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新たな標的リゼット・トワイニングの裏穴

 初老の男が新たな舞台、共和国首都イーディスへと場所を移して数ヶ月。彼は目に付いた良い女を見つけては手をつけ、時に自分以外の有能な〝友人たち〟を作りながら気ままに過ごしていた。

 彼の目的は【アナル奴隷】。美しい乙女たちが、不浄の穴というどうしようもなく汚く思える場所でよがり狂う様を欲する。そのために彼は目に付いた適当な女ではなく、真に欲する雌を吟味する癖があった。

 共和国で作った友人たちに何人か譲ったのは口惜しさもあったというのが本音であり、同時に良い投資でもあったとも考える。男の欲は常に正直、どちらも本音なのだ。

 そんな男はホテルのスィートルームで、共和国のとある著名人と密会していた。わざわざ高い場所を選んだのはセキュリティのため。もっとも男自身のためというよりは、その著名人が活動し続けられるための措置だ。


「こちらが、ご依頼の品です」


 艶やかなブロンド髪の美女、エレイン・オークレール。巷では《剣の乙女》と囃し立てられ、最年少でA級遊撃士へ昇格した渾名に違わぬ逸材である――――――男がさぞ好む称号を持つ女だ。

 彼女はまとめた資料を男へ手渡した。それは、とある企業に所属する女性の個人情報をまとめたものだ。証拠が残らぬようデジタルではなくアナログ的な手段を用いた。とどのつまり、遊撃士といえど許されない違法の証左でもあるわけが、それは肉親すら自ら罰したと世間で公明正大の評価を受けた美女遊撃士にあるまじき行為だ。


「……ふむ。こちらが知る情報と合致する。ご苦労だったね、エレインくん」

「っ、私を試していたんですか?」


 実のところ、男はその資料に乗った女のことを知っていた。

 近い未来、彼が手にすることになるシャード領域とザイファを用いた特異技術。その足掛かりは、彼がその二つに興味を示し、アナル責めに転用してみたいと考えた時から始まっていた。

 地下鉄道で得た友人と共に堕としたある学生たちから情報を得た男は、シャードとザイファ技術の本業であるマルドゥック社の情報をまず手に入れたいと考えた――――――ちょうどその学生と同じ職場の知り合いだったというのは、あまりに出来すぎた僥倖だと言えるだろう。あるいは奴隷たちからあらゆる繋がりを得ている男だからこそ、だろうか。

 故にエレインはこう考えたのだ。アナル奴隷としてではなく、遊撃士としての己を選び、危険を承知で偽の情報を握らせる可能性を考慮し、試したのではないのか、と。


「勘違いしないで欲しい。君を信頼して、情報に誤りがないかを精査したかったんだ。これで確信が持てたよ、ありがとう」


 白々しく男は言う。彼にとって奴隷は絶対の服従を選んだ者でなければならない。一つの裏切りが破滅を意味する。そんな危ない橋を渡り続けてきている。身を縛る幾つかの小道具を用いているとはいえ、いつなん時、裏切りが起こり得るかわからないのが人間というものだ。

 しかし同時に、決して裏切ることのない奴隷というものも男は信用していた――――――エレインはそのうちの一人だった。


「さて、これで君をいつでも可愛がってあげられる力を手に入れられそうだ。ただもう少し時間が必要だからね……先に、何かご褒美はあるかい、エレインくん。いやアナル奴隷『24』」


 主人である男に優しくそう問いかけられたアナル奴隷『24』は、赤らめた顔を隠すように背中を向けた。そして、顔を隠して尻を隠さないマヌケな姿を見せる。

 奴隷の証である番号を割り振られた尻肉を突き出し、秘術を刻んだ札がふやけるほど腸液を滴らせた無様な姿、けれどアナル奴隷としては完璧な無様を男へ差し出した。


「アナル奴隷24!♥ ケツマンコよろしくお願いしますッ!!♥♥♥♥」


 ブビュッ♥


 腸液を噴射する乙女の姿に、世間で知られる美しい遊撃士の気品は全く感じられない。男だけが楽しむことのできる下品な奴隷の姿となったエレインは、違法行為の労いを求め浅ましく懇願を叫び上げたのだった。





