弓腰姫、妖術師の罠へと堕ちイク
Added 2024-03-27 11:22:38 +0000 UTC「う、うぅ……」
開くのが億劫なほど瞼が重い。凄まじい微睡みを覚え、また眠ってしまいそうになる。それは心地良さなど感じない、眠りの強制とも呼ぶべき苦痛だ。
(この感覚、は……覚えが、ある……よう、な……っ)
妖術。遠呂智軍が扱うそれと非常に似ていると危機感を帯びた感覚が告げる。故に彼女は億劫であれど瞼を開くことを止めなかった。
彼女は三國の世に生きる英傑の一人、誉れ高き孫家の娘にして劉備玄徳の妻、孫尚香。かくも美しき弓腰姫が目をつけられてしまうのは、やはり必然と呼ぶべきことなのだろう。
「……な!?」
意を決して目を開けた途端、尚香にかけられていた眠りの術が霧散する。すると、彼女は己の恥知らずな格好を手で隠して頬を染めた。
否、格好ですらない。尚香は服を着ていなかった。着ていたはずの服は何一つ残さず剥ぎ取られ、股の薄い毛先から尻の穴まで秘めておくべきものがすべからく暴かれていた。
お転婆な弓腰姫と言えど戸惑いと羞恥を隠せない。だがさすがは戦乱の世に生きる武家の娘というべきか、恥じらって裸体を隠しながらも状況の把握は早かった。
二つの世界の特色が混じり合った館の一画に尚香は閉じ込められている。こうなった記憶を手繰り寄せる、前に彼女の脳に声が響いた。
『目が覚めたか』
「っ、誰!?」
これも妖術の一つ。そう判断したのが早ければ、彼の正体を察するのもまた早かった。一度会って、いいや見ている相手だ。察せられぬはずがなかった。
尚香は鍛錬を終えて拠点に帰る途中、行方不明になっていた小喬とガラシャを見かけた。突然の失踪だったのにも関わらず、なぜ姿を見かけるまで探そうと思わなかったのか。その疑問が解消される前に二人を追いかけた尚香は、ある村に辿り着いた。
「私に妖術をかけたのはあなたね! 二人を拐ってどうするつもり? 姿を見せなさい、卑怯者!」
それが妖術師の支配する村であり、術中へまんまとおびき出されたことに気づけなかった尚香は眠らされ、身ぐるみを剥がされて館に囚われてしまったのだ。
二人を拐うだけでなく、女を罠にかけた挙句に姿すら見せない卑劣な男に尚香は真っ直ぐに立ち向かう。
『何のことだ? おまえは俺の奴隷を見かけ、迷い込んできた愚者に過ぎん。拐ったなど勘違いしてもらっては困るな』
「何を勝手なことを! 本物の二人はどこにいるの!?」
だが妖術師は尚香の言い分をのらりくらりと躱すどころか、理解不能な反論を真っ向から行った。
あの二人が卑劣な男の奴隷、言いなりになるなどありえない。眠りの妖術同様に、幻影か何かで自分を惑わしたに違いないと尚香は叫びを上げた。
『クク、言ったろう。アレらは俺のモノだ。返して欲しいのなら、相応の対価を貴様から貰わねばな』
「対価ですって……」
『そうだ。勘違いするなよ孫尚香。これは俺とおまえとの〝交渉〟だ』
瞬間、尚香が閉じ込められていた部屋の扉が突如として開け放たれた。勇み足で脱出、などとは思えないタイミングでの出来事に尚香は眉を顰めた。
『機会をやろう。もしこの館から無事に出られたら、俺は貴様の前に姿を見せ、あの二人と共に貴様を解放してやろう。悪くない条件だろう?』
「…………ええ、そうね。今の私の立場を考えたら、怖いくらいにね」
尚香は捕虜だ。武器はおろか、衣服すら剥ぎ取られた彼女に抵抗の術はない。せいぜい先ほどのように吠えるくらいしかできない。
にも関わらず、妖術師は不必要な好条件を尚香に提示した。このまま尚香を閉じ込めておけば、彼のことを他者が知ることはできない。それどころか、尚香ですら彼の目的が何なのかを知ることなく生涯を終えてしまうかもしれないのだ。
その有利な条件を手放してまで、館から尚香の脱出を促す意図がわからないと尚香が訝しむのは当然だ。
『そう警戒するな。俺は楽しみたいだけだ……そうだな。おまえが二度、もし館から出る前に失神したら〝終わり〟だ。そうなる前に、せいぜい館から出てみせることだな』
