向けるシャル。少女の顔には屈服の二文字は決してないものだと書かれている。とても堕ちようがない気丈な顔をしているが、このような美貌をこれまでに何度も見てきた男は気にしない。

 ただ少しばかり同情はしていた。それは彼女の境遇からではなく――――――今回はその豊満な身体を見せつけられたというのに、数日じっくりと焦らされた分で最初から本気でいくと決めていたからだ。




 男性教師がシャルを連れて部屋に戻り、ベッドの上で少女を乱れさせてから十分足らず。

 シャルは金髪を乾かすどころか、身体を拭く暇も与えられなかった。どうしてかと言えば、男が無意味だと言ったからだ。

 それは何も彼が配慮に欠けた男した提案というわけではない。本当に無意味なのだ。どうせ濡れて乱れるのなら同じことだ。


「お゛お゛ッ♥♥♥ お゛ッお゛ッお゛ォッ♥♥♥ だめっ、いあ゛ッ、まッ゛う゛お゛ッ♥♥♥ お゛ほおぉおぉおおぉおぉおぉおぉ♥♥♥♥」


 ましてや生娘だったことを遙か過去へと置き去りにし、ベッドの上で舌を突き出しながら急所の首をの消そわって晒し、下品に開いた股からイキ潮を吹き上げるほど激しくアクメをキメ、足指をググッと閉じてパッと開くみっともない痙攣を繰り返して全身から発汗していようものなら、その指摘が極めて正確だったと彼女自身が認めざるを得なくなる。

 おっぴろげられた股の間には当然のように男が居座っている。密かに鍛え上げた屈強な身体で無知な小娘をねじ伏せ、剛直で無垢な秘所を貫いて犯す。それは雌がこうすれば確実に根を上げて、確実にイキ狂い、確実に下品なオホ声を張り上げるという前提と確信があっての行動だ。


「おいおい、どうしたんだよシャルロットちゃん。まだ挿入たばっかだぜ? なのにデカチチぶるんぶるん揺らしながら、汚ったねぇ喘ぎ声と潮吹き撒き散らしてもうグロッキーか。俺はまだ一回も達してねぇってのによぉ」

「んぎっ♥ んぐぎぎぎ……お゛ぎィーーーー♥♥♥♥」

「はは、そのブサ顔はなんだ、我慢してるつもりか? 無駄な努力ご苦労さんっと」


 男はタン、タン、タンと緩やかに腰を振ってシャルの秘部を突いているだけだ。シャルからすればそうでないとしても、傍から見ればそうとしか思えない。男は疲労らしい疲労を見せていないし、息を荒げてもいないし、シャルを煽る余裕すらある。

 対してシャルは警戒する相手に仰け反り急所を晒し、あまつさえイキ狂わされていた。膣壁が擦られ、子宮が軽く打たれている。


「ほお゛っ、んっほ♥♥ お゛おぉおぉ♥♥♥ い゛ぃい゛ッ、ほおぉぉぉぉぉ♥♥♥ なんっ、でッ、ごんな゛っ、ん゛ほおおっ、お゛ぉーーーーッッ♥♥♥♥」


 マグマのような熱が下腹部から全身に溢れ出し、失禁より激しく噴水を彷彿とさせる潮吹きを上げた経験がシャルにあるわけがない。そんな経験を持つ少女が、男装で人を欺けるという愚かな思い違いと傲慢な挑戦を行うはずがない。

 ならばこの光景は男の性技(わざ)ということになる。数分前まで生娘だった女に娼婦もドン引きのスケベなオホ声とエロい胸揺れと変態的なイキ潮を吹かせる全てが男の仕業になる。


「何も知らない癖に疑問だけは覚えるってか? これだから考えが足りねぇバカ雌は笑えてくるぜ……いいか。良い女ってのはな、チンポで突かれたら涎を垂らして汚ったねぇ声で啼くやつを言うんだ。つまり、今のおまえってことだよ!」

「う゛ッッお゛ォ゛オ゛ッ!!?♥♥♥♥♥」


 ドスンッと一段強く激しいピストンを受けて、シャルは今生で最も野太く低いイキ声を上げた。その声が自分の喉を通ってひり出されたという驚きを感じる余裕もなく、バチバチと脳天が痺れる絶頂の感覚に苛まれてしまう。


「お゛ォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」


 何も考えられず、イキ果てる。全身を反射的な反応でビクビクと痙攣させ、みっともなく喘ぎ散らかすことしか叶わない。

 たった数分で少女の裸体は屈服した。自分は男にイカされるだけの情けない雌であることが子宮を通じて脳の中枢神経へと伝わる。心という理性は男を認めたくないと声高に叫んでいるが、それも直に止むだろう。