 学生組とエレインから得た情報が確かなものであると知った初老の男は、その足で首都を離れて旧市街へと訪れていた。

 無論、この旧市街には何度か足を伸ばしており、既に味わえそうな女を見つけていた。マドンナの老舗の上に、今回目的とした女がいたというのはやはり出来すぎた幸運と言わざるを得ない。美女たちは一箇所に集まる習性を持つのだろうか、と下らないことを考えながら、何食わぬ顔で老舗の階段を登った。

 目的の女はある解決屋への長期出向で老舗上階の部屋を借りているという話だ。解決屋業務の時間を考えれば、彼女に接近するなら基本的にはそこしかない。それ以外は予想できない別行動が多く、不確定要素が顔を覗かせてくる。

 男がいつになく慎重になっているのは、これからの計画に決して欠かすことのできない一歩を彼女が大きく占めているが故だ。より慎重に、確実な成功が必要となる。


 そのため男は、手持ちの道具から一際珍しい古代遺物(アーティファクト)を持ち出していた。使用の前段階として、気配を遮断して室内へと侵入する。


「――――ホロウコアシステム……再現度、要調整……」


 事務所の部屋で作業を行う水色髪の美女。メイド服を彷彿とさせるMK社の制服を着た女の名はリゼット・トワイニング。《マルドゥック総合警備保障》の広域サービスコンシェルジュを務める女性。

 全て情報通りだ。その美しい容姿、役割、男が欲するものを網羅した美女だ。

 彼女は他の女とは異なる体質、否、肉体を保持している。男が慎重を期したのは、その情報を握っているからでもある。

 決して広くはない部屋で一部の隙もなく気配を殺し、決行のタイミングを狙う。


「……システム終了。記録者名、リゼット・トワイニング……ふぅ」


 手に入れていた情報と差異はない。リゼットは、終了時間に基づき規則正しく業務を終わらせる。

 私服に着替えるつもりなのだろう。立ち上がり、上着を脱ぐリゼットの姿を確認した男は、手にしたアーティファクトを起動した。

 それは、目に見えない小規模な結界となってリゼットの自室を包み込んだ。


「っ……?」


 一瞬、リゼットは眉を顰めて訝しむような表情を見せた。身体の関係で普通の人間より五感が鋭いのかもしれない。

 だが、この結界は包まれた本人が気づいても意味を為さない。その一瞬の違和感は、彼女を男という悪魔の手から救い出すものにはなり得ない。

 そして一瞬の違和感をリゼットが感じたその時には、彼女の尻肉は露になっていた。黒のショーツにガーターベルト。淑やかで理知的な美女に似合う大人びた装いに、男の指は悦びに踊りながら尻肉を撫でた。


「あっ♥ え、ぁ?♥」


 尻肉を撫でられ、リゼットが艶やかに喘ぐ。なぜそんな反応をしてしまったのか、まだわかってはいないようだ。

 その間に男はリゼットの〝感覚〟を掌握した。彼女の〝義体〟はおよそ七割程度、肉体の五感を再現している。その差を触れて確かめた。


「七割か。存外充分なものだな」


 それだけあれば、堕とすには容易だ。


 男の指は腰周りから下着の内側へスルリと抜け、尻穴を捉え、突き上げるように差し込んだ。


「う゛ッッッほーーーーーーーーーー!?!?!?♥♥♥♥♥」


 その瞬間、リゼットは終わった。理知的な女としての人格が、人としての尊厳が、美貌が寄り目で鼻の下を伸ばしたマヌケなマジイキ顔になって喪失したのだ。

 爪先を伸ばし器用に仰け反るリゼット。秘部からはぶしゅっぶしゅっと断続的なイキ潮が噴射し、妖艶な黒ショーツに卑猥な染みと香りを加える。

 一切の慢心や遊びはない。最速最短で確実に、たとえ義体が破壊されて感覚が遮断されようとあまりある快感をもたらす。


 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっっ♥♥


「ん゛お゛っっっ♥♥♥♥ お゛っお゛っお゛っ!!?♥♥♥♥ なに、がっ、おき……んほっ♥ ほ♥ ほ♥ ほぉ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥ お、おしり♥ おしりのあな♥ んほーーーーーーー!?♥♥♥♥」


 アナル手マンでリゼットの腸壁を瞬時に汁をダラダラと垂れ流すだらしのないケツ穴へと変え、眠っていた性感を目覚めさせる。


「ん゛ぎゅお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!?!?♥♥♥♥♥ イグッ、イグッ、イグぅぅぅぅぅぅぅっっ♥♥♥♥♥」