あくまでも〝脱出しろ〟という意図以外を悟らせるつもりはないのか、妖術師はそう言うと術を解いて言葉を断ち切った。
残されたのは文字通りその身一つで館からの脱出を余儀なくされた尚香。躊躇うようにその場に留まっていた尚香だったが、意を決して立ち上がる。
「いいわ。弓腰姫の武芸、見せてあげようじゃない!」
たとえ丸腰であろうと、どんな罠が待ち受けていようと構わない。孫家の娘として、英傑の妻としての武勇を示して必ず二人を助け出し、卑劣な妖術師を打ち倒す。
――――脱出に向けて動き出した尚香は、妖術師が生み出した多くの罠に翻弄されることになることなど、知りもしなかったのだ。
「誰もいないわね……」
館の中は不気味なほど静まり返っており、人の子一人として見えない。兵士を相手に素手で無双を行うのは難しく、かなり隠れ潜む慣れない行軍になると予想していた尚香は、気配の薄さに拍子抜けしてしまった。
しかし、それが油断を誘うための策ではないとは言いきれない。改めて周囲を警戒しながら先へ進む。けれど一度得た〝人がいない〟という先入観は抜け切っていないのか、いつの間にか身体を隠すことを止めてしまっていた。
鍛えられた艶やかな裸体。大きすぎず小さすぎない乳房に、ほっそりとした腰のくびれは女体美と呼ばれる中でも特上だ。妖術師が目をつけるのも頷ける。
そんな美しい裸体を堂々を晒して館を彷徨う女を――――――罠は不意に襲った。
「……こっちも行き止まり。下へ降りればいいと思ってたけど、そういうわけにもいかないか」
館の上層に囚われていたことから、下層へと降りて出口を探す算段だったのだろうが、尚香の予想は大きく外れ下層には行き止まりの部屋しか存在していなかった。
妖術師が建てた館は見た通りの構造とは限らず、迷宮のような作りで尚香は苦戦を強いられる。だから彼女は戻ろうとした道が塞がれ、行き止まりになっていることにも気づけなかった。
「え、あれ? 別のところに来ちゃったかな…………っ!?」
罠はまさにその時に発動した。周囲の壁から霧が噴き出し、尚香の視界をピンク色に染め上げたのだ。
「目くらまし!? ううん、ちが……く……か、身体が……、っ……な、なに……♥」
正確には、瞼の内側にある意識に薄膜の如き淫猥な色が滲んだのだが、それを察する余裕は尚香にはなかった。何かがおかしいと気づきはしたが、正しい感覚を掴むことはできない。
霧を吸い込んだ傍から身体の裡から熱が吹き出すような違和感に、尚香は口を手で押さえて息を止めた。しかし霧は全身の穴という穴に入り込む。毛穴から、淫穴から、尻穴から霧に扮した媚薬は吸収されていく。
「はぁぁぁぁぁぁぁんっ♥♥」
腰をくねくねといやらしく揺らし、艶やかな声を上げてしまう。身体の熱が制御できない。息を止めようとしても、誰にも聞かせたことがない艶声がはしたなく溢れ出る。
空いた両手で今すぐ股を掻き毟って、淫欲に耽りたい。敵の手に堕ちるかどうかの瀬戸際で、ありえない欲望を尚香は抱いてしまった。
妖術による媚薬ガスを全身で吸い込んでしまった尚香は、まともな思考ができない発情状態になった。霧はいつの間にか館の全体を包み込み、逃げ場はどこにもない。
「っ……敵……幻影、兵!?」
その上、霧に乗じて幻影兵が現れたことで窮地へ一気に追い込まれる。
(幻影兵、程度なら……あっ♥ だめぇ♥ アソコ♥ 触りたい♥ そんなことしてる場合じゃ、ないのにぃ♥)
早く撃退しなければと拳を構えようとする尚香だったが、猛烈な劣情に駆られた両手は行き場を無くしたように右往左往と彷徨う。戦う意思と相反する淫欲によって、尚香の動きは中途半端極まりないものになってしまう。
その隙を感情のない幻影兵が逃すはずもなく、構えた火縄銃が火を噴いた。瞬間的な痛みを覚悟して目を瞑った尚香だったが、その火に痛みはなかった。
「お゛っ゛♥♥♥」
下腹部を撃ち抜いた〝光線〟。尚香の両脚は無様な内股を描き、可憐な美貌は鼻水を噴き出して白目を剥きかけたブサイクなまでのマジイキ顔に変わった。