「さぁて、準備運動はこの辺で終わりだな」

「……………………………………え?」


 男はシャルが永遠にも等しいと、刹那の絶頂を何時間と引き伸ばしたと錯覚するような数分を準備運動だと断じた。 肉棒を一度抜き、ぐったりとしたシャルの身体を抱えて動かした男は、彼女を四つん這いの姿勢に変えた。巨乳がベッドへ向かってスケベに垂れて、大量の汗を滴らせた尻とアナルが剥き出しになり、マンコが湯水のように愛液を滴らせた最高にエロいバックの体位。

 本気の勃起を見せた男は、シャルの美尻を撫で回しながら言葉を重ねた。


「こっからはマジでイキ倒させてやっからな。まともなことが言えると思うなよ? 男を舐め腐ってる女に、雌としての立場ってもんを分からせてやるからよ」

「あ……あぁ……っ♥」


 今の数分が本気に必要な準備運動でしかなかったことを知り、早すぎる絶望を覚えたシャルは行為が再会する前から言葉を失った。

 その本気をシャルは想像することしかできない。だが、想像したところで備えることは不可能だ。たった今身体が、本能がそう判断したばかりだからだ。愛液を滴らせるマンコの具合は、男のチンポを咥え込む準備を終えてしまっていた。恐れ怯えるように滲ませた雌の汁は、彼の全力ピストンをしっかりと受け止めることだろう。


「や、やめて、やめてくださいっ♥ は、話します♥ 全部、全部喋りますから♥ ここに来た理由も♥ 男装してた理由も♥ 喋るから、それ挿入ないでください♥ こ、壊れる……私っ、死んじゃうッッ♥♥」

「ほぉ、女らしくなってきたなぁ。けど雌らしさが足りねぇ。もっと頭使って俺が何を欲しがってるかを考えながら媚びた方が、賢い結果が出てたかもな」

「ひっ♥ や、やだ♥ やめてッ♥ お、教えてください♥ 媚び方、教えてッ♥♥」

「あぁ、じっくり教えてやるって言ったろ?」


 もちろん、抱き潰しながら


「お゛ッッッ♥♥♥♥」


 後ろから勢いよく貫かれた。串刺しにされた錯覚を得ながら、次の瞬間から感じたのは激しすぎる快楽。


「お゛お゛ッお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ゛ッ゛♥♥♥♥ のほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥♥」


 ピストンとはかくあるべし。他の男ではもう二度と満足できない本気のピストンにシャルは雄叫びを上げた。防音が施されていても漏れ出ていそうなマジイキ声を、寄り目で鼻の下を伸ばしたド下品ブサイクなマジイキ顔で晒す。

 それが本当に美しくて滑らかな艶肌を持つ少女だからこそ価値がある。美貌は、よがり狂わせて品性下劣に喘がせるだけの楽しみを享受するための極上のスパイスだ。


「ほ゛ごぎゅ゛♥♥♥♥ お゛ッほ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」

「良い具合だろ? これを毎日おまえのためにくれてやる。俺の権力があれば、おまえが仕方なく従ってる実家からも守ってやれて、しかも毎日が気持ちいい。我ながら最高の提案だな、ははは!」


 その一方的な交換条件が耳に届いているかは定かではない。もし聞こえていたのなら、さぞ耳障りの良い言葉であろう。

 脳と子宮が力強いピストンで打ち据えられて揺さぶられる中で聞く言葉は、なんであれ甘美だ。どれほど一方的で下衆の心が見え透いていようと、巧みな言葉で口説き落とされたように感じることだろう。


「ッッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥ い゛ィッぐぅ゛う゛♥♥♥♥♥ ん゛ごほおおぉおおおぉおぉぉおぉぉぉ♥♥♥♥♥ ん゛ぎゅいぐいぐっ、イッぐうぅうぅうぅぅうぅぅうぅううううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♥♥♥♥♥♥」


 ――――――彼女がそれを自覚するのは、淫らにイキ狂う己を客観視できるようになってから、であろうけれど。





「今日は転校生を紹介する――――――入って来い」

「はい♥」


 教室の生徒たちは驚いた。つい先日、転入したばかりの美少年シャルル・デュノアが――――――女の制服を着て、雌の顔を丸出しにして皆の前に立っていた。

 誰もが目を疑う。けれど、誰もが彼女の性別を疑うことはない。さらりと、男教師が尻を撫でた。


「色々と事情はあるが……仲良く頼むぜ?」

「は、はい……シャルロット・デュノアです――――――よろしくお願いします♥」







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