 それを僅か十数秒でタイムラグ無しで行うと、どんな女でもイキ狂って言語機能に支障をきたす。排泄穴が媚肉の何千倍もの感度を帯び、脳天が掻き回され全身が引きちぎられるような衝撃的な快楽が断続的に発せられると、どんな実力者の女でも『イク 』こと以外、何もできなくなってしまう。

 リゼットはイキ潮と腸汁を湯水のように流しながら、白目を剥いて舌を突き出し下品なアヘ顔を浮かべ、両脚が段々と開きながら落ちていく。

 開発と陵辱を同時に行い、精神を義体ともどもケツアクメ堕ちさせる。リゼットのアナルを瞬時にドスケベ性感帯へと変えた男は、彼女が我に返る隙を与えずその絶技を味わわせた。


「はッ、あ゛っ、う゛、ンう゛ぅぅううぅぅ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥ ほォう゛!?♥♥♥ お゛っほ、おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥」


 絶技の種類が変わるとリゼットの反応にも顕著な変化が起きる。


「ふぎ、ふぐぎぎぎィ♥♥ お、おひりぬへっ、ぬけりゅ♥♥ めぐれりゅ♥♥ おっほ♥♥ おくっ、はいってくるのにぬへりゅ♥♥♥ じぬ、じぬう゛ぅうぅうぅうぅぅぅうううっ!!?♥♥♥♥」


 尻穴からモノが抜ける排泄の解放感。尻穴にモノが入る圧迫感。どちらもアナル奴隷に必要な快感だ。


「お゛ほお゛おおぉぉおおぉぉぉっ♥♥♥♥ どべでっ、どべでぐださ゛い゛っ♥♥♥♥ じぬ、ぢぬ゛う゛ぅう゛う゛♥♥♥♥ ぢん゛じゃい゛ま゛ずう゛ぅ゛う゛う゛う゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 それを同時に味わうという〝ありえない〟感覚に脳は破壊される。仲間のため、自ら爆発の中に身を投じる勇敢な美女の人格は、尻穴で排泄と圧迫を同時に感じてイキ狂って命乞いをするみっともないケツアクメ女に堕ちる。

 リゼットの両脚は勝手に落ちるどころか大股を開き、やがて身体全体が男の指に媚びるような姿勢を取った。ケツを強調するためだけの姿勢、四つん這いのエロ蹲踞へ。両手をずぶ濡れの床につき、爪先立ちになってケツ肉を浮かせて差し出すドスケベ下品な服従姿勢。


 随分穿り易い体勢になってくれたと、男の指は泊まることなくリゼットの尻穴を弄ぶ。


「お゛ほぉぉぉっ、うほっ、ん゛お゛っっっ♥♥♥♥ あ゛ーーーッ、あ゛ーーーッ、あ゛ーーーッ♥♥♥♥ う゛ぉぉお゛ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥♥」


 獣の雄叫びと聞き紛うケツイキ声を上げるリゼットの尻穴を、徹底的に嬲り倒す。その時ばかりはこの世で最も楽しく、悦ばしいことに、なぜ慢心を捨てたのかも忘れて延々と弄り続けてしまった。



「ほふぅ♥ おんっ、お゛ぉん゛っ♥♥ イク♥ やめ♥ イク♥ もっ、いく、やめ……っっ♥♥♥」

「……ん。いかんな。少し遊びが過ぎたか」


 気づけば小一時間ほどだろうか。リゼットが四肢を投げ出しカエルのような姿勢で水溜まりの上に倒れ、肥大化した尻の穴をさらけ出して譫言を零している。そんな姿を前にして、男は自分の悪癖が出てしまったことを反省した。

 慢心せずに女を堕とすと決めた時、どうにも無意識に嬲りすぎるきらいがある。遊びを捨てるための慢心で、別の遊びに興じてしまう手癖が男にはあった。

 仕方のないことだろう。片手間で雌のアナルを堕とせる男にとって〝全力ではないが慢心はしない〟という環境は、ある意味で貴重なのだ。リゼットのような感覚が鈍い特殊体質でもなければ、彼の慢心なしの責めをまともに受けたら壊れてしまう。


「お゛っっ……う゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉっっっ♥♥♥♥」


 そんなリゼットでさえ、男の指で穿くられたケツ穴から『ぶびっ♥』と腸液を噴射する汚い音を響かせて、白目を剥きかけた惨めなアヘ顔で伏している。男の本気を受けて壊れずにいられる女など、ゼムリア大陸にはいないのかもしれない。