「お゛っ、お゛っ、お゛、おぉぉぉぉぉ……っ?♥♥♥」
腹の底から下品な吐息が何度か零れ、瞳が焦点を失っていき、股座から大量の愛液が滴り落ちていく。
発情した裸体がより朱色を帯びるとてつもない熱の破裂を知覚したのは、その瞳が遂には完全な白目を剥く刹那の一時。
「――――――お゛ほお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ♥♥♥ ん゛お゛っ、う゛お゛お゛っ、お゛っお゛っ、ん゛ぐお゛ぉ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛〜〜〜〜〜〜ッ!!♥♥♥♥♥」
強制的な絶頂に尚香の意識は飛んだ。痛みというものがあったとすれば、快楽によるもの。行き過ぎた快感を痛みと錯覚して、彼女は背中から倒れてのたうち回る。
その下半身、子宮の上を火縄銃から放たれた光線は思うがままに踊る。表面にジリジリと淫猥な紋章が刻み込まれていく。
「ン゛ォ゛ッ、ホオ゛ッ、オ゛ッォ゛♥♥♥♥ お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛ーーーーッ!!♥♥♥♥ う゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛!!♥♥♥♥♥」
その間、尚香はただイキ続けた。仰け反り舌出し白目アクメをキメ、噴水の如き潮を吹く。絶頂が如何なるものかを永遠に忘れられぬほど、その刻印と共に脳髄へ刻みつけられていった。
「う゛ッお゛♥♥♥ お゛ぉぉぉぉぉぉぉ、お゛ッほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーッ!!♥♥♥♥♥」
アクメビーム。妖術師が独自に生み出した雌をイキ狂わせる特殊光線。概要どころか名前すら馴染みのないものに、無垢な雌でしかない尚香は対抗することができない。
やがて刻印は大きく卑猥な形を描いて下腹部に定着し、消えぬ烙印となって尚香を淫売もかくやというドスケベ淫乱な雌に染め上げる。
「イグッ!!♥ イクイクイグッ!!♥♥♥ イクッイクッイグーーーーッ!?♥♥♥♥ イグッ、イグッイグッイクイグッ!!♥♥♥♥ イグ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!♥♥♥♥♥」
知らないはずの言葉を流暢に扱える。淫紋の定着が確定的となった事実を尚香はその大口から叫び上げる。
光線は物理的な威力を極限まで低くする代わりに、照射中は常に性感を絶頂させ続ける。それが何を意味するかと言えば、頭が馬鹿になった雌では脱出できないという純然たる事実だ。
実際、尚香はただイッているだけだ。身体は五体満足に動かせる。たとえ全身発情して常にイッているとしても、身体が無事であるならば動くことができるはず。彼女がイキ狂ってよがるだけの雌でなければ、毅然と悪に立ち向かう誉れ高き英傑であるならば。
「イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーッッッ!!♥♥♥♥♥」
白目を剥いて絶頂を叫び上げ、股から小便混じりのイキ潮を巻き散らかすド変態の全裸痴女でなければ、できるはずだった。
数分後、尚香は呆気なく絶頂失神した。それは慈悲深い妖術師の手で与えられたチャンスの一つを恥も外聞もない絶頂で取りこぼした何よりの証拠であった。
◆
霧媚薬とアクメビームの連続トラップにより後がなくなった尚香。それでも、醜悪な者の前に膝を折るわけにはいかないと彼女は罠だらけの館へ果敢に立ち向かった。
途中、幾度となく気を失いかけるが、強靭な精神力で耐え抜いた――――――Mカップのデカチチとデカケツを手に入れ、淫紋が肥大化してヘソ下まで煌々と輝き、尻肉に『奴隷』の焼印を施される凄まじい罠の片鱗を感じさせる姿になろうと、尚香は出口に向かって進み続けた。
「はぁ、はぁ……お、おまんこ擦りたいっ♥ まんこ、イキたい……っ♥ だめ、我慢、まんこ、我慢、我慢……まんこぉぉ……っ♥♥」
内股を擦り合わせ、両手をワキワキと蠢かせた仕草は無様さを見た目だけに留まらせないものではあったが、だとしても健気に進み続けたことに変わりはない。
もはや何のために脱出を目指していたのかも色ボケた頭では考えられないほどだろう。しかし、そんなデカチチデカケツ色ボケ女武将となった尚香であっても、瞼に差し込んできた光の正体くらいは判別ができた。
「あぁ……で、出口ね……♥ これでやっと、やっとぉ……♥♥」
出口だ。館の罠を踏み抜きながら上へ下へとさまよった彼女の眼前に、陽光が照りつけている。
果たして〝やっと〟が出れることへの喜びなのか、思う存分情欲を貪ることができる歓喜であるのか。どちらにせよ尚香は淫汁を滴らせるその両脚で、顔より大きくなったデカチチをユサユサと揺らしながら駆け出した。
あと僅かで脱出できる。卑劣な妖術師の魔の手から逃れられる。当初の目的である彼の打倒から大きく下回る結果ではあるが、脱出という勝利は目前だった。
一歩。たった一歩を踏み入れるだけで尚香の脱出は叶ったというのに。
「……………………」
尚香は、動かなかった。退き戦でほんの一息、兵を薙ぎ払うまでもない一呼吸の後に脱出せしめる。だというのに尚香はいつからか、一歩の足を浮かせることもなく動かない。
おかしなくらい緩んだだらしのない顔は、石のように固まった。胸や尻も、風が靡いて揺れるくらい柔らかかったというのに、今は石のように硬い。
身体は石の如く硬くて、石のように肌の色は色がくすんで、尚香の全てが石を彷彿とさせる姿になったのは、その背に呪符が貼り付けられた一瞬の出来事だった。
だから尚香は己の意識が断絶したことも、いやらしい裸体がピタリと固まり〝石化〟したことも知らない。
石化が意識の断絶と判断され、彼女に課せられた敗北の条件が満たされ、妖術師の元へと転移させられたとしても彼女はそのまま終わるのだ。
「おしかったな、孫尚香。それはある女神から〝譲って〟もらった石化の力を込めた呪術だ。呪符を剥がさぬ限り、肉体は永久に止まり続ける。そしてその間、おまえの頭は弄り放題だ――――――まあ、既に聞こえてはいないだろうがな」
石化した女はどこまでも惨めだ。されるとわかって怯えた表情、今際の際まで毅然とした貌、尚香のように発情し蕩けた面。それら全てが石となり止まることで、等しくモノとなり無様を晒す。どんな表情であろうと平等なる石化は、まさに素晴らしい力と言えよう。妖術師からすれば、の話ではあるが。
動かぬ者の意識を改竄するほど造作もないことはない。妖術師は無防備な尚香の意識を丁寧に書き換え、結び直し、自らの願望に最も忠実な雌へと変える。
「気分はどうだ、孫尚香」
孫家の娘でも劉備の妻でもなく、妖術師の奴隷妻として目覚めた尚香が取った行動は。
「嬉しいわ♥ 今まで、どうしてあなたの妻でなかったのかが不思議なくらい……いえ、私は初めからあなたの妻だった♥ このだらしのない胸とお尻♥ おまんことケツの穴♥ 全部全部あなたに捧げる♥ あなただけの奴隷妻♥」
――――――美しいまでの全裸土下座だった。
「どうか末永く私を使って、ハメ潰してください♥ 絶対の忠誠とご奉仕を約束するわ、ご主人様♥」
Comments
こちらこそリクエストありがとうございました!やはり石化はどんな格好だろうと等しく無様になるのが魅力ですね。 その二人はどちらも書けそうにないです、申し訳ない。
いかじゅん
2024-03-31 10:40:28 +0000 UTCリクエスト対応していただきありがとうございます。途中から目的を忘れて色欲に溺れた挙句、無様な石像になったのがすごく良かったです。 ついでに質問なのですが、ねねか立花誾千代でリクエストすることは可能ですか?
糸コン
2024-03-28 11:48:37 +0000 UTC