「君と遊びにきたわけではないからね。腸内(なか)は既に理解できた……本腰を入れさせてもらおう」


 男はガバガバになったリゼットの尻穴に『蓋』を押し込んだ。その黒い蓋は規則性もなければ美しくもない拡張具合になった不細工なアナルをギュッと締め上げる。


「ん゛ぉぉ!?♥♥♥」

「まずは整えようか。無様なだけの尻穴は美しくない」


 男が求めるのは美しい乙女たちの美しくも無様な尻穴だ。ガバガバに拡張されただけの尻穴は無様だが、美しさという風情に欠ける。


「お゛……ん゛ひょお゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!?♥♥♥♥ お、おひりもまれりゅりゅりゅっ、うぅぅぅぅぅーーーーー!?♥♥♥♥」


 尻穴を愛撫し、男好みの無様で美しい形に整える。彼のアナル奴隷が個性は様々だが、形自体は皆統一された縦割れなのはそういう理由だ。

 今回は徹底的に堕とす都合上、アーティファクト以外にも便利な道具を持ち込んでいた。それがリゼットの尻穴に装着した『蓋』。《黒の工房》由来の道具をアナル奴隷の手で改造させた思念制御型の調教アイテムである。

 近い将来、彼はシャード技術を応用した大陸最大の仮想空間を手に入れる。そこで自由自在に思念制御をやってのけた彼からすれば、一つの尻穴に関わる道具を完全に制御する程度、赤子の手をひねるより容易い。

 『蓋』は見た目通りアナルを塞ぐためのものでは当然ない。アナル表面を愛撫しながら、男の思念を受け取って変化する〝ディルド〟なのだ。

 男は、先端を底上げするイメージを伝える。蓋はタイムラグ無しでイメージを受け取り極太の棒を生成し、リゼットのアナル深くまでそれを突き出した。


 どちゅんっっっ♥♥♥♥


「ほ゛に゛ょッ♥♥♥♥♥」


 ぶびっ、と鼻水を噴き出し白目を剥いたリゼットが、尻肉を跳ね上げるように浮かせた。掲げられた尻肉がそこからビクンビクンと痙攣し、玉の汗を弾き飛ばす。

 何とも品性のない尻芸だが、腸内の奥底を突かれた快感がそれほど激しい衝撃と快感だったのだろう。

 蓋の形状は男の意思のまま、瞬間的かつ自由自在に変えられる。指で把握したリゼットの腸内に相応しい姿形、凹凸を生じさせ開発と陵辱を行う。

 それは男が指以上に自在で〝どこにでも届く〟手を用いるのと同義。


 つまりは指による遊びの時間より凄まじい絶頂を、男が思い描いた通りにリゼットへ与えられるということだ。


「あっ、あぁぁぁぁぁっ♥♥♥♥ あんっ、あんっ、ああぁんっ♥♥♥♥ あはぁぁぁぁぁ〜〜〜〜ん♥♥♥♥♥ い、いやっ、やめ、はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」


 指で届かない奥の弱い部分を突起を作って引っ掻いてやり、セクシー女優も引くような甘ったるい喘ぎ声を引き出すことも容易い。もはやリゼットは、尻穴を通して喘ぎ声すら支配されている。

 気持ちよすぎて上げる官能のその一声で、何度もイッてしまう。掲げた臀部の下に猛烈な勢いで潮を吹いてしまう。


「ん゛ッぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっ゛!?♥♥♥♥♥ おぎゃっ♥♥♥ けついっ、いぐっ、ぐふううぅうううぅううぅうぅう゛う゛う゛ぅっ゛♥♥♥♥♥」


 腸内全体をドリルのような回転で責められると、そのイキ潮に失禁が混ざる。床の隙間を伝って下の階に己の小便を滴らせようという有能SCにあるまじき、人として終わっている失態をケツアクメと共に晒した。


「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛♥♥♥♥ ん゛お゛お゛っ、う゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 へこっ、へこへこへこっ、へこへこへこぉ♥


 さらに、あまりの快楽に義体が異常を起こしたのか、ただ掲げるだけでは済まさず尻を前後にヘコヘコと踊らせ、自ら快楽を求めるようにケツ穴を突き出してしまう。雄叫びを上げながら、意思に関わらず動かすみっともない屈服を行った。

 あるいはそれがリゼットの選択なのかもしれない。どちらにせよディルドを通した男の絶技は、リゼットの下品な尻ヘコダンスの動きに〝合わせて〟アナルを弄ぶ。屈服の動きですら、快楽から逃げられない。


「お゛ぉ゛っ、ふぎゅっ、ふぎゅい゛い゛ぃ゛っ゛♥♥♥♥ どッ、どながッ♥♥♥ だずげッッ、う゛ぁんざまぁ゛♥♥♥♥ お゛っ、お゛っ、お゛だずげぐだざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っ゛っ゛♥♥♥♥♥」


 喘ぎ声すら制御される屈辱を振り切って、リゼットがやっとの思いで助けを求めた。夜中に近い時間に近づきつつあるが、リゼットのなりふり構わない激低音のドスケベイキボイスは薄い壁を貫き、事務所と言わず外まで響き渡るだろう。


 男が展開しておいたアーティファクト――――――認識阻害の結界がなければの話だが。


「なん゛でッ゛♥♥♥ だれもぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥ う゛ぁん゛ざま゛♥♥ かどるざま゛♥♥♥ あ゛に゛え゛ずざま゛♥♥♥ どなだが、だれがッ゛♥♥ だれでもい゛い゛がら゛っ、だずげッ♥♥♥ お゛ッ、あ゛ッ、イグッ、まだイグッ♥♥♥♥ お゛じり゛イ゛ッグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!♥♥♥♥♥♥」


 誰にも届かない叫びを。ここにはいない者に対して求める助力も。何一つ届かない。

 察したところで意味がないのはそのままの意味だ――――――彼の手から逃れられる雌のアナルは存在しない。

 内側で起こる認識が阻害される小さな世界で、義体であろうが所詮は不浄の穴を持った雌でしかないリゼットは、どうしようもなく詰んでいた。






 朝が来て、リゼットの業務が始まるまであと一時間と迫っている時――――――雌は頭を垂れて平伏した。

 彼女がやっと心を折ったのではない。彼女はやっとのことで〝心を折ること〟を許された。服従の機会すら、男の許しがなければできないことだった。

 MK社の所属を示すフリルと、妖艶な淑女のガーターベルト。それだけを身につけた様は、まだ全裸の方が恥ずかしくない。中途半端な姿着は、心からの屈服に必要なもの。人としての尊厳を全身で差し出し、プライドを額ですり潰し、尻肉を彼のために捧げる。


「ほ、本日より……リゼット・トワイニングは♥ あなた様の忠実なアナル奴隷として、絶対の忠節とご奉仕をお約束します♥ ケツ穴♥ アナル♥ ケツマンコ♥ 全てにおいて快楽を優先する変態ドスケベアナルSCのリゼットを♥ どうかケツ穴の奥底までこき使ってください……♥♥♥♥」


 ぶぴっ♥


 頭を垂れ、アナルから汚い腸潮吹きを放ってリゼットは〝堕ちた〟。僅か一晩で、有能なSCの一面を欠片ほども見せることができないまま、彼女はアナル奴隷に転落した。

 有能さを見る必要はない。何故なら彼女がその能力を発揮するのは、堕ちてからで良いからだ。


「リゼット……アナル奴隷『48』。他のアナル奴隷にザイファの詳細情報を渡してもらいたい。特に例の仮想空間の情報だ。出来るな?」

「で、でしたらっ♥」


 堕ちた後に見るその有能さは、堕ちる前とは異なる味わいがある。


「ミラベルが♥ 私の同僚が……確かな情報を、握っております♥」


 ――――――気高く美しい雌が快楽に溺れ、負けて、自らの信念も友人でさえ裏切る。何度味わってもそれはたまらない背徳感を男に与えてくれるのだ。




Comments

ご報告ありがとうございます、修正しました。変換が暴発しまくってました。

いかじゅん

リゼットのメインは初書きだったのですが、ご満足いただけるものになって良かったです! 同じ責めキャラでどこまで書けるか分かりませんが、出来そうなものならお引き受けさせていただく所存です。

いかじゅん

それと、本当に申し訳ないのですが、アーティファクトがアーティストになっている所が何箇所かありますので修正お願いします。

ケイ

リゼットみたいに感覚を鈍らせれるキャラがそれ以上の快楽で喘がされる構図が良かったです! この男も責めキャラとして大好きなんですが、アナル責め特化過ぎるのでシチュエーションが作りにくい所はあります。 多少内容が被っても良いのでまたアナル責めが見たくなったらお願いしてみたいですね。

ケイ